JP2000246161A - 糊塗布面積検出装置 - Google Patents
糊塗布面積検出装置Info
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Abstract
量か否かを判断する。 【解決手段】 蛍光発色剤を混入した糊4a,4bを単
位用紙1aの所定位置に塗布する塗布ローラ14と、蛍
光発色剤を発色させるブラックライト16と、蛍光発色
した糊4a,4bを検出する画像センサ17と、画像セ
ンサ17からの検出信号を処理して発色面積を糊の塗布
面積として数値化し、この数値により塗布量が適正か否
かを判断する今日ピュータ13と、このコンピュータ1
3の判断結果を表示するディスプレイ18を備えたもの
である。
Description
る塗布装置に関し、特に、糊に蛍光発色剤を混入して蛍
光発色させ、発色部分を検出して塗布面積として数値化
し、この数値により糊の塗布量が適正か否かを判断する
糊塗布面積検出装置に関する。
ば封筒作成用の用紙に糊を塗布する場合に、常に適正量
を塗布することは困難であり、塗布量にムラが生じてし
まう。従来、この塗布量のムラを検出するには、構造が
複雑で高価な装置が必要だったので、コスト面を考慮す
るとこのムラは放置せざるをえなかった。
糊の塗布量にムラのある用紙から作成した封筒等の製品
の品質が一定しないという不都合があった。本発明はこ
の不都合を解消した糊塗布面積検出装置を提供すること
を目的とする。
に本願の請求項1に記載した糊塗布面積検出装置は、蛍
光発色剤を混入した糊を用紙の所定位置に塗布する塗布
部材と、用紙に塗布した糊中の蛍光発色剤を発色させる
発色化部材と、蛍光発色した糊を検出する画像センサ
と、画像センサからの検出信号を処理して発色面積を糊
の塗布面積として数値化し、この数値により塗布量が適
正か否かを判断する処理制御部と、この処理制御部の判
断結果を表示する表示部とを備えたものである。
本願の請求項2に記載した糊塗布面積検出装置は、用紙
を移送する移送部と、用紙移送量を検出する用紙移送量
検出部と、蛍光剤を混入した糊を用紙の所定位置に塗布
する塗布部材と、用紙に塗布した糊中の蛍光発色剤を発
色させる照射部材と、蛍光発色した糊を検出する画像セ
ンサと、前記用紙移送量検出部からの検出信号に基づい
て前記画像センサに検出タイミング信号を送る一方、前
記画像センサからの検出信号を処理して発色面積を糊の
塗布面積として数値化し、この数値により塗布量が適正
か否かを判断する処理制御部と、この処理制御部の判断
結果を表示する表示部とを備えたものである。
添付図面に基づいて詳細に説明する。ここにおいて、図
1は糊塗布面積検出装置の概略的な説明図、図2は糊の
塗布状態の適否を判断する動作を示すフロー図である。
は、切り用ミシン目2を介して単位用紙1aを多数連接
した連続状態にあり、各単位用紙1aには、前記各切り
用ミシン目2と直角に伸びる一対の辺の一方側にタイミ
ングマーク3を設けている。糊4a,4bは、前記各単
位用紙1aの両端側である各切り用ミシン目2に沿った
部分に、前記各切り用ミシン目2のほぼ4分の3に対応
するよう塗布する。そして、前記各切り用ミシン目2と
直角に伸びる一対の辺が重なるように折り畳んで、糊4
a,4b同士を対接して接着し、封筒とするもので(図
示せず)、開口部分に対応する糊4a,4bを塗布しな
い端縁部分は、封筒の封緘片となる部分である。
説明する。糊塗布装置は、封筒用紙1を図1上右方向に
移送する移送部たる複数の移送ローラ11(1個のみ図
示)と、この移送ローラ11に連結し、移送ローラ11
の回転量から用紙移送量を検出する用紙移送量検出部た
るエンコーダ12と、このエンコーダ12の検出信号が
入力される処理制御部たるコンピュータ13を備えてい
る。
用紙1の各単位用紙1aの所定位置に塗布する塗布部材
たる塗布ローラ14は、糊4a,4bの塗布パターンに
対応する突部14a,14bを有する。塗布ローラ14
の前記突部14a,14bには、図示していない容器内
に収容した糊4a,4bを、複数のローラを介して付着
し、この突部14a,14bに付着した糊4a,4bを
各単位用紙1aの所定位置に塗布するものである。ま
た、前記蛍光発光剤は、糊4a,4bに3〜5%の割合
で混入するとと好適である。
ク3とリセットマーク(図示せず)を検出するマークセ
ンサ15を配置し、このマークセンサ15の検出信号を
コンピュータ13に出力するよう構成している。さら
に、各単位用紙1aに塗布した糊中の蛍光発光剤を発色
させる発色化部材あるいは照射部材たるリング状の紫外
線照射ライト、いわゆるブラックライト16を設け、こ
のブラックライト16はちらつきを抑制する高周波点灯
装置を備えている。
ュータ13からの検出タイミング信号を受けて検出す
る、画像センサ17をブラックライト16の中心部に設
けるとともに、この画像センサ17の検出信号をコンピ
ュータ13に出力するよう構成している。前記コンピュ
ータ13は、前記画像センサ17からの検出信号を処理
して発色面積を糊の塗布面積として数値化し、この数値
をあらかじめ入力してある基準データと比較して塗布量
が適正か否かを判断する。また、このコンピュータ13
には、表示部たるディスプレイ18と、各種データを出
力印字するプリンタ18と、各種データを入力するキー
ボード20を接続している。そして、糊塗布量が不適正
な場合は、図示していない警告ライトを点滅させたり、
警報装置を鳴動して判断結果を報知するよう構成してい
る。
量判断動作を図2のフロー図に基づいて説明する。ま
ず、所定の初期設定動作を行い(ステップ101)、始
動スイッチを押すと、糊塗布量検査動作が開始され、移
送ローラ11によって封筒用紙1が移送されて、塗布ロ
ーラ14により、各単位用紙1aの所定位置に糊4a,
4bが塗布され、各タイミングマーク3がマークセンサ
15で検出される(ステップ102)。動作開始にあた
っては、作業管理のために、プリンタ19で開始時間と
開始番号とを印字出力する(ステップ103)。
エンコーダ12で検出し(ステップ104)、リセット
マークをマークセンサ15で検出しない場合は(ステッ
プ105)、その用紙移送量検出信号はコンピュータ1
3に出力され、コンピュータ13に内蔵したカウンタで
カウントする(ステップ106)。そして、カウント量
があらかじめ設定した所定値になると、コンピュータ1
3はブラックライト16と画像センサ17に検出タイミ
ング信号を送って(ステップ107)、ブラックライト
16を点灯して紫外線を照射し、糊4a,4b中の蛍光
発色剤を発色させたうえ、画像センサ17を作動して、
蛍光発色した糊4a,4bの画像をコンピュータ13に
取り込む(ステップ108)。コンピュータ13は、こ
の取り込んだ画像信号を処理して発色面積を糊4a,4
bの塗布面積として数値化し、この数値とあらかじめ入
力されている設定値とを比較し、数値化データが設定値
よりも大きい場合には、糊塗布量は適正と判断し(ステ
ップ109)、糊塗布作業を続行する。
化データが、設定値よりも小さい場合には、糊塗布量は
不適正と判断し、プリンタ19で不適正判断の発生時
刻、カウンタ値、エリアを出力印字する(ステップ11
0)。また、警告ライトを点滅させたり、警報装置を鳴
動して作業員にこの不適正状態を報知する(ステップ1
11)。
この不適正な糊塗布状態にある単位用紙1aは、封筒作
成にあたり、除去する。
用紙1aが処理されると、リセットマークがマークセン
サ15により検出され(ステップ105)、この検出信
号を受けたコンピュータ13は、カウント値をリセット
して(ステップ112)、リセット時刻を不プリンタ1
9で出力印字し(ステップ113)、上述と同様に、リ
セットマークをマークセンサ15が検出するまで次の所
定枚数の単位用紙1aの処理を行う。
うと、糊塗布量検査動作を終了し、検査終了時刻と終了
番号をプリンタ19で印字出力し(ステップ114)、
終了する(ステップ115)。
れるものではなく、例えば、糊4a,4bの塗布パター
ンは、各単位用紙1aの両端側である各切り用ミシン目
2に沿った部分に、前記各切り用ミシン目2のほぼ4分
の3に対応するよう塗布するものに限らない。また、前
記各切り用ミシン目2は、必ずしも設ける必要はなく、
カッタ−で単位用紙毎に切断する場合等には、不要であ
る。さらに、塗布部材は塗布ローラ14に限らず、ブラ
シ状のもの等、糊の塗布パターンに応じて適宜選択可能
である。またさらに、蛍光発色剤を発色させる発色化部
材や照射部材は、紫外線照射ライトであるブラックライ
トに限るものではない。
本発明の請求項1に記載した糊塗布検査装置によれば、
適正量の糊塗布動作が行われているか否かを、簡便な装
置で検出できるという効果を奏する。
検査装置によれば、用紙を移送し、この用紙移送量に基
づいて、糊塗布面積の検出タイミングをとるので、より
正確な判断が可能となる。
Claims (2)
- 【請求項1】 蛍光発色剤を混入した糊を用紙の所定位
置に塗布する塗布部材と、用紙に塗布した糊中の蛍光発
色剤を発色させる発色化部材と、蛍光発色した糊を検出
する画像センサと、画像センサからの検出信号を処理し
て発色面積を糊の塗布面積として数値化し、この数値に
より塗布量が適正か否かを判断する処理制御部と、この
処理制御部の判断結果を表示する表示部とを備えたこと
を特徴とする糊塗布面積検出装置。 - 【請求項2】 用紙を移送する移送部と、用紙移送量を
検出する用紙移送量検出部と、蛍光発色剤を混入した糊
を用紙の所定位置に塗布する塗布部材と、用紙に塗布し
た糊中の蛍光発色剤を発色させる照射部材と、蛍光発色
した糊を検出する画像センサと、前記用紙移送量検出部
からの検出信号に基づいて前記画像センサに検出タイミ
ング信号を送る一方、前記画像センサからの検出信号を
処理して発色面積を糊の塗布面積として数値化し、この
数値により塗布量が適正か否かを判断する処理制御部
と、この処理制御部の判断結果を表示する表示部とを備
えたことを特徴とする糊塗布面積検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05192499A JP3681299B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 糊塗布面積検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000246161A true JP2000246161A (ja) | 2000-09-12 |
JP3681299B2 JP3681299B2 (ja) | 2005-08-10 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP05192499A Expired - Fee Related JP3681299B2 (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 糊塗布面積検出装置 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010253878A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Phonic:Kk | 糊塗布検査装置 |
JP2010260190A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Sato Knowledge & Intellectual Property Institute | 部分粘着ラベルの加工装置および加工方法 |
JP2013166565A (ja) * | 2012-02-14 | 2013-08-29 | Suntory Holdings Ltd | 包装体検査方法及び包装体検査装置 |
CN107830802A (zh) * | 2017-12-07 | 2018-03-23 | 沈阳理工大学 | 一种汽车配件涂胶质量在线动态检测装置及控制方法 |
JP2018095518A (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | 日本電気硝子株式会社 | ガラス物品の製造方法、及び離型粉散布装置 |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP05192499A patent/JP3681299B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2010260190A (ja) * | 2009-04-30 | 2010-11-18 | Sato Knowledge & Intellectual Property Institute | 部分粘着ラベルの加工装置および加工方法 |
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CN107830802A (zh) * | 2017-12-07 | 2018-03-23 | 沈阳理工大学 | 一种汽车配件涂胶质量在线动态检测装置及控制方法 |
CN107830802B (zh) * | 2017-12-07 | 2024-03-15 | 沈阳理工大学 | 一种汽车配件涂胶质量在线动态检测装置及控制方法 |
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