JP2000246876A - インキチャンバー - Google Patents

インキチャンバー

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JP2000246876A JP11052554A JP5255499A JP2000246876A JP 2000246876 A JP2000246876 A JP 2000246876A JP 11052554 A JP11052554 A JP 11052554A JP 5255499 A JP5255499 A JP 5255499A JP 2000246876 A JP2000246876 A JP 2000246876A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速度印刷を行う場合であっても、版詰まり
現象を起こす虞れのないインキチャンバーを提供する。 【解決手段】 インキを印刷版胴3の版面3aに転移す
るためのチャンバー本体1が、外部のインキ供給手段か
らインキを供給されるインキ溜り室2を有する。印刷版
胴3側に開口する正面開口部を有する。正面開口部の開
口端縁に外方突出状として設けられた一対の上下ドクタ
ーブレード5,6を有する。上下ドクターブレード5,
6の先端と印刷版胴3の中心点C1 とを結んだ仮想線L
1 ,L2 の成す角度θが、 360°の30%以上45%以下で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラビア印刷に適
用可能なインキチャンバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図10に示すように、インキを印刷
版胴16の版面16aに転移するためのチャンバー本体14
が、外部のインキ供給手段からインキが供給されるイン
キ溜り室15と、印刷版胴16側に開口する正面開口部17
と、該正面開口部17の開口端縁に外方突出状として設け
られた一対の上下ドクターブレード18,19と、を有して
いるインキチャンバーに於て、上下ドクターブレード1
8,19の先端と印刷版胴16の中心点Cとを結んだ仮想線
3 ,L4 の成す角度θ1 は、 360°の30%未満であっ
た。
【0003】また、図11に示すように、上ドクターブレ
ード18と、印刷版胴16の速度ベクトルE1 との成す当接
角度α1 が、鋭角であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、角度θ1 が 3
60°の30%未満である従来のインキチャンバーでは、高
速度印刷を行う場合、印刷版胴16の版面16aとインキチ
ャンバー内のインキとの接触時間が短く、版面16a上に
形成された画像のうち特に細文字や微小セル網点部分に
てインキの再溶解が充分でないため、インキがセル内へ
供給されにくく、版面16a上の画像が被印刷体(図示省
略)上へ転移されないという、いわゆる版詰まり現象の
起る虞れがあった。
【0005】また、低粘度のインキや、速乾性が大きい
インキを使用する場合、印刷版胴16の版面16a上の凹部
(画像部分)に転移されたインキが乾き易いため、印刷
濃度が薄くなる、という問題があった。さらに、印刷版
胴16の径が大きくなると、版面16aが乾き易くなるの
で、版づまりが更に起り易くなる。
【0006】なお、当接角度が、鋭角であれば、上ドク
ターブレード18が印刷版胴16上の画像部分のインキを過
剰にかき落としてしまい、細線や小文字画像をも正確に
再現することが困難であることが、本発明者の多大の試
行錯誤の実験の結果判明してきた。
【0007】そこで、本発明に係るインキチャンバー
は、高速度印刷を行う場合であっても、版詰まり現象を
起こす虞れのないインキチャンバーを提供することを目
的とする。また、低粘度のインキや、速乾性が大きいイ
ンキを使用しても、適切な濃度で印刷することができる
インキチャンバーを提供することを他の目的とする。さ
らに、同じラインスピードに於て印刷可能な印刷版胴16
の最大径を大きくすることを他の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を達成するた
めに、本発明に係るインキチャンバーは、インキを印刷
版胴の版面に転移するためのチャンバー本体が、外部の
インキ供給手段からインキを供給されるインキ溜り室
と、印刷版胴側に開口する正面開口部と、該正面開口部
の開口端縁に外方突出状として設けられた一対の上下ド
クターブレードと、を有しているインキチャンバーであ
って、上記上下ドクターブレードの先端と上記印刷版胴
の中心点とを結んだ仮想線の成す角度が、 360°の30%
以上45%以下となるように設定したものである。
【0009】また、断面側面図に於て、インキ溜り室の
内面が円弧状であるものである。また、上ドクターブレ
ードが、印刷版胴との当接点に於ける印刷版胴の速度ベ
クトルとの間に成す当接角度αが、90°<α≦ 170°で
あるものである。また、下ドクターブレードが、印刷版
胴との当接点に於ける印刷版胴の速度ベクトルとの間に
成す当接角度βが、90°<β≦ 170°であるものであ
る。また、インキ溜り室の左右方向中央部からインキを
供給し、インキ溜り室の左右両端部からインキを排出す
るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0011】図1は、本発明の使用状態を示し、このイ
ンキチャンバーは、インキを印刷版胴3の版面3aに転
移(塗布)するためのチャンバー本体1を有し、印刷版
胴3に沿って設けられる。すなわち、インキチャンバー
→(印刷版胴3の)版面3a→被印刷体28(図3,図8
参照)の順に、インキを転移することにより、被印刷体
28に印刷が施される。
【0012】図2は、本発明の第1の実施の形態を示
し、図3は、その使用状態に於ける側面図を示す。上述
のチャンバー本体1は、外部のインキ供給手段(図示省
略)───ポンプ等───からインキを供給されるイン
キ溜り室2と、印刷版胴3側に開口する正面開口部4
と、正面開口部4の開口端縁に外方突出状として設けら
れた一対の上下ドクターブレード5,6と、を有してい
る。
【0013】図3に於て、上下ドクターブレード5,6
の先端と印刷版胴3の中心点C1 とを結んだ仮想線L
1 ,L2 の成す角度θは、 360°の30%以上45%以下に
設定される。
【0014】角度θが 360°の30%未満だと、印刷版胴
3の版面3a上に形成された画像のうち特に細文字や微
小セル網点部分にてインキの再溶解が充分で無いため、
インキがセル内へ供給されにくく、高速度印刷に於て、
版面3a上の画像が被印刷体上へ転移されず、いわゆる
版詰まり現象の起こる虞れがある。一方、角度θが 360
°の45%より大きいと、インキ溜り室の容積が過大とな
り、被印刷体28及び圧胴29にチャンバー本体1の上部が
干渉する虞れが生ずる。
【0015】図4は、側面断面図を示す。インキ溜り室
2の内面2aは奥行きの浅い円弧状であって、凹凸が少
なく、内面2aの表面積が小さいので、(内面2aに凹
凸部や構造物が設けられている場合と比較して)容易
に、かつ、効率良く色替え時の洗浄等を行うことができ
る。
【0016】図5は、上ドクターブレード5の印刷版胴
3への当接角度αを示す説明図である。Aは、印刷版胴
3の回転方向を示し、Eは、印刷版胴3と上ドクターブ
レード5との当接点Sに於ける速度ベクトルを示す。す
なわち、当接角度αは、上ドクターブレード5が、速度
ベクトルEとの間に成す角度である。そして、(イ)は
αが鋭角(0≦α<90°)の場合、(ロ)はαが直角
(α=90°)の場合、(ハ)はαが鈍角(90°<α≦ 1
70°)の場合を示す。
【0017】本発明では、上ドクターブレード5は、印
刷版胴3に対して、(ハ)の状態で当接する。このと
き、上ドクターブレード5が印刷版胴3上の画像部分の
インキを適度にかき落し、印刷版胴3上の画像部分にイ
ンキを正確に適量供給することができるので、細線や小
文字画像が正確に再現(印刷)される。
【0018】仮に、上ドクターブレード5が印刷版胴3
に対して、図5(イ)又は(ロ)のように当接する場合
は、上ドクターブレード5が印刷版胴3上の画像部分の
インキを過剰にかき落すので、細線や小文字画像が正確
に再現できない虞れがある。逆に、当接角度αが 170°
を越えるとインキを十分にかき落すことが難しくなる
(過剰にインキが付着する)。
【0019】一方、下ドクターブレード6も、上ドクタ
ーブレード5と同様に、印刷版胴3との当接点S′に於
ける速度ベクトルE′との間に成す当接角度βが 170°
以下の鈍角となるように、印刷版胴3と当接する。
【0020】仮に、下ドクターブレード6の当接角度β
が、鋭角又は直角の場合、印刷版胴3の版面3aを傷付
ける虞れがある。また、下ドクターブレード6の当接角
度βが 170°よりも大きいと、下ドクターブレード6に
対して、印刷版胴3と下ドクターブレード6との間の隙
間が広がる方向に負荷がかかり、次第に印刷版胴3と下
ドクターブレード6との間の隙間が広がって、インキ漏
れが生じやすくなる。
【0021】上述のように、上ドクターブレード5と下
ドクターブレード6の、印刷版胴3に対する当接角度
α,βは、ともに、それらの当接点S,S′に於て、 1
70°以下の鈍角に設定されているので、上ドクターブレ
ード5と、下ドクターブレード6との間が広くなり、イ
ンキの接触面積が広くなるため、インキが十分に印刷版
胴3上の画像部分に満たされ、適切な印刷を行うことが
できる。
【0022】図1及び図2に戻って、インキチャンバー
は、インキ溜り室2の左右方向中央部からインキが供給
され、インキ溜り室2の左右両端部からインキを排出す
るよう構成されている。
【0023】つまり、インキ溜り室2の内面2aは、イ
ンキ溜り室2の左右方向中央部に、インキが供給される
インキ供給孔7を有し、インキ溜り室2の左右両端部
に、インキが排出されるインキ排出孔8,8を有する。
【0024】そして、インキ供給孔7には、供給管9が
配管され、この供給管9は、さらに、外部のインキ供給
手段(図示省略)に接続される。また、インキ排出孔8
には、排出管10が配管され、この排出管10は、さらに、
外部のインキ回収手段(図示省略)に接続される。
【0025】すなわち、インキの巡回経路は、インキ供
給手段→供給管9→(インキ供給孔7)→インキ溜り室
2→(インキ排出孔8)→排出管10→インキ回収手段→
インキ供給手段…のように構成されている。なお、イン
キ回収手段と、インキ供給手段との間に、フィルター及
び粘度調節手段を介在させる等も良い。
【0026】なお、図1と図3に示すように、チャンバ
ー本体1は、位置決め用手動ハンドル21,21によって、
印刷版胴3に対して、接近分離方向に位置決め可能なよ
うに支持されている。また、中間横杆22を(レバー23
a,23aの操作にて)挟着可能なクランプ23,23を介し
て支持され、チャンバー本体1を(ブレード取替や洗浄
時等に)反転可能である。
【0027】さらに、下方位置とは、比較的大きく前後
移動させるインキチャンバー前後装置24が設けられてい
る。かつ、最下部には、全体を左右方向に移動可能に案
内するガイド部25が設けられると共に、インキチャンバ
ー本体1を左右方向に微小往復動させる駆動装置26が設
けられている。即ち、カム機構等を出力軸に有するモー
タ等にて上記駆動装置26を構成し、上部全体を、ガイド
部25にて案内させつつ、左右に微小往復動させる。
【0028】この微小往復動は、例えば±3mm乃至±8
mm程度のストロークとし、また、毎秒0.5 往復〜3往復
の振動周期にて作動させ、上下ドクターブレード5,6
と印刷版胴3との間に微小なホコリ(異物)が喰い込む
のを、迅速に除去するので、印刷物に筋や汚れが発生す
るのを有効防止できる。
【0029】また、インキチャンバーは正面開口部4の
左右端縁に、円弧状部を有する密封材27,27を有し、こ
の密封材27,27によって、インキ溜り室内に供給された
インキが、外部に漏れるのを防止されている。
【0030】図6は、第2の実施の形態を示し、図7
は、その使用状態に於ける側面図を示し、図8は、側面
断面図を示す。A′は印刷版胴3の回転方向であって、
圧胴29が、印刷版胴3の下側から被印刷体28を介して印
刷版胴3に当接される。ここで、図6は、上述の図2と
比較すれば明らかなように、下ドクターブレード6の傾
斜角度が相違しており、それ以外は、同様の構成であ
る。
【0031】図9は、下ドクターブレード6の印刷版胴
3への当接角度βを示す説明図である。E′は、印刷版
胴3と下ドクターブレード6との当接点S′に於ける速
度ベクトルを示す。すなわち、当接角度βは、下ドクタ
ーブレード6が、速度ベクトルE′との間に成す角度で
ある。
【0032】そして、当接角度βは、90°<β≦ 170°
に設定される。このとき、下ドクターブレード6が印刷
版胴上の画像部分のインキを適度にかき落とし、印刷版
胴3上の画像部分にインキを正確に適量供給することが
できるので、細線や小文字画像が正確に再現(印刷)さ
れる。
【0033】仮に、β≦90°とすると、下ドクターブレ
ード6が印刷版胴3上の画像部分のインキを過剰にかき
落すので、細線や小文字画像が正確に再現できない虞れ
がある。また、 170°<βとすると、インキを十分にか
き落すことが難しくなる(過剰にインキが付着する)。
【0034】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成されるので、
以下に記載する効果を奏する。
【0035】(請求項1によれば)印刷版胴3を高速回
転させる高速度印刷に於ても、版詰まり現象を起こさ
ず、低粘度のインキや速乾性の大きなインキであって
も、適度な濃度で細部まで鮮明に印刷することができ
る。また、異なる径寸法を有する種々の印刷版胴3に対
して使用することができるので、インキチャンバーを交
換する手間等が省ける。
【0036】(請求項2によれば)内面に凹凸部や構造
物が設けられている場合と比較して、容易に清掃を行う
ことができる。グラビア印刷に於て、小ロット毎に頻繁
に色替えする要望が増しつつあり、このロット切替時の
洗浄に要する時間及び労力が大幅に軽減され、生産性が
向上する。
【0037】(請求項3,4によれば)上ドクターブレ
ード5及び下ドクターブレード6が印刷版胴3上の画像
部分のインキを過剰にかき落すことがなく、インキを適
量供給することができるので、細線や小文字画像をも正
確に再現することができる。
【0038】(請求項5によれば)インキ漏れをおこす
ことなく、効率良くインキを供給・回収することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態を示す平面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図3】側面図である。
【図4】断面側面図である。
【図5】説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図7】側面図である。
【図8】断面側面図である。
【図9】説明図である。
【図10】従来例を示す断面側面図である。
【図11】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 チャンバー本体 2 インキ溜り室 2a 内面 3 印刷版胴 3a 版面 4 正面開口部 5 上ドクターブレード 6 下ドクターブレード C1 中心点 E 速度ベクトル E′ 速度ベクトル L1 仮想線 L2 仮想線 S 当接点 S′ 当接点 α 当接角度 β 当接角度 θ 角度
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月21日(1999.12.
21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を達成するた
めに、本発明に係るインキチャンバーは、インキを印刷
版胴の版面に転移するためのチャンバー本体が、外部の
インキ供給手段からインキを供給されるインキ溜り室
と、印刷版胴側に開口する正面開口部と、該正面開口部
の開口端縁に外方突出状として設けられた一対の上下ド
クターブレードと、を有しているインキチャンバーであ
って、上記上下ドクターブレードの先端と上記印刷版胴
の中心点とを結んだ仮想線の成す角度が、 360°の30%
以上45%以下となるように設定し、かつ、インキチャン
バー本体を左右方向に微小往復動させる駆動装置が設け
られたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】(請求項1によれば)印刷版胴3を高速回
転させる高速度印刷に於ても、版詰まり現象を起こさ
ず、低粘度のインキや速乾性の大きなインキであって
も、適度な濃度で細部まで鮮明に印刷することができ
る。また、異なる径寸法を有する種々の印刷版胴3に対
して使用することができるので、インキチャンバーを交
換する手間等が省ける。また、上下ドクターブレード
5,6と印刷版胴3との間に微小なホコリ(異物)が喰
い込むのを、迅速に除去するので、印刷物に筋や汚れが
発生するのを有効防止できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インキを印刷版胴3の版面3aに転移す
    るためのチャンバー本体1が、外部のインキ供給手段か
    らインキを供給されるインキ溜り室2と、印刷版胴3側
    に開口する正面開口部4と、該正面開口部4の開口端縁
    に外方突出状として設けられた一対の上下ドクターブレ
    ード5,6と、を有しているインキチャンバーであっ
    て、上記上下ドクターブレード5,6の先端と上記印刷
    版胴3の中心点C1 とを結んだ仮想線L1 ,L2 の成す
    角度θが、 360°の30%以上45%以下となるように設定
    したことを特徴とするインキチャンバー。
  2. 【請求項2】 断面側面図に於て、インキ溜り室2の内
    面2aが円弧状である請求項1記載のインキチャンバ
    ー。
  3. 【請求項3】 上ドクターブレード5が、印刷版胴3と
    の当接点Sに於ける印刷版胴3の速度ベクトルEとの間
    に成す当接角度αが、90°<α≦ 170°である請求項1
    又は2記載のインキチャンバー。
  4. 【請求項4】 下ドクターブレード6が、印刷版胴3と
    の当接点S′に於ける印刷版胴3の速度ベクトルE′と
    の間に成す当接角度βが、90°<β≦ 170°である請求
    項1又は2記載のインキチャンバー。
  5. 【請求項5】 インキ溜り室2の左右方向中央部からイ
    ンキを供給し、インキ溜り室2の左右両端部からインキ
    を排出する請求項1,2,3又は4記載のインキチャン
    バー。
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