JP2000241899A - 写真処理装置 - Google Patents

写真処理装置

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JP2000241899A
JP2000241899A JP11038334A JP3833499A JP2000241899A JP 2000241899 A JP2000241899 A JP 2000241899A JP 11038334 A JP11038334 A JP 11038334A JP 3833499 A JP3833499 A JP 3833499A JP 2000241899 A JP2000241899 A JP 2000241899A
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JP
Japan
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background
monitor
color
operator
photographic
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11038334A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Yagawa
泰宏 矢川
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータの写真処理作業を改善することの
できる写真処理装置を提供すること。 【解決手段】 ネガフィルムの処理を行うための情報を
表示するモニターと、このモニターの表示画面の背景状
態を変更する背景変更手段とを備えたことを特徴とし、
例えば、背景部165の背景色を任意の色に変更した
り、別の模様にしたりすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真処理装置に備
えられているモニターの表示画面の改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】写真フィルムの画像コマを印画紙などの
感光材料に露光して処理する写真処理装置には、通常モ
ニターが設けられており、写真処理装置を取り扱うオペ
レータは、モニターの表示画面を見ながら適切な写真処
理を行うことができるようにしている。例えば、ネガキ
ャリアの設定、プリントチャンネルの選択などの指示が
モニター画面上で行われる。また、写真フィルムから読
み取られた画像コマをモニター画面に表示させ、オペレ
ータはその表示画面を見ながら必要に応じて色や濃度の
補正情報を入力することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
モニター表示画面においては背景状態(背景色)が固定
されており変更することができなかった。写真処理装置
が設定される状況によっては、外光の影響によりモニタ
ー画面が見にくくなると言うことがあるが、かかる場合
においても背景状態を変更することができないために、
オペレータは作業がやりにくいと言う問題があった。本
発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的
は、オペレータの写真処理作業を改善することのできる
写真処理装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明にかかる写真処理装置は、写真フィルムの処理を
行うための情報を表示するモニターと、このモニターの
表示画面の背景状態を変更する背景変更手段とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0005】この構成によると、背景変更手段を備えて
おりモニターの表示画面の背景状態を変更することがで
きる。従って、モニターの表示画面が見にくい場合や、
気分転換などのために表示画面の状態を変更したい場合
には背景変更手段により背景状態を変更すれば良い。そ
の結果、オペレータの写真処理作業を改善することので
きる写真処理装置を提供することができた。
【0006】本発明の好適な実施形態として、前記モニ
ターは、前記写真フィルムから読み取られた画像コマを
表示可能であるものがあげられる。かかる画像コマの表
示は、適切な色濃度にプリントが仕上がるかどうかを事
前にチェックするものであり、オペレータが的確な判断
ができるようにしておく必要がある。上記構成による
と、背景状態をオペレータの判断がしやすいように変更
できるので、オペレータは的確な写真処理作業を行うこ
とができる。
【0007】本発明の別の好適な実施形態として、前記
背景変更手段は、背景色を変更することができる。写真
処理装置のモニターが外光(窓から入射してくる太陽光
など)の影響を受けるような場所に設置されてしまうこ
とがあるが、このような場合でも背景色を変更すること
で、オペレータは正確な色の判定が行えるようになっ
た。
【0008】本発明の更に別の好適な実施形態として、
背景色を変更する特定時間帯を指定可能な手段を備えた
ものがある。例えば、モニター画面が外光の影響を受け
る場合において、特に、朝日や夕日の射し込む時間帯に
ついてのみ背景色を変更したいと言う要望がある。この
場合に、背景色を変更する時間帯を指定することができ
れば、オペレータは作業時間帯を気にせずに写真処理作
業に専念することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明にかかる写真処理装置の実
施形態を図面を用いて説明する。 <写真処理装置の全体構成>図1は、本発明の実施形態
に係る写真処理装置の全体構成を示す模式図である。こ
の写真処理装置は、写真フィルムの1例であるネガフィ
ルム1の画像コマを印画紙マガジン3から引き出された
印画紙2に投影露光する投影露光部10と、インデック
スプリントを主に露光するデジタル露光ヘッド20(デ
ジタル露光部に相当する。)と、露光済みの印画紙2を
現像処理する現像処理部11及び乾燥する乾燥部12
と、装置の各部の作動を制御するコントローラ13とを
備えている。乾燥された印画紙2は、1枚1枚のプリン
ト2aに切断された状態でプリント排出部23から排出
される。なお、この写真処理装置で取り扱うネガフィル
ム1はカットされる前の長尺状でも良いし、4コマ又は
6コマ毎にカットされたピースネガでもよい。
【0010】コントローラ13(制御部)には、各種の
制御指示を入力するためのキーボード14と、画像コマ
読取手段として機能するスキャナ15(例えば、2次元
のCCDエリアセンサーで構成される。)と、スキャナ
15により読み取った画像コマ情報を表示するモニター
16とが接続されている。
【0011】投影露光部10には、ネガフィルム1の搬
送ユニットとして機能するネガキャリア17と、露光用
光源4と、露光用光路に、イエロー、シアン、マゼンタ
の各色のフィルタが出入りすることにより露光用光源4
からの照射光の色バランスを調整する調光フィルタ5
と、調光フィルタ5で色バランスを調整した光を均一に
混色するミラートンネル6と、ネガフィルム1の画像コ
マを印画紙2上に結像する焼付用レンズ7と、ネガフィ
ルム1の画像コマをスキャナー15の方向に導く反射ミ
ラー8と、シャッター9と、印画紙2を搬送する搬送ロ
ーラ18と、搬送ローラ18を駆動するモータ19とを
備えている。
【0012】また、焼付用レンズ7と反射ミラー8とは
1つのユニット21になっており、このユニット21全
体が矢印A方向に移動可能に構成されている。スキャナ
ー15により画像コマを読み取るときにはユニット21
を図1の右側に移動させ、反射ミラー8を光路中に臨ま
せるようにすれば良い。デジタル露光ヘッド20は、例
えばPLZTシャッターが印画紙2の幅方向に沿ってラ
イン状に配列された構成のものや、その他CRTプリン
タや、蛍光プリンタを用いても良い。デジタル露光ヘッ
ド20は、コントローラ13によりその作動を制御さ
れ、図1の矢印方向に移動することで1ライン毎にデジ
タル画像を印画紙2に露光することができる。
【0013】調光フィルタ5とシャッター9とはコント
ローラ13により制御され、コントローラ13が最終的
に決定した露光条件に基づいて、調光フィルタ5の各フ
ィルタの位置や、シャッター9の開放時間すなわち露光
時間が制御されるようになっている。また、モータ19
はコントローラ13の制御によって印画紙2をコマ送り
の状態で搬送する。
【0014】処理を行うべきネガフィルム1が、投影露
光部10にセットされたネガキャリア17に挿入される
と、ネガフィルム1の画像コマを各コマ毎に順番にスキ
ャナー15により読み取り、その情報はコントローラ1
3のメモリに送られて記憶される。コントローラ13
は、読み取られたネガフィルム1の画像コマをモニター
16に表示することができる。
【0015】写真処理装置のオペレータは、モニター1
6の表示を見て適切な画像が得られないと判断した場
合、キーボード14から色や濃度の修正指示を入力する
ことができる。また、キーボード14からモニター16
の表示画面の背景状態を変更するようにキー入力するこ
とができる。
【0016】<コントローラの機能説明>次に図2のブ
ロック図によりコントローラ13の主要な機能について
説明する。画像メモリ13aは、スキャナー15により
読み取られたネガフィルム1の画像コマのデータを記憶
する。表示制御手段13bは、モニター16の表示画面
の表示内容を制御するものであり、一例として、画像メ
モリ13aに記憶されている画像データを所定のフォー
マットによりモニター16に表示させる。背景制御手段
13cは、キーボード14からの指示入力に基づいて表
示画面の背景色又は背景状態を変更するように表示制御
手段13bを制御する。また、背景画像メモリ13dに
は、複数種類の背景画像が記憶されており、背景制御手
段13cはキーボード14からの指示に基づいて背景画
像メモリ13dから特定の背景画像を読み出し、現在モ
ニター16に表示されている画面の背景を読み出された
背景画像に変更するように制御する。外部入力装置24
は、例えばフロッピーディスクドライブであり、フロッ
ピーディスクに記憶されている背景画像を、背景画像メ
モリ13dに記憶させることができる。タイマー手段1
3eは、キーボード14により入力された時間帯を設定
するものであり、背景制御手段13cはこの設定された
時間帯だけモニター画面の背景を特定の背景色・背景状
態に変更するように制御する。以上のように、背景制御
手段13cとキーボード14は、背景変更手段として機
能するものである。
【0017】<モニター画面表示例>図3及び図4によ
りモニター表示画面例を説明する。図3は、スキャナー
15により読み取ったネガフィルム1の画像コマを4コ
マ分表示するものであり、この画像をシミュレート画像
コマ160と呼ぶ。
【0018】4コマ表示パターンでは、ネガフィルム1
での画像コマの配列順に4つのシミュレート画像コマ1
60が順次表示され、各シミュレート画像コマ160の
下側に配置された各シミュレート画像コマ160のため
のデータ表示領域161には、スキャナー15の測光値
から求めた平均濃度値と、その画像コマのコマ番号と、
プリント枚数とが表示されている。また、各シミュレー
ト画像コマ160の右側に配置されたデータ表示領域1
62には、Y,M,Cの各色に対するキーボード14か
ら入力された補正値と濃度補正値が表示されている。ま
た、各シミュレート画像コマ160が印画紙2にプリン
トするときのタイプを表示するタイプ表示領域163が
設けられている。タイプ表示領域163における、”
C”はクラシックタイプ、”P”はパノラマタイプ、”
H”はハイビジョンタイプを示すものである。また、領
域164はプリントチャンネルを表わしている。
【0019】上記説明した表示画面においてシミュレー
ト画像コマ160の領域の外側が背景部165であり、
この背景部165の背景状態をオペレータは変更するこ
とが可能である。例えば、通常状態では背景部165の
色を黒としておき、この背景色を変えたい場合に、オペ
レータはキー入力により色を、例えば「グレー」「赤」
「黄色」「緑」などに変更する。これにより、オペレー
タは作業がしやすい環境にすることができる。この場
合、領域161,162,164は、背景部165の中
にあるから、これら領域161,162,164に表示
されたデータが見にくくならないような背景色を選択す
るのが好ましい。あるいは、領域161,162,16
4の周囲については背景色を固定しておき、データが見
にくくならないようにしておいても良い。また、背景色
の変更に伴い領域161,162,164のデータを表
示する色も自動的に変更するようにしてデータが見にく
くならないようにしても良い。
【0020】背景状態(背景色)を変更する場合は、例
えば、背景色に対応したキーを複数キーボード14に設
け、オペレータはそのうちの好みの色に対応したキー入
力をすればよい。あるいは、キーボード14のファンク
ションキーを押して背景色を変更するための画面に切り
換え、この画面上でカーソルキーやポインティングデバ
イスを操作して任意の背景色を選択できるようにしても
良い。背景色を変更することにより、オペレータはシミ
ュレート画像コマ160の色の判定を正確に行うように
することができる。
【0021】図4は、背景部165を網目模様にした例
である。背景部165の背景状態を変更する場合に、背
景色を変更するだけではなく、特定の色模様に変更した
り、別の画像(風景画像など)を背景とすることもでき
る。かかる場合には、背景として使用したい背景画像を
記録したフロッピーディスクやCD−ROMやMOディ
スクなどを外部入力装置24に装着して背景画像メモリ
13dに多種多様の背景画像を記憶させることができ
る。
【0022】次に背景状態を変更する場合の別のやり方
を説明する。例えば、写真店などに写真処理装置を設置
する場合に、窓から太陽光が射し込む位置に設置せざる
を得ない場合がある。特に、午前中の朝日が射し込む時
間帯や夕方の西日が射し込む時間帯は画面が見にくくな
るので、背景部165を変更することでオペレータの作
業性を改善することが好ましい。そこで、特に画面が見
にくくなる時間帯を設定して、その時間帯だけ背景部1
65を変更できるように構成している。設定手順として
は、まず背景を変更したい時間帯(例えば午後5時〜6
時)をキーボード14からキー入力し、使用したい背景
画面を前述した方法で選択すれば良い。
【0023】<別実施形態>本実施形態ではシミュレー
ト画像コマを表示させる画面の背景を変更する場合につ
いて説明しているがこれに限定されるものではない。そ
の他に、プリント待機画面(ネガフィルムのセットを促
す画面)、プリントチャンネルを選択する画面、プリン
ト中であることを表示する画面などにおいても背景状態
を変更可能にすることが可能である。
【0024】モニター16の例としては、CRTモニタ
ーの他、液晶表示パネル、プラズマディスプレイなどが
あげられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る写真処理装置の全体構成を示
す模式図
【図2】コントローラの機能を説明するブロック図
【図3】モニター画面表示例1
【図4】モニター画面表示例2
【符号の説明】
1 ネガフィルム 13 コントローラ 13c 背景制御手段 14 キーボード 15 スキャナー 16 モニター 160 シミュレート画像コマ 165 背景部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フィルムの処理を行うための情報を
    表示するモニターと、 このモニターの表示画面の背景状態を変更する背景変更
    手段とを備えたことを特徴とする写真処理装置。
  2. 【請求項2】 前記モニターは、前記写真フィルムから
    読み取られた画像コマを表示可能であることを特徴とす
    る請求項1に記載の写真処理装置。
  3. 【請求項3】 前記背景変更手段は、背景色を変更する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の写真処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記背景色を変更する特定時間帯を指定
    可能な手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載の
    写真処理装置。
JP11038334A 1999-02-17 1999-02-17 写真処理装置 Withdrawn JP2000241899A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018043437A (ja) * 2016-09-15 2018-03-22 大日本印刷株式会社 画像プリント装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018043437A (ja) * 2016-09-15 2018-03-22 大日本印刷株式会社 画像プリント装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20060509