JP4139982B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原画像から取得されたデジタル画像データに対して種々の画像処理を行う画像処理部と、この画像処理部で処理された画像データに基づく画像をモニタに表示する画像表示部を備えた画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
写真プリントに代表されるような、原画像の少なくとも一部を記録シートに複写画像として形成する複写プリント分野では、原画像を有するソース、例えば写真フィルムをスキャナによって走査して原画像を光電変換して取得されたデジタル画像データに対して色補正や変倍処理を施した後、サーマルプリンターを用いて熱転写用紙に複写画像を形成したり、光プリントヘッドを用いて印画紙に複写画像を形成したりするものが登場してきている。さらには、原画像を有するソースとして、写真フィルムだけではなく、デジタルカメラによって直接被写体画像を光電変換して得られたデジタル画像データを格納しているスマートメディアなどの記録メディアも扱われ始めている。
【0003】
特に、デジタルカメラの高性能化、低価格化が進み、広く普及されてきたことから、DPショップでは、デジタルカメラで撮影された画像を銀塩写真フィルムにおける同時プリントのように夫々の撮影コマの画像をデジタル光プリントヘッドを用いて印画紙にプリントする処理を行うこと、さらには、デジタルカメラを用いた場合銀塩フィルムを用いるカメラのような現像処理が不要であることから迅速性を要求される証明写真を作製することが重要となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなデジタル画像データを用いたプリント作業では、所望どおりの画質を得るためには、通常モニタに表示されたプレビュを観察しながら、カラーバランス、明るさ、コントラスト、彩度等の補正やシャープネスやぼかし等の特殊効果といった項目の画像処理を必要に応じて施さなければならない。このような画像処理では、必要と思われる画像処理項目を選択して、適当な処理コマンド値を与えることで、それに見合った画像処理の結果がプレビュ画面に表示されるので、このプレビュ画面を確認して、再度必要と思われる画像処理項目を選択して相応な画像処理を行うといった手順が一般的である。
【0005】
しかしながら、このような一連の画像処理作業において、各画像処理項目の順番がその都度ばらばらに行われることが多く、例えば、同じ処理コマンド値を与えたとしても、先にカラーバランス補正を行ってから明るさ補正をするのと、明るさ補正を行ってからカラーバランス補正をするのとでは、最終的な結果が異なることになる。つまり、画像処理項目の順番が異なるとその結果が異なるということになり、仮に、各画像処理項目毎の処理コマンド値を書き留めていても、その処理の順番が異なると最終的に得られる画像も微妙に異なることとなり、画像の再現性に関して重大な問題となる。特に、DPショップなどで、焼き増しプリントのための処理において、画像の再現性が得られない場合、顧客の信頼を失う結果となる。
上記実状に鑑み、本発明の課題は、画像処理項目に対する処理コマンド値の入力順序の違いから生じる最終画像の相違の問題を解決する画像処理装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明による画像処理装置では、原画像から取得されたデジタル画像データに対して種々の画像処理を行う画像処理部と、この画像処理部で処理された画像データに基づく画像をモニタに表示する画像表示部と、前記種々の画像処理の各々に割り当てられ処理コマンド値を入力するための画像処理コマンド入力部を当該画像処理の項目と対応させて前記モニタに表示するユーザインターフェース生成部が備えられるとともに、前記画像処理部は、処理対象となっている画像に対して前記コマンド入力部に入力された処理コマンド値に基づく画像処理を所定の項目順で実行し、前記画像表示部は、前記処理コマンド値の入力が所定期間行われない場合に、前記画像処理部により画像処理された画像を表示する。
【0007】
この構成では、モニタ画面に表示された複数項目の画像処理コマンド入力部に任意の順序で処理コマンド値を入力しても、予め定められた所定の項目の順で該当処理コマンド値に基づく画像処理が行われる。このため、処理コマンド値の入力順序の違いから生じる最終画像の相違といった問題がなくなる。また、処理コマンド値の入力をゆっくり行えば、逐次入力された処理コマンド値に基づく画像処理後の画像をプレビュ画像として確認でき、入力を早く行えば、複数の処理コマンド値に基づく画像処理を施したプレビュ画像を確認することができる。
【0008】
このような構成を実現する好適な実施形態の1つとして、前記画像処理コマンド入力部を通じて入力された複数の画像処理項目の処理コマンド値を一時的に格納するコマンドバッファを備えているとともに、これらの処理コマンド値を前記所定の項目順序に従って並び換えて前記画像処理部に与えることが提案される。この構成では、入力された処理コマンド値を一旦コマンドバッファに格納しておき、その画像処理順序を所定の画像処理項目順序に従って並び換えてから画像処理部に与えるため、画像処理エンジンを何ら改変することなく、処理コマンド値の入力順序の違いは全てコマンドバッファにおいて吸収することになり、処理コマンド値の入力順序の違いから生じる最終画像の相違は解消される。
【0009】
もちろん、そのような画像処理項目順序の最適な順序は、処理すべき原画像の種類や、オペレータの好みによっても異なるということも考えられるので、本発明の好適な実施形態では、前記項目順序が変更可能に構成されている。そのような項目順序の変更は、例えば、コマンドバッファの並べ替え機能が参照する項目順序を書き込んでいる参照テーブルの値を書き換えるセットアッププログラムで簡単に実現することができる。
【0010】
また、複数の画像処理項目の処理コマンド値を連続的に入力する作業を簡単化するために、本発明では、前記ユーザインターフェース生成部は、複数の前記画像処理コマンド入力部前記モニタの画面に同時に表示することも好都合な実施形態である。
【0011】
さらに、処理対象となる原画像によって、必要とされる画像処理項目も異なる場合があり、いくつかの画像処理項目はデフォルト値のままでよいか、全く行う必要がないものがある。このようなケースを想定するならば、前記ユーザインターフェース生成部は、所定の画像処理項目から選択された画像処理項目に割り当てられる処理コマンド値を入力するための画像処理コマンド入力部を表示するように構成することは好都合である。つまり、ユーザインターフェース設定メニュー等で、扱う原画像に合わせて画像処理の対象となる項目を選択ユーザインターフェース生成部が選択された画像処理項目に応じて画像処理コマンド入力部を表示するように構成するならば、画像処理項目の調整設定作業の迅速化、簡単化に寄与することになる。
本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実施例の説明により明らかになるだろう。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明による画像処理装置を搭載した画像形成装置の実施形態の1つとしての投影露光とデジタル露光が両方が可能なプリンタプロセッサの外観斜視図とブロック図がそれぞれ図1と図2に示されている。
【0013】
このプリンタプロセッサでは、画像入力ステーションと感光材料処理ステーションが別体で構成されている。画像入力ステーションは、パネルコンピュータ16のタッチパネル部によって構築された受付部16やフィルムスキャナ3やパネルコンピュータ16の本体部によって構築されている第1コントローラ10Aを備えており、この第2コントローラ10Aにはキーボードやマウスなどからなる操作卓10b、画像や文字を表示させるCRTや液晶ディスプレイによって構成されるモニタ10aが付帯している。パネルコンピュータ16は顧客からのプリント注文を受けて、タッチパネル上に表示されたソフトウエアキーボードを用いながら顧客コードやプリントサイズ、プリント枚数などからなる注文情報を作成する機能だけではなく、原画像としてのCG画像データやデジタルカメラの撮像画像データを格納している各種記憶メディアからデジタル画像データ(以下単に画像データと称する)を取り出す画像入力部16aを備えている。第1コントローラ10Aは画像入力ステーションを構成する各要素の制御や各種機能を実現するとともに、スキャナ3や画像入力部16aから取得されたデジタル画像データ(以後単に画像データと称す)を処理してプリントデータを作成する機能を備えている。
【0014】
感光材料処理ステーションのほうには、プリントサイズに合わせてペーパーカッタ12によってカットされた感光材料の一例である印画紙2に対して画像を焼き付ける露光エリア15と、この露光エリア13で露光された印画紙2を現像する現像処理部6、写真フィルム(以下単にフィルムと称す)1を搬送するフィルム搬送機構8と、印画紙2をペーパーマガジンマガジン11から露光エリア13及び現像処理部6を経て仕上がりプリント(複写画像)として横送りコンベヤ7へ搬送する印画紙搬送機構9と、横送りコンベヤ7から送り込まれる印画紙2をオーダ単位で区分けするソータ14とが備えられ、これらの各要素の制御や各種機能の実現は第2コントローラ10Bによってなされる。この第2コントローラ10Aにも、モニタ10a及び操作卓10bが付帯している。第1コントローラ10Aと第2コントローラ10Bは通信可能に接続されており、例えば、第1コントローラ10Aによって作成されたプリントデータは第2コントローラ10Bに伝送される。
【0015】
前述した露光エリア15には、共通の露光ポイントで印画紙2に複写画像を形成する画像プリント部として、フィルム1のコマ画像を印画紙2に投影して印画紙2に画像を焼き付ける投影露光部4と、フィルムスキャナ3から送られた画像データや画像入力部16aを通じて入力されたデジタル画像データに基づいて制御された光ビームによって印画紙2に画像を焼き付けるデジタル露光部5とが備えられている。
【0016】
印画紙2は、印画紙マガジン11にロール状態で収納されており、印画紙マガジン11には収納されている印画紙2の種類を示す印画紙IDコード11aが取り付けられていおり、印画紙マガジン11が所定位置に装着された際に、この印画紙IDコード11aがIDコードリーダ11bに読み取られ、その読み取り信号がコントローラ10に送られる。
【0017】
印画紙マガジン11から引き出されペーパーカッター12によってプリントサイズにカットされたカット印画紙2の裏面に、各種データを印字するバックプリント部13が露光エリア15の印画紙搬送方向上流側に配置されている。もちろんこのバックプリント部13は露光エリア15の下流側に配置されてもよい。
【0018】
印画紙2に対する比較的短い露光時間と長い現像時間を考慮して、このプリンタープロセッサーの印画紙搬送機構9は、露光エリア15までは1列の印画紙搬送ラインで、現像処理部6からは2列の印画紙搬送ラインを形成している。このため、露光エリア15と現像処理部6との間には、スイッチバック式振り分け装置9aと2列に振り分けられた印画紙2を2列状態で搬送しながら、適切なタイミングで現像処理部6に送り込む中間搬送部9bが備えられている。
【0019】
このスイッチバック式振り分け装置9aは、送られてきた印画紙2を一旦通過させてその印画紙2の後端を挟持し、そのままX(水平方向)−Y(上下方向)移動することで中間搬送部9bが作り出している2列のストレージ可能な印画紙搬送ラインに交互に引き渡される。
【0020】
以下、各構成要素について説明する:
フィルムスキャナ3は、発生させた光ビームの色分布や強度分布を整えてフィルム1を照射する照明光学系3aと、フィルム1からの透過光ビームを光学的に処理する撮像光学系3bと、撮像光学系3bによって導かれた光ビームをスリット画像としての電荷画像に光電変換する光電変換部3cから構成されている。光電変換部3cで取得された原画像としてのフィルム1のコマ画像の各画素信号は所定のビット数(例えば12ビット)のデジタル信号に変換してデジタル画像データとして第1コントローラ10Aへ送られる。
【0021】
露光部の1つである投影露光部4は照明光学系4aと露光光学系4bから構成されており、照明光学系4aは、露光用光源、露光用光路に黄、マゼンタ、シアンの各フィルタが出退することにより露光用光源からの照射光の色バランスを調整する調光フィルタや、調光フィルタにて色バランスを調整した光を均一に混色するミラートンネルなどを備え、露光光学系4bは、焼付対象となるコマ画像からの透過像を印画紙2上に結像する焼付用レンズユニット、シャッタなどを備えている。
【0022】
投影露光部4にフィルムを送るフィルム搬送機構8によって形成されるフィルム搬送ラインには、投影露光における露光条件の設定等に用いられるフィルム画像データを取得するためのたフィルムスキャナ3Aも備えられている。このフィルムスキャナ3Aも実質的には先に説明したフィルムスキャナ3と同様な構成であるが、これによって取得された画像データはフィルム画像の拡大された複写画像形成に直接用いるわけではないので、その画像解像度は低く設定されている。もちろん、前述した、別体のフィルムスキャナ3をこのフィルム搬送ラインに組み込み、フィルムスキャナ3とフィルムスキャナ3Aを統合化してもよい。
【0023】
もう1つの露光部であるデジタル露光部5は、ライン露光型光プリントヘッド5aとこの光プリントヘッド5aを印画紙2の搬送方向である副走査方向に移動させる副走査機構5bから構成されている。この光プリントヘッド5aは、ここでは蛍光体発光方式を用いており、赤色露光を行う真空蛍光素子で構成された赤色プリントヘッドと緑色露光を行う真空蛍光素子で構成された緑色プリントヘッドと青色露光を行う真空蛍光素子で構成された青色プリントヘッドからなる。各色のプリントヘッドの真空蛍光素子は印画紙2の幅に対応する長さをもつように主走査方向(印画紙2の幅方向)にリニアアレイ化されている。光プリントヘッド5aとしては、蛍光体発光方式以外に液晶シャッター方式、PLZTシャッター方式、FOCRT方式、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)方式などが知られており、設計時に露光仕様に応じて選択することができる。副走査機構5bは、光プリントヘッド5aを支持する移動台車や、この移動台車を移動させる移動機構などを備えている。光プリントヘッド5aはコントローラ5と接続されており、コントローラ5による各真空蛍光素子の点灯制御及び副走査機構5bを介して光プリントヘッド5aを副走査方向に移動させることにより画像データや文字データが印画紙2にカラー露光される。
【0024】
第1コントローラ10Aや第2コントローラ10Bは、CPU、ROM、RAM、I/Oインタフェース回路などからなるマイクロコンピュータシステムを中核部材として構成され、このプリンタプロセッサに必要な各種機能をハードウエア又はソフトウエア或いはその両方で実現させている。それぞれのコントローラ10A、10Bには、フィルム搬送制御部、スキャナ制御部、印画紙搬送制御部といった各種部材の動作制御を行う機能が構築されているとともに、デジタル露光部5によって印画紙2に複写画像を形成するために用いられ画像データの各種処理を行う機能も構築されている。
【0025】
特に本発明による写真画像のためのフルデジタル露光システムに関連するとともに第1コントローラ10Aに構築される主な機能要素としては、図3に示すように、画像入力部16aやフィルムスキャナ3を通じて送り込まれてきた複数の写真コマの画像データを一時的に格納する第1メモリ21、第1メモリ21に格納された画像データから処理対象となる写真コマの画像データを切り出して格納する第2メモリ22、第2メモリ22に展開された原画像としての画像データの解像度をさげることによって得られたプレビュ用画像データを格納するプレビュメモリ23、第2メモリ22やプレビュメモリ23に展開された画像データに対して色調補正やシャープネスなど各種項目の画像処理を施す画像処理部24、種々の画像処理項目毎に割り当てられモニタ10aに表示される複数の画像処理コマンド入力部を管理するユーザインターフェース生成部25と、画像処理部24によって行われる一連の画像処理を表す各種画像処理パラメータからなる履歴ファイルを生成・管理する履歴ファイル管理部26、プレビュメモリ23に格納されている画像処理された画像データやユーザインターフェース生成部25によって生成された画像処理コマンド入力部画面データのイメージ及びその他の表示アイテムのイメージをビデオメモリ28aに取り込むともにこの表示イメージをビデオコントローラ28bによってビデオ信号に変換してモニター10aに送る画像表示部28、前記コマンド入力部の1つに画像処理コマンドが入力されてから所定時間内に新たな画像処理コマンドが入力されない場合前記画像処理部24による前記プレビュ用画像データに対する画像処理をトリガーする画像処理トリガー部27、第2メモリ22に格納され画像処理部24によって処理される前の原画像を示す原画像データとこの原画像データに適用された画像処理を表す履歴ファイルを組み合わせるフォーマッター部29、このフォーマッター部26で組み合わされたデータセットにこのデータセットを特定するIDコードを割り当ててこのデータセットを検索・抽出可能なように格納するデータ格納部31、履歴ファイル管理部26から得られる画像処理手順に基づいて第2メモリに格納された画像データに対して画像処理することにより得られた最終的な画像データをプリントデータとして一時的に格納するプリントデータバッファ30が挙げられる。なお、プレビュメモリ23ではプレビュ用原画データと順次画像処理されていく画像データとを記憶するエリアが区画されている。
【0026】
第2コントローラに構築される主な機能要素としては、プリントデータバッファ30から伝送されてきたプリントデータに基づいて光プリントヘッド5aを制御するための駆動信号を生成するプリント制御部41、必要なデータ等を対応する印画紙2の裏面に印字するようにバックプリント部13を制御するバックプリント制御部42が挙げられる。
【0027】
ユーザインターフェース生成部25は、一例として図4のモニタ画面60の左側に示されている画像処理コマンド入力部61を生成する。ここでは、画像処理コマンド入力部61として、7つの画像処理項目、つまり「Y濃度」、「M濃度」「C濃度」、「明るさ」、「コントラスト」、「鮮やかさ」、「シャープ」のための処理コマンド値を入力する「+スイッチ」61a、「−スイッチ」61bが表示されると共に、「数値ウインドウ」61cが表示されている。このようにモニタ画面60に表示される画像処理項目は項目選択部25aによって管理されており、セットアッププログラムを起動することにより、例えば、項目「シャープ」が必要ない場合この項目を表示から外したり、また項目「レベル補正」が要求される場合この項目を追加表示したりすることが簡単にできる。
【0028】
図4のモニタ画面60の右側に区画されているプレビュウインドウ62にはプレビュメモリ23に格納されたプレビュ用画像データに基づいた画像が表示され、プレビュ用画像データが変更されると、プレビュウインドウ62の画像も新しく書き直される。図番63は「セット」ボタンであり、このボタンを押すと画像処理コマンド入力作業において入力された処理コマンド値を有効とした上でこの画像処理コマンド入力作業が完了する。図番64は「戻り」ボタンであり、このボタンを押すと画像処理コマンド入力作業において入力された処理コマンド値を無効とした上でこの画像処理コマンド入力作業が完了する。
【0029】
実際の画像処理コマンド入力作業の一例を図5のフローチャートを用いて説明する。
まず、「セット」ボタン63や「戻り」ボタン64は押されないので、ステップ#10とステップ#20はNo分岐する。さらに、まだ、画像処理コマンド入力部61のいずれの項目も入力されていないので、画像処理トリガー部27のタイマーはリセット状態となっており、ステップ#30もNo分岐する。
【0030】
この画像処理コマンド入力作業において、例えば「Y濃度」の「+スイッチ」61aを1度操作した場合には「Y濃度」に対応した「数値ウインドウ」61cの値が1だけ増大するとともに、ステップ#40でYes分岐し、この処理コマンド値はコマンドチェック部25bで認識され(#50)、その項目別処理コマンド値はコマンドバッファ25cに一時的に格納される(#60)。画像処理トリガー部27はコマンドチェック部25bで認識された処理コマンドを与えられると、テーブルに格納されている各画像処理項目毎の待機時間から該当する待機時間をセットして(#70)、内部タイマーをスタートさせる(#80)。なお、この各画像処理後との待機時間はセットアッププログラムを起動することにより、操作卓10bを通じて変更自在である。
【0031】
セットされた所定待機時間内に新たな処理コマンドが入力されると、ステップ40でYes分岐して、新たに認識された画像処理項目のための待機時間をセットして、再び画像処理トリガー部27の内部タイマーをスタートさせる。
【0032】
セットされた待機時間内に新たな処理コマンドが入力されなかった場合、ステップ#30でYes分岐し、画像処理トリガー部27の内部タイマーがリセットされる(#31)。続いて、画像処理トリガー部27によって処理コマンド値を画像処理部24に送り出すトリガー信号がユーザインターフェース生成部25に与えられた際にコマンドバッファ25cに複数の画像処理項目の処理コマンド値が格納されている場合、コマンドバッファ25cと連係して連係している参照テーブルTAに書き込まれた各画像処理項目の並び換え優先度を参照してその処理コマンド値が並び換えられてから(#32)、画像処理部24に送られ(#33)、先に並び換えられた順で各画像処理項目の画像処理が行われる。コマンドバッファ25cの記憶内容はそのまま保持され、同一の画像に対してさらに処理コマンド値を入力したときは、入力した処理コマンド値の内容で書き換えられる。
【0033】
この実施の形態では、図4に示された上から下に並んだ7つの処理項目の順序が並び換えられる順番でもあるので、待機時間内を過ぎることなく、連続して、「鮮やかさ」、「M濃度」、「明るさ」の各コマンド入力部61に処理コマンド値を設定されたとしても、並び換え処理により、画像処理部24には「M濃度」、「明るさ」、「鮮やかさ」の順で処理コマンド値が渡されるので、画像処理部24はこの順番でプレビュメモリ23に格納されたプレビュ用原画データエリアから同じプレビュメモリ23の画像処理用エリアに転送された画像データを処理する。なお、もし、モニタ画面60に表示される画像処理項目には選択されていないが、デフォルト値で処理される画像処理項目があれば、この画像処理も同時に行われる。この画像処理により、プレビュメモリ23に格納されたプレビュ用画像データが変更されると、図4のモニタ画面60の右側に区画されているプレビュウインドウ62の画像も新しく書き直され(#35)、新たな入力に備える。
【0034】
もし、「戻り」ボタン64が押されると、これまで入力された処理コマンド値を無効にする無効処理が行われ(#11)、この画像処理コマンド入力ルーチンから出る。この無効処理では、コマンドバッファ25cを空にするとともに、今回の一連の画像処理コマンド入力作業において履歴ファイル管理部26に格納された履歴ファイルがあれば削除される。「セット」ボタン63が押されると、その時点でコマンドバッファ25cに格納されている処理コマンドを最終的な画像処理の処理コマンド値とする有効処理が行われ(#21)、この画像処理コマンド入力ルーチンから出る。この有効処理では、コマンドバッファ25cに格納されている各項目の処理コマンド値を前述したように並び換えたのち、これを履歴ファイル管理部26に送り出す。履歴ファイル管理部26では、受け取った処理コマンド値から画像処理のための履歴ファイルを生成し、画像処理部24はこの履歴ファイルに基づいて第2メモリ22に格納されている原画像を表す画像データに対して前述した画像処理項目の処理順番で画像処理を行う。
【0035】
次に、このプリントプロセッサーを用いて、DPショップのオペレータが、デジタルカメラを用いて証明写真を作製する作業手順を、画像データと画像処理コマンドの流れを中心として説明する。
【0036】
デジタルカメラによって顧客を撮影した記憶媒体を画像入力部10cに投入されることにより、原画像としての撮影画像を表す画像データは第1メモリ21に転送される。まず、最初の処理対象となる撮影画像に対応する画像データが切り出され第2メモリ22に格納される。さらに第2メモリ22に格納された画像データの解像度を下げることで得られたプレビュ画像データがプレビュメモリ23に展開される。プレビュ画像データと、ユーザインターフェース生成部25から送られてきた画像処理コマンド入力用の画面データがビデオメモリ28aに転送されることで、この段階でモニタ10bの画面60には図4で示すような画像処理コマンド入力画面が表示される。なお、実際には、図4で示す色補正などを中心とした画像処理コマンド入力画面の前にトリミングを行うトリミング設定画面などが表示され、トリミング処理がなされるが、ここではその説明は割愛する。
【0037】
オペレータが操作卓10bに付随するマウス等のポインティングデバイスを使ったり、直接指をタッチパネルに触れていくことで、先ほど述べたような、希望する画像処理項目に処理コマンド値を入力していく。この入力のタイミングは画像処理トリガー部27によってチェックされており、ゆっくりと入力作業をすれば入力された処理コマンド値はコマンドバッファ25cから1つずつ画像処理部24に送られ、あるいは、手早く入力作業をすれば入力された処理コマンド値はまとめて、並び換え優先度を書き込んでいる参照テーブルTAから得られた優先度に基づいた順番でコマンドバッファ25cから画像処理部24に送られ、プレビュ画像データに対する画像処理が行われる。この画像処理が施されたプレビュ画像データはビデオメモリ28aに送られので、プレビュウインドウ62の表示画像も更新される。なお、このコマンドバッファ25cが有する並び換え機能とリンクした参照テーブルTAの各画像処理項目の並び換え優先度は、セットアッププログラムによって書き換えることができる。
【0038】
画像処理コマンド入力作業が完了すると、コマンドバッファ25cから最終的なコマンド値が履歴ファイル管理部26に送られ、最終的の決定された画像処理を表す画像処理履歴ファイルに書き換えられ、格納される。画像処理コマンド入力作業が完了すると、最終的なプリント作業に用いられる画像データを作成するため、画像処理部24は履歴ファイル管理部26にアクセスし、該当する履歴ファイルを参照して第2メモリ22に格納されている原画像を表す画像データに対して画像処理を行う。この画像処理によって得られた画像データはプリントデータバッファ30に一時的に格納され、デジタルプリント制御部41の要求によりデジタルプリント制御部41に転送された後、光プリントヘッド5aを制御するための駆動信号に変換される。
【0039】
これと同時に、フォーマッター部29は、第2メモリ22に格納されていた画像処理前の原画像を表す画像データと、履歴ファイル管理部26に管理されている当該履歴ファイルを取り込み、適当なIDコードによってこれらをリンクした形でフォーマット化する。IDコードの生成に関して、注文伝票番号や顧客番号を参照しながら操作卓10bを通じて入力されたコードをIDコードとして用いてもよいし、内部的に生成されるコードを用いてもい。フォーマット化された画像データと履歴ファイルは再プリントファイルとして、データ格納部31に格納される。
【0040】
仕上がった証明写真のプリントを見て、画質に満足できない場合、データ格納部31から再プリントファイルをフォーマッター部29に転送し、そこから画像データを第2メモリ22に展開し、履歴ファイルを履歴ファイル管理部26に戻すことにより、最初の図4で示すような画像処理コマンド入力画面が表示される。その際、前回施された画像処理をそのまま残すか、つまり付随している履歴ファイルを利用するか、あるいは、前回施された画像処理を取りやめて新たな画像処理を施すか、つまり付随している履歴ファイルを消去するかは、任意に選択できる。
【0041】
満足できる証明写真が得られた場合、最終的な再プリントファイルを顧客に渡す場合これを適当なリムーバブル記憶メディアに書き込んで手渡し、再プリントが必要な時に持参してもらう。これにより、後日生じた焼き増し時には、再プリントファイルに含まれている画像データと履歴ファイルを用いて最初のプリントと同じ品質状態の焼き増しプリントが得られる。
【0042】
上記実施の形態では履歴ファイルを格納するデータ格納部31が備えられていたが、このような一定期間履歴ファイルを格納する記憶メディアが備えられていないケースや、或いは記憶容量の関係で短期間で履歴ファイルを消去しなければならないケースを考慮するならば、履歴ファイルに該当する各画像処理項目の最終的な処理コマンド値を図7に示すように、原画像の複写画像を形成した写真プリントである印画紙2の裏面にバックプリント部13によって印字することが提案される。これにより、バックプリントされた処理コマンド値を見ながら、モニタ画面に表示された画像処理入力部を通じて1つずつ、その順序を考慮するとこなく、入力することにより、前回と同じ画像を得ることができる。
【0043】
また、上記実施形態では、画像処理コマンド入力部はソフトウエア的に構成されていたが、もちろん、キーボードの特定キーを割り当てたり、特別の画像処理用キーセットを準備するといったようなハードウエア的に構成するやり方も本発明の枠内に入るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像処理装置を採用したプリンタプロセッサの1つの実施形態を示す外観図
【図2】図1によるプリンタプロセッサのブロック図
【図3】コントローラ内に構築される機能要素を示す機能ブロック図
【図4】画像処理コマンド入力画面を示す模式図
【図5】画像処理コマンド入力作業を示すフローチャート
【図6】証明写真を作製する作業手順を、画像データと画像処理コマンド値の流れを中心に説明する模式図
【図7】写真プリントの裏面にバックプリントされた処理コマンド値を示す図
【符号の説明】
1 写真フィルム
2 印画紙
4 投影露光部
5 デジタル露光部
5a 光プリントヘッド
10A 第1コントローラ
10B 第2コントローラ
10a モニタ
10b 操作卓
21 第1メモリ
22 第2メモリ
23 プレビュメモリ
24 画像処理部
25 ユーザインターフェース生成部
25a 項目選択部25a
25b コマンドチェック部
25c コマンドバッファ
26 履歴ファイル管理部
27 画像処理トリガー部
29 フォーマッター部
30 プリントデータバッファ
31 データ格納部
41 デジタルプリント制御部
TA 参照テーブル

Claims (5)

  1. 原画像から取得されたデジタル画像データに対して種々の画像処理を行う画像処理部と、この画像処理部で処理された画像データに基づく画像をモニタに表示する画像表示部を備えた画像処理装置において、
    前記種々の画像処理の各々に割り当てられ処理コマンド値を入力するための画像処理コマンド入力部を当該画像処理の項目と対応させて前記モニタに表示するユーザインターフェース生成部が備えられるとともに、
    前記画像処理部は、処理対象となっている画像に対して前記コマンド入力部に入力された処理コマンド値に基づく画像処理を所定の項目順で実行し、
    前記画像表示部は、前記処理コマンド値の入力が所定期間行われない場合に、前記画像処理部により画像処理された画像を表示することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像処理コマンド入力部を通じて入力された複数の画像処理項目の処理コマンド値を一時的に格納するコマンドバッファを備えているとともに、これらの処理コマンド値を前記所定の項目順序に従って並び換えて前記画像処理部に与えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記項目順序が変更可能であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記ユーザインターフェース生成部は、複数の前記画像処理コマンド入力部前記モニタの画面に同時に表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記ユーザインターフェース生成部は、所定の画像処理項目から選択された画像処理項目に割り当てられる処理コマンド値を入力するための画像処理コマンド入力部を表示することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
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