JP2000242721A - 受発注委託管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品の製造者又は販売者等自身においては設
備費、人件費等過大なコストが掛かることなく、需要者
からの商品の注文に対応して迅速かつ確実に在庫管理及
び受発注処理を行なうことができる受発注委託管理シス
テムを提供する。 【解決手段】 インターネツト５上に開設したウェブペ
ージを介して需要者Ａとの間で商品に関する情報を交換
するウェブサーバセンター２と、商品を保管、出荷する
物流システムセンター４と、通信回線１０を介して前記
ウェブサーバセンター２との間で商品に関する各種情報
を交換し、通信回線１１を介して前記物流システムセン
ター４に商品の出荷指示を送るとともに出荷状況に関す
る情報を受け、通信回線１２を介して委託者Ｂに商品に
関する情報及び需要者Ａに関する情報を提供する情報シ
ステムセンター３と、から受発注委託管理システム１を
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、需要者から商品を
購入する注文を受け、需要者に商品を配送する指示を出
すという一連の処理を、商品の製造者又は販売者等に代
わって実行する委託業務に好適な受発注委託管理システ
ムに関する。

【０００２】

【従来の技術】需要者から商品を購入する注文を複数物
流センターの在庫情報等を管理する中央管理センターで
受け、適宜物流センターに商品を配送する指示を出す、
というような在庫管理システムは既に知られている。
又、需要者から商品を購入する注文をインターネット上
の商品情報等を提供するウェブページで受け、需要者に
商品を配送する、というようなオンラインショッピング
のシステムも既に知られている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記在庫管理
システムでは、商品の製造者又は販売者等自身が中央管
理センターを設置して、複数物流センターの在庫情報等
を管理するものであるから、設備費、人件費等過大なコ
ストが掛かり、中小企業、個人では在庫管理システムを
構築することができず、迅速かつ確実な在庫管理及び受
発注処理を行なうことはできなかった。又、上記オンラ
インショッピングのシステムでは、商品の製造者又は販
売者等自身がウェブページを開設してもそれほどコスト
は掛からないが、ウェブページで受けた商品の注文から
需要者に商品を配送するまでは従来の方法によるから、
やはり、中小企業、個人では、迅速かつ確実な在庫管理
及び受発注処理を行なうことはできなかった。

【０００４】本発明は、かかる従来における問題点に鑑
みて為されたものであり、その目的とするところは、商
品の製造者又は販売者等自身においては設備費、人件費
等過大なコストが掛かることなく、需要者からの商品の
注文に対応して迅速かつ確実に在庫管理及び受発注処理
を行なうことができる受発注委託管理システムを提供す
ることにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、インターネツトに接続した中央処理装置
及び記憶装置を有し、インターネツト上に開設したウェ
ブページを介して需要者との間で商品に関する情報を交
換するウェブサーバセンターと、中央処理装置及び商品
の出荷状況に関する情報を格納した記憶装置を有し、商
品を保管、出荷する物流システムセンターと、中央処理
装置及び需要者に関する情報を保存した利用者マスタ、
商品の内容に関する情報を保存した商品マスタ、商品の
在庫状況に関する情報を保存した在庫テーブル、商品の
発注に関する情報を保存した発注テーブルを格納した記
憶装置を有し、通信回線を介して前記ウェブサーバセン
ターとの間で商品に関する各種情報を交換し、通信回線
を介して前記物流システムセンターに商品の出荷指示を
送るとともに出荷状況に関する情報を受け、通信回線を
介して委託者に商品に関する情報及び需要者に関する情
報を提供する情報システムセンターと、から受発注委託
管理システムを構成したものである。

【０００６】さらに、前記情報システムセンターの記憶
装置に商品の配送状況に関する情報を保存した配送情報
ファイルを格納させてもよい。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の受発注委託管理シ
ステムについて、図面を参照して詳細に説明する。

【０００８】受発注委託管理システム１は、図１に示す
ように、ウェブサーバセンター２、情報システムセンタ
ー３及び物流システムセンター４からなる。

【０００９】ウェブサーバセンター２は、インターネツ
ト５に接続した中央処理装置６及びプログラム、データ
等を格納した記憶装置７を有しており、インターネツト
５上にウェブページを開設し、そのウェブページを介し
て需要者Ａと商品に関する各種情報を交換するようにな
っている。例えば、ウェブサーバセンター２はウェブペ
ージ上で各種商品を紹介する。これを閲覧した需要者Ａ
は希望商品の在庫状況をウェブページで確認し、ウェブ
サーバセンター２に希望商品を注文する。又、需要者Ａ
が出荷、配送状況等をウェブページで確認してくれば、
ウェブサーバセンター２は注文商品の出荷、配送状況を
案内する。

【００１０】情報システムセンター３は、中央処理装置
８及び記憶装置９を有しており、ウェブサーバセンター
２、物流システムセンター４及び商品の製造者又は販売
者等の委託者Ｂとは通信回線１０，１１，１２を介して
接続してあり、各種情報を交換するようになっている。
例えば、ウェブサーバセンター２に在庫状況、出荷状況
に関する情報を送信し、ウェブサーバセンター２から注
文に関する情報を受信する。物流システムセンター４に
所定商品の出荷指示を送信し、物流システムセンター４
から出荷状況に関する情報を受信する。又、委託者Ｂに
在庫状況、出荷状況に関する情報、需要者に関する情報
を送信する。

【００１１】情報システムセンター３は、上記のよう
に、ウェブサーバセンター２、物流システムセンター４
及び委託者Ｂと各種情報を交換するとともに、各種情報
を集中管理し、受発注委託管理システム１を統括する役
割をもっているため、記憶装置９には、図２に示すよう
に、データベースとして各種マスタ、テーブルを格納し
てある。

【００１２】利用者マスタ１３には、ユーザーＩＤ、パ
スワード、利用者コード、利用者名、所属部署コード、
メールアドレス等が格納されている。部署マスタ１４に
は、部署コード、部署名、郵便番号、住所、電話番号、
ＦＡＸ番号等が格納されている。又、取引先マスタ１５
には、取引先コード、取引先名、郵便番号、住所、電話
番号、ＦＡＸ番号等が格納されている。

【００１３】商品マスタ１６には、品番、カテゴリ種
別、商品名、単価、発注単位、荷姿、商品説明ファイル
名、商品写真ファイル名等が格納されている。又、在庫
テーブル１７には、品番、在庫数、更新日、更新時刻等
が格納されている。

【００１４】仮発注テーブル１８には、仮発注番号親
番、仮発注日、起票部署コード、起票者コード、届先コ
ード、希望納品日、希望納品時間等が格納されている。
仮発注詳細テーブル１９には、仮発注番号親番、仮発注
番号枝番、品番、単価、数量等が格納されている。本発
注テーブル２０には、発注番号親番、発注日、起票部署
コード、起票者コード、届先コード、合計、税、配送
料、希望納品日、希望納品時間、納品日、納品時間、配
送伝票コード等が格納されている。本発注詳細テーブル
２１には、発注番号親番、発注番号枝番、品番、単価、
数量、小計等が格納されている。

【００１５】配送情報ファイル２２には、配送伝票コー
ド、日付、時刻、荷物状況、営業所名、営業所コード等
が格納されている。

【００１６】物流システムセンター４は、商品を保管、
梱包、出荷する役割を有するものであり、中央処理装置
２３及び商品の在庫状況、出荷状況に関するデータを格
納した記憶装置２４を有している。又、上記のように、
情報システムセンター３とは通信回線１１を介して接続
してあり、情報システムセンター３から所定商品の出荷
指示を受信し、情報システムセンター３に出荷状況に関
する情報を送信する。

【００１７】次に、本発明の受発注委託管理システム１
の作用について、受発注委託管理システムの動作説明
図、ウェブページの内容を示す構成図、及びウェブペー
ジの各表示画面を参照しながら説明する。

【００１８】需要者Ａがインターネツト５を介してウェ
ブページにアクセスすると、需要者Ａの端末装置の表示
装置には図５に示すようなホームページ画面２５が表示
される。

【００１９】ホームページ画面２５において「お買物」
ボタン２６を押下すると、図６に示すような商品カタロ
グ／注文ページ画面２８が表示される。商品カタログ／
注文ページ画面２８においてカテゴリ選択ボタン２９を
押下し、適宜カテゴリを選択すれば、情報システムセン
ター３の記憶装置９に格納された商品マスタ１６が検索
され、商品カタログ／注文ページ画面２８の中央左側部
に商品カタログ一覧表３０が表示される。さらに、商品
カタログ一覧表３０中の適宜商品の詳細ボタン３０ａを
押下すれば、商品カタログ／注文ページ画面２８の中央
右側部に商品カタログ詳細３１が当該商品の説明、写真
等により表示される。

【００２０】商品カタログ一覧表３０中の適宜商品の注
文数欄３０ｂに注文数を記入し、「購入」ボタン３０ｃ
を押下すれば、情報システムセンター３の記憶装置９に
格納された商品マスタ１６及び在庫テーブル１７が検索
され、商品カタログ／注文ページ画面２８の下側部に商
品名、単価、注文数、小計金額、合計金額等が記載され
た商品購入表３２が表示される。さらに、購入を希望す
る商品があれば、上記操作を繰り返すことにより、商品
カタログ／注文ページ画面２８の下側部に商品名、単
価、注文数、小計金額等が追加された商品購入表３２が
表示される。

【００２１】商品購入表３２の表示内容を確認して、
「確定」ボタン３３を押下すれば、再度商品マスタ１６
が検索され、仮発注テーブル１８、仮発注詳細テーブル
１９に所定事項が書き込まれ、図７に示すような注文回
数選択画面３５が表示される。ここで、今回初めて注文
する場合には、「はじめてのご注文」ボタン３６を押下
し、２回目以降に注文する場合には、メールアドレス等
記入欄３７にメールアドレス、電話番号を記入し、「２
回目のご注文」ボタン３８を押下する。

【００２２】注文回数選択画面３５において、「はじめ
てのご注文」ボタン３６又は「２回目のご注文」ボタン
３８が押下されると、図８及び図９に示すような依頼主
情報入力画面３９が表示される。ここで、今回初めて注
文する場合には、氏名記入欄４０、メールアドレス記入
欄４１、住所記入欄４２、電話番号等記入欄４３が全て
空白となっているので、各欄に必要事項を記入する。一
方、２回目以降に注文する場合には、記憶装置９に格納
された利用者マスタ１３が検索され、各欄に必要事項が
自動的に記載されるので、その内容を確認する。さら
に、支払方法選択欄４４において支払方法を選択し、
「次へ進む」ボタン４５を押下する。尚、内容を修正す
る場合には、「リセット」ボタン４６を押下して、各欄
に必要事項を記入し直す。

【００２３】「次へ進む」ボタン４５を押下すると、図
１０に示すような届け先選択画面４７が表示される。こ
こで、自分用である場合には「本人宛て」ボタン４８
を、贈答用である場合には「ギフト」ボタン４９を押下
する。

【００２４】「ギフト」ボタン４９を押下した場合に
は、図１１に示すような届け先情報入力画面５０が表示
される。ここで、氏名記入欄５１、メールアドレス記入
欄５２、住所記入欄５３、電話番号等記入欄５４に必要
事項を記入し、「次へ進む」ボタン５５を押下する。
又、内容を修正する場合には、「リセット」ボタン５６
を押下して、各欄に必要事項を記入し直す。

【００２５】届け先選択画面４７において「本人宛て」
ボタン４８を押下するか、又は、届け先情報入力画面５
０において「次へ進む」ボタン５５を押下すると、記憶
装置９に格納された利用者マスタ１３、商品マスタ１６
が検索され、仮発注テーブル１８、仮発注詳細テーブル
１９に所定事項が書き込まれ、図１２に示すような注文
情報最終確認画面５７が表示される。ここで、注文情報
最終確認画面５７の表示内容を確認して、問題がなけれ
ば、「注文実行」ボタン５８を押下する。一方、注文を
中止する場合には、「注文中止」ボタン５９を押下す
る。

【００２６】「注文実行」ボタン５８を押下すると、記
憶装置９に格納された、本発注テーブル２０、本発注詳
細テーブル２１、在庫テーブル１７に所定事項が書き込
まれ、仮発注テーブル１８、仮発注詳細テーブル１９か
ら所定事項が消し去られ、図１３に示すような注文終了
画面６０が表示され、問合わせ番号が表示される。そし
て、依頼主及び委託者には、図１４に示すような注文確
認メール６１が送信される。

【００２７】ホームページ画面２５において「出荷の状
況」ボタン２７を押下すると、図１７に示すような出荷
情報照会ページ画面６２が表示される。ここで、照会事
項記入欄６３に前記問合わせ番号、依頼主のメールアド
レスを入力し、「確定」ボタン６４を押下する。照会事
項を訂正したり、照会を取り消す場合には、「リセッ
ト」ボタン６５を押下する。

【００２８】「確定」ボタン６４が押下されると、記憶
装置９に格納された利用者マスタ１３、本発注テーブル
２０、本発注詳細テーブル２１、配送情報ファイル２２
が検索され、図１６に示すような出荷情報出力画面６６
が表示され、受付番号、注文日、支払方法、依頼主、届
け先等の注文情報に加え、出荷状況、商品名、宅配便伝
票番号等の出荷情報が表示される。

【００２９】上記のように、情報システムセンター３
は、ウェブサーバセンター２を介して需要者Ａと各種情
報を交換する他、需要者Ａからの商品の注文に基づい
て、物流システムセンター４に注文商品の出荷指示を送
信し、物流システムセンター４から出荷状況に関する情
報を受信する。そして、物流システムセンター４は、上
記出荷指示に基づいて、運送業者Ｃに当該商品の配送を
依頼し、需要者Ａに当該商品を届ける。

【００３０】又、情報システムセンター３は、物流シス
テムセンター４からの出荷状況に関する情報に基づい
て、物流システムセンター４における各種商品の在庫状
況に関する情報を蓄積し、委託者Ｂに出荷状況、在庫状
況に関する情報をリアルタイムで提供する。さらに、ウ
ェブサーバセンター２からの商品注文に関する情報に基
づいて、需要者毎、商品毎の注文情報を集計、蓄積し、
委託者Ｂに需要者毎、商品毎の注文情報をリアルタイム
で提供する。そして、委託者Ｂは、上記情報に基づい
て、適宜時期に製造メーカーＤに商品を製造し、物流シ
ステムセンター４に入庫することを依頼する。

【００３１】本発明の受発注委託管理システム１は、需
要者が得意先顧客Ｄの場合には、出向いた営業担当者Ｅ
が携帯用端末装置によりウェブページにアクセスし、希
望商品の在庫状況を確認し、注文する形態としてもよ
い。かかる場合の受発注委託管理システム１の作用につ
いて、ウェブページの内容を示す構成図、及びウェブペ
ージの各表示画面を参照しながら説明する。

【００３２】営業担当者Ｅがインターネツト５を介して
ウェブページにアクセスすると、営業担当者Ｅの携帯用
端末装置の表示装置には図１８に示すようなホームペー
ジ画面６７が表示される。ここで、営業担当者用の「ロ
グイン画面へ」ボタン６８を押下すると、図１９に示す
ようなログイン画面６９が表示される。

【００３３】ログイン画面６９のユーザＩＤ記入欄７
０、パスワード記入欄７１にユーザＩＤ及びパスワード
を入力し、「ログイン」ボタン７２を押下すると、ウェ
ブサーバセンター２の中央処理装置６は情報システムセ
ンター３の中央処理装置８にデータベース検索指令を送
信し、記憶装置９に格納された利用者マスタ１３を検索
して、ユーザＩＤ及びパスワードの照合を実行する。利
用者マスタ１３に該当するユーザＩＤ及びパスワードが
存在すると、図２０に示すようなメインメニュー画面７
３が表示される。

【００３４】メインメニュー画面７３において「在庫照
会／発注処理」ボタン７４を押下すると、図２１に示す
ような納品先選択画面８０が表示される。納品先選択画
面８０において、顧客コード欄８１に顧客コードを記入
するか、顧客名選択欄８２で顧客の頭文字を選択し、
「検索」ボタン８３を押下すれば、記憶装置９に格納さ
れた取引先マスタ１５が検索され、顧客略名表示欄８４
に顧客の略名が表示されるとともに、画面中央部に顧客
コード、業種、会社名、住所、電話番号、ＦＡＸ番号等
の顧客詳細情報が表示される。

【００３５】顧客詳細情報を確認して納品先を確定し、
「在庫照会へ」ボタン８５を押下すれば、図２２に示す
ような在庫照会／発注処理画面８６が表示される。在庫
照会／発注処理画面８６の商品カテゴリ選択欄８７にお
いて商品カテゴリを選択すれば、情報システムセンター
３の記憶装置９に格納された商品マスタ１６及び在庫テ
ーブル１７が検索され、商品カタログ一覧表８８が表示
され、商品コード、商品名、単価、在庫数等が表示され
る。

【００３６】商品カタログ一覧表８８中の適宜商品の注
文チェック欄８８ａをチェックし、数量欄８８ｂに注文
数量を記入し、「確定」ボタン８９を押下すれば、記憶
装置９に格納された商品マスタ１６が検索され、在庫照
会／発注処理画面８６の下側部に商品コード、商品名、
単価、注文数量、小計金額、合計金額等が記載された商
品発注明細表９０が表示される。さらに、発注を希望す
る商品があれば、上記操作を繰り返すことにより、商品
コード、商品名、単価、注文数量、小計金額等が追加さ
れた商品発注明細表９０が表示される。尚、注文数量を
変更する場合には、商品発注明細表９０の数量欄９０ｂ
に変更する数量を記入して「更新」ボタン９１を押下す
る。又、適宜商品の発注を取り消す場合には、商品発注
明細表９０の取消欄９０ａをチェックするか、数量欄９
０ｂに０を記入して「更新」ボタン９１を押下する。全
商品の発注を取り消す場合には、「クリア」ボタン９２
を押下する。

【００３７】商品発注明細表９０を確認して、「最終確
認」ボタン９３を押下すれば、記憶装置９に格納された
利用者マスタ１３、部署マスタ１４及び商品マスタ１６
が検索され、仮発注テーブル１８、仮発注詳細テーブル
１９に所定事項が書き込まれ、図２３に示すような発注
処理最終確認画面９４が表示される。ここで、発注処理
最終確認画面９４の表示内容を確認し、支払方法選択欄
９５において支払方法を選択し、問題がなければ、「発
注実行」ボタン９６を押下する。一方、発注を取り消す
場合には、「発注取消」ボタン９７を押下する。

【００３８】「発注実行」ボタン９６を押下すると、記
憶装置９に格納された、本発注テーブル２０、本発注詳
細テーブル２１、在庫テーブル１７に所定事項が書き込
まれ、仮発注テーブル１８、仮発注詳細テーブル１９か
ら所定事項が消し去られ、図２４に示すような注文書表
示画面９８が表示され、注文書が表示される。

【００３９】メインメニュー画面７３において「発注状
況照会」ボタン７５を押下すると、図２５に示すような
発注状況照会画面９９が表示される。発注状況照会画面
９９の注文番号記入欄１００に注文番号を記入するか、
注文日記入欄１０１に注文日を記入し、「検索」ボタン
１０２を押下すれば、記憶装置９に格納された本発注テ
ーブル２０、本発注詳細テーブル２１、取引先マスタ１
５が検索され、発注状況一覧表１０３が表示され、注文
番号、注文日、納品先、処理状況等の発注情報が表示さ
れる。

【００４０】発注状況照会画面９９において、発注状況
一覧表１０３の適宜「注文番号」ボタン１０３ａを押下
すれば、さらに、記憶装置９に格納された利用者マスタ
１３、部署マスタ１４、配送情報ファイル２２が検索さ
れ、発注状況照会画面９９の下側部に発注状況の詳細が
表示される。又、「注文書再表示」ボタン１０４を押下
すれば、図２６に示すような注文書再表示画面１０５が
表示され、注文書が再表示される。

【００４１】メインメニュー画面７３において「商品カ
タログ」ボタン７６を押下すると、図２７に示すような
商品カタログ画面１０６が表示される。商品カタログ画
面１０６においてカテゴリ選択ボタン１０７を押下し、
適宜カテゴリを選択すれば、情報システムセンター３の
記憶装置９に格納された商品マスタ１６が検索され、上
側部に商品カタログ一覧表１０８が表示される。さら
に、商品カタログ一覧表１０８中の適宜商品の「商品コ
ード」ボタン１０８ａを押下すれば、下側部に商品カタ
ログ詳細１０９が当該商品の説明、写真等により表示さ
れる。

【００４２】メインメニュー画面７３において「営業通
達」ボタン７７を押下すると、図２８に示すような営業
通達画面１１０が表示され、営業上における通達事項を
参照することができる。

【００４３】メインメニュー画面７３において「売上実
績一覧」ボタン７９を押下すると、図２９に示すような
売上実績一覧画面１１１が表示され、当月の個人別、部
署別の売上実績がグラフ表示される。

【００４４】上記形態において、需要者である得意先顧
客Ｄ自身がインターネツト５を介してウェブページにア
クセスすると、得意先顧客Ｄの端末装置の表示装置に
は、やはり、図１８に示すようなホームページ画面６７
が表示される。ここで、得意先顧客用の「ログイン画面
へ」ボタン１１２を押下すると、図３０に示すようなロ
グイン画面１１３が表示される。

【００４５】ログイン画面１１３のユーザＩＤ記入欄１
１４、パスワード記入欄１１５にユーザＩＤ及びパスワ
ードを入力し、「ログイン」ボタン１１６を押下する
と、ウェブサーバセンター２の中央処理装置６は情報シ
ステムセンター３の中央処理装置８にデータベース検索
指令を送信し、記憶装置９に格納された利用者マスタ１
３を検索して、ユーザＩＤ及びパスワードの照合を実行
する。利用者マスタ１３に該当するユーザＩＤ及びパス
ワードが存在すると、図３１に示すようなメインメニュ
ー画面１１７が表示される。

【００４６】得意先顧客Ｄ用のメインメニュー画面１１
７は、様式的には、営業担当者Ｅ用のメインメニュー画
面７３と相当異なるが、機能的には、営業通達画面１１
０、売上実績一覧画面１１１を表示する機能を有しない
点を除けば、略同様の機能を有するものである。又、上
記「在庫照会／発注処理」、「発注状況照会」、「商品
カタログ」等の処理を提供し、得意先顧客Ｄ自身がこれ
を用いて商品発注を行なうこと、更に、仕入先、製造業
者向けの自社商品の売上実績等の情報画面を同様の方法
で提供することで、迅速な商品供給体制を作り、欠品防
止、在庫圧縮を通じた全体の効率化、低コスト化の効果
も期待できる。

【００４７】

【発明の効果】本発明の受発注委託管理システムは、需
要者から商品を購入する注文を受け、需要者に商品を配
送する指示を出すという受発注処理を、商品の製造者又
は販売者等の委託者に代わって実行するものであり、委
託者自身が中央管理センターを設置して、複数物流セン
ターの在庫情報等を管理する必要はないから、委託者に
おいて設備費、人件費等過大なコストが掛かることな
く、中小企業、個人であっても、需要者からの商品の注
文に対応して迅速かつ確実に在庫管理及び受発注処理を
行なうことができる。

【００４８】又、本発明の受発注委託管理システムは、
ウェブサーバセンター、物流システムセンター及び情報
システムセンターを通信回線で接続し、単にウェブペー
ジ上で商品の紹介と商品の受注をするだけではなく、そ
れ以後の在庫管理及び受発注処理を一体的に殆どリアル
タイムで実行するものであるから、迅速かつ確実な在庫
管理及び受発注処理を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の受発注委託管理システムの概念図であ
る。

【図２】情報システムセンターの記憶装置に格納された
データベースを示す説明図である。

【図３】本発明の受発注委託管理システムの動作説明図
である。

【図４】ウェブページの内容を示す構成図である。

【図５】ウェブページの表示画面を示す説明図である。

【図６】ウェブページの表示画面を示す説明図である。

【図７】ウェブページの表示画面を示す説明図である。

【図８】ウェブページの表示画面を示す説明図である。

【図９】ウェブページの表示画面を示す説明図である。

【図１０】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【図１１】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【図１２】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【図１３】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【図１４】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【図１５】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【図１６】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【図１７】ウェブページの内容を示す構成図である。

【図１８】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【図１９】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【図２０】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【図２１】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【図２２】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【図２３】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【図２４】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【図２５】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【図２６】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【図２７】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【図２８】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【図２９】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【図３０】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【図３１】ウェブページの表示画面を示す説明図であ
る。

【符号の説明】

１ 受発注委託管理システム ２ ウェブサーバセンター ３ 情報システムセンター ４ 物流システムセンター ５ インターネツト ６，８，２３ 中央処理装置 ７，９，２４ 記憶装置 １０，１１，１２ 通信回線 １３ 利用者マスタ １６ 商品マスタ １７ 在庫テーブル １８ 仮発注テーブル ２０ 本発注テーブル ２２ 配送情報ファイル Ａ 需要者 Ｂ 委託者

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 インターネツトに接続した中央処理装置
   及び記憶装置を有し、インターネツト上に開設したウェ
   ブページを介して需要者との間で商品に関する情報を交
   換するウェブサーバセンターと、 中央処理装置及び商品の出荷状況に関する情報を格納し
   た記憶装置を有し、商品を保管、出荷する物流システム
   センターと、 中央処理装置及び需要者に関する情報を保存した利用者
   マスタ、商品の内容に関する情報を保存した商品マス
   タ、商品の在庫状況に関する情報を保存した在庫テーブ
   ル、商品の発注に関する情報を保存した発注テーブルを
   格納した記憶装置を有し、通信回線を介して前記ウェブ
   サーバセンターとの間で商品に関する各種情報を交換
   し、通信回線を介して前記物流システムセンターに商品
   の出荷指示を送るとともに出荷状況に関する情報を受
   け、通信回線を介して委託者に商品に関する情報及び需
   要者に関する情報を提供する情報システムセンターと、 から構成される受発注委託管理システム。
2. 【請求項２】 前記情報システムセンターの記憶装置に
   は、さらに、商品の配送状況に関する情報を保存した配
   送情報ファイルが格納されていることを特徴とする請求
   項１に記載の受発注委託管理システム。