JP2822070B2 - 全系回転式スクロール圧縮機の冷却装置 - Google Patents

全系回転式スクロール圧縮機の冷却装置

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JP2822070B2 JP1279680A JP27968089A JP2822070B2 JP 2822070 B2 JP2822070 B2 JP 2822070B2 JP 1279680 A JP1279680 A JP 1279680A JP 27968089 A JP27968089 A JP 27968089A JP 2822070 B2 JP2822070 B2 JP 2822070B2
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/04Heating; Cooling; Heat insulation

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は互いに回転して圧縮室を形成する駆動スクロ
ールと従動スクロールとを有する全系回転式スクロール
圧縮機における冷却装置に関する。
[従来の技術] ケーシング内に配設される駆動スクロールおよび従動
スクロール自体の冷却およびこれ等を前記ケーシングに
枢支するための軸受等を冷却するため、前記ケーシング
内に冷却ファンを設ける技術は従来より採用されてい
る。例えば実開昭58−146895号公報に開示するものはモ
ータで回転される旋回スクロールの回転軸に多翼ファン
を設け、該ファンをケーシング内のファン室内で回転さ
せ、ケーシング内に空気流れを生じさせてこれを外部に
排気するものである。また本技術は固定スクロールの鏡
板両面にラップと放熱ファンを設ける構造にも特徴を有
するものである。また実開平1−58790号公報に開示す
るものは、固定スクロールと旋回スクロールの両方に、
そのラップと反対側に放熱ファンを設け、ファン等によ
り強制的に導入した冷風によって固定スクロールおよび
旋回スクロールの冷却を行うようにしたものである。以
上のものはいずれも一般的のスクロール圧縮機における
冷却構造であり、全系回転式スクロール圧縮機において
はケーシング内に冷却ファンのような冷却機構を配置し
て駆動スクロールおよび従動スクロールを冷却するよう
なものは開示されていない。特にケーシング内の駆動ス
クロールおよび従動スクロールの回転軸を枢支する軸受
を積極的に冷却する冷却装置は見当たらない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明はケーシング内に収納されている駆動スクロー
ルおよび従動スクロールを積極的に冷却し、圧縮機効率
を向上させると共に、それ等の回転軸を枢支すべく前記
ケーシング内に嵌着される軸受を冷却し、その寿命を向
上するようにした全系回転式スクロール圧縮機の冷却装
置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は以上の目的を達成するために、ケーシング内
に枢支されて駆動回転される駆動スクロールと、該駆動
スクロールのラップと噛合するラップを有し、前記ケー
シング内に枢支され前記駆動スクロールの回転式に伴っ
て回転する従動スクロールとを有し、両スクロールの前
記ラップ間に形成される圧縮室により吸入空気を所定圧
力に圧縮して吐出する全系回転式スクロール圧縮機にお
ける冷却装置において、前記駆動スクロールおよび従動
スクロールの前記ラップと反対側の前記ケーシング内壁
で囲まれる空間室内に、前記駆動スクロールおよび従動
スクロールと同時回転する冷却ファンを設けてなる全系
回転式スクロール圧縮機の冷却装置を構成するものであ
る。
[作用] 冷却フアンは駆動スクロールおよび従動スクロールの
回転に伴って、ケーシング内で回転する。それによりケ
ーシング内には空気流れが生じ、該空気流れは駆動スク
ロールおよび従動スクロールに接触してそれ等を冷却す
ると共に、軸受側にも送られ、軸受の冷却を行う。冷却
ファンの収納されているケーシング内の空間を渦巻状の
室にすることにより、渦巻状の空気流れが生じ、駆動ス
クロールおよび従動スクロールおよびこれ等の軸受はよ
り積極的に冷却されることになる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図に示すように、駆動スクロール5は回転軸6
と、鏡板7と、それから立設するラップ8とからなり、
第1のケーシング3に嵌着される軸受9,10により回転軸
6を枢支する。なお回転軸6には第1のケーシング3に
固定されるモータ11が連結しこれを回転駆動する。
一方、従動スクロール12は回転軸13と、鏡板14と、こ
れから立設するラップ15とからなり、第2のケーシング
4に嵌着する軸受16,17により回転軸13を枢支する。な
お第1のケーシング3と第2のケーシング4とはフラン
ジ結合し、一体的構造に形成される。従動スクロール12
は駆動スクロール5の回転に伴って回転するもので、両
者間にはオルダム継手機構18(詳細構造省略)が介設さ
れ、従動スクロール12を円滑に旋回回転させるようにし
ている。
第2図のケーシング4は穿設される吸入口19から導入
された空気は、ラップ8,15間の空間内に導入され、圧縮
室20内で適圧に圧縮された後、回転軸13内に貫通形成さ
れた吐出路21を通って外部に排出される。
駆動スクロール5のラップ8と反対側には第1のケー
シング3で囲まれた第1の空間室22が形成され、従動ス
クロール12のラップ15と反対側には第2のケーシング4
で囲まれた第2の空間室23がそれぞれ形成される。第1
の空間室22内には第1の冷却ファン1が収納され、第2
の空間室23内には第2の冷却ファン2がそれぞれ収納さ
れる。
第1の冷却ファン1は駆動スクロール5の回転軸6に
固定され、第2の冷却ファン2は従動スクロール12の回
転軸13に固定される。なお第1の冷却ファン1および第
2の冷却ファン2は遠心ファンの如きものから形成され
る。
第2図は第1図のII−II線断面を示すものであるが、
第1の冷却ファン1についてもほぼ同一状態に配設され
るため詳細を省略する。
第2図に示すように、第2のケーシング4内の空間室
23は渦巻状に形成され、空気吸入口24および空気排出口
25が空間室23に連通して設けられている。第2の冷却フ
ァン2は空気吸入口24側に寄った位置に配設される。空
気吸入口24から導入された空気は第2の冷却ファン2の
中心部から外方に向かって噴出し、渦巻状の空間室23を
渦流状態で進み、空気排出口25から排出される。
以上の構造により、モータ11を駆動することにより、
駆動スクロール5および従動スクロール12が回転し、圧
縮空気が吐出路21から排出されると共に、空間室22,23
内で回転する第1の冷却ファン1および第2の冷却ファ
ンの回転により、第1のケーシング3および第2のケー
シング4内には渦流状の空気流れが発生し、駆動スクロ
ール5および従動スクロール12を冷却すると共に、空間
室22,23の比較的近傍に配置される軸受9,10,16,17を冷
却することになる。
本実施例において、第1の冷却ファン1および第2の
冷却ファン2はそれぞれ独立に形成されたものを駆動ス
クロール5および従動スクロール12の回転軸6および13
に固定したものであるが、これ等を駆動スクロール5お
よび従動スクロール12のラップ8および15と反対側の鏡
板7および14上に一体的構造で形成してもよい。これに
より全体構造がコンパクトにまとめられ、かつ組立性を
向上することが出来る。また軸受9,10および軸受16,17
は第1のケーシング3および第2のケーシング4の内壁
に嵌着されているが、第1のケーシング3および第2の
ケーシングの内壁にリブを設け、該リブの内周側で軸受
6等を保持するようにし、隣接するリブ間に間隙を設け
該間隙内を空気が通過するようにして軸受6等の積極的
な冷却を行うようにしてもよい。また第1および第2の
冷却ファン1,2を遠心ファンとしたが勿論それに限定す
るものでない。
[発明の効果] 本発明によれば次のような顕著な効果を奏する。
(1)ケーシング内に冷却ファンを入れることにより、
ケーシング内に空気流れが生じ、駆動スクロールおよび
従動スクロールが積極的に冷却されることにより圧縮空
気温度の上昇も防止され圧縮効率を向上することが出来
る。
(2)ケーシングに嵌着されている軸受に冷却ファンの
回転によって生じた空気流れが接触するため、積極的に
冷却され、高温劣化が防止されて耐久性が向上する。
(3)冷却フアンの収納されているケーシング内の空気
室を渦巻状に形成することにより、渦流状の空気流れが
生じ、駆動スクロールおよび従動スクロールとそれ等の
軸受等をより積極的に冷却する。
(4)冷却ファンは駆動スクロールおよび従動スクロー
ルの回転軸に固定されるが、又は前記スクロールと一体
的構造に形成されるため、その回転駆動に特別の回転機
構を必要とせず、簡便,安価に実施することが出来る。
(5)駆動スクロールおよび従動スクロールと冷却ファ
ンとを一体的構造のものから作ることにより、圧縮機の
内部構造がコンパクトになると共に、組立性を向上する
ことが出来る。また一体構造にすることにより熱伝導が
よくなり、圧縮熱が効率よく放熱される。更に一体構造
により鏡板の厚みも薄くでき、軽量化の効果が生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の軸断面図、第2図は第1図
のII−II線断面図である。 1……第1の冷却ファン、2……第2の冷却ファン、3
……第1のケーシング、4……第2のケーシング、5…
…駆動スクロール、6,13……回転軸、7,14……鏡板、8,
15……ラップ、9,10,16,17……軸受、11……モータ、12
……従動スクロール、18……オルダム継手機構、19……
吸入口、20……圧縮室、21……吐出路、22,23……空間
室、24……空気吸入口、25……空気排出口。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシング内に枢支されて駆動回転される
    駆動スクロールと、該駆動スクロールのラップと噛合す
    るラップを有し前記ケーシング内に枢支され前記駆動ス
    クロールの回転に伴って回転する従動スクロールとを有
    し、両スクロールの前記ラップ間に形成される圧縮室に
    より吸入空気を所定圧力に圧縮して吐出する全系回転式
    スクロール圧縮機における冷却装置において、前記駆動
    スクロールおよび従動スクロールの前記ラップと反対側
    の前記ケーシング内壁で囲まれる空間室内に、前記駆動
    スクロールおよび従動スクロールと同時回転する冷却フ
    ァンを設けることを特徴とする全系回転式スクロール圧
    縮機の冷却装置。
  2. 【請求項2】前記冷却ファンが前記駆動スクロールおよ
    び従動スクロールと一体構造に形成されるものである請
    求項1に記載の全系回転式スクロール圧縮機の冷却装
    置。
  3. 【請求項3】前記冷却ファンを囲むケーシングの空間室
    が渦巻状に形成されるものである請求項1に記載の全系
    回転式スクロール圧縮機の冷却装置。
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