JPH09233767A - 回転電機の冷却装置 - Google Patents
回転電機の冷却装置Info
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- JPH09233767A JPH09233767A JP3916096A JP3916096A JPH09233767A JP H09233767 A JPH09233767 A JP H09233767A JP 3916096 A JP3916096 A JP 3916096A JP 3916096 A JP3916096 A JP 3916096A JP H09233767 A JPH09233767 A JP H09233767A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling air
- rotor
- suction guide
- air passage
- cooling
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Abstract
(57)【要約】
【課題】回転子を内部から冷却する。
【解決手段】フレーム１に嵌合する固定子２の内側に空
隙を介して回転子３を配置する。フレーム１に取付けた
ブラケット４の軸受５により回転子３を固着する軸６を
支承する。フレーム１と固定子２の間に循環通風路１ａ
を設け、回転子３に軸方向の冷却通風路１０を設ける。
冷却通風路１０の軸方向の一方側に吸出ガイド１１を設
ける。吸出ガイド１１は、一対の羽根１１ａと内筒１１
ｂと端板１１ｃとから接続して形成する。冷却通風路１
０の隣合う一対の羽根１１ａの片方同士は兼用される。
内筒１１ｂを冷却通風路１０の径方向内側にして吸出ガ
イド１１で冷却通風路１０の出口を囲む。吸出ガイド１
１は、回転子３の冷却通風路１０の他方側から一方側
へ、機内の空気９を吸い出す。
隙を介して回転子３を配置する。フレーム１に取付けた
ブラケット４の軸受５により回転子３を固着する軸６を
支承する。フレーム１と固定子２の間に循環通風路１ａ
を設け、回転子３に軸方向の冷却通風路１０を設ける。
冷却通風路１０の軸方向の一方側に吸出ガイド１１を設
ける。吸出ガイド１１は、一対の羽根１１ａと内筒１１
ｂと端板１１ｃとから接続して形成する。冷却通風路１
０の隣合う一対の羽根１１ａの片方同士は兼用される。
内筒１１ｂを冷却通風路１０の径方向内側にして吸出ガ
イド１１で冷却通風路１０の出口を囲む。吸出ガイド１
１は、回転子３の冷却通風路１０の他方側から一方側
へ、機内の空気９を吸い出す。
Description
【発明の属する技術分野】この発明は、回転電機の冷却
装置に関する。
装置に関する。
【従来の技術】従来、回転子の短絡還に羽根を設けて回
転子を冷却するものが知られている。また、羽根の軸方
向にエアガイドを近接させてブラケット側からの冷却空
気を固定子の巻線に導くものが知られている。
転子を冷却するものが知られている。また、羽根の軸方
向にエアガイドを近接させてブラケット側からの冷却空
気を固定子の巻線に導くものが知られている。
【発明が解決しようとする課題】前記のいずれの従来例
も、回転子は外表面から冷却されるだけなので、回転子
の冷却が不充分であり、軸受のグリスの寿命に影響す
る。この発明の課題は、回転子を内部から冷却できる回
転電機の冷却装置を提供することにある。
も、回転子は外表面から冷却されるだけなので、回転子
の冷却が不充分であり、軸受のグリスの寿命に影響す
る。この発明の課題は、回転子を内部から冷却できる回
転電機の冷却装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】発明１の回転電機の冷却
装置は、フレームに嵌合する固定子の内側に空隙を介し
て回転子を配置し、フレームに取付けたブラケットの軸
受により回転子を固着する軸を支承する回転電機の冷却
装置において、フレームと固定子の間に軸方向の循環通
風路を設け、回転子に設けた軸方向の冷却通風路の軸方
向の一方側に吸出ガイドを設け、吸出ガイドを、一対の
羽根と内筒と端板とから接続して形成し、内筒を冷却通
風路の径方向内側にして吸出ガイドで冷却通風路の出口
を囲むものである。発明１の回転電機の冷却装置によれ
ば、吸出ガイドは、その回転によって、回転子の冷却通
風路の他方側から一方側へ、機内の空気を吸い出す。空
気は循環通風路を介して機内を循環する。このため、回
転子は内部から冷却される。端板を軸まで延長すれば、
内筒は軸に代えられる。羽根の中心部は切欠けられても
よい。冷却通風路が隣合うときには、隣合う一対の羽根
の片方同士は兼用される。発明２の回転電機の冷却装置
は、回転子に設けた軸方向の複数の冷却通風路の一部の
冷却通風路に吸出ガイドを設け、吸出ガイドを、一対の
羽根と内筒と端板とから接続して形成し、内筒を冷却通
風路の径方向内側にして吸出ガイドで冷却通風路の出口
を囲むものである。発明２の回転電機の冷却装置によれ
ば、吸出ガイドにより、複数の冷却通風路の一部から
は、機内の空気が他方側から一方側へ吸い出され、複数
の冷却通風路の残部からは、機内の空気が一方側から他
方側へ移動する。端板を軸まで延長すれば、内筒は軸に
代えられる。羽根の中心部は切欠けられてもよい。冷却
通風路が隣合うときには、隣合う一対の羽根の片方同士
は兼用される。発明３の回転電機の冷却装置は、回転子
に設けた軸方向の冷却通風路に押込ファンを設け、押込
ファンを、一対の羽根と外筒と端板とから接続して形成
し、外筒を冷却通風路の径方向外側にして押込ファンで
冷却通風路の入口を囲むものである。発明３の回転電機
の冷却装置によれば、押込ファンは、回転子の冷却通風
路の空気を機内の一方側から他方側へと押し出す。この
ため、回転子は内部から冷却される。羽根の中心部は切
欠けられてもよい。冷却通風路が隣合うときには、隣合
う一対の羽根の片方同士は兼用される。この発明は、発
明１又は発明２に加えて又は単独に使用できる。発明４
の回転電機の冷却装置は、回転子に設けた軸方向の冷却
通風路に吸出ガイドを設け、吸出ガイドを、一対の羽根
と内筒とから接続して形成し、内筒を冷却通風路の径方
向内側にして吸出ガイドを冷却通風路の出口を囲むと共
に、吸出ガイドをブラケットに軸方向に近接させるもの
である。発明４は、発明１又は発明２に使用できて端板
を必要としない。
装置は、フレームに嵌合する固定子の内側に空隙を介し
て回転子を配置し、フレームに取付けたブラケットの軸
受により回転子を固着する軸を支承する回転電機の冷却
装置において、フレームと固定子の間に軸方向の循環通
風路を設け、回転子に設けた軸方向の冷却通風路の軸方
向の一方側に吸出ガイドを設け、吸出ガイドを、一対の
羽根と内筒と端板とから接続して形成し、内筒を冷却通
風路の径方向内側にして吸出ガイドで冷却通風路の出口
を囲むものである。発明１の回転電機の冷却装置によれ
ば、吸出ガイドは、その回転によって、回転子の冷却通
風路の他方側から一方側へ、機内の空気を吸い出す。空
気は循環通風路を介して機内を循環する。このため、回
転子は内部から冷却される。端板を軸まで延長すれば、
内筒は軸に代えられる。羽根の中心部は切欠けられても
よい。冷却通風路が隣合うときには、隣合う一対の羽根
の片方同士は兼用される。発明２の回転電機の冷却装置
は、回転子に設けた軸方向の複数の冷却通風路の一部の
冷却通風路に吸出ガイドを設け、吸出ガイドを、一対の
羽根と内筒と端板とから接続して形成し、内筒を冷却通
風路の径方向内側にして吸出ガイドで冷却通風路の出口
を囲むものである。発明２の回転電機の冷却装置によれ
ば、吸出ガイドにより、複数の冷却通風路の一部から
は、機内の空気が他方側から一方側へ吸い出され、複数
の冷却通風路の残部からは、機内の空気が一方側から他
方側へ移動する。端板を軸まで延長すれば、内筒は軸に
代えられる。羽根の中心部は切欠けられてもよい。冷却
通風路が隣合うときには、隣合う一対の羽根の片方同士
は兼用される。発明３の回転電機の冷却装置は、回転子
に設けた軸方向の冷却通風路に押込ファンを設け、押込
ファンを、一対の羽根と外筒と端板とから接続して形成
し、外筒を冷却通風路の径方向外側にして押込ファンで
冷却通風路の入口を囲むものである。発明３の回転電機
の冷却装置によれば、押込ファンは、回転子の冷却通風
路の空気を機内の一方側から他方側へと押し出す。この
ため、回転子は内部から冷却される。羽根の中心部は切
欠けられてもよい。冷却通風路が隣合うときには、隣合
う一対の羽根の片方同士は兼用される。この発明は、発
明１又は発明２に加えて又は単独に使用できる。発明４
の回転電機の冷却装置は、回転子に設けた軸方向の冷却
通風路に吸出ガイドを設け、吸出ガイドを、一対の羽根
と内筒とから接続して形成し、内筒を冷却通風路の径方
向内側にして吸出ガイドを冷却通風路の出口を囲むと共
に、吸出ガイドをブラケットに軸方向に近接させるもの
である。発明４は、発明１又は発明２に使用できて端板
を必要としない。
【発明の実施の形態】図１は実施例１の回転電機の回転
図示側断面図を含む正断面図、図２は実施例２の回転子
の側面図、図３は実施例３の側面図、図４は実施例４の
側面図、図５は図４のＡ−Ａ断面図、図６は実施例５の
側面図、図７は図６の要部正断面図である。各図におい
て同一符号を付ける部分はおよそ同一機能を持ち説明を
省くことがある。図１の実施例１において、フレーム１
に嵌合する固定子２の内側に空隙を介して回転子３を配
置する。フレーム１に取付けたブラケット４の軸受５に
より回転子３を固着する軸６を支承する。フレーム１と
固定子２の間にリブなどで軸方向の循環通風路１ａを設
け、回転子３に軸方向の冷却通風路１０を設ける。冷却
通風路１０の軸方向の一方側に吸出ガイド１１を設け
る。吸出ガイド１１は、一対の羽根１１ａと内筒１１ｂ
と端板１１ｃとから接続して形成するが、ここでは、冷
却通風路１０が隣合い、隣合う一対の羽根１１ａの片方
同士は兼用される。内筒１１ｂを冷却通風路１０の径方
向内側にして吸出ガイド１１で冷却通風路１０の出口を
囲む。実施例１によれば、吸出ガイド１１は、回転子３
の冷却通風路１０の他方側から一方側へ、機内の空気９
を吸い出す。空気９は循環通風路１ａを介して機内を循
環する。このため、回転子３は内部から冷却される。図
２の実施例２のように、端板１１ｃを軸６まで延長すれ
ば、内筒１１ｂは軸６に代えられる。このような場合を
含めて、この明細書の発明において、軸は内筒である。
羽根１１ａの中心部は切欠け１１ｘで切欠けられてもよ
い。循環通風路１ａは固定子２側の溝、穴などでも形成
できる。図３の実施例３において、回転子３に設けた軸
方向の複数の冷却通風路１０ａ、１０ｂを設ける。冷却
通風路の一部の冷却通風路１０ａに吸出ガイド１１を設
ける。吸出ガイド１１は、一対の羽根１１ａと内筒１１
ｂと端板１１ｃとから接続して形成される。この場合、
一対の羽根１１ａと内筒１１ｂとはＵ字形を形成する。
内筒１１ｂを冷却通風路１０ａの径方向内側にして吸出
ガイド１１で冷却通風路１０ａの出口を囲む。残部の冷
却通風路１０ｂには吸出ガイド１１を設けない。実施例
３によれば、吸出ガイド１１により、複数の冷却通風路
の一部１０ａからは、機内の空気９が他方側から一方側
へ吸い出され、複数の冷却通風路の残部１０ｂからは、
機内の空気９が一方側から他方側へ移動する。端板１１
ｃを軸６まで延長すれば、内筒１１ｂは軸６に代えられ
る。羽根１１ａの中心部に、実施例２のような切欠け１
１ｘを設けてもよい。冷却通風路が隣合うときには、隣
合う一対の羽根の片方同士は兼用される。残部の冷却通
風路１０ｂの他方側に、吸出ガイド１３を設けてもよ
い。図４及び図５の実施例４において、磁石４０を持つ
回転子３に設けた軸方向の冷却通風路１０ａの他方に押
込ファン４１を設ける。押込ファン４１は、一対の羽根
４１ａと外筒４１ｂと端板４１ｃとから接続して形成さ
れる。外筒４１ｂを冷却通風路１０ａの径方向外側にし
て押込ファン４１で冷却通風路１０ａの入口を囲む。冷
却通風路１０ａの一方に、実施例１、実施例２又は実施
例３の吸出ガイド１１を設けるとよい。残部の冷却通風
路１０ｂを通風方向の逆な冷却通風路にしてもよく、こ
のとき、冷却通風路１０ｂに吸出ガイド１１や押込ファ
ン４１を設けてもよい。また、実施例１のように固定子
側の循環通風路１ａを利用してもよい。押込ファン４１
の吸込口４２を吸出ガイド１１の内筒１１ｂと共通部材
にできる。実施例４によれば、押込ファン４１は、回転
子３の冷却通風路１０ａの空気９を機内の一方側から他
方側へと押し出す。このため、回転子３は内部から冷却
される。羽根４１ａの中心部は切欠けられても軸６まで
延設してもよい。冷却通風路１０ａ同士又は冷却通風路
１０ｂが隣合うときには、隣合う一対の羽根４１ａや１
１ａの片方同士は兼用される。図６及び図７の実施例５
は、実施例３の変形であり、端板１１ｃを削除するのに
代えて、ブラケットを利用する。回転子３に設けた軸方
向の冷却通風路１０ａに吸出ガイド５１を設ける。吸出
ガイド５１は、一対の羽根１１ａと内筒１１ｂとから接
続して形成される。内筒１１ｂを冷却通風路１０ａの径
方向内側にして吸出ガイド５１を冷却通風路１０ａの出
口を囲むと共に、吸出ガイド５１をブラケット４に軸方
向に近接させる。実施例５は、実施例１又は実施例２に
使用でき、端板１１ｃを必要としなくなる。
図示側断面図を含む正断面図、図２は実施例２の回転子
の側面図、図３は実施例３の側面図、図４は実施例４の
側面図、図５は図４のＡ−Ａ断面図、図６は実施例５の
側面図、図７は図６の要部正断面図である。各図におい
て同一符号を付ける部分はおよそ同一機能を持ち説明を
省くことがある。図１の実施例１において、フレーム１
に嵌合する固定子２の内側に空隙を介して回転子３を配
置する。フレーム１に取付けたブラケット４の軸受５に
より回転子３を固着する軸６を支承する。フレーム１と
固定子２の間にリブなどで軸方向の循環通風路１ａを設
け、回転子３に軸方向の冷却通風路１０を設ける。冷却
通風路１０の軸方向の一方側に吸出ガイド１１を設け
る。吸出ガイド１１は、一対の羽根１１ａと内筒１１ｂ
と端板１１ｃとから接続して形成するが、ここでは、冷
却通風路１０が隣合い、隣合う一対の羽根１１ａの片方
同士は兼用される。内筒１１ｂを冷却通風路１０の径方
向内側にして吸出ガイド１１で冷却通風路１０の出口を
囲む。実施例１によれば、吸出ガイド１１は、回転子３
の冷却通風路１０の他方側から一方側へ、機内の空気９
を吸い出す。空気９は循環通風路１ａを介して機内を循
環する。このため、回転子３は内部から冷却される。図
２の実施例２のように、端板１１ｃを軸６まで延長すれ
ば、内筒１１ｂは軸６に代えられる。このような場合を
含めて、この明細書の発明において、軸は内筒である。
羽根１１ａの中心部は切欠け１１ｘで切欠けられてもよ
い。循環通風路１ａは固定子２側の溝、穴などでも形成
できる。図３の実施例３において、回転子３に設けた軸
方向の複数の冷却通風路１０ａ、１０ｂを設ける。冷却
通風路の一部の冷却通風路１０ａに吸出ガイド１１を設
ける。吸出ガイド１１は、一対の羽根１１ａと内筒１１
ｂと端板１１ｃとから接続して形成される。この場合、
一対の羽根１１ａと内筒１１ｂとはＵ字形を形成する。
内筒１１ｂを冷却通風路１０ａの径方向内側にして吸出
ガイド１１で冷却通風路１０ａの出口を囲む。残部の冷
却通風路１０ｂには吸出ガイド１１を設けない。実施例
３によれば、吸出ガイド１１により、複数の冷却通風路
の一部１０ａからは、機内の空気９が他方側から一方側
へ吸い出され、複数の冷却通風路の残部１０ｂからは、
機内の空気９が一方側から他方側へ移動する。端板１１
ｃを軸６まで延長すれば、内筒１１ｂは軸６に代えられ
る。羽根１１ａの中心部に、実施例２のような切欠け１
１ｘを設けてもよい。冷却通風路が隣合うときには、隣
合う一対の羽根の片方同士は兼用される。残部の冷却通
風路１０ｂの他方側に、吸出ガイド１３を設けてもよ
い。図４及び図５の実施例４において、磁石４０を持つ
回転子３に設けた軸方向の冷却通風路１０ａの他方に押
込ファン４１を設ける。押込ファン４１は、一対の羽根
４１ａと外筒４１ｂと端板４１ｃとから接続して形成さ
れる。外筒４１ｂを冷却通風路１０ａの径方向外側にし
て押込ファン４１で冷却通風路１０ａの入口を囲む。冷
却通風路１０ａの一方に、実施例１、実施例２又は実施
例３の吸出ガイド１１を設けるとよい。残部の冷却通風
路１０ｂを通風方向の逆な冷却通風路にしてもよく、こ
のとき、冷却通風路１０ｂに吸出ガイド１１や押込ファ
ン４１を設けてもよい。また、実施例１のように固定子
側の循環通風路１ａを利用してもよい。押込ファン４１
の吸込口４２を吸出ガイド１１の内筒１１ｂと共通部材
にできる。実施例４によれば、押込ファン４１は、回転
子３の冷却通風路１０ａの空気９を機内の一方側から他
方側へと押し出す。このため、回転子３は内部から冷却
される。羽根４１ａの中心部は切欠けられても軸６まで
延設してもよい。冷却通風路１０ａ同士又は冷却通風路
１０ｂが隣合うときには、隣合う一対の羽根４１ａや１
１ａの片方同士は兼用される。図６及び図７の実施例５
は、実施例３の変形であり、端板１１ｃを削除するのに
代えて、ブラケットを利用する。回転子３に設けた軸方
向の冷却通風路１０ａに吸出ガイド５１を設ける。吸出
ガイド５１は、一対の羽根１１ａと内筒１１ｂとから接
続して形成される。内筒１１ｂを冷却通風路１０ａの径
方向内側にして吸出ガイド５１を冷却通風路１０ａの出
口を囲むと共に、吸出ガイド５１をブラケット４に軸方
向に近接させる。実施例５は、実施例１又は実施例２に
使用でき、端板１１ｃを必要としなくなる。
【発明の効果】発明１の回転電機の冷却装置によれば、
吸出ガイドは、回転子の冷却通風路の他方側から一方側
へ、機内の空気を吸い出して回転子は内部から冷却され
るという効果がある。発明２の回転電機の冷却装置によ
れば、吸出ガイドにより、複数の冷却通風路の一部から
は、機内の空気が他方側から一方側へ吸い出され、複数
の冷却通風路の残部からは、機内の空気が一方側から他
方側へ移動して回転子は内部から冷却されるという効果
がある。発明３の回転電機の冷却装置によれば、押込フ
ァンは、回転子の冷却通風路の空気を機内の一方側から
他方側へと押し出して回転子は内部から冷却されるとい
う効果がある。発明４は、発明１又は発明２に使用でき
て端板を必要としないという効果がある。
吸出ガイドは、回転子の冷却通風路の他方側から一方側
へ、機内の空気を吸い出して回転子は内部から冷却され
るという効果がある。発明２の回転電機の冷却装置によ
れば、吸出ガイドにより、複数の冷却通風路の一部から
は、機内の空気が他方側から一方側へ吸い出され、複数
の冷却通風路の残部からは、機内の空気が一方側から他
方側へ移動して回転子は内部から冷却されるという効果
がある。発明３の回転電機の冷却装置によれば、押込フ
ァンは、回転子の冷却通風路の空気を機内の一方側から
他方側へと押し出して回転子は内部から冷却されるとい
う効果がある。発明４は、発明１又は発明２に使用でき
て端板を必要としないという効果がある。
【図１】実施例１の回転電機の回転図示側断面図を含む
正断面図
正断面図
【図２】実施例２の回転子の側面図
【図３】実施例３の側面図
【図４】実施例４の側面図
【図５】図４のＡ−Ａ断面図
【図６】実施例５の側面図
【図７】図６の要部正断面図
１ フレーム １ａ 循環通風路 ２ 固定子 ３ 回転子 ４ ブラケット ５ 軸受 ６ 軸 ９ 空気 １０ 冷却通風路 １０ａ 冷却通風
路 １０ｂ 冷却通風路 １１ 吸出ガイ
ド １１ａ 羽根 １１ｂ 内筒 １１ｃ 端板 １１ｘ 切欠け １３ 吸出ガイド ４１ 押込ファ
ン ４１ａ 羽根 ４１ｂ 外筒 ４１ｃ 端板 ４２ 吸込口 ５１ 吸出ガイド
路 １０ｂ 冷却通風路 １１ 吸出ガイ
ド １１ａ 羽根 １１ｂ 内筒 １１ｃ 端板 １１ｘ 切欠け １３ 吸出ガイド ４１ 押込ファ
ン ４１ａ 羽根 ４１ｂ 外筒 ４１ｃ 端板 ４２ 吸込口 ５１ 吸出ガイド
Claims (4)
- 【請求項１】フレームに嵌合する固定子の内側に空隙を
介して回転子を配置し、フレームに取付けたブラケット
の軸受により回転子を固着する軸を支承する回転電機の
冷却装置において、フレームと固定子の間に軸方向の循
環通風路を設け、回転子に設けた軸方向の冷却通風路の
軸方向の一方側に吸出ガイドを設け、吸出ガイドを、一
対の羽根と内筒と端板とから接続して形成し、内筒を冷
却通風路の径方向内側にして吸出ガイドで冷却通風路の
出口を囲むことを特徴とする回転電機の冷却装置。 - 【請求項２】回転子に設けた軸方向の複数の冷却通風路
の一部の冷却通風路に吸出ガイドを設け、吸出ガイド
を、一対の羽根と内筒と端板とから接続して形成し、内
筒を冷却通風路の径方向内側にして吸出ガイドで冷却通
風路の出口を囲むことを特徴とする回転電機の冷却装
置。 - 【請求項３】回転子に設けた軸方向の冷却通風路に押込
ファンを設け、押込ファンを、一対の羽根と外筒と端板
とから接続して形成し、外筒を冷却通風路の径方向外側
にして押込ファンで冷却通風路の入口を囲むことを特徴
とする回転電機の冷却装置。 - 【請求項４】回転子に設けた軸方向の冷却通風路に吸出
ガイドを設け、吸出ガイドを、一対の羽根と内筒とから
接続して形成し、内筒を冷却通風路の径方向内側にして
吸出ガイドを冷却通風路の出口を囲むと共に、吸出ガイ
ドをブラケットに軸方向に近接させることを特徴とする
回転電機の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3916096A JPH09233767A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 回転電機の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3916096A JPH09233767A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 回転電機の冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09233767A true JPH09233767A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12545375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3916096A Pending JPH09233767A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 回転電機の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09233767A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008541686A (ja) * | 2005-05-10 | 2008-11-20 | ジーメンス ヴィディーオー オートモーティヴ アクチエンゲゼルシャフト | 電動機 |
| JP2009027836A (ja) * | 2007-07-19 | 2009-02-05 | Toyota Motor Corp | 回転電機 |
| KR100914922B1 (ko) * | 2007-09-27 | 2009-08-31 | 현대로템 주식회사 | 전폐형 모터의 냉각 시스템 |
| JP2013013225A (ja) * | 2011-06-29 | 2013-01-17 | Nippon Soken Inc | 回転電機 |
| JP2013533723A (ja) * | 2010-06-30 | 2013-08-22 | エー ビー ビー リサーチ リミテッド | 冷却チャネルとしてロータ磁束バリアを使用する同期リラクタンス機 |
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