JP2655130B2 - ディジタル受信回路 - Google Patents

ディジタル受信回路

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JP2655130B2
JP2655130B2 JP7113602A JP11360295A JP2655130B2 JP 2655130 B2 JP2655130 B2 JP 2655130B2 JP 7113602 A JP7113602 A JP 7113602A JP 11360295 A JP11360295 A JP 11360295A JP 2655130 B2 JP2655130 B2 JP 2655130B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光伝送システム、光デー
タリンク等のディジタル光受信器に関し、特にモノリシ
ック集積化光受信回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル光受信器を構成する受信回路
においては、受信器に入力される光パルスの有無に対応
したダイナミックレンジのユニポーラ符号信号パルスを
バイポーラ符号パルスに変換することにより、パルス振
幅の中央に識別レベルを設定する機能が要求されてい
る。
【0003】従来、モノリシック集積化光受信回路に適
した受信回路として、差動出力アンプの正相出力のピー
ク値と逆相出力のピーク値を検出して利得制御とオフセ
ット制御を行う方式が知られており、例えば文献(電子
情報通信学会、光量子エレクトロニクス研究会技術報告
OQE88-84、第69〜75頁)にはFDDIのPMD(physic
al layer medium dependent)規格に準拠した光トラン
シーバが記載されている。
【0004】図2を参照して、従来の回路技術を用いて
構成した光受信器を以下に説明する。
【0005】図2に示すように、光受信器は、光検出器
1、光検出器1の出力(電流)を入力し電圧に変換出力
するプリアンプ12、カップリングコンデンサ10、差
動利得可変増幅器2、リミッタアンプ3、第1、第2の
ピーク検出回路4、5、平均値検出回路6、第1の差動
増幅器7、第2の差動増幅器8、レファレンス電圧源9
から構成されている。
【0006】光検出器1から出力された光電流パルスを
プリアンプ12により電圧パルスに変換し、カップリン
グコンデンサ10を介して差動利得可変増幅器2の信号
入力端子に導く。
【0007】差動利得可変増幅器2の正相出力のピーク
値と逆相出力のピーク値とをそれぞれ第1、第2のピー
ク検出回路4、5を用いて検出する。
【0008】平均値検出回路6で検出された正相出力の
ピーク値と逆相出力のピーク値の平均値をレファレンス
電圧源9で生成されたレファレンス電圧と第1の差動増
幅器7にて比較、増幅し、差動利得可変増幅器2の利得
制御端子に帰還することにより利得制御を行う。
【0009】また、第1、第2のピーク検出回路4、5
から出力される正相出力のピーク値と逆相出力のピーク
値の差を第2の差動増幅器8にて増幅し、差動利得可変
増幅器2の信号入力端子に帰還することにより、オフセ
ット制御を行っている。
【0010】差動アンプの正相出力のピーク値と逆相出
力のピーク値を検出することは、入力光電流パルスのピ
ーク値とボトム値(最低)を検出することと等価である
ことから、受信される信号のマーク率にかかわらず、利
得制御とオフセット制御が高精度に行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光受信回路には下記の問題点があった。
【0012】プリアンプ12と差動利得可変増幅器2と
の間をコンデンサ10で結合しているため、受信光信号
のマーク率の変動に伴って差動利得可変増幅器2に入力
される信号の直流レベルが変動する。このとき、コンデ
ンサ結合部の低域遮断周波数で定まる直流レベル変動速
度が利得制御系およびオフセット制御系の応答速度より
も十分低いことが望ましい。
【0013】利得制御系およびオフセット制御系の応答
速度は、実用上十分な同一符号連続耐力を得ようとした
場合、高々数10Hzのオーダであり、コンデンサ結合
部の低域遮断周波数をこれより十分低くするためには大
容量のコンデンサが必要となって現実的ではない。
【0014】また、電源電圧変動時の直流レベル変動が
互いに相異なるプリアンプ12と差動利得可変増幅器2
を接続しているため、十分な電源電圧変動除去比を得る
ためには低周波から高周波まで幅広い範囲にわたる電源
のリップルを除去する平滑回路を用いるか、もしくは平
滑回路の低域遮断周波数よりもコンデンサ結合部の低域
遮断周波数を高くする必要が生じる。
【0015】しかし、低周波までリップル除去可能な平
滑回路を適用すると光受信器が大型でしかも消費電力の
かさむものとなってしまう。
【0016】かくして、従来の回路ではコンデンサ結合
部の低域遮断周波数で定まる直流レベル変動速度が利得
制御系およびオフセット制御系の応答速度よりも高くせ
ざるを得なくなり、受信光信号のマーク率のゆっくりと
した変動には追従できるが、急な変動には追従できずに
符号誤りを生じるという問題があった。
【0017】また、従来の回路ではプリアンプ12と差
動利得可変増幅器2との間の微少な電圧振幅の高周波信
号を大容量のコンデンサ10を介して伝送しているた
め、環境温度の急変時にコンデンサが焦電効果により電
荷を放出することによって符号誤りを生じるという問題
があった。
【0018】さらに、プリアンプとして一般的に用いら
れているトランスインピーダンスアンプでは通常入力電
流の流入方向と流出方向に対してほぼ同等のダイナミッ
クレンジをもつが、従来の回路ではプリアンプにユニポ
ーラ符号パルスが入力されるため、プリアンプを流入方
向もしくは流出方向の片方のモードで動作させることと
なる。このため、プリアンプのダイナミックレンジを最
大限に活用することができないという問題があった。
【0019】従って、本発明は、上記問題点を解消し、
電源系のリップルによる干渉に強く、環境温度やマーク
率の急な変動時にも符号誤りを生ぜず、広ダイナミック
レンジで小型、低消費電力な光受信器を実現するための
受信回路を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、入力電流信号パルスを電圧パルスに変換する
プリアンプと、差動入出力利得可変型増幅器と、該差動
入出力利得可変型増幅器の正相出力のピーク値を検出す
る第1のピーク検出回路と、該差動入出力利得可変型増
幅器の逆相出力のピーク値を検出する第2のピーク検出
回路と、前記第1及び第2のピーク検出回路の出力の平
均値を検出する平均値検出回路と、所定の基準電圧を生
成するレファレンス電圧生成回路と、前記平均値検出回
路の出力と前記レファレンス電圧生成回路の出力の差電
圧を増幅して前記差動入出力利得可変型増幅器の利得制
御端子に帰還する第1の差動増幅器と、を含む受信回路
において、前記プリアンプが差動出力型として構成さ
れ、該プリアンプの正相出力と前記差動入出力利得可変
型増幅器の正相入力および該プリアンプの逆相出力と前
記差動入出力利得可変型増幅器の逆相入力の各々の間、
又は、該プリアンプの正相出力と前記差動入出力利得可
変型増幅器の逆相入力および該プリアンプの逆相出力と
前記差動入出力利得可変型増幅器の正相入力の各々の間
を直流結合としたことを特徴とするディジタル受信回路
を提供する。
【0021】本発明においては、好ましくは、前記第
1、第2のピーク検出回路の差電圧を検出し、該差電圧
を誤差信号として前記プリアンプへ帰還する第2の差動
増幅器を具備することを特徴とする。
【0022】また、本発明においては、好ましくは、前
記プリアンプが、差動入出力型電圧増幅器からなり、そ
の正相出力から逆相入力へ、逆相出力から正相入力へそ
れぞれ抵抗により帰還を施してなる差動入出力型トラン
スインピーダンスアンプとして構成されたことを特徴と
する。
【0023】さらに、本発明においては、好ましくは、
前記第2の差動増幅器が差動出力型として構成され、前
記第2の差動増幅器の正相出力を前記トランスインピー
ダンスアンプの正相入力に、前記第2の差動増幅器の逆
相出力を前記トランスインピーダンスアンプの逆相入力
にそれぞれ接続するか、又は前記第2の差動増幅器の正
相出力を前記トランスインピーダンスアンプの逆相入力
に、前記第2の差動増幅器の逆相出力を前記トランスイ
ンピーダンスアンプの正相入力にそれぞれ接続したこと
を特徴とする。
【0024】本発明は、好ましい態様として、電流パル
スを一の入力端に入力しこれを電圧パルスに変換出力す
る差動入出力型プリアンプと、入力端が前記差動入出力
型プリアンプの出力端と直流結合された差動入出力利得
可変型増幅器と、該差動入出力利得可型変増幅器の差動
出力端に接続され、正相出力及び逆相出力のピーク値を
それぞれ検出する第1及び第2のピーク検出回路と、前
記第1及び第2のピーク検出回路の出力の平均値を検出
する平均値検出回路と、所定の基準電圧を生成するレフ
ァレンス電圧生成回路と、前記平均値検出回路の出力と
前記レファレンス電圧生成回路の出力の差電圧を増幅し
て前記差動入出力利得可変型増幅器の利得制御端子に帰
還する第1の差動増幅器と、前記第1、第2のピーク検
出回路の出力の差電圧を増幅し、差動出力を誤差信号と
して前記差動入出力型プリアンプの入力端へ電圧・電流
変換回路を介して帰還する第2の差動増幅器と、を備え
たことを特徴とするディジタル受信回路を提供する。
【0025】本発明においては、好ましくは、前記電圧
・電流変換回路が抵抗素子からなることを特徴とする。
【0026】本発明においては、好ましくは、光検出器
から出力された光電流パルスを前記差動入出力型プリア
ンプの正相入力端に入力し、前記差動入出力型プリアン
プの差動出力端を前記差動入出力利得可変型増幅器の差
動入力端にそれぞれ接続し、前記第2の差動増幅器が、
前記差動入出力利得可変型増幅器の正相出力及び逆相出
力のピーク値を差動増幅した信号を前記差動入出力プリ
アンプの逆相入力端、正相入力端にそれぞれ帰還するこ
とを特徴とする。
【0027】
【作用】本発明の原理・作用を好適な態様に基づき以下
に説明する。光検出器から出力された光電流パルスを差
動入出力型プリアンプの正相入力端子に入力し、同アン
プにより電圧パルスに変換し、カップリングコンデンサ
を介さずに差動利得可変型増幅器の信号入力端子に導
く。差動利得可変型増幅器の正相出力のピーク値、逆相
出力のピーク値をそれぞれ第1、第2のピーク検出回路
を用いて検出する。平均値検出回路で検出された正相出
力のピーク値、逆相出力のピーク値の平均値とレファレ
ンス電圧を第1の差動増幅器で差動増幅し、差動利得可
変型増幅器の利得制御端子に帰還することにより利得制
御を行う。また、正相出力のピーク値と逆相出力のピー
ク値の差信号を第2の差動増幅器で増幅し、電圧・電流
変換回路を介して差動入出力プリアンプの正相、逆相双
方の信号入力端子に帰還することにより、オフセット制
御を行う。
【0028】本発明によれば、プリアンプと利得可変増
幅器との間を直流結合としているため、利得制御系およ
びオフセット制御系の応答速度よりも低域遮断周波数が
高い箇所はなく、マーク率の急変時にも符号誤りを生じ
ない。また、高周波で微少振幅の信号の通過部にコンデ
ンサを用いないため、環境温度の急変時にコンデンサが
焦電効果によって電荷を放出することに起因する符号誤
りは生じない。
【0029】受信回路系全体を差動構成としているた
め、低周波域での電源電圧変動除去比が極めて高い。し
たがって、電源系の平滑回路に小型・低消費電力の簡略
なものを用いても光受信器として十分な電源電圧変動除
去比が得られる。
【0030】プリアンプ入力部に光電流の振幅の1/2
の電流を帰還するため、プリアンプ入力電流をバイポー
ラ符号パルスとみなすことができる。したがって、光受
信器の最大入力レベルとしてプリアンプの最大入力レベ
ルに等しい値が得られる。
【0031】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して以下
に説明する。
【0032】図1は本発明の一実施例の回路構成を示す
ブロック図である。図1において、前記従来例の説明と
して参照した図2と同一の機能を有する要素には同一の
参照番号が付されている。
【0033】図1を参照して、本実施例においては、光
検出器1から出力された光電流パルスを差動入出力プリ
アンプ11の正相入力端子に入力し、差動入出力アンプ
11により電圧パルスに変換し、カップリングコンデン
サを介さずに直流結合で差動利得可変増幅器2の信号入
力端子に導く。
【0034】差動利得可変増幅器2の正相出力のピーク
値、逆相出力のピーク値をそれぞれ第1、第2のピーク
検出回路4、5を用いて検出する。
【0035】平均値検出回路6で検出された正相出力の
ピーク値、逆相出力のピーク値の平均値と、レファレン
ス電圧源9で生成されたレファレンス電圧とを第1の差
動増幅器7にて比較、増幅し、差動利得可変増幅器2の
利得制御端子に帰還することにより利得制御を行う。
【0036】また、第1、第2のピーク検出回路4、5
から出力される正相出力のピーク値と逆相出力のピーク
値の差を第2の差動増幅器8にて比較、増幅し、電圧・
電流変換回路13を介して差動入出力プリアンプの正
相、逆相双方の信号入力端子にそれぞれ帰還することに
より、オフセット制御を行っている。前述した通り、差
動アンプの正相出力のピーク値と逆相出力のピーク値を
検出することは、入力光電流パルスのピーク値とボトム
値を検出することと等価であるから、受信される信号の
マーク率にかかわらず、利得制御とオフセット制御が高
精度に行われる。
【0037】差動入出力プリアンプ11は、差動入出力
電圧増幅器の正相出力から逆相入力へ、逆相出力から正
相入力へそれぞれ抵抗により帰還を施したトランスイン
ピーダンスアンプであり、逆相入力端子に光検出器1の
接合容量にほぼ等しい容量値をもつダミーコンデンサ1
4を接続している(入力段特性を補償)。また、電圧・
電流変換回路13は抵抗素子から構成されている。
【0038】本実施例においては、プリアンプ11と利
得可変増幅器2との間を直流結合としているため、利得
制御系およびオフセット制御系の応答速度よりも低域遮
断周波数が高い箇所はなく、マーク率の急変時にも符号
誤りを生じない。
【0039】また、高周波で微少振幅の信号の通過部に
コンデンサを用いないため、環境温度の急変時にコンデ
ンサが焦電効果によって電荷を放出することに起因する
符号誤りは生じない。
【0040】さらに、本実施例においては、受信回路系
全体を差動構成としているため、低周波域での電源電圧
変動除去比が極めて高い。従って、電源系の平滑回路に
小型・低消費電力の簡略なものを用いても光受信器とし
て十分な電源電圧変動除去比が得られる。
【0041】そして、プリアンプ11の入力部に光電流
Pの振幅の半分IP/2の電流が帰還されるため、プリ
アンプ入力電流をバイポーラ符号パルスとみなすことが
できる。すなわち、マーク時の電流値IP、スペース時
の電流値0のユニポーラ符号信号パルスが光受信回路に
流入した場合、プリアンプ11の正相入力端子と逆相入
力端子の間に流れる差電流は、マーク時に+IP/2、
スペース時に−IP/2となる。
【0042】プリアンプ12のクリッピングで定まる最
大許容入力レベルを±IPMAXで表わすと、本実施例の受
信回路ではマーク時とスペース時の最大差電流2×I
PMAXまでのユニポーラ符号信号パルス電流まで受信する
ことができる。
【0043】これに対し、前記従来の回路ではマーク時
とスペース時の最大差電流としてIPMAXまでのユニポー
ラ符号信号パルス電流しか受信することができない。
【0044】従って、本実施例によれば、同一性能のプ
リアンプを用いても最大受光レベルを2倍に高めること
ができる。
【0045】以上、本発明を上記実施例に即して説明し
たが、本発明は上記態様にのみ限定されず、本発明の原
理に準ずる各種態様を含むことは勿論である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の受信回路
によれば、電源系のリップルによる干渉に強く、環境温
度やマーク率の急な変動時にも符号誤りを生ぜず、広ダ
イナミックレンジで低消費電力な光受信器を実現するこ
とができることになり、実用的価値は極めて高い。
【0047】より詳細には、本発明によれば、プリアン
プと利得可変増幅器との間を直流結合としているため、
利得制御系およびオフセット制御系の応答速度よりも低
域遮断周波数が高い箇所はなく、マーク率の急変時にも
符号誤りを生じない。また、高周波で微少振幅の信号の
通過部にコンデンサを用いないため、環境温度の急変時
にコンデンサが焦電効果によって電荷を放出することに
起因する符号誤りは生じない。
【0048】さらに、本発明によれば、受信回路系全体
を差動構成としているため、低周波域での電源電圧変動
除去比が極めて高い。このため、本発明によれば、電源
系の平滑回路に小型・低消費電力の簡略なものを用いて
も光受信器として十分な電源電圧変動除去比が得られる
という利点を有する。
【0049】本発明によれば、前記従来例と同一性能の
プリアンプを用いた場合でも最大受光レベルを前記従来
例の2倍に高めることができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
である。
【図2】従来の回路構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 光検出器 2 差動利得可変増幅器 3 リミッタアンプ 4、5 ピーク検出回路 6 平均値検出回路 7、8 差動増幅器 9 レファレンス電圧源 10 カップリングコンデンサ 11 差動入出力プリアンプ 12 プリアンプ 13 電圧・電流変換回路 14 ダミーコンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/14 10/26 10/28 (56)参考文献 特開 平8−102716(JP,A) 特開 平6−334609(JP,A) 特開 平5−218772(JP,A) 特開 平5−218773(JP,A) 特開 平7−231233(JP,A) 特開 平4−334137(JP,A) 特開 平3−249811(JP,A) 特開 平6−232916(JP,A) 特開 平8−18429(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力電流信号パルスを電圧パルスに変換す
    るプリアンプと、 差動入出力利得可変型増幅器と、 該差動入出力利得可変型増幅器の正相出力のピーク値を
    検出する第1のピーク検出回路と、 該差動入出力利得可変型増幅器の逆相出力のピーク値を
    検出する第2のピーク検出回路と、 前記第1及び第2のピーク検出回路の出力の平均値を検
    出する平均値検出回路と、 所定の基準電圧を生成するレファレンス電圧生成回路
    と、 前記平均値検出回路の出力と前記レファレンス電圧生成
    回路の出力の差電圧を増幅して前記差動入出力利得可変
    型増幅器の利得制御端子に帰還する第1の差動増幅器
    と、 を含む受信回路において、 前記プリアンプが差動出力型として構成され、 該プリアンプの正相出力と前記差動入出力利得可変型増
    幅器の正相入力および該プリアンプの逆相出力と前記差
    動入出力利得可変型増幅器の逆相入力の各々の間、又
    は、該プリアンプの正相出力と前記差動入出力利得可変
    型増幅器の逆相入力および該プリアンプの逆相出力と前
    記差動入出力利得可変型増幅器の正相入力の各々の間を
    直流結合としたことを特徴とするディジタル受信回路。
  2. 【請求項2】前記第1、第2のピーク検出回路の出力の
    差電圧を検出し、該差電圧を誤差信号として前記プリア
    ンプへ帰還する第2の差動増幅器を具備することを特徴
    とする請求項1記載のディジタル受信回路。
  3. 【請求項3】前記プリアンプが、差動入出力型電圧増幅
    器からなり、その正相出力から逆相入力へ、逆相出力か
    ら正相入力へそれぞれ抵抗により帰還を施してなる差動
    入出力型トランスインピーダンスアンプとして構成され
    たことを特徴とする請求項1記載のディジタル受信回
    路。
  4. 【請求項4】前記第2の差動増幅器が差動出力型として
    構成され、前記第2の差動増幅器の正相出力を前記トラ
    ンスインピーダンスアンプの正相入力に、前記第2の差
    動増幅器の逆相出力を前記トランスインピーダンスアン
    プの逆相入力にそれぞれ接続するか、又は前記第2の差
    動増幅器の正相出力を前記トランスインピーダンスアン
    プの逆相入力に、前記第2の差動増幅器の逆相出力を前
    記トランスインピーダンスアンプの正相入力にそれぞれ
    接続したことを特徴とする請求項3記載のディジタル受
    信回路。
  5. 【請求項5】電流パルスを一の入力端に入力しこれを電
    圧パルスに変換出力する差動入出力型プリアンプと、 入力端が前記差動入出力型プリアンプの出力端と直流結
    合された差動入出力利得可変型増幅器と、 該差動入出力利得可型変増幅器の差動出力端に接続さ
    れ、正相出力及び逆相出力のピーク値をそれぞれ検出す
    る第1及び第2のピーク検出回路と、 前記第1及び第2のピーク検出回路の出力の平均値を検
    出する平均値検出回路と、 所定の基準電圧を生成するレファレンス電圧生成回路
    と、 前記平均値検出回路の出力と前記レファレンス電圧生成
    回路の出力の差電圧を増幅して前記差動入出力利得可変
    型増幅器の利得制御端子に帰還する第1の差動増幅器
    と、 前記第1、第2のピーク検出回路の出力の差電圧を増幅
    し、差動出力を誤差信号として前記差動入出力型プリア
    ンプの入力端へ電圧・電流変換回路を介して帰還する第
    2の差動増幅器と、 を備えたことを特徴とするディジタル受信回路。
  6. 【請求項6】前記電圧・電流変換回路が抵抗素子からな
    ることを特徴とする請求項5記載のディジタル受信回
    路。
  7. 【請求項7】光検出器から出力された光電流パルスを前
    記差動入出力型プリアンプの正相入力端に入力し、 前記差動入出力型プリアンプの差動出力端を前記差動入
    出力利得可変型増幅器の差動入力端にそれぞれ接続し、 前記第2の差動増幅器が、前記差動入出力利得可変型増
    幅器の正相出力及び逆相出力のピーク値を差動増幅した
    信号を前記差動入出力プリアンプの逆相入力端、正相入
    力端にそれぞれ帰還することを特徴とする請求項5記載
    のディジタル受信回路。
  8. 【請求項8】前記差動入出力型プリアンプの逆相入力端
    に前記光検出器の接合容量に略等しい容量値をもつ容量
    を接続したことを特徴とする請求項7記載のディジタル
    受信回路。
JP7113602A 1995-04-14 1995-04-14 ディジタル受信回路 Expired - Fee Related JP2655130B2 (ja)

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