JP3039875B2 - 光受信器 - Google Patents

光受信器

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JP3039875B2
JP3039875B2 JP2318112A JP31811290A JP3039875B2 JP 3039875 B2 JP3039875 B2 JP 3039875B2 JP 2318112 A JP2318112 A JP 2318112A JP 31811290 A JP31811290 A JP 31811290A JP 3039875 B2 JP3039875 B2 JP 3039875B2
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light
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克嘉 原沢
仁志 関口
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日立通信システム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光入力が大きい場合に、受光素子から初段
増幅器への受光電流の一部が他に分岐分流されることに
よって、最大受光電力の拡大が図られるようにした光受
信器に関するものである。
[従来の技術] この種の技術に関するものとしては、特開昭55−3556
3号公報に示されているように、光入力が受光素子によ
って電気的に変換されたうえ、増幅器で増幅されるに際
しては、その増幅器の出力は可変抵抗素子を介し入力側
にネガティブ・フィードバックされるようになってい
る。即ち、可変抵抗素子での抵抗値は増幅器の出力に応
じて可変とされ、光入力が小さい場合はその抵抗値は大
なるべく、また、光入力が大なる場合には、その抵抗値
は小なるべく制御されるものとなっている。
[発明が解決しようとする課題] 上記公報による場合、増幅器に付加されているフィー
ドバック用抵抗素子では、その抵抗値が増幅器出力に応
じて可変とされ、増幅器出力が一定となるべく利得制御
が行われ、光受信器としてのダイナミックレンジが図ら
れているが、これは、これなりに有用なものとなってい
る。
しかしながら、増幅器で利得制御が行われる場合に
は、その反面、増幅器内部、あるいはその後段に帯域等
化回路等、増幅器での利得変動に回路定数が依存する回
路を使用し得ない、といった不具合を新たに生じるよう
になっている。
本発明の目的は、増幅器での利得を一定としつつも、
最大受光電力の拡大が可能とされた光受信器を供するに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、外部からの光入力を受光素子で電気的出
力に変換したうえ、増幅器で利得一定として増幅すべく
なした光受信器に対し、光入力が定常的に大きい状態に
もとづき外部から半固定的に設定される1ビット制御信
号によって、受光素子から増幅器への受光電流は該受光
電流の一部が分岐分流される分流動作状態に、光入力が
定常的に小さい状態にもとづき外部から半固定的に設定
される反転1ビット制御信号によって、上記受光電流は
分岐分流されない分流停止状態にそれぞれおかれる、分
岐分流用ダイオードを含む受光電流分流回路を設けるこ
とで達成される。
[作用] 受信側において、外部からの光入力の定常的な状態、
即ち、その光入力の大小は予め知れるが、これにもとづ
き受光素子から増幅器への受光電流を一部他に分岐分流
させるために設けられた、ダイオードを含む受光電流分
流回路での分流動作を外部設定制御信号により制御しよ
うというものである。即ち、光入力が定常的に小さい場
合は分流動作停止状態に、また、光入力が定常的に大き
い場合には分流動作状態におかれるべく、受光電流分流
回路が外部から制御される場合には、増幅器での利得を
一定としつつも、最大受光電力が分岐された電流分だけ
拡大されるものである。換言すれば、増幅器での利得を
一定としつつも、外部からの光入力はダイナミックレン
ジ大として、受信され得るものである。
[実施例] 以下、本発明を添付した図により説明する。
図は本発明による光受信器の一例での具体的構成を示
したものである。これによる場合、外部からの光入力は
受光素子(例えばAPD)3を介し増幅器(利得一定)6
で増幅されるようになっているが、その際、受光素子3
から増幅器6に流入する受光電流の一部は、必要に応じ
て受光電流分流回路によって他に分岐分流されるように
なっている。図示のように、本例での受光電流分流回路
はダイオード4、トランジスタ1および抵抗2より構成
され、これら素子は図示の如くに接続されたうえ、受光
素子3や増幅器6に対してはダイオード4を介し接続さ
れたものとなっている。
さて、その動作について説明すれば、外部からの光入
力が定常的に大きいか、小さいかは予め知れていること
から、これに応じて、エミッタホロワ回路として構成さ
れたトランジスタ1のベースは外部設定制御信号入力端
子5として、これに印加される外部設定制御信号の状態
が決定されるものである。ベース電位がいわゆる“H"状
態におかれれば、抵抗2には電流が流れるが、ベース電
位が“L"状態におかれた場合には、抵抗2には電流が流
れなくなっているものである。したがって、光入力が小
さい場合はベース電位を“H"状態に、また、それが大き
い場合には、“L"状態におけばよいものである。
即ち、光入力が小さい場合にベース電位が“H"状態に
設定されれば、抵抗2に電流が流れることによって、抵
抗2での電圧降下分、トランジスタ1のエミッタ電位は
上昇することになり、これに伴いダイオード4での順方
向電圧は小さくなる結果、ダイオード4への受光電流の
分岐分流は抑えられるものである。一方、光入力が大き
い場合にベース電位が“L"状態におかれる場合は、これ
によっては抵抗2には電流は殆ど流れなく、トランジス
タ1のエミッタ電位は−VEE(VEE>0)側に下降するこ
とになり、これに伴いダイオード4での順方向電圧は大
きくなる結果、受光素子3からの受光電流はその一部が
微弱電流としてダイオード4を介し抵抗2に流れること
になるものである(この場合、抵抗2は電流制限抵抗と
して作用する)。このように受光電流の一部が増幅器6
に流入されない場合は、その分増幅器6への入力許容電
流、したがって、最大受光電力は拡大され得るものであ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、増幅器での利
得を一定としつつも、最大受光電力の拡大が可能とされ
た光受信器が得られることになる。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明による光受信器の一例での具体的構成を示
す図である。 1……トランジスタ 2……抵抗 3……受光素子 4……ダイオード 5……外部設定制御信号入力端子 6……増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 H03F 3/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部からの光入力を受光素子で電気的出力
    に変換したうえ、増幅器で利得一定として増幅すべくな
    した光受信器に対し、光入力が定常的に大きい状態にも
    とづき外部から半固定的に設定される1ビット制御信号
    によって、受光素子から増幅器への受光電流は該受光電
    流の一部が分岐分流される分流動作状態に、光入力が定
    常的に小さい状態にもとづき外部から半固定的に設定さ
    れる反転1ビット制御信号によって、上記受光電流は分
    岐分流されない分流停止状態にそれぞれおかれる、分岐
    分流用ダイオードを含む受光電流分流回路が設けられて
    なる構成の光受信器。
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