JP2000247468A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
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- JP2000247468A JP2000247468A JP11044967A JP4496799A JP2000247468A JP 2000247468 A JP2000247468 A JP 2000247468A JP 11044967 A JP11044967 A JP 11044967A JP 4496799 A JP4496799 A JP 4496799A JP 2000247468 A JP2000247468 A JP 2000247468A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の給紙装置は、記録紙の厚さに応じて記
録紙の給紙状態を調整でき、且つその調整に伴う操作を
容易にすることを課題とする。 【解決手段】内部に複数の用紙を積層して収容するとと
もに一端部に積層した用紙を繰り出す紙繰り出し部を有
し、この紙繰り出し側端部が画像形成装置の装置本体に
支持されて起立角度位置Aと倒伏角度位置Bとの間で変
位可能なカセット12と、画像形成装置本体に設けられ
カセットの紙繰り出し部からカセットに積層された用紙
に接触して回転により順次引き出すピックアップローラ
13と、画像形成装置の装置本体に設けられカセットの
紙繰り出し部からピックアップローラが回転して引き出
す用紙に力を加えて一枚づつ分離する紙分離体14とを
具備し、紙分離体はカセットの上下方向回動に連動して
変位しカセット起立角度位置および倒伏角度位置にある
時に夫々の位置に対応した向きの位置に変位する。
録紙の給紙状態を調整でき、且つその調整に伴う操作を
容易にすることを課題とする。 【解決手段】内部に複数の用紙を積層して収容するとと
もに一端部に積層した用紙を繰り出す紙繰り出し部を有
し、この紙繰り出し側端部が画像形成装置の装置本体に
支持されて起立角度位置Aと倒伏角度位置Bとの間で変
位可能なカセット12と、画像形成装置本体に設けられ
カセットの紙繰り出し部からカセットに積層された用紙
に接触して回転により順次引き出すピックアップローラ
13と、画像形成装置の装置本体に設けられカセットの
紙繰り出し部からピックアップローラが回転して引き出
す用紙に力を加えて一枚づつ分離する紙分離体14とを
具備し、紙分離体はカセットの上下方向回動に連動して
変位しカセット起立角度位置および倒伏角度位置にある
時に夫々の位置に対応した向きの位置に変位する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】画像形成装置に設けられ画像
形成部に用紙を供給する給紙装置に関する。
形成部に用紙を供給する給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタなどの画像形成装置に設
ける給紙装置は、記録紙を積層して保持する紙保持手段
と、この紙保持手段に積層保持された記録紙を順次繰り
出すピックアップローラと、このピックアップローラが
繰り出す記録紙を一枚づつ分離する分離手段とを具備し
ている。紙保持手段には記録紙を積層して載置する給紙
トレイ(給紙台)と、記録紙を載置して内部に収容する
給紙カセットとがあり、前者のトレイは、積層した記録
紙を載置するだけなので、記録紙をセットすることは容
易であるが保持状態で不安定であるとともに記録紙の繰
り出しが容易であるが繰り出しが不確実になることがあ
る。また、後者のカセットは、積層した記録紙を収容し
て拘束するので、記録紙をセットするのにやや手数を要
するが保持状態で安定するとともに記録紙の繰り出しが
やや抵抗があるが確実性が高い。
ける給紙装置は、記録紙を積層して保持する紙保持手段
と、この紙保持手段に積層保持された記録紙を順次繰り
出すピックアップローラと、このピックアップローラが
繰り出す記録紙を一枚づつ分離する分離手段とを具備し
ている。紙保持手段には記録紙を積層して載置する給紙
トレイ(給紙台)と、記録紙を載置して内部に収容する
給紙カセットとがあり、前者のトレイは、積層した記録
紙を載置するだけなので、記録紙をセットすることは容
易であるが保持状態で不安定であるとともに記録紙の繰
り出しが容易であるが繰り出しが不確実になることがあ
る。また、後者のカセットは、積層した記録紙を収容し
て拘束するので、記録紙をセットするのにやや手数を要
するが保持状態で安定するとともに記録紙の繰り出しが
やや抵抗があるが確実性が高い。
【0003】ところで、従来の給紙装置においては、ト
レイをピックアップローラに対する進入角度を可変に設
け、記録紙が普通紙の場合にはトレイを起立し、記録紙
が厚く腰が強い場合には給紙トレイを倒伏して、記録紙
の厚さに応じて安定した給紙を行おうとするものがある
(特開平7−81780号公報)。
レイをピックアップローラに対する進入角度を可変に設
け、記録紙が普通紙の場合にはトレイを起立し、記録紙
が厚く腰が強い場合には給紙トレイを倒伏して、記録紙
の厚さに応じて安定した給紙を行おうとするものがある
(特開平7−81780号公報)。
【0004】また、従来の給紙装置においては、記録紙
が厚い時に分離手段の角度を調整してトレイとの交差角
度を大きくし、記録紙が薄い時に分離手段の角度を調整
してトレイとの交差角度を小さくして、記録紙の厚さに
応じて安定した給紙を行おうとするものもある(特開平
7−330183号公報)。
が厚い時に分離手段の角度を調整してトレイとの交差角
度を大きくし、記録紙が薄い時に分離手段の角度を調整
してトレイとの交差角度を小さくして、記録紙の厚さに
応じて安定した給紙を行おうとするものもある(特開平
7−330183号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに記録紙の厚さに応じて記録紙の給紙状態を調整して
給紙を安定して行うとする従来の給紙装置は、いずれも
紙保持手段としてトレイを用いたものが対象となってお
り、紙保持手段としてカセットを用いたものは対象とな
っていない。また、後者の給紙装置では、作業者の手動
操作により分離手段の角度調整をするので、操作が面倒
であるという問題がある。
うに記録紙の厚さに応じて記録紙の給紙状態を調整して
給紙を安定して行うとする従来の給紙装置は、いずれも
紙保持手段としてトレイを用いたものが対象となってお
り、紙保持手段としてカセットを用いたものは対象とな
っていない。また、後者の給紙装置では、作業者の手動
操作により分離手段の角度調整をするので、操作が面倒
であるという問題がある。
【0006】従って、従来から給紙装置に対しては、紙
保持手段としてカセットを用いたものにおいて記録紙の
厚さに応じて記録紙の給紙状態を調整して給紙を行なえ
るようにし、さらにその給紙状態の調整に伴う操作が容
易であることが要望されている。
保持手段としてカセットを用いたものにおいて記録紙の
厚さに応じて記録紙の給紙状態を調整して給紙を行なえ
るようにし、さらにその給紙状態の調整に伴う操作が容
易であることが要望されている。
【0007】本発明は前記事情に基づいてなされたもの
で、紙保持手段としてカセットを用いたものについて記
録紙の厚さに応じて記録紙の給紙状態を調整でき、且つ
その調整に伴う操作が容易で、従来から要望されている
課題を解決した給紙装置を提供することを目的とする。
で、紙保持手段としてカセットを用いたものについて記
録紙の厚さに応じて記録紙の給紙状態を調整でき、且つ
その調整に伴う操作が容易で、従来から要望されている
課題を解決した給紙装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の給紙装
置は、内部に複数の用紙を積層して収容するとともに一
端部に積層した用紙を繰り出す紙繰り出し部を有し、こ
の紙繰り出し部側の端部が画像形成装置の装置本体に支
持されて起立角度位置と倒伏角度位置との間を変位可能
に設けられたカセットと、前記画像形成装置の装置本体
に設けられ前記カセットの紙繰り出し部から前記カセッ
ト内部に積層収容された用紙に接触して回転により順次
引き出すピックアップローラと、このピックアップロー
ラに対向して前記画像形成装置の装置本体に設けられ前
記カセットの紙繰り出し部から前記ピックアップローラ
が回転して引き出す用紙に力を加えて一枚づつ分離する
紙分離体とを具備し、前記紙分離体は、前記カセットの
上下方向回動に連動して変位し前記カセット起立角度位
置および倒伏角度位置にある時に夫々の位置に対応した
向きの位置に変位するものであることを特徴とする。
置は、内部に複数の用紙を積層して収容するとともに一
端部に積層した用紙を繰り出す紙繰り出し部を有し、こ
の紙繰り出し部側の端部が画像形成装置の装置本体に支
持されて起立角度位置と倒伏角度位置との間を変位可能
に設けられたカセットと、前記画像形成装置の装置本体
に設けられ前記カセットの紙繰り出し部から前記カセッ
ト内部に積層収容された用紙に接触して回転により順次
引き出すピックアップローラと、このピックアップロー
ラに対向して前記画像形成装置の装置本体に設けられ前
記カセットの紙繰り出し部から前記ピックアップローラ
が回転して引き出す用紙に力を加えて一枚づつ分離する
紙分離体とを具備し、前記紙分離体は、前記カセットの
上下方向回動に連動して変位し前記カセット起立角度位
置および倒伏角度位置にある時に夫々の位置に対応した
向きの位置に変位するものであることを特徴とする。
【0009】この発明の構成によれば、カセットと紙分
離体との組み合わせによる紙保持手段としてカセットを
用いた場合に記録紙の厚さに応じて記録紙の給紙状態を
調整することができる。特にカセットに動作に連動して
紙分離体が向きを変えることにより、トレイに比較して
用紙の取り出しに抵抗があるカセットからの給紙を確実
に行うことができるとともに、紙分離体の変位をカセッ
トの変位に連動させることにより人手によらず容易に行
うことができる。
離体との組み合わせによる紙保持手段としてカセットを
用いた場合に記録紙の厚さに応じて記録紙の給紙状態を
調整することができる。特にカセットに動作に連動して
紙分離体が向きを変えることにより、トレイに比較して
用紙の取り出しに抵抗があるカセットからの給紙を確実
に行うことができるとともに、紙分離体の変位をカセッ
トの変位に連動させることにより人手によらず容易に行
うことができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の給紙
装置において、前記紙分離体は、前記画像形成装置の装
置本体に回動可能に支持され弾性体により力を加えられ
て前記カセットに圧接され、上下方向回動する前記カセ
ットに押されて回動変位するものであることを特徴とす
る。
装置において、前記紙分離体は、前記画像形成装置の装
置本体に回動可能に支持され弾性体により力を加えられ
て前記カセットに圧接され、上下方向回動する前記カセ
ットに押されて回動変位するものであることを特徴とす
る。
【0011】この発明の構成によれば、紙分離体の変位
をカセットの変位に連動して変位する紙分離体に適切な
機構を具体的に提供できる。
をカセットの変位に連動して変位する紙分離体に適切な
機構を具体的に提供できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
面を参照して説明する。この実施の形態は画像形成装置
としてレーザプリンタに設けた給紙装置を対象にしてい
る。図1および図2はレーザプリンタの概略的構成を示
す断面図で、図1は給紙装置のカセットが起立位置にあ
る状態を示し、図2は給紙装置のカセットが倒伏位置に
ある状態を示している。図3および図4は給紙装置を拡
大して示すもので、図3はカセットが起立位置にある状
態を示し、図4は給紙カセットが倒伏位置にある状態を
示している。
面を参照して説明する。この実施の形態は画像形成装置
としてレーザプリンタに設けた給紙装置を対象にしてい
る。図1および図2はレーザプリンタの概略的構成を示
す断面図で、図1は給紙装置のカセットが起立位置にあ
る状態を示し、図2は給紙装置のカセットが倒伏位置に
ある状態を示している。図3および図4は給紙装置を拡
大して示すもので、図3はカセットが起立位置にある状
態を示し、図4は給紙カセットが倒伏位置にある状態を
示している。
【0013】レーザプリンタについて図1および図2を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0014】図中1はレーザプリンタの装置本体で、こ
の装置本体1の一方の端部は後述する給紙装置11を装
備する開放部2が形成され、上面部における他端部より
の箇所には排紙部3が設けられている。装置本体1の内
部にはレーザ光学系4、プロセスユニット5、転写装置
6および定着装置7が設けられている。そして、レーザ
光学系4はプロセスユニット5に設けた感光体ドラム8
を露光し、プロセスユニット5では現像装置9により感
光体ドラム8にトナー像を形成する。次いで、感光体ド
ラム8のトナー像を後述するように給紙装置11から供
給されて搬送されてきた記録紙Pに対して転写装置6に
より転写し、トナー像を転写された記録紙Pは定着装置
7によりトナー像を定着し、その後記録紙Pを搬送して
排紙部3から排出する。
の装置本体1の一方の端部は後述する給紙装置11を装
備する開放部2が形成され、上面部における他端部より
の箇所には排紙部3が設けられている。装置本体1の内
部にはレーザ光学系4、プロセスユニット5、転写装置
6および定着装置7が設けられている。そして、レーザ
光学系4はプロセスユニット5に設けた感光体ドラム8
を露光し、プロセスユニット5では現像装置9により感
光体ドラム8にトナー像を形成する。次いで、感光体ド
ラム8のトナー像を後述するように給紙装置11から供
給されて搬送されてきた記録紙Pに対して転写装置6に
より転写し、トナー像を転写された記録紙Pは定着装置
7によりトナー像を定着し、その後記録紙Pを搬送して
排紙部3から排出する。
【0015】次に本発明の給紙装置11について図1な
いし図4を参照して説明する。この給紙装置11は、給
紙カセット12、ピックアップローラ13および紙分離
体14を備えている。給紙カセット12は装置本体11
の開放部2において起立角度位置Aと倒伏角度位置Bと
の間を上下方向に回動可能に設けるもので、開放部2は
この給紙カセット12の上下方向回動を可能とする高さ
を有している。給紙カセット12は内部に記録紙Pを積
層して収容するもので、収容する記録紙の最大サイズに
対応した直方体をなしている。給紙カセット12の上面
部が記録紙Pを積層して収容するために開放されてお
り、この開放部は一方の端部を支点として振り上げ回動
可能に設けた蓋板21により開閉されるようになってい
る。給紙カセット12の他方の端部における縁壁と蓋板
21の他端部との間には、給紙カセット12の内部に積
層収容した記録紙Pを繰り出す紙繰り出し部22が形成
されている。
いし図4を参照して説明する。この給紙装置11は、給
紙カセット12、ピックアップローラ13および紙分離
体14を備えている。給紙カセット12は装置本体11
の開放部2において起立角度位置Aと倒伏角度位置Bと
の間を上下方向に回動可能に設けるもので、開放部2は
この給紙カセット12の上下方向回動を可能とする高さ
を有している。給紙カセット12は内部に記録紙Pを積
層して収容するもので、収容する記録紙の最大サイズに
対応した直方体をなしている。給紙カセット12の上面
部が記録紙Pを積層して収容するために開放されてお
り、この開放部は一方の端部を支点として振り上げ回動
可能に設けた蓋板21により開閉されるようになってい
る。給紙カセット12の他方の端部における縁壁と蓋板
21の他端部との間には、給紙カセット12の内部に積
層収容した記録紙Pを繰り出す紙繰り出し部22が形成
されている。
【0016】起立角度位置Aは90度に近い角度位置
で、普通紙からなる記録紙Pをセットした場合の位置で
ある。普通紙からなる記録紙Pは給紙カセット12を起
立して傾斜させた状態でも支障なく繰り出して装置本体
1内部へ供給できる。このため、起立角度位置Aは給紙
カセット12を起立角度位置Aに位置させるこにより、
給紙カセット12が占める水平面スペースを小くでき
る。倒伏角度位置Bは水平に近い角度位置で、厚紙から
なる記録紙Pをセットする場合の位置である。この角度
位置では、厚紙からなる記録紙Pもジャムやミスフィー
ドなどの事故が発生することなく繰り出して装置本体1
の内部へ供給することができる。
で、普通紙からなる記録紙Pをセットした場合の位置で
ある。普通紙からなる記録紙Pは給紙カセット12を起
立して傾斜させた状態でも支障なく繰り出して装置本体
1内部へ供給できる。このため、起立角度位置Aは給紙
カセット12を起立角度位置Aに位置させるこにより、
給紙カセット12が占める水平面スペースを小くでき
る。倒伏角度位置Bは水平に近い角度位置で、厚紙から
なる記録紙Pをセットする場合の位置である。この角度
位置では、厚紙からなる記録紙Pもジャムやミスフィー
ドなどの事故が発生することなく繰り出して装置本体1
の内部へ供給することができる。
【0017】給紙カセット12の内部には記録紙Pを積
層収容して載置する載置板23が配置され、この載置板
23は一方の端部が給紙カセット12の底面部に枢支さ
れて上下方向回動可能に設けられ、且つ圧縮コイルばね
24により給紙カセット上面開放部に向けて常時力が加
えられている。載置板23に上向きの弾性力を加える弾
性部材としては圧縮コイルばね24に限定されず、板ば
ねなどの弾性部材を広く採用できる。
層収容して載置する載置板23が配置され、この載置板
23は一方の端部が給紙カセット12の底面部に枢支さ
れて上下方向回動可能に設けられ、且つ圧縮コイルばね
24により給紙カセット上面開放部に向けて常時力が加
えられている。載置板23に上向きの弾性力を加える弾
性部材としては圧縮コイルばね24に限定されず、板ば
ねなどの弾性部材を広く採用できる。
【0018】給紙カセット12は、装置本体1の一方の
端面部の外側において紙繰り出し部3が位置する側の端
部を下側となるようにして傾斜して配置され、その紙繰
り出し側部の端部が装置本体1の一方の端面部に形成さ
れた開放部2を通して装置本体21の内部の下部に挿入
され、この紙繰り出し側端部が装置本体1に枢支されて
いる。これにより給紙カセット12は紙繰り出し側端部
の枢支部を支点として起立角度位置Aと倒伏角度位置B
との間を上下方向に回動可能に設けられている。給紙カ
セット12の紙繰り出し側端部を装置本体1に枢支する
構成としては、例えば給紙カセット12の紙繰り出し側
端部の左右両側部に腕部を設け、この各腕部に記録紙P
を搬送する方向に対して直交する方向に沿って水平に設
けた枢軸25を装置本体1に支持するものが挙げられ
る。また、例えば装置本体1の両側面部の内部には枢軸
25を中心として給紙カセット回動範囲に応じた円弧を
なす長孔(図示せず)を形成し、給紙カセット12の両
側縁壁に設けたピン(図示せず)を長孔に移動自在に挿
入する構成とすることにより、給紙カセット12を円滑
に上下方向に回動させることができる。
端面部の外側において紙繰り出し部3が位置する側の端
部を下側となるようにして傾斜して配置され、その紙繰
り出し側部の端部が装置本体1の一方の端面部に形成さ
れた開放部2を通して装置本体21の内部の下部に挿入
され、この紙繰り出し側端部が装置本体1に枢支されて
いる。これにより給紙カセット12は紙繰り出し側端部
の枢支部を支点として起立角度位置Aと倒伏角度位置B
との間を上下方向に回動可能に設けられている。給紙カ
セット12の紙繰り出し側端部を装置本体1に枢支する
構成としては、例えば給紙カセット12の紙繰り出し側
端部の左右両側部に腕部を設け、この各腕部に記録紙P
を搬送する方向に対して直交する方向に沿って水平に設
けた枢軸25を装置本体1に支持するものが挙げられ
る。また、例えば装置本体1の両側面部の内部には枢軸
25を中心として給紙カセット回動範囲に応じた円弧を
なす長孔(図示せず)を形成し、給紙カセット12の両
側縁壁に設けたピン(図示せず)を長孔に移動自在に挿
入する構成とすることにより、給紙カセット12を円滑
に上下方向に回動させることができる。
【0019】なお、装置本体1と給紙カセット12に、
起立角度位置Aと倒伏角度位置Bに夫々と給紙カセット
12を停止させ、且つその解除が容易な適宜なストッパ
手段を設ける。例えば、各枢軸25にねじりばねを設け
るなどの構成により給紙カセット12に上向きのばね力
を加えると、給紙カセット12を安定して上下方向に回
動させることができる。
起立角度位置Aと倒伏角度位置Bに夫々と給紙カセット
12を停止させ、且つその解除が容易な適宜なストッパ
手段を設ける。例えば、各枢軸25にねじりばねを設け
るなどの構成により給紙カセット12に上向きのばね力
を加えると、給紙カセット12を安定して上下方向に回
動させることができる。
【0020】ピックアップローラ13は、装置本体1の
内部において給紙カセット12の両側腕部を夫々支持す
る枢軸25に挟まれた箇所に枢軸25と同じ軸線上に位
置してローラ軸26により水平に配置されて装置本体1
に回転自在に支持されいる。すなわち、ピックアップロ
ーラ13は給紙カセット12の紙繰り出し部2の上側に
これと対向して配置されている。ピックアップローラ1
3は扇形をなすもので、回転に伴いその円弧部の両端角
部で積層された記録紙Pを引っ掛けて引き出すようにな
っている。そして、ピックアップローラ13は、装置本
体1に設けた図示しない回転駆動装置により図示矢印方
向に回転駆動される。給紙カセット12はピックアップ
ローラ13の中心軸線を中心として上下方向に回動する
ように設けられる。図中Cはピックアップローラ13が
繰り出した記録紙Pを装置本体1の内部へ導く紙導入部
である。
内部において給紙カセット12の両側腕部を夫々支持す
る枢軸25に挟まれた箇所に枢軸25と同じ軸線上に位
置してローラ軸26により水平に配置されて装置本体1
に回転自在に支持されいる。すなわち、ピックアップロ
ーラ13は給紙カセット12の紙繰り出し部2の上側に
これと対向して配置されている。ピックアップローラ1
3は扇形をなすもので、回転に伴いその円弧部の両端角
部で積層された記録紙Pを引っ掛けて引き出すようにな
っている。そして、ピックアップローラ13は、装置本
体1に設けた図示しない回転駆動装置により図示矢印方
向に回転駆動される。給紙カセット12はピックアップ
ローラ13の中心軸線を中心として上下方向に回動する
ように設けられる。図中Cはピックアップローラ13が
繰り出した記録紙Pを装置本体1の内部へ導く紙導入部
である。
【0021】紙分離体14は、ピックアップローラ13
が繰り出す記録紙Pを押えて一枚づつ分離するものであ
る。紙分離体14は、ピックアップローラ13に相当す
る長さを有し、装置本体1の内部においてピックアップ
ローラ13の下側で且つ給紙カセット12の紙繰り出し
部側の端部の縁壁12aに接触する箇所に位置してピッ
クアップローラ13に対向して平行に配置されている。
紙分離体14は断面が一対の側面と一対の端面を有する
長方形をなすもので、図3および図4に示すように断面
における一方の側面は第1の紙押え面14aとして形成
され、この第1の紙押え面14aに連続する一方の端面
が第2の紙押え面14bとして形成されている。第1の
紙押え面14aおよび第2の紙押え面14bには記録紙
Pに摩擦抵抗を付与するパット29が夫々貼り付けてあ
る。
が繰り出す記録紙Pを押えて一枚づつ分離するものであ
る。紙分離体14は、ピックアップローラ13に相当す
る長さを有し、装置本体1の内部においてピックアップ
ローラ13の下側で且つ給紙カセット12の紙繰り出し
部側の端部の縁壁12aに接触する箇所に位置してピッ
クアップローラ13に対向して平行に配置されている。
紙分離体14は断面が一対の側面と一対の端面を有する
長方形をなすもので、図3および図4に示すように断面
における一方の側面は第1の紙押え面14aとして形成
され、この第1の紙押え面14aに連続する一方の端面
が第2の紙押え面14bとして形成されている。第1の
紙押え面14aおよび第2の紙押え面14bには記録紙
Pに摩擦抵抗を付与するパット29が夫々貼り付けてあ
る。
【0022】紙分離体14は、第1の紙押え面14aと
第2の紙押え面14bとが連続する角部Dが、ピックア
ップローラ13の中心軸線と平行に水平に配置された枢
軸27に支持され、これにより装置本体1に回動自在に
設けられている。
第2の紙押え面14bとが連続する角部Dが、ピックア
ップローラ13の中心軸線と平行に水平に配置された枢
軸27に支持され、これにより装置本体1に回動自在に
設けられている。
【0023】紙分離体14の両方の側面と、これら各側
面と対応する上側の装置本体1の箇所との間に夫々引張
りコイルばね28が張設されており、このばね28によ
り紙分離体14を枢軸27を中心として給紙カセット1
2の紙繰り出し側端部縁壁12aに向けて回動変位する
ようにばね力が付与されている。図3および図4では一
方の側面側のばね28を示している。これにより紙分離
体14は給紙カセット12の紙繰り出し側端部縁壁12
aに押圧当接する。紙分離体14の側面における引張り
コイルばね28の連結点は、厚さ方向中心に対して第1
の紙押え面14aと反対側の側面寄りで、且つ幅方向中
心より第2の紙押え面14b寄りの箇所に位置してい
る。
面と対応する上側の装置本体1の箇所との間に夫々引張
りコイルばね28が張設されており、このばね28によ
り紙分離体14を枢軸27を中心として給紙カセット1
2の紙繰り出し側端部縁壁12aに向けて回動変位する
ようにばね力が付与されている。図3および図4では一
方の側面側のばね28を示している。これにより紙分離
体14は給紙カセット12の紙繰り出し側端部縁壁12
aに押圧当接する。紙分離体14の側面における引張り
コイルばね28の連結点は、厚さ方向中心に対して第1
の紙押え面14aと反対側の側面寄りで、且つ幅方向中
心より第2の紙押え面14b寄りの箇所に位置してい
る。
【0024】ここで、給紙カセット12と紙分離体14
との関係の構成について説明する。図1および図3に示
すように給紙カセット12が起立角度位置Aにある時に
は、紙分離体14は第1の紙押え面14aが上側となる
向きにあり、第1の紙押え面14aと第2の紙押え面1
4bの反対側面とが交叉する角部Dが給紙カセット12
の紙繰り出し側端部の縁壁12aの外面に当接される。
この場合、紙分離体14は第1の紙押え面14aは、ピ
ックアップローラ13においてローラ軸26を中心とし
て描かれる円弧面と同じ円周上に位置する。
との関係の構成について説明する。図1および図3に示
すように給紙カセット12が起立角度位置Aにある時に
は、紙分離体14は第1の紙押え面14aが上側となる
向きにあり、第1の紙押え面14aと第2の紙押え面1
4bの反対側面とが交叉する角部Dが給紙カセット12
の紙繰り出し側端部の縁壁12aの外面に当接される。
この場合、紙分離体14は第1の紙押え面14aは、ピ
ックアップローラ13においてローラ軸26を中心とし
て描かれる円弧面と同じ円周上に位置する。
【0025】図2および図4に示すように給紙カセット
12が倒伏角度位置Bにある時には、紙分離体14は第
2の紙押え面14bが上側となる向きにあり、前記の角
部Dと、第1の紙押え面14aと第2の紙押え面14b
とが交叉する角部Eが給紙カセット12の紙繰り出し側
端部縁壁12aの外面に当接される。この場合、紙分離
体14は第2の紙押え面14bは,ピックアップローラ
13においてローラ軸26を中心として描かれる円弧面
と同じ円周上に位置する。
12が倒伏角度位置Bにある時には、紙分離体14は第
2の紙押え面14bが上側となる向きにあり、前記の角
部Dと、第1の紙押え面14aと第2の紙押え面14b
とが交叉する角部Eが給紙カセット12の紙繰り出し側
端部縁壁12aの外面に当接される。この場合、紙分離
体14は第2の紙押え面14bは,ピックアップローラ
13においてローラ軸26を中心として描かれる円弧面
と同じ円周上に位置する。
【0026】そして、給紙カセット12を起立角度位置
Aと倒伏角度位置Bとの間を回動させる場合、紙分離体
14の角部Dが給紙カセット12の紙繰り出し側端部縁
壁12aの外面に接触する状態を維持する。このため、
記録紙Pの通路を確保するために紙分離体14の長さ方
向両方の端部における角部Dのみが給紙カセット12の
紙繰り出し側端部縁壁12aに接触するように構成す
る。
Aと倒伏角度位置Bとの間を回動させる場合、紙分離体
14の角部Dが給紙カセット12の紙繰り出し側端部縁
壁12aの外面に接触する状態を維持する。このため、
記録紙Pの通路を確保するために紙分離体14の長さ方
向両方の端部における角部Dのみが給紙カセット12の
紙繰り出し側端部縁壁12aに接触するように構成す
る。
【0027】このように構成した給紙装置11の作動に
ついて説明する。給紙カセット12に記録紙Pを装填す
る場合には、蓋板21を開いて記録紙Pを給紙カセット
12の開放部から給紙カセット12の内部を挿入して載
置板22上面に積層載置し、その後に蓋板21を閉じ
る。載置板22はばね24により押し上げられて積層載
置した記録紙Pを蓋板21に押圧する。これにより記録
紙Pは給紙カセット12の内部に積層した状態で収容さ
れ、給紙カセット12、蓋板21および載置板23によ
り周囲から押えられて整然として保持される。収容され
た記録紙Pは給紙カセット12の端部縁壁12aと蓋板
21との間で形成される紙繰り出し部22から順次繰り
出され、それに応じて載置板23がばね24により押し
上げられて記録紙Pの保持を維持する。
ついて説明する。給紙カセット12に記録紙Pを装填す
る場合には、蓋板21を開いて記録紙Pを給紙カセット
12の開放部から給紙カセット12の内部を挿入して載
置板22上面に積層載置し、その後に蓋板21を閉じ
る。載置板22はばね24により押し上げられて積層載
置した記録紙Pを蓋板21に押圧する。これにより記録
紙Pは給紙カセット12の内部に積層した状態で収容さ
れ、給紙カセット12、蓋板21および載置板23によ
り周囲から押えられて整然として保持される。収容され
た記録紙Pは給紙カセット12の端部縁壁12aと蓋板
21との間で形成される紙繰り出し部22から順次繰り
出され、それに応じて載置板23がばね24により押し
上げられて記録紙Pの保持を維持する。
【0028】普通の厚さ記録紙Pを用いる場合に給紙カ
セット12を起立角度位置Aに位置させる。給紙カセッ
ト12を起立角度位置Aにある場合は、図1および図3
に示すように給紙カセット12の紙繰り出し部22が装
置本体1における紙導入部Cに対して直角に近い角度と
なっている。紙分離体14はばね28により引張られて
第1の紙押え面14aが上側となってピックアップロー
ラ13に面する向きにあり、第1の紙押え面14aと第
2の紙押え面14bの反対側面とが交叉する角部Dが給
紙カセット12の紙繰り出し側端部縁壁12aの外面に
当接して確実に停止している。そして、ピックアップロ
ーラ13が回転して給紙カセット12の内部に積層して
収容されて上層に位置する記録紙Pを引き出す。引き出
された記録紙Pはピックアップローラ13と紙分離体1
4の第1の紙押え面14aとの間を通過して一枚づつ分
離されて装置本体1の紙導入部Cへ繰り出される。
セット12を起立角度位置Aに位置させる。給紙カセッ
ト12を起立角度位置Aにある場合は、図1および図3
に示すように給紙カセット12の紙繰り出し部22が装
置本体1における紙導入部Cに対して直角に近い角度と
なっている。紙分離体14はばね28により引張られて
第1の紙押え面14aが上側となってピックアップロー
ラ13に面する向きにあり、第1の紙押え面14aと第
2の紙押え面14bの反対側面とが交叉する角部Dが給
紙カセット12の紙繰り出し側端部縁壁12aの外面に
当接して確実に停止している。そして、ピックアップロ
ーラ13が回転して給紙カセット12の内部に積層して
収容されて上層に位置する記録紙Pを引き出す。引き出
された記録紙Pはピックアップローラ13と紙分離体1
4の第1の紙押え面14aとの間を通過して一枚づつ分
離されて装置本体1の紙導入部Cへ繰り出される。
【0029】この場合、紙分離体14は、給紙カセット
12の起立角度位置Aに応じて記録紙Pを分離する上で
適切な位置にあり、第1の紙押え面14aがピックアッ
プローラ13においてローラ軸26を中心として描かれ
る円弧面と同じ円周上に位置するので、給紙カセット1
2に収容保持されている記録紙Pを確実に分離して繰り
出すことができる。
12の起立角度位置Aに応じて記録紙Pを分離する上で
適切な位置にあり、第1の紙押え面14aがピックアッ
プローラ13においてローラ軸26を中心として描かれ
る円弧面と同じ円周上に位置するので、給紙カセット1
2に収容保持されている記録紙Pを確実に分離して繰り
出すことができる。
【0030】次いで、給紙カセット12を起立角度位置
Aから枢軸25を中心として倒伏角度位置Bまで下向き
に回動する。この場合、紙分離体14はばね28により
常時給紙カセット12の縁壁12aに向けて力が加えら
れている。このため、給紙カセット12が回動すると、
紙分離体14は角部Dが給紙カセット12の縁壁12a
に接触しながら軸27を中心として図示時計方向へ回動
し、第2の紙押え面14bが上側となり、角部Dと、第
1の紙押え面14aと第2の紙押え面14bとが交叉す
る角部Eが給紙カセット12の紙繰り出し側端部縁壁1
2aの外面に当接する向きに変位する。
Aから枢軸25を中心として倒伏角度位置Bまで下向き
に回動する。この場合、紙分離体14はばね28により
常時給紙カセット12の縁壁12aに向けて力が加えら
れている。このため、給紙カセット12が回動すると、
紙分離体14は角部Dが給紙カセット12の縁壁12a
に接触しながら軸27を中心として図示時計方向へ回動
し、第2の紙押え面14bが上側となり、角部Dと、第
1の紙押え面14aと第2の紙押え面14bとが交叉す
る角部Eが給紙カセット12の紙繰り出し側端部縁壁1
2aの外面に当接する向きに変位する。
【0031】厚くて腰のある記録紙Pを用いる場合には
給紙カセット12を伏角度位置Bに位置させる。図2お
よび図4に示すように給紙カセット12を伏角度位置B
に位置する場合には、給紙カセット12の紙繰り出し部
22が装置本体1における紙導入部Cに対して水平に近
い角度となっている。紙分離体14は第2の紙押え面1
4bが上側となる向きにあり、角部Dと角部Eが給紙カ
セット12の紙繰り出し側端部縁壁12aの外面に当接
して確実に停止する。
給紙カセット12を伏角度位置Bに位置させる。図2お
よび図4に示すように給紙カセット12を伏角度位置B
に位置する場合には、給紙カセット12の紙繰り出し部
22が装置本体1における紙導入部Cに対して水平に近
い角度となっている。紙分離体14は第2の紙押え面1
4bが上側となる向きにあり、角部Dと角部Eが給紙カ
セット12の紙繰り出し側端部縁壁12aの外面に当接
して確実に停止する。
【0032】この場合、紙分離体14は給紙カセット1
2の起立角度位置Aに応じて記録紙Pを分離する上で適
切な位置にあり、第2の紙押え面14bがピックアップ
ローラ13においてローラ軸26を中心として描かれる
円弧面と同じ円周上に位置するので、給紙カセット12
に収容保持されている記録紙Pを確実に分離して繰り出
すことができる。
2の起立角度位置Aに応じて記録紙Pを分離する上で適
切な位置にあり、第2の紙押え面14bがピックアップ
ローラ13においてローラ軸26を中心として描かれる
円弧面と同じ円周上に位置するので、給紙カセット12
に収容保持されている記録紙Pを確実に分離して繰り出
すことができる。
【0033】この給紙装置11は、給紙カセット12と
紙分離体14との組み合わせにより、紙保持手段として
給紙カセット12を用いた場合に記録紙Pの厚さに応じ
て記録紙Pの給紙状態を調整することができる。特に給
紙カセット12の動作に連動して紙分離体14が向きを
変えることにより、紙保持手段としてトレイを用いた場
合に較して記録紙Pの取り出しに抵抗がある給紙カセッ
ト12からの給紙を確実に行うことができるとともに、
紙分離体14の変位をカセットの変位に連動させること
により人手によらず容易に行うことができる。
紙分離体14との組み合わせにより、紙保持手段として
給紙カセット12を用いた場合に記録紙Pの厚さに応じ
て記録紙Pの給紙状態を調整することができる。特に給
紙カセット12の動作に連動して紙分離体14が向きを
変えることにより、紙保持手段としてトレイを用いた場
合に較して記録紙Pの取り出しに抵抗がある給紙カセッ
ト12からの給紙を確実に行うことができるとともに、
紙分離体14の変位をカセットの変位に連動させること
により人手によらず容易に行うことができる。
【0034】また、紙分離体14は、画像形成装置の装
置本体1に回動可能に支持され、弾性体により力を加え
られて給紙カセット12に圧接され、上下方向回動する
給紙カセット12に押されて回動変位するものであるか
ら、給紙カセット12の変位に連動して変位する紙分離
体として適切な機構を具体的を得ることができる。
置本体1に回動可能に支持され、弾性体により力を加え
られて給紙カセット12に圧接され、上下方向回動する
給紙カセット12に押されて回動変位するものであるか
ら、給紙カセット12の変位に連動して変位する紙分離
体として適切な機構を具体的を得ることができる。
【0035】なお、本発明は前述した実施の形態に限定
されず。種々変形して実施することができる。
されず。種々変形して実施することができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明の給紙装置によれば、カ
セットと紙分離体との組み合わせによる紙保持手段とし
てカセットを用いた場合に記録紙の厚さに応じて記録紙
の給紙状態を調整することができる。特にカセットの動
作に連動して紙分離体が向きを変えることにより、トレ
イに比較して用紙の取り出しに抵抗があるカセットから
の給紙を確実に行うことができるとともに、紙分離体の
変位をカセットの変位に連動させることにより人手によ
らず容易に行うことができる。
セットと紙分離体との組み合わせによる紙保持手段とし
てカセットを用いた場合に記録紙の厚さに応じて記録紙
の給紙状態を調整することができる。特にカセットの動
作に連動して紙分離体が向きを変えることにより、トレ
イに比較して用紙の取り出しに抵抗があるカセットから
の給紙を確実に行うことができるとともに、紙分離体の
変位をカセットの変位に連動させることにより人手によ
らず容易に行うことができる。
【0037】請求項2の発明によれば、紙分離体の変位
をカセットの変位に連動して変位する紙分離体に適切な
機構を具体的に提供できる。
をカセットの変位に連動して変位する紙分離体に適切な
機構を具体的に提供できる。
【図1】本発明の一実施の形態の給紙装置を備えたレー
ザプリンタの概略的構成を示す断面図。
ザプリンタの概略的構成を示す断面図。
【図2】同実施の形態の給紙装置を備えたレーザプリン
タの概略的構成を示す断面図。
タの概略的構成を示す断面図。
【図3】同実施の形態の給紙装置を拡大して示す断面
図。
図。
【図4】同実施の形態の給紙装置を拡大して示す断面
図。
図。
1…装置本体、 11…給紙装置、 12…給紙カセット、 13…ピックアップローラ、 14…紙分離体、 21…カバー、 22…載置板、 29…パット。
Claims (2)
- 【請求項1】 内部に複数の用紙を積層して収容すると
ともに一端部に積層した用紙を繰り出す紙繰り出し部を
有し、この紙繰り出し部側の端部が画像形成装置の装置
本体に支持されて起立角度位置と倒伏角度位置との間を
変位可能に設けられたカセットと、前記画像形成装置の
装置本体に設けられ前記カセットの紙繰り出し部から前
記カセット内部に積層収容された用紙に接触して回転に
より順次引き出すピックアップローラと、このピックア
ップローラに対向して前記画像形成装置の装置本体に設
けられ前記カセットの紙繰り出し部から前記ピックアッ
プローラが回転して引き出す用紙に力を加えて一枚づつ
分離する紙分離体とを具備し、前記紙分離体は、前記カ
セットの上下方向回動に連動して変位し前記カセット起
立角度位置および倒伏角度位置にある時に夫々の位置に
対応した向きの位置に変位するものであることを特徴と
する給紙装置。 - 【請求項2】 前記紙分離体は、前記画像形成装置の装
置本体に回動可能に支持され弾性体により力を加えられ
て前記カセットに圧接され、上下方向回動する前記カセ
ットに押されて回動変位するものであることを特徴とす
る請求項1に記載の給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11044967A JP2000247468A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11044967A JP2000247468A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000247468A true JP2000247468A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=12706263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11044967A Pending JP2000247468A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000247468A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016033078A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 株式会社リコー | シート給送装置及び画像形成装置 |
-
1999
- 1999-02-23 JP JP11044967A patent/JP2000247468A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016033078A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 株式会社リコー | シート給送装置及び画像形成装置 |
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