JP2002032644A - 生鮮商品の発注・受注・運送システム及びそのサーバシステム - Google Patents

生鮮商品の発注・受注・運送システム及びそのサーバシステム

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JP2002032644A
JP2002032644A JP2000216812A JP2000216812A JP2002032644A JP 2002032644 A JP2002032644 A JP 2002032644A JP 2000216812 A JP2000216812 A JP 2000216812A JP 2000216812 A JP2000216812 A JP 2000216812A JP 2002032644 A JP2002032644 A JP 2002032644A
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JP2000216812A
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Shizuo Ichikawa
鎮男 市川
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NP Canon Business Machine Co Ltd
Original Assignee
NP Canon Business Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生鮮商品の生産者、購入者である生鮮商品販
売店及び前記生鮮商品を運送する運送業者に夫々必要な
処理ソフトをインターネットを介して提供するサーバシ
ステムであって、生鮮商品の発注から納品後の請求書作
成までの処理が円滑に且つ信頼して行なわれる生鮮商品
の発注、受注、運送システム及びそのサーバシステムの
提供を目的とする。 【解決手段】 発注データを作成する生鮮商品販売店、
受注データを作成する生産者、もしくは生鮮商品を運送
する運送業者でそれぞれ必要な処理ソフトをパッケージ
したサーバをインターネットに接続させたサーバシステ
ムであって、インターネットを介して発注、受注、もし
くは運送した生鮮商品の流れに沿って、前記処理ソフト
を順次対応する業者に提供されるとともに、その提供処
理ソフトの種別が夫々の業者の保有するパスワードをキ
ーとして選択されて提供されることを特徴とするサーバ
システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生鮮商品の発注、
受注、運送におけるマーケットを実際のマーケットでは
なく、インターネットを利用したサイバーマーケットに
より発注、受注、運送システムを提供するとともに、前
記発注、受注、運送及び代金の回収までが円滑に行われ
るように、前記各業者に対応したソフトを適切に表示し
てなるサーバシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から一般的な生鮮食品の卸売取引
は、各地に点在する卸売市場での取引が主であって、原
則的には現物のみを取扱い、生産者は競売日時までに生
鮮商品を市場に出荷し、購入者は現物を観察してからせ
り買付けに参加して取引を行なっていた。
【0003】これに対して、特開平9−171531号
において、従来の卸売市場で問題となっていた大企業な
どの特定の購入者による大量取引や早時取引による購入
者間での不公平や、生産者側への市況低落による不利
益、また卸売市場を介すことによって起こる生鮮商品の
品質低下等の問題点を解決するため、生鮮商品の先物通
信入札による自動電算卸売競売システムを開示してい
る。
【0004】前記自動電算卸売競売システムは生産者側
から提供される出荷前の先物取引情報を管理し、該先物
取引情報に基づいて生鮮商品の購入者側は通信装置を介
して、又はファクシミリによってホスト電算機へ送信競
争入札して生鮮商品の取引が行なわれることで、生産者
は価格が維持した安定した販売が可能となり、購入者は
品質が保たれた生鮮商品を大企業に独占されること無く
購入可能とすることを目的としている。
【0005】ところで最近では、インターネットを利用
した商品の売買が一般に普及しつつある。インターネッ
トを利用して商品の販売及び競売サイトにアクセスし、
提供される商品の情報に基づいて商品の売買が成立する
ので、インターネットへアクセスがあれば場所や時間を
問わずに簡単な操作で手軽に商品の売買が可能となって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、誰もが
アクセス可能であるような上記インターネットを介した
商品の販売及び競売サイトによる商品の売買取引は、生
鮮商品の取引においては、生産者から出荷された後、日
持ちがしないために出荷御速やかに売買しなくてはなら
ず、インターネットで売買を成立させるまでの品質の維
持が困難であり、また、取引相手の信用度や、納品時の
生鮮商品の品質は保証されていないため、生鮮商品を売
買するには特に不適切であった。
【0007】また、特開平9−171531号で開示さ
れる自動電算卸売競売システムは、あくまでも競売によ
る生鮮商品の先物取引を斡旋するシステムであり、生鮮
商品の急な受発注には適していなかった。例えば、生産
者側では6日前から生鮮商品の出荷予定量を予め提供せ
ねばならず、また購入者側では入札の時間が決まってい
るために、時間的な成約があった。
【0008】また、前記自動電算卸売競売システムにお
いては、例え生鮮商品の受発注が成立したとしても、前
記生鮮商品を運送する手段がシステムに組込まれていな
いので生鮮商品を生産者から購入者へ運送するシステム
は無く、運送がオンタイムに手配される保証は無かっ
た。
【0009】さらにまた、取引される生鮮商品の品質、
価格、納品状況を保証するために、生鮮商品を生産する
側の実績に基づいた評価がなされるが、購入者側への評
価はされいないため、生産者にとっては取引が不利であ
り、さらに購入者の未払い処理については保証されず、
信用取引きは成り立たなかった。
【0010】信用取引きが成り立つ従来の卸売市場での
生鮮商品の取引においては、現物を直接見て購入できる
利点はあるが、上記したような問題点だけでなく、生産
者側にとっては決まった時間に市場へ生鮮商品を出荷し
なければならず、また購入者側にとっても決まった時間
に市場へ出向かなければならず、時間的及び地域的成約
があった。
【0011】そこで本発明は、上記従来の生鮮商品の流
通における問題点を解消し、生鮮商品の生産者、購入者
及び前記生鮮商品を運送する運送業者に夫々必要な処理
ソフトをインターネットを介して提供するサーバシステ
ムであって、生鮮商品の発注から納品後の請求書作成ま
での処理が円滑に且つ信頼して行なわれる生鮮商品の発
注、受注、運送システム及びそのサーバシステムの提供
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
受注システムであって、生鮮商品販売店側の発注データ
を、生産者側がインターネットを介して共有して、受注
可能に構成するとともに、前記発注データを供給する生
鮮商品販売店、受注業者である生産者がパスワードに基
づく閉サイクルのサイバーマーケットの構成員であっ
て、前記パスワード等の個別情報に基づいて、前記発注
データに対応する販売店過去の取引実績等に基づく信用
情報が付加され、該信用情報を加味して生産者が受注を
行うことを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、発注システムであ
って、生産者側の受注データを、生鮮商品販売店側がイ
ンターネットを介して共有して、発注可能に構成すると
ともに、前記受注データを供給する生鮮商品生産者、発
注業者である生鮮商品販売店がパスワードに基づく閉サ
イクルのサイバーマーケットの構成員であって、前記パ
スワード等の個別情報に基づいて、前記受注データに過
去の取引実績等に基づく過去の取引実績等に基づく信用
情報を付加され、該信用情報を加味して生鮮商品販売店
が発注を行うことを特徴とする。
【0014】インターネットは日本全国を問わず、全国
の生産者と、花屋、八百屋、魚屋等の生鮮商品販売店等
とのアクセスが可能であり、実際にe−コマースと呼ば
れるサイバーマーケットが開かれている。しかしながら
このようなサイバーマーケットは、一般にクレジットカ
ードによる決済であり、いわゆる信用売りを基本とする
生産者や生鮮商品販売店の決済には向かない。又生鮮品
の場合は、一度送ったものについて返品が聞かず、この
ためその品質チェックは極めて重要であり、これをイン
ターネットというオープンサイバーマーケットで売り買
いするには極めてリスクがある。
【0015】そこで本発明は、前記販売店がパスワード
に基づく閉サイクルのサイバーマーケットの構成員に限
定し、夫々の自律的な道徳意識を高めるとともに、更に
一歩加えて前記パスワード等の個別情報に基づいて、前
記発注データや、受注データに過去の取引実績等に基づ
く過去の取引実績等に基づく信用情報を付加しておけ
ば、例え値段が多少高くても過去に間違いのない生鮮商
品販売店や生産者を選択して受注や販売をすることが出
来る。
【0016】さらに請求項3の発明は、生鮮商品の運送
システムであって、発注若しくは受注した生鮮商品を、
パスワードに基づく閉サイクルのサイバーマーケットの
構成員である運送業者にインターネットを介して委託す
る際、前記発注若しくは受注した生鮮商品の配送希望日
を検索条件とした運送業者の一覧データの表示を促すと
ともに、該一覧データに運送コスト等の経済情報ととも
に、配送遅れや配送品質等の信用履歴が付加されて表示
されることを特徴とする。
【0017】生鮮食料品の場合は、配送時の保管温度に
加えて配送日時が鮮度保持を図る上で、極めて重要であ
り、このため運送業者の選択は、サイバーマーケットを
立ち上げる上でキーポイントとなる。又生鮮店に配送す
る生鮮商品は、鮮度を保つ上でも配送希望日を最上位で
ある。そこでパスワードに基づく閉サイクルのサイバー
マーケットの構成員である運送業者にインターネットを
介して委託する際、前記発注若しくは受注した生鮮商品
の配送希望日を検索条件とした運送業者の一覧データの
表示を促すとともに、該一覧データに運送コスト等の経
済情報とともに、配送遅れや配送品質等の信用履歴が付
加されて表示すれば、生鮮食品の鮮度保持期限に応じた
最も好ましい運送業者の選択が可能である。
【0018】上記した請求項1乃至3の発明によれば、
夫々生鮮商品を発注する生鮮商品販売店、生鮮商品を発
注する生産者及び、生鮮商品を運送する運送業者の過去
の取引実績等に基づく信用情報が付加され情報に基づい
て、発注、受注、運送業者の選択は、生鮮商品を取引す
る上で最も死命を制する信用情報は配送希望日等を取り
込み、サイバーマッケットでも信頼関係が維持された状
態での取引を可能とする。
【0019】次に請求項4の発明は、発注データを作成
する生鮮商品販売店、受注データを作成する生産者、も
しくは生鮮商品を運送する運送業者でそれぞれ必要な処
理ソフトをパッケージしたサーバをインターネットに接
続させたサーバシステムであって、インターネットを介
して発注、受注、もしくは運送した生鮮商品の流れに沿
って、前記処理ソフトを順次対応する業者に提供される
とともに、その提供処理ソフトの種別が夫々の業者の保
有するパスワードをキーとして選択されて提供されるこ
とを特徴とする。
【0020】花屋、八百屋、魚屋等は零細販売店であり
パソコン技術に詳しくないものが多い。これは生産者側
の農家や漁船員たちも同様である。しかしながらせっか
くインターネットを使う以上、そのHTML化した数値
データが存在する以上、これをシステム化して発注から
納品、支払いまでの商品管理と会計処理を自動化した方
がよいことはいうまでもない。しかしながらこれを自前
で購入して自前でシステム構築とデータ入力を行うこと
は極めて大変である。そこで生産者、もしくは生鮮商品
を運送する運送業者でそれぞれ必要な処理ソフトをパッ
ケージしたサーバをインターネットに接続させたサーバ
システムをサーバ業者が提供して、インターネットを介
して発注、受注、もしくは運送した生鮮商品の流れに沿
って、前記処理ソフトを順次対応する業者に提供し、必
要ならばデータ入力も行ってあげるとインターネットビ
ジネスが生鮮品のサイバーマーケットの円滑な運営のた
めに、極めて重要である。そしてサーバー業者は生産
者、もしくは生鮮商品を運送する運送業者と予め契約し
て業種が判読できるパスワードを渡し、その提供処理ソ
フトの種別が夫々の業者の保有するパスワードをキーと
して選択されて提供されるように構成すれば無駄なソフ
トを利用することなく、且つ円滑なサイバーマーケット
ビジネスの提供が可能となる。
【0021】そしてこのような処理ソフトには、生産者
からの受注、出荷情報を記録し、生鮮商品販売店に対し
て予め決められた請求締切日に、請求書を代行作成し送
付する処理ソフトが先ず必要である。
【0022】さらに、前記サーバシステムに、取引する
生産者を地域毎、業種毎、規模毎にグループ化して、生
鮮商品販売店が取引できるグループを指定できる処理ソ
フトを具えることも好ましい。
【0023】又、発注する生鮮商品の品質と発注金額が
入力された時点で、品質別、金額別に区分して品質毎に
金額順に表示する処理ソフトを具えることで、受注側の
生産者側が複数ある場合に受注を選択し易くなるため
に、このようなソフトも必要である。
【0024】そして、発注する生鮮商品の発注金額に上
限及び下限金額を設定でき、受注する生産者側の受注金
額が前記上限及び下限金額内であるか検証する処理ソフ
トを具えることで、生産者側も生鮮商品販売店側も無用
な高値つかみやダンピングがなく安心して発注できる。
【0025】更に、成約した取引で、発注者側の生鮮商
品販売店が生鮮商品を受け取った時点で、生鮮商品の品
質が発注した商品の品質基準に達していない場合、救済
措置として、ポイントを付加し、次回取引時にポイント
分だけ値引きできる処理ソフトを具えることで、発注者
側である生鮮商品販売店が品質基準に達していない商品
を受け取った場合次の取引でその損失をカバーでき、サ
イバーマーケットの円滑な運営を図るためにも必要なシ
ステムとなる。
【0026】また、取引先をランク付けして、取引の優
先順位を設定できるように、取引先のグループ別にポイ
ントを付加する処理ソフトを具えることによりまじめな
取引業者は順次有利な取引が可能となり、サイバーマー
ケットの一層円滑な取引が可能となる。
【0027】さらに、取引先の信用度をチェックするた
め、取引実績の確認を行なえる処理ソフトを具えること
で、サイバーマーケットの一層円滑な取引が可能となる
のみならず、サイバーマーケットシステムはより信頼性
を増す。
【0028】そして、前記サーバシステムに、取引結果
を満足、不満足の評価でポイントを付加し、取引先を選
択する時の参考になるように表示する処理ソフトを具え
ることで、信頼性の高い生鮮商品の取引が可能となり、
サイバーマーケットシステムはより信頼性を増す。
【0029】更に生鮮商品販売店側のポイント付加状況
を表示し、一定以上の不満足ポイント付与の場合は、救
済措置として不満足のポイントをサーバシステム管理者
側で調整する処理ソフトを具えることで、取引の公平を
保つことができ、サイバマーケットシステムはより信頼
性を増す。
【0030】生鮮商品販売店の買掛金を記録し、締切日
で集計して、支払予定表を作成する処理ソフトを具えた
ることにより、販売店側の主計業務の効率化につなが
る。
【0031】さらに、予め決められた保険金を支払うこ
とにより、生鮮商品販売店の倒産や未払い処理に対して
一定金額の保険金を支払う処理ソフトをサーバシステム
に具えることにより、不測な事態に対して取引の安全が
確保できる。
【0032】本サーバシステムの構成は、前記サーバシ
ステムの利用が、予め契約した発注業者である生鮮商品
販売店、受注業者である生産者、及び運送業者のみが利
用可能に構成された閉鎖ビジネスシステムであるのがよ
い。つまり、夫々の経営状況等の情報が把握されている
業者のみが利用することによって、売掛金や品質という
重要な要素が予め規制でき、生鮮商品の取引が信用でき
るものとなる。また、契約業者のみの情報を扱うこと
で、前記サーバシステムの提供者は必要以上にサーバを
増やすことなくシステムの運用及び管理を行うことが可
能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特
に特定的な記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0034】本発明の実施形態に係る生鮮商品の発注・
受注・運送システム及びそのサーバシステムを図1乃至
図4に基づいて説明する。図1は本発明のネットワーク
構成を示した図である。図2は、本発明のサーバシステ
ムのサーバが有する処理ソフト及び機能を示す図であ
る。図3は、本発明のサーバシステムを用いた生鮮商品
の発注、受注、運送依頼工程を示す図である。図4は本
発明のサーバシステムを用いた、生鮮商品の出荷から請
求書送付までの工程を示す図である。
【0035】本発明の生鮮商品発注・受注・運送システ
ム及びそのサーバシステム1におけるネットワーク構成
を示す図1によれば、生産者3、生鮮商品販売店4、運
送業者5は夫々コンピュータ(不図示)を有し、該コン
ピュータのネットワーク接続機能(不図示)を用いて一
般な回線、例えば電話回線、ISDN回線、無線等によ
ってインターネット100を利用して、サーバ2に接続
可能となっている。
【0036】なお本発明のサーバシステムを利用する各
業種である生産者3、生鮮商品販売店4、運送業者5は
夫々1つ以上存在しているのが望ましいが、本実施形態
を説明するうえで図1に示すように各業種が1つずつ存
在している。
【0037】また、本発明のサーバシステム1は、予め
サーバ2の管理者と契約した利用者、つまり生鮮商品の
生産者3、生鮮商品販売店4、及び運送業者5のみが利
用可能に構成されている。そして、契約した利用者のみ
が前記サーバ2にアクセスできるよう、各利用者には前
記サーバ2にアクセスするためのユーザID及びパスワ
ードが付与され、前記ユーザIDには利用者の業種を識
別する情報が含まれており、又パスワードは夫々のユー
ザの信用情報データベースとリンクしており、サーバシ
ステム業者と本人以外はその情報全てがみれないように
なっているが、発注、受注等必要な場合のみその要求す
るデータのみを発注データ等に付記するように構成され
ている。
【0038】前記サーバ2は予め契約した前記生産者
3、生鮮商品販売店4、運送業者5に、生鮮商品を流通
するうえでそれぞれ必要な処理ソフトを契約に基づいて
提供するものであり、図2に示すような処理ソフト等を
具えている。前記サーバ2はサーバ機能10を有してい
る。受注処理ソフト11は生鮮商品の受注を行なうため
のソフトであり、発注処理ソフト12は生鮮商品の発注
を行なうためのソフトであり、運送処理ソフト13は取
引が成立した生鮮商品の運送を手配するための運送処理
ソフトであり、夫々前記サーバシステム1に具えてあ
る。
【0039】前記サーバ2はさらに、前記技術手段に記
載した請求書代行作成処理ソフト14、グルーピング処
理ソフト15、ソーティング処理ソフト16、取引金額
確認処理ソフト17、救済措置処理ソフト18、ランク
付け処理ソフト19、信用度チェック処理ソフト20、
満足度チェック処理ソフト21、不満足ポイント調整処
理ソフト22、支払予定表作成処理ソフト23、保険金
支払処理ソフト24等を具えている。
【0040】請求書代行作成処理ソフト14は、生産者
の受注、出荷情報をサーバ2に記録し、生産者3から前
記生鮮商品販売店4への生鮮商品代金請求書及び運送業
者5から前記生鮮商品販売店4への生鮮商品運送費用請
求書を、前記生産者3及び前記運送業者5に代って代行
作成し、生鮮商品販売店4に対して予め決められた請求
書締切日に送付する処理ソフトであり、該処理ソフトを
利用することで、生産者3側及び運送業者5側での請求
書を作成する手間が省ける。
【0041】グルーピング処理ソフト15は、多数の生
産者3をグループ分けし、生鮮商品販売店4が取引する
生産者グループを指定することができる処理ソフトであ
り、過去に取引があって信頼関係がある特定の生産者3
の蓄積データや、生鮮商品販売店4のニーズにあった生
鮮商品を生産する生産者3のデータに基づいて、生産者
3をグループに自動割振りする処理を行なう処理ソフト
である。該処理ソフトを利用することで、夫々の生鮮商
品販売店4の取引状況に最適な生産者3グループを簡単
に選び出すことが可能となる。
【0042】ソーティング処理ソフト16は、生鮮商品
販売店4が発注する生鮮商品の希望品質情報及び希望発
注金額の入力データを、受注を選択する生産者3側で閲
覧する際に、前記発注金額が金額別に区分されて前記品
質毎に金額順に表示されるように処理を行なう処理ソフ
トであり、該処理ソフトを利用することで前記生産者3
は、前記生鮮商品販売店4側の前記希望品質及び希望発
注金額を容易に閲覧でき、それに基づいて受注先を選択
することが可能となる。
【0043】取引金額確認処理ソフト17は、生鮮商品
販売店4が発注する生鮮商品の希望発注金額に上限及び
下限金額を設定し、受注する生産者3での希望受注金額
が設定した前記上限及び下限金額内であるかを検証、確
認を行なう処理ソフトであり、該処理ソフトを利用する
ことで、前記生鮮商品販売店4は希望の発注金額内で生
鮮商品の取引が可能になるので、安心して発注できる。
【0044】救済措置処理ソフト18は、生鮮商品販売
店4が発注した生鮮商品が納品された時点で、前記生鮮
商品の品質が希望した品質に達していない場合、前記生
鮮商品販売店4に対する救済措置として、入力された前
記品質状態に基づいてポイントが算出され、次回の取引
時に算出された前記ポイント分だけ値引を行なう処理ソ
フトであり、該処理ソフトを利用することで、前記生鮮
商品販売店4に対して成立した取引から一方的な不利益
をこうむらないよう配慮がなされる。
【0045】ランク付け処理ソフト19は、過去に取引
のあった取引先の蓄積データを基にランク付けし、取引
の優先順位を設定できるように、取引先のグループ別に
ポイントを付加する処理を行なう処理ソフトであり、該
処理ソフトを利用することで、ランクの高い取引が行な
われた取引先同士は、取引先が優先的に指名できるよう
になる。
【0046】信用度チェック処理ソフト20は、取引先
の信用度をチェックするために、過去の取引実績データ
の確認が行なえるようにした処理ソフトであり、該処理
ソフトを利用することで、新しく取引をする場合、相手
の信用度に基づいて取引先を選択可能になるので、安心
して取引が行なえる。
【0047】満足度チェック処理ソフト21は、取引結
果を満足、不満足の評価でポイントを付加して蓄積デー
タとして記憶され、次回取引先を選択する際に参考とな
りように、取引先選択画面に表示するように処理する処
理ソフトであり、該処理ソフトを利用することで、満足
度の高い取引先が一目で認識できる。
【0048】不満足ポイント調整処理ソフト22は、取
引の公平を保つため、生鮮商品販売店4側のポイント付
加状況を表示し、一定以上の不満足ポイントが付与され
ている場合は、救済処置として前記不満足ポイントをサ
ーバシステム管理者側で調整する処理ソフトであり、該
処理ソフトを利用することで、生鮮商品販売店4から生
産者へ正当にポイントが付加されるよう配慮されてい
る。
【0049】支払予定表作成処理ソフト23は、生鮮商
品販売店4の買掛金を記録し、予め決められた締切日で
集計し、支払予定表を作成する処理ソフトであり、該処
理ソフトを利用することで、生鮮商品販売店4側での生
産者3及び運送業者5への支払管理が可能となる。
【0050】保険金支払処理ソフト24は、予め決めら
れた保険金を支払うことにより、生鮮商品販売店4の倒
産や未払い処理に対して一定金額の保険金を支払うよう
処理する処理ソフトであり、該処理ソフトを利用するこ
とで、取引先の予期せぬ倒産等で代金収集が不可能とな
った場合でも、生産者3及び運送業者5が不利益をこう
むらないよう配慮している。
【0051】上記に説明した処理ソフトがサーバ2で前
記契約済み利用者へ提供され利用されることで、前記利
用者各々にとって効率的で信頼できる理想の生鮮商品流
通システムが構成される。
【0052】なお、前記サーバ2は、データベースを保
有するWEBサーバで、インターネットを介して他のコ
ンピュータに対して各種のサービス及びデータを提供す
るコンピュータであり、一般に公知であるために詳しく
説明はしない。
【0053】また、生産者3、生鮮商品販売店4、運送
業者5側に設置されるコンピュータ(不図示)は、一般
的に用いられているコンピュータであり、該コンピュー
タの有するインターネット接続機能(不図示)、WEB
ブラウザ機能(不図示)等も一般に公知であるので説明
を省略する。
【0054】次に、図3及び図4に基づいて、生鮮商品
の発注、受注、運送、及び納品後の処理工程について説
明する。なお生産者3、生鮮商品販売店4、運送業者5
間で情報のやり取りは、サーバ2での蓄積情報の登録
(記憶)及び情報の更新を行うため、インターネットに
接続したサーバ2を介して行なわれる。
【0055】まず、図3は生鮮商品の発注、受注、運送
依頼工程を示している。はじめにインターネット100
を利用してして本発明の生鮮商品の発注・受注・運送シ
ステム及びそのサーバシステム1に設置されているサー
バ2接続した利用者は、WEBブラウザ機能を有する利
用者側コンピュータ(不図示)のモニタ等の公知の表示
手段(不図示)の画面に、予め付与されているユーザI
D及びパスワードをキーボード等の公知の入力手段(不
図示)により入力する(S1)。入力されたデータが正
しいかどうか、サーバ2によって認証されて、予め契約
した利用者だと確認されれば前記サーバ2へアクセスが
承認され、契約していない利用者であれば、アクセス拒
否される(S2)。アクセスが承認された前記利用者の
ユーザIDに基づいて、サーバ2は前記利用者の業種を
識別し、前記利用者の業種に適切な処理ソフトが提供さ
れる画面になる(S3)。
【0056】つまり前記利用者が生産者3である場合、
生産者3が利用可能な処理ソフトのリストが表示される
画面になり、前記利用者が生鮮商品販売店4や運送業者
5である場合も夫々が利用可能な処理ソフトのリストが
画面に表示される。
【0057】本発明の生鮮商品の発注、受注、運送依頼
工程説明するにあたり、生産者3は受注処理ソフト11
を(S30)、生鮮商品販売店4は発注処理ソフト12
を(S40)、運送業者5は運送処理ソフト13と(S
50)選択するとする。
【0058】生鮮商品販売店4は、前記発注処理ソフト
12の発注入力画面(不図示)に、生鮮商品の品名、数
量、希望する色や大きさを含む商品情報、希望品質、発
注希望金額、納品期限等の発注情報を入力する(S4
1)。入力された前記発注情報はインターネットを利用
してサーバ2のデータベースに記憶され、受注側である
生鮮商品の生産者3が閲覧可能になる。
【0059】生産者3は、前記サーバ2にアクセスして
前記受注処理ソフト11の発注照会画面(不図示)を表
示し、アクセス時点での最新発注情報が閲覧可能となる
(S31)。前記生産者3側で、前記発注情報に見合っ
た生鮮商品の受注が可能で取引を希望する場合には、受
注入力画面(不図示)に、生鮮商品の品名、出荷できる
数量、出荷できる色や大きさを含む商品情報及び品質、
受注希望金額、納品予定日等の受注情報を入力する(S
32)。入力された前記受注情報はインターネットを利
用してサーバ2のデータベースに記憶され、発注側であ
る前記生鮮商品販売店4が閲覧可能になる。
【0060】前記生鮮商品販売店4は、前記受注情報を
受注照会画面(不図示)で確認し(S42)、前記受注
情報の内容で良ければ発注依頼画面(不図示)で前記生
産者3への発注依頼をインターネット100を利用して
サーバ2を介して行なう(S43)。
【0061】前記受注情報を入力した前記生産者3へ
は、受注依頼がインターネット100を利用してサーバ
2を介して確認できる(S33)。
【0062】以上、生鮮商品の生産者3と生鮮商品販売
店4との間で行なわれた発注、受注の取引成立までの工
程である。なお、成立した取引での受注数が発注希望数
に満たない場合は、前記発注数が0になるまで発注、受
注取引が行なわれる。
【0063】次に、前記生産者3は、取引の成立した生
鮮商品を発注者である生鮮商品販売店4に期限までに納
品するため、運送業者5の手配を行なう。運送業者の手
配は、生産者3及び運送業者5側に提供される運送処理
ソフト13を利用して行なわれる。
【0064】まず、前記生産者3は、運送発注入力画面
(不図示)を表示し、出荷量、出荷日、納品日、納品
先、運送金額及び出荷する生鮮商品の運送方法等の運送
情報を入力する(S34)。入力された前記運送情報は
インターネット100を介してサーバ2に記録され、運
送業者5が閲覧可能となる。
【0065】運送業者5は、前記サーバ2にアクセスし
て前記運送処理ソフト13の運送発注照会画面(不図
示)を表示し、アクセス時点で最新の運送発注情報が閲
覧可能となる(S51)。前記運送業者5側で、前記運
送発注情報に適う生鮮商品の運送が可能で、前記運送発
注情報入力先である前記生産者3と取引を希望する場合
には、受注入力画面(不図示)で納品日等の運送受注情
報を入力する(S52)。入力された前記運送受注情報
はインターネットを利用してサーバ2のデータベースに
記憶され、発注側である前記生産者3が閲覧可能にな
る。
【0066】前記生産者3は、前記運送受注情報を運送
受注照会画面(不図示)で確認し(S35)、前記運送
受注情報の内容で良ければ運送発注依頼画面(不図示)
で前記生運送業者5への運送発注依頼をインターネット
100を利用してサーバ2を介して行なう(S36)。
【0067】前記運送受注情報を入力した前記運送業者
5は、運送依頼がインターネット100を利用してサー
バ2を介して確認できる(S53)。その後、具体的な
納品日程等の運送手配スケジュールが前記運送業者5に
よってスケジュール入力画面(不図示)に入力され、サ
ーバ2のデータベースに記憶されると(S54)、該サ
ーバ2はサーバ側の運送処理ソフト13を用いて、生産
者3及び生鮮商品販売店4に自動的に運送手配スケジュ
ールを提供し、前記生産者3及び前記生鮮商品販売店4
側で運送手配が確認できるようにした(S37、S4
4)。
【0068】以上、運送処理ソフトを利用することで、
生鮮商品の運送手配を行うことができる。なお、成立し
た取引での運送受注数が実際に運送される予定の運送発
注数に満たない場合は、前記運送発注数が0になるまで
運送発注及び運送受注取引が行なわれる。
【0069】次に図4に基づいて、生鮮商品納品後の処
理工程を説明する。該処理工程は、発注、受注、運送処
理ソフト何れかを用いて行なわれ、請求書発行工程に関
しては、請求書代行発行処理ソフト14を用いて行なわ
れる。
【0070】S1乃至S3及びS30、S40、S50
の工程は、前記した発注、受注、運送依頼工程と同様な
ので説明は省略する。
【0071】生鮮商品の出荷時に、生産者3は生産者側
での出荷を完了したことを納品先に知らせるため、出荷
情報入力画面で出荷情報を入力する(S38)。該出荷
情報はサーバ2に記憶され、生鮮商品販売店4側では前
記サーバ2にアクセスして前記出荷情報を閲覧でき、納
品書として納品された生鮮商品の確認に用いられる(S
45)。
【0072】そして生鮮商品販売店4は、運送業者5に
よって前記生鮮商品が納品された後、納品された生鮮商
品の数量、品質等が生鮮商品販売店4の発注に適ったも
のであるかを確認し、確認した情報を入荷情報入力画面
(不図示)に入力してサーバに記憶させる(S46)。
【0073】また、前記生鮮商品の運送、納品が完了し
た後、前記運送業者5は運送費用を運送費用情報入力画
面(不図示)してサーバ2に記録させる(S55)。
【0074】さらにまた、前記生産者3は生鮮商品販売
店4へ納品した生鮮商品に対して次月請求するために、
入金確認情報を、入金確認情報入力画面(不図示)に入
力する。前記入金確認情報は、次月の請求金額に係る情
報で、前月請求額情報、当月入金額情報、当月売上金額
情報を入力することで、サーバ2側の前記情報が更新さ
れ、サーバ2は当月売上金額情報だけでなく、前月請求
額から当月入金額の差額である未入金金額又は過剰入金
金額を反映させて請求書を発行することが可能となる
(S39)。
【0075】生鮮商品販売店4側での入荷情報、運送業
者5側での運送費用情報、及び生産者側での入金確認情
報が提供された後、サーバ2は予め決められた請求書締
切日に、請求書代行作成処理ソフト14を用いて、生鮮
商品販売店4に対する、生産者3及び運送業者5の請求
書を代行して発行し、該請求書はサーバ2からインター
ネット100を介して生鮮商品販売店4に提供される
(S47)。
【0076】以上、本発明である生鮮商品の発注・受注
・運送システム及びそのサーバシステムを用いて、生鮮
商品の発注から納品後の処理が行なわれる工程を説明し
た。
【0077】実際には、夫々複数の生産者3、生鮮商品
販売店4、運送業者5が存在しているので、取引可能な
取引先が複数ある場合には、グルーピング処理ソフト1
5、ソーティング処理ソフト16、ランク付け処理ソフ
ト19、信用度チェック処理ソフト20、満足度チェッ
ク処理ソフト21等の支援処理ソフトを利用することで
取引先を安心して選択できる。また、上記処理ソフトを
用いて提供される取引先の情報の基づいて、発注先の選
択だけでなく、受注側での発注先の選択にも役立つ。
【0078】またS41で生鮮商品販売店4が発注情報
を入力する際に、取引金額確認処理ソフト17を用いて
発注希望金額の上下限を設定し、S32の生産者3の入
力した受注希望金額が前記発注希望金額の上下限の範囲
内かを検証、確認してもよい。
【0079】さらに、本発明のサーバシステムの利用者
は、必要に応じて救済措置処理ソフト18、不満足ポイ
ント調整処理ソフト22、支払予定表作成処理ソフト2
3、保険金支払処理ソフト24等の契約によって提供さ
れる処理ソフトを用いても良い。
【0080】また、発注に対して、受注を受ける取引先
が見付からないときは、発注先を指名できる処理機能を
設けても良い。
【0081】さらに、本発明は生鮮商品の受発注に係る
ものであるから、発注入力してから受注先が発注照会を
するまでに時間が経過して生鮮商品の品質を低下させる
のを防止し、又急な発注にも対応できるように、利用
者、特に受注者側は常時又は一定時間毎にインターネッ
トに接続し、発注情報が更新される毎に受注者側に知ら
せる機能等を保持させるのが好ましい。
【0082】なお、前記サーバ2のセキュリティを確保
するために、ファイアウォール(不図示)のセキュリテ
ィ機能を保持させても良い。
【0083】
【発明の効果】上記記載のごとく、本発明の生鮮商品の
発注・受注・運送システム及びそのサーバシステムによ
れば、生鮮商品の生産者3、生鮮商品販売店4、運送業
者5に夫々必要な処理ソフト及びサーバシステムをイン
ターネット100を介して提供することにより、無駄な
く、迅速に、信用ある生鮮商品の取引が行うことが可能
になる。更に、利用者の業種のニーズを対応する処理ソ
フト利用するので、生鮮商品の発注、受注、納品だけで
なく納品後の請求書作成等を含め、生鮮商品の物流に関
わる情報が容易に管理でき、理想的な物流管理が可能と
なった。
【0084】また、取引時間が制限されていないので、
リアルタイムで取引が可能であり、生鮮商品の品質が維
持されたままで納品が可能となり、さらにまた急な発注
にも対応可能となる。
【0085】つまり本発明生鮮商品の発注・受注・運送
システム及びそのサーバシステムを用いることで、イン
ターネット上にサイバーマーケット(電子卸売市場)を
提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のネットワーク構成を示
す。
【図2】 本発明の実施形態のサーバシステムのサーバ
が有する処理ソフト及び機能を示す。
【図3】 本発明のサーバシステムを用いた生鮮商品の
発注、受注、運送依頼工程を示す図である。
【図4】 本発明のサーバシステムを用いた生鮮商品の
出荷から請求書送付までの工程を示す。
【符号の説明】
1 サーバシステム 2 サーバ 3 生産者 4 生鮮商品販売店 5 運送業者 100 インターネット

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生鮮商品販売店側の発注データを、生産
    者側がインターネットを介して共有して、受注可能に構
    成するとともに、 前記発注データを供給する生鮮商品販売店、受注業者で
    ある生産者がパスワードに基づく閉サイクルのサイバー
    マーケットの構成員であって、前記パスワード等の個別
    情報に基づいて、前記発注データに対応する生鮮商品販
    売店過去の取引実績等に基づく信用情報が付加され、該
    信用情報を加味して生産者が受注を行うことを特徴とす
    る受注システム。
  2. 【請求項2】 生産者側の受注データを、生鮮商品販売
    店側がインターネットを介して共有して、発注可能に構
    成するとともに、 前記受注データを供給する生鮮商品生産者、発注業者で
    ある生鮮商品販売店がパスワードに基づく閉サイクルの
    サイバーマーケットの構成員であって、前記パスワード
    等の個別情報に基づいて、前記受注データに過去の取引
    実績等に基づく信用情報を付加され、該信用情報を加味
    して生鮮商品販売店が発注を行うことを特徴とする発注
    システム。
  3. 【請求項3】 発注若しくは受注した生鮮商品を、パス
    ワードに基づく閉サイクルのサイバーマーケットの構成
    員である運送業者にインターネットを介して委託する
    際、前記発注若しくは受注した生鮮商品の配送希望日を
    検索条件とした運送業者の一覧データの表示を促すとと
    もに、該一覧データに運送コスト等の経済情報ととも
    に、配送遅れや配送品質等の信用履歴が付加されて表示
    されることを特徴とする運送システム。
  4. 【請求項4】発注データを作成する生鮮商品販売店、受
    注データを作成する生産者、もしくは生鮮商品を運送す
    る運送業者にそれぞれ必要な処理ソフトをパッケージし
    たサーバをインターネットに接続させたサーバシステム
    であって、 インターネットを介して発注、受注、もしくは運送した
    生鮮商品の流れに沿って、前記処理ソフトを順次対応す
    る業者に提供されるとともに、 その提供処理ソフトの種別が夫々の業者の保有するパス
    ワードをキーとして選択されて提供されることを特徴と
    するサーバシステム。
  5. 【請求項5】 前記提供処理ソフトが、生産者からの受
    注、出荷情報を記録し、生鮮商品販売店に対して予め決
    められた請求締切日に、請求書を代行作成し送付する処
    理ソフトであることを特徴とする請求項4記載のサーバ
    システム。
  6. 【請求項6】 取引する生産者をグループ化して、生鮮
    商品販売店が取引するグループを指定できる処理ソフト
    を具えたことを特徴とする請求項4記載のサーバシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 発注する生鮮商品の品質と発注金額が入
    力された時点で、品質別、金額別に区分して品質毎に金
    額順に表示し、生産者側が受注を選択し易くする処理ソ
    フトを具えたことを特徴とする請求項4記載のサーバシ
    ステム。
  8. 【請求項8】 発注する生鮮商品の発注金額に上限及び
    下限金額を設定でき、受注する生産者側の受注金額が前
    記上限及び下限金額内であるか検証する処理ソフトを具
    えたことを特徴とする請求項4記載のサーバシステム。
  9. 【請求項9】 成約した取引で、発注者側の生鮮商品販
    売店が生鮮商品を受け取った時点で、生鮮商品の品質が
    発注した商品の品質基準に達していない場合、救済措置
    として、ポイントを付加し、次回取引時にポイント分だ
    け値引きできる処理ソフトを具えたことを特徴とする請
    求項4記載のサーバシステム。
  10. 【請求項10】 取引先をランク付けして、取引の優先
    順位を設定できるように、取引先のグループ別にポイン
    トを付加する処理ソフトを具えたことを特徴とする請求
    項4記載のサーバシステム。
  11. 【請求項11】 取引先の信用度をチェックするため、
    取引実績の確認を行なえる処理ソフトを具えたことを特
    徴とする請求項4記載のサーバシステム。
  12. 【請求項12】 取引結果を満足、不満足の評価でポイ
    ントを付加し、取引先を選択する時の参考になるように
    表示する処理ソフトを具えたことを特徴とする請求項4
    記載のサーバシステム。
  13. 【請求項13】 取引の公平を保つため、生鮮商品販売
    店側のポイント付加状況を発注若しくは受注時に付加表
    示するとともに、一定以上の不満足ポイント付与の場合
    は、救済措置として不満足のポイントをサーバシステム
    管理者側で調整する処理ソフトを具えたことを特徴とす
    る請求項4記載のサーバシステム。
  14. 【請求項14】 生鮮商品販売店の買掛金を記録し、締
    切日で集計して、支払予定表を作成する処理ソフトを具
    えたことを特徴とする請求項4記載のサーバシステム。
  15. 【請求項15】 取引の安全のため、予め決められた保
    険金を支払うことにより、生鮮商品販売店の倒産や未払
    い処理に対して一定金額の保険金を支払う処理ソフトを
    具えたことを特徴とする請求項4記載のサーバシステ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記サーバシステムの利用が、予め契
    約した発注業者である生鮮商品販売店、受注業者である
    生産者、及び運送業者のみが利用可能にパスワードに基
    づく閉サイクルで構成されたことを特徴とするサーバシ
    ステム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2399814B (en) * 2003-03-26 2007-05-09 Portola Packaging Ltd Closures and containers in combination therewith
JP2007515356A (ja) * 2003-05-16 2007-06-14 ピーシーエイチ インターナショナル リミテッド 視覚インターフェイスを用いるサプライチェーンマネジメントのための方法およびシステム
CN110503456A (zh) * 2019-07-11 2019-11-26 四川省菜蓝子科技有限公司 一种生鲜产品生产指导方法及生产指导系统
CN113780926A (zh) * 2021-02-19 2021-12-10 北京京东振世信息技术有限公司 物品订单处理方法、装置以及系统

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