JPH1026090A - 通風冷却式スクロール流体機械 - Google Patents

通風冷却式スクロール流体機械

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JPH1026090A
JPH1026090A JP21296796A JP21296796A JPH1026090A JP H1026090 A JPH1026090 A JP H1026090A JP 21296796 A JP21296796 A JP 21296796A JP 21296796 A JP21296796 A JP 21296796A JP H1026090 A JPH1026090 A JP H1026090A
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JP
Japan
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scroll
motor
housing
cooling
cooling air
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Pending
Application number
JP21296796A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Nakamura
満夫 中村
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ASUKA JAPAN KK
Aska Japan Inc
Original Assignee
ASUKA JAPAN KK
Aska Japan Inc
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Publication date
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Publication of JPH1026090A publication Critical patent/JPH1026090A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】スクロール流体機械において、ハウジング、固
定スクロールで構成する内部にある偏心輪、軸受、旋回
スクロールを低コストで且、筒便な構成で効果的な冷却
を行なう。 【解決手段】モータファン14から発生する冷却風17
を、モータ11を冷却すると共に、ガイドリング16で
強制的にスクロールハウジング内部2bに吹込んで、軸
受6、旋回スクロール3を冷却する構成とした。 【効 果】モータファンを利用し、冷却風を100%ハ
ウジング内の旋回スクロール、軸受等を冷却する如く
し、部品数を増さず冷却効果をあげ、全般的にコストを
低く押えた。更にガイドリングによりモータ遮音効果も
抜群になり、スクロール本体、全体を小さく汎用モータ
を利用する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駆動モータに付帯するモ
ータファンにて発生する冷却風を、本体の冷却に利用し
たスクロール流体機械に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスクロール流体機械にあっては、
スクロール本体の偏心輪、又は偏心軸にモータ軸を嵌入
し、回転の上、旋回スクロールを公転させる構成のもの
であって、旋回スクロールを主として、軸受等には何等
冷却する考慮は施されておらず、その為に、スクロール
旋回機構は圧縮による温度上昇現象によって、固定、旋
回両スクロールのラップ部が接触を起し、騒音、焼付の
発生や、又軸受にあっても異常温度の上昇をきたし、グ
リスの流出に起因する騒音、短寿命となって、安定した
運転が実施できない要因となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スクロール流体機械に
おけるモータ直結構成にあっては、フランジ型モータを
スクロール本体ハウジングに直接連結し、モータ軸を偏
心輪等にダイレクトに嵌入している。しかし乍らモータ
軸を嵌合し、旋回運動をする偏心輪や軸受、並びに旋回
スクロール等にあっては、ハウジング、固定スクロール
と直結したモータによって内蔵された形状に構成されて
いるので、軸受の回転による発生熱やスクロールラップ
部による外周より中心に圧縮するための圧縮熱は内部に
蓄積され、該、内部温度は急激に上昇する。特に高圧縮
比になるスクロール真空ポンプや、スクロール高圧圧縮
機にあっては、必然的に内部温度の上昇が大きく、この
弊害が前述した固定スクロール、旋回スクロールラップ
部の接触、焼付、騒音発生や軸受の短寿命にあらわれて
くる。これらの重要な問題点をどのように解決するかが
課題であり、特に部品点数をふやさずにコストを低く押
えた対応が求められる。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を達成する
ための構成、手段を次に示すと、どのようにして、モー
タ、ハウジング、固定スクロールでかこまれている内部
の旋回スクロールや、軸受を冷却するかにある。すなわ
ち、モータに付帯するモータファンで発生する冷却風
を、モータ外輪に設けたガイドリングに誘引して、モー
タを冷却し乍ら、モータフランジの吹風孔から、ハウジ
ング、固定スクロール内に吹込ませる。次に吹込ませた
冷却風はハウジングの排出孔より外気に排出する構成に
しているが、その際ハウジング内部の発熱源である旋回
スクロール、及びスクロールラップ部、並びに偏心輪、
軸受を充分に冷却し得る構成を発明の骨子としている。
【0005】
【作用】前記、手段に示したように、モータに付帯した
モータファンにて発生させた冷却風は、ガイドリングに
よって、外方に飛散することなく、モータの冷却と共に
100%の効率で、ハウジング内に吹込ませることがで
き、該モータフランジの吹風孔の位置や形状、並びにハ
ウジングに設ける排出孔の合理的な位置、形状により、
内蔵状態にある旋回スクロール、軸受等が発生させる作
動熱を、効率的に冷却させることができる。
【0006】
【実施例】図1、図2のスクロール流体機械の構成図を
一実施例として説明する。図1は従来のモータ直結型ス
クロール流体機械の構成図を示し、11モータは汎用と
する外扇空冷形モータで、12モータフランジで2ハウ
ジングで結合取付ける。1は固定スクロールで3旋回ス
クロールの3aラップ歯と3b固定スクロールのラップ
歯でラップ部を構成し、8吸入口より吸入した流体は、
外周より中心部へスクロール歯が形成する7スクロール
圧縮室を順次、縮小し乍ら、9吐出口より排出する。4
はモータ軸、5は偏心輪、6は軸受を示し、2aは偏心
ピンクランクである。lは旋回スクロール偏心量を表
す。以上の構成で11モータを回転せしむれば、4モー
タ軸を嵌入している5偏心輪の回転により、3旋回スク
ロールはl偏心量の2倍の衝程で旋回し、1固定スク
ロールと相俟って前述した圧縮作動をする。この状態の
時、2bハウジング内部は密封された状態となり、2ハ
ウジング、外面と1固定スクロール、外面より自然に放
熱する熱量より、2bハウジング内部に蓄積される熱量
の方が、数段に多いので2bハウジング内部は極めて高
温にさらされ、前述した致命的な欠陥や弊害が残り、連
続運転には支障がでる。14モータファンによる18吸
入冷却風は17冷却風の如く、モータのみ冷却し、飛散
するのでスクロール本体の冷却には何等、用を満たさな
い。
【0007】次に図2は本発明のモータを直結した通風
冷却式スクロール流体機械の構成図を示し、その作用を
説明する。図1と同じ番号の部品は、同一構成を示すの
で説明は省略する。本発明の図1の従来のものと相違す
る構成としては、16のガイドリングを図2の如く設け
る。13は吹風孔で12モータフランジに穿孔する。1
0は排出孔である。以上の構成で11モータを回転させ
ると、4モータ軸を嵌入している、5偏心輪は回転し、
3旋回スクロールはl偏心量の2倍の衝程で旋回し、
1固定スクロールと相俟って、前述した圧縮作動をする
ことは従来のものと同じである。この構成において、1
4モータファンによる18吸入冷却風は16ガイドリン
グにより通路を確保された17冷却風は13吹風孔よ
り、2bハウジング内部に強制されて吹込まれ、6軸
受、3旋回スクロール背面を冷却し10排出孔より外気
に排出される。この時13吹風孔と10排出孔は、17
冷却風が流速を供なって、6軸受、3旋回スクロール背
面に効果的に冷却される合理的な位置、形状をもって構
成されるものである。又14モータファンはモータ冷却
とスクロール本体冷却の両方の風量と風速を考慮して構
成されることは勿論である。
【0008】
【発明の効果】本発明の通風冷却式スクロール流体機械
にあっては、モータファンの冷却風をガイドリングによ
って、効果のある流速として、吹風孔よりスクロールハ
ウジング内に吹込んで、軸受、旋回スクロールを強制的
に冷却できるので、冷却効果は大きい。更にモータは汎
用モータにガイドリングと吹風孔を設けるだけでモータ
コストも過大に上昇しない。又ファン冷却する際は、モ
ータと偏心輪間に、特殊な冷却ファンを取付けることが
一般的であるが、この場合、ファン保持機構、カップリ
ング、冷却ファン等が入用となり、コストが上昇すると
共に、形状寸法が大となり、幾多の問題を抱え、中々実
行しにくいが、本発明によると極めて構造がシンプルな
上に、全般的なコストも低く押さえられる。更にガイド
リングをモータ外面に設けることは、モータ音の遮音効
果も抜群であり、合理的なスクロールハウジング内の冷
却構成を含めて、極めて有用な発明の効果を秘めた構成
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のモータ直結型スクロール流体機械の構
造図。
【図2】 本発明によるモータ直結による通風冷却式ス
クロール流体機械の構造図
【符号の説明】
1……固定スクロール 2……ハウジン
グ 2a……偏心ピンクランク 2b……ハウジ
ング内部 3……旋回スクロール 3a……旋回ス
クロール歯ラップ部 3b……固定スクロール歯ラップ部 4……モータ軸 5……偏心輪 6……軸受 7……スクロール圧縮室 8……吸入口 9……吐出口 10……排出孔 11……モータ 12……モータ
フランジ 13……吹風孔 14……モータ
ファン 16……ガイドリング 17……冷却風 18……吸入冷却風

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定スクロール並びに、旋回スクロールと
    偏心機構より成り、旋回スクロールは旋回、公転する構
    成にて、固定、旋回両スクロールの各鏡板より、共に軸
    方向にスクロール歯を設け、ラップ部を構成し、該ラッ
    プ部より成る圧縮室を外周より中心に向けて圧縮するス
    クロール流体機械において、駆動モータの外端軸に設け
    たモータファンで発生させた冷却風を、ガイドリングに
    て誘引し、該、モータフランジの吹風孔より前記せる冷
    却風をスクロール本体のハウジング内に吹付け、軸受お
    よび旋回スクロールを冷却すると共に、排出孔より外部
    に排出することを特徴とする通風冷却式スクロール流体
    機械。
JP21296796A 1996-07-08 1996-07-08 通風冷却式スクロール流体機械 Pending JPH1026090A (ja)

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