JP3514278B2 - 写真焼付装置用画像コマ選択装置 - Google Patents

写真焼付装置用画像コマ選択装置

Info

Publication number
JP3514278B2
JP3514278B2 JP03352297A JP3352297A JP3514278B2 JP 3514278 B2 JP3514278 B2 JP 3514278B2 JP 03352297 A JP03352297 A JP 03352297A JP 3352297 A JP3352297 A JP 3352297A JP 3514278 B2 JP3514278 B2 JP 3514278B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image frame
frame
simulated image
displayed
monitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03352297A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10228067A (ja
Inventor
雅之 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritsu Koki Co Ltd filed Critical Noritsu Koki Co Ltd
Priority to JP03352297A priority Critical patent/JP3514278B2/ja
Priority to EP98102499A priority patent/EP0859271B1/en
Priority to DE69801602T priority patent/DE69801602T2/de
Priority to US09/024,739 priority patent/US6233037B1/en
Publication of JPH10228067A publication Critical patent/JPH10228067A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3514278B2 publication Critical patent/JP3514278B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モニターに表示さ
れた複数のシミュレート画像コマから特定のシミュレー
ト画像コマを選択する写真焼付装置用画像コマ選択装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】写真焼付装置では、現像処理された写真
フィルムの画像コマを印画紙に露光処理することにより
プリントが作られるが、その際焼付対象画像コマを選択
し、露光条件の補正や焼付枚数を入力する作業が伴うの
で、プリント作業において画像コマを選択することが頻
繁に生じる。写真フィルムの画像コマを印画紙に焼き付
ける場合、写真焼付装置は写真フィルムの画像コマに対
する基準位置を光学センサー等を用いて認識しているの
で、フィルム搬送路の途中に設けられた焼付開口部に焼
付対象となる画像コマを搬送機構により位置決めし、必
要に応じて補正される露光条件で必要枚数だけ印画紙に
焼き付けられる。焼付対象となる画像コマの選択方法
は、これまで種々のものが知られている。
【0003】例えば、特開平2−103027号公報に
は、ピースフィルムから焼付対象となる画像コマを選択
する際ピースフィルムに形成されている画像コマ数と同
数でかつピースフィルム上の画像コマの配列に一致する
ように配置された選択キーを用いて、選択すべき画像コ
マの位置と照合することができる技術が開示されてい
る。この従来技術では、ピースフィルム上の画像コマの
配置と選択キーの配置が対応づけられているので、選択
しようとする画像コマのピースフィルム上の位置を既に
知っている場合は選択作業性が向上するが、選択しよう
とする画像コマのピースフィルム上の位置が不確かにな
った場合はネガキャリヤ上にセットされたピースフィル
ムを一旦取り外して、ピースフィルムを直視してその位
置を確認しなければならない。
【0004】さらに、画像コマをを視覚的に確認しなが
ら画像コマ選択作業を行うために、フィルム搬送路に設
けられたスキャナーによって読み込まれた画像コマ信号
を処理してモニター上に表示し、同様にモニターに表示
されたカーソルをカーソルキーを用いてシミュレート画
像コマに合わせる方法も採用されている。しかし、カー
ソルキーによりカーソルを順次移動させる作業は、熟練
した作業者にとってはわずらわしい作業となる。カーソ
ルキーに代えてマウスやタッチパネルなどのポインティ
ングディバイスを用いても、熟練していない作業者にと
っては使いやすいものと感じられるかもしれないが、熟
練作業者の迅速なシミュレート画像コマ選択作業にはあ
るシミュレート画像コマから他の離れたシミュレート画
像コマへ移動する時間が問題となる。また、写真焼付装
置操作用のキーボードに備えられた入力キー以外に、マ
ウスやタッチパネルなどのポインティングディバイスを
追加することは、装置の簡素化や低コスト化に関してマ
イナスの要因に成り得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術は処
理対象となる画像コマの選択ミスを低減させることには
ある程度貢献できるが、キー操作により画像コマを送っ
ていく構成を採用している。しかしながら、同時プリン
ト時において自動的に設定された露光条件を変更するな
どマニュアル処理する必要がある画像コマは、36枚撮
りの写真フィルムで10個未満であることを考慮するな
ら、補正の必要がない場合でも常にキー操作により画像
コマを送っていく作業は作業効率の点から望ましいもの
ではない。本発明の目的は、従来技術の問題を改善し、
画像コマを視覚的に確認しながら画像コマの補正要否を
チェックする作業をより効率的に行い得る写真焼付装置
用画像コマ選択装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による写真焼付装置用画像コマ選択装置は、
写真フィルムの画像コマを読み取って特定の多数コマ表
示パターンでモニターに複数のシミュレート画像コマを
表示する画像処理手段と、前記表示されたシミュレート
画像コマに対するコマンドを入力するための入力手段と
を備え、前記入力手段によるコマンド入力が所定時間内
に発生しない場合モニターの画面が次のシミュレート画
像コマを含む画面に表示換えされることを特徴としてい
る。
【0007】この構成では、モニターに表示されたシミ
ュレート画像コマに対して、露光条件の補正などのコマ
ンドを与えない場合表示より所定時間経過後に自動的に
次のシミュレート画像コマが表示されるので操作員は、
モニター画面にのみ神経を集中することができ、作業効
率が向上する。
【0008】モニターの表示換え、つまりモニター画面
の書き換えに関して、本発明の好適な実施形態の1つで
は、コマンド入力が所定時間内に発生しない場合モニタ
ー画面はページ送りされ、先に表示されていた全てのシ
ミュレート画像コマを消去し、これに続く多数コマ表示
パターンに応じた数の新しいシミュレート画像コマが表
示される。つまり、多数コマ表示パターンに応じた数の
単位で書き換えられていくわけである。複数のシミュレ
ート画像コマを提示しているページ単位で表示換えが行
われるので、1個の画像コマ単位で画面書き換えが生じ
る場合に比べ、操作員の目の疲れが軽減される。
【0009】もちろん、コマンド入力が所定時間内に発
生しない場合モニター画面がシミュレート画像コマ単位
でスクロールされ、先頭の(通常は右端の)シミュレー
ト画像コマが消去され、新しいシミュレート画像コマが
(通常左端に)追加表示されるように構成することが可
能であり、1オーダの写真フィルムに形成された撮影画
像を連続して観察できる利点が得られる。これは、操作
員の露光条件の補正の要否チェックを容易にする。
【0010】モニターの画面書き換えのタイミングを決
定する前記所定時間は任意に調整可能であるが、表示画
像コマ数の異なる複数の多数コマ表示パターンが備えら
れている場合、本発明による好適な実施形態として、選
択された多数コマ表示パターンの表示コマ数に応じて前
記所定時間が設定されるものがある。この構成では、例
えば、4コマを表示する表示パターンでは、4秒と設定
され、6コマと表示する表示パターンでは6秒と設定さ
れるので、必要に応じて多数コマ表示パターンを変えて
も、その都度前記所定時間を調整し直す必要がない。
【0011】モニターの画面書き換えのタイミングを決
定する前記所定時間の最適値が操作員の熟練度によって
異なることを考慮するならば、この所定時間が操作員の
熟練度に応じて設定されるように構成することに利点が
ある。例えば、操作員の熟練度を示す等級が1から5ま
であるとして、これらの等級を入力することにより、自
動的にモニターの画面書き換えまでの継続時間が設定さ
れるのである。
【0012】本発明による好適な実施形態において、入
力手段がモニターに表示される多数コマ表示パターンに
おける各シミュレート画像コマの配置に対応して配置さ
れている複数の選択キーを備えており、多数コマ表示パ
ターンにおける各シミュレート画像コマの配置に対応す
る選択キーのみにモニターに表示されるシミュレート画
像コマに対する選択機能を割り当てるものがある。この
構成では、設定された多数コマ表示パターンでモニター
に表示されたシミュレート画像コマの中から所望のシミ
ュレート画像コマを、現在表示されている各シミュレー
ト画像コマに対応した位置にある選択キーを用いて、選
択することができる。さらに、多数コマ表示パターンが
変更されても変更されたシミュレート画像コマの位置に
対応するように選択キーに対する選択機能の割り当ても
変更させることができ、どのような多数コマ表示パター
ンでもモニターに表示されたシミュレート画像コマに対
応する位置の選択キーを用いたシミュレート画像コマ選
択作業を行うことができる。従って、モニターに表示さ
れるシミュレート画像コマの配置と対応した選択キーグ
ループを用いて、迅速なシミュレート画像コマ選択作業
を行うことができる。本発明によるその他の特徴及び利
点は、以下図面を用いた実施の形態の説明により明らか
になるだろう。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明による画像コマ選択装置を
採用した写真焼付装置の外観が図1に、その基本構成ブ
ロックが図2に示されている。写真焼付装置1には、写
真フィルム(以下単にフィルムと略称する)2に形成さ
れた画像コマを読み取るフィルム読取装置20、フィル
ム2に形成された画像コマを感光材料としての印画紙3
に投影露光する投影露光部10、投影露光部10で露光
された印画紙3を現像する現像処理部5、及び、写真焼
付装置1の各部の動作を制御するコントローラ40が備
えられ、コントローラ40には各種作業時の操作入力を
行うためのキーボード60がキーボード制御ユニット8
0を介して接続されているとともに、各種データを表示
するモニター50も接続されている。印画紙3をロール
状に収納している印画紙マガジン4から引き出された印
画紙3は、投影露光部10で露光された後、現像処理部
5にて現像され、一画像コマ分の画像を含む大きさに切
断されて排出される。
【0014】投影露光部10のフィルム搬送方向上流側
に設けられているフィルム読取装置20には、読取用光
源21、ミラートンネル22及びCCDイメージセンサ
からなる撮像装置23が設けられている。撮像装置23
によって得られた画像検出信号はコントローラ40に送
られ、投影露光部10における露光条件の決定のために
利用される。投影露光部10には、光源11、フィルム
2に照射する光の色バランスを調整する調光フィルタ1
2、調光フィルタ12を通過した光を均一に混色するミ
ラートンネル13、フィルム2の画像を印画紙3上に結
像させる焼付レンズ14及びシャッタ15が露光光路上
に設けられている。
【0015】フィルム読取装置20と投影露光部10と
の間のフィルム搬送経路には、ループ形成部25が設け
られており、フィルム読取装置20でスキャニングされ
たフィルム2が投影露光部10での焼付処理の開始まで
待機することができるようになっている。ループ形成部
25のフィルム搬送経路上流側にはローラ31が、ルー
プ形成部25のフィルム搬送経路下流側にはローラ32
が夫々設けられ、これらのローラ31、32はモータ3
3a、33bによって駆動される。印画紙3の露光箇所
より印画紙搬送経路下流側には、印画紙3を搬送するロ
ーラ34とそのローラ34を駆動するモータ35とが設
けられている。現像処理部5には、図示を省略するが、
露光後の印画紙3を現像するための処理液を充填した複
数のタンクが備えられ、印画紙3はその複数のタンクを
順次通過することにより現像処理される。
【0016】コントローラ40は、図3に示すように、
撮像装置23が読み取った画像データを記憶する画像情
報記憶部42と、画像情報記憶部42の画像データを利
用して露光条件を求める露光条件演算部43と、露光条
件演算部43が求めた露光条件に基づいて投影露光部1
0の調光フィルタ12及びシャッタ15の動作を制御
し、印画紙3への露光を行う露光制御部45と、画像情
報記憶部42から読み出した画像データを露光条件演算
部43が求めた露光条件に基づいてモニター50に表示
するための画像データに変換する画像情報変換部44
と、画像情報記憶部42・露光条件演算部43・画像情
報変換部44・露光制御部45等の各部の動作を格納さ
れているプログラムとキーボード60による操作命令と
に基づいて制御する中央制御部41とから構成されてい
る。
【0017】画像情報変換部44に登録されている、画
像情報のネガポジ変換等の変換処理に供する種々のパラ
メータは、露光条件演算部43で求めた露光条件にてフ
ィルム2の画像コマを印画紙3に投影露光して印画紙3
上に形成する画像と同等の画像、つまりシミュレート画
像コマをモニター50に後述する所定の多数コマ表示パ
ターンで表示できるように設定されている。露光条件演
算部43では、キーボード60よりY(イエロー),M
(マゼンタ),C(シアン)の各色の露光量の増減又は
写真の濃度変化に相当する露光量の平均的な増減を命令
されることで、露光条件の補正を行う。
【0018】画像情報記憶部42には、撮像装置23に
て1オーダ分のフィルム2の画像コマから読み取った画
像データが記憶できるので、画像情報変換部44が画像
情報記憶部42から複数の画像コマの画像データを読み
出して変換処理し、複数のシミュレート画像コマを特定
の多数コマ表示パターンで同時にモニター50に表示す
ることができる。
【0019】この写真焼付装置には、操作員がモニター
50に表示されたシミュレート画像コマを見ながら露光
条件等の補正の要否を判定するマニュアル処理モード
と、操作員による判定なしで露光条件演算部43で求め
られた露光条件で焼付処理を行うオート処理モードが備
えられており、マニュアル処理モードが選択されると、
モニター50にシミュレート画像コマが特定の多数コマ
表示パターンで表示される。モニター50に表示された
シミュレート画像コマに対して補正等のコマンド入力を
する必要がない場合、前設定される所定時間間隔で次の
シミュレート画像コマを表示するために、図3では中央
制御部41にはタイマー46が接続されているが、この
タイマー46はプログラムで実現されるものである。タ
イマー46が計時する次のシミュレート画像コマを表示
するための時間間隔は、選択された多数コマ表示パター
ンによって、モニター50の同時に表示されるシミュレ
ート画像コマが数が多いほど、長くなるように自動的に
変更される。もちろん、操作員によって任意の時間に設
定することも可能であるが、例えば、操作員の熟練度を
示す等級に応じて自動的に設定されると便利である。こ
のためには、例えば、操作員の熟練度を示す等級を1か
ら5の間に設定しておき、これらの等級をキーボード6
0を通じて入力することにより、この時間を中央制御部
41がタイマー46に対して設定すればよい。さらに、
操作員のIDカードなどに熟練度を記録しておき、この
IDカードの入力により、操作員の熟練度に応じて変更
する各パラメータを設定することも可能である。
【0020】モニター50に複数のシミュレート画像コ
マを表示するため多数コマ表示パターンとしては、図4
に示す4つのシミュレート画像コマ51を表示する4コ
マ表示パターン、図5に示す6つのシミュレート画像コ
マ51を表示する6コマ表示パターン、図6に示す28
個のシミュレート画像コマ51を表示する28コマ表示
パターン、そして図面には示さないが40個のシミュレ
ート画像コマ51を表示する40コマ表示パターンなど
がある。上述のことからわかるように、コントローラ4
0は、写真フィルム2から読み取られた画像コマ信号を
処理してモニター50に複数のシミュレート画像コマを
表示するための複数の多数コマ表示パターンを生成する
画像処理手段としても機能している。
【0021】4コマ表示パターンでは、フィルム2での
配列順に4つのシミュレート画像コマ51が順次表示さ
れ、各シミュレート画像コマ51の下側に配置された各
シミュレート画像コマ51のためのデータ表示領域52
には、図7に示すように、CCDイメージセンサ23の
測光値から求めた平均濃度値を表示する濃度値表示欄5
2aと、そのコマのコマ番号を表示するコマ番号表示欄
52bと、Y,M,Cの各色に対するキーボード60か
ら入力された補正値を表示する補正値表示欄52cと、
写真の濃度変化に相当する露光量の平均的な増減につい
てのキーボード60から入力された補正指令を表示する
濃度キー補正値表示欄52dと、キーボードから入力さ
れたそのコマ画像の焼付枚数を表示する焼付枚数表示欄
52eが配置されている。データ表示領域52の周辺部
には、Y,M,C及び白色の案内用マーク53が表示さ
れている。さらに、この実施の形態では、そのシミュレ
ート画像コマがキーボード60よる命令の対象となって
いることを示すカーソル54がデータ表示領域52の左
上のコーナ部に表示されるようになっているが、このカ
ーソル54は、例えば対象となるシミュレート画像コマ
の一部又は前部を囲むような形状にすることなど、種々
の形態にすることができる。
【0022】図4と図5の比較から明らかなように、6
コマ表示パターンは、4コマ表示パターンに類似するた
め、その説明は省略するが、各シミュレート画像コマ5
1の大きさはもちろん4コマ表示パターンに比べて縮小
されている。28コマ表示パターンでは、フィルム2で
の配列順に28個のシミュレート画像コマ51が順次表
示され、図6に示すように、各シミュレート画像コマ5
1の下側に配置されているデータ表示領域52には、コ
マ番号と、写真の濃度変化に相当する露光量の平均的な
増減についての補正値が表示されているほか、カーソル
54が表示される。さらに、モニター50の表示画面中
における右下のコーナ部には、図7に示したようなデー
タ表示領域55が配置されているが、もちろんこのデー
タ表示領域52にはカーソル54は表示されない。な
お、モニター50中のシミュレート画像コマ51の内画
像サイズが細長く見えるものは、パノラマサイズで撮影
されたものである。
【0023】図8にキーボード60の平面図が示されて
いる。キーボード60からの出力信号は、キーボードイ
ンターフェースとしてのキーボード制御ユニット80を
介して中央制御部41に送られる。キーボード60には
写真焼付装置1を操作するための種々のキーが設けられ
ているが、ここでは本発明に関連するキーだけを説明す
る。まず、キーボード60の右側領域にテンキーを構成
する”1”キー61a、”2”キー61b、”3”キー
61c、”4”キー61d、”5”キー61e、”6”
キー61f、”7”キー61g、”8”キー61h、”
9”キー61i、”0”キー61j、が一般的なテンキ
ー配列で配置されている。さらに、”A”キー61k
が”3”キー61cの下側に配置されている。キーボー
ド60の中央上側領域には、”MENU”キー62と”
SHIFT”キー63が配置されている。
【0024】多数コマ表示パターンの切り換えは、”M
ENU”キー62を押すことにより、モニター50にメ
ニュー画面を表示し、そこで所望の多数コマ表示パター
ンを選択することによって行われる。従って、この実施
の形態での表示パターン切換手段の基本的な構成要素
は、”MENU”キー62とコントローラ40とモニタ
ー50ということになるが、もちろんこのようなメニュ
ー方式に変えて、キー入力によるコマンド方式を採用し
ても良い。
【0025】”1”キー61aから”6”キー61fに
はキータッチ面の左上に識別ディバイスとしてのLED
64が装着されている。例えば、図4で示す4コマ表示
パターンの場合”1”キー61a、”2”キー61
b、”4”キー61d、”5”キー61eのLED64
が点灯し、これらのキーだけがモニター50に表示され
ている4つのシミュレート画像コマ51を選択するため
に用いられることが示される。つまり、”1”キー61
aを押すことにより図4の左下のシミュレート画像コマ
51にカーソル54が移動し、そのシミュレート画像コ
マ51が選択される。同様に、図4の右下のシミュレー
ト画像コマ51を選択するためには”2”キー61bを
押し、図4の左上のシミュレート画像コマ51を選択す
るためには、”4”キー61dを押し、図4の右上のシ
ミュレート画像コマ51を選択するためには”5”キー
61eを押せばよい。つまり、図4に示された4つのシ
ミュレート画像コマ51の配置と選択キーとしての”
1”キー61a、”2”キー61b、”4”キー61
d、”5”キー61eの配置が一致しているので、選択
作業がスムーズとなる。図5で示す6コマ表示パターン
の場合は、”1”キー61a、”2”キー61b、”
3”キー61c、”4”キー61d、”5”キー61
e、”6”キー61fのLED64が点灯し、これらの
キーだけがモニター50に表示されている6つのシミュ
レート画像コマ51を選択するために用いられることが
示される。この場合も、4コマ表示パターン時と同様、
モニター50に表示された6つのシミュレート画像コマ
51の配置とこれに対応する選択キーの配置を一致させ
ている。メニュ方式で4コマ表示パターン又は6コマ表
示パターンへの切り換え時における、シミュレート画像
コマ51を選択するために用いられるキーのLED64
の点灯はキーボード制御ユニット80に備えられている
選択キー制御手段81によって行われる。
【0026】マルチ表示パターンと呼ばれている28コ
マ表示パターンや40コマ表示パターンでは、モニター
50に表示されているシミュレート画像コマ51をテン
キーでは1:1で対応することは不可能なため、テンキ
ーでコマ番号を入力した後特定のキーで確定する方法が
用いられる。例えば、コマ番号が13のシミュレート画
像コマ51を選択するためには、まず”1”キー61a
と”3”キー61cを押した後、テンキーの右隣りに配
置された”YES”キー65を押すことで13の入力を
確定する。これにより、コントローラ40は13のコマ
番号をもつシミュレート画像コマ51が選択されたこと
を認識する。
【0027】テンキーは上述したシミュレート画像コマ
51の選択キー以外に種々のデータ入力のために用いら
れる。例えば、”SHIFT”キー63を押すことによ
り、LED64は消灯され、各テンキーは機能キーとし
て所定の働きを行う。又、キーボード60の左側領域に
配置された”REPT”キー66を押すことにより、L
ED64は消灯され、各テンキーは単なる数字キーとし
て機能する。つまり、”SHIFT”キー63や”RE
PT”キー66は、テンキーに割り当てられたコマ画像
選択機能を解消する割り当て解消キーとして機能する。
また、シミュレート画像コマ51の選択のために、従来
通りの1シミュレート画像コマ毎のカーソル54の移動
を行うそれぞれ異なる方向を入力する4つの矢印キー6
7もキーボード60の中央下側領域に配置されている。
選択されたシミュレート画像コマ51に対して、テンキ
ーを用いた焼付枚数の入力のほか、露光条件の補正入力
も行われるが、この目的のために、テンキーの上側にそ
れぞれY、M、Cの各色を特定する”Y”キー、”M”
キー、”C”キーからなる色特定キー68が配置されて
おり、補正値のディクリメントのための”−1”キー6
9aと補正値のインクリメントのための”+1”キー6
9bがキーボード60の左側領域に配置されている。”
START”キー601は、モニター50に表示された
シミュレート画像コマ51の更新処理や、補正要否チェ
ックの完了したフィルム2に対する焼付処理への移行の
ために用いられる。
【0028】次に、図9のフローチャートを用いて、マ
ニュアル処理モードにおけるシミュレート画像コマ51
の判定作業時の手順を説明する。まず初期設定として変
数nに1を代入し(#2)、対象となっているフィルム
2の全画像コマをフィルム読取装置20で読み取る(#
4)。このフィルム2が有する画像コマの数は変数Sに
代入しておく(#6)。現在選択されている多数コマ表
示パターンを確認し(#8)、例えば、4コマ表示パタ
ーンであれば、変数Nに4を代入し、6コマ表示パター
ンであれば変数Nに6を代入する(#8)。つまり、モ
ニター50に同時に表示されるシミュレート画像コマ5
1の数を変数Nに代入するのである。仮に、ここでは、
4コマ表示パターンが選択されていたとする。
【0029】次いで、フィルム2に形成された画像コマ
に対応する順番で、n番目から(n+Nー1)番目、つ
まり(n+3)までのシミュレート画像コマ51を前述
した4コマ表示パターンでモニター50に表示し(#1
2)、タイマー46をスタートさせる(#14)。この
タイマー46のタイムアップ時間は、モニター50に同
時に表示されるシミュレート画像コマ51の数、つまり
変数Nの関数:T(N)となっており、例えば4コマ表
示パターンで4秒、6コマ表示パターンで6秒とするこ
とができる。モニター50にシミュレート画像コマ51
を表示した後、操作員がキーボード60から何らかのキ
ー入力を行ったかどうかがチェックされる(#16)
が、このキー入力チェックはタイマー46がタイムアッ
プするまで行われる(#18)。このケースでは、シミ
ュレート画像コマ51の表示後、操作員が4秒間キー入
力しなければ、表示されたシミュレート画像コマ51は
操作員によって承認されたものとして、次のシミュレー
ト画像コマ51の表示準備に入る。つまり、変数nに
(n+N)を代入し(#20)、更新された変数nの値
が変数Sの値を越えていなければ(#22)、まだ表示
すべきシミュレート画像コマ51が残っているのでステ
ップ#8に戻る。更新された変数nの値が変数Sの値を
越えていると(#22)、全コマの判定が終了したこと
になるので、このフィルム2の焼付処理を行う(#2
4)。
【0030】操作員によるキー入力のチェック(#1
6)のステップにおいて、何らかのキー入力があった場
合、操作されたキーに基づく露光条件補正などの処理を
行う(#26)。キー入力による所望の処理を終える
と、”START”キー601を押すことによってこの
キー入力処理のルーチンを抜け出し(#28)、次のシ
ミュレート画像コマ51の表示準備に入る。以上の説明
から明らかなように、図9のフローチャートで示された
シミュレート画像コマ51の更新は、表示されている全
てのシミュレート画像コマ51を1度に書き換える、い
わゆるページ換え方式で行っているが、これに変えて、
シミュレート画像コマ51をずらせて、一方の端からシ
ミュレート画像コマ51を消去し、他方の端から新しい
シミュレート画像コマ51を登場させる横又は縦スクロ
ール方式で行うことも可能である。スクロール方式での
シミュレート画像コマ51の更新のためのフローチャー
トを図10に示しているが、図9に比べ、ステップ#2
0での変数nへの(n+N)の代入に代えて、変数nへ
(n+1)を代入する(#22a)ことだけが異なって
いる。もちろんタイマーアップの時間間隔は、より小さ
くすることが好ましい。
【0031】以上述べた実施の形態では、焼付処理は、
1オーダのフィルム2の全画像コマの判定が完了してか
ら行っていたが、判定が完了してシミュレート画像コマ
51がモニター50から消えたタイミングで、フィルム
2を搬送し、順次判定済みの画像コマを印画紙3に焼き
付けてもよい。ここで述べた実施の形態では、多数コマ
表示パターンを例示的に示すため、4コマ表示パターン
や6コマ表示パターンを採用したが、その他の表示パタ
ーンを用いたり、選択キーとしてテンキー以外のキーを
用いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像コマ選択装置を採用した写真焼付
装置の斜視図
【図2】図1の写真焼付装置のブロック構成図
【図3】コントローラのブロック構成図
【図4】4コマ表示パターンでのモニター表示を示す例
示図
【図5】6コマ表示パターンでのモニター表示を示す例
示図
【図6】28コマ表示パターンでのモニター表示を示す
例示図
【図7】多数コマ表示パターンにおけるデータ表示領域
を示す例示図
【図8】キーボードの平面図
【図9】シミュレート画像コマの判定作業時の手順を示
すフローチャート
【図10】シミュレート画像コマの判定作業時の別な手
順を示すフローチャート
【符号の説明】
2 写真フィルム 10 投影露光部 20 フィルム読取装置 40 画像処理手段、 46 タイマー 50 モニター 51 シミュレート画像コマ 60 キーボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−15759(JP,A) 特開 平8−184924(JP,A) 特開 平7−5595(JP,A) 特開 平1−179139(JP,A) 特開 昭62−141530(JP,A) 特開 昭56−62243(JP,A) 特開 平7−5593(JP,A) 特開 平7−311457(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 27/32,27/46 G03B 27/72 - 27/80

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】写真フィルムの画像コマを読み取って特定
    の多数コマ表示パターンでモニターに複数のシミュレー
    ト画像コマを表示する画像処理手段と、前記表示された
    シミュレート画像コマに対するコマンドを入力するため
    の入力手段とを備え、前記入力手段によるコマンド入力
    が所定時間内に発生しない場合モニターの画面が次のシ
    ミュレート画像コマを含む画面に表示換えされることを
    特徴とする写真焼付装置用画像コマ選択装置。
  2. 【請求項2】前記入力手段によるコマンド入力が所定時
    間内に発生しない場合モニター画面はページ送りされ、
    表示されていたシミュレート画像コマに続く次のシミュ
    レート画像コマが多数コマ表示パターンで表示されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の写真焼付装置用画像コ
    マ選択装置。
  3. 【請求項3】前記入力手段によるコマンド入力が所定時
    間内に発生しない場合モニター画面はシミュレート画像
    コマ単位でスクロールされ、先頭のシミュレート画像コ
    マが消去され、新しいシミュレート画像コマが追加表示
    されることを特徴とする請求項1に記載の写真焼付装置
    用画像コマ選択装置。
  4. 【請求項4】前記多数コマ表示パターンが複数備えられ
    ており、選択された多数コマ表示パターンの表示コマ数
    に応じて前記所定時間が設定されることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の写真焼付装置用画像コマ
    選択装置。
  5. 【請求項5】前記所定時間が操作員の熟練度に応じて設
    定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の写真焼付装置用画像コマ選択装置。
  6. 【請求項6】前記入力手段が前記モニターに表示される
    多数コマ表示パターンにおける各シミュレート画像コマ
    の配置に対応して配置されている複数の選択キーを備え
    ており、前記多数コマ表示パターンにおける各シミュレ
    ート画像コマの配置に対応する選択キーのみに前記モニ
    ターに表示されるシミュレート画像コマに対する選択機
    能を割り当てることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    かに記載の写真焼付装置用画像コマ選択装置。
JP03352297A 1997-02-18 1997-02-18 写真焼付装置用画像コマ選択装置 Expired - Fee Related JP3514278B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03352297A JP3514278B2 (ja) 1997-02-18 1997-02-18 写真焼付装置用画像コマ選択装置
EP98102499A EP0859271B1 (en) 1997-02-18 1998-02-13 Image frame selector system for a photographic printing apparatus
DE69801602T DE69801602T2 (de) 1997-02-18 1998-02-13 Vorrichtung zum Auswählen von Bildfeldern in einem photographischen Kopiergerät
US09/024,739 US6233037B1 (en) 1997-02-18 1998-02-17 Image frame selector system for a photographic printing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03352297A JP3514278B2 (ja) 1997-02-18 1997-02-18 写真焼付装置用画像コマ選択装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10228067A JPH10228067A (ja) 1998-08-25
JP3514278B2 true JP3514278B2 (ja) 2004-03-31

Family

ID=12388884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03352297A Expired - Fee Related JP3514278B2 (ja) 1997-02-18 1997-02-18 写真焼付装置用画像コマ選択装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3514278B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10228067A (ja) 1998-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3433780B2 (ja) 写真焼付装置用画像コマ選択装置
JP3514278B2 (ja) 写真焼付装置用画像コマ選択装置
JP2914470B2 (ja) 画像プリンタ
JPH0943736A (ja) インデックスプリント作成方法及びインデックスプリント作成装置
JP3514285B2 (ja) 写真焼付装置用画像コマ選択装置
KR100244079B1 (ko) 화상노광수단을 구비한 화상프린터
US6233037B1 (en) Image frame selector system for a photographic printing apparatus
JPH09152660A (ja) 画像プリンタ
US5777723A (en) Photographic printing apparatus and method
JP4139982B2 (ja) 画像処理装置
JP2005323125A (ja) 画像レイアウト編集装置
JP3879887B2 (ja) 画像コマ選択装置
JP3490545B2 (ja) 画像検定方法
JP4244092B2 (ja) プリント作製装置及びその制御方法
JP2003274082A (ja) 画像プリント装置
JP4258082B2 (ja) 写真処理装置および写真処理方法
JP3769748B2 (ja) 写真プリント装置
JPH112872A (ja) 自動トリミングプリント装置
JP2812225B2 (ja) 写真用フィルム検定装置
JP2000180988A (ja) 写真処理装置及び写真処理装置における補正情報入力方法
JP2000241899A (ja) 写真処理装置
JPH11142982A (ja) シュミレート画像コマ表示装置
JPH08324175A (ja) プリント注文用ツール及びプリントの注文方法
JPH02280157A (ja) プリンタの駒番号入力方法
JPH0950084A (ja) 写真プリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040107

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140123

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees