JP2001154291A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JP2001154291A JP2001154291A JP33959999A JP33959999A JP2001154291A JP 2001154291 A JP2001154291 A JP 2001154291A JP 33959999 A JP33959999 A JP 33959999A JP 33959999 A JP33959999 A JP 33959999A JP 2001154291 A JP2001154291 A JP 2001154291A
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- Japan
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- Projection-Type Copiers In General (AREA)
- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】非熟練者にも熟練者にも適合した画像処理項目
の調整設定作業を可能にする入力インターフェースを備
えた画像処理装置を提供する。 【解決手段】原画像から取得されたデジタル画像データ
に対して種々の画像処理を行う画像処理部24と、この
画像処理部で処理された画像データに基づく画像をモニ
タ10aに表示する画像表示部28と、前記種々の画像
処理毎に割り当てられた画像処理コマンド入力部と、前
記コマンド入力部の1つに画像処理コマンドが入力され
てから所定時間内に新たな画像処理コマンドが入力され
ない場合前記画像処理部による前記画像データに対する
画像処理をトリガーする画像処理トリガー部27とを備
えている画像処理装置。
の調整設定作業を可能にする入力インターフェースを備
えた画像処理装置を提供する。 【解決手段】原画像から取得されたデジタル画像データ
に対して種々の画像処理を行う画像処理部24と、この
画像処理部で処理された画像データに基づく画像をモニ
タ10aに表示する画像表示部28と、前記種々の画像
処理毎に割り当てられた画像処理コマンド入力部と、前
記コマンド入力部の1つに画像処理コマンドが入力され
てから所定時間内に新たな画像処理コマンドが入力され
ない場合前記画像処理部による前記画像データに対する
画像処理をトリガーする画像処理トリガー部27とを備
えている画像処理装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原画像から取得さ
れたデジタル画像データに対して種々の画像処理を行う
画像処理部と、この画像処理部で処理された画像データ
に基づく画像をモニタに表示する画像表示部を備えた画
像処理装置に関する。
れたデジタル画像データに対して種々の画像処理を行う
画像処理部と、この画像処理部で処理された画像データ
に基づく画像をモニタに表示する画像表示部を備えた画
像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】写真プリントに代表されるような、原画
像の少なくとも一部を記録シートに複写画像として形成
する複写プリント分野では、原画像を有するソース、例
えば写真フィルムをスキャナによって走査して原画像を
光電変換して取得されたデジタル画像データに対して色
補正や変倍処理を施した後、サーマルプリンターを用い
て熱転写用紙に複写画像を形成したり、光プリントヘッ
ドを用いて印画紙に複写画像を形成したりするものが登
場してきている。さらには、原画像を有するソースとし
て、写真フィルムだけではなく、デジタルカメラによっ
て直接被写体画像を光電変換して得られたデジタル画像
データを格納しているスマートメディアなどの記録メデ
ィアも扱われ始めている。
像の少なくとも一部を記録シートに複写画像として形成
する複写プリント分野では、原画像を有するソース、例
えば写真フィルムをスキャナによって走査して原画像を
光電変換して取得されたデジタル画像データに対して色
補正や変倍処理を施した後、サーマルプリンターを用い
て熱転写用紙に複写画像を形成したり、光プリントヘッ
ドを用いて印画紙に複写画像を形成したりするものが登
場してきている。さらには、原画像を有するソースとし
て、写真フィルムだけではなく、デジタルカメラによっ
て直接被写体画像を光電変換して得られたデジタル画像
データを格納しているスマートメディアなどの記録メデ
ィアも扱われ始めている。
【0003】特に、デジタルカメラの高性能化、低価格
化が進み、広く普及されてきたことから、DPショップ
では、デジタルカメラで撮影された画像を銀塩写真フィ
ルムにおける同時プリントのように夫々の撮影コマの画
像をデジタル光プリントヘッドを用いて印画紙にプリン
トする処理を行うこと、さらには、デジタルカメラを用
いた場合銀塩フィルムを用いるカメラのような現像処理
が不要であることから迅速性を要求される証明写真を作
製することが重要となっている。
化が進み、広く普及されてきたことから、DPショップ
では、デジタルカメラで撮影された画像を銀塩写真フィ
ルムにおける同時プリントのように夫々の撮影コマの画
像をデジタル光プリントヘッドを用いて印画紙にプリン
トする処理を行うこと、さらには、デジタルカメラを用
いた場合銀塩フィルムを用いるカメラのような現像処理
が不要であることから迅速性を要求される証明写真を作
製することが重要となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなデジタル画
像データを用いたプリント作業では、所望どおりの画質
を得るためには、通常モニタに表示されたプレビュを観
察しながら、カラーバランス、明るさ、コントラスト、
彩度等の補正やシャープネスやぼかし等の特殊効果とい
った各種の画像処理を必要に応じて施さなければならな
い。このような各種画像処理は、高度に経験的な能力を
オペレータに要求するものであり、オペレータの熟練度
に応じてその画像処理作業の手順や作業速度は大きくこ
となる。
像データを用いたプリント作業では、所望どおりの画質
を得るためには、通常モニタに表示されたプレビュを観
察しながら、カラーバランス、明るさ、コントラスト、
彩度等の補正やシャープネスやぼかし等の特殊効果とい
った各種の画像処理を必要に応じて施さなければならな
い。このような各種画像処理は、高度に経験的な能力を
オペレータに要求するものであり、オペレータの熟練度
に応じてその画像処理作業の手順や作業速度は大きくこ
となる。
【0005】例えば、非熟練者では、カラーバランスを
調整するため赤(又はシアン)の調節を行い、その調整
に基づく結果としてのプレビュを確認した後、次に緑
(又はマゼンタ)の調整を行うといったように、必要と
なった各主画像処理項目の調整設定を1つずつプレビュ
を確認しながら進めていくことになり、従来の画像処理
装置ではそのような作業手順に適応するように構成され
ている。
調整するため赤(又はシアン)の調節を行い、その調整
に基づく結果としてのプレビュを確認した後、次に緑
(又はマゼンタ)の調整を行うといったように、必要と
なった各主画像処理項目の調整設定を1つずつプレビュ
を確認しながら進めていくことになり、従来の画像処理
装置ではそのような作業手順に適応するように構成され
ている。
【0006】しかしながら、熟練者になれば、経験的に
特定の画像処理項目の関係を理解しているので、一度に
複数の画像処理項目を調整設定する能力をもってくる
が、前述した従来の画像処理装置は各主画像処理項目の
調整設定毎に実際の画像処理を行うので、そのような熟
練者にとってはまどろっこしい操作となり、都合のよい
ものではない。しかし、もし熟練者に適するような複数
の画像処理項目の調整設定を完了してから実際の画像処
理を行うようにすると、非熟練者にとって、画像処理項
目毎にプレビュを確認することができず、補正された画
像に各画像処理項目がどのような影響を及ぼしたのかが
分からなくなってしまうので、再現性の高い画像処理作
業を行うことが困難となる。上記実状に鑑み、本発明の
課題は、非熟練者にも熟練者にも適合した画像処理項目
の調整設定作業を可能にする入力インターフェースを備
えた画像処理装置を提供することである。
特定の画像処理項目の関係を理解しているので、一度に
複数の画像処理項目を調整設定する能力をもってくる
が、前述した従来の画像処理装置は各主画像処理項目の
調整設定毎に実際の画像処理を行うので、そのような熟
練者にとってはまどろっこしい操作となり、都合のよい
ものではない。しかし、もし熟練者に適するような複数
の画像処理項目の調整設定を完了してから実際の画像処
理を行うようにすると、非熟練者にとって、画像処理項
目毎にプレビュを確認することができず、補正された画
像に各画像処理項目がどのような影響を及ぼしたのかが
分からなくなってしまうので、再現性の高い画像処理作
業を行うことが困難となる。上記実状に鑑み、本発明の
課題は、非熟練者にも熟練者にも適合した画像処理項目
の調整設定作業を可能にする入力インターフェースを備
えた画像処理装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明による画像処理装置では、原画像から取得さ
れたデジタル画像データに対して種々の画像処理を行う
画像処理部と、この画像処理部で処理された画像データ
に基づく画像をモニタに表示する画像表示部と、前記種
々の画像処理毎に割り当てられた画像処理コマンド入力
部と、前記コマンド入力部の1つに画像処理コマンドが
入力されてから所定時間内に新たな画像処理コマンドが
入力されない場合前記画像処理部による前記画像データ
に対する画像処理をトリガーする画像処理トリガー部と
を備えている。
め、本発明による画像処理装置では、原画像から取得さ
れたデジタル画像データに対して種々の画像処理を行う
画像処理部と、この画像処理部で処理された画像データ
に基づく画像をモニタに表示する画像表示部と、前記種
々の画像処理毎に割り当てられた画像処理コマンド入力
部と、前記コマンド入力部の1つに画像処理コマンドが
入力されてから所定時間内に新たな画像処理コマンドが
入力されない場合前記画像処理部による前記画像データ
に対する画像処理をトリガーする画像処理トリガー部と
を備えている。
【0008】この構成では、1つの画像処理コマンド入
力部を用いて所望のコマンド値を入力した後、例えば2
秒間、新たな画像処理のためのコマンド値が入力されな
ければ、自動的にその時に与えられている画像処理コマ
ンド値に基づいて処理対象となる画像データが画像処理
され、その結果がモニタに表示される。操作オペレータ
が非熟練者の場合、ためらいがちに画像処理コマンド値
の入力を行うことになるので、1つのコマンド値を入力
してから次のコマンド値の入力までは長い時間を必要と
する。このため、結果的には、1つの画像処理項目のた
めのコマンド値を入力する毎に画像処理がトリガーさ
れ、補正された画像がモニタに表示されることになる。
つまり、必要とされる各種画像処理項目の調整設定を1
つずつ画面で確認しながら画像補正作業が進められてい
くことになる。これに対して、操作オペレータが熟練者
の場合、調整設定しなければならない複数の画像処理項
目を把握することができるので、そのような画像処理項
目のコマンド値を素早く入力する。このため、これらの
複数の画像処理項目のコマンド値の入力後に初めて画像
処理がトリガーされ、補正された画像がモニタに表示さ
れることになるので、画像処理による待ち時間でコマン
ド入力作業がとぎれるといったことはない。以上述べた
ように、本発明による画像処理装置では、非熟練者にも
熟練者にも適合した画像処理項目の調整設定作業を可能
にしている。
力部を用いて所望のコマンド値を入力した後、例えば2
秒間、新たな画像処理のためのコマンド値が入力されな
ければ、自動的にその時に与えられている画像処理コマ
ンド値に基づいて処理対象となる画像データが画像処理
され、その結果がモニタに表示される。操作オペレータ
が非熟練者の場合、ためらいがちに画像処理コマンド値
の入力を行うことになるので、1つのコマンド値を入力
してから次のコマンド値の入力までは長い時間を必要と
する。このため、結果的には、1つの画像処理項目のた
めのコマンド値を入力する毎に画像処理がトリガーさ
れ、補正された画像がモニタに表示されることになる。
つまり、必要とされる各種画像処理項目の調整設定を1
つずつ画面で確認しながら画像補正作業が進められてい
くことになる。これに対して、操作オペレータが熟練者
の場合、調整設定しなければならない複数の画像処理項
目を把握することができるので、そのような画像処理項
目のコマンド値を素早く入力する。このため、これらの
複数の画像処理項目のコマンド値の入力後に初めて画像
処理がトリガーされ、補正された画像がモニタに表示さ
れることになるので、画像処理による待ち時間でコマン
ド入力作業がとぎれるといったことはない。以上述べた
ように、本発明による画像処理装置では、非熟練者にも
熟練者にも適合した画像処理項目の調整設定作業を可能
にしている。
【0009】もちろん、一般にこのような画像処理装置
を担当するオペレータは複数人であり、また非熟練者、
熟練者といっても、その熟練度にはばらつきがあるの
で、本発明の好適な実施形態では、前述した画像処理の
トリガーまでの所定時間が調整可能に構成されており、
オペレータの熟練度のばらつきを考慮して最適な所定時
間を選ぶことができる。また、画像処理項目によって
は、画像を確認しながらその度合いを決定するのが好ま
しいものがあり、そのような画像処理項目に対しては、
非常に短い所定時間を選び、結果としてコマンド値を入
力するとすぐに画像処理がトリガーされるようにした
り、逆にあまり画像を確認する必要のないものには長い
所定時間を選ぶことで、画像処理のトリガーを引き起こ
すことなく次の画像処理項目のコマンド値入力作業に入
れるようすることも好都合である。このため、本発明の
別な実施形態では、前記画像処理コマンド入力部毎に異
なる所定時間が設定可能なように構成されている。
を担当するオペレータは複数人であり、また非熟練者、
熟練者といっても、その熟練度にはばらつきがあるの
で、本発明の好適な実施形態では、前述した画像処理の
トリガーまでの所定時間が調整可能に構成されており、
オペレータの熟練度のばらつきを考慮して最適な所定時
間を選ぶことができる。また、画像処理項目によって
は、画像を確認しながらその度合いを決定するのが好ま
しいものがあり、そのような画像処理項目に対しては、
非常に短い所定時間を選び、結果としてコマンド値を入
力するとすぐに画像処理がトリガーされるようにした
り、逆にあまり画像を確認する必要のないものには長い
所定時間を選ぶことで、画像処理のトリガーを引き起こ
すことなく次の画像処理項目のコマンド値入力作業に入
れるようすることも好都合である。このため、本発明の
別な実施形態では、前記画像処理コマンド入力部毎に異
なる所定時間が設定可能なように構成されている。
【0010】複数の画像処理項目のコマンド値を連続的
に入力する作業を簡単化するために、本発明では、前記
画像処理コマンド入力部のための複数の操作案内標識を
前記モニタの同一画面上に表示させることも提案されて
いる。さらに、処理対象となる原画像によって、必要と
される画像処理項目も異なる場合があり、いくつかの画
像処理項目はデフォルト値のままでよいか、全く行う必
要がないものがある。このようなケースを想定するなら
ば、前記モニタに表示される画像処理コマンド入力部を
選択的に決定することができるように構成することは好
都合である。つまり、ユーザインターフェース設定メニ
ュー等で、扱う原画像に合わせて画像処理の対象となる
項目を選択することで、モニタ画面に表示される画像処
理コマンド入力部が決定されるように構成するならば、
画像処理項目の調整設定作業の迅速化、簡単化に寄与す
ることになる。本発明によるその他の特徴及び利点は、
以下図面を用いた実施例の説明により明らかになるだろ
う。
に入力する作業を簡単化するために、本発明では、前記
画像処理コマンド入力部のための複数の操作案内標識を
前記モニタの同一画面上に表示させることも提案されて
いる。さらに、処理対象となる原画像によって、必要と
される画像処理項目も異なる場合があり、いくつかの画
像処理項目はデフォルト値のままでよいか、全く行う必
要がないものがある。このようなケースを想定するなら
ば、前記モニタに表示される画像処理コマンド入力部を
選択的に決定することができるように構成することは好
都合である。つまり、ユーザインターフェース設定メニ
ュー等で、扱う原画像に合わせて画像処理の対象となる
項目を選択することで、モニタ画面に表示される画像処
理コマンド入力部が決定されるように構成するならば、
画像処理項目の調整設定作業の迅速化、簡単化に寄与す
ることになる。本発明によるその他の特徴及び利点は、
以下図面を用いた実施例の説明により明らかになるだろ
う。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明による画像処理装置を搭載
した画像形成装置の実施形態の1つとしての投影露光と
デジタル露光が両方が可能なプリンタプロセッサの外観
斜視図とブロック図がそれぞれ図1と図2に示されてい
る。
した画像形成装置の実施形態の1つとしての投影露光と
デジタル露光が両方が可能なプリンタプロセッサの外観
斜視図とブロック図がそれぞれ図1と図2に示されてい
る。
【0012】このプリンタプロセッサでは、画像入力ス
テーションと感光材料処理ステーションが別体で構成さ
れている。画像入力ステーションは、パネルコンピュー
タ16のタッチパネル部によって構築された受付部16
やフィルムスキャナ3やパネルコンピュータ16の本体
部によって構築されている第1コントローラ10Aを備
えており、この第2コントローラ10Aにはキーボード
やマウスなどからなる操作卓10b、画像や文字を表示
させるCRTや液晶ディスプレイによって構成されるモ
ニタ10aが付帯している。パネルコンピュータ16は
顧客からのプリント注文を受けて、タッチパネル上に表
示されたソフトウエアキーボードを用いながら顧客コー
ドやプリントサイズ、プリント枚数などからなる注文情
報を作成する機能だけではなく、原画像としてのCG画
像データやデジタルカメラの撮像画像データを格納して
いる各種記憶メディアからデジタル画像データ(以下単
に画像データと称する)を取り出す画像入力部16aを
備えている。第1コントローラ10Aは画像入力ステー
ションを構成する各要素の制御や各種機能を実現すると
ともに、スキャナ3や画像入力部16aから取得された
デジタル画像データ(以後単に画像データと称す)を処
理してプリントデータを作成する機能を備えている。
テーションと感光材料処理ステーションが別体で構成さ
れている。画像入力ステーションは、パネルコンピュー
タ16のタッチパネル部によって構築された受付部16
やフィルムスキャナ3やパネルコンピュータ16の本体
部によって構築されている第1コントローラ10Aを備
えており、この第2コントローラ10Aにはキーボード
やマウスなどからなる操作卓10b、画像や文字を表示
させるCRTや液晶ディスプレイによって構成されるモ
ニタ10aが付帯している。パネルコンピュータ16は
顧客からのプリント注文を受けて、タッチパネル上に表
示されたソフトウエアキーボードを用いながら顧客コー
ドやプリントサイズ、プリント枚数などからなる注文情
報を作成する機能だけではなく、原画像としてのCG画
像データやデジタルカメラの撮像画像データを格納して
いる各種記憶メディアからデジタル画像データ(以下単
に画像データと称する)を取り出す画像入力部16aを
備えている。第1コントローラ10Aは画像入力ステー
ションを構成する各要素の制御や各種機能を実現すると
ともに、スキャナ3や画像入力部16aから取得された
デジタル画像データ(以後単に画像データと称す)を処
理してプリントデータを作成する機能を備えている。
【0013】感光材料処理ステーションのほうには、プ
リントサイズに合わせてペーパーカッタ12によってカ
ットされた感光材料の一例である印画紙2に対して画像
を焼き付ける露光エリア15と、この露光エリア13で
露光された印画紙2を現像する現像処理部6、写真フィ
ルム(以下単にフィルムと称す)1を搬送するフィルム
搬送機構8と、印画紙2をペーパーマガジンマガジン1
1から露光エリア13及び現像処理部6を経て仕上がり
プリント(複写画像)として横送りコンベヤ7へ搬送す
る印画紙搬送機構9と、横送りコンベヤ7から送り込ま
れる印画紙2をオーダ単位で区分けするソータ14とが
備えられ、これらの各要素の制御や各種機能の実現は第
2コントローラ10Bによってなされる。この第2コン
トローラ10Aにも、モニタ10a及び操作卓10bが
付帯している。第1コントローラ10Aと第2コントロ
ーラ10Bは通信可能に接続されており、例えば、第1
コントローラ10Aによって作成されたプリントデータ
は第2コントローラ10Bに伝送される。
リントサイズに合わせてペーパーカッタ12によってカ
ットされた感光材料の一例である印画紙2に対して画像
を焼き付ける露光エリア15と、この露光エリア13で
露光された印画紙2を現像する現像処理部6、写真フィ
ルム(以下単にフィルムと称す)1を搬送するフィルム
搬送機構8と、印画紙2をペーパーマガジンマガジン1
1から露光エリア13及び現像処理部6を経て仕上がり
プリント(複写画像)として横送りコンベヤ7へ搬送す
る印画紙搬送機構9と、横送りコンベヤ7から送り込ま
れる印画紙2をオーダ単位で区分けするソータ14とが
備えられ、これらの各要素の制御や各種機能の実現は第
2コントローラ10Bによってなされる。この第2コン
トローラ10Aにも、モニタ10a及び操作卓10bが
付帯している。第1コントローラ10Aと第2コントロ
ーラ10Bは通信可能に接続されており、例えば、第1
コントローラ10Aによって作成されたプリントデータ
は第2コントローラ10Bに伝送される。
【0014】前述した露光エリア15には、共通の露光
ポイントで印画紙2に複写画像を形成する画像プリント
部として、フィルム1のコマ画像を印画紙2に投影して
印画紙2に画像を焼き付ける投影露光部4と、フィルム
スキャナ3から送られた画像データや画像入力部16a
を通じて入力されたデジタル画像データに基づいて制御
された光ビームによって印画紙2に画像を焼き付けるデ
ジタル露光部5とが備えられている。
ポイントで印画紙2に複写画像を形成する画像プリント
部として、フィルム1のコマ画像を印画紙2に投影して
印画紙2に画像を焼き付ける投影露光部4と、フィルム
スキャナ3から送られた画像データや画像入力部16a
を通じて入力されたデジタル画像データに基づいて制御
された光ビームによって印画紙2に画像を焼き付けるデ
ジタル露光部5とが備えられている。
【0015】印画紙2は、印画紙マガジン11にロール
状態で収納されており、印画紙マガジン11には収納さ
れている印画紙2の種類を示す印画紙IDコード11a
が取り付けられていおり、印画紙マガジン11が所定位
置に装着された際に、この印画紙IDコード11aがI
Dコードリーダ11bに読み取られ、その読み取り信号
がコントローラ10に送られる。
状態で収納されており、印画紙マガジン11には収納さ
れている印画紙2の種類を示す印画紙IDコード11a
が取り付けられていおり、印画紙マガジン11が所定位
置に装着された際に、この印画紙IDコード11aがI
Dコードリーダ11bに読み取られ、その読み取り信号
がコントローラ10に送られる。
【0016】印画紙マガジン11から引き出されペーパ
ーカッター12によってプリントサイズにカットされた
カット印画紙2の裏面に、各種データを印字するバック
プリント部13が露光エリア15の印画紙搬送方向上流
側に配置されている。もちろんこのバックプリント部1
3は露光エリア15の下流側に配置されてもよい。
ーカッター12によってプリントサイズにカットされた
カット印画紙2の裏面に、各種データを印字するバック
プリント部13が露光エリア15の印画紙搬送方向上流
側に配置されている。もちろんこのバックプリント部1
3は露光エリア15の下流側に配置されてもよい。
【0017】印画紙2に対する比較的短い露光時間と長
い現像時間を考慮して、このプリンタープロセッサーの
印画紙搬送機構9は、露光エリア15までは1列の印画
紙搬送ラインで、現像処理部6からは2列の印画紙搬送
ラインを形成している。このため、露光エリア15と現
像処理部6との間には、スイッチバック式振り分け装置
9aと2列に振り分けられた印画紙2を2列状態で搬送
しながら、適切なタイミングで現像処理部6に送り込む
中間搬送部9bが備えられている。
い現像時間を考慮して、このプリンタープロセッサーの
印画紙搬送機構9は、露光エリア15までは1列の印画
紙搬送ラインで、現像処理部6からは2列の印画紙搬送
ラインを形成している。このため、露光エリア15と現
像処理部6との間には、スイッチバック式振り分け装置
9aと2列に振り分けられた印画紙2を2列状態で搬送
しながら、適切なタイミングで現像処理部6に送り込む
中間搬送部9bが備えられている。
【0018】このスイッチバック式振り分け装置9a
は、送られてきた印画紙2を一旦通過させてその印画紙
2の後端を挟持し、そのままX(水平方向)−Y(上下
方向)移動することで中間搬送部9bが作り出している
2列のストレージ可能な印画紙搬送ラインに交互に引き
渡される。
は、送られてきた印画紙2を一旦通過させてその印画紙
2の後端を挟持し、そのままX(水平方向)−Y(上下
方向)移動することで中間搬送部9bが作り出している
2列のストレージ可能な印画紙搬送ラインに交互に引き
渡される。
【0019】以下、各構成要素について説明する:フィ
ルムスキャナ3は、発生させた光ビームの色分布や強度
分布を整えてフィルム1を照射する照明光学系3aと、
フィルム1からの透過光ビームを光学的に処理する撮像
光学系3bと、撮像光学系3bによって導かれた光ビー
ムをスリット画像としての電荷画像に光電変換する光電
変換部3cから構成されている。光電変換部3cで取得
された原画像としてのフィルム1のコマ画像の各画素信
号は所定のビット数(例えば12ビット)のデジタル信
号に変換してデジタル画像データとして第1コントロー
ラ10Aへ送られる。
ルムスキャナ3は、発生させた光ビームの色分布や強度
分布を整えてフィルム1を照射する照明光学系3aと、
フィルム1からの透過光ビームを光学的に処理する撮像
光学系3bと、撮像光学系3bによって導かれた光ビー
ムをスリット画像としての電荷画像に光電変換する光電
変換部3cから構成されている。光電変換部3cで取得
された原画像としてのフィルム1のコマ画像の各画素信
号は所定のビット数(例えば12ビット)のデジタル信
号に変換してデジタル画像データとして第1コントロー
ラ10Aへ送られる。
【0020】露光部の1つである投影露光部4は照明光
学系4aと露光光学系4bから構成されており、照明光
学系4aは、露光用光源、露光用光路に黄、マゼンタ、
シアンの各フィルタが出退することにより露光用光源か
らの照射光の色バランスを調整する調光フィルタや、調
光フィルタにて色バランスを調整した光を均一に混色す
るミラートンネルなどを備え、露光光学系4bは、焼付
対象となるコマ画像からの透過像を印画紙2上に結像す
る焼付用レンズユニット、シャッタなどを備えている。
学系4aと露光光学系4bから構成されており、照明光
学系4aは、露光用光源、露光用光路に黄、マゼンタ、
シアンの各フィルタが出退することにより露光用光源か
らの照射光の色バランスを調整する調光フィルタや、調
光フィルタにて色バランスを調整した光を均一に混色す
るミラートンネルなどを備え、露光光学系4bは、焼付
対象となるコマ画像からの透過像を印画紙2上に結像す
る焼付用レンズユニット、シャッタなどを備えている。
【0021】投影露光部4にフィルムを送るフィルム搬
送機構8によって形成されるフィルム搬送ラインには、
投影露光における露光条件の設定等に用いられるフィル
ム画像データを取得するためのたフィルムスキャナ3A
も備えられている。このフィルムスキャナ3Aも実質的
には先に説明したフィルムスキャナ3と同様な構成であ
るが、これによって取得された画像データはフィルム画
像の拡大された複写画像形成に直接用いるわけではない
ので、その画像解像度は低く設定されている。もちろ
ん、前述した、別体のフィルムスキャナ3をこのフィル
ム搬送ラインに組み込み、フィルムスキャナ3とフィル
ムスキャナ3Aを統合化してもよい。
送機構8によって形成されるフィルム搬送ラインには、
投影露光における露光条件の設定等に用いられるフィル
ム画像データを取得するためのたフィルムスキャナ3A
も備えられている。このフィルムスキャナ3Aも実質的
には先に説明したフィルムスキャナ3と同様な構成であ
るが、これによって取得された画像データはフィルム画
像の拡大された複写画像形成に直接用いるわけではない
ので、その画像解像度は低く設定されている。もちろ
ん、前述した、別体のフィルムスキャナ3をこのフィル
ム搬送ラインに組み込み、フィルムスキャナ3とフィル
ムスキャナ3Aを統合化してもよい。
【0022】もう1つの露光部であるデジタル露光部5
は、ライン露光型光プリントヘッド5aとこの光プリン
トヘッド5aを印画紙2の搬送方向である副走査方向に
移動させる副走査機構5bから構成されている。この光
プリントヘッド5aは、ここでは蛍光体発光方式を用い
ており、赤色露光を行う真空蛍光素子で構成された赤色
プリントヘッドと緑色露光を行う真空蛍光素子で構成さ
れた緑色プリントヘッドと青色露光を行う真空蛍光素子
で構成された青色プリントヘッドからなる。各色のプリ
ントヘッドの真空蛍光素子は印画紙2の幅に対応する長
さをもつように主走査方向(印画紙2の幅方向)にリニ
アアレイ化されている。光プリントヘッド5aとして
は、蛍光体発光方式以外に液晶シャッター方式、PLZ
Tシャッター方式、FOCRT方式、DMD(デジタル
マイクロミラーデバイス)方式などが知られており、設
計時に露光仕様に応じて選択することができる。副走査
機構5bは、光プリントヘッド5aを支持する移動台車
や、この移動台車を移動させる移動機構などを備えてい
る。光プリントヘッド5aはコントローラ5と接続され
ており、コントローラ5による各真空蛍光素子の点灯制
御及び副走査機構5bを介して光プリントヘッド5aを
副走査方向に移動させることにより画像データや文字デ
ータが印画紙2にカラー露光される。
は、ライン露光型光プリントヘッド5aとこの光プリン
トヘッド5aを印画紙2の搬送方向である副走査方向に
移動させる副走査機構5bから構成されている。この光
プリントヘッド5aは、ここでは蛍光体発光方式を用い
ており、赤色露光を行う真空蛍光素子で構成された赤色
プリントヘッドと緑色露光を行う真空蛍光素子で構成さ
れた緑色プリントヘッドと青色露光を行う真空蛍光素子
で構成された青色プリントヘッドからなる。各色のプリ
ントヘッドの真空蛍光素子は印画紙2の幅に対応する長
さをもつように主走査方向(印画紙2の幅方向)にリニ
アアレイ化されている。光プリントヘッド5aとして
は、蛍光体発光方式以外に液晶シャッター方式、PLZ
Tシャッター方式、FOCRT方式、DMD(デジタル
マイクロミラーデバイス)方式などが知られており、設
計時に露光仕様に応じて選択することができる。副走査
機構5bは、光プリントヘッド5aを支持する移動台車
や、この移動台車を移動させる移動機構などを備えてい
る。光プリントヘッド5aはコントローラ5と接続され
ており、コントローラ5による各真空蛍光素子の点灯制
御及び副走査機構5bを介して光プリントヘッド5aを
副走査方向に移動させることにより画像データや文字デ
ータが印画紙2にカラー露光される。
【0023】第1コントローラ10Aや第2コントロー
ラ10Bは、CPU、ROM、RAM、I/Oインタフ
ェース回路などからなるマイクロコンピュータシステム
を中核部材として構成され、このプリンタプロセッサに
必要な各種機能をハードウエア又はソフトウエア或いは
その両方で実現させている。それぞれのコントローラ1
0A、10Bには、フィルム搬送制御部、スキャナ制御
部、印画紙搬送制御部といった各種部材の動作制御を行
う機能が構築されているとともに、デジタル露光部5に
よって印画紙2に複写画像を形成するために用いられ画
像データの各種処理を行う機能も構築されている。
ラ10Bは、CPU、ROM、RAM、I/Oインタフ
ェース回路などからなるマイクロコンピュータシステム
を中核部材として構成され、このプリンタプロセッサに
必要な各種機能をハードウエア又はソフトウエア或いは
その両方で実現させている。それぞれのコントローラ1
0A、10Bには、フィルム搬送制御部、スキャナ制御
部、印画紙搬送制御部といった各種部材の動作制御を行
う機能が構築されているとともに、デジタル露光部5に
よって印画紙2に複写画像を形成するために用いられ画
像データの各種処理を行う機能も構築されている。
【0024】特に本発明による写真画像のためのフルデ
ジタル露光システムに関連するとともに第1コントロー
ラ10Aに構築される主な機能要素としては、図3に示
すように、画像入力部16aやフィルムスキャナ3を通
じて送り込まれてきた複数の写真コマの画像データを一
時的に格納する第1メモリ21、第1メモリ21に格納
された画像データから処理対象となる写真コマの画像デ
ータを切り出して格納する第2メモリ22、第2メモリ
22に展開された原画像としての画像データの解像度を
さげることによって得られたプレビュ用画像データを格
納するプレビュメモリ23、第2メモリ22やプレビュ
メモリ23に展開された画像データに対して色調補正や
シャープネスなど各種項目の画像処理を施す画像処理部
24、種々の画像処理項目毎に割り当てられモニタ10
aに表示される複数の操作案内標識としての画像処理コ
マンド入力部を管理するユーザインターフェース生成部
25と、画像処理部24によって行われる一連の画像処
理を表す各種画像処理パラメータからなる履歴ファイル
を生成・管理する履歴ファイル管理部26、プレビュメ
モリ23に展開された画像データやユーザインターフェ
ース生成部25によって生成された画像処理コマンド入
力のための操作案内標識用画面データのイメージ及びそ
の他の表示アイテムのイメージをビデオメモリ28aに
取り込むともにこの表示イメージをビデオコントローラ
28bによってビデオ信号に変換してモニター10aに
送る画像表示部28、前記コマンド入力部としての操作
案内標識の1つに画像処理コマンドが入力されてから所
定時間内に新たな画像処理コマンドが入力されない場合
前記画像処理部24による前記プレビュ用画像データに
対する画像処理をトリガーする画像処理トリガー部2
7、第2メモリ22に格納され画像処理部24によって
処理される前の原画像を示す原画像データとこの原画像
データに適用された画像処理を表す履歴ファイルを組み
合わせるフォーマッター部29、このフォーマッター部
26で組み合わされたデータセットにこのデータセット
を特定するIDコードを割り当ててこのデータセットを
検索・抽出可能なように格納するデータ格納部31、履
歴ファイル管理部26から得られる画像処理手順に基づ
いて第2メモリに格納された画像データに対して画像処
理することにより得られた最終的な画像データをプリン
トデータとして一時的に格納するプリントデータバッフ
ァ30が挙げられる。
ジタル露光システムに関連するとともに第1コントロー
ラ10Aに構築される主な機能要素としては、図3に示
すように、画像入力部16aやフィルムスキャナ3を通
じて送り込まれてきた複数の写真コマの画像データを一
時的に格納する第1メモリ21、第1メモリ21に格納
された画像データから処理対象となる写真コマの画像デ
ータを切り出して格納する第2メモリ22、第2メモリ
22に展開された原画像としての画像データの解像度を
さげることによって得られたプレビュ用画像データを格
納するプレビュメモリ23、第2メモリ22やプレビュ
メモリ23に展開された画像データに対して色調補正や
シャープネスなど各種項目の画像処理を施す画像処理部
24、種々の画像処理項目毎に割り当てられモニタ10
aに表示される複数の操作案内標識としての画像処理コ
マンド入力部を管理するユーザインターフェース生成部
25と、画像処理部24によって行われる一連の画像処
理を表す各種画像処理パラメータからなる履歴ファイル
を生成・管理する履歴ファイル管理部26、プレビュメ
モリ23に展開された画像データやユーザインターフェ
ース生成部25によって生成された画像処理コマンド入
力のための操作案内標識用画面データのイメージ及びそ
の他の表示アイテムのイメージをビデオメモリ28aに
取り込むともにこの表示イメージをビデオコントローラ
28bによってビデオ信号に変換してモニター10aに
送る画像表示部28、前記コマンド入力部としての操作
案内標識の1つに画像処理コマンドが入力されてから所
定時間内に新たな画像処理コマンドが入力されない場合
前記画像処理部24による前記プレビュ用画像データに
対する画像処理をトリガーする画像処理トリガー部2
7、第2メモリ22に格納され画像処理部24によって
処理される前の原画像を示す原画像データとこの原画像
データに適用された画像処理を表す履歴ファイルを組み
合わせるフォーマッター部29、このフォーマッター部
26で組み合わされたデータセットにこのデータセット
を特定するIDコードを割り当ててこのデータセットを
検索・抽出可能なように格納するデータ格納部31、履
歴ファイル管理部26から得られる画像処理手順に基づ
いて第2メモリに格納された画像データに対して画像処
理することにより得られた最終的な画像データをプリン
トデータとして一時的に格納するプリントデータバッフ
ァ30が挙げられる。
【0025】第2コントローラに構築される主な機能要
素としては、プリントデータバッファ30から伝送され
てきたプリントデータに基づいて光プリントヘッド5a
を制御するための駆動信号を生成するプリント制御部4
1、必要なデータ等を対応する印画紙2の裏面に印字す
るようにバックプリント部13を制御するバックプリン
ト制御部42が挙げられる。
素としては、プリントデータバッファ30から伝送され
てきたプリントデータに基づいて光プリントヘッド5a
を制御するための駆動信号を生成するプリント制御部4
1、必要なデータ等を対応する印画紙2の裏面に印字す
るようにバックプリント部13を制御するバックプリン
ト制御部42が挙げられる。
【0026】ユーザインターフェース生成部25は、一
例として図4のモニタ画面60の左側に示されている画
像処理コマンド入力部61のための複数の操作案内標識
を生成する。ここでは、画像処理コマンド入力部61を
構成する操作案内標識として、7つの画像処理項目、つ
まり「Y濃度」、「M濃度」「C濃度」、「明るさ」、
「コントラスト」、「鮮やかさ」、「シャープ」のため
のコマンド値を入力する「+スイッチ」61a、「−ス
イッチ」61bが表示されると共に、「数値ウインド
ウ」61cが表示されている。このようにモニタ画面6
0に表示される画像処理項目は項目選択部25aによっ
て管理されており、セットアッププログラムを起動する
ことにより、例えば、項目「シャープ」が必要ない場合
この項目を表示から外したり、また項目「レベル補正」
が要求される場合この項目を追加表示したりすることが
簡単にできる。
例として図4のモニタ画面60の左側に示されている画
像処理コマンド入力部61のための複数の操作案内標識
を生成する。ここでは、画像処理コマンド入力部61を
構成する操作案内標識として、7つの画像処理項目、つ
まり「Y濃度」、「M濃度」「C濃度」、「明るさ」、
「コントラスト」、「鮮やかさ」、「シャープ」のため
のコマンド値を入力する「+スイッチ」61a、「−ス
イッチ」61bが表示されると共に、「数値ウインド
ウ」61cが表示されている。このようにモニタ画面6
0に表示される画像処理項目は項目選択部25aによっ
て管理されており、セットアッププログラムを起動する
ことにより、例えば、項目「シャープ」が必要ない場合
この項目を表示から外したり、また項目「レベル補正」
が要求される場合この項目を追加表示したりすることが
簡単にできる。
【0027】図4のモニタ画面60の右側に区画されて
いるプレビュウインドウ62にはプレビュメモリ23に
格納されたプレビュ用画像データに基づいた画像が表示
され、プレビュ用画像データが変更されると、プレビュ
ウインドウ62の画像も新しく書き直される。図番63
は「セット」ボタンであり、このボタンを押すと画像処
理コマンド入力作業において入力された処理コマンド値
を有効とした上でこの画像処理コマンド入力作業が完了
する。図番64は「戻り」ボタンであり、このボタンを
押すと画像処理コマンド入力作業において入力された処
理コマンド値を無効とした上でこの画像処理コマンド入
力作業が完了する。
いるプレビュウインドウ62にはプレビュメモリ23に
格納されたプレビュ用画像データに基づいた画像が表示
され、プレビュ用画像データが変更されると、プレビュ
ウインドウ62の画像も新しく書き直される。図番63
は「セット」ボタンであり、このボタンを押すと画像処
理コマンド入力作業において入力された処理コマンド値
を有効とした上でこの画像処理コマンド入力作業が完了
する。図番64は「戻り」ボタンであり、このボタンを
押すと画像処理コマンド入力作業において入力された処
理コマンド値を無効とした上でこの画像処理コマンド入
力作業が完了する。
【0028】実際の画像処理コマンド入力作業の一例を
図5のフローチャートを用いて説明する。まず、「セッ
ト」ボタン63や「戻り」ボタン64は押されないの
で、ステップ#10とステップ#20はNo分岐する。
さらに、まだ、画像処理コマンド入力部61のいずれの
項目も入力されていないので、画像処理トリガー部27
のタイマーはリセット状態となっており、ステップ#3
0もNo分岐する。
図5のフローチャートを用いて説明する。まず、「セッ
ト」ボタン63や「戻り」ボタン64は押されないの
で、ステップ#10とステップ#20はNo分岐する。
さらに、まだ、画像処理コマンド入力部61のいずれの
項目も入力されていないので、画像処理トリガー部27
のタイマーはリセット状態となっており、ステップ#3
0もNo分岐する。
【0029】この画像処理コマンド入力作業において、
例えば「Y濃度」の「+スイッチ」61aを1度操作し
た場合には「Y濃度」に対応した「数値ウインドウ」6
1cの値が1だけ増大するとともに、ステップ#40で
Yes分岐し、このコマンド値はコマンドチェック部2
5bで認識され(#50)、その項目別コマンド値はコ
マンドバッファ25cに一時的に格納される(#6
0)。画像処理トリガー部27はコマンドチェック部2
5bで認識された画像処理コマンドを与えられると、テ
ーブルに格納されている各画像処理項目毎の待機時間か
ら該当する待機時間をセットして(#70)、内部タイ
マーをスタートさせる(#80)。なお、この各画像処
理毎の待機時間はセットアッププログラムを起動するこ
とにより、操作卓10bを通じて個別に又は一括して変
更自在である。
例えば「Y濃度」の「+スイッチ」61aを1度操作し
た場合には「Y濃度」に対応した「数値ウインドウ」6
1cの値が1だけ増大するとともに、ステップ#40で
Yes分岐し、このコマンド値はコマンドチェック部2
5bで認識され(#50)、その項目別コマンド値はコ
マンドバッファ25cに一時的に格納される(#6
0)。画像処理トリガー部27はコマンドチェック部2
5bで認識された画像処理コマンドを与えられると、テ
ーブルに格納されている各画像処理項目毎の待機時間か
ら該当する待機時間をセットして(#70)、内部タイ
マーをスタートさせる(#80)。なお、この各画像処
理毎の待機時間はセットアッププログラムを起動するこ
とにより、操作卓10bを通じて個別に又は一括して変
更自在である。
【0030】セットされた所定待機時間内に新たな画像
処理コマンドが入力されると、ステップ40でYes分
岐して、新たに認識された画像処理項目のための待機時
間をセットして、再び画像処理トリガー部27の内部タ
イマーをスタートさせる。
処理コマンドが入力されると、ステップ40でYes分
岐して、新たに認識された画像処理項目のための待機時
間をセットして、再び画像処理トリガー部27の内部タ
イマーをスタートさせる。
【0031】セットされた待機時間内に新たな画像処理
コマンドが入力されなかった場合、ステップ#30でY
es分岐し、画像処理トリガー部27の内部タイマーが
リセットされる(#31)。続いて、画像処理トリガー
部27によってコマンド値を画像処理部24に送り出す
トリガー信号がユーザインターフェース生成部25に与
えられた際にコマンドバッファ25cに複数の画像処理
項目のコマンド値が格納されている場合、前もって定め
られた順番にコマンド値が並び換えられてから(#3
2)、画像処理部24に送られ(#33)、先に並び換
えられた順で各画像処理項目の画像処理が行われる。
コマンドが入力されなかった場合、ステップ#30でY
es分岐し、画像処理トリガー部27の内部タイマーが
リセットされる(#31)。続いて、画像処理トリガー
部27によってコマンド値を画像処理部24に送り出す
トリガー信号がユーザインターフェース生成部25に与
えられた際にコマンドバッファ25cに複数の画像処理
項目のコマンド値が格納されている場合、前もって定め
られた順番にコマンド値が並び換えられてから(#3
2)、画像処理部24に送られ(#33)、先に並び換
えられた順で各画像処理項目の画像処理が行われる。
【0032】この実施の形態では、図4に示された上か
ら下に並んだ7つの処理項目の順序が並び換えられる順
番でもあるので、待機時間内を過ぎることなく、連続し
て、「鮮やかさ」、「M濃度」、「明るさ」の各コマン
ド入力部61にコマンド値を設定されたとしても、並び
換え処理により、画像処理部24には「M濃度」、「明
るさ」、「鮮やかさ」の順でコマンド値が渡されるの
で、画像処理部24はこの順番でプレビュメモリ23に
格納されたプレビュ用画像データを処理する。なお、も
し、モニタ画面60に表示される画像処理項目には選択
されていないが、デフォルト値で処理される画像処理項
目があれば、この画像処理も同時に行われる。この画像
処理により、プレビュメモリ23に格納されたプレビュ
用画像データが変更されると、図4のモニタ画面60の
右側に区画されているプレビュウインドウ62の画像も
新しく書き直され(#35)、新たな入力に備える。
ら下に並んだ7つの処理項目の順序が並び換えられる順
番でもあるので、待機時間内を過ぎることなく、連続し
て、「鮮やかさ」、「M濃度」、「明るさ」の各コマン
ド入力部61にコマンド値を設定されたとしても、並び
換え処理により、画像処理部24には「M濃度」、「明
るさ」、「鮮やかさ」の順でコマンド値が渡されるの
で、画像処理部24はこの順番でプレビュメモリ23に
格納されたプレビュ用画像データを処理する。なお、も
し、モニタ画面60に表示される画像処理項目には選択
されていないが、デフォルト値で処理される画像処理項
目があれば、この画像処理も同時に行われる。この画像
処理により、プレビュメモリ23に格納されたプレビュ
用画像データが変更されると、図4のモニタ画面60の
右側に区画されているプレビュウインドウ62の画像も
新しく書き直され(#35)、新たな入力に備える。
【0033】もし、「戻り」ボタン64が押されると、
これまで入力された処理コマンド値を無効にする無効処
理が行われ(#11)、この画像処理コマンド入力ルー
チンから出る。この無効処理では、コマンドバッファ2
5cを空にするとともに、今回の一連の画像処理コマン
ド入力作業において履歴ファイル管理部26に格納され
た履歴ファイルがあれば削除される。「セット」ボタン
63が押されると、その時点でコマンドバッファ25c
に格納されている処理コマンドを最終的な画像処理の処
理コマンド値とする有効処理が行われ(#21)、この
画像処理コマンド入力ルーチンから出る。この有効処理
では、コマンドバッファ25cに格納されている各項目
の処理コマンド値を前述したように並び換えたのち、こ
れを履歴ファイル管理部26に送り出す。履歴ファイル
管理部26では、受け取った処理コマンド値から画像処
理のための履歴ファイルを生成し、画像処理部24はこ
の履歴ファイルに基づいて第2メモリ22に格納されて
いる原画像を表す画像データに対して前述した画像処理
項目の処理順番で画像処理を行う。
これまで入力された処理コマンド値を無効にする無効処
理が行われ(#11)、この画像処理コマンド入力ルー
チンから出る。この無効処理では、コマンドバッファ2
5cを空にするとともに、今回の一連の画像処理コマン
ド入力作業において履歴ファイル管理部26に格納され
た履歴ファイルがあれば削除される。「セット」ボタン
63が押されると、その時点でコマンドバッファ25c
に格納されている処理コマンドを最終的な画像処理の処
理コマンド値とする有効処理が行われ(#21)、この
画像処理コマンド入力ルーチンから出る。この有効処理
では、コマンドバッファ25cに格納されている各項目
の処理コマンド値を前述したように並び換えたのち、こ
れを履歴ファイル管理部26に送り出す。履歴ファイル
管理部26では、受け取った処理コマンド値から画像処
理のための履歴ファイルを生成し、画像処理部24はこ
の履歴ファイルに基づいて第2メモリ22に格納されて
いる原画像を表す画像データに対して前述した画像処理
項目の処理順番で画像処理を行う。
【0034】次に、このプリントプロセッサーを用い
て、DPショップのオペレータが、デジタルカメラを用
いて証明写真を作製する作業手順を、画像データと画像
処理コマンドの流れを中心として説明する。
て、DPショップのオペレータが、デジタルカメラを用
いて証明写真を作製する作業手順を、画像データと画像
処理コマンドの流れを中心として説明する。
【0035】デジタルカメラによって顧客を撮影した記
憶媒体を画像入力部10cに投入されることにより、原
画像としての撮影画像を表す画像データは第1メモリ2
1に転送される。まず、最初の処理対象となる撮影画像
に対応する画像データが切り出され第2メモリ22に格
納される。さらに第2メモリ22に格納された画像デー
タの解像度を下げることで得られたプレビュ画像データ
がプレビュメモリ23に展開される。プレビュ画像デー
タと、ユーザインターフェース生成部25から送られて
きた画像処理コマンド入力用の画面データがビデオメモ
リ28aに転送されることで、この段階でモニタ10b
の画面60には図4で示すような画像処理コマンド入力
画面が表示される。なお、実際には、図4で示す色補正
などを中心とした画像処理コマンド入力画面の前にトリ
ミングを行うトリミング設定画面などが表示され、トリ
ミング処理がなされるが、ここではその説明は割愛す
る。
憶媒体を画像入力部10cに投入されることにより、原
画像としての撮影画像を表す画像データは第1メモリ2
1に転送される。まず、最初の処理対象となる撮影画像
に対応する画像データが切り出され第2メモリ22に格
納される。さらに第2メモリ22に格納された画像デー
タの解像度を下げることで得られたプレビュ画像データ
がプレビュメモリ23に展開される。プレビュ画像デー
タと、ユーザインターフェース生成部25から送られて
きた画像処理コマンド入力用の画面データがビデオメモ
リ28aに転送されることで、この段階でモニタ10b
の画面60には図4で示すような画像処理コマンド入力
画面が表示される。なお、実際には、図4で示す色補正
などを中心とした画像処理コマンド入力画面の前にトリ
ミングを行うトリミング設定画面などが表示され、トリ
ミング処理がなされるが、ここではその説明は割愛す
る。
【0036】オペレータが操作卓10bに付随するマウ
ス等のポインティングデバイスを使ったり、直接指をタ
ッチパネルに触れていくことで、先ほど述べたような、
希望する画像処理項目に処理コマンド値を入力してい
く。この入力のタイミングは画像処理トリガー部27に
よってチェックされており、ゆっくりと入力作業をすれ
ば入力されたコマンド値はコマンドバッファ25cから
1つずつ画像処理部24に送られ、あるいは、手早く入
力作業をすれば入力されたコマンド値はまとめて、しか
も予め定められた所定の順番でコマンドバッファ25c
から画像処理部24に送られ、プレビュ画像データに対
する画像処理が行われる。この画像処理が施されたプレ
ビュ画像データはビデオメモリ28aに送られので、プ
レビュウインドウ62の表示画像も更新される。
ス等のポインティングデバイスを使ったり、直接指をタ
ッチパネルに触れていくことで、先ほど述べたような、
希望する画像処理項目に処理コマンド値を入力してい
く。この入力のタイミングは画像処理トリガー部27に
よってチェックされており、ゆっくりと入力作業をすれ
ば入力されたコマンド値はコマンドバッファ25cから
1つずつ画像処理部24に送られ、あるいは、手早く入
力作業をすれば入力されたコマンド値はまとめて、しか
も予め定められた所定の順番でコマンドバッファ25c
から画像処理部24に送られ、プレビュ画像データに対
する画像処理が行われる。この画像処理が施されたプレ
ビュ画像データはビデオメモリ28aに送られので、プ
レビュウインドウ62の表示画像も更新される。
【0037】画像処理コマンド入力作業が完了すると、
コマンドバッファ25cから最終的なコマンド値が履歴
ファイル管理部26に送られ、最終的の決定された画像
処理を表す画像処理履歴ファイルに書き換えられ、格納
される。画像処理コマンド入力作業が完了すると、最終
的なプリント作業に用いられる画像データを作成するた
め、画像処理部24は履歴ファイル管理部26にアクセ
スし、該当する履歴ファイルを参照して第2メモリ22
に格納されている原画像を表す画像データに対して画像
処理を行う。この画像処理によって得られた画像データ
はプリントデータバッファ30に一時的に格納され、デ
ジタルプリント制御部41の要求によりデジタルプリン
ト制御部41に転送された後、光プリントヘッド5aを
制御するための駆動信号に変換される。
コマンドバッファ25cから最終的なコマンド値が履歴
ファイル管理部26に送られ、最終的の決定された画像
処理を表す画像処理履歴ファイルに書き換えられ、格納
される。画像処理コマンド入力作業が完了すると、最終
的なプリント作業に用いられる画像データを作成するた
め、画像処理部24は履歴ファイル管理部26にアクセ
スし、該当する履歴ファイルを参照して第2メモリ22
に格納されている原画像を表す画像データに対して画像
処理を行う。この画像処理によって得られた画像データ
はプリントデータバッファ30に一時的に格納され、デ
ジタルプリント制御部41の要求によりデジタルプリン
ト制御部41に転送された後、光プリントヘッド5aを
制御するための駆動信号に変換される。
【0038】これと同時に、フォーマッター部29は、
第2メモリ22に格納されていた画像処理前の原画像を
表す画像データと、履歴ファイル管理部26に管理され
ている当該履歴ファイルを取り込み、適当なIDコード
によってこれらをリンクした形でフォーマット化する。
IDコードの生成に関して、注文伝票番号や顧客番号を
参照しながら操作卓10bを通じて入力されたコードを
IDコードとして用いてもよいし、内部的に生成される
コードを用いてもい。フォーマット化された画像データ
と履歴ファイルは再プリントファイルとして、データ格
納部31に格納される。
第2メモリ22に格納されていた画像処理前の原画像を
表す画像データと、履歴ファイル管理部26に管理され
ている当該履歴ファイルを取り込み、適当なIDコード
によってこれらをリンクした形でフォーマット化する。
IDコードの生成に関して、注文伝票番号や顧客番号を
参照しながら操作卓10bを通じて入力されたコードを
IDコードとして用いてもよいし、内部的に生成される
コードを用いてもい。フォーマット化された画像データ
と履歴ファイルは再プリントファイルとして、データ格
納部31に格納される。
【0039】仕上がった証明写真のプリントを見て、画
質に満足できない場合、データ格納部31から再プリン
トファイルをフォーマッター部29に転送し、そこから
画像データを第2メモリ22に展開し、履歴ファイルを
履歴ファイル管理部26に戻すことにより、最初の図4
で示すような画像処理コマンド入力画面が表示される。
その際、前回施された画像処理をそのまま残すか、つま
り付随している履歴ファイルを利用するか、あるいは、
前回施された画像処理を取りやめて新たな画像処理を施
すか、つまり付随している履歴ファイルを消去するか
は、任意に選択できる。
質に満足できない場合、データ格納部31から再プリン
トファイルをフォーマッター部29に転送し、そこから
画像データを第2メモリ22に展開し、履歴ファイルを
履歴ファイル管理部26に戻すことにより、最初の図4
で示すような画像処理コマンド入力画面が表示される。
その際、前回施された画像処理をそのまま残すか、つま
り付随している履歴ファイルを利用するか、あるいは、
前回施された画像処理を取りやめて新たな画像処理を施
すか、つまり付随している履歴ファイルを消去するか
は、任意に選択できる。
【0040】満足できる証明写真が得られた場合、最終
的な再プリントファイルを顧客に渡す場合これを適当な
リムーバブル記憶メディアに書き込んで手渡し、再プリ
ントが必要な時に持参してもらう。これにより、後日生
じた焼き増し時には、再プリントファイルに含まれてい
る画像データと履歴ファイルを用いて最初のプリントと
同じ品質状態の焼き増しプリントが得られる。
的な再プリントファイルを顧客に渡す場合これを適当な
リムーバブル記憶メディアに書き込んで手渡し、再プリ
ントが必要な時に持参してもらう。これにより、後日生
じた焼き増し時には、再プリントファイルに含まれてい
る画像データと履歴ファイルを用いて最初のプリントと
同じ品質状態の焼き増しプリントが得られる。
【図1】本発明による画像処理装置を採用したプリンタ
プロセッサの1つの実施形態を示す外観図
プロセッサの1つの実施形態を示す外観図
【図2】図1によるプリンタプロセッサのブロック図
【図3】コントローラ内に構築される機能要素を示す機
能ブロック図
能ブロック図
【図4】画像処理コマンド入力画面を示す模式図
【図5】画像処理コマンド入力作業を示すフローチャー
ト
ト
【図6】証明写真を作製する作業手順を、画像データと
画像処理コマンド値の流れを中心に説明する模式図
画像処理コマンド値の流れを中心に説明する模式図
1 写真フィルム 2 印画紙 4 投影露光部 5 デジタル露光部 5a 光プリントヘッド 10A 第1コントローラ 10B 第2コントローラ 10a モニタ 10b 操作卓 21 第1メモリ 22 第2メモリ 23 プレビュメモリ 24 画像処理部 25 ユーザインターフェース生成部 25a 項目選択部25a 25b コマンドチェック部 25c コマンドバッファ 26 履歴ファイル管理部 27 画像処理トリガー部 29 フォーマッター部 30 プリントデータバッファ 31 データ格納部 41 デジタルプリント制御部
Claims (5)
- 【請求項1】原画像から取得されたデジタル画像データ
に対して種々の画像処理を行う画像処理部と、この画像
処理部で処理された画像データに基づく画像をモニタに
表示する画像表示部を備えた画像処理装置において、 前記種々の画像処理毎に割り当てられた画像処理コマン
ド入力部と、前記コマンド入力部の1つに画像処理コマ
ンドが入力されてから所定時間内に新たな画像処理コマ
ンドが入力されない場合前記画像処理部による前記画像
データに対する画像処理をトリガーする画像処理トリガ
ー部とを備えていることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】前記所定時間が調整可能であることを特徴
とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項3】前記画像処理コマンド入力部毎に異なる所
定時間が設定可能であることを特徴とする請求項2に記
載の画像処理装置。 - 【請求項4】前記画像処理コマンド入力部のための複数
の操作案内標識を前記モニタの同一画面上に表示させる
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像
処理装置。 - 【請求項5】前記モニタに表示される画像処理コマンド
入力部を選択的に決定することができることを特徴とす
る請求項4に記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33959999A JP2001154291A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33959999A JP2001154291A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001154291A true JP2001154291A (ja) | 2001-06-08 |
Family
ID=18329017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33959999A Withdrawn JP2001154291A (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001154291A (ja) |
-
1999
- 1999-11-30 JP JP33959999A patent/JP2001154291A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070206 |