JP2003274082A - 画像プリント装置 - Google Patents

画像プリント装置

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JP2003274082A JP2002072066A JP2002072066A JP2003274082A JP 2003274082 A JP2003274082 A JP 2003274082A JP 2002072066 A JP2002072066 A JP 2002072066A JP 2002072066 A JP2002072066 A JP 2002072066A JP 2003274082 A JP2003274082 A JP 2003274082A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一度プリントを作製した後に、再プリントを
作製する場合において、操作者の作業負担を可及的に軽
減する点にある。 【解決手段】 複数駒の前記シミュレート画像をモニタ
表示させる第1表示モードと、前記第1表示モードより
も少ない駒数の画像を前記第1表示モードにおける表示
サイズより大きい表示サイズで前記シミュレート画像を
表示する第2表示モードとに切換え可能で、且つ、前記
第2表示モードにおいて指示入力可能な前記画像補正指
示情報の補正項目が前記第1表示モードにおいて指示入
力可能な前記画像補正指示情報の補正項目よりも多くな
るように設定されている画像プリント装置において、前
記第1表示モードで、以前のプリント作製に使用された
前記画像補正指示情報が存在することを識別可能な補正
指示存在表示をモニタ6aに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリントを作製す
る画像の画像データを入力するための画像入力装置と、
その画像入力装置から入力された画像データに基づいて
作製したときのプリント画像を予測したシミュレート画
像の画像データを生成するシミュレート演算部と、前記
シミュレート画像をモニタに表示させ且つ前記モニタに
表示された前記シミュレート画像に対して画像補正指示
情報の手動入力を受け付ける画像補正管理部と、予め設
定された演算条件と前記画像補正指示情報とに基づいて
プリント作製のための画像データを生成するプリントデ
ータ演算部とが設けられ、前記画像補正管理部は、複数
駒の前記シミュレート画像をモニタ表示させる第1表示
モードと、前記第1表示モードよりも少ない駒数の画像
を前記第1表示モードにおける表示サイズより大きい表
示サイズで前記シミュレート画像を表示する第2表示モ
ードとに切換え可能で、且つ、前記第2表示モードにお
いて指示入力可能な前記画像補正指示情報の補正項目が
前記第1表示モードにおいて指示入力可能な前記画像補
正指示情報の補正項目よりも多くなるように設定されて
いる画像プリント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる画像プリント装置は、画像入力装
置にて写真フィルムや各種の画像記録媒体等からプリン
ト作製対象の画像データを取り込み、その画像入力装置
から入力された前記画像データにてプリント作製のため
の画像データを生成し、その画像データによってプリン
トを作製する。このプリント作製作業において、入力さ
れた画像データに基づいて作製したプリント画像すなわ
ち仕上がりプリントの画像をシミュレートしてモニタ表
示することが良く行われている。より詳細には、比較的
多数駒の小さいシミュレート画像を表示する第1表示モ
ードと、相対的に大きいシミュレート画像をより少ない
駒数で表示する第2表示モードとを有して、前記第1表
示モードにおいては簡易的に、前記第2表示モードにお
いてはより詳細に画像補正の指示を入力操作できるよう
に構成されている。画像プリント装置の操作者は、前記
第1表示モードと前記第2表示モードとに表示モードを
切換えながら、モニタ表示されたシミュレート画像を観
察して、適宜に画像の色補正や画像のトリミング等の各
種の項目の画像補正指示情報を手動入力することがで
き、プリント作製のための画像データの生成において、
入力された画像補正指示情報が反映される。操作者が入
力した画像補正指示情報は、従来、何らかの記録媒体に
記録されて保存されることはあったが、それは、元の画
像データで同一の画像を再プリントするときに、前回の
条件を再現するのに利用される程度であり、前記画像補
正指示情報を表示させる必要もなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、一度プリントを
作製した後に、顧客の要望等によって再プリントを作製
する場合において、単に最初のプリントを再現するので
はなく、最初のプリント時に設定した前記画像補正指示
情報とは異なる設定で前記再プリントを作製したいとい
うプリントを作製依頼する顧客側からの要請が強くなっ
て来たが、上記従来構成では、その要請に十分に応える
ことができなかった。このような要請に応えるために、
前記再プリントを作製する場合においても、前記シミュ
レート画像の表示画面において、前記画像補正指示情報
を入力可能とすることが考えられるが、この場合、単に
前記第1表示モード及び前記第2表示モードの夫々にお
いて、前回のプリント作製時に入力した前記画像補正指
示情報を表示させるだけでは、操作者は、個々のシミュ
レート画像における前記第1表示モード及び前記第2表
示モードの両方で、前記画像補正指示情報を確認する必
要があり、操作者の作業負担を増大させてしまうことに
なる。本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであ
って、その目的は、一度プリントを作製した後に、再プ
リントを作製する場合において、操作者の作業負担を可
及的に軽減する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記請求項1記載の構成
を備えることにより、プリントを作製する画像の画像デ
ータを入力するための画像入力装置と、その画像入力装
置から入力された画像データに基づいて作製したときの
プリント画像を予測したシミュレート画像の画像データ
を生成するシミュレート演算部と、前記シミュレート画
像をモニタに表示させ且つ前記モニタに表示された前記
シミュレート画像に対して画像補正指示情報の入力を受
け付ける画像補正管理部と、予め設定された演算条件と
前記画像補正指示情報とに基づいてプリント作製のため
の画像データを生成するプリントデータ演算部とが設け
られ、前記画像補正管理部は、複数駒の前記シミュレー
ト画像をモニタ表示させる第1表示モードと、前記第1
表示モードよりも少ない駒数の画像を前記第1表示モー
ドにおける表示サイズより大きい表示サイズで前記シミ
ュレート画像を表示する第2表示モードとに切換え可能
で、且つ、前記第2表示モードにおいて指示入力可能な
前記画像補正指示情報の補正項目が前記第1表示モード
において指示入力可能な前記画像補正指示情報の補正項
目よりも多くなるように設定されている画像プリント装
置において、前記画像補正管理部は、プリント作製が確
定した画像データについての前記画像補正指示情報とそ
の画像データを識別するための識別情報とを対応付けて
記憶するように構成されると共に、前記第1表示モード
において、前記画像入力装置から入力された画像データ
に基づいて複数の前記シミュレート画像を前記モニタに
表示する際に、前記識別情報に基づいて、前記シミュレ
ート画像を生成した画像データに対応する前記画像補正
指示情報を記憶していると判断したときは、前記シミュ
レート画像と対応付けて、プリント作製に使用された前
記画像補正指示情報が存在することを識別可能な補正指
示存在表示を前記モニタに表示するように構成されてい
る。
【0005】すなわち、比較的多数駒の小さいシミュレ
ート画像を表示する第1表示モードと、相対的に大きい
シミュレート画像をより少ない駒数で表示する第2表示
モードとを有して、前記第1表示モードにおいては簡易
的に、前記第2表示モードにおいてはより詳細に画像補
正の指示を入力操作できるように構成されている場合に
おいて、一般に標準の表示モードとして使用されて使用
頻度の高い前記第1表示モードで、過去のプリント作製
に使用された前記画像補正指示情報が存在することを識
別可能な補正指示存在表示を表示することで、以前のプ
リント作製時に操作者が入力した前記画像補正指示情報
によって画像補正が実行されたか否かを直ちに識別でき
るので、過去に入力された前記画像補正指示情報の存否
の確認が極めて容易となる。
【0006】ところで、第1表示モード及び第2表示モ
ードにおいて表示する前記シミュレート画像は、前記画
像補正指示情報が操作者によって入力された場合、その
入力された画像補正指示情報によって前記シミュレート
画像をシミュレート演算部にて再演算して再表示させる
のが好適である。このような構成においては、第1表示
モードに表示されるシミュレート画像は、以前のプリン
ト作製時に入力された前記画像補正指示情報の指示内容
が反映されており、前記第2表示モードのみで入力可能
な補正項目であっても、前記第1表示モードのシミュレ
ート画像でその補正を確認できることになる。しかしな
がら、上記のように、第1表示モードにおけるシミュレ
ート画像は、表示駒数との関係で画像サイズが小さく、
例えば、輝点を十字状に散乱させるいわゆるクロスフィ
ルター等の特殊効果やいわゆるきず消しと呼ばれる写真
フィルムの傷を目立たなくする特殊効果等については、
そのような補正が行われた否かを識別するのが容易では
ない。更に、何らかの特殊効果が施されていることを前
記第1表示モードのシミュレート画像から識別できて
も、それが、撮影時にカメラによって加えられた特殊効
果であるのか、あるいは、前記画像補正指示情報によっ
て加えられた特殊効果であるのか区別できない場合もあ
る。従って、シミュレート画像が、入力された前記画像
補正指示情報を反映して再表示される場合においても、
前記第1表示モードの前記補正指示存在表示によって、
プリント作製に使用された前記画像補正指示情報が存在
することを識別できることが極めて有効である。もっ
て、一度プリントを作製した後に、再プリントを作製す
る場合において、操作者の作業負担を可及的に軽減でき
るに至った。
【0007】又、上記請求項2記載の構成を備えること
により、前記画像補正管理部は、前記補正指示存在表示
を、前記モニタにおける前記シミュレート画像の表示枠
内に表示するように構成されている。すなわち、第1表
示モードでは、上述のように比較的多数のシミュレート
画像を表示するので、モニタ画面上の表示エリアが制限
されるため、前記補正指示存在表示をシミュレート画像
上に表示させることで、前記補正指示存在表示が表示エ
リアの一部を占有してしまうのを回避でき、モニタ画面
上の表示エリアを有効利用できると共に、シミュレート
画像上に表示することで操作者に対する視認性を高くす
ることができる。
【0008】又、上記請求項3記載の構成を備えること
により、前記画像補正管理部は、前記補正指示存在表示
を、前記シミュレート画像の表示枠のうちのプリント作
製範囲を示すためのプリント枠にて構成し、前記プリン
ト枠の表示態様を変化させることによって前記画像補正
指示情報の存否を表示するように構成されている。すな
わち、モニタ画面のシミュレート画像上に前記補正指示
存在表示を表示させると、その表示のためにシミュレー
ト画像が遮られる形となる。そこで、前記補正指示存在
表示を前記プリント枠として表示して、その表示態様を
変化させて前記画像補正指示情報の存否を表現すること
で、前記補正指示存在表示がシミュレート画像の一部を
遮る不都合を解消することができる。
【0009】又、上記請求項4記載の構成を備えること
により、前記画像補正管理部は、前記画像補正指示情報
に含まれる補正項目のうち、プリント作製条件が変更さ
れることにより補正を適用しない補正項目を設定条件に
基づいて特定すると共に、前記画像補正管理部は、前記
補正指示存在表示を表示する際に、前記補正を適用しな
い補正項目の存否によって前記補正指示存在表示の表示
態様を変化させるように構成されている。すなわち、一
度プリントを作製した後に、共通の画像データによって
再度プリントを作製するときは、元の画像データが共通
であるので、通常は、再プリント作製時においても以前
に入力された前記画像補正指示情報が適用可能である。
ところが、プリントサイズを変更する等のプリント作製
条件を変更した場合では、前記画像補正指示情報の補正
項目によっては、そのまま前記画像補正指示情報を適用
するのが適当でない場合がある。
【0010】例えば、前記画像補正指示情報にプリント
作製範囲を示すためのプリント枠の位置設定が含まれて
いるときに、そのプリント枠を画素単位で指定する場合
では、プリントサイズを以前のプリント作製時よりも大
きくすると、そのままのプリント枠を設定してしまうと
所望のプリント範囲からずれてしまうことになる。又、
前記画像補正指示情報に画像のシャープネス効果が含ま
れているときに、プリントサイズを以前のプリント作製
時よりも小さくすると、目視ではシャープネス効果がほ
とんど現れなくなる。このような場合は、該当する補正
項目を適用しないこととして処理の合理化を図ると共
に、前記補正指示存在表示の表示態様を変化させて操作
者に対して報知することで、的確な前記画像補正指示情
報の入力を促すことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像プリント装置
を写真プリントシステムとして構成した場合の実施の形
態を図面に基づいて説明する。本実施の形態で例示する
写真プリントシステムDPは、いわゆるデジタルミニラ
ボ機として知られているものであり、図1のブロック図
に示すように、現像処理済みの写真フィルムやメモリー
カード,MOあるいはCD−R等から写真プリントを作
製するための画像データを取り込んで露光用の画像デー
タを生成するプリントデータ入力管理装置DIと、プリ
ントデータ入力管理装置DIにて生成した露光用の画像
データを印画紙1に露光処理する露光・現像装置EPと
から構成されている。
【0012】〔プリントデータ入力管理装置DIの概略
構成〕プリントデータ入力管理装置DIには、図1に概
略的に示すように、写真フィルムの駒画像を読み取るフ
ィルムスキャナ2と、フィルムスキャナ2が出力する写
真フィルムの画像データを記憶する画像データ記憶装置
3と、メモリーリーダ,MOドライブ及びCD−Rドラ
イブ等を備えた外部入出力装置4と、フィルムスキャナ
2や画像データ記憶装置3等の制御のほか写真プリント
システムDP全体の管理を実行する主制御装置6とが備
えられ、更に、主制御装置6には、仕上がりプリント画
像をシミュレートしたシミュレート画像や各種の情報を
表示出力するモニタ6aと、露光条件の手動設定等や制
御情報の入力操作をするための操作卓6b及びマウス6
cとが接続されている。フィルムスキャナ2及び外部入
出力装置4は、プリントを作製する画像の画像データを
入力するための画像入力装置IRとして機能するのであ
るが、フィルムスキャナ2が読取った画像データを記憶
する画像データ記憶装置3についても、プリント作製後
に焼き増し等の要求によって再プリントを作製する際
に、再プリントの対象の画像データを画像データ記憶装
置3から読み出してプリントするので、画像入力装置I
Rとして機能する。
【0013】〔主制御装置6の構成〕主制御装置6に
は、図1に概略的に示すように、フィルムスキャナ2及
び画像データ記憶装置3から入力された画像データに基
づいて作製したときのプリント画像を予測する演算処理
を実行するシミュレート演算部10と、フィルムスキャ
ナ2及び画像データ記憶装置3から入力された画像デー
タに基づいてプリント作製のための画像データすなわち
前記露光用の画像データを生成するプリントデータ演算
部11と、これらの動作を管理するコントローラ12と
が備えられている。
【0014】主制御装置6の主な機能の1つに、完成プ
リント画像を予測して求めたシミュレート画像をモニタ
6aに表示して、操作者から種々の画像補正を受け入れ
る機能がある。シミュレート画像のモニタ6aへの表示
態様としては、複数駒(具体的には6駒)のシミュレー
ト画像をモニタ6aに表示させる第1表示モードと、そ
の第1表示モードよりも少ない駒数(具体的には1駒)
の画像を第1表示モードにおける表示サイズよりも大き
い表示サイズでシミュレート画像を表示する第2表示モ
ードとが設定され、両者を随時切換えることができる。
前記第1表示モードでは、画像補正の補正項目としては
色補正のみが可能であり、前記第2表示モードでは、画
像補正の項目が前記第1表示モードよりも多く、色補正
に加えて、画像のトリミング,画像の回転,並びに、ク
ロスフィルターや画像の反転等の特殊効果等の多岐に亘
る補正項目について指示入力可能としてあり、より詳細
な補正を行える。但し、このような詳細な補正を要する
ことなく、色補正を加える程度でプリントを作製する場
合がほとんどであるので、前記第1表示モードを標準の
表示モードとしてある。
【0015】以下、この機能を、図2乃至図4の画面表
示例、並びに、コントローラ12にて実行される図5及
び図6のフローチャートに基づいて説明する。図5及び
図6に示す処理は、フィルムスキャナ2及び画像データ
記憶装置3の何れから画像データが入力されると処理が
開始される。コントローラ12は、図5の処理が開始さ
れると、既に以前にプリントが作製された画像データに
ついての再プリントであることの指示入力と、その画像
データを特定するための識別情報の指示入力があったと
きは、その識別情報に基づいて読み込んだ6駒の画像に
ついて補正履歴が存在するか否かを、コントローラ12
に接続されたハードディスク装置等の記憶媒体の記憶デ
ータから検索する。この補正履歴とは、この写真プリン
トシステムDPで過去にプリントを作製し、そのプリン
ト作製の際に、操作者が手動操作で画像補正指示情報を
入力してトリミングや色補正等の画像補正を施したと
き、その補正内容を、補正の対象となった画像データを
識別するための識別情報と対応付けて記録したものであ
る。従って、初めて写真フィルムの画像をスキャナにて
読取ってプリント作製を行う場合には、この補正履歴は
存在しないため、前記再プリントの指示入力がないとき
は直ちに補正履歴が無いものと判断される。補正履歴の
検索が行われるのは、原則として、以前のプリント作製
の際にフィルムスキャナ2が読取った写真フィルムの画
像データが画像データ記憶装置3に記憶されており、そ
の画像データを画像データ記憶装置3から読み出して再
プリントを作製する場合である。但し、画像データ記憶
装置3に画像データを記憶していない場合であっても、
コントローラ12に補正履歴が残っていれば、以前にプ
リントを作製した写真フィルムをフィルムスキャナ2に
読取らせて再プリントを作製する際にも、補正履歴を検
索して前記画像補正指示情報を活用できる。尚、前記識
別情報としては、例えば、プリント作製の依頼を受ける
毎に付する注文番号と、その注文番号で特定される画像
データ群における各駒画像に付する連番とを用いること
ができる。
【0016】本実施の形態では、各駒画像毎に、補正履
歴の有無によってシミュレート画像に重ねて表示するプ
リント枠の表示色を変更しており、補正履歴が無い駒画
像については、プリント枠の色を標準の色(例えば黄
色)に設定する(ステップ#1,#2)。ここで、プリ
ント枠とは、シミュレート画像の表示枠のうちのプリン
ト作製範囲を示すためのものであり、プリント枠に囲ま
れた範囲の画像が実際のプリント画像となる。一方、補
正履歴が存在するときは、その補正履歴の画像補正指示
情報を今回のプリント作製に適用できるか否かを判断す
る(ステップ#3)。補正履歴は、以前のプリント作製
時に実際に適用された画像補正指示情報であるので、基
本的には、再プリントにおいても同一の画像補正指示情
報が適用できるはずである。しかしながら、例えば、プ
リントサイズを変更して印画紙1の紙幅が変更された場
合等のプリント作製条件を変更した場合は、補正履歴の
画像補正情報に含まれるトリミング位置のデータをその
まま適用したのでは、以前のプリント作製時のプリント
範囲と異なる範囲をプリント範囲として指定してしまう
ことになるし、又、プリントサイズが以前のプリントサ
イズより小さくなったときに、例えばシャープネス等の
画像補正を適用してもほどんど意味をなさないものとな
る。そこで、本実施の形態では、補正履歴の画像補正指
示情報に含まれる画像補正の補正項目のうち、プリント
作製条件が変換されることにより補正を適用しない項目
に該当するものを特定する設定条件として、プリントサ
イズが変更された場合においてトリミングの画像補正が
含まれているか否か、及び、プリントサイズが縮小され
た場合においてシャープネスの画像補正が含まれている
か否かの条件を設定し、ステップ#3における判断を実
行する。
【0017】このように補正が適用されなかった補正項
目が存在するときと、補正履歴の画像補正指示情報の補
正項目を全て適用するときとの間でも、プリント枠の表
示色を異ならせており、全ての補正項目を適用するとき
は補正適用色として設定されている色(例えば、赤色)
に設定し、適用しない補正項目が存在するときは補正不
適用色として設定されている色(例えば、マゼンタ)に
設定する(ステップ#4,#6)。尚、全ての補正項目
を適用するときは、プリント枠の大きさの演算も併せて
行う(ステップ#5)。このようにプリント枠の色設定
を行った後、補正履歴の存在する駒画像については、そ
の補正履歴の画像補正指示情報のうちのシミュレート画
像に影響する補正項目を適用させてシミュレート画像を
求める演算処理を開始させる(ステップ#7)。これに
よって、シミュレート演算部10がシミュレート画像を
求める演算処理を開始し、モニタ画面に同時に表示でき
る駒数(本実施の形態では6駒)の画像について演算処
理が完了すると、その旨をコントローラ12に送信す
る。
【0018】コントローラ12は、その信号を受け取る
と(ステップ#8)、図2に例示する前記第1表示モー
ドでシミュレート画像を表示する(ステップ#9)。第
1表示モードからは、上述のように、画像補正指示情報
の一つとして色補正の指示入力を行うことができる。図
2の表示例では、上下2段でシミュレート画像S1〜S
6を表示しており、上段右側のシミュレート画像S3の
みが補正履歴を有している。シミュレート画像S3のプ
リント枠30は、他のシミュレート画像S1,S2,S
4,S5,S6のプリント枠31が前記標準色(図中で
は実線で表現)であるのに対して、前記補正適用色(図
中では間隔の広い破線で表現)となっている。シミュレ
ート画像S3のプリント枠30は、他のシミュレート画
像S1,S2,S4,S5,S6のプリント枠31と位
置及びサイズが異なり、画像補正指示情報に画像のトリ
ミングが含まれている場合を例示している。
【0019】ちなみに、この図2の表示例と同一の画像
データでプリントサイズを変更した場合、上述のよう
に、トリミングの補正項目は適用されないので、図3に
示すように、プリント枠34の大きさがトリミングを行
わない標準の大きさになると共に、プリント枠34の表
示色が前記補正不適用色(図中では間隔の狭い破線で表
現)となる。この第1表示モードでは、6駒のシミュレ
ート画像の他に、各駒毎に色補正を指示入力するための
色補正ボタン表示32が表示されている他、プリントの
開始を指示するための開始ボタン表示33が表示されて
いる。色補正ボタン表示32は、色補正の設定状態をテ
キスト表示するように構成してあり、前記補正履歴にお
いて色補正の補正項目が含まれているときは、その補正
内容を初期表示する。操作者が画像補正として色補正を
指示入力するときは、マウス6cにて色補正ボタン表示
32を操作することにより行う。
【0020】以上のようにして、各シミュレート画像を
生成した画像データに対応する前記画像指示情報を記憶
していると判断したときは、各シミュレート画像と対応
付けて、以前にプリント作製に使用された画像補正指示
情報が存在することを識別可能な補正指示存在表示CM
を、上記プリント枠30,31として表示しており、そ
のプリント枠30,31の表示態様(表示色)を変化さ
せることによって画像補正指示情報の存否を表示してい
る。このような表示形態とすることで、補正指示存在表
示CMを、モニタ6aにおけるシミュレート画像の表示
枠内に表示する形態となっている。更に、前記画像補正
指示情報に含まれる補正項目のうち、プリント作製条件
が変更されることにより補正を適用しない項目が存在す
るときも、プリント枠30,34の表示色を異ならせる
ことで、前記補正指示存在表示CMの表示態様を変化さ
せている。
【0021】操作者が色補正を指示入力したときは(ス
テップ#12)、その駒についてシミュレート画像が再
演算されて(ステップ#13)表示され、色補正の指示
入力が反映される。この他、第1表示モードでは、上記
のように設定したプリント枠の色を変更することができ
る。すなわち、プリント枠はシミュレート画像に重ねて
表示される関係上、シミュレート画像の色の状態によっ
ては、シミュレート画像を観察する操作者の目にプリン
ト枠の色が印象付けられ、的確な色補正を行い辛くする
場合があるからである。図示を省略する指示ボタン等か
ら、操作者がプリント枠の色の変更を指示すると(ステ
ップ#10)、図示を省略するが、モニタ画面上に色選
択のためのウインドウを表示し、操作者が適切な色を指
定する操作を受け付ける(ステップ#11)。
【0022】更に、操作者が、6駒のシミュレート画像
のうちの何れか1つを特定した状態で、図示しないボタ
ン等により前記第2表示モードへの移行を指示すると
(ステップ#14)、図4に例示する第2表示モードで
の画像表示がなされる(図6のステップ#18)。この
第2表示モードでは、図4に示すように、1駒のシミュ
レート画像を拡大して表示すると共に、前記画像補正指
示情報の入力項目として、前記第1表示モードのおける
色補正の指示入力の他に、画像の特殊効果処理の指示入
力、画像の回転の指示入力、及び、画像のトリミングの
指示入力を行える。画像の特殊効果処理としては、具体
的には、画像を左右反転させる左右反転処理、画像を上
下反転させる上下反転処理、フラッシュ撮影により被写
体の人物等の目が赤くなる赤目現象を補正するための赤
目補正処理、画像のシャープネスを調整するシャープネ
ス処理、被写体中の輝点を十字状に散乱させるクロスフ
ィルタ処理、及び、元のカラー画像をモノクロ調あるい
はセピア調の画像に変換するカラー変換処理がある。
【0023】これらの画像補正指示情報の入力を受け付
けるために、図4に示すように、第2表示モードでは、
画像の色補正を行うための色補正ボタン表示40と、左
右反転処理,上下反転処理,赤目補正処理,シャープネ
ス処理及びクロスフィルタ処理の各特殊効果処理を指示
するための特殊効果ボタン表示41と、何れかのカラー
変換処理を指定するためのカラー変換処理ラジオボタン
表示42と、画像の回転角を指定するための回転角指定
ボタン表示43とが表示され、これらの表示をマウス6
cにて操作することで対応する補正項目による補正を指
示できる。更に、前記画像補正指示情報の1つとして画
像のトリミングを指定するために、第2表示モードで
は、プリント枠44がマウス6cのドラッグ操作によっ
て各辺を位置変更可能としてある。この第2表示モード
においても、色補正等において前記補正履歴の画像補正
指示情報が存在するときは、その補正項目が適用されて
いることを示す初期表示がなされる。
【0024】図4に示すモニタ表示がされている状態
で、操作者がマウス6cにて色補正の指示,特殊効果処
理の指示あるいは画像の回転の指示を入力操作すると
(ステップ#19,#20,#21)、拡大表示された
画像についてシミュレート画像の再演算を実行し(ステ
ップ#22)、モニタ画面に再表示する(ステップ#1
8)。一方、操作者が、マウス6cの操作でプリント枠
44を変形させると(ステップ#23)、その操作に追
従する形でプリント枠44を再描画して行く(ステップ
#24)。操作者が上述のような操作を行って、所望通
りの画像が得られたと判断すると、図4に示す「OK」
ボタン表示45を操作することで(ステップ#25)、
図5のステップ#9に戻り、前記第1表示モードに復帰
する。この際、図4に示す「キャンセル」ボタン表示4
6を操作すると(ステップ#25)、前記第2表示モー
ドにおいて操作者が入力操作した全ての指示が無視され
る。
【0025】以上のようにして、前記第1表示モード及
び前記第2表示モードによって、6駒の全てについて操
作者が適切な画像補正指示情報の入力操作を完了して、
図2又は図3のモニタ画面表示における開始ボタン表示
33を操作すると(ステップ#15)、各駒画像につい
て操作者が入力した前記画像補正指示情報を前記識別情
報と対応させた状態で前記補正履歴として記憶し(ステ
ップ#16)、プリントデータ演算部11に前記画像補
正指示情報と共にプリント開始指令を送信し(ステップ
#17)、次の6駒の処理に移行する。このプリント開
始指令を受信したプリントデータ演算部11は、予め設
定された演算条件とコントローラ12から受け取った前
記画像補正指示情報とに基づいてプリント作製のための
画像データすなわち露光用画像データを生成し、露光・
現像装置EPに送信する。以上のように、シミュレート
画像の表示と補正指示の入力とを管理するコントローラ
12は、シミュレート画像をモニタ6aに表示させ且つ
モニタ6aに表示されたシミュレート画像に対して画像
補正指示情報の手動入力を受け付ける画像補正管理部I
Cとして機能する。
【0026】〔露光・現像装置EPの概略構成〕露光・
現像装置EPは、筐体内部に、プリントデータ入力管理
装置DIから受け取った露光用の画像データの画像を印
画紙1上に露光形成する露光ユニット20と、露光ユニ
ット20を制御する露光制御装置21と、露光ユニット
20にて露光された印画紙1を現像処理する現像処理装
置22と、筐体上面に配置された印画紙マガジン8から
引き出された印画紙1を多数の搬送ローラ25等にて現
像処理装置22へ搬送する印画紙搬送系PTとが設けら
れている。露光ユニット20には、PLZT微小光シャ
ッターをライン状に配列した露光ヘッド20aが備えら
れており、PLZT光シャッタ方式を採用している。露
光・現像装置EPの筐体外部には、現像処理装置22に
て現像処理及び乾燥処理された印画紙1をオーダ毎に分
類するためのソータと、現像処理装置22の排出口から
排出された印画紙1をソータ(図示を省略)へ搬送する
コンベア27とが設けられている。更に、印画紙搬送系
PTの搬送経路の途中には、印画紙マガジン8から引き
出された長尺の印画紙1を設定プリントサイズに切断す
るカッタ28が備えられている。
【0027】〔写真プリントの作製動作〕次に、上記構
成の写真プリントシステムDPによる写真プリントの作
製動作を概略的に説明する。操作者が写真フィルムの駒
画像について写真プリントの作製を指示入力したとき
は、主制御装置6は、フィルムスキャナ2に対して写真
フィルムの読み取りを指令し、フィルムスキャナ2から
その写真フィルムの画像データを順次受取って、内蔵さ
れているメモリに記録する。一方、操作者がメモリーカ
ード,MOあるいはCD−R等の記録媒体に記録された
画像データについて写真プリントの作製を指示入力した
ときは、主制御装置6は、外部入出力装置4の該当する
ドライブに画像データの読み取りを指令し、そのドライ
ブから画像データを順次受取って、メモリに記録する。
更に、以前にプリントを作製した顧客から再プリントの
作製依頼を受けたときは、操作者は、前記識別情報に基
づいて画像データ記憶装置3から該当する画像データを
順次読取って、内蔵されているメモリに記憶する。
【0028】主制御装置6は、入力された画像データに
基づいて、上述のようにしてシミュレート画像を求め、
それをモニタ6aに表示する。操作者は、このモニタ6
a上のシミュレート画像を観察して、適宜に前記第2表
示モードに切換えながら、操作卓6bから前記画像補正
指示情報の入力操作を行う。主制御装置6は、入力され
た前記画像補正指示情報を反映して露光用の画像データ
を生成し、露光制御装置21に送る。露光制御装置21
は、印画紙搬送系PTから得られる印画紙1の搬送情報
に基づいて、印画紙1の前端が所定の露光開始位置まで
搬送されて来たことを検知すると、露光ユニット20の
露光処理スピードに対応した速度で露光用画像データを
露光ユニット20へ順次送信する。露光ユニット20
は、受け取った露光用画像データに基づいて露光ヘッド
20aの各光シャッタを作動させて印画紙1にプリント
画像の潜像を形成する。露光ユニット20にて露光処理
された印画紙1は、印画紙搬送系PTにて現像処理装置
22へ搬送されて、各現像処理タンクを順次通過するこ
とにより現像され、現像処理された印画紙1は、更に乾
燥処理された後に排出口からコンベア27上に排出さ
れ、ソータにてオーダー毎にまとめられる。
【0029】〔別実施形態〕以下、本発明の別実施形態
を列記する。 (1)上記実施の形態では、補正指示存在表示CMとし
て、プリント枠30,31,34を利用する場合を例示
しているが、各シミュレート画像に対応して任意の形状
のマークを点滅表示させたり、補正内容を直接文字表示
する等、補正指示存在表示CMの表示形態は種々変更可
能である。 (2)上記実施の形態では、前記補正履歴が存在すれば
前記プリント枠30,31の表示態様を変化させる構成
としているが、前記補正履歴が存在するときに、前記画
像補正指示情報に前記第2表示モードにおいてのみ入力
可能な補正項目が含まれている場合に限ってプリント枠
30,31の表示態様を変化させる構成とし、前記第1
表示モードにおいて入力可能な補正項目(色補正)のみ
が前記画像補正指示情報に含まれるときは、プリント枠
30,31の表示態様を変化させないように構成しても
良い。
【0030】(3)上記実施の形態では、プリント枠3
0,31,34の表示色を、操作者が任意に変更できる
ように構成しているが、前記第1表示モードにおいて、
前記画像補正指示情報の入力操作の対象となっている駒
を明示するために、シミュレート画像を枠で囲むように
構成するときは、その枠の色をも操作者が任意に設定変
更できるように構成しても良い。 (4)上記実施の形態では、PLZT光シャッタ方式の
露光ユニット20を備えて印画紙1上に画像を露光形成
してプリントを作製する場合を例示しているが、いわゆ
るレーザ露光式の画像露光装置にてプリントを作製する
構成としても良いし、更には、インクジェット式のプリ
ント手段にて各種の記録紙に画像を形成する構成として
も良く、プリントを作製するための具体的手段は種々変
更可能である。
【0031】
【発明の効果】上記請求項1記載の構成によれば、比較
的多数駒の小さいシミュレート画像を表示する第1表示
モードと、相対的に大きいシミュレート画像をより少な
い駒数で表示する第2表示モードとを有して、前記第1
表示モードにおいては簡易的に、前記第2表示モードに
おいてはより詳細に画像補正の指示を入力操作できるよ
うに構成されている場合において、一般に標準の表示モ
ードとして使用されて使用頻度の高い前記第1表示モー
ドで、過去のプリント作製に使用された前記画像補正指
示情報が存在することを識別可能な補正指示存在表示を
表示することで、以前のプリント作製時に操作者が入力
した前記画像補正指示情報によって画像補正が実行され
たか否かを直ちに識別できるので、過去に入力された前
記画像補正指示情報の存否の確認が極めて容易となる。
【0032】又、上記請求項2記載の構成によれば、第
1表示モードでは、上述のように比較的多数のシミュレ
ート画像を表示するので、モニタ画面上の表示エリアが
制限されるため、前記補正指示存在表示をシミュレート
画像上に表示させることで、前記補正指示存在表示が表
示エリアの一部を占有してしまうのを回避でき、モニタ
画面上の表示エリアを有効利用できると共に、シミュレ
ート画像上に表示することで操作者に対する視認性を高
くすることができる。又、上記請求項3記載の構成によ
れば、モニタ画面のシミュレート画像上に前記補正指示
存在表示を表示させると、その表示のためにシミュレー
ト画像が遮られる形となるが、前記補正指示存在表示を
前記プリント枠として表示して、その表示態様を変化さ
せて前記画像補正指示情報の存否を表現することで、前
記補正指示存在表示がシミュレート画像の一部を遮る不
都合を解消することができる。
【0033】又、上記請求項4記載の構成によれば、プ
リントサイズを変更する等のプリント作製条件を変更し
た場合では、前記画像補正指示情報の補正項目によって
は、そのまま前記画像補正指示情報を適用するのが適当
でない場合があるが、このような場合に、該当する補正
項目を適用しないこととして処理の合理化を図ると共
に、前記補正指示存在表示の表示態様を変化させて操作
者に対して報知することで、的確な前記画像補正指示情
報の入力を促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる写真プリントシス
テムのブロック構成図
【図2】本発明の実施の形態にかかる第1表示モードで
のモニタ画面表示例
【図3】本発明の実施の形態にかかる第1表示モードで
のモニタ画面表示例
【図4】本発明の実施の形態にかかる第2表示モードで
のモニタ画面表示例
【図5】本発明の実施の形態にかかるフローチャート
【図6】本発明の実施の形態にかかるフローチャート
【符号の説明】
6a モニタ 10 シミュレート演算部 11 プリントデータ演算部 30,31,34 プリント枠 CM 補正指示存在表示 IC 画像補正管理部 IR 画像入力装置
フロントページの続き Fターム(参考) 2C187 AD13 AE01 BF42 BG45 CC08 CC11 CD12 CD18 CD20 CD22 5C053 FA04 FA05 FA06 FA23 LA02 LA03 5C062 AB03 AB20 AB23 AB41 AB42 AC05 AE03 5C082 AA19 AA32 BA20 CB01 CB05 MM09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントを作製する画像の画像データを
    入力するための画像入力装置と、その画像入力装置から
    入力された画像データに基づいて作製したときのプリン
    ト画像を予測したシミュレート画像の画像データを生成
    するシミュレート演算部と、前記シミュレート画像をモ
    ニタに表示させ且つ前記モニタに表示された前記シミュ
    レート画像に対して画像補正指示情報の手動入力を受け
    付ける画像補正管理部と、予め設定された演算条件と前
    記画像補正指示情報とに基づいてプリント作製のための
    画像データを生成するプリントデータ演算部とが設けら
    れ、 前記画像補正管理部は、複数駒の前記シミュレート画像
    をモニタ表示させる第1表示モードと、前記第1表示モ
    ードよりも少ない駒数の画像を前記第1表示モードにお
    ける表示サイズより大きい表示サイズで前記シミュレー
    ト画像を表示する第2表示モードとに切換え可能で、且
    つ、前記第2表示モードにおいて指示入力可能な前記画
    像補正指示情報の補正項目が前記第1表示モードにおい
    て指示入力可能な前記画像補正指示情報の補正項目より
    も多くなるように設定されている画像プリント装置であ
    って、 前記画像補正管理部は、プリント作製が確定した画像デ
    ータについての前記画像補正指示情報とその画像データ
    を識別するための識別情報とを対応付けて記憶するよう
    に構成されると共に、 前記第1表示モードにおいて、前記画像入力装置から入
    力された画像データに基づいて複数の前記シミュレート
    画像を前記モニタに表示する際に、前記識別情報に基づ
    いて、前記シミュレート画像を生成した画像データに対
    応する前記画像補正指示情報を記憶していると判断した
    ときは、前記シミュレート画像と対応付けて、プリント
    作製に使用された前記画像補正指示情報が存在すること
    を識別可能な補正指示存在表示を前記モニタに表示する
    ように構成されている画像プリント装置。
  2. 【請求項2】 前記画像補正管理部は、前記補正指示存
    在表示を、前記モニタにおける前記シミュレート画像の
    表示枠内に表示するように構成されている請求項1記載
    の画像プリント装置。
  3. 【請求項3】 前記画像補正管理部は、前記補正指示存
    在表示を、前記シミュレート画像の表示枠のうちのプリ
    ント作製範囲を示すためのプリント枠にて構成し、前記
    プリント枠の表示態様を変化させることによって前記画
    像補正指示情報の存否を表示するように構成されている
    請求項2記載の画像プリント装置。
  4. 【請求項4】 前記画像補正管理部は、前記画像補正指
    示情報に含まれる補正項目のうち、プリント作製条件が
    変更されることにより補正を適用しない補正項目を設定
    条件に基づいて特定すると共に、 前記画像補正管理部は、前記補正指示存在表示を表示す
    る際に、前記補正を適用しない補正項目の存否によって
    前記補正指示存在表示の表示態様を変化させるように構
    成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像
    プリント装置。
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