JP4688261B2 - 波動歯車装置ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、円筒状のハウジング内に波動歯車減速機が組み込まれた構成の波動歯車装置ユニットに関するものであり、さらに詳しくは、波動歯車減速機の可撓性外歯歯車を回転自在にハウジングに支持している軸受けにおける内輪の固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3にはこの種の波動歯車装置ユニットを示してある。この図に示すように、波動歯車装置ユニット100は、円筒状のハウジング101と、この中に組み込まれている波動歯車減速機102と、波動歯車減速機102の減速回転出力要素を回転自在の状態でハウジング101の側に支持しているクロスローラベアリング103とを有している。波動歯車減速機102は、ハウジング内周面に固定された環状の剛性内歯歯車104と、この内側に配置されたコップ形状の可撓性外歯歯車105と、この内側に嵌め込まれた楕円形輪郭の波動発生器106とを備えている。
【0003】
クロスローラベアリング103は、ハウジング端面107に固定した外輪108と、コップ形状の可撓性外歯歯車105のボス109に固定した内輪110と、ローラ111を備えている。内輪110は出力フランジとして機能し、この外側端面には、負荷側の部材を連結固定するための締結ボルト用のねじ穴115が形成されている。
【0004】
外輪108は、当該外輪を貫通してハウジング端面107に形成したねじ孔にねじ込み固定された複数本の締結ボルト114によって、ハウジング端面107に締結されている。
【0005】
これに対して、内輪110の内側端面には円形の凹部が形成されており、この内周面に雌ねじ116が形成されている。可撓性外歯歯車105のボス109は円環形状をしており、その外周面には雄ねじ117が形成されており、ボス109に対して内輪110はねじ込み固定されている。従って、1回のねじ締め動作により、可撓性外歯歯車と内輪を締結することが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、ねじ締め動作においては、内輪を固定あるいは回転させなければならない。上記のように内輪の外側端面には負荷側の部材を連結するためのねじ穴が形成されているので、ねじ穴に締結ボルトを装着しておけば、当該締結ボルトを利用して、内輪の固定あるいは回転させることができる。
【0007】
しかしながら、この方法では、締結ボルトを締める動作が必要になるので、1回のねじ締め動作により、可撓性外歯歯車と内輪を締結することができなくなってしまう。これでは、双方の部材に雄ねじおよび雌ねじを形成しておき、これらを1回のねじ締め動作で締結するという当初の目的を達成できない。
【0008】
本発明の課題は、この点に鑑みて、1回のねじ締め動作により可撓性外歯歯車と内輪を締結可能な構造を備えた波動歯車装置ユニットを提案することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は、円筒状のハウジング(2)と、このハウジング(2)内に装着された波動歯車減速機(3)と、この波動歯車減速機(3)のコップ状の可撓性外歯歯車(6)を回転自在の状態で前記ハウジング(2)に支持している軸受け(4)とを有する波動歯車装置ユニット(1)において、
前記可撓性外歯歯車(6)は、円筒状の胴部(61)と、この胴部(61)の一端に連続して半径方向の内側に延びる円環状のダイヤフラム板(62)と、このダイヤフラム板(62)の内周縁に連続して形成されているボス(63)とを備えており、
前記軸受け(4)は、前記ハウジング(2)に取り付けた外輪(11)と、前記ボス(63)に取り付けた内輪(12)と、これら外輪(11)および内輪(12)の間に装着された複数個の転動体(13)とを備えており、
前記内輪(12)は、その外側端面(12a)から軸線(1a)方向に延びているピン穴(28)と、その内周面に形成された雌ねじ部(32)を備え、前記可撓性外歯歯車(6)はそのボス(63)の外周面に形成した雄ねじ部(33)を備え、当該ボス(63)が前記内輪(12)にねじ込み固定されており、
前記外輪(11)は、その外周面に形成された雄ねじ部(20)と、その外側端面からその外周面に掛けて円周方向に向けて一定の角度間隔で形成された複数個の係合凹部(27)あるいは係合突起とを備え、
前記ハウジング(2)の開口縁部分には、隣接している内周面よりも大径の内周面(21)が形成されており、この内周面(21)におけるハウジング開口縁側の部分には、前記雄ねじ部(20)に螺合可能な雌ねじ部(22)が形成されており、
前記外輪(11)は前記ハウジング(2)の前記開口縁部分にねじ込み固定されて、当該外輪(11)の内側の円環状端面(23)が、前記ハウジング(2)の側における前記内周面(21)に隣接する円環状段面(24)に当接しており、
前記軸線(1a)の方向に沿ってみた場合に、前記転動体(13)の中心位置(C)が、前記雄ねじ部(20)と前記雌ねじ部(22)からなるねじ締結部(A)よりも、前記円環状端面(23)および円環状段面(24)による面接触位置(B)の側に位置していることを特徴としている。
【0010】
この構成の波動歯車装置ユニットでは、内輪と可撓性外歯歯車のねじ締結時に、内輪に形成したピン穴を利用して、当該内輪を固定あるいは回転させることができる。すなわち、内輪を固定あるいは回転させるための治具にピンを取付け、これをピン穴に差し込むことにより、内輪を確実に固定でき、あるいはそれを確実に回転させることができる。よって、内輪と可撓性外歯歯車を、1回のねじ締め動作により行なうことができる。また、外輪はハウジングの開口縁部分にねじ込み固定されており、ねじ込み固定された状態では、外輪の内側の円環状端面が、ハウジング側の円環状段面に当接している。このように、端面同士が接触するので、ハウジングに対する外輪の組立て精度を高めることができる。さらに、装置軸線の方向に沿ってみた場合に、転動体の中心位置が、外輪とハウジングの間の雄ねじ部と雌ねじ部からなるねじ締結部よりも、外輪の円環状端面およびハウジングの円環状段面による面接触位置の側に位置している。このような配置関係を採用すると、外輪の変形を抑制できる。
【0011】
ここで、前記ボスはその中心に多角形断面の貫通穴を形成しておけば、この多角形断面の貫通穴を利用して、可撓性外歯歯車の固定あるいは回転も簡単にできる。よって、双方の部材のねじ締め作業が簡単になる。
【0012】
なお、前記軸受には、例えば、クロスローラベアリングおよび4点接触ベアリングが含まれる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明を適用した波動歯車装置ユニットの実施例を説明する。図1(a)、(b)は、本例の波動歯車装置ユニットを示す断面図および端面図であり、図2はそのクロスローラベアリングの部分を拡大して示す拡大部分断面図である。
【0014】
本例の波動歯車装置ユニット1は、円筒状のハウジング2と、このハウジング2の内部に装着された波動歯車減速機3と、この波動歯車減速機3の減速回転出力要素をハウジング2に対して回転自在の状態で支持しているクロスローラベアリング4とを有している。
【0015】
波動歯車減速機3は、環状の剛性内歯歯車5と、減速回転出力要素であるコップ形状の可撓性外歯歯車6と、楕円形輪郭の波動発生器7とを備えている。剛性内歯歯車5はハウジング2の内周面に形成した円環状段部8に嵌め込み固定されている。コップ形状の可撓性外歯歯車6は、円筒状の胴部61と、その一端縁から半径方向の内側に延びている円環状のダイヤフラム板62と、このダイヤフラム板62の内周縁に連続して一体形成されている円環状のボス63を備えている。波動発生器7は、モータ等の高速回転入力軸(図示せず)が差し込み固定される中空入力軸71と、この外周に嵌めた楕円形輪郭の剛性カム板72と、この剛性カム板72の外周面に嵌めたウエーブベアリング73を備えている。
【0016】
一方、クロスローラベアリング4は、ハウジング内周面に取り付けた外輪11と、可撓性外歯歯車6のボス63の外周面に取り付けた内輪12と、これらにより形成される円環状の軌道内に、円周方向に向けて回転軸が交互に直交する状態に装着されている複数個のローラ13とを備えている。
【0017】
本例においては、内輪12が負荷側の部材(図示せず)に連結固定される出力フランジとして機能し、その外側端面には、円周方向に向けて一定角度間隔で取付け用のねじ穴14が形成されている。これに加えて、内輪12の外側端面12aには、1対のピン穴28、28が形成されている。ピン穴28、28は後述するように、内輪12と可撓性外歯歯車6をねじ締め動作により締結する際に、内輪12を固定あるいは回転させるために利用する回り止め用の穴である。
【0018】
次に、図2を主に参照して、クロスローラベアリング4を中心とする部分の構造を詳細に説明する。まず、外輪11は、内周面にV型の外輪軌道面15が形成されている円環状の本体部分16と、この円環状の外側端面から外周側部分のみが装置軸線1aの方向に突出した薄肉の円環状突起部分17とを備えている。この円環状突起部分17と内輪12の外周面18の間には円環状のオイルシール19が装着されている。
【0019】
ここで、外輪本体部分16の外周面から円環状突起部分17の外周面にかけて、雄ねじ部20が形成されている。ハウジング2の一端開口縁部分には隣接している内周面よりも大径の内周面21が形成されており、この内周面21における開口縁側の部分には、雄ねじ部20に螺合可能な雌ねじ部22が形成されている。外輪11はこのハウジング2の開口縁部分にねじ込み固定されており、ねじ込み固定された状態では、外輪11の内側の円環状端面23が、ハウジング側の円環状段面24に当接している。このように、端面同士が接触するので、ハウジング2に対する外輪11の組立て精度を高めることができる。
【0020】
また、外輪11の円環状突起部分17の外側端面25からその外周面26に掛けて、円周方向に向けて一定の角度間隔で複数個の係合凹部27が形成されている。この係合凹部27は、外輪11をハウジング2にねじ込み固定する場合に、締結用の治具を引っかけて、十分な締結回転力で外輪11をねじ締結できるよういするためのものである。係合凹部27の代わりに、係合突起を形成することもできる。
【0021】
さらに、本例では、装置軸線1aの方向に沿ってみた場合に、ローラ13の中心位置Cが、雄ねじ部20と雌ねじ部22からなるねじ締結部Aよりも、円環状端面23および円環状段面24による面接触位置Bの側に位置している。このような配置関係を採用すると、外輪11の変形を抑制できる。特に、外輪11が薄い場合には有効である
【0022】
次に、内輪12と可撓性外歯歯車6の間もねじ締結状態で連結固定されている。すなわち、円環状の内輪12の内側端面側においては、その中心貫通穴31が大径とされており、当該大径穴の内周面に雌ねじ部32が形成され、ここにねじ込み固定可能な雄ねじ部33がボス63の外周面に形成されている。この場合においても、貫通穴内部に形成されている円環状段面64と、ボス63の側に形成した円環状端面65とが面接触状態になり、これらの組み付け精度を高めている。
【0023】
ここで、本例では、ボス63の中心には多角形断面の貫通穴が形成されている。例えば六角形断面の貫通穴63aが形成されている。また、外輪11とハウジング2の間のねじ締結部、および内輪12と可撓性外歯歯車のボス63の間のねじ締結部における緩み防止のために、これらの部分は接着剤によって接着固定されている。緩み防止機構あるいは緩み止め機構としては、これらのねじ締結部を塑性変形させるようにしてもよい。あるいは、これらのねじ締結部にばめ部材を介在させるようにしてもよい。
【0024】
なお、クロスローラベアリングの代わりに、ボールベアリング、例えば4点接触ベアリングを用いることもできる。勿論、それ以外の軸受けを使用することも可能である。
【0025】
このように構成した本例の波動歯車装置ユニット1では、可撓性外歯歯車6と内輪12を締結するに当っては、内輪側のピン穴28を利用して内輪12を固定あるいは回転させることができる。また、可撓性外歯歯車6のボス63に形成した六角形断面の貫通穴63aを利用して、可撓性外歯歯車6を固定あるいは回転させることができる。従って、これらのピン穴28、六角形断面の貫通穴63aにちょうど嵌まり込むピン等を、ねじ締結用治具に取り付けておけば、これらの部材12、6の締結を1回のねじ締め動作により行なうことができ、しかも、十分なねじ回転力により行なうことができる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、円筒状のハウジング内に波動歯車減速機が内蔵された構成の波動歯車装置ユニットにおいて、波動歯車減速機の減速回転出力要素であるコップ形状の可撓性外歯歯車を回転自在の状態でハウジングに支持している軸受けの内輪と可撓性外歯歯車のボスとをねじ込み固定して締結できるようにすると共に、締結時に内輪を固定あるいは回転させるために利用できるピン穴を内輪外側端面に形成してある。
【0027】
従って、本発明によれば、内輪に形成されているピン穴を利用するという極めて安価な方法により、内輪と可撓性外歯歯車を締結する際に、内輪を固定あるいは回転させることができる。よって、1回のねじ締め動作により双方の部材を簡単に締結できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した波動歯車装置ユニットを示す断面図および端面図である。
【図2】図1におけるクロスローラベアリングの部分を示す部分拡大断面図である。
【図3】従来の波動歯車装置ユニットを示す断面図および端面図である。
【符号の説明】
1 波動歯車装置ユニット
1a 装置軸線
2 ハウジング
3 波動歯車減速機
4 クロスローラベアリング
5 剛性内歯歯車
6 コップ形状の可撓性外歯歯車
7 波動発生器
63 ボス
63a 六角形断面の貫通穴
11 外輪
12 内輪
12a 内輪の外側端面
13 ローラ
14 取付け穴
20 雄ねじ部
22 雌ねじ部
23 円環状端面
24 円環状段面
27 係合凹部
28 ピン穴
32 雌ねじ部
33 雄ねじ部

Claims (3)

  1. 円筒状のハウジング(2)と、このハウジング(2)内に装着された波動歯車減速機(3)と、この波動歯車減速機(3)のコップ状の可撓性外歯歯車(6)を回転自在の状態で前記ハウジング(2)に支持している軸受け(4)とを有する波動歯車装置ユニット(1)において、
    前記可撓性外歯歯車(6)は、円筒状の胴部(61)と、この胴部(61)の一端に連続して半径方向の内側に延びる円環状のダイヤフラム板(62)と、このダイヤフラム板(62)の内周縁に連続して形成されているボス(63)とを備えており、
    前記軸受け(4)は、前記ハウジング(2)に取り付けた外輪(11)と、前記ボス(63)に取り付けた内輪(12)と、これら外輪(11)および内輪(12)の間に装着された複数個の転動体(13)とを備えており、
    前記内輪(12)は、その外側端面(12a)から軸線(1a)方向に延びているピン穴(28)と、その内周面に形成された雌ねじ部(32)を備え、前記可撓性外歯歯車(6)はそのボス(63)の外周面に形成した雄ねじ部(33)を備え、当該ボス(63)が前記内輪(12)にねじ込み固定されており、
    前記外輪(11)は、その外周面に形成された雄ねじ部(20)と、その外側端面からその外周面に掛けて円周方向に向けて一定の角度間隔で形成された複数個の係合凹部(27)あるいは係合突起とを備え、
    前記ハウジング(2)の開口縁部分には、隣接している内周面よりも大径の内周面(21)が形成されており、この内周面(21)におけるハウジング開口縁側の部分には、前記雄ねじ部(20)に螺合可能な雌ねじ部(22)が形成されており、
    前記外輪(11)は前記ハウジング(2)の前記開口縁部分にねじ込み固定されて、当該外輪(11)の内側の円環状端面(23)が、前記ハウジング(2)の側における前記内周面(21)に隣接する円環状段面(24)に当接しており、
    前記軸線(1a)の方向に沿ってみた場合に、前記転動体(13)の中心位置(C)が、前記雄ねじ部(20)と前記雌ねじ部(22)からなるねじ締結部(A)よりも、前記円環状端面(23)および円環状段面(24)による面接触位置(B)の側に位置していることを特徴とする波動歯車装置ユニット(1)
  2. 請求項1において、
    前記ボス(63)はその中心に多角形断面の貫通穴(63a)を備えていることを特徴とする波動歯車装置ユニット(1)
  3. 請求項1または2において、
    前記軸受け(4)は、クロスローラベアリングあるいは4点接触ベアリングであることを特徴とする波動歯車装置ユニット(1)
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