JP2000243821A - ウエハ支持部材 - Google Patents

ウエハ支持部材

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JP2000243821A
JP2000243821A JP4386799A JP4386799A JP2000243821A JP 2000243821 A JP2000243821 A JP 2000243821A JP 4386799 A JP4386799 A JP 4386799A JP 4386799 A JP4386799 A JP 4386799A JP 2000243821 A JP2000243821 A JP 2000243821A
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ceramic
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Junji Oe
純司 大江
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体ウエハ等のウエハWを静電吸着力でもっ
て吸着固定するウエハ支持部材1の反りを防ぎ、載置面
23上のウエハWの表面を極めて均一に加熱できるよう
にする。 【解決手段】ウエハWの載置面を23有する薄肉の板状
セラミック体21中に静電吸着用の電極22を備えた静
電チャック2と、板状セラミック体31中に抵抗発熱体
32を埋設してなるセラミックヒータ3と、上記静電チ
ャック2及びセラミックヒータ3を構成する板状セラミ
ック体21,31との熱膨脹差が5×10-6℃以下であ
って、セラミックスと金属からなる第1のプレート4及
び第2のプレート5とを、静電チャック2、第1のプレ
ート4、セラミックヒータ3、第2のプレート5の順序
でロウ付け接合して一体化することによりウエハ支持部
材1を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CVD、PVD、
スパッタリング等の成膜装置やエッチング装置におい
て、半導体ウエハ等のウエハを保持するウエハ支持部材
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体デバイスを製造する半導体
ウエハ(以下、ウエハという)の処理工程であるCV
D、PVD、スパッタリング等の成膜工程やエッチング
工程では、被処理物であるウエハに均一な膜を付けた
り、均一なエッチングを施すにあたり、ウエハの表面温
度を均一化することが重要である。
【0003】その為、これらの工程では、図3に示すよ
うな、ウエハWの載置面44を有する板状セラミック体
41中の載置面44側に静電吸着用の電極42を、載置
面44と反対側に抵抗発熱体43をそれぞれ埋設してな
り、静電吸着用の電極42とウエハWとの間に直流電圧
を印加することで、誘電分極によるクーロン力や微小な
漏れ電流によるジョンソン・ラーベック力と呼ばれる吸
着力を発現させ、ウエハWを載置面44に吸着固定する
とともに、抵抗発熱体43に交流電圧を印加して載置面
44上に吸着固定されたウエハWを加熱するようにした
ヒータ内蔵型静電チャック40が提案されている(特公
平7−50736号公報参照)。さらに、上記ヒータ内
蔵型静電チャック40にプラズマ発生用の電極を埋設す
ることも試みられている。
【0004】このようなヒータ内蔵型静電チャック40
は厚みが薄く軽量で簡単な構造であることから取り扱い
が容易であるといった利点があった。
【0005】ところが、近年、成膜精度やエッチング精
度の向上に伴ってウエハWの表面温度の均熱化がより一
層要求されるようになり、上記ヒータ内蔵型静電チャッ
ク40では厚みが薄く熱容量が小さいため、ウエハWの
表面温度をより均一化することが難しく、その結果、成
膜精度やエッチング精度を高めることができなかった。
【0006】一方、本件出願人は、静電チャックの載置
面上に吸着固定したウエハの温度制御を行うため、図4
に示すような静電チャック50の下面に該静電チャック
50を構成する板状セラミック体51との熱膨張差が近
似したセラミックスと金属の複合材からなるプレート5
5をロウ付け接合し、上記プレート55を介して載置面
54上に吸着固定されたウエハWを冷却したり、あるい
はプレート55にヒータを接合してウエハWを加熱する
ようにしたウエハ支持部材60を先に提案している(特
願平9−330680号参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示すウエハ支持部材60は、静電チャック50の下面に
のみプレート55を接合した構造であり、さらに静電チ
ャック50を構成する板状セラミック体51とプレート
55との熱膨張差を近似させているといえども両者を完
全に一致させることが難しいため、加熱された状態では
静電チャック50とプレート55との接合部に応力が集
中し、静電チャック50が割れないまでも反ってしま
い、静電チャック50の載置面54における平坦度が損
なわれるとともに、静電チャック50の反り量に対して
十分に大きな吸着力が得られないために、ウエハWの全
面を載置面54に吸着させることができず、その結果、
ウエハWが載置面54に当接している箇所と当接してな
い箇所で温度差が生じるとともに、ウエハWの保持精度
も損なわれていることから、成膜精度やエッチング精度
を高めることができなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記課
題に鑑み、請求項1に係る発明は、ウエハの載置面を有
する薄肉の板状セラミック体中に静電吸着用の電極を備
える静電チャックと、板状セラミック体中に抵抗発熱体
を備えるセラミックヒータと、セラミックスと金属の複
合材からなる第1のプレート及び第2のプレートとから
なり、上記静電チャック、第1のプレート、セラミック
ヒータ、第2のプレートの順序で接合一体化してウエハ
支持部材を構成したものである。
【0009】請求項2に係る発明は、上記静電チャック
及びセラミックヒータを構成する板状セラミック体と、
上記第1のプレート及び第2のプレートとの熱膨張差を
それぞれ5×10-6/℃以下としたことを特徴とする。
【0010】請求項3に係る発明は、上記ウエハ支持部
材の全体の厚みに対する静電チャックの厚みの比率を
0.2以下とし、かつ上記第2のプレートに対する第1
のプレートの厚みの比率を0.5〜2.5としたことを
特徴とする。
【0011】請求項4に係る発明は、上記静電チャック
の厚みを0.3〜5.0mmとするとともに、上記セラ
ミックヒータの厚みを0.3〜10.0mmとし、第2
のプレートをプラズマ発生用の電極として用いることを
特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0013】図1(a)は本発明のウエハ支持部材を示
す斜視図、(b)は(a)のX−X線断面図で、ウエハ
Wの載置面23を有する円盤状をした薄肉の板状セラミ
ック体21中に静電吸着用の電極22を埋設してなる静
電チャック2と、該静電チャック2とほぼ同径の円盤状
をした板状セラミッック体31中に抵抗発熱体32を埋
設してなるセラミックヒータ3と、上記静電チャック2
及びセラミックヒータ3を構成する板状セラミック体2
1,31との熱膨脹差が5×10-6/℃以下であるセラ
ミックスと金属の複合材からなり、上記静電チャック2
及びセラミックヒータ3とほぼ同径の円盤状をした第1
のプレート4及びリング状をした第2のプレート5とか
らなり、各部材は図1に示すように静電チャック2、第
1のプレート4、セラミックヒータ3、第2のプレート
5の順に順次ロウ付けして接合一体化してある。なお、
図1に示すウエハ支持部材1において、静電吸着用の電
極22は、図2(a)に示すような円形のパターン形状
とするとともに、抵抗発熱体32は、図2(b)に示す
ように直線状の帯状体と円弧状の帯状体とでほぼ同心円
を構成するパターン形状としてある。そして、上記静電
チャック2の静電吸着用の電極22及びセラミックヒー
タ3の抵抗発熱体32への通電は、各々開口する孔内に
固定され電気的に接続された給電端子6,7を介して行
うようになっており、各給電端子6,7に接続されたリ
ード線8,9は、第2のプレート5の下面中央にロウ付
け等によって接合された金属製のパイプ10内を通して
外部へ導出するようになっている。
【0014】また、静電チャック2の載置面23はウエ
ハWを精度良く固定する必要があることから、中心線平
均粗さ(Ra)で2μm以下、平面度で10μm以下の
平滑でかつ平坦に仕上げてあり、また、静電チャック2
はウエハWとほぼ同径の大きさとなし、ウエハWの全面
が載置面23と当接するようにしてある。
【0015】そして、このウエハ支持部材1を用いてウ
エハWを固定するには、載置面23上にウエハWを載
せ、ウエハWと静電吸着用の電極22との間に直流電圧
を印加し、誘電分極によるクーロン力や微小な漏れ電流
によるジョンソン・ラーベック力と呼ばれる吸着力を発
現させることにより、ウエハWを載置面23の面精度に
倣って精度良く吸着固定することができる。
【0016】また、抵抗発熱体32に交流電圧を印加し
てセラミックヒータ3を発熱させると、優れた熱伝導性
を有する第1のプレート4を介して静電チャック2に熱
を伝達することができるため、載置面23上に吸着固定
されたウエハWを加熱することができる。そして、本発
明によれば、ウエハ支持部材1を静電チャック2、第1
のプレート4、セラミックヒータ3、第2のプレート5
の4 層から構成してあることから、ウエハ支持部材1の
全体の厚みを厚くし、熱容量を大きくできるため、載置
面23における温度バラツキを極めて少なくすることが
でき、もって載置面23上に吸着固定したウエハWを均
一に加熱することができる。
【0017】また、本発明によれば、セラミックヒータ
3を熱膨張係数が近似した第1のプレート4と第2のプ
レート5とで挟持した構造としてあることから、発熱に
伴うセラミックヒータ3の反りを防ぐことができる。即
ち、第1のプレート4とセラミックヒータ3とのロウ材
層11及び第2のプレート5とセラミックヒータ3との
ロウ材層11には、いずれも熱膨張差に伴う応力が作用
するのであるが、プレート4,5がセラミックヒータ3
を挟んで設けられているため、上下に作用する応力をほ
ぼ一致させることができ、反りを防ぐことができる。
【0018】なお、第1のプレート4には静電チャック
2を接合してあるが、静電チャック2の厚みを薄肉とし
てあるため、第1のプレート4との間に作用する応力を
小さくでき、ウエハ支持部材1に反りが生じることを防
ぐことができる。具体的には、ウエハ支持部材1の全体
の厚みTに対する静電チャック2の厚みPの比率P/T
を0.2以下とすることが良い。
【0019】また、プレート4,5と、静電チャック2
及びセラミックヒータ3を構成する板状セラミック体2
1、31との熱膨張差を5×10-6/℃以下とするの
は、第1のプレート4又は第2のプレート5のいずれか
一方又は双方と板状セラミック体21、31との熱膨張
差が5×10-6/℃を越えると、各ロウ材層11に大き
な応力が発生し、静電チャック2やセラミックヒータ3
にクラックが発生して破損するからである。
【0020】プレート4,5としては、上下面に連通す
る開気孔16を備えた三次元網目構造を有する多孔質セ
ラミック体15を骨格とし、上記気孔16中に金属17
を充填含浸した複合材を用いることができる。この構造
によれば、プレート4,5の熱膨張係数は骨格をなす多
孔質セラミック体15の熱膨張係数に大きく依存し、プ
レート4,5の熱伝導率は気孔16に充填含浸した金属
17の熱伝導率に大きく依存する。その為、両者の配合
比をそれぞれ調整することでプレート4,5の熱膨張係
数と熱伝導率を制御することができ、静電チャック2や
セラミックヒータ3を構成する板状セラミック体21、
31との熱膨張差を5×10-6/℃以下とすることで、
ロウ付け固定時に発生する応力を緩和して接合強度を高
めることができる。
【0021】また、第2のプレート4に対する第1のプ
レート5の厚みの比率Q/Sは、0.5〜2.5とする
ことが好ましい。
【0022】即ち、第2のプレート4に対する第1のプ
レート5の厚みの比率Q/Sが0.5未満であると、セ
ラミックヒータ3の上下面に発生する応力の均衡が崩れ
てウエハ支持部材1に凸の大きな反りが発生するからで
あり、逆に、第2のプレート4に対する第1のプレート
5の厚みの比率Q/Sが2.5を越えると、セラミック
ヒータ3の上下面に発生する応力の均衡が崩れてウエハ
支持部材1に大きな凹の反りが発生するからである。
【0023】さらに、ウエハ支持部材1の全体の厚みT
は、11〜125mmの範囲にあることが良い。これ
は、全体の厚みTが11mm未満では、厚みが薄すぎて
熱容量が小さいためにウエハWの表面温度を均一化する
ことが難しく、逆に全体の厚みTが125mmを越える
と、熱容量が大きくなりすぎるためにウエハ支持部材1
を所定の温度に加熱するまでの昇温速度を高めることが
できず、熱応答性が悪くなるからである。
【0024】また、本発明のウエハ支持部材1は、第1
のプレート4をプラズマ発生用の電極となし、この第1
のプレート4とウエハWの上方に別途設置したプラズマ
発生用電極との間に高周波電力を印加してプラズマを発
生させることもできる。この場合、静電チャック2の厚
みPが5.0mmより厚くなると高周波が透過し難くな
り、均一なプラズマを発生させることができなくなると
ともに、ウエハ支持部材1に反りが発生する恐れがあ
る。ただし、静電チャック2の厚みPが0.3mmより
薄くなると、強度が弱く製造工程中に破損する恐れがあ
るとともに、絶縁耐圧が低くなり過ぎるために実用に供
しない。
【0025】その為、第1のプレート4をプラズマ発生
用の電極として用いる時には、静電チャック3の厚みP
を0.3〜5.0mmとすることが良い。
【0026】さらに、本発明のウエハ支持部材1は、金
属製のパイプ10を介して第2のプレート5をプラズマ
発生用の電極となし、この第2のプレート5とウエハW
の上方に別途設置したプラズマ発生用電極との間に高周
波電力を印加してプラズマを発生させることもできる。
この時、静電チャックの厚みPが5.0mmより厚かっ
たり、セラミックヒータ3の厚みRが10mmより厚く
なると高周波が流れ難くなり、均一なプラズマを発生さ
せることができない。ただし、セラミックヒータ3の厚
みRが0.3mmより薄くなると、強度が弱く加熱時に
発生する応力に耐えきれずに破損する恐れがある。その
為、第2のプレート5をプラズマ発生用の電極として用
いる時には、静電チャック3の厚みPを0.3〜5.0
mmとするとともに、セラミックヒータ3の厚みRを
0.3〜10.0mmとすることが良い。
【0027】ところで、上記静電チャック2やセラミッ
クヒータ3を構成する板状セラミック体21,31とし
ては、緻密で耐熱性に優れるとともに、腐食性の強いハ
ロゲンガスに対する耐蝕性に優れたものが良く、このよ
うなセラミックスとしては、アルミナ、窒化珪素、窒化
アルミニウム、炭化硼素を主成分とするものを用いるこ
とができ、好ましくは耐プラズマ性に優れるアルミナ、
窒化アルミニウム、炭化硼素を主成分とするものを用い
れば良く、さらに望ましくは高熱伝導率を有する窒化ア
ルニウムや炭化硼素を主成分とするセラミックスを用い
ることが良い。例えば、窒化アルミニウムの含有量が9
9.5重量%以上の高純度窒化アルミニウムセラミック
スは、耐食性、耐プラズマ性に優れるとともに、コンタ
ミネーションの恐れがなく、また、Er2 3 やY2
3 などの希土類酸化物を1〜9重量%の範囲で含有する
窒化アルミニウムセラミックスは、熱伝導率が150W
/m・k以上と優れた熱伝導率を有し、板状セラミック
体21,31として好適である。
【0028】静電吸着用の電極22や抵抗発熱体32と
しては、板状セラミック体21,31の反りや割れを防
ぐために板状セラミック体21,31との熱膨張差が小
さいものが良く、例えば熱膨張係数が4〜6×10-6
℃のタングステン(W)やモリブデン(Mo)などの高
融点金属やこれらの合金、あるいは炭化タングステン
(WC)、炭化チタン(TiC)、窒化チタン(Ti
N)を用いることができる。なお、板状セラミック体2
1,31中に埋設する電極22や抵抗発熱体32の形態
としては膜状のものに限らず、金属箔などの板状体やメ
ッシュ体、さらにはコイルであっても良く、そのパター
ン形状も図2(a)(b)にそれぞれ示したものだけに
限らず、様々なパターン形状に形成することができる。
【0029】一方、静電チャック2及びセラミックヒー
タ3とプレート4,5との熱膨張差を5×10-6/℃以
下とするには、プレート4,5を構成する多孔質セラミ
ック体15を、板状セラミック体21、31と同一又は
同種のセラミックスにより形成すれば良い。なお、同一
のセラミックスとは組成全てが同じであることを言い、
同種のセラミックスとは主成分が同一であることを言
う。また、多孔質セラミック体15の気孔16中に充填
する金属17としては、アルミニウム(Al)やインジ
ウム(In)を用いることができ、さらには気孔16中
への充填性を良くするため、アルミニウム(Al)やイ
ンジウム(In)に珪素(Si)を含有しても良い。
【0030】そして、静電チャック2、第1のプレート
4、セラミックヒータ3、第2のプレート5をそれぞれ
接合するロウ材としては、アルミニウム(Al)、イン
ジウム(In)、金(Au)、錫(Sn)、鉛(Z
n)、ビスマス(Bi)を主体とするものを用いること
ができる。ただし、以下に示すように熱伝導率の点で金
(Au)又はアルミニウム(Al)を主体とするものが
良い。
【0031】 このようなウエハ支持部材1を得るには、まず、静電チ
ャック2及びセラミックヒータ3を製作するために、前
述したセラミックスの原料をドクターブレード法等のテ
ープ成形法にて複数枚のセラミックグリーンシートを成
形し、該セラミックグリーンシート間にスクリーン印刷
法やテープ成形法等により所定のパターン形状に印刷し
た導電ペーストを挟んで積層したものを焼成するか、あ
るいは前記セラミックスの原料粉末中に電極22や抵抗
発熱体32をなす金属箔やメッシュ体などの板状体を埋
設した状態で加圧成形したものを焼成することにより、
板状セラミック体21中に静電吸着用の電極22を埋設
した静電チャック2及び板状セラミック体32中に抵抗
発熱体32を埋設したセラミックヒータ3を製作する。
【0032】また、プレート4,5を製作するには、上
記静電チャック2やセラミックヒータ3と同種又は同一
のセラミックスの原料粉末を所定の形状に形成したあ
と、焼結させることができる温度より若干低い温度で焼
成して三次元網目構造を有する多孔質セラミック体15
を用意するか、あるいは上記セラミックスの原料粉末
に、焼成時に燃えてなくなる樹脂の如き焼失剤を混合し
たものを所定の形状に成形したあと、焼結させることが
できる温度で焼成して三次元網目構造を有する多孔質セ
ラミック体15を用意する。
【0033】次に、多孔質セラミック体15を入れてお
いたプレス機の型内に溶融した金属17を注入し、加圧
することにより多孔質セラミック体15の気孔16中に
金属17を充填含浸したプレート4,5を製作する。
【0034】そして、静電チャック2、第1のプレート
4、セラミックヒータ3、第2のプレート5をこの順序
でロウ付けするのであるが、接合にあたり各接合面には
ロウ材の濡れ性を良くするために、銅(Cu)、ニッケ
ル(Ni)、亜鉛(Zn)等をメッキ法、スパッタリン
グ法、CVD法等により被覆するか、あるいはAg−C
u−TiやMo−Mn等をメタライジングしておいて、
それぞれをロウ材で接合一体化することにより得ること
ができる。
【0035】なお、本発明は図1に示す形状、構造を有
するウエハ支持部材1だけに限定されるものではなく、
本発明を逸脱しない範囲で必要に応じて変更することが
できることは言うまでもない。
【0036】
【実施例】(実施例1)図1に示す本発明のウエハ支持
部材1と図3に示す従来のヒータ内蔵型静電チャック4
0を用意し、載置面23,44上にウエハWを吸着固定
させた状態で所定の温度に加熱した時のウエハWの温度
分布を調べる実験を行った。
【0037】本発明のウエハ支持部材1は、静電チャッ
ク2を構成する板状セラミック体21を、直径200m
m、厚みPを0.3〜10mmの範囲で異ならせたAl
N含有量が99.5重量%の高純度窒化アルミニウムセ
ラミックスにより形成し、その内部に、直径0.12m
mのモリブデン線を1インチ当たり50本の密度で編ん
だ金網を直径195mmに切断して埋設し、静電吸着用
の電極22とした。
【0038】なお、板状セラミック体21を形成する高
純度窒化アルミニウムセラミックスの特性について調べ
たところ、比重3.26g/cm3 、熱膨張係数5×1
-6/℃、曲げ強度400MPa、体積固有抵抗値1×
1011Ω・cm(25℃)であった。
【0039】セラミックヒータ3を構成する板状セラミ
ック体31は、直径200mm、厚みRが4.7mmで
ある静電チャック2と同一の窒化アルミニウムセラミッ
クスにより形成し、その内部に、図2(b)に示すよう
なパターン形状を有する最外径が195mmであるモリ
ブデン膜の抵抗発熱体32を埋設した。
【0040】また、プレート4,5を構成する多孔質セ
ラミック体15は、直径200mm、厚みQ,Sが10
mmである炭化珪素質セラミックスにより形成し、その
気孔16中に金属17としてアルミニウムを充填含浸し
て複合材とした。なお、炭化珪素質セラミックスとアル
ミニウムとの配合は体積比で70:30とした。
【0041】この複合材の特性を調べたところ、熱伝導
率170W/m・k、熱膨張係数7.4×10-6/℃で
あった。
【0042】そして、静電チャック2、第1のプレート
4、セラミックヒータ3、及び第2のプレート5の各接
合面に無電解メッキ法にて膜厚みが厚み2μmのニッケ
ル膜を被覆したあと、Al−Siロウ材ペーストを塗布
し、各部材を積層して10-5Torrの真空中で50k
g/cm2 の圧力を加えながら575℃に加熱して接合
一体化した。
【0043】一方、従来のヒータ内蔵型静電チャック4
0は、板状セラミック体41を、直径200mm、厚み
5mmのAlN含有量が99.5重量%の高純度窒化ア
ルミニウムセラミックスにより形成し、その内部に、直
径0.12mmのモリブデン線を1インチ当たり50本
の密度で編んだ金網を直径195mmに切断して埋設
し、静電吸着用の電極42とするとともに、図2(b)
に示すようなパターン形状を有する最外径が195mm
であるモリブデン膜の抵抗発熱体32を埋設した。
【0044】そして、これらのウエハ支持部材1及びヒ
ータ内蔵型静電チャック40の載置面23,44にウエ
ハWを載せ、ウエハWと静電吸着用の電極22との間に
250Vの電圧を印加してウエハWを吸着固定し、10
-5Torrの真空中で、抵抗発熱体32,43に通電し
て載置面23,44の温度を約350℃に保ち、ウエハ
Wの表面温度分布を測定した。ウエハWの表面温度分布
の測定にあたっては、9個の熱電対をウエハWの表面に
ほぼ均等に配設し、最大温度と最低温度の差を確認し
た。
【0045】それぞれの結果は表1に示す通りである。
【0046】
【表1】
【0047】この結果、本発明のウエハ支持部材1は従
来のヒータ内蔵型静電チャック40と比較してウエハW
の表面温度分布を均一化できることが確認できた。
【0048】そこで、次に、本発明のウエハ支持部材1
において、第1のプレート4とウエハWの上方に別に設
置したプラズマ発生用電極(不図示)との間に13.5
4MHzの高周波電力を印加するとともに、真空チャン
バー内にArガスを供給してウエハWを30分エッチン
グし、ウエハWの表面におけるエッチングレートの最大
値と最小値の差を調べることでプラズマ密度の均一性を
確認した。
【0049】この結果は表1に示すように、静電チャッ
ク2の厚みPが厚くなる程エッチングレートの最大値と
最小値との差が大きくなり、プラズマ密度の均一化が損
なわれることが判る。
【0050】そして、静電チャック2の厚みPが5mm
を越えるあたりからプラズマ密度のはらつきが大きくな
ることから、第1のプレート4をプラズマ発生用の電極
としてプラズマを発生させる時には、静電チャック2の
厚みPを5mm以下とすることが望ましいことが判る。
【0051】(実施例2)次に、本発明のウエハ支持部
材1において、ウエハ支持部材1の全体の厚みTに対す
る静電チャック2の厚みPの比率P/Tを異ならせた時
の載置面23の反り量と破損の有無を調べる実験を行っ
た。
【0052】なお、本実験にあたり、プレート4,5の
材質として、多孔質セラミック体をAlN含有量が9
9.5重量%の高純度窒化アルミニウムセラミックスに
より形成する以外は実施例1の試料No.3と同様の構
造とした。
【0053】そして、これらのウエハ支持部材1を30
0℃に加熱し、静電チャック2の載置面23における反
り量と破損の有無を測定した。
【0054】それぞれの結果は表2に示す通りである。
【0055】
【表2】
【0056】この結果、静電チャック2の厚みPがウエ
ハ支持部材1の全体の厚みTに対して厚くなるにしたが
って載置面23の反り量が大きくなり、ウエハ支持部材
1の全体の厚みTに対する静電チャック2の厚みPの比
率P/Qが0.2以下より大きくなると、載置面23の
反り量が0.25を越えるとともに、静電チャック2に
クラックが発生した。
【0057】このことから、ウエハ支持部材1の全体の
厚みTに対する静電チャック2の厚みPの比率P/Tは
0.2以下とすれば良いことが判る。
【0058】(実施例3)次に、静電チャック2及びセ
ラミックヒータ3をアルミナセラミックスにより形成す
るとともに、第1及び第2のプレート4,5の材質とし
て表3に示す複合材により形成してウエハ支持部材1を
構成し、静電チャック2及びセラミックヒータ3を構成
する板状セラミック体21,31とプレート4,5との
熱膨張差を異ならせた時の載置面23の反り量と破損の
有無を実施例2と同様の条件にて調べる実験を行った。
【0059】本実験では、静電チャック2及びセラミッ
クヒータ3を構成するアルミナセラミックスとして、A
2 3 含有量が99.9重量%の高純度アルミナセラ
ミックスを用いた。また、その特性を調べたところ、曲
げ強度445MPa、熱膨張係数7.3×10-6/℃で
あった。なお、ウエハ支持部材1の寸法は実施例1の試
料No.3と同寸法とした。
【0060】それぞれの結果は表3に示す通りである。
【0061】
【表3】
【0062】この結果、静電チャック2やセラミックヒ
ータ3とプレート4,5との熱膨張係数が5×10-6
℃以下では、反り量を0.25mm以下に抑えることが
でき、また、静電チャック2やセラミックヒータ3が破
損することがなかった。
【0063】(実施例4)次に、厚みPが5.0mmの
静電チャック2と厚みRが4.7mmのセラミックヒー
タ3をAl2 3 含有量が99.9重量%の高純度アル
ミナセラミックスにより形成するとともに、第1及び第
2のプレート4,5の材質として表4に示す複合材によ
り形成し、第1のプレート4及び第2のプレート5の寸
法を異ならせた時の載置面23の反り量と破損の有無を
実施例2と同様の条件にて調べる実験を行った。
【0064】それぞれの結果は表4に示す通りである。
【0065】
【表4】
【0066】この結果、第2のプレート4に対する第1
のプレート5の厚みの比率Q/Sが0.5〜2.5の範
囲にあれば、載置面23の反り量を0.25mm以下に
抑えることができ、また、静電チャック2やセラミック
ヒータ3が破損することがなかった。
【0067】(実施例5)次に、厚みPが5.0mmの
静電チャック2と厚みRが4.7mmのセラミックヒー
タ3をAl2 3 含有量が99.9重量%の高純度アル
ミナセラミックスにより形成するとともに、第1及び第
2のプレート4,5の材質として表4の試料No.2に
示す複合材を用い、該プレート4,5の厚みQ,Sを異
ならせてウエハ支持部材1全体の厚みTを変化させ、昇
温速度と飽和温度での均熱性を調べる実験を行った。
【0068】なお、昇温条件としては、抵抗発熱体32
に500Wを印加して載置面23上に吸着固定したウエ
ハを約350℃に加熱するようにした。
【0069】それぞれの結果は表5に示す通りである。
【0070】
【表5】
【0071】この結果、ウエハ支持部材1の全体の厚み
Tが11〜125mmの範囲にあれば、昇温速度が速
く、かつ飽和温度でのウエハの表面温度を均一化できる
ことが判る。
【0072】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る発明によ
れば、ウエハの載置面を有する薄肉の板状セラミック体
中に静電吸着用の電極を備える静電チャックと、板状セ
ラミック体中に抵抗発熱体を備えるセラミックヒータ
と、セラミックスと金属の複合材からなる第1のプレー
ト及び第2のプレートとからなり、上記静電チャック、
第1のプレート、セラミックヒータ、第2のプレートの
順序で接合一体化してウエハ支持部材を構成したことに
よって、載置面上に吸着固定したウエハの表面温度を極
めて均一化することができる。
【0073】請求項2に係る発明によれば、上記静電チ
ャック及びセラミックヒータを構成する板状セラミック
体と、上記第1のプレート及び第2のプレートとの熱膨
張差をそれぞれ5×10-6/℃以下としたことによっ
て、ウエハ支持部材の反りを防ぎ、載置面上に吸着固定
したウエハを高精度に保持することができる。
【0074】請求項3に係る発明によれば、上記ウエハ
支持部材の全体の厚みに対する静電チャックの厚みの比
率を0.2以下とし、かつ上記第2のプレートに対する
第1のプレートの厚みの比率を0.5〜2.5としたこ
とによって、ウエハ支持部材の反りを防ぎ、載置面上に
吸着固定したウエハを高精度に保持することができる。
【0075】請求項4に係る発明によれば、上記静電チ
ャックの厚みを0.3〜5.0mmとするとともに、上
記セラミックヒータの厚みを0.3〜10.0mmと
し、第2のプレートをプラズマ発生用の電極として用い
るようにしたことから、第2のプレートに高周波電力を
印加してプラズマを発生させれば、プラズマ密度を均一
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明のウエハ支持部材を示す斜視
図、(b)は(a)のX−X線断面図である。
【図2】(a)は図1のウエハ支持部材に備える静電吸
着用の電極パターンを示す図であり、(b)は図1のウ
エハ支持部材に備える抵抗発熱体パターンを示す図であ
る。
【図3】(a)は従来のヒータ内蔵型静電チャックを示
す斜視図、(b)は(a)のY−Y線断面図である。
【図4】(a)は従来のウエハ支持部材を示す斜視図、
(b)は(a)のZ−Z線断面図である。
【符号の説明】
1:ウエハ支持部材 2:静電チャック 3:セラミッ
クヒータ 4:第1のプレート 5:第2のプレート 6:ロウ材
層 21:板状セラミック体 22:静電吸着用の電極 2
3:載置面 31:板状セラミック体 32:抵抗発熱体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウエハの載置面を有する薄肉の板状セラミ
    ック体中に静電吸着用の電極を備える静電チャックと、
    板状セラミック体中に抵抗発熱体を備えるセラミックヒ
    ータと、セラミックスと金属の複合材からなる第1のプ
    レート及び第2のプレートとからなり、上記静電チャッ
    ク、第1のプレート、セラミックヒータ、第2のプレー
    トの順序で接合一体化してなるウエハ支持部材。
  2. 【請求項2】上記静電チャック及びセラミックヒータを
    構成する板状セラミック体と、上記第1のプレート及び
    第2のプレートとの熱膨張差がそれぞれ5×10-6/℃
    以下であることを特徴とする請求項1に記載のウエハ支
    持部材。
  3. 【請求項3】上記ウエハ支持部材の全体の厚みに対する
    静電チャックの厚みの比率が0.2以下でかつ上記第2
    のプレートに対する第1のプレートの厚みの比率が0.
    5〜2.5であることを特徴とする請求項2に記載のウ
    エハ支持部材。
  4. 【請求項4】上記静電チャックの厚みを0.3〜5.0
    mmとするとともに、上記セラミックヒータの厚みを
    0.3〜10.0mmとし、第2のプレートをプラズマ
    発生用の電極としたことを特徴とする請求項1乃至3に
    記載のウエハ支持部材。
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