JP2000244419A - Apdバイアス回路 - Google Patents

Apdバイアス回路

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JP2000244419A JP11041782A JP4178299A JP2000244419A JP 2000244419 A JP2000244419 A JP 2000244419A JP 11041782 A JP11041782 A JP 11041782A JP 4178299 A JP4178299 A JP 4178299A JP 2000244419 A JP2000244419 A JP 2000244419A
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暁光 宮崎
Chiyoukei Sato
暢啓 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光信号を入力して電流に変換するADPバイ
アス回路に関し、光入力パワーの急変時に於いてもAP
Dを保護する。 【解決手段】 光入力パワーPinに対応した電流に変換
するAPD1に、第1〜第3の抵抗R1〜R3を直列に
接続して電源電圧VDDを印加し、このAPD1に等化増
幅器2を接続し、第1,第2の抵抗R1,R2の接続点
のバイアス設定電圧V0 を一定化するように電流を分流
するバイアス制御回路3を接続し、第2の抵抗R2と第
1のコンデンサC2とによる時定数τ2と、第3の抵抗
と第2のコンデンサC3とによる時定数τ3とを、τ2
>τ3の関係に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光信号を受信する
APD(Avalanche Photodiode ;アバランシェ・フ
ォト・ダイオード)を安定動作させるバイアス制御を行
うAPDバイアス回路に関する。APDは、バイアス電
流によって増倍率を制御することができるものであり、
従って、光入力レベルに対応してバイアス電圧を制御
し、所定レベルの光受信信号を維持することができる。
【0002】
【従来の技術】図21は光受信器の説明図であり、光受
信器100は、APD101と、バイアス回路102
と、等化増幅器103と、タイミング抽出部104と、
識別器105とを含む構成を有し、光伝送路等からの光
信号OPTinをAPD101に入力する。この光信号
OPTinのレベルに対応してAPD101の増倍率を
バイアス回路102によって制御するものである。
【0003】このAPD101の出力信号を、等化増幅
器103によって等化増幅し、タイミング抽出部104
に於いてデータのビットレートに対応したタイミング信
号を抽出し、これをクロック信号CLKoutとして出
力すると共に、識別器105に於ける識別タイミング信
号として入力し、レベル識別によりデータDATAou
tを再生して出力する。
【0004】図22は従来例のAPDバイアス回路の説
明図であり、図21のAPD101と、バイアス回路1
02と、等化増幅器103とに関連する構成を示す。即
ち、APD101に、直列の抵抗R1a,R2aを介し
て電圧VDDを印加し、APD101に入力光レベルに対
応して流れる電流IAPD を等化増幅器103に入力す
る。又抵抗R1a,R2aの接続点に、V0 制御回路1
11と、V0 モニタ回路112と、内部安定化電源11
3と、MOPT 調整部114と、温度センサ115と、温
度制御回路116とを含むバイアス制御回路を接続し、
温度変化及び入力光信号に対応して電流IAPD が変化し
ても、抵抗R1a,R2aの接続点の電圧V0 を一定化
するように、V0 制御回路111により電流ICONTを制
御する。
【0005】電源電圧VDDは例えば85V、バイアス設
定電圧V0 は例えば30Vとするもので、抵抗R1aに
流れる電流を制御することによってバイアス設定電圧V
0 を一定化することができる。即ち、 V0 =VDD−I0 ・R1a I0 =ICONT+IAPD となるから、光入力パワーが変化し、それに従って電流
APD が変化しても、電流ICONTを制御することによっ
て、電流I0 を一定とすることにより、バイアス設定電
圧V0 を一定化することができる。
【0006】又APD101に印加されるバイアス電圧
APD 及び電流IAPD は、次の連立方程式の解として得
られる。 IAPD =(e・λ/h・c)・η・M・Pin …(1) VAPD =(V0 −Vin)−R2a・IAPD …(2) M=1/〔1−(VAPD /VB n 〕 …(3) なお、e=電子の電荷、λ=入力光波長、h=プランク
定数、c=光速、η=量子効率、M=増倍率、Pin=平
均入力光パワー、VAPD =APDのバイアス電圧、V0
=バイアス設定電圧、IAPD =APDの光電流、VB
APDの降伏電圧、n=APDの物性で決まる値(フィ
ッテング係数)である。
【0007】従って、入力光パワーPinが増加すると、
APD101の電流IAPD が増加し、抵抗R2aによる
電圧降下が大きくなり、バイアス電圧VAPD が低下し、
増倍率Mが低下する。反対に、入力光パワーPinが減少
すると、バイアス電圧VAPDが上昇し、増倍率Mが上昇
する。それによって、入力光パワーPinの変動に対応し
て増倍率Mが制御されて、APD101による受光出力
信号レベルを一定に維持することができる。
【0008】図23はAPDの光入力レベルと増倍率と
の説明図であり、光受信器としてのダイナミックレンジ
を大きくする為に、最小受光レベルでは増倍率Mを高く
(例えば、10〜20程度)、最大受光レベルでは増倍
率Mを低く(例えば、1〜3程度)なるように制御する
方法が採用されている。このような入力光パワーPin
変動許容範囲が、光受信器としてのダイナミックレンジ
となる。
【0009】又図22に於いて、光入力パワーの変動に
対して安定化を図る為に、図24に示すように、抵抗R
2aとAPD101との接続点とアースとの間にコンデ
ンサC2aを接続した構成が提案されている。この場
合、バイアス制御回路110の時定数をτ0、バイアス
設定電圧V0 の時定数をτ1、抵抗R2aとコンデンサ
C2aとによる時定数をτ2とすると、バイアス設定電
圧V0 の時定数τ1は、バイアス制御回路110の時定
数τ0に反比例する。
【0010】この場合の時定数τ1,τ2は、次の条件
,を満足するように設定することが必要である。即
ち、条件は、最大受光レベルから光入力断となった
時、APD101のバイアス電圧VAPD が降伏電圧VB
を超えないようにする。又条件は、光入力断から最大
受光レベルとなった時、或いは光サージが入力された時
に、APD電流IAPD が、APD及び等化増幅器の最大
定格電流を超えないようにする。
【0011】図25は最大受光レベルから光入力断の時
の説明図であり、(A)は光入力パワーの変化、(B)
はバイアス電圧の変化、(C)はAPD電流の変化を示
す。(A)に示すように、光入力パワーが光伝送路の断
線や送信側の異常により、最大受光レベルから数μs〜
数100μsの短時間に光入力断レベルに低下すると、
APD101に流れる電流IAPD は光入力パワーに対応
して減少する。それによって、(B)に示すように、バ
イアス設定電圧V0 はバイアス制御回路110の時定数
τ0に対応して上昇する。この時定数τ0は、光入力パ
ワーの変化に追従できない値であることが一般的である
から、点線で示すバイアス電圧VAPD は上昇し、降伏電
圧VB を超えることがある。
【0012】又(C)に示すように、APD電流IAPD
は、受光レベルの低下に対応して減少するが、バイアス
電圧VAPD が上昇して降伏電圧VB を超えることによる
ブレークダウン電流が流れる。
【0013】図26は光入力断から最大受光レベルの時
の説明図であり、(A)は光入力パワーの変化、(B)
はバイアス電圧の変化、(C)はAPD電流の変化を示
す。(A)に示すように、光入力断の状態から数μs〜
数100μsの短時間に最大受光レベルに上昇した場
合、バイアス設定電圧V0 は実線で示すように所定の値
に維持され、それに対応してバイアス電圧VAPD
(B)も前の値に維持されることになる。或いは、点線
で示すように、徐々に低下する。
【0014】従って、(C)に示すように、APD電流
APD は、光入力パワーが増大したにも拘らず、増倍率
Mが大きい状態となるから、絶対最大定格電流を超えて
上昇することになる。それによって、APD101の劣
化や等化増幅器103の障害等の原因となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来例に於い
て、バイアス制御回路111により電圧V0 を安定化
し、光入力レベルに対応してAPD101の増倍率Mを
所望の値に制御することができるものであるが、光入力
レベルの急変に対しては、図25及び図26に示すよう
に、APD101の降伏電圧VB を超えるバイアス電圧
の印加や、最大定格電流を超える電流IAPD が流れて、
APD101の劣化が生じる問題があった。
【0016】そこで、バイアス制御回路111の応答速
度を増大して、APD電流IAPD の変化に高速で追従し
て電圧V0 を一定となるように制御することが考えられ
る。しかし、バイアス制御回路111は、演算増幅器等
により構成していることと、安定な制御動作を行わせる
為とにより、応答速度を増大させるにも限度があり、前
述のように、最大受光レベルから光入力断、又は光入力
断から最大受光レベルへの急変時には、電圧V0 を一定
化することは困難であった。
【0017】又抵抗R2a,コンデンサC2aによる時
定数τ2の選定に於いて、最大受光レベルから光入力断
となった場合のバイアス電圧VAPD の上昇を抑制する為
には、時定数τ2を大きくすることが望ましい。しか
し、反対に、光入力断から最大受光レベルに増加した場
合のAPD電流IAPD の増加を抑制する為には、時定数
τ2を小さくすることが望ましいことになる。
【0018】従って、最大受光レベルから光入力断又は
その反対の光入力断から最大受光レベルとなった場合の
何れに対しても安定な制御を行わせることができないも
のであった。又前述のような問題を回避する為に、バイ
アス制御回路111の構成素子に高速トランジスタを用
いて応答速度を上げることが考えられるが、不経済な構
成となり、実用化には問題がある。本発明は、簡単な構
成を付加することにより、光入力パワーの急変に対して
も安定動作を行わせることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のAPDバイアス
回路は、(1)光信号を入力するAPD1と、このAP
D1の出力信号を入力する等化増幅器2とを含む光受信
器のAPDバイアス回路であって、APD1と直列に第
1,第2,第3の抵抗R1,R2,R3を接続して電源
電圧VDDを印加し、第1,第2の抵抗R1,R2の接続
点に、此の接続点の電圧V0 を一定に維持するように電
流を分流させるバイアス制御回路3を接続し、第2,第
3の抵抗R2,R3の接続点とアースとの間に第1のコ
ンデンサC2を接続し、且つ第3の抵抗R3とAPD1
との接続点とアースとの間に第2のコンデンサC3を接
続し、第2の抵抗R2と第1のコンデンサC2とによる
時定数τ2を、第3の抵抗R3と第2のコンデンサC3
とによる時定数τ3より大きく設定する。
【0020】又(2)第2の抵抗R2と第1のコンデン
サC2とによる時定数τ2を、光入力断の時定数より大
きく設定する。又第3の抵抗R3と第2のコンデンサC
3とによる時定数τ3を、光サージの立上り時定数より
小さく設定する。即ち、APD1に入力される光信号の
急峻な立上り及び立下りに対して、APD1の電流が最
大定格電流を超えないようにし、又APD1のバイアス
電圧が降伏電圧を超えないように制御することができ
る。
【0021】又(3)APDと並列的にトランジスタか
らなる電流リミット回路を接続し、APD電流増大時
に、そのAPD電流をトランジスタによって電流を分流
する。又は直列的に電界効果トランジスタを接続し、A
PD電流増大時に、電界効果トランジスタのインピーダ
ンスを増大して、バイアス電圧を低下する。
【0022】又(4)APD電流をAPDに直列に接続
した抵抗により検出し、APD電流が設定値を超えた時
に、APDに流れる電流を分流する電圧制御回路を含む
電流リミット回路を接続する。
【0023】又(5)APDと直列にインダクタンスを
接続して、光サージ入力時のAPD電流が最大定格電流
を超えないように制御する。又このような光サージ入力
に伴うAPD電流の急峻な変化を検出して、APD電流
を分流する電圧制御回路を含む電流リミット回路を接続
する。又この場合、APD電流の検出値のピークホール
ドを行って電圧制御回路を制御する。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
の要部説明図であり、1はAPD、2は等化増幅器、3
はバイアス制御回路、R1,R2,R3は第1〜第3の
抵抗、C2,C3は第1,第2のコンデンサである。A
PD1に対して第1〜第3の抵抗R1〜R3を直列に接
続して電圧VDDを印加し、光入力パワーPinに対応して
流れる電流を等化増幅器2に入力する。
【0025】又第1の抵抗R1と第2の抵抗R2との接
続点に、時定数τ1を有するバイアス制御回路3を接続
する。このバイアス制御回路3は、例えば、図22に示
す従来例の構成を適用することができる。即ち、第1の
抵抗R1と第2の抵抗R2との接続点のバイアス設定電
圧V0 を一定化する為に、第1の抵抗R1に流れる電流
を一定化するように、電流を分流制御する構成を有する
ものである。又等化増幅器2の出力信号は、例えば、図
21に示すタイミング抽出部104と識別器105とに
入力する構成とすることができる。
【0026】又第2の抵抗R2と第3の抵抗R3との接
続点とアースとの間に第1のコンデンサC2を接続し、
第3の抵抗R3とAPD1との接続点とアースとの間に
第2のコンデンサC3を接続し、第2の抵抗R2と第1
のコンデンサC2とによる時定数τ2と、第3の抵抗R
3と第2のコンデンサC3とによる時定数τ3とを、τ
2>τ3の関係となるように選定する。
【0027】この場合、例えば、時定数τ3を数μs以
上に設定し、時定数τ2を数100μs以下に設定す
る。又バイアス制御回路3の時定数τ1を従来例と同様
に設定する。光伝送路等を介して入力される光入力パワ
ーPinは、APD1に入力されて、電流に変換される。
又バイアス制御回路3は、第1の抵抗R1を介して流れ
る電流を一定化するように分流制御して、バイアス設定
電圧V0 を時定数τ1に従った応答速度で一定化するこ
とになる。
【0028】即ち、定常時は、バイアス設定電圧V0
一定に維持されており、光入力パワーPinが小さい時、
APD1に流れる電流も小さいから、抵抗R2,R3に
よる電圧降下が小さく、バイアス電圧VAPD は高くな
り、増倍率Mは大きくなる。従って、出力信号は所定の
レベルとなる。反対に、光入力パワーPinが大きい時
は、APD1に流れる電流も大きくなるから、抵抗R
2,R3による電圧降下が大きくなり、バイアス電圧V
APD は低くなって、増倍率Mは小さくなる。従って、出
力信号は所定のレベルとなる。
【0029】この場合の抵抗R2,R3の直列合成値
は、従来例の抵抗R2aと同一とすることになる。な
お、厳密には、コンデンサC2,C3を含む時定数回路
を構成しているから、それらの容量に従って微調整する
ことが必要となる。又APD電流を最大定格電流より低
く制限する為に、そのリミット電流をILIM とすると、 R2+R3=(V0 −Vin)/ILIM …(4) C2=τ2/R2 …(5) C3=τ3/R3 …(6) の関係となるように、第2,第3の抵抗R2,R3と第
1,第2のコンデンサC2,C3とを選定する。又時定
数τ2,τ3は、前述の関係とする。
【0030】図2は本発明の第1の実施の形態の光入力
パワー変化時の説明図であり、光入力パワーが、最大受
光レベルから光入力断の状態に低下した場合を示し、
(A)に示すように、最大受光レベルから数μs〜数1
00μsのような短時間で光入力断の状態に変化する
と、(B)に示すように、電圧V1 (抵抗R2,R3の
接続点の電圧)は、時定数τ2に従って変化し、バイア
ス電圧VAPD は、電流の減少に従って上昇する方向に向
かう。
【0031】その時、バイアス制御回路3より制御され
るバイアス設定電圧V0 は、光入力パワーの急峻な変化
に追従できないものである。そして、抵抗R2,R3の
接続点の電圧V1 は、時定数τ2に従って徐々に上昇す
るから、それに追従した状態でバイアス電圧VAPD が上
昇する。従って、バイアス電圧VAPD が降伏電圧VB
超えるように上昇することはない。又APD電流IAPD
は、(C)に示すように、最大受光レベルから光入力断
に対応した光入力パワーに従って減少することになる。
【0032】図3は本発明の第1の実施の形態の光入力
パワー変化時の説明図であり、図2と反対に、光入力パ
ワーが断状態から最大受光レベルに上昇した場合を示
す。光入力パワーが(A)に示すように、数μs〜数1
00μsのような短時間で光入力断レベルから最大受光
レベルまで上昇した時、バイアス制御回路3は、この光
入力パワーの急峻な立下りに対応して、電圧V0 を一定
化できないものであり、従って、(B)に示すように、
電圧V0 はほぼ一定に維持されている。又抵抗R2,R
3の接続点の電圧V1 は、APD1に流れる電流が急上
昇しても、時定数τ2に従って減少する。
【0033】従って、抵抗R2,R3による電圧降下に
よってバイアス電圧VAPD は、0V近くに低下する。そ
れにより、(C)に示すように、APD電流IAPD は、
リミット電流ILIM を超えないように制御することがで
きる。即ち、異なる時定数τ2,τ3の時定数回路をA
PD1に対して直列に設け、APD1側の時定数回路の
時定数τ3を、バイアス設定電圧V0 側の時定数回路の
時定数τ2より小さく選定したことにより、光入力パワ
ーの急変時に於いても、バイアス電圧VAPD が降伏電圧
B を超えることがなく、又APD電流IAPD が最大定
格電流を超えることがなくなる。
【0034】図4は本発明の第2の実施の形態の要部説
明図であり、図1と同一符号は同一部分を示し、Q1は
pnpトランジスタ、R4は抵抗である。この場合、抵
抗R1,R2,R3,R4をAPD1に対して直列に接
続して電圧VDDを印加する構成とする。又抵抗R2,R
3,R4の直列合成抵抗値は、従来例の抵抗R2aの抵
抗値と同一又は近似した値とする。又抵抗R1,R2の
接続点にバイアス制御回路3を接続し、抵抗R2,R3
の接続点とアースとの間にコンデンサC2を接続する。
このトランジスタQ1はAPD1に対する電流リミット
回路を構成するものである。
【0035】そして、抵抗R4の両端を、トランジスタ
Q1のエミッタとベースとに接続し、このトランジスタ
Q1のコレクタを接地し、トランジスタQ1のベースと
アースとの間にコンデンサC3を接続する。従って、抵
抗R2とコンデンサC2とによる時定数回路(τ2)
と、抵抗R3,R4とコンデンサC3とによる時定数回
路(τ3)とがAPD1に直列に接続されることにな
る。この実施の形態は、第1の実施の形態に対して、ト
ランジスタQ1を含む電流リミット回路を設けた場合に
相当し、時定数τ3を第1の実施の形態と同一とする場
合、抵抗R3,R4の直列合成抵抗値を、図1に示す第
1の実施の形態に於ける第3の抵抗R3と同一の値とす
ることになる。
【0036】図5はトランジスタの特性説明図であり、
トランジスタQ1のエミッタ電流は、トランジスタQ1
のベース・エミッタ間電圧に従ったものとなる。即ち、
抵抗R4の両端の電圧ΔVに従ったものとなり、ΔV<
ONの場合、トランジスタQ1はオフであるが、この電
圧ΔVが電圧VONを超えると、トランジスタQ1はオン
となって、APD1に流れる電流をバイパスすることに
なる。
【0037】例えば、APD1に対する光入力レベルが
低く、APD1の電流が少ない時は、抵抗R4の両端の
電圧ΔVが小さいから、トランジスタQ1はオフ状態と
なっている。そして、光入力レベルが増大すると、AP
D1の電流が増大し、それに伴って電圧ΔVが大きくな
り、トランジスタQ1の閾値電圧を超えると、トランジ
スタQ1はオンとなり、APD1に流れる電流をトラン
ジスタQ1によってバイパスする状態となる。それによ
って、電圧制御点として示す点の電圧をほぼ0Vとし、
結果的にはバイアス電圧VAPD を0Vに近づけてAPD
電流をリミットすることができる。
【0038】図6は本発明の第3の実施の形態の要部説
明図であり、図1と同一符号は同一部分を示す。この実
施の形態は、抵抗R2,R3の間にデプレッション型F
ET(電界効果トランジスタ)Q2のドレインとソース
とを接続した電流リミット回路を設けた場合に相当す
る。
【0039】この構成に於いて、トランジスタQ2は、
抵抗R3の両端の電圧ΔVがソース・ゲート間電圧とな
り、例えば、図7に示す特性に従って、リミット電流値
に、APD電流が制限される。即ち、APD1に対する
光入力レベルが大きくなると、大きなAPD電流が流れ
て、抵抗R3の両端の電圧ΔVが増大し、トランジスタ
Q2の等価インピーダンスが大きくなる。それによっ
て、APD電流が制限されることになる。この場合、ト
ランジスタQ2の耐圧が所望の値でない場合、複数のト
ランジスタQ2を直列に接続することにより、各トラン
ジスタQ2によって電圧を分担することもできる。な
お、抵抗R3とトランジスタQ3の等価インピーダンス
とにより、時定数τ3は変化する。
【0040】図8はAPD電流モニタ点の説明図であ
り、APD1に直列に接続した抵抗R1,R2,R3,
R4の抵抗R4の両端の電圧ΔVMON を検出する。即
ち、APD1に流れる電流IAPD は、IAPD =ΔVMON
/R4となるから、電圧ΔVMONが所定値以上とならな
いように制御することによって、APD電流IAPD を制
限することができる。
【0041】図9は本発明の第4の実施の形態の説明図
であり、1はAPD、2は等化増幅器、3はバイアス制
御回路、R1〜R4は抵抗、C2,C3はコンデンサ、
21は差電圧検出回路、22は基準電圧発生回路、23
は比較回路、24は電圧制御回路を示し、差電圧検出回
路21と基準電圧発生回路22と比較回路23と電圧制
御回路24とにより電流リミット回路を構成している。
【0042】又抵抗R4は、前述のように、APD電流
モニタ用の抵抗であり、この抵抗R4の両端の電圧を差
電圧検出回路21に入力する。差電圧検出回路21は、
抵抗R4の抵抗R3側の電圧と、APD1側の電圧との
差分を求めるもので、結果的には、抵抗R4の両端の電
圧を検出することになる。そして、基準電圧発生回路2
2からの基準電圧と比較回路23に於いて比較し、検出
電圧が基準電圧を超えている場合、電圧制御回路24に
流れる込む電流を大きくして、抵抗R2,R3によりド
ロップする電圧を大きくし、バイアス電圧VAPD を低下
させ、それによって、APD1の電流を制限するもので
ある。
【0043】図10はAPD電流と検出電圧との説明図
であり、検出電圧の特性曲線を示し、APD電流IAPD
と抵抗R4との積が検出電圧となる。従って、その傾斜
は、抵抗R4の値によって定まることになる。又この検
出電圧と基準電圧設定レベルとの関係を図11に示す。
即ち、APD電流IAPD として示す値にリミットをかけ
る場合、検出電圧の特性曲線との交点を基準電圧設定レ
ベルとし、この検出電圧が基準電圧設定レベルを超える
と、電圧制御回路24(図9参照)に流れ込む電流を増
大して、バイアス電圧VAPD を低下させ、結果的にAP
D電流を制限することができる。
【0044】図12は電圧制御回路の説明図であり、Q
3はトランジスタ、R11は抵抗であり、図9に於ける
電圧制御回路24と、抵抗R3,R4及び比較回路23
とに関連した構成を示している。そして、比較回路23
からの制御信号によりトランジスタQ3が制御されるも
ので、このトランジスタQ3のコレクタは、抵抗R3,
R4の接続点に接続され、エミッタは、抵抗R11を介
して電圧VEEに接続される。
【0045】前述のように、検出電圧が基準電圧を超え
ると、比較回路23からの制御信号によってトランジス
タQ3がオンとなり、抵抗R3,R4を介して流れるA
PD電流は、トランジスタQ3と抵抗R11とを介して
バイパスされる電流ICONTとなる。従って、電圧制御点
(抵抗R3,R4の接続点)の電圧を低下させて、AP
D電流を制限することができる。
【0046】図13は電圧制御回路の特性説明図であ
り、VBEはトランジスタQ3のベース・エミッタ間の電
圧を示し、これをトランジスタQ3のオン電圧とする
と、VEE+VBE以下の制御信号の場合、トランジスタQ
3はオフ状態を維持する。従って、電流ICONTは0Aで
ある。又比較回路23からの制御信号が、電圧VEE+V
BEを超えると、それに対応してトランジスタQ3を介し
て電流ICONTが流れて、前述のAPD電流IAPD を制限
することができる。
【0047】図14は本発明の第5の実施の形態の説明
図であり、図9に示す実施の形態の具体的な構成を示
し、図9と同一符号は同一部分を示す。又C1はコンデ
ンサ、R100〜R110は抵抗、IC1〜IC4は例
えば集積回路化した演算増幅器を示す。
【0048】差電圧検出回路21は、抵抗R100〜R
107と演算増幅器IC1〜IC3とにより構成し、基
準電圧発生回路22は、電圧VREG を抵抗R108,R
109により分圧して基準電圧Vref を出力する構成を
有する。又比較回路23は、演算増幅器IC4により構
成されている。又電圧制御回路24は、トランジスタQ
3と抵抗R110とにより構成されている。この抵抗R
110は、図12に於ける抵抗R11に相当するもので
ある。
【0049】APD1は、抵抗R1,R2,R3,R4
を介して電圧VDDが印加され、光入力パワーに対応した
APD電流IAPD が流れる。又抵抗R2とコンデンサC
2とにより前述の時定数τ2の時定数回路が構成され、
抵抗R3,R4とコンデンサC3とにより前述の時定数
τ3の時定数回路が構成されている。そして、APD電
流IAPD を抵抗R4によって検出し、この抵抗R4の両
端の電圧を、それぞれ抵抗R100,R101と抵抗R
102,R103により分圧し、電圧V101,V10
2として、ボルテージ・フォロワの演算増幅器IC1,
IC2に入力する。この場合、抵抗R100〜R103
に流れる電流によって誤差が含まれるので、これらの抵
抗R100〜R103は、電流検出用の抵抗R4に比較
して充分に大きい値とする。
【0050】そして、演算増幅器IC1,IC2の出力
信号を演算増幅器IC3に入力し、差分を求めて、AP
D電流IAPD を検出した電圧VCONTとして比較回路23
に入力する。この場合、抵抗R104〜R107を同一
抵抗値とすると、電圧VCONTは、電圧VREG により正規
化される。即ち、 VCONT=(V101−V102)+VREG の関係となる。
【0051】比較回路23は、基準電圧発生回路22か
らの基準電圧Vref と、差電圧回路21からの差電圧V
CONTとを演算増幅器IC4により比較し、基準電圧V
ref を差電圧VCONTが超えて増加するようなAPD電流
APD の増加時に、電圧制御回路24のトランジスタQ
3をオンとする。それによって、抵抗R3を介してAP
D1側に流れる電流IAPD の一部が、トランジスタQ3
側に流れるから、APD電流IAPD を設定した値を超え
ないように制限することができる。
【0052】図15は光サージの説明図であり、光増幅
器の特性等によって光サージが発生する場合がある。例
えば、希土類ドープの光ファイバ増幅器に於いて、出力
光レベルを一定化制御する制御回路を含む場合、励起光
が残存している状態で光信号が入力された時、フィード
バック制御を行っていても、光信号は余分に増幅される
ことによって、光サージが出力される場合がある。この
ような光サージが光受信器に入力されると、APD電流
が急変し、バイアス電圧の制御が追従しない場合に、従
来例のように、バイアス電圧が降伏電圧を超えたり、又
はAPD電流が最大定格電流を超えることがある。
【0053】図16は本発明の第6の実施の形態の要部
説明図であり、図1と同一符号は同一部分を示し、L1
はインダクタンス、R5は抵抗である。このインダクタ
ンスL1のインピーダンスをZL 、光サージの立上りの
時定数をτ、リミット電流をILIM とすると、 ZL =(V0 −Vin)/ILIML =2π・L1/τ となるから、 L1=τ・(V0 −Vin)/(2π・ILIM ) として求めることができる。又抵抗R5は、コンデンサ
C3とインダクタンスL1とによる共振を防止する為の
ものであり、数Ω程度とすることができる。
【0054】APD1に光サージが入力されると、AP
D電流IAPD が光サージに対応して流れることになる
が、そのAPD電流IAPD の急峻な立上りが、インダク
タンスL1によって抑制されるから、過大な電流による
APD1の特性劣化を回避することができる。
【0055】図17は本発明の第7の実施の形態の説明
図であり、図1と同一符号は同一部分を示し、C100
は結合コンデンサ、31は増幅器、32は電圧制御回路
である。この実施の形態は、光サージがAPD1に入力
された時のAPD電流IAPDの急激な変化をコンデンサ
C100を介して増幅器31に入力し、光サージによる
APD電流IAPD の増加を検出した時に、電圧制御回路
32により電流を分流して、APDバイアス電圧を低減
し、APD電流IAPD が最大定格電流を超えないように
制御する電流リミット回路を設けた場合を示す。なお、
この場合の電圧制御回路32は、光サージによるAPD
電流IAPD 増加時にのみ、APD1に流れる電流を分流
して、バイアス電圧を低減するように動作し、光入力断
の変化時には動作しない構成とするものである。
【0056】図18は本発明の第8の実施の形態の説明
図であり、図17と同一符号は同一部分を示し、33は
ピークホールド回路である。このピークホールド回路3
3は、光サージがAPD1に入力された時、コンデンサ
C100を介して変化成分を増幅器31により増幅し、
その時のピーク値をホールドして、電圧制御回路32を
制御するものである。それにより、光サージ入力時に、
APDバイアス電圧を所定時間継続して低減することが
できるから、各種の時定数の光サージに対しても、AP
D1を保護することができる。
【0057】図19はピークホールド回路を含む動作説
明図であり、(A)は光サージ入力、(B)は増幅器入
力、(C)は増幅器31を反転増幅器とした時の電圧制
御回路入力、(D)はAPDバイアス電圧を示す。即
ち、(A)に示すような光サージがAPDに入力される
と、それに対応してAPD電流が流れる。その変化分が
コンデンサC100を介して、(B)に示すように増幅
器31に入力される。そして、ピークホールド回路33
によってホールドされる。
【0058】ピークホールド回路33を設けない場合
は、(C)の点線で示すように、電圧制御回路32への
入力信号は、光サージ波形に類似したものとなるが、ピ
ークホールド回路33を設けた場合、実線で示すよう
に、所定期間にわたってピークホールド動作を行う。従
って、電圧制御回路32により、APDバイアス電圧
は、(D)の実線で示すように、所定期間にわたって低
減し、APD電流を抑制することができる。従って、各
種の時定数の光サージが入力された場合でも、APD電
流が最大定格電流を超えないように制限することができ
る。又ピークホールド回路33を設けない場合は、
(D)の点線で示すように、APDバイアス電圧は、光
サージ入力の短期間のみ低減し、APD電流を抑制する
ことになる。
【0059】図20は本発明の第8の実施の形態の回路
図であり、図18の各部の回路を示し、図18と同一符
号は同一部分を示す。又C100,C101,C200
はコンデンサ、R100〜R104,R200〜R20
2,R300は抵抗、D1,D100はダイオード、Q
11〜Q13はトランジスタを示す。又電圧VDD,V EE
及びVREG は、例えば、図14に於ける電圧VDD,VEE
及びVREG に対応するものである。なお、電圧V
REG は、APD1に順方向バイアスが印加されないよう
に、等化増幅器2に入力される電圧Vinと等しい値に設
定する。
【0060】増幅器31は、結合コンデンサC100と
トランジスタQ11,Q12とを含む反転増幅器を構成
しており、トランジスタQ11のベースに接続されたダ
イオードD100は保護用のダイオードである。又ピー
クホールド回路33は、ダイオードD1と抵抗R202
とコンデンサC200とを含み、ピークホールドの時定
数は抵抗R202とコンデンサC200とにより設定さ
れて、コンデンサC200によりピークホールドするも
のである。又電圧制御回路32は、ピークホールド回路
33の出力信号をベースに加えるトランジスタQ13を
有し、このトランジスタQ13によってAPD1に流れ
る電流をバイパスし、APDのバイアス電圧VAPD を低
減して、光サージ入力時のAPD電流を制限する。
【0061】本発明は、前述の各実施の形態にのみ限定
されるものではなく、種々付加変更することが可能であ
り、又各実施の形態の組合せによるAPDバイアス回路
を構成することもできる。又APDに直列に接続する時
定数回路は、時定数τ2,τ3の場合を示すが、更に多
数の時定数回路に分割した構成とすることも可能であ
る。又APDに並列に保護用のツェナーダイオードを設
けることも可能である。その場合、高速の光信号に悪影
響を与えない構成とすることが必要となる。又APDに
順方向電圧が印加された場合の保護用としてダイオード
を並列的に接続することもできる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、APD
1に直列に第1〜第3の抵抗R1〜R3を接続し、第
1,第2の抵抗R1,R2の接続点にバイアス制御回路
3を接続し、APD1に等化増幅器2を接続し、抵抗R
2とコンデンサC2とによる時定数τ2と、抵抗R3と
コンデンサC3とによる時定数τ3とについて、τ2>
τ3の関係に選定したことにより、APD1に対する光
入力パワーPinの急峻な立上り又は立下りに於いて、A
PD1のバイアス電圧VAPD が降伏電圧を超えることな
く、又APD電流IAPD が最大定格電流を超えることな
く制御可能となり、APD1を安定に動作させることが
可能となる利点がある。
【0063】又APD電流を検出して動作するトランジ
スタや電圧制御回路等を含む電流リミット回路を設けた
ことにより、APD電流の急峻な増大時に於いても、最
大定格電流を超えないように制御することができる。従
って、光サージが入力された場合でも、APD1を安定
に動作させることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の要部説明図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態の光入力パワー変化
時の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の光入力パワー変化
時の説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の要部説明図であ
る。
【図5】トランジスタの特性説明図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の要部説明図であ
る。
【図7】リミット電流の説明図である。
【図8】APD電流モニタ点の説明図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態の説明図である。
【図10】APD電流と検出電圧との説明図である。
【図11】基準電圧設定説明図である。
【図12】電圧制御回路の説明図である。
【図13】電圧制御回路の特性説明図である。
【図14】本発明の第5の実施の形態の説明図である。
【図15】光サージの説明図である。
【図16】本発明の第6の実施の形態の要部説明図であ
る。
【図17】本発明の第7の実施の形態の説明図である。
【図18】本発明の第8の実施の形態の説明図である。
【図19】ピークホールド回路を含む動作説明図であ
る。
【図20】本発明の第8の実施の形態の回路図である。
【図21】光受信器の説明図である。
【図22】従来例のAPDバイアス回路の説明図であ
る。
【図23】APDの光入力レベルと増倍率との説明図で
ある。
【図24】従来例の時定数関係の説明図である。
【図25】最大受光レベルから光入力断の時の説明図で
ある。
【図26】光入力断から最大受光レベルの時の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 APD 2 等化増幅器 3 バイアス制御回路 R1〜R3 第1〜第3の抵抗 C2,C3 第2,第3のコンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 31/10 H03F 1/52 3/08 (72)発明者 黒岡 隆士 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 宮崎 暁光 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 佐藤 暢啓 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番9 号 富士通ディジタル・テクノロジ株式会 社内 Fターム(参考) 5F049 MA07 NA20 NB01 UA11 UA17 5J091 AA01 AA56 AA58 CA57 FA01 FA04 FP05 FP06 HA02 HA14 HA19 HA25 HA29 HA33 HA44 KA01 KA11 KA12 KA17 KA19 KA20 KA25 KA28 MA05 MA11 TA01 TA02 TA06 5J092 AA01 AA56 AA58 CA57 FA01 FA04 HA02 HA14 HA19 HA25 HA29 HA33 HA44 KA01 KA11 KA12 KA17 KA19 KA20 KA25 KA28 MA05 MA11 TA01 TA02 TA06 UL02 5K002 BA15 CA18

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光信号を入力するAPDと、該APDの
    出力信号を入力する等化増幅器とを含む光受信器のAP
    Dバイアス回路に於いて、 前記APDと直列に第1,第2,第3の抵抗を接続して
    APDバイアス電圧を印加し、前記第1,第2の抵抗の
    接続点に、該接続点の電圧を一定に維持するように電流
    を分流させるバイアス制御回路を接続し、 前記第2,第3の抵抗の接続点とアースとの間に第1の
    コンデンサを接続し、且つ前記第3の抵抗と前記APD
    との接続点とアースとの間に第2のコンデンサを接続
    し、前記第2の抵抗と前記第1のコンデンサとによる時
    定数を、前記第3の抵抗と前記第2のコンデンサとによ
    る時定数より大きく設定したことを特徴とするAPDバ
    イアス回路。
  2. 【請求項2】 前記第2の抵抗と前記第1のコンデンサ
    とによる時定数を、光入力断の時定数より大きく設定し
    たことを特徴とする請求項1記載のAPDバイアス回
    路。
  3. 【請求項3】 前記第3の抵抗と前記第2のコンデンサ
    とによる時定数を、光サージの立上り時定数より小さく
    設定したことを特徴とする請求項1又は2記載のAPD
    バイアス回路。
  4. 【請求項4】 前記APDと直列に第1,第2,第3,
    第4の抵抗を接続し、前記第4の抵抗とAPDカソード
    との接続点をベースに、前記第3,第4の抵抗の接続点
    をエミッタに接続し、コレクタをアースに接続したトラ
    ンジスタを電流リミット回路として、前記APDに接続
    したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載
    のAPDバイアス回路。
  5. 【請求項5】 前記APDと直列に第1,第2,第3の
    抵抗を接続し、前記第2の抵抗と第3の抵抗との間にド
    レインとソースとを直列接続し、前記第3の抵抗をゲー
    ト・ソース間に接続したディプレッション型電界効果ト
    ランジスタを電流リミット回路として、前記APDに接
    続したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記
    載のAPDバイアス回路。
  6. 【請求項6】 前記APDと直列に第1,第2,第3,
    第4の抵抗を接続し、前記第4の抵抗の両端の電圧を検
    出する差電圧検出回路と、該差電圧検出回路の出力と基
    準電圧とを比較する比較回路と、検出電圧が基準電圧を
    超えた時の前記比較回路の出力信号により前記APDに
    流れる電流を分流する電圧制御回路とを含む電流リミッ
    ト回路を、前記APDに接続したことを特徴とする請求
    項1乃至3の何れか1項記載のAPDバイアス回路。
  7. 【請求項7】 前記APDと直列に、該APDに流れる
    電流の急峻な変化を抑制するインダクタンスを接続した
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載のA
    PDバイアス回路。
  8. 【請求項8】 前記APDに印加されるバイアス電圧の
    急峻な変化分を検出して増幅する増幅器と、該増幅器の
    出力信号によって前記バイアス電圧の急峻な立上り時に
    前記APDに流れる電流を分流する電圧制御回路とを含
    む電流リミット回路を前記APDに接続したことを特徴
    とする請求項1乃至3の何れか1項記載のAPDバイア
    ス回路。
  9. 【請求項9】 前記増幅器と前記電圧制御回路との間に
    ピークホールド回路を接続したことを特徴とする請求項
    8記載のAPDバイアス回路。
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