JPH10200342A - バイアス電圧供給回路 - Google Patents

バイアス電圧供給回路

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JPH10200342A
JPH10200342A JP9000690A JP69097A JPH10200342A JP H10200342 A JPH10200342 A JP H10200342A JP 9000690 A JP9000690 A JP 9000690A JP 69097 A JP69097 A JP 69097A JP H10200342 A JPH10200342 A JP H10200342A
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voltage
bias voltage
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Mikiji Akeya
幹司 朱家
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/60Receivers
    • H04B10/66Non-coherent receivers, e.g. using direct detection
    • H04B10/69Electrical arrangements in the receiver
    • H04B10/691Arrangements for optimizing the photodetector in the receiver
    • H04B10/6911Photodiode bias control, e.g. for compensating temperature variations

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  • Electromagnetism (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光受信回路の生産コストを低減する増幅型光
電変換素子のバイアス電圧供給回路を提供する。 【解決手段】 出力電圧が変化する高電圧発生回路11
と、この高電圧発生回路11と出力端子17との間に接
続されバイアス電圧供給回路1aの出力電流を電圧信号
に変換する電流検出回路12と、基準電圧発生回路15
と、電流検出回路12および基準電圧発生回路15の出
力電圧差に応じた電圧信号を高電圧発生回路11に出力
する増幅器16とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイアス電圧供給
回路にかかわり、特に、増幅機能を有する2端子光電変
換素子(以下、増幅型光電変換素子という)のバイアス
電圧供給回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光通信用の光電変換素子にはアバランシ
ェフォトダイオード(以下、APDという)やPINフ
ォトダイオード(以下、PIN−PDという)等が用い
られている。APDとPIN−PDとを比較すると、A
PDは増幅型光電変換素子であり、PIN−PDに比べ
て10倍程度感度がよい代わりに、コストが2倍程度か
かる。以下、光電変換素子としてAPDを用いた場合と
PIN−PDを用いた場合の従来の光受信回路について
説明する(以下、APDを用いた光受信回路をAPD光
受信回路といい、PIN−PDを用いた光受信回路をP
IN−PD光受信回路という)。
【0003】まず、従来のAPD光受信回路について説
明する。APDはブレークダウン近くの逆バイアスを印
加する必要があるため高電圧源を必要とする。また、A
PDは印加するバイアス電圧により電流増幅率が変わる
ので、バイアス電圧を帰還制御することにより光信号の
大きさが変化しても一定振幅の電気信号が得られる。こ
のような特徴を持つAPDを用いた光受信回路には文献
1(米国特許 5015839号)記載のものがある。
図5はこのAPD光受信回路の構成を示すブロック図で
ある。
【0004】同図において、可変高電圧発生回路1cは
APD2cにバイアス電圧を印加する。APD2cはバ
イアス電圧に応じて光信号を電気信号に変換する。等化
増幅回路3cはAPD2cの出力信号を増幅して、信号
処理回路4cで適切な処理が行える電圧にする。信号処
理回路4cは等化増幅回路3cの出力信号を復号化する
等の処理を行う。また、等化増幅回路3cは可変高電圧
発生回路1cに信号VM を送出する。可変電圧発生回路
1cはこの信号VM によりAPD2cに印加するバイア
ス電圧を変化させ、APD2cから出力される電気信号
の振幅を制御する。
【0005】次に、等化増幅回路3cの動作について更
に説明する。APD2cの出力信号は前置増幅器31c
および可変利得制御増幅器32cにより増幅され、信号
増幅回路4cに出力される。また、ピーク検出回路33
cは可変利得制御増幅器32cの出力信号のピーク電圧
値を検出する。演算増幅器35cはこのピーク検出回路
33cから出力されるピーク電圧信号と基準電圧源34
cから出力される基準電圧信号とを比較して、ピーク電
圧信号と基準電圧信号との電圧差に相当する信号を増幅
して制御手段36cに出力する。制御手段36cは演算
増幅器35cから出力された信号に基づいて、信号VA
により可変利得制御増幅器32cの利得を制御し、信号
M により可変高電圧発生回路1cから出力されるAP
D2cのバイアス電圧を制御する。
【0006】次に、従来のPIN−PD光受信回路につ
いて説明する。PIN−PDはAPDと異なり、高電圧
のバイアス電圧やバイアス電圧の帰還制御を必要としな
い。図6は従来のPIN−PD光受信回路の構成を示す
ブロック図である。同図において、定電圧源1dはPI
N−PD2dにバイアス電圧を印加する。PIN−PD
2dは光信号を電気信号に変換する。等化増幅回路3d
における電流電圧変換増幅器31dはPIN−PD2d
から出力される電流信号を電圧信号に変換して増幅す
る。等化増幅回路3dにおけるリミッティング増幅器3
2dにはしきい値が設定されており、電流電圧変換増幅
器31dの出力信号の電圧値がこのしきい値より高けれ
ば論理値1を出力し、逆に低ければ論理値0を出力す
る。なお、このリミッティング増幅器32dから出力さ
れる信号は、信号処理回路4dで処理可能な電圧レベル
まで増幅される。信号処理回路4dは等化増幅回路3d
の出力信号を復号化する等の処理を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】今日の低価格化の流れ
の中では、部品の共用化は避けて通れない。これは光通
信用の光受信回路についても例外ではない。しかしなが
ら従来の光受信回路では、APD光受信回路とPIN−
PD受信回路との間で光電変換素子の周辺回路を共用化
することができないという問題があった。その理由は、
バイアス電圧を印加する電源が異なるということの他
に、APD光受信回路では、等化増幅後の信号の電圧振
幅に基づいてAPDのバイアス電圧を帰還制御するた
め、APDを使用する場合専用の帰還回路が必要だから
である。本発明はこのような課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、光受信回路の生産コスト
を低減できるAPDをはじめとする増幅型光電変換素子
のバイアス電圧供給回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、増幅型光電変換素子のバイアス電圧
供給回路において、出力電圧が変化する高電圧発生回路
と、この高電圧発生回路とバイアス電圧供給回路の出力
端子との間に接続され、このバイアス電圧供給回路の出
力電流をその電流値に応じた電圧信号に変換する電流検
出回路と、一定電圧の電圧信号を出力する基準電圧発生
回路と、電流検出回路の出力端子が一方の入力端子に接
続され、基準電圧発生回路の出力端子が他方の入力端子
に接続されており、これら電流検出回路および基準電圧
発生回路の出力信号の電圧差に応じた電圧信号を高電圧
発生回路に出力する増幅器とを備え、バイアス電圧供給
回路の出力端子に接続された2端子光電変換素子に光入
力があると、この2端子光電変換素子に一定振幅の光電
流が発生するようにバイアス電圧を印加する。また、上
記手段において増幅型光電変換素子をAPDとする。
【0009】高電圧発生回路は電流検出回路から出力さ
れる電圧信号と基準電圧発生回路から出力される電圧信
号の電圧差に基づいて出力電圧を制御して、バイアス電
圧発生回路に接続される増幅型光受信回路に一定電流を
出力する。一方、増幅型光電変換素子は印加されるバイ
アス電圧により電流増倍率が変化する。したがって、本
発明によるバイアス電圧供給回路と増幅型光電変換素子
とを接続することにより、増幅型光電変換素子は光入力
の変化にかかわらず一定振幅の電流が出力されるように
バイアス電圧供給回路からバイアス電圧が印加される。
【0010】増幅型光電変換素子のバイアス電圧供給回
路をこのように構成することにより、等化増幅後の信号
の電圧振幅を一定にするために行っていた等化増幅回路
からの帰還制御が不要になる。したがって本発明によれ
ば、増幅型光電変換素子を用いた光受信回路とPIN−
PD光受信回路との間で回路の共用化を計ることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明による
APDのバイアス電圧供給回路の構成を示すブロック図
である。同図に示すようにバイアス電圧供給回路1a
は、可変高電圧発生回路11、電流検出回路12、基準
電圧発生回路15、演算増幅器16および出力端子17
により構成されており、可変高電圧発生回路11と出力
端子17との間に電流検出回路12が接続され、この電
流検出回路12の出力端子が演算増幅器16のマイナス
入力端子に接続され、基準電圧発生回路15の出力端子
がこの演算増幅器16のプラス入力端子に接続され、こ
の演算増幅器16の出力側に可変高電圧発生回路11が
接続される。
【0012】また、電流検出回路12は、例えば、抵抗
器13および演算増幅器14により構成され、可変高電
圧発生回路11と出力端子17との間に抵抗器13が接
続されて、抵抗器13の両端が演算増幅器14の各入力
端子に接続され、演算増幅器14の出力端子が演算増幅
器16のマイナス入力端子に接続される。また、バイア
ス電圧供給回路1aの出力端子17にはAPD2aが接
続される。
【0013】ここで、可変高電圧発生回路11は、使用
するAPD2aの電流増倍率を制御するのに十分な範囲
の高電圧を出力できる。また、電流変換回路12におけ
る抵抗器13は、可変高電圧発生回路11の出力電圧と
バイアス電圧供給回路1aの出力電圧との間に顕著な電
圧差が生じない程度の抵抗値Rを持つ。また、演算増幅
器14および16は各出力信号の取り扱いが容易な電圧
に増幅できて、プラス入力端子およびマイナス入力端子
の両端子間に顕著な電位差が生じない十分な利得を持
ち、かつ、図1における帰還回路が発振しない時定数お
よび利得を持つ。また、基準電圧発生回路15は、その
出力電圧である基準電圧Vref を可変できる。
【0014】図2は可変高電圧発生回路11の制御電圧
/出力電圧特性図である。同図に示されるように可変高
電圧発生回路11は、演算増幅器16から出力される制
御信号の電圧に対して出力電圧を一次的に変化させる。
なお、図1に示したバイアス電圧供給回路1aの場合、
電流検出回路12または基準電圧発生回路15からの出
力信号がそれぞれ演算増幅器16のマイナス入力端子ま
たはプラス入力端子に入力されるため、図2の特性図は
右上がりの直線となっている。逆に、電流検出回路12
または基準電圧発生回路15からの出力信号がそれぞれ
演算増幅器16のプラス入力端子またはマイナス入力端
子に入力される場合は、可変高電圧発生回路11の制御
電圧/出力電圧特性図は右下がりの直線となる。また、
図3はAPD2aのバイアス電圧/電流増倍率特性図で
ある。同図に示されるようにAPD2aは大きなバイア
ス電圧を印加するほど電流増倍率が増大する。
【0015】次に、図1に示したバイアス電圧供給回路
1aおよびAPD2aの動作について図2および図3を
参照して説明する。バイアス電圧供給回路1aの出力端
子17に接続されたAPD2aに光入力Pr が入力され
ると、Pr・M・η・ε/(h・ν)で表される光電流Ir がA
PD2aのカソードからアノードの方向に流れる。ただ
し、MはAPD2aの電流増倍率、ηはAPD2aの量
子効率、εは単位電荷、hはプランク定数、νは光の周
波数である。
【0016】このとき、バイアス電圧供給回路1aの電
流検出回路12にもIr の電流が流れる。したがって、
電流検出回路12における抵抗値Rの抵抗器13の両端
にはIr・Rなる電位差が生じる。電流検出回路12にお
ける演算増幅器14の利得をA(A>1)とすると、演
算増幅器14は抵抗器13の両端に生じる電位差Ir・R
を増幅して、A・Ir・R なる電圧を演算増幅器16のマ
イナス入力端子に出力する。また、演算増幅器16のプ
ラス入力端子には基準電圧発生回路15から基準電圧V
ref が出力される。演算増幅器16の利得をB(B>
1)とすると、演算増幅器16は基準電圧Vref と演算
増幅器14の出力電圧A・Ir・R との差をB倍した電圧
B・(Vref−A・Ir・R) を可変高電圧発生回路11に
制御信号として出力する。
【0017】可変高電圧発生回路11は、図2に示すよ
うに、制御信号の電圧B・(Vref−A・Ir ・R)が正の
場合、制御信号の電圧B・(Vref−A・Ir ・R)が零の
ときよりも大きな電圧を出力する。可変高電圧発生回路
11の出力電圧が大きくなるとバイアス電圧供給回路1
aの出力電圧も大きくなり、APD2aにもより大きな
バイアス電圧が印加される。APD2aのバイアス電圧
が大きくなると、図3に示すようにAPD2aの電流増
倍率が上がるため、光電流Ir が増加する。光電流Ir
が増加すると制御信号の電圧B・(Vref−A・Ir ・R)
は零に近ずく。逆に、可変高電圧発生回路11は、図2
に示すように、制御信号の電圧B・ (Vref−A・Ir
R)が負の場合、零のときよりも小さな電圧を出力す
る。その結果、APD2aに印加されるバイアス電圧が
小さくなるため、図3に示すようにAPD2aの電流増
倍率が下がる。したがって、光電流Ir が減少するの
で、この場合も制御信号の電圧B・(Vref−A・Ir
R)は零に近ずく。
【0018】このように、Vref=A・Ir・Rが成立する
ように系が安定する。したがって、電流検出回路12の
抵抗器13の抵抗値R、同演算増幅器14の利得Aおよ
び基準電圧発生回路15が出力する基準電圧Vref の各
値を一定にすれば、APD2aの光入力Pr の変化にか
かわらず一定の光電流Ir(=Vref/(A・R))を得る
ことができる。
【0019】次に、図1に示したバイアス電圧供給回路
1aおよびAPD2aの動作についてより具体的に説明
するために、これらバイアス電圧供給回路1aおよびA
PD2aの諸数値を次のように設定する。すなわち、電
流検出回路12の抵抗器13の抵抗値Rを100Ω、演
算増幅器14の利得Aを10000倍とする。基準電圧
発生回路15が出力する基準電圧Vref の値を1Vとす
る。演算増幅器16の利得Bを10000倍とし、この
演算増幅器16から出力される制御信号の電圧範囲を−
5〜+5Vとする。可変高電圧発生回路11の出力電圧
の範囲を0〜50Vとし、可変高電圧発生回路11に−
5Vの制御信号が入力すると可変高電圧発生回路11は
0Vを出力し、+5Vの制御信号が入力すると50Vを
出力する。
【0020】また、使用するAPD2aについて、印加
されるバイアス電圧と電流増倍率Mとの関係は、バイア
ス電圧が0Vのとき電流増倍率Mは1であり、バイアス
電圧が50Vのとき電流増倍率Mは50である。また、
APD2aの量子効率ηを0.95とする。また、ε/
(h・ν)を1.056とする。
【0021】このとき、バイアス電圧供給回路1aおよ
びAPD2aは次のように動作する。APD2aに光入
力Pr がない場合、すなわち光入力Pr が0Wのとき、
APD2aに光電流Ir は発生しない。このため、バイ
アス電圧供給回路1aの電流検出回路12にも電流は流
れないので、電流検出回路12の抵抗器13の両端に電
位差は生じない。したがって、電流検出回路12の演算
増幅器14の出力電圧は0Vとなる。
【0022】一方、基準電圧発生回路15からは常に1
Vの基準電圧が出力される。したがって、演算増幅器1
6に入力される2信号の電圧差1Vとなる。演算増幅器
16の利得Bは10000倍であるが、この演算増幅器
16から出力される制御信号の電圧の上限は+5Vであ
るから、演算増幅器16からは+5Vの制御信号が出力
される。よって可変高電圧発生回路11からは50Vの
電圧が出力される。APD2aに印加されるバイアス電
圧も50Vであるから、APD2aの電流増倍率Mは5
0に設定される。
【0023】この状態でAPD2aに0.0001mW
の光入力Pr が入力されるとする。APD2aに発生す
る光電流Ir はPr・M・η・ε/(h・ν)で表されるから、
0.005mAの光電流Ir が生じる。このとき、バイ
アス電圧供給回路1aの電流検出回路12にも0.00
5mAの電流が流れることになる。しかし、電流検出回
路12に流れる電流に基づいてAPD2aに印加される
バイアス電圧が帰還制御されるため、APD2aに発生
する光電流Ir はVref/(A・R) 、すなわち0.00
1mAとなって安定する。
【0024】以上説明したように、図1に示したバイア
ス電圧供給回路1aはその回路内で帰還制御を行い、A
PD2aに発生する光電流Ir の振幅が一定になるよう
にAPD2aのバイアス電圧を変化させる。このため、
バイアス電圧供給回路1aを用いたAPD光受信回路に
おける等化増幅回路は、図5に示した従来のAPD光受
信回路における等化増幅回路3cと異なり、APD2a
のバイアス電圧を制御するための機能を必要としない。
したがって、例えば図6に示したPIN−PD光受信回
路における等化増幅回路3dをAPD光受信回路の等化
増幅回路として利用することも可能となる。等化増幅回
路3dは電流電圧変換増幅器31dとリミッティング増
幅器32dのみで構成されるため、APD光受信回路の
等化増幅回路を大幅に簡易化できる。
【0025】また、図4はバイアス電圧供給回路1aを
用いたAPD光受信回路とPIN−PD光受信回路との
間の回路の共用化を示す図である。同図に示すように、
APD光受信回路にバイアス電圧供給回路1aを用いれ
ば、PIN−PD光受信回路と等化増幅回路3aおよび
信号処理回路4aについて共用化が可能になる。共用化
する回路は生産効率が向上するため、光受信回路の生産
コストを低減できる。
【0026】なお、これまで光電変換素子としてAPD
を用いた場合の光受信回路について説明してきたが、本
発明によるバイアス電圧供給回路がバイアス電圧を印加
する光電変換素子はAPDに限定するものではなく、増
幅型光電変換素子であればよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるバイア
ス電圧供給回路は、電流検出回路から出力される電圧信
号と基準電圧発生回路から出力される電圧信号の電圧差
がなくなるように高電圧発生回路の出力電圧を制御する
ことにより、このバイアス電圧供給回路に接続された増
幅型光電変換素子の出力電流は光入力の変化にかかわら
ず一定となる。つまり、等化増幅回路からの帰還制御を
行わなくても増幅型光電変換素子の出力電流を制御でき
る。したがって本発明によれば、増幅型光電変換素子を
用いた光受信回路およびPIN−PDを用いた光受信回
路の間で回路の共用化を計れる。このため、光受信回路
の生産効率を向上できるので、光受信回路の生産コスト
を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるAPDのバイアス電圧供給回路
の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明によるAPDのバイアス電圧供給回路
における可変高電圧発生回路の制御電圧/出力電圧特性
図である。
【図3】 APDのバイアス電圧/電流増倍率特性図で
ある。
【図4】 本発明によるバイアス電圧供給回路を用いた
APD光受信回路とPIN−PD光受信回路との間の回
路の共用化を示す図である。
【図5】 従来のAPD光受信回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】 従来のPIN−PD光受信回路の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1a…バイアス電圧供給回路、1b…定電圧源、2a…
APD、2b…PIN−PD、3a…等化増幅回路、4
a…信号処理回路、11…可変高電圧発生回路、12…
電流検出回路、13…抵抗器、14,16…演算増幅
器、15…基準電圧発生回路、17…出力端子、31a
…電流電圧変換増幅器、32a…リミッティング増幅
器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 増幅機能を有する2端子光電変換素子の
    バイアス電圧供給回路において、 出力電圧が変化する高電圧発生回路と、 この高電圧発生回路と前記バイアス電圧供給回路の出力
    端子との間に接続され、このバイアス電圧供給回路の出
    力電流をその電流値に応じた電圧信号に変換する電流検
    出回路と、 一定電圧の電圧信号を出力する基準電圧発生回路と、 前記電流検出回路の出力端子が一方の入力端子に接続さ
    れ、前記基準電圧発生回路の出力端子が他方の入力端子
    に接続されており、これら電流検出回路および基準電圧
    発生回路の出力信号の電圧差に応じた電圧信号を前記高
    電圧発生回路に出力する増幅器とを備え、 前記バイアス電圧供給回路の出力端子に接続された2端
    子光電変換素子に光入力があると、この2端子光電変換
    素子に一定振幅の光電流が発生するようにバイアス電圧
    を印加することを特徴とするバイアス電圧供給回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記2端子光電変換素子は、アバランシェフォトダイオ
    ードであることを特徴とするバイアス電圧供給回路。
JP9000690A 1997-01-07 1997-01-07 バイアス電圧供給回路 Pending JPH10200342A (ja)

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US09/003,158 US6031219A (en) 1997-01-07 1998-01-06 Bias voltage supply circuit for photoelectric converting element and photodetection circuit

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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