JPH0727429Y2 - モ−タ内蔵式陸上用まゆ形二軸ブロワ−冷却装置 - Google Patents

モ−タ内蔵式陸上用まゆ形二軸ブロワ−冷却装置

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JPH0727429Y2
JPH0727429Y2 JP1985116100U JP11610085U JPH0727429Y2 JP H0727429 Y2 JPH0727429 Y2 JP H0727429Y2 JP 1985116100 U JP1985116100 U JP 1985116100U JP 11610085 U JP11610085 U JP 11610085U JP H0727429 Y2 JPH0727429 Y2 JP H0727429Y2
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cooling water
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はドライエアーが得られるモータ内蔵式陸上用ま
ゆ形二軸ブロワーの冷却装置にかかり、CO2レザー光線
発振機冷却用真空ポンプとしても使用されるブロワーに
関するものである。
(従来の技術) 従来、モータ内蔵式陸上用まゆ形二軸ブロワーの冷却装
置に実開昭50−182690号公報に開示されたものがある
が、モータハウジングの外周のみに冷却水を通すように
すると共に、吸込口及び吐出口の何れにも冷却水路を貫
通して設けてはいない。このため2つの欠点があつた。
その1は前記ブロワーは第4図に示すようにモータハウ
ジングaの周り方向の一部を二重形にして環形の冷却水
路bを設けたものであるが、モータハウジングaには後
側端部cの内面中心にモータ主軸dの尾端を支持するベ
アリングeがあり、このブロワーは例えばCO2レザー光
線発振機冷却用真空ポンプとして使用することもできる
が、その使用態様においては圧縮熱量が大きく、前記ベ
アリングeが圧縮熱により過熱されて焼き付き、モータ
Mを回転不能にする等のトラブルを生じている。
その2は陸上用まゆ形二軸ブロワーの一使用例である前
記のCO2レザー光線発振機用真空ポンプに使用すると
き、本体部A′、の吐出口fに連結した吐出管gが、本
体部A′で圧縮されたCO2ガスをインタークーラーhに
より冷却し、多くのミラー(図示しない)を持つレザー
光線発振機iに送り、該機iを真空冷却してから、前記
本体部A′の吸込口jに連結した吸込管kに送り出して
循環させるもので、吸込口jと吐出口fとの差圧は約50
Torr〜100Torrであるから圧縮熱も大きく、本体部A′
のケーシングmに熱歪みが発生して2本のロータnが互
いに接触回転し、その回転により生ずる粉塵が前記のミ
ラーに付着して損耗するからしばしば分解して歪みを修
理する必要があるが、吸込口j及び吐出口f周りに冷却
水通路がなく、ケーシングの両側のハウジング部oに冷
却水路pを設ける構成であるから、前記した圧縮熱が増
大し、また、設けてあれば構造が複雑になつて分解に時
間を要する欠点がある。
(考案が解決しようとする課題・考案の目的) 本考案のモータ内蔵式陸上用まゆ形二軸ブロワーは前記
のように圧縮機、真空機のいずれに使用してもドライエ
アーが容易に得られる特異性があるが、前記のその1そ
の2に明確にした諸欠点があり、モータ主軸の高速回転
により前記ベアリングの発熱が大きくなり、圧縮熱によ
りケーシングの熱歪み及びケーシング内で回転するロー
タの接触回転を助長して、該接触回転により粉塵を発生
し、吐出口からドライエアーに最も有害な該粉塵を混合
噴出して有害に転ずる傾向があり、このために生ずるモ
ータ焼損等のトラブル発生を可及的に防ぎ、また、分解
必要時のブロワー構造による分解妨害を可及的に無くし
て再組立を簡易に出来ることを解決の課題とし考案の目
的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案のモータ内蔵式陸上用まゆ形二軸ブロワー冷却装
置は、前項に明らかにした課題を解決するものであつ
て、二軸ロータ(8)、(8)をケーシング(1)の内
部に備える本体部(A)、ハウジング部(2)、モータ
部(M)等からなり、モータハウジング部(4)の後側
端部(5)の内面にモータ主軸(7)の尾端を支持する
ベアリング(6)を設けたモータ内蔵式まゆ形二軸ブロ
ワーにおいて、モータハウジング(4)を覆うカツプ形
カバー(15)を設け、該カバー(15)と前記モータハウ
ジング(4)の後側端部(5)の間の全面に冷却水通路
(16)を形成することを欠点その1の解決手段とし、本
体部(A)の吐出口(12)の周りに両端に通水パイプを
連結できるよう貫かせた冷却水通路を設け、同吸込口
(11)には冷却水通路を全く設けないことを欠点その2
の解決手段とし、CO2レザー光線発振機用真空ポンプに
も使用できるまゆ形二軸ブロワーを提供するものであ
る。
(実施例) 第1図はCO2レザー光線発振機用真空ポンプその他の真
空用にも用途を持つ陸上用まゆ形二軸ブロワーaを示
し、二軸ロータ(8)、(8)をケーシング(1)の内
部に備える本体部(A)、ハウジング部(2)、モータ
部(M)等からなり、ケーシング(1)の第1図左右両
側のロータ軸ハウジング(2)、(2)、左方のハウジ
ング(2)の外側に取付けたギヤケース(3)、右方の
ハウジング(2)に装着したモータハウジング(4)を
設け、モータハウジング(4)の後側端部(5)の中心
部を少し突出して内面にベアリング(6)を取付け、モ
ータハウジング(4)に内蔵したモータ(M)のモータ
主軸(7)の尾端を前記ベアリング(6)の内輪に嵌め
て支持し、前記のケーシング(1)に装入したロータ
(8)、(8)の両側から突出するロータ軸(9)、
(9)を第1図左方のハウジング(2)に通してロ−タ
軸ベアリング(10)、(10)により、軸支した上、各ロ
ータ軸(9)、(9)をギヤケース(3)内に通してタ
イミングギヤ(図示せず)を夫々に固定する。第1図右
方のハウジング(2)のロータ軸ベアリング(10)、
(10)により支持したロータ軸(9)、(9)の内、一
方のロータ軸(9)をモータ主軸(7)に連結するか、
或は該主軸(7)に一体形に形成する。(11)はケーシ
ング(1)に設けた吸込口、(13)は同ハウジング
(1)の厚肉部(1a)に形成した吐出口(12)に取付け
た吐出管である。
本考案は、前記のモータケーシング(4)の外周部及び
後側端部(5)を覆ってカップ形のカバー(15)を嵌
め、該カバー(15)の内面の後側端部(5)を覆う部分
の間に垂直平面形の冷却水通路(16)を設け、モータ
(M)の外周のモータケーシング(4)の外周まで冷却
水通路(16)を延長し、当該延長部分の外周のカバー
(15)に冷却水送入口(17)、同送出口(18)を設け
る。
左右両側のロータ軸ハウジング(2)、(2)及びギヤ
ケース(3)には、第1図に示した冷却水路(21)、
(21)、(22)を設け、ケーシング(1)の厚肉部(1
a)には第3図に示すように吐出口(12)の上と下とに
冷却水路(23)、(23a)を貫通させて設け、前記した
冷却水路(16)の送出口(18)をパイプxにより右方の
ロータ軸ハウジング(2)の冷却水路(21)の入口に連
結し、同冷却水路(21)の出口をパイプxによりギヤケ
ース(3)の冷却水通路(22)の入口に連通し、該冷却
水通路(22)の出口をパイプxにより冷却水タンクに連
通する。
前記したパイプxは各冷却水通路(16)・(21)・(2
3)、(23a)・(21)・(21)・(22)の間の通水路補
助配管である。(第2、3図) 本実施例は、冷却水路(16)を通過する冷却水によっ
て、モータ主軸(7)の尾端を軸支するベアリング
(6)を取付けた後側端部(5)の外面を冷却し、この
冷却によって従来該ベアリング(6)の冷却を主目的と
する冷却装置がなかつたのを直接冷却可能とし、モータ
(M)の外周冷却をついでに可能にする。また、吐出口
(12)の周りに両端に通水パイプを連結できるよう貫か
せて設け冷却水通路(23)、(23a)は連結したパイプ
を外すだけで分解ができるから、必要時の本体部(A)
の分解を容易にできる。なおまた、吸込口(11)には冷
却水路が設けてないから分解を妨げることは全くない。
(考案の作用及び効果) 本考案は前記実施例の説明によっても明らかなように、
CO2レザー光線発振機用真空ポンプその他の真空用にも
用途を持つ陸上用まゆ形二軸ブロワーにおいて、モータ
ハウジング(4)を覆うカツプ形カバー(15)を設け、
該カバー(15)と前記モータハウジング(4)の後側端
部(5)の間の全面に冷却水通路(16)を形成して、モ
ータハウジング(4)の後側端部内面に設けてモータ主
軸(7)の尾端を支持するベアリング(6)を冷却する
構成としたから、この構成により前記その1の欠点を除
くことができるもので、ことに本考案独自のモータハウ
ジング(4)を覆うカツプ形カバー(15)は冷却水路
(16)の形成を可能とし、機能的には殆ど気付かないベ
アリング(6)を極く有効に冷却し、既述したトラブル
の発生を完全に防止出来る。また、吐出口(12)の周り
に両端に通水パイプを連結できるよう貫かせて設け冷却
水通路(23)、(23a)は連結したパイプを外すだけで
本体部(A)を分解ができるから、必要時の本体部
(A)の分解を容易にできる。なおまた、吸込口(11)
には冷却水路が設けてないから分解を妨げることは全く
ない等の効果を持つ。
また、吐出口(12)の周り貫かせて設けた冷却水通路
(23)、(23a)は吐出口(12)側の熱歪みと吸込口(1
1)の熱歪みバランスを良好とし、二軸ロータ(8)、
(8)相互及びケーシング(1)間の接触トラブルを少
くする。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図はまゆ形二軸
ブロワーの一部切欠側面図、第2図は冷却水通路の連通
を示した平面図、第3図はケーシングの一部を示す斜視
図である。第4図は従来例の配置図である。 a→モータ内蔵式陸上用まゆ形二軸ブロワー (A)→本体部、(1)→ケーシング、(1)→突出部 (2)→ロータ軸、(3)→ギヤケース (4)→モータハウジング、(5)→後側端板 (6)→ベアリング、(M)→モータ (7)→モータ主軸、(8)→ロータ (9)→ロータ軸、(10)→ロータ軸ベアリング (11)→吸込口、(12)→吐出口、(13)→吐出管 (15)→カバー、(16)→冷却水通路 (17)→冷却水送入口、(18)→同送出口 (21)、(22)→冷却水路、(23)(23a)→冷却水路 x→通水路補助配管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二軸ロータ(8)、(8)をケーシング
    (1)の内部に備える本体部(A)、ハウジング部
    (2)、モータ部(M)等からなり、モータハウジング
    (4)の後側端部(5)の内面にモータ主軸(7)の尾
    端を支持するベアリング(6)を設けたモータ内蔵式ま
    ゆ形二軸ブロワーにおいて、モータハウジング(4)を
    覆うカツプ形カバー(15)を設け、該カバー(15)と前
    記モータハウジング(4)の後側端部(5)の間の全面
    に冷却水通路(16)を形成し、本体部(A)の吐出口
    (12)の周りに両端に通水パイプを連結できるよう貫か
    せた冷却水通路を設け、同吸込口(11)には冷却水通路
    を全く設けないことを特徴とするモータ内蔵式陸上用ま
    ゆ形二軸ブロワー冷却装置。
JP1985116100U 1985-07-29 1985-07-29 モ−タ内蔵式陸上用まゆ形二軸ブロワ−冷却装置 Expired - Lifetime JPH0727429Y2 (ja)

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JPS6224093U JPS6224093U (ja) 1987-02-13
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JPS59182690U (ja) * 1983-05-25 1984-12-05 株式会社 アンレツト ル−ツブロワ−の冷却装置

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