JP2002031150A - 歯車装置ユニット - Google Patents

歯車装置ユニット

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JP2002031150A
JP2002031150A JP2000212120A JP2000212120A JP2002031150A JP 2002031150 A JP2002031150 A JP 2002031150A JP 2000212120 A JP2000212120 A JP 2000212120A JP 2000212120 A JP2000212120 A JP 2000212120A JP 2002031150 A JP2002031150 A JP 2002031150A
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housing
screw portion
outer ring
peripheral surface
gear
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JP2000212120A
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Yoshihide Kiyozawa
芳秀 清沢
Yoshio Yamazaki
吉雄 山崎
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Original Assignee
Harmonic Drive Systems Inc
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/021Shaft support structures, e.g. partition walls, bearing eyes, casing walls or covers with bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H49/00Other gearings
    • F16H49/001Wave gearings, e.g. harmonic drive transmissions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/22Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
    • F16C19/34Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
    • F16C19/36Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers
    • F16C19/361Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers with cylindrical rollers
    • F16C19/362Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers with cylindrical rollers the rollers being crossed within the single row
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 円筒状ハウジングに対して、波動歯車減速機
の減速回転出力要素を回転自在の状態で支持させている
軸受けの外輪を、変形を伴うことなく、簡単に取付け可
能にすること。 【解決手段】 波動歯車装置ユニット1は、円筒状ハウ
ジング2の内部に波動歯車減速機3が配置され、その出
力要素であるコップ形状の可撓性外歯歯車6がクロスロ
ーラベアリング4を介してハウジング2に支持されてい
る。クロスローラベアリング4の外輪11は、ハウジン
グ2に対してねじ込み固定されている。多数本の締結ボ
ルトを用いて外輪を締結する場合における外輪の変形、
円周方向における軸力分布の不均衡を抑制できる。ま
た、組立工数を低減でき、穴開け、タップ加工等の加工
工数を低減できるので、製造価格を低減できる。さら
に、締結ボルトが不要になるので、ユニットを小型でコ
ンパクトに構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円筒状のハウジン
グ内に波動歯車減速機等の歯車減速機が組み込まれた構
成の歯車装置ユニットに関するものであり、さらに詳し
くは、波動歯車減速機の可撓性外歯歯車等の歯車減速機
の減速回転出力部材を回転自在にハウジングに支持して
いる軸受けにおける外輪の固定構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3にはこの種の波動歯車装置ユニット
を示してある。この図に示すように、波動歯車装置ユニ
ット100は、円筒状のハウジング101と、この中に
組み込まれている波動歯車減速機102と、波動歯車減
速機102の減速回転出力要素を回転自在の状態でハウ
ジング101の側に支持しているクロスローラベアリン
グ103とを有している。波動歯車減速機102は、ハ
ウジング内周面に固定された環状の剛性内歯歯車104
と、この内側に配置されたコップ形状の可撓性外歯歯車
105と、この内側に嵌め込まれた楕円形輪郭の波動発
生器106とを備えている。
【0003】クロスローラベアリング103は、ハウジ
ング端面107に固定した外輪108と、コップ形状の
可撓性外歯歯車105のボス109に固定した内輪11
0と、ローラ111を備えている。内輪110は出力フ
ランジとして機能し、この外側端面に、負荷側の部材が
連結固定される。一方、外輪108は、当該外輪を貫通
してハウジング端面107に形成したねじ孔にねじ込み
固定された複数本の締結ボルト114によって、ハウジ
ング端面107に締結されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、締結ボルト1
14によって外輪108をハウジング端面107に固定
する構造では、締結ボルトによる外輪の変形をなるべく
避け、かつ円周方向における軸力分布を均一にする必要
がある。このようにしないと、クロスローラベアリング
の寿命が短くなる、回転精度が低下する等の弊害が発生
するからである。このような弊害を回避するために、現
状では、小さいサイズの締結ボルトを多数本使用して、
外輪の変形、円周方向における軸力分布の均一化を図っ
ている。
【0005】しかしながら、多数本の締結ボルトを使用
しているので、外輪、ハウジング端面に対する穴あけ、
タップ加工の加工工数が増加し、また、組み立て工数も
増加し、製造価格も高騰する。これに加えて、ボルト締
結のためのスペースが必要なので、その分、外輪および
ハウジング端面の直径を大きくする必要があり、ユニッ
トが大型化するという弊害がある。
【0006】本発明の課題は、変形および円周方向にお
ける軸力分布の不均一を伴うことなく外輪をハウジング
に固定可能な歯車装置ユニットを提案することにある。
【0007】また、本発明の課題は、上記の課題に加え
て、組み立て、加工工数が少なく、廉価に製造可能な歯
車装置ユニットを提案することにある。
【0008】さらに、本発明の課題は、上記の課題に加
えて、コンパクトに構成可能な歯車装置ユニットを提案
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、円筒状のハウジングと、このハウジン
グ内に装着された歯車減速機と、この歯車減速機の減速
回転出力部材を回転自在の状態で前記ハウジングに支持
している軸受けとを有する歯車装置ユニットにおいて:
前記軸受けは、前記ハウジングに取り付けた外輪と、前
記ボスに取り付けた内輪と、これら外輪および内輪の間
に装着された複数個の転動体とを備えており;前記外輪
はその外周面に雄ねじ部を備え、前記ハウジングはその
内周面に前記雄ねじ部に噛み合い可能な雌ねじ部を備え
ており、当該外輪が前記ハウジングにねじ込み固定され
ていることを特徴としている。
【0010】本発明の歯車装置ユニットでは、その軸受
け外輪がハウジングに対してねじ込み固定されている。
従って、多数本の締結ボルトを使用する場合のような外
輪の変形、円周方向における軸力分布の不均衡が発生し
にくい。また、締結ボルトが不要なので、組み立て工
数、穴加工等の加工工数を減らすことができ、製造価格
を低減できる。さらに、締結ボルトを取付け必要がない
ので、その分、外輪およびハウジング端面の直径を小さ
くできる。よって、ユニットを小型でコンパクトに構成
することが可能になる。なお、外輪には大きな回転力が
加わらないので、大きな締結力でハウジングに締結しな
くとも弊害は発生しない。
【0011】ここで、前記ハウジングに円環状段面を形
成し、前記外輪を当該ハウジングにねじ込み固定した状
態において、前記外輪の円環状端面を前記ハウジングの
円環状段面に当接させることが望ましい。このような面
接触によって、ハウジングに対する外輪の組立精度を高
めることができる。
【0012】また、装置軸線の方向に見た場合に、前記
雄ねじ部および前記雌ねじ部からなるねじ締結部と、前
記円環状端面および前記円環状段面の間の接触位置との
間に、前記転動体の中心が位置するように、これらの各
部分を配置することが望ましい。この構成を採用すれ
ば、外輪の変形を抑制できる。従って、外輪を薄くした
場合に特に望ましい。
【0013】さらに、前記雄ねじ部および前記雌ねじ部
からなるねじ締結部が緩まないように、緩み止め機構を
取り付けることが望ましい。例えば、前記雄ねじ部およ
び前記雌ねじ部を接着剤で接着固定することができる。
あるいは、これらの間にばね要素を介在させるようにし
てもよい。または、前記雄ねじ部および前記雌ねじ部を
塑性変形させるようにしてもよい。
【0014】次に、外輪をねじ込み固定する作業を行い
易くするためには、前記外輪の外周面あるいは端面に、
当該外輪をねじ込む際に利用する係合突起あるいは凹部
を形成しておくことが望ましい。
【0015】一方、前記内輪と前記可撓性外歯歯車もね
じ込み固定してもよい。この場合には、前記内輪の内周
面に雌ねじ部を形成し、前記減速回転出力部材に形成し
た外周面に雄ねじ部を形成し、当該外周面の部分を前記
内輪にねじ込み固定すればよい。
【0016】なお、前記軸受けとしては、クロスローラ
ベアリングあるいは4点接触ベアリングを用いることが
できる。
【0017】本発明は、歯車減速機として波動歯車減速
機を備えた構成の波動歯車装置ユニットに適用すること
ができる。この場合には、減速回転出力部材である可撓
性外歯歯車のボスに内輪を取り付けるように構成すれば
よい。
【0018】また、当該ボスの外周面に雄ねじを形成
し、内輪の内周面に形成した雌ねじ部にボスをねじ込み
固定する構成を採用すればよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用した波動歯車装置ユニットの実施例を説明する。
図1(a)、(b)は、本例の波動歯車装置ユニットを
示す断面図および端面図であり、図2はそのクロスロー
ラベアリングの部分を拡大して示す拡大部分断面図であ
る。
【0020】本例の波動歯車装置ユニット1は、円筒状
のハウジング2と、このハウジング2の内部に装着され
た波動歯車減速機3と、この波動歯車減速機3の減速回
転出力要素をハウジング2に対して回転自在の状態で支
持しているクロスローラベアリング4とを有している。
【0021】波動歯車減速機3は、環状の剛性内歯歯車
5と、減速回転出力要素であるコップ形状の可撓性外歯
歯車6と、楕円形輪郭の波動発生器7とを備えている。
剛性内歯歯車5はハウジング2の内周面に形成した円環
状段部8に嵌め込み固定されている。コップ形状の可撓
性外歯歯車6は、円筒状の胴部61と、その一端縁から
半径方向の内側に延びている円環状のダイヤフラム板6
2と、このダイヤフラム板62の内周縁に連続して一体
形成されている円環状のボス63を備えている。波動発
生器7は、モータ等の高速回転入力軸(図示せず)が差
し込み固定される中空入力軸71と、この外周に嵌めた
楕円形輪郭の剛性カム板72と、この剛性カム板72の
外周面に嵌めたウエーブベアリング73を備えている。
【0022】一方、クロスローラベアリング4は、ハウ
ジング内周面に取り付けた外輪11と、可撓性外歯歯車
6のボス63の外周面に取り付けた内輪12と、これら
により形成される円環状の軌道内に、円周方向に向けて
回転軸が交互に直交する状態に装着されている複数個の
ローラ13とを備えている。本例においては、内輪12
が負荷側の部材(図示せず)に連結固定される出力フラ
ンジとして機能し、その外側端面には、円周方向に向け
て一定角度間隔で取付け用のねじ穴14が形成されてい
る。
【0023】次に、図2を主に参照して、クロスローラ
ベアリング4を中心とする部分の構造を詳細に説明す
る。まず、外輪11は、内周面にV型の外輪軌道面15
が形成されている円環状の本体部分16と、この円環状
の外側端面から外周側部分のみが装置軸線1aの方向に
突出した薄肉の円環状突起部分17とを備えている。こ
の円環状突起部分17と内輪12の外周面18の間には
円環状のオイルシール19が装着されている。
【0024】ここで、外輪本体部分16の外周面から円
環状突起部分17の外周面にかけて、雄ねじ部20が形
成されている。ハウジング2の一端開口縁部分には隣接
している内周面よりも大径の内周面21が形成されてお
り、この内周面21における開口縁側の部分には、雄ね
じ部18に螺合可能な雌ねじ部22が形成されている。
外輪11はこのハウジング2の開口縁部分にねじ込み固
定されており、ねじ込み固定された状態では、外輪11
の内側の円環状端面23が、ハウジング側の円環状段面
24に当接している。このように、端面同士が接触する
ので、ハウジング2に対する外輪11の組立て精度を高
めることができる。
【0025】また、外輪11の円環状突起部分17の外
側端面25からその外周面26に掛けて、円周方向に向
けて一定の角度間隔で複数個の係合凹部27が形成され
ている。この係合凹部27は、外輪11をハウジング2
にねじ込み固定する場合に、締結用の治具を引っかけ
て、十分な締結回転力で外輪11をねじ締結できるよう
いするためのものである。係合凹部27の代わりに、係
合突起を形成することもできる。
【0026】さらに、本例では、装置軸線1aの方向に
沿ってみた場合に、ローラ13の中心位置Cが、雄ねじ
部20と雌ねじ部22からなるねじ締結部Aよりも、円
環状端面23および円環状段面24による面接触位置B
の側に位置している。このような配置関係を採用する
と、外輪11の変形を抑制できる。特に、外輪11が薄
い場合には有効できる。
【0027】次に、内輪14と可撓性外歯歯車6の間も
ねじ締結状態で連結固定されている。すなわち、円環状
の内輪14の内側端面側においては、その中心貫通穴3
1が大径とされており、当該大径穴の内周面に雌ねじ部
32が形成され、ここにねじ込み固定可能な雄ねじ部3
3がボス63の外周面に形成されている。この場合にお
いても、貫通穴内部に形成されている円環状段面64
と、ボス63の側に形成した円環状端面65とが面接触
状態になり、これらの組み付け精度を高めている。
【0028】ここで、本例では、外輪11とハウジング
2の間のねじ締結部、および内輪12と可撓性外歯歯車
のボス63の間のねじ締結部における緩み防止のため
に、これらの部分は接着剤によって接着固定されてい
る。緩み防止機構あるいは緩み止め機構としては、これ
らのねじ締結部を塑性変形させるようにしてもよい。あ
るいは、これらのねじ締結部にばめ部材を介在させるよ
うにしてもよい。
【0029】なお、クロスローラベアリングの代わり
に、ボールベアリング、例えば4点接触ベアリングを用
いることもできる。勿論、それ以外の軸受けを使用する
ことも可能である。
【0030】(その他の実施の形態)なお、上記の例は
本発明を波動歯車装置ユニットに適用したものである
が、本発明は、波動歯車減速機以外の歯車減速機を備え
た歯車装置ユニットに対しても同様に適用できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、円筒状
のハウジング内に歯車減速機が内蔵された構成の歯車装
置ユニットにおいて、歯車減速機の減速回転出力部材を
回転自在の状態でハウジングに支持させている軸受けの
外輪をハウジングに対してねじ込み固定している。
【0032】従って、従来のように多数本の締結ボルト
を用いて外輪をハウジングに締結する場合に比べて、外
輪の変形を抑制でき、また、その円周方向における軸力
分布の不均一化を抑制できる。また、締結ボルトが不要
となるので、組立て工数を低減でき、また、穴加工、タ
ップ加工等の加工工数も低減できるので、製造コストを
低減することができる。さらには、締結ボルトを取り付
けるためのスペースが不要となるので、その分、外輪の
よびハウジング端面の直径を小さくできるので、ユニッ
ト全体を小型でコンパクトにできる。
【0033】また、本発明において、ハウジングに円環
状段面を形成し、外輪を当該ハウジングにねじ込み固定
した状態において、外輪の円環状端面をハウジングの円
環状段面に当接させるようにした場合には、このような
面接触によって、ハウジングに対する外輪の組立精度を
高めることができる。
【0034】さらに、装置軸線の方向に沿って見た場合
に、外輪とハウジングのねじ締結部と、これらの円環状
端面および円環状段面による面接触位置との間に、転動
体の中心が位置するようにした場合には、外輪の変形を
抑制できる。特に、外輪を薄くした場合には効果的であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した波動歯車装置ユニットを示す
断面図および端面図である。
【図2】図1におけるクロスローラベアリングの部分を
示す部分拡大断面図である。
【図3】従来の波動歯車装置ユニットを示す断面図およ
び端面図である。
【符号の説明】
1 波動歯車装置ユニット 1a 装置軸線 2 ハウジング 3 波動歯車減速機 4 クロスローラベアリング 5 剛性内歯歯車 6 コップ形状の可撓性外歯歯車 7 波動発生器 63 ボス 11 外輪 12 内輪 13 ローラ 14 取付け穴 20 雄ねじ部 22 雌ねじ部 23 円環状端面 24 円環状段面 27 係合凹部 32 雌ねじ部 33 雄ねじ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 吉雄 長野県南安曇郡穂高町大字牧1856−1 株 式会社ハーモニック・ドライブ・システム ズ穂高工場内 Fターム(参考) 3J017 AA01 AA02 CA01 DB01 DB08 DB09 3J027 FA18 GB03 GC07 GD03 GD08 GD12 GE25 3J101 AA04 AA26 AA42 AA54 AA62 BA53 BA54 BA56 FA44 FA46 FA60 GA60

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のハウジングと、このハウジング
    内に装着された歯車減速機と、この歯車減速機の減速回
    転出力部材を回転自在の状態で前記ハウジングに支持し
    ている軸受けとを有する歯車装置ユニットにおいて、 前記軸受けは、前記ハウジングに取り付けた外輪と、前
    記減速回転出力部材に取り付けた内輪と、これら外輪お
    よび内輪の間に装着された複数個の転動体とを備えてお
    り、 前記外輪はその外周面に雄ねじ部を備え、前記ハウジン
    グはその内周面に前記雄ねじ部に噛み合い可能な雌ねじ
    部を備えており、当該外輪が前記ハウジングにねじ込み
    固定されていることを特徴とする歯車装置ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ハウジングは円環状段面を備えており、前記外輪を
    当該ハウジングにねじ込み固定した状態において、前記
    外輪の円環状端面が前記ハウジングの円環状段面に当接
    することを特徴とする歯車装置ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 装置軸線の方向に見た場合に、前記雄ねじ部および前記
    雌ねじ部からなるねじ締結部と、前記円環状端面および
    前記円環状段面の間の接触位置との間に、前記転動体の
    中心が位置していることを特徴とする歯車装置ユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記雄ねじ部および前記雌ねじ部からなるねじ締結部の
    緩み止め機構を備えていることを特徴とする歯車装置ユ
    ニット。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記緩み止め機構は、前記雄ねじ部および前記雌ねじ部
    の間に配置した接着剤あるいはばね要素、または、前記
    雄ねじ部および前記雌ねじ部を塑性変形させることによ
    り形成したものであることを特徴とする歯車装置ユニッ
    ト。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 前記外輪は、その外周面あるいは端面に、当該外輪をね
    じ込む際に利用する係合突起あるいは凹部を備えている
    ことを特徴とする歯車装置ユニット。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 前記内輪はその内周面に形成された雌ねじ部を備え、前
    記減速回転出力部材は外周面を備え、当該外周面には雄
    ねじ部が形成されており、 前記減速回転出力部材の前記外周面が形成されている部
    分が前記内輪にねじ込み固定されていることを特徴とす
    る歯車装置ユニット。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし8のうちのいずれかの項
    において、 前記軸受けは、クロスローラベアリングあるいは4点接
    触ベアリングであることを特徴とする歯車装置ユニッ
    ト。
  9. 【請求項9】 円筒状のハウジングと、このハウジング
    内に装着された波動歯車減速機と、この波動歯車減速機
    のコップ状の可撓性外歯歯車を回転自在の状態で前記ハ
    ウジングに支持している軸受けとを有する波動歯車装置
    ユニットにおいて、 前記可撓性外歯歯車は、円筒状の胴部と、この胴部の一
    端に連続して半径方向の内側に延びる円環状のダイヤフ
    ラム板と、このダイヤフラム板の内周縁に連続して形成
    されているボスとを備えており、 前記軸受けは、前記ハウジングに取り付けた外輪と、前
    記ボスに取り付けた内輪と、これら外輪および内輪の間
    に装着された複数個の転動体とを備えており、 前記外輪はその外周面に雄ねじ部を備え、前記ハウジン
    グはその内周面に前記雄ねじ部に噛み合い可能な雌ねじ
    部を備えており、当該外輪が前記ハウジングにねじ込み
    固定されていることを特徴とする波動歯車装置ユニッ
    ト。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記ハウジングは円環状段面を備えており、前記外輪を
    当該ハウジングにねじ込み固定した状態において、前記
    外輪の円環状端面が前記ハウジングの円環状段面に当接
    することを特徴とする波動歯車装置ユニット。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 装置軸線の方向に見た場合に、前記雄ねじ部および前記
    雌ねじ部からなるねじ締結部と、前記円環状端面および
    前記円環状段面の間の接触位置との間に、前記転動体の
    中心が位置していることを特徴とする波動歯車装置ユニ
    ット。
  12. 【請求項12】 請求項9において、 前記雄ねじ部および前記雌ねじ部からなるねじ締結部の
    緩み止め機構を備えていることを特徴とする波動歯車装
    置ユニット。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前記緩み止め機構は、前記雄ねじ部および前記雌ねじ部
    の間に配置した接着剤あるいはばね要素、または、前記
    雄ねじ部および前記雌ねじ部を塑性変形させることによ
    り形成したものであることを特徴とする波動歯車装置ユ
    ニット。
  14. 【請求項14】 請求項9において、 前記外輪は、その外周面あるいは端面に、当該外輪をね
    じ込む際に利用する係合突起あるいは凹部を備えている
    ことを特徴とする波動歯車装置ユニット。
  15. 【請求項15】 請求項9において、 前記内輪はその内周面に形成された雌ねじ部を備え、前
    記可撓性外歯歯車はそのボス外周面に形成した雄ねじ部
    を備え、当該ボスが前記内輪にねじ込み固定されている
    ことを特徴とする波動歯車装置ユニット。
  16. 【請求項16】 請求項9ないし15のうちのいずれか
    の項において、 前記軸受けは、クロスローラベアリングあるいは4点接
    触ベアリングであることを特徴とする波動歯車装置ユニ
    ット。
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