JP2000248796A - 扉用ロック装置 - Google Patents

扉用ロック装置

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JP2000248796A
JP2000248796A JP11049587A JP4958799A JP2000248796A JP 2000248796 A JP2000248796 A JP 2000248796A JP 11049587 A JP11049587 A JP 11049587A JP 4958799 A JP4958799 A JP 4958799A JP 2000248796 A JP2000248796 A JP 2000248796A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 盗犯に対する十分な阻止力を有する扉用ロッ
ク装置を提供する。 【解決手段】 扉用ロック装置1は、アーム6が扉3の
前面に沿ってスライド可能に構成されている。錠装置7
(図3参照、以下同様)の施錠時には、その錠装置7が
アーム6をスライド不能にしてアーム6をボディ本体9
に当接させたアーム6の回動不能状態と、アーム6を扉
3の前面3aに設けた係止部43に係合させたアーム6
の回動不能状態との二つの回動不能状態に保持し、錠装
置7の解錠時には、その錠装置7がアーム6のスライド
を許容してアーム6とボディ本体9との当接を解除する
とともに、アーム6と係止部43との係合を解除可能に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、箱体の側面に固着
されてその箱体の前面を開閉する扉を開放不能に拘束す
るために用いられる扉用ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より自動販売機などの扉は、シリン
ダ錠などの施錠装置で施錠されており、管理者の持つキ
ーにより解錠することで扉を開くことができるようにな
っている。また、キーを持たない管理者以外の他人は扉
を勝手に開けることができないので、自動販売機内部の
商品や金銭の盗難を防止することができるようになって
いる。しかし、店頭や路傍に設置されている自動販売機
は、人通りが少なくなった夜間などに、例えばバール等
を利用して箱体及び扉を暴力的に変形させて施錠中の扉
をこじ開け、内部の商品や金銭を盗む犯罪を受ける危険
性を有している。
【0003】扉をこじ開ける犯罪を防止するためには、
自動販売機の周囲にチェンを巻き付けて、そのチェンの
両端を南京錠で施錠することにより、前記他人に対する
自動販売機の開扉を不能にする方法がある。しかし、自
動販売機の周囲に巻き付けるチェンの長さが長くなり、
使い勝手が悪いと言った問題や、チェンの両端に施錠す
る南京錠が錠孔をピッキングし易い位置に向けることが
できることから、ピッキングにより不正解錠され易いと
言う問題、さらには、チェンによる自動販売機の表面の
傷つきの問題等の様々な欠点が指摘されている。
【0004】そこで、例えば特許番号第2853994
号の特許公報に開示された扉用ロック装置(発明の名
称:自動販売機等の扉用ロック装置、特許権者:キリン
ビバレッジ株式会社、株式会社エフ・アイ・シー、タキ
ゲン製造株式会社、登録日:平成10年11月20日)
であれば、上記問題点の解消をすることが可能ではない
かと考えられる。
【0005】即ち、上記特許公報の扉用ロック装置は、
図13ないし図17に示される如く、固定翼板(ボデ
ィ)104と、ストッパー翼板(アーム)106と、軸
ピン(シャフト)105と、第一バネ112と、ロック
板110と、第二バネ109と、錠前ユニット(錠装
置)115とから構成されており、自動販売機等のボッ
クス本体(箱体)101に対して扉102を開放不能に
拘束するようになっている。
【0006】上記固定翼板104は、ボックス本体10
1の側面に固着されており、その基端部には、軸ピン1
05に対する軸孔103が設けられている。上記ストッ
パー翼板106は、閉扉位置にある扉102の前面に押
し当てられるようになっており、その基端部には、固定
翼板104と同様に軸ピン105に対する軸孔116が
設けられている。
【0007】その軸ピン105は、固定翼板104とス
トッパー翼板106とを連結しており、回転阻止断面部
105aと回転許容断面部105bと錠止受部108と
を有して、固定翼板104の軸孔103に回転不能かつ
軸方向に移動可能に嵌挿されている。
【0008】上記第一バネ112は、ストッパー翼板1
06内に収納されており、軸ピン105の回転許容断面
部105bがストッパー翼板106の軸孔116に係合
してストッパー翼板106が回転可能となるように軸ピ
ン105を移動付勢するようになっている。また、上記
第二バネ109は、第一バネ112と同様、ストッパー
翼板106内に収納されており、ロック板110を軸ピ
ン105の方向に移動付勢するようになっている。
【0009】上記ロック板110は、固定翼板104の
軸孔103の周壁部に設けられた受孔107に係脱する
ようになっており、軸ピン105の回転阻止断面部10
5aがストッパー翼板106の軸孔116に係合してス
トッパー翼板106が回転不能となるとき、ロック板1
10の先端部110aが軸ピン105の錠止受部108
に係合するようになっている。
【0010】上記錠前ユニット115は、ストッパー翼
板106に固着されており、ロータ114には、ロック
板110の先端部110aが軸ピン105の錠止受部1
08から離脱するように駆動する操作カム113が連結
されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
にあっては、ロック板110を受孔107に係合させる
こと、及び、ロック板110の先端部110aを軸ピン
105の錠止受部108に係合させて軸ピン105の回
転阻止断面部105aがストッパー翼板106の軸孔1
16に係合した状態に保持することにより、扉102の
開放を不能とする構成であった。
【0012】しかし、ボックス本体101の前面と扉1
02の背面との間、或いは扉102の前面とストッパー
翼板106との間に、例えばバールを差し込んで無理矢
理こじ開けようとすると、そのこじ開けによる過大な力
が軸ピン105や先端部110aに集中してしまい、特
に軸ピン105にあってはその破損を引き起こす恐れが
あった。
【0013】従って、盗犯に対する十分な阻止力を有し
ているとは言い難く、また、隣接する自動販売機との兼
ね合いから扉用ロック装置の大型化は困難で軸ピン10
5を太くすることができないので、何らかの対処をしな
ければならない。
【0014】尚、扉用ロック装置は、固定翼板104を
介してボックス本体101の板厚の薄い側面にのみ固着
されていることから、上述のような過大な力が生じた場
合の盗犯対策として、側面における固着部分にめくり破
壊を生じさせないようにすることが好ましいと言える。
【0015】本発明は、上述した事情に鑑みてなされる
もので、盗犯に対する十分な阻止力を有する扉用ロック
装置を提供することを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明の扉用ロック装置は、箱
体の側面に固着されるボディと、該ボディの基端部に配
設されるシャフトと、該シャフトを介して前記基端部に
回動可能に取り付けられるアームと、前記箱体の前面を
開閉する扉が閉扉位置にある際に、前記アームを前記扉
の前面に対して略平行に配置した状態に保持することが
可能な錠装置と、を備えた扉用ロック装置において、前
記アームは前記扉の前記前面に沿ってスライド可能に構
成され、前記錠装置の施錠時には、該錠装置が前記アー
ムをスライド不能にして該アームの基端部を前記ボディ
の前記基端部に当接させた前記アームの回動不能状態に
保持し、前記錠装置の解錠時には、該錠装置が前記アー
ムのスライドを許容して該アームの前記基端部と前記ボ
ディの前記基端部との当接を解除可能にすることを特徴
としている。
【0017】上記課題を解決するためなされた請求項2
記載の本発明の扉用ロック装置は、箱体の側面に固着さ
れるボディと、該ボディの基端部に配設されるシャフト
と、該シャフトを介して前記基端部に回動可能に取り付
けられるアームと、前記箱体の前面を開閉する扉が閉扉
位置にある際に、前記アームを前記扉の前面に対して略
平行に配置した状態に保持することが可能な錠装置と、
を備えた扉用ロック装置において、前記アームは前記扉
の前記前面に沿ってスライド可能に構成され、前記錠装
置の施錠時には、該錠装置が前記アームをスライド不能
にして該アームを前記扉の前記前面に設けた係止部に係
合させた前記アームの回動不能状態に保持し、前記錠装
置の解錠時には、該錠装置が前記アームのスライドを許
容して該アームと前記係止部との係合を解除可能にする
ことを特徴としている。
【0018】上記課題を解決するためなされた請求項3
記載の本発明の扉用ロック装置は、箱体の側面に固着さ
れるボディと、該ボディの基端部に配設されるシャフト
と、該シャフトを介して前記基端部に回動可能に取り付
けられるアームと、前記箱体の前面を開閉する扉が閉扉
位置にある際に、前記アームを前記扉の前面に対して略
平行に配置した状態に保持することが可能な錠装置と、
を備えた扉用ロック装置において、前記アームは前記扉
の前記前面に沿ってスライド可能に構成され、前記錠装
置の施錠時には、該錠装置が前記アームをスライド不能
にして該アームの基端部を前記ボディの前記基端部に当
接させた前記アームの回動不能状態と、該アームを前記
扉の前記前面に設けた係止部に係合させた前記アームの
回動不能状態との二つの回動不能状態に保持し、前記錠
装置の解錠時には、該錠装置が前記アームのスライドを
許容して該アームの前記基端部と前記ボディの前記基端
部との当接を解除するとともに、前記アームと前記係止
部との係合を解除可能にすることを特徴としている。
【0019】請求項4記載の本発明の扉用ロック装置
は、請求項2又は請求項3に記載の扉用ロック装置にお
いて、前記係止部は、前記扉の前記前面に略平行なアー
ム当接部を有することを特徴としている。
【0020】請求項5記載の本発明の扉用ロック装置
は、請求項1ないし請求項4いずれか記載の扉用ロック
装置において、前記アームは、前記扉の前記前面に対向
する面に開口部を有することを特徴としている。
【0021】請求項1に記載された本発明によれば、ア
ームが扉の前面に沿ってスライドしていない場合には、
そのアーム自体がボディとの当接によって回動しないよ
うになっていることから、盗犯による過大な力が装置に
かかったとしても、従来のようなシャフト等への力の集
中はなく、アームとボディとで十分に確保した当接に係
る面積でその力を吸収することが可能である。そして、
シャフト以てはその近傍に破損が生じることはない。従
って、盗犯に対する十分な阻止力を有する扉用ロック装
置を提供することができる。
【0022】請求項2に記載された本発明によれば、ア
ームが扉の前面に沿ってスライドしていない場合には、
そのアーム自体が係止部との係合によって回動しないよ
うになっていることから、盗犯による過大な力が装置に
かかったとしても、従来のようなシャフト等への力の集
中はなく、アームと係止部の係合で十分にその力を吸収
することが可能である。そして、シャフト以てはその近
傍に破損が生じることはない。また、扉用ロック装置
は、箱体と扉とに跨って閉扉の状態を維持することにな
るから、箱体の側面における固着部分のめくり破壊に十
分対処させることが可能である。従って、盗犯に対する
十分な阻止力を有する扉用ロック装置を提供することが
できる。
【0023】請求項3に記載された本発明によれば、上
記請求項1及び請求項2の構成をそれぞれ兼ね備えてい
ることから、シャフト以てはその近傍に破損が生じるこ
とはなく、めくり破壊に対しても十分に対処させること
が可能である。従って、より一層、盗犯に対する十分な
阻止力を有する扉用ロック装置を提供することができ
る。
【0024】請求項4に記載された本発明によれば、扉
の前面に設けた係止部は、その扉の前面に略平行なアー
ム当接部を有していることから、アームの回動方向に直
交して回動を阻止することが可能である。また、めくり
破壊を防止することも可能である。従って、盗犯に対す
る阻止力の向上に寄与することができる。
【0025】請求項5に記載された本発明によれば、ア
ームは、扉の前面に対向する面に開口部を有しているこ
とから、扉の前面に設けられた係止部や箱体に対する主
錠装置を覆うことが可能である。従って、盗犯に対する
阻止力の向上に寄与することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。図1は本発明の扉用ロック装置
の一実施の形態を示しており、扉用ロック装置(一部断
面を含む)を装着した自動販売機(閉扉に拘束されてい
る)の平面図である。また、図2は図1のボディプレー
トを取り外した状態の扉用ロック装置の正面図、図3は
図2のA−A線断面図、図4は図1のボディプレートの
平面図、図5は図1のボディスペーサの平面図を示して
いる。
【0027】図1において、引用符号1は例えば自動販
売機(これに限定するものではない)に設けられ、その
自動販売機の箱体2の前面を開閉する扉3に対して、そ
の扉3を開放不能に拘束する扉用ロック装置を示してい
る。
【0028】上記扉用ロック装置1は、ボディ4とシャ
フト5とアーム6と錠装置7(図3参照)とを備えて構
成されており、アーム6を扉3の前面3aに沿ってスラ
イドさせない限り、そのアーム6の回動が不能で、扉3
の開放不能状態が維持されるようになっている。
【0029】即ち、錠装置7(図3参照)がアーム6の
スライドを規制するような構成になっており、従来のよ
うなシャフト中心の回動規制をするものではない。そし
てその結果として、シャフト5以てはその近傍の破損等
を防止することで、盗犯に対する十分な阻止力を有する
扉用ロック装置を提供することがその目的となってい
る。
【0030】先ず、各構成部材を詳細に説明すると、上
記ボディ4は、取り付け部8(図2参照)を有するボデ
ィ本体9と、その取り付け部8に対して着脱可能なボデ
ィプレート10と、ボディ本体9及び箱体2間に介在す
るボディスペーサ11とから構成されている。
【0031】上記ボディ本体9は、ロストワックス工法
により製造される例えばステンレス製の金属部材であっ
て、基端部9aが外方に膨出するような略平板状に形成
されている。
【0032】上記取り付け部8は、ボディ本体9の外方
側の面をボディプレート10の厚み分だけ窪ませた断面
視略凹状、かつ平面視略矩形状の凹みとなっており、そ
の底面には図2に示されるような複数の長孔12が二列
になって穿設されている。長孔12は、ボディ本体9の
延在方向に沿って長径となっており(この方向に限定す
るものではない。また、位置決めに自由度を持たせるこ
とが可能である)、その長孔12の縁部には、ボルト1
3(図1参照)の頭部が係合する平面視六角形状の凹部
12aが形成されている。
【0033】また、取り付け部8には、ボディプレート
10(図1及び図4参照)に螺合するボルト14(図1
参照)が挿し通されるための貫通孔15が複数穿設され
ている。
【0034】尚、ボディ本体9の製造方法からも分かる
が、長孔12及び貫通孔15にはネジ山が存在しないも
のとする(コスト削減に寄与する)。
【0035】基端部9aには、上記アーム6の基端部6
aが回動可能かつスライド可能に係合する二つの凹部1
6、17が形成されており、また、図3に示される如
く、その基端部9aの内側には、円柱状に形成されたス
テンレス製の上記シャフト5が回動不能かつ移動不能に
挿着される穴18及び貫通孔19、20が形成されてい
る。
【0036】凹部16、17それぞれには、後述する当
接部29、30(図6及び図10参照)の形状に合わせ
た被当接部21、22(図8及び図11参照)が設けら
れており、貫通孔20の近傍には、その貫通孔20に直
交する方向に向けて、シャフト5を係止するスプリング
ピン23のための挿入孔24が形成されている。
【0037】上記ボディプレート10は、図4に示され
る如く、ボディ本体9(図2参照)と同等の材質からプ
レス加工されて成る矩形状の金属板であって、上記貫通
孔15(図2参照)に対応する位置には、複数のネジ孔
25が形成されている。
【0038】上記ボディスペーサ11は、図5に示され
る如く、ボディ本体9(図2参照)と同等の材質、同等
の製法又はプレス加工されて成る矩形状の金属板であっ
て、上記長孔12(図2参照)に対応する位置には、複
数の長孔26が二列になって穿設されている。
【0039】上記アーム6はボディ本体9と同様にステ
ンレスで製造されており、図3に示される如く、扉3の
前面3a(図1参照)に対向する面に開口部27を有す
るフード状に形成されている。開口部27には、アーム
6の延在方向に直交する係合ピン28が挿着されてい
る。
【0040】アーム6の基端部6aには、平面視略U字
状の当接部29、30(図6及び図10参照)が設けら
れており、その当接部29、30(図6及び図10参
照)には、それぞれ長孔31、32(図6及び図10参
照)が穿設されている。
【0041】アーム6の基端部6aと開口部27との間
には、上記錠装置7に対する装着部33が形成されてい
る。装着部33は、アーム6の延在方向に直交して下方
から上方に向けて形成されており、ロータ34にシリン
ダカム35を装着した既知構成の錠装置7をその軸方向
に対して移動不能に装着できるようになっている。
【0042】また、装着部33には、アーム6の延在方
向に沿ってアームプレート36を摺動する摺動部37が
形成されている。尚、引用符号38は止め輪、39はナ
ットを示している。
【0043】アームプレート36は、図6に示される如
く、一方に上記シャフト5が挿通される貫通孔40が穿
設されており、他方には二つの円孔を連結した図示のよ
うな形状のシリンダカム摺動孔42が穿設されている。
シリンダカム摺動孔42は、上記錠装置7(図3参照)
の施解錠操作によるシリンダカム35の回動位置によっ
て、そのシリンダカム35の摺動を規制するようになっ
ている。
【0044】尚、アームプレート36は、シャフト5を
介してボディ本体9の基端部9a側に固定されており、
アームプレート36と摺動部37(図3参照)、及び、
当接部29、30(図6及び図10参照)と凹部16、
17(図6及び図10参照)の摺動によって上記アーム
6がボディ本体9に対してスライドするようになってい
る。
【0045】一方、上記扉3の前面3aには、平面視略
L字状の係止部43が扉3側から締め付け固定されてい
る。係止部43には、前面3aに略平行なアーム当接部
44が設けられている。アーム当接部44は、アーム6
が前面3aに沿ってスライドしない限り、アーム6の係
合ピン28の回動軌跡上に位置するようになっている。
従って、扉3を無理矢理こじ開けようとする犯罪がなさ
れる際、扉用ロック装置1に回動方向等へ力を加えたと
きには、係合ピン28がアーム当接部44に係合して扉
3の開放を阻止するよう作用する。また、めくり破壊に
対しても効果的である。
【0046】尚、引用符号45は、扉3の前面3aに設
けられた箱体2(図1参照)に対する主錠装置を示して
おり、アーム6の開口部27によって覆われるようにな
っている。
【0047】係合ピン28及び係止部43は、オプショ
ン設定にすることが可能である。また、アーム6の位置
が本形態のような主錠装置45に対向する位置に限定さ
れるものではない。適宜配置することが可能である。
【0048】上記構成において、扉用ロック装置1の作
用を説明する。図6ないし図9は、図3のB−B線にお
ける断面図を示しており、図10ないし図12は図3の
C−C線における断面図を示している。
【0049】図6及び図10において、扉用ロック装置
1は施錠状態となっている。即ち、シリンダカム35が
シリンダカム摺動孔42の一方の孔に位置しており、他
方の孔へ移動不能となっている。また、当接部29、3
0が凹部16、17に完全に収納された状態となってお
り、その当接部29、30が被当接部21、22に当接
することでアーム6の回動が規制されている(図3にお
ける引用符号Dの面の当接でも回動が規制されてい
る)。さらには、係合ピン28の回動軌跡上に係止部4
3が配置されている。
【0050】このような状態、即ち施錠状態から図示し
ないキーを錠装置7に差し込んで解錠操作をすると、シ
リンダカム35が矢線E方向に回動し、図7に示される
ようなシリンダカム35がシリンダカム摺動孔42の上
記他方の孔側へ移動することが可能な状態となる。
【0051】次に、手で矢線F方向にアーム6をスライ
ドさせると、そのアーム6は扉3の前面3aに沿ってス
ライドし、図8及び図11に示されるような状態にな
る。
【0052】この図8及び図11に示される状態におい
て、当接部29、30(図6及び図10参照)は凹部1
6、17から引き出され、長孔31、32におけるシャ
フト5の位置はアーム6の回動可能位置に変わってい
る。そして、当接部29、30と被当接部21、22と
の当接が解除され、また、係合ピン28の回動軌跡上か
ら係止部43が離脱する。
【0053】この状態で、シリンダカム35を矢線E方
向(図6参照)とは逆に回動することができ、キー(不
図示)を抜いてスライド状態を保持することができる。
このキー(不図示)のコードを主錠装置45と同一にし
た場合は、一本のキーで操作が可能となる。
【0054】続いて、アーム6を図9及び図12に示さ
れるように矢線G方向へ回動させれば、扉3を開放する
ことが可能になり、一連の操作が完了する。
【0055】尚、扉3を閉扉状態にして扉用ロック装置
1を施錠状態にする場合には、上記操作の逆を行えばよ
いことになるので、ここではその説明を省略する。
【0056】また、シリンダカム35をアーム6の回動
可能位置においては回動できない形状にすることもで
き、シリンダ錠(錠装置7)の構成により、キー(不図
示)を抜くようにすることもできる。キー(不図示)が
抜けないようにした場合には、(施錠しなければキー
(不図示)が抜けないため)施錠忘れを防止することが
できる。また、スプリング等によりシリンダカム35を
施錠方向へ付勢した場合は、自動施錠することもでき
る。
【0057】以上、図1ないし図12までを参照しなが
ら説明してきたように、アーム6が扉3の前面3aに沿
ってスライドしていない場合には、先ず、そのアーム6
自体がボディ本体9との当接によって回動しないように
なっていることから、盗犯による過大な力が扉用ロック
装置1にかかったとしても、従来のようなシャフト等へ
の力の集中はなく、アーム6とボディ本体9とで十分に
確保した当接に係る面積でその力を吸収することができ
る。
【0058】次に、アーム6自体が係止部43との係合
によって回動しないようになっていることから、上述同
様、盗犯による過大な力が扉用ロック装置1にかかった
としても、従来のようなシャフト等への力の集中はな
く、アーム6(係合ピン28)と係止部43の係合で十
分にその力を吸収することができる。
【0059】これにより、シャフト5以てはその近傍に
破損が生じることはない。
【0060】また、扉用ロック装置1は、箱体2と扉3
とに跨って閉扉の状態を維持することになるから、箱体
2の側面における固着部分のめくり破壊に十分対処させ
ることができる。
【0061】従って、上記扉用ロック装置1は、盗犯に
対する十分な阻止力を有している。
【0062】その他、本発明は本発明の主旨を変えない
範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。即ち、ア
ーム6の回動阻止をアーム6とボディ本体9との当接の
み、或いは、係止部43と係合ピン28との係合のみで
なし得ることも可能で、上述同様の十分な効果が得られ
ることは間違いない。
【0063】尚、係止部43の形態は一例であって、ア
ーム6の回動軌跡上でそのアーム6の回動を阻止できる
ようなものであれば係止部43に代えて適用することが
できるものとする。
【0064】また、扉用ロック装置1の例えば上記自動
販売機における配設位置は、上述の側方側に限定される
ものではなく、上方或いは下方側から設けても構わない
ものとする。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、扉用ロック装置は、ボディとシャ
フトとアームと錠装置とを備えており、アームが扉の前
面に沿ってスライド可能に構成されている。そして、錠
装置の施錠時には、その錠装置がアームをスライド不能
にしてアームの基端部をボディの基端部に当接させた状
態、即ちアームの回動不能状態に保持し、また、錠装置
の解錠時には、その錠装置がアームのスライドを許容し
てアームの基端部とボディの基端部との当接を解除可能
にする構成になっている。このように、アームが扉の前
面に沿ってスライドしていない場合には、そのアーム自
体がボディとの当接によって回動しないようになってい
ることから、盗犯による過大な力が装置にかかったとし
ても、従来のようなシャフト等への力の集中はなく、ア
ームとボディとで十分に確保した当接に係る面積でその
力を吸収することができる。そして、シャフト以てはそ
の近傍に破損が生じることはない。従って、盗犯に対す
る十分な阻止力を有する扉用ロック装置を提供すること
ができるという効果を奏する。
【0066】請求項2に記載された本発明によれば、扉
用ロック装置は、上記請求項1と同様、ボディとシャフ
トとアームと錠装置とを備えており、アームが扉の前面
に沿ってスライド可能に構成されている。そして、錠装
置の施錠時には、その錠装置がアームをスライド不能に
してアームを扉の前面に設けた係止部に係合させた状
態、即ちアームの回動不能状態に保持し、また、錠装置
の解錠時には、その錠装置がアームのスライドを許容し
てアームと係止部との係合を解除可能にする構成になっ
ている。このように、アームが扉の前面に沿ってスライ
ドしていない場合には、そのアーム自体が係止部との係
合によって回動しないようになっていることから、盗犯
による過大な力が装置にかかったとしても、従来のよう
なシャフト等への力の集中はなく、アームと係止部の係
合で十分にその力を吸収することができる。そして、シ
ャフト以てはその近傍に破損が生じることはない。ま
た、扉用ロック装置は、箱体と扉とに跨って閉扉の状態
を維持することになるから、箱体の側面における固着部
分のめくり破壊に十分対処させることができる。従っ
て、盗犯に対する十分な阻止力を有する扉用ロック装置
を提供することができるという効果を奏する。
【0067】請求項3に記載された本発明によれば、扉
用ロック装置は、上記請求項1及び請求項2と同様、ボ
ディとシャフトとアームと錠装置とを備えており、アー
ムが扉の前面に沿ってスライド可能に構成されている。
そして、上記請求項1及び請求項2の構成をそれぞれ兼
ね備えていることから、シャフト以てはその近傍に破損
が生じることはなく、めくり破壊に対しても十分に対処
させることができる。従って、より一層、盗犯に対する
十分な阻止力を有する扉用ロック装置を提供することが
できるという効果を奏する。
【0068】請求項4に記載された本発明によれば、扉
の前面に設けた係止部は、その扉の前面に略平行なアー
ム当接部を有していることから、アームの回動方向に直
交して回動を阻止することができる。また、めくり破壊
を防止することもできる。従って、盗犯に対する阻止力
の向上に寄与することができるという効果を奏する。
【0069】請求項5に記載された本発明によれば、ア
ームは、扉の前面に対向する面に開口部を有しているこ
とから、扉の前面に設けられた係止部や箱体に対する主
錠装置を覆うことができる。従って、盗犯に対する阻止
力の向上に寄与することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による扉用ロック装置の一実施の形態を
示しており、扉用ロック装置(一部断面を含む)を装着
した自動販売機(閉扉に拘束されている)の平面図であ
る。
【図2】図1のボディプレートを取り外した状態の扉用
ロック装置の正面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図1のボディプレートの平面図である。
【図5】図1のボディスペーサの平面図である。
【図6】図3のB−B線断面図であり、施錠時の断面図
である。
【図7】図6の状態から解錠してシリンダカムを回動さ
せた状態の断面図である。
【図8】図7の状態からアームを扉の前面に沿ってスラ
イドさせた状態の断面図である。
【図9】図8の状態からアームを回動して扉を開放可能
にした状態の断面図である。
【図10】図3のC−C線断面図であり、施錠時の断面
図である。
【図11】図10の状態からアームを扉の前面に沿って
スライドさせた状態の断面図である。
【図12】図11の状態からアームを回動して扉を開放
可能にした状態の断面図である。
【図13】従来例の扉用ロック装置を装着した自動販売
機の平面図である。
【図14】図13の扉用ロック装置の水平断面図であ
る。
【図15】図14のa−a線断面図である。
【図16】図13の扉用ロック装置を解錠して開扉後の
状態を示す水平断面図である。
【図17】図16のb−b線断面図である。
【符号の説明】
1 扉用ロック装置 2 箱体 3 扉 3a 前面 4 ボディ 5 シャフト 6 アーム 6a 基端部 7 錠装置 8 取り付け部 9 ボディ本体 9a 基端部 10 ボディプレート 11 ボディスペーサ 16、17 凹部 18 穴 19、20 貫通孔 21、22 被当接部 23 スプリングピン 24 挿入孔 27 開口部 28 係合ピン 29、30 当接部 31、32 長孔 33 装着部 34 ロータ 35 シリンダカム 36 アームプレート 37 摺動部 40 貫通孔 42 シリンダカム摺動孔 43 係止部 44 アーム当接部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体の側面に固着されるボディと、該ボ
    ディの基端部に配設されるシャフトと、該シャフトを介
    して前記基端部に回動可能に取り付けられるアームと、
    前記箱体の前面を開閉する扉が閉扉位置にある際に、前
    記アームを前記扉の前面に対して略平行に配置した状態
    に保持することが可能な錠装置と、を備えた扉用ロック
    装置において、 前記アームは前記扉の前記前面に沿ってスライド可能に
    構成され、 前記錠装置の施錠時には、該錠装置が前記アームをスラ
    イド不能にして該アームの基端部を前記ボディの前記基
    端部に当接させた前記アームの回動不能状態に保持し、 前記錠装置の解錠時には、該錠装置が前記アームのスラ
    イドを許容して該アームの前記基端部と前記ボディの前
    記基端部との当接を解除可能にすることを特徴とする扉
    用ロック装置。
  2. 【請求項2】 箱体の側面に固着されるボディと、該ボ
    ディの基端部に配設されるシャフトと、該シャフトを介
    して前記基端部に回動可能に取り付けられるアームと、
    前記箱体の前面を開閉する扉が閉扉位置にある際に、前
    記アームを前記扉の前面に対して略平行に配置した状態
    に保持することが可能な錠装置と、を備えた扉用ロック
    装置において、 前記アームは前記扉の前記前面に沿ってスライド可能に
    構成され、 前記錠装置の施錠時には、該錠装置が前記アームをスラ
    イド不能にして該アームを前記扉の前記前面に設けた係
    止部に係合させた前記アームの回動不能状態に保持し、 前記錠装置の解錠時には、該錠装置が前記アームのスラ
    イドを許容して該アームと前記係止部との係合を解除可
    能にすることを特徴とする扉用ロック装置。
  3. 【請求項3】 箱体の側面に固着されるボディと、該ボ
    ディの基端部に配設されるシャフトと、該シャフトを介
    して前記基端部に回動可能に取り付けられるアームと、
    前記箱体の前面を開閉する扉が閉扉位置にある際に、前
    記アームを前記扉の前面に対して略平行に配置した状態
    に保持することが可能な錠装置と、を備えた扉用ロック
    装置において、 前記アームは前記扉の前記前面に沿ってスライド可能に
    構成され、 前記錠装置の施錠時には、該錠装置が前記アームをスラ
    イド不能にして該アームの基端部を前記ボディの前記基
    端部に当接させた前記アームの回動不能状態と、該アー
    ムを前記扉の前記前面に設けた係止部に係合させた前記
    アームの回動不能状態との二つの回動不能状態に保持
    し、 前記錠装置の解錠時には、該錠装置が前記アームのスラ
    イドを許容して該アームの前記基端部と前記ボディの前
    記基端部との当接を解除するとともに、前記アームと前
    記係止部との係合を解除可能にすることを特徴とする扉
    用ロック装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載の扉用ロッ
    ク装置において、 前記係止部は、前記扉の前記前面に略平行なアーム当接
    部を有することを特徴とする扉用ロック装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4いずれか記載の
    扉用ロック装置において、 前記アームは、前記扉の前記前面に対向する面に開口部
    を有することを特徴とする扉用ロック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007120145A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Alpha Corp 扉用錠装置
JP2007204968A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Alpha Corp 扉用錠装置

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