JP2000243184A - スイッチおよびその製造方法 - Google Patents

スイッチおよびその製造方法

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JP2000243184A
JP2000243184A JP4253499A JP4253499A JP2000243184A JP 2000243184 A JP2000243184 A JP 2000243184A JP 4253499 A JP4253499 A JP 4253499A JP 4253499 A JP4253499 A JP 4253499A JP 2000243184 A JP2000243184 A JP 2000243184A
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contact body
terminal
case
fixed
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JP4253499A
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English (en)
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Katsuichi Minami
勝一 南
Yasuchika Kudo
保親 工藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器の信号回路の切換用等に用いられる
スイッチおよびその製造方法に関し、切換えタイミング
が明確で精度の高いスイッチを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 第一端部14Aと第二端部14Bをつな
ぐ湾曲した中央連結部14Cと両側の平行連結部14D
を有し、中央連結部14Cを押圧することにより反転す
る可動接点体14を用いたスイッチとすることにより、
操作部16Aを押圧して操作体16を所定の角度位置ま
で回動させると可動接点体14の中央連結部14Cが節
度感を伴いながら反転動作して所定の接触圧力を有して
固定接点13Aと接離する切換えタイミング精度の高い
スイッチを実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器にお
いて、主として信号回路の切換用等に用いられるスイッ
チおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチについて、図9〜図11
を用いて説明する。
【0003】図9は従来のスイッチの断面図、図10は
同分解斜視図、図11は同スイッチの動作状態の断面図
であり、同図において、1は絶縁樹脂製で上面が開放さ
れた箱形のケース、2はケース1の一方の側壁1Aの底
部1B寄りに片持ち梁状に保持された細長い弾性金属薄
板製の第一接点板で、ケース1の内方へ延長された先端
に第一接点部2Aを有している。
【0004】そして、3は第一接点板2と所定の間隔を
あけて対向するように、ケース1の側壁1Aの上面寄り
に片持ち梁状に保持された細長い弾性金属薄板製の第二
接点板で、ケース1の内方へ第一接点板2と平行に延長
された先端に、第一接点部2Aと対向する第二接点部3
Aを有している。
【0005】また、上記第一および第二接点板2および
3はケース1の側壁1Aより外方へ延出された端子部2
Bおよび3Bを備え、使用電子機器の回路(図示せず)
に接続されるように構成されている。
【0006】さらに、4はケース1の側壁1Aと対向す
るもう一方の側壁1Cから外方へ突出する操作体で、先
端側が操作部4Aで、根元部に両側方へ突出した軸部4
Bを有し、この軸部4Bがケース1の側壁1Cに設けら
れたU字溝1Dに回動可能に支持されていると共に、そ
の根元部からケース1の内方へ突出した駆動用突起部4
Cが第一接点板2の先端部下面に挿入され、通常状態に
おいて、下方へ押し下げられて底部1Bの段部1Eに押
し付けられることにより、操作部4Aは上方に押し上げ
られて回動可能範囲の上端に停止している。
【0007】また、5はカバーで、上記各部品をケース
1内の所定の位置に収容するようにケース1上面の開放
部分を覆うと共に、操作体4の軸部4Bが外れないよう
にケース1側壁1CのU字溝1Dの開口を閉じる突起5
Aを有し、両側方の係合部5Bをケース1側部の突起1
Fに係合させることにより固定されている。
【0008】以上のように構成されたスイッチにおい
て、図11に矢印で示すように、操作体4の操作部4A
を上方から押圧すると、操作体4全体がケース1の側壁
1CのU字溝1Dに支持された軸部4Bを中心に回動
し、駆動用突起部4Cが第一接点板2の先端部を上方へ
押し上げる。
【0009】これにより、第一接点板2が撓んでその先
端の第一接点部2Aがその上方の第二接点部3Aに接触
すなわち端子部2Bと3Bの間が導通してスイッチがオ
ンとなった後、操作部4Aの根元部がケース1の側壁1
C側の底部ストッパー1Gに当たり、操作体4は回動を
停止する。
【0010】この後、操作部4Aに加える押し力を除く
と、第一接点板2の弾性復元力により駆動用突起部4C
が下方に押し下げられて操作体4は図9の状態に復帰す
ると共にスイッチも元のオフの状態となるものであっ
た。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のスイッチにおいては、操作部4Aの押圧に伴う操作体
4の回動によって細長い第一接点板2が上方へ撓み、こ
れによって先端の第一接点部2Aが対向配置された第二
接点部3Aに接触しオンとなる構成であるため、スイッ
チがオンまたはオフとなる操作部4Aの回動角度位置が
不明瞭であり、また、長期間の使用中にはこの切換え角
度位置が変動することもあるという課題があった。
【0012】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、操作部を所定の角度位置まで操作すると
節度感を伴ってスイッチがオンまたはオフとなり、切換
え角度位置が明確であると共に、長期間の使用において
もこの角度位置の変動が少ないスイッチを提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のスイッチは、第一端部と第二端部をつなぐ湾
曲した中央連結部と両側の平行連結部を有し、中央連結
部を押圧することにより節度感を伴って反転する弾性金
属薄板製の可動接点体を、一端が開口部となりこれと対
向した他端側が固定部となった絶縁材料製の箱形のケー
ス内に収容し、開口部側の第一端部を下底側に付勢する
ように第二端部を固定部に固定し、ケースの下底に可動
接点体の反転動作により中央連結部が接離する固定接点
を設けると共に、上底に可動接点体の中央連結部に対応
する押圧用突部を設け、ケースの開口端部に回動可能に
支持された操作体の駆動用突部を可動接点体の第一端部
の下方に当接させ、操作部を外方に突出させるものであ
る。
【0014】これにより、操作部を押圧して操作体を所
定の角度まで回動させると、可動接点体が節度感を伴っ
て反転動作して固定接点と接離する時の切換え角度位置
が明確で、しかも長期間の使用においても安定している
スイッチを実現することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、第一端部と第二端部をつなぐ湾曲した中央連結部と
両側の平行連結部を含み、中央連結部を押圧することに
より節度感を伴って反転するように構成され、中央連結
部の湾曲側とは反対方向に第一端部が付勢されるように
第二端部が固定された弾性金属薄板製の可動接点体と、
一端が開口部となりこれと対向した他端側に、可動接点
体の第一端部を下底側に付勢するように第二端部を固定
する固定部を有し、且つ上底または下底に可動接点体の
第二端部と導通した端子および可動接点体の反転動作に
より中央連結部の所定箇所が接離する固定接点とその導
出用の端子を有すると共に、上底に可動接点体の中央連
結部に対応する押圧用突部を有する絶縁材料製の箱形の
ケースと、このケースの開口部から外方に突出した一端
の操作部とケース内部の可動接点体の第一端部により一
定方向に付勢された他端の駆動用突出部からなり、中間
部をケースの開口部に回動可能に支持された操作体によ
り構成されるスイッチとしたものであり、操作部を押圧
して、操作体を所定の角度位置まで回動させると、可動
接点体が節度感を伴って反転動作して所定の接触圧力を
有して固定接点と接離する切換えタイミング精度の高い
スイッチを実現することができると共に、可動接点体が
その弾性力による圧力で固定接点と接触するので安定し
た接触圧力を得ることができるという作用を有する。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、ケースの一端の開口部と対向した他端側
に可動接点体の第二端部と導通する第一端子を、ケース
下底の中央部に可動接点体の反転動作時に接触する固定
接点とその導出用の第二端子を、それぞれインサート成
形固定したものであり、通常状態において、可動接点体
と固定接点は開離しているのでスイッチオフであり、操
作部を押圧して操作体を所定の角度位置まで回動させた
時に、可動接点体が反転動作してケース下底に設けられ
た固定接点と当接してオンとなるスイッチを構成できる
という作用を有する。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、ケースの一端の開口部と対向した他端側に
可動接点体の第二端部と導通する第一端子を配設し、ケ
ース上底の押圧用突部の近傍に導出用の第三端子を備え
た固定接点を配設すると共に、それぞれの端子を使用機
器の配線基板への取付用脚部兼用とし、通常状態におい
て、可動接点体の中央連結部が上記固定接点と接触して
いるものであり、通常状態において、可動接点体が固定
接点と接触しているのでスイッチオンであり、操作部を
押圧して操作体を所定の角度位置まで回動させた時に、
可動接点体が反転動作してケース上底の固定接点と開離
してオフとなり、しかも使用電子機器の配線基板に対し
て強固に取り付けることができるコンパクトなスイッチ
を構成できるという作用を有する。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、可動接点体の反転動作時に接触する固定接
点とその導出用の第二端子を配設したものであり、請求
項3記載の発明による作用を加え、通常状態において、
可動接点体の中央連結部がケース上底の第三端子を備え
た固定接点と接触し、操作部を押圧して操作体を所定の
角度位置まで回動させた時に、可動接点体が反転動作し
てケース下底の第二端子を備えた固定接点と接触する1
回路2接点の切換えスイッチとして使用できるという作
用を有する。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1,3また
は4記載の発明において、ケース上底の押圧用突部また
は固定接点を可動接点体の中央連結部上方の所望の位置
に設定可能、または所望高さに設定可能なものであり、
ケース上底の押圧用突部または固定接点が可動接点体の
中央連結部に当接する位置あるいは高さを所望の仕様に
合わせて設定することにより、操作部を押圧操作して可
動接点体を反転動作させる操作体の回動角度を所望の角
度位置に設定できるという作用を有する。
【0020】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか一つに記載の発明において、弾性金属薄板を打
抜き・曲げ加工して、可動接点体の第二端部の先端に第
一端子を連結部で連結して一体成形した端子付可動接点
体を、第一端子が上面開放の箱形のケースの一端の開口
部と対向した他端側に固定されてケースの側部から導出
されるようにインサート成形固定した後、可動接点体を
連結部で折り返して箱形のケース内に収容し、この上方
から別途形成された上底を被せて、その下面の押圧段部
で可動接点体の第二端部を押さえつけることによって、
可動接点体の第一端部を下底側に付勢させるようにする
スイッチの製造方法としたものであり、連結部で連結さ
れて一体に形成された可動接点体と第一端子がインサー
ト成形によってケースに同時に固定されるので、組立て
部品点数を少なくして、安価にスイッチを製作すること
ができるという作用を有する。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図8を用いて説明する。
【0022】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態によるスイッチの通常状態の断面図、図2は同
分解斜視図、図3は同動作状態の断面図であり、同図に
おいて、11は一端に開口部11Aを有し、これと対向
した他端側の下底11Bに第一端子12を、下底11B
中央部には固定接点13Aおよびこれと連結された第二
端子13をそれぞれインサート成形により植設した上面
開口の絶縁樹脂製の箱形のケースであり、14は第一端
部14Aと第二端部14Bをつなぐ上方へ湾曲した中央
連結部14Cとその両側の平行連結部14Dを有する弾
性金属薄板製の可動接点体である。
【0023】そして、15はケース11上面を覆う上底
となるカバーで、その下面に、可動接点体14の中央連
結部14Cに上方から当接する押圧用突部15Aを有す
ると共に、ケース11の下底11Bの第一端子12に可
動接点体14の第二端部14Bが接触固定された固定部
を形成するように押圧する押圧段部15Bを備え、両側
方の係合部15Cでケース11側部の突起11Cに係合
固定されている。
【0024】また、16は操作体であり、上記ケース1
1の開口部11Aから外方に突出した操作部16Aとケ
ース11内部の可動接点体14の第一端部14Aに下方
から当接する駆動用突出部16Bを有し、中間軸部16
Cがケース11の開口部11AのU字溝11Dとカバー
15により回動可能に支持されている。
【0025】本実施の形態によるスイッチは以上のよう
に構成されるものであり、通常状態において、可動接点
体14の上方へ湾曲した中央連結部14Cとその下方の
固定接点13Aが所定の間隔を有することにより、スイ
ッチオフ状態となっており、第一端子12と第二端子1
3の間は導通していない。
【0026】上記構成において、図1の状態から操作体
16の操作部16Aを押圧操作して操作体16を矢印F
方向へ回動させると、可動接点体14の第一端部14A
は操作体16の駆動用突出部16Bにより上方へ持ち上
げられ、カバー15の押圧用突部15Aに弾接している
中央連結部14Cは湾曲が小さくなるように撓み、さら
に、操作体16を回動させると、中央連結部14Cが節
度感を伴って速動反転して反対方向に湾曲し、ケース1
1の下底11Bにインサート成形された固定接点13A
に接触し、図3の断面図にあるようにスイッチオン状態
となり、第一端子12と第二端子13の間は導通され
る。
【0027】そして、操作部16Aに対する矢印F方向
への押圧を除くと、可動接点体14は、その弾性復元力
によって節度感を伴いながら元の形状に反転復帰し、中
央連結部14Cが固定接点13Aから開離し、可動接点
体14の第一端部14Aが操作体16の駆動用突出部1
6Bを下方へ押し下げて図1に示すスイッチオフの状態
に復帰する。
【0028】このように本実施の形態によれば、操作部
16Aを一定の角度位置まで回動させると可動接点体1
4の中央連結部14Cが節度感を伴いながら速動反転し
て固定接点13Aと接離するのでスイッチの切換えタイ
ミングの精度を高くすることができると共に、可動接点
体14の弾性力による接触圧力で安定した接触が得られ
るものである。
【0029】なお、図4の断面図に示すように本実施の
形態におけるカバー17に設けられた押圧用突部17A
の突出量を大きく、すなわち、高く設定し、通常状態に
おいて、可動接点体14の中央連結部14Cを下方へ少
し押圧させ、湾曲を小さくしておくことにより、通常状
態での操作部16Aの位置から可動接点体14が反転動
作する位置までの操作角度を小さく設定することがで
き、押圧用突部17Aの高さの設定により、スイッチが
動作する角度位置を所望のものに設定できるものでもあ
る。
【0030】(実施の形態2)図5は本発明の第2の実
施の形態によるスイッチの通常状態の断面図、図6は同
動作状態の断面図であり、上記実施の形態1によるもの
に対して固定接点23Aの配置が異なっている。
【0031】すなわち、第三端子23を備えた固定接点
23Aはカバー25の押圧用突部25Aの近傍に設けら
れ、ケース21の下底21Bには可動接点体14の第二
端部14Bが接触する第一端子22のみがインサート成
形固定されており、その他の部分は実施の形態1のもの
と同様である。
【0032】このように構成されたスイッチは、通常状
態において、可動接点体14の中央連結部14Cが固定
接点23Aと接触してオン状態になって第一端子22と
第三端子23の間は導通しており、図5の状態から操作
体16の操作部16Aを押圧操作して操作体16を矢印
F方向へ回動させると、可動接点体14の第一端部14
Aは操作体16の駆動用突出部16Bにより上方へ持ち
上げられ、カバー25の押圧用突部25Aに弾接してい
る中央連結部14Cは湾曲が小さくなるように撓み、さ
らに、操作体16を回動させると、中央連結部14Cが
節度感を伴って速動反転して反対方向に湾曲し、可動接
点体14の中央連結部14Cが固定接点23Aから開離
して、図6の断面図にあるように第一端子22と第三端
子23の間はオフ状態となる。
【0033】このように本実施の形態によれば、通常状
態においてオン状態であるスイッチの操作部16Aを押
圧して、操作体16を一定の角度位置まで回動させると
可動接点体14の中央連結部14Cが節度感を伴って速
動反転して固定接点23Aから開離してオフ状態とな
り、操作部16Aに対する押圧を除くと、可動接点体1
4がその弾性復元力によって反転復帰して、中央連結部
14Cが固定接点23Aと所定の圧力を有して接触する
ので、スイッチの切換えタイミングの精度が高く,通常
状態でオンであり押圧操作時にオフとなるスイッチを得
ることができるものである。
【0034】なお、上記の説明において、カバー25の
押圧用突部25Aの近傍に固定接点23Aを設ける構成
として説明したが、これは押圧用突部25Aの位置にこ
れと同等の高さを有する固定接点を設けて、押圧用突部
兼用の固定接点としてもよいものである。
【0035】なお、本実施の形態のものに実施の形態1
において用いたケース11を用いれば、通常状態におい
て、可動接点体14が固定接点23Aと接触していて第
一端子22と第三端子23の間が導通しており、操作部
16Aを矢印F方向に押圧操作すると、可動接点体14
が反転してカバー25側の固定接点23Aから開離し、
今度はケース11側の固定接点13Aに接触して第一端
子22と第二端子13の間が導通状態となる1回路2接
点の切換えスイッチとしても使用できるものである。
【0036】(実施の形態3)図7は本発明の第3の実
施の形態によるインサート成形加工後のスイッチのケー
スの斜視図、図8は同可動接点体を収容した状態のスイ
ッチの分解斜視図であり、同図において、37は弾性金
属薄板を打抜き・曲げ加工して、可動接点体34の第二
端部34Bの先端に第一端子32が一体に形成された端
子付き可動接点体であり、端子付き可動接点体37の第
一端子32の部分を、これとは電気的に独立した中央の
第二端子33と共に、上面開放の箱形のケース31の一
端の開口部31Aと対向した他端側寄りにインサート成
形で固定した後、端子付き可動接点体37の連結部37
Aで折り返して箱形のケース31内に収容し、可動接点
体34の第一端部34Aの下面が操作体16の駆動用突
出部16Bに当接するように操作体16をケース31に
装着して、この上方からカバー35を被せ、その押圧段
部35Bで端子付き可動接点体37の第二端部34Bを
押さえつけるように固定するスイッチの製造方法であ
り、その他の部分の構成は実施の形態1の場合と同じで
ある。
【0037】本実施の形態によれば、可動接点体34と
第一および第二端子32および33をケース31に一体
に形成して組立部品点数の削減ができ、容易に可動接点
体34の組込みができるものである。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、操作部を
押圧して操作体を所定の角度位置まで回動させると、可
動接点体が節度感を伴いながら反転動作して所定の接触
圧力を有して固定接点と接離する切換えタイミング精度
の高いスイッチを実現することができると共に、可動接
点体がその弾性力による圧力で固定接点と接触するの
で、安定した接触圧力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるスイッチの通
常状態の断面図
【図2】同分解斜視図
【図3】同動作状態の断面図
【図4】同他の実施の形態を示す断面図
【図5】本発明の第2の実施の形態によるスイッチの通
常状態の断面図
【図6】同動作状態の断面図
【図7】本発明の第3の実施の形態によるインサート成
形加工後のスイッチのケースの斜視図
【図8】同可動接点体を収容した状態の分解斜視図
【図9】従来のスイッチの断面図
【図10】同分解斜視図
【図11】同動作状態の断面図
【符号の説明】
11,21,31 ケース 11A,31A 開口部 11B,21B 下底 11C 突起 11D U字溝 12,22,32 第一端子 13,33 第二端子 13A 固定接点 14,34 可動接点体 14A,34A 第一端部 14B,34B 第二端部 14C 中央連結部 14D 平行連結部 15,17,25,35 カバー 15A,17A,25A 押圧用突部 15B,35B 押圧段部 15C 係合部 16 操作体 16A 操作部 16B 駆動用突出部 16C 中間軸部 23 第三端子 23A 固定接点 37 端子付き可動接点体 37A 連結部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一端部と第二端部をつなぐ湾曲した中
    央連結部と両側の平行連結部を含み、中央連結部を押圧
    することにより節度感を伴って反転するように構成さ
    れ、中央連結部の湾曲側とは反対方向に第一端部が付勢
    されるように第二端部が固定された弾性金属薄板製の可
    動接点体と、一端が開口部となりこれと対向した他端側
    に、可動接点体の第一端部を下底側に付勢するように第
    二端部を固定する固定部を有し、且つ上底または下底に
    可動接点体の第二端部と導通した端子および可動接点体
    の反転動作により中央連結部の所定箇所が接離する固定
    接点とその導出用の端子を有すると共に、上底に可動接
    点体の中央連結部に対応する押圧用突部を有する絶縁材
    料製の箱形のケースと、このケースの開口部から外方に
    突出した一端の操作部とケース内部の可動接点体の第一
    端部により一定方向に付勢された他端の駆動用突出部か
    らなり、中間部をケースの開口部に回動可能に支持され
    た操作体により構成されるスイッチ。
  2. 【請求項2】 ケースの一端の開口部と対向した他端側
    に可動接点体の第二端部と導通する第一端子を、ケース
    下底の中央部に可動接点体の反転動作時に接触する固定
    接点とその導出用の第二端子を、それぞれインサート成
    形固定した請求項1記載のスイッチ。
  3. 【請求項3】 ケースの一端の開口部と対向した他端側
    に可動接点体の第二端部と導通する第一端子を配設し、
    ケース上底の押圧用突部の近傍に導出用の第三端子を備
    えた固定接点を配設すると共に、それぞれの端子を使用
    機器の配線基板への取付用脚部兼用とし、通常状態にお
    いて、可動接点体の中央連結部が上記固定接点と接触し
    ている請求項1記載のスイッチ。
  4. 【請求項4】 可動接点体の反転動作時に接触する固定
    接点とその導出用の第二端子を配設した請求項3記載の
    スイッチ。
  5. 【請求項5】 ケース上底の押圧用突部または固定接点
    を可動接点体の中央連結部上方の所望の位置に設定可
    能、または所望高さに設定可能な請求項1,3または4
    記載のスイッチ。
  6. 【請求項6】 弾性金属薄板を打抜き・曲げ加工して、
    可動接点体の第二端部の先端に第一端子を連結部で連結
    して一体成形した端子付可動接点体を、第一端子が上面
    開放の箱形のケースの一端の開口部と対向した他端側に
    固定されてケースの側部から導出されるようにインサー
    ト成形固定した後、可動接点体を連結部で折り返して箱
    形のケース内に収容し、この上方から別途形成された上
    底を被せて、その下面の押圧段部で可動接点体の第二端
    部を押さえつけることによって、可動接点体の第一端部
    を下底側に付勢させるようにする請求項1〜5のいずれ
    か一つに記載のスイッチの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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