JP4106577B2 - 写真焼付装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、単一のプリントに複数のフィルムコマ画像が焼き付けられているマルチプリントを作成する写真焼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなマルチプリントの最も知られた形態は、インデックスプリントである。インデックスプリントとは、焼き増し注文に便利なような1本のネガフィルムに撮影されているコマ画像を小さいポジ画像としてまとめて印画紙に焼き付け、カットされたものであり、その作成方法や装置は各種提案されている。典型的なものでは、ネガフィルムからスキャナーによる画像を読み取り、取得されたデジタル画像データを画像処理することでネガフィルム1本分のコマ画像の縮小画像をマトリックス状の並べた画像をデジタル光プリンターによってインデックスプリントとして出力する。
【0003】
このインデックスプリントは、若い人の間では、焼き増し注文のために利用するのではなく、それ自体を保存写真として、或いは各縮小コマ画像を切り取って、プリントシールのようにも使われている。このような背景から、もっと自由に画像が配置されたマルチプリントを作成するシステムが、特開平6−332122号公報から知られている。このシステムでは、前もって合成画像要素となる写真プリントをスキャナーにより画像データとして取得し、適当な画像サイズ調整等を行った後格納しておく。さらに別な画像合成要素としてデジタルスチルビデオカメラで撮影されたシーンの画像データ取り込み、同様な画像処理を施した後、モニターを見ながら適切なレイアウトで先の画像と合成し、デジタルプリンターによってマルチプリント(合成画像)を出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような、1枚のシートに複数の画像を自由に配置させたマルチプリントは、画像処理機能を備えたコンピュータとデジタルプリンターから構成されるシステムでは、通常の出力形態であるが、顧客から預かった撮影済みフィルムを現像し、そのコマ画像を印画紙に焼き付けてプリントを作成したり、上述した定形のインデックスプリントを作成する従来の写真焼付装置では、不可能もしくはオペレータの多大な労苦が要求されることになる。
上記の実状に鑑み、本発明の目的は、種々のマルチプリントが容易に作成できる写真焼付装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明による写真焼付装置では、作成すべきマルチプリントの外形サイズを入力する外形サイズ入力部と、前記マルチプリントに含まれるコマ画像のコマ数を入力するコマ数入力部と、前記マルチプリントに含まれるコマ画像の焼付サイズを入力する画像サイズ入力部と、前記入力されたマルチプリントの外形サイズとコマ数と画像サイズからマルチプリントにおけるレイアウトを決定するマルチプリントレイアウト決定手段と、供給されてきた印画紙に画像を焼き付ける露光装置と、前記決定されたレイアウトに基づいて前記露光装置による焼付処理を制御する露光制御手段と、を備え、前記マルチプリントレイアウト決定手段がコマ画像の焼付サイズを優先する画像サイズ優先モードとコマ数を優先するコマ数優先モードとを二者択一可能に備えている。
【0006】
この構成の場合、作成したいマルチプリントの外形サイズ、及びそのマルチプリントに含めるコマ画像の焼付サイズとコマ数を入力することにより、適切なレイアウトが決定され、そのレイアウトどおりに複数のコマ画像が印画紙に焼き付けられる。例えば、A4サイズのマルチプリントに2つのコマ画像をLサイズ(約12.6x8.9mm )で配置する場合、上下余白と中間余白を十分にとったマルチプリントが作成されるし、コマ画像数が3つになれば、ほぼ3つのコマ画像がぴったりと並んだマルチプリントが作成される。焼付サイズとしてLサイズより小さいサービスサイズなどを選ぶと6つのコマ画像が無駄なく配置されることになり、アルバムのような保管に便利である。このような、作成したいマルチプリントの仕様を入力するだけで適切なレイアウトに基づいて焼付処理が実行されるので、オペレータに負担をかけることなしに、所望のマルチプリントが作成される。また、本願の構成では、マルチプリントレイアウト決定手段が、コマ画像の焼付サイズを優先する画像サイズ優先モードと、コマ数を優先するコマ数優先モードとを二者択一可能に備えているので、予め、画像サイズとコマ数のうちのどちらのファクターを優先するかを決めておくことで、満足できるレイアウト決定の自動化が容易となる。これは、マルチプリント自体のサイズは、使用する印画紙幅が限られていることからかなり限定されたものとなるが、決められたマルチプリントのサイズにおいて、コマ画像の焼付サイズ又はコマ数のどちらかを少し変更することで、無駄のないすっきりしたレイアウトが可能となるケースが多い点を有効に活用した構成である。
【0007】
本発明の好適な実施形態において、前記マルチプリントレイアウト決定手段が前記露光装置に供給される印画紙の幅をチェックして作成すべきマルチプリントのサイズに適合するかどうかをチェックするサイズチェック機能を有するものがある。写真焼付装置は、長尺のロール状印画紙を収容している1つ又は2つのペーパーマガジンを装着しており、このペーパーマガジンから引き出され露光装置に供給されるが、露光エリアとして長手方向には実質的に無制限のサイズを確保することができるのに対して横方向のサイズは印画紙幅によって規定される。このため、ペーパーマガジンに収容されている印画紙の幅を検出して、作成すべきマルチプリントのサイズに適合するかどうかチェックすることは、マルチプリント作成の自動化にあたって重要である。
【0008】
さらに本発明の好適な実施形態として、前記マルチプリントレイアウト決定手段が配置されるコマ画像の属性データとして画像の向きを付与するならば、焼付処理において、全てのコマ画像を正しい向きで焼き付けることができ、出来上がったマルチプリントの見栄えがよくなる。画像の向きに関する情報は、スキャナで読み取られた画像をモニターでチェックしてオペレータが入力してもよいし、APS(新写真システム)フィルムの磁気記録層に撮影姿勢が記録されている場合それを利用してもよい。
【0009】
本発明の好適実施形態として、前記マルチプリントレイアウト決定手段が前もって用意されたレイアウトテンプレートを用いるなら、前述したような入力されたマルチプリントの仕様からその都度レイアウトを決定する必要がなく、処理の高速化が図れる。また予め含まれるコマ枚数と焼付サイズ別に用意された種々のテンプレートから希望のレイアウトを顧客に選んでもらうことも可能となる。
【0010】
発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実施例の説明により明らかになるだろう。
【0011】
【発明の実施の形態】
通常、写真焼付装置は現像処理装置と一体化されており、画像を焼き付けた印画紙をそのまま現像処理装置に送り込んで現象処理し、所定の大きさにカットしてプリントを作成する。ここでも、このような写真焼付処理装置を例にあげて、本発明を説明する。
【0012】
図1に示す概略ブロック図から明らかなように、この写真焼付処理装置には、デジタル画像データに応じて画像を露光ポイント1において印画紙3に露光するデジタル露光装置の一例としての蛍光プリンター20Aと、同じ露光ポイント1において写真用フィルム2の画像を感光材料としての印画紙3に対して投影露光する光学(投影)露光装置20Bと、露光ポイント1で露光された印画紙3を現像する現像処理部5、印画紙3を印画紙マガジン4から露光ポイント1を経て現像処理部5へ搬送する印画紙搬送機構6及び、プリンタープロセッサー1の各部の制御等を行うコントローラ7が備えられている。露光ポイント1には印画紙3に対する光学露光装置20による露光エリアを決定するペーパーマスク40が設けられ、コントローラ7には各種の情報入力を行うための操作卓8及び画像や文字を表示させるモニタ9が接続されている。
【0013】
それぞれ異なる幅を有する印画紙3をロール状に収納している2つの印画紙マガジン4a、4bから引き出された印画紙3は、蛍光プリンター20A又は光学露光装置20B或いは両方の露光装置で露光された後、現像処理部5にて現像され、一駒分の画像情報を含む大きさに切断されて排出される。もちろん、露光前に印画紙3を必要な長さに切断する構成を採用しても良い。
【0014】
以下、各構成要素について説明する。
光学露光装置20Bには、ハロゲンランプで構成された光学露光用光源21、フィルム2に照射する光の色バランスを調整する調光フィルタ22、調光フィルタ22を通過した光を均一に混色するミラートンネル23、フィルム2の画像を印画紙3上に結像させる焼付レンズ24及びシャッタ25が露光光路をなす同一光軸上に設けられている。
【0015】
フィルム2に形成されている画像を読み取るスキャナ10が、光学露光装置20Bに対してフィルム搬送経路上流側に設けられている。このスキャナ10は、フィルム2に対して白色光を照射し、その反射光あるいは透過光の強度を赤色,緑色,青色の3原色に分解して、例えばCCDラインセンサ又はCCDイメージセンサ等で画像の濃度を測定するものである。このスキャナ10によって読み取られた画像情報は、コントローラ7に送られて、蛍光プリンター20Aによる画像焼付のためや光学露光装置20Bの露光制御のため、さらには印画紙3に形成される画像をシュミレートしたシミュレート画像をモニタ9に表示するために用いられる。
【0016】
図2に詳しく示されているように、蛍光プリンター20Aには、前述した構造を有するRの発光ブロック32とGの発光ブロック33とBの発光ブロック34からなる蛍光プリントヘッド30と、この蛍光プリントヘッド30を印画紙3の搬送方向に走査するための往復移動機構50が備えられている。蛍光プリントヘッド30や往復移動機構50の駆動系はコントローラ7と接続されており、蛍光体64の制御及び往復移動機構50による蛍光プリントヘッド30の副走査方向での走査制御に基づいて画像データや文字データが印画紙3にカラー露光される。なお、デジタル露光装置20Aとしては、蛍光プリンター以外にCRTプリンターや液晶シャッタープリンター、それにレーザプリンターなどを採用することができる。
【0017】
ペーパーマスク40それ自体は、公知なものであり、詳しい説明は省略するが、図2に概略的に示すように、印画紙3の搬送方向に平行に延びているとともに搬送方向の横断方向に往復移動可能な上辺部材41と下辺部材42、印画紙3の搬送方向の横断方向に延びているとともに搬送方向に往復移動可能な左辺部材43と右辺部材44、これらの部材を支持している基台45を備えており、上辺部材41と下辺部材42の間隔によって印画紙3の幅方向の露光範囲が、左辺部材43と右辺部材44の間隔によって印画紙3の長さ方向の露光範囲が決定される。上辺部材41、下辺部材42、左辺部材43、右辺部材44の動きは、図示されていない駆動機構を介してコントローラ7によって制御される。
【0018】
蛍光プリントヘッド30のための往復移動機構50は、ペーパーマスク40の基台45に取り付けられており、その基本的な構成要素は、蛍光プリントヘッド30の両側端部に設けられたガイド部材51、ガイド部材51に設けられたガイド孔に挿通されるガイドレール52、一方のガイド部材51に設けらたワイヤー留め具53、端部をワイヤー留め具53に固定されたワイヤー54、ワイヤー54を掛け回しているとともに基台45の両端に配置されているスプロケット55、一方のスプロケット55をサブコントローラ107の制御に基づいて回転させるパルスモータ56である。パルスモータ56の回転は、ワイヤー54の動きを通じて蛍光プリントヘッド30をガイドレール52に沿って移動させる。
【0019】
コントローラ7はマイクロコンピュータを中核として種々の周辺機器を付属させて構成されている制御ユニットであり、その機能はソフトウエア又はハードウエアあるいはその両方で実現することができる。特に、マルチプリントの作成に関して重要な機能を、図3に示された機能ブロック図を用いて説明する。
【0020】
ここでは、コントローラ7の機能は、デジタル露光制御手段70Aと光学露光制御手段70Bとマルチプリントのためのレイアウト決定手段80が行う機能に分けることができる。
まず、光学露光制御手段70Bは、シミュレート画像コマの表示と露光補正のために、画像情報記憶部71と、露光条件演算部72、画像情報変換部73と露光制御部74と焼付レンズ制御部75を備えている。画像情報記憶部71はスキャナ10が読み取った画像データを記憶し、露光条件演算部72は画像情報記憶部71の画像データを利用して露光条件を求め、画像情報変換部73は、画像情報記憶部71から読み出した画像データを露光条件演算部72が求めた露光条件に基づいてモニター9に表示するための画像データに変換する。焼付レンズ制御部75が焼付倍率に応じて焼付レンズ24を位置決めした後、露光制御部74は露光条件演算部72が求めた露光条件に基づいて光学露光装置20Bの調光フィルタ22及びシャッタ25の動作を制御し、印画紙3への露光を行う。
【0021】
デジタル露光制御手段70Aは、画像情報記憶部71の画像データに対して、縮小・拡大や色バランス調整などの処理を行う画像処理部76と、画像処理部76で処理された画像データをプリントデータとして一時的に格納するプリントデータ格納部77と、プリントデータ格納部77からプリントデータを読み出して蛍光プリントヘッド30のためのプリンタードライバー30a制御データ送るプリンター制御部78を備えている。
【0022】
レイアウト決定手段80は、操作卓8によって構成される、マルチプリントの外形サイズを入力する外形サイズ入力部81と、該当マルチプリントに含まれるコマ画像のコマ数を入力するコマ数入力部82と、該当マルチプリントに含まれるコマ画像の焼付サイズを入力する画像サイズ入力部83と、そして印画紙マガジン4a、4bに収納されている印画紙3の幅などの種別データを検出する印画紙種別検出センサー4cとつながっており、相応な入力データを受け取ることができる。
【0023】
レイアウト決定手段80は、サイズチェック部84と、属性データ付与部85と、マルチプリント用テンプレートデータを格納しているテンプレート格納部86と、テンプレート格納部86から適当なテンプレートを選択するテンプレート選択部87と、モード設定部88を備えている。
【0024】
サイズチェック部84は、印画紙種別検出センサー4cによって検出された印画紙の幅、つまり蛍光プリンター20Aに供給される印画紙3の幅が外形サイズ入力部81から入力された作成すべきマルチプリントのサイズに適合するものかどうかをチェックし、いずれのペーパーマガジン4a又は4bの印画紙3も不適当な場合、ペーパーマガジンの交換をモニター9を通じて促す。
属性データ付与部85は、マルチプリントのレイアウト上に規定されているエリアに割り当てられるコマ画像に対してその画像の向き(つまり撮影姿勢)を属性データとして付与する。画像の向きに関する情報は、スキャナ10で読み取られた画像をモニター9でチェックしてオペレータが操作卓8を介して入力してもよいし、APS(新写真システム)フィルムの磁気記録層に撮影姿勢が記録されている場合それを読み取って自動的に画像の向きを付与してもよい。これにより、例えば図4に示されたマルチプリントでは、コマ番号4のコマ画像には縦向きの属性データが付与され、画像処理工程において画像回転されたものである。
【0025】
テンプレート格納部86には、マルチプリントのサイズ、コマ画像の焼付サイズ、コマ数に応じて種々のレイアウトをもったテンプレートが格納されている。また背景画像を備えたテンプレートも用意されている。テンプレート選択部87は、操作卓8から入力されたデータに基づいて最適なテンプレートをテンプレート格納部86から検索抽出する。レイアウト決定手段80は、決定したレイアウトにコマ画像を割り当てる。
【0026】
入力されたマルチプリントのサイズ、焼付コマ画像サイズ、コマ枚が矛盾となる場合や、コマ画像の自動的な割り付けを容易にするために、コマ画像の焼付サイズを優先する画像サイズ優先モードとコマ数を優先するコマ数優先モードとが備えられており、これらのモードの選択は操作卓8を通じて行われ、選択したモードはモニター設定部88にセットされる。
【0027】
次に、この写真焼付処理装置の概略的な動作を説明する。
まず、通常のプリント作業では、モータ12によって駆動されるローラ11によってフィルム2が光学露光装置20Bに供給される際、スキャナ10にて読み取ったフィルム2の画像情報に基づいて、光学露光制御手段70Bが調光フィルタ22を制御し、これにより、光源21の照射光をフィルム2の画像の色濃度に応じた色バランスに調整する。光学露光装置20Bでは、その調整後の光によりフィルム2を照射し、フィルム2の画像情報を透過光として露光ポイント1に位置する印画紙3に照射し、印画紙3にフィルム2の画像を焼き付ける。デジタルカメラなどによって取得されたデジタル画像を印画紙3にプリントする場合では、そのデジタル画像データが直接画像情報記憶部71に送り込まれ、デジタル露光制御手段70Aによって露光ポイント1に位置する印画紙3に対して、蛍光プリンター20Aが焼き付けを行う。露光ポイント1で画像を焼き付けられた印画紙3は、複数のローラ13とこれらのローラ13を駆動するためにコントローラ7によって制御されるモータ14を備えた印画紙搬送機構6によって現像処理部5に搬送され、印画紙3を現像するための処理液を充填した複数のタンクを順次通過していくことで現像処理される。
【0028】
典型的なマルチプリント作業では、対象となるフィルム2のコマ画像がスキャナ10によって順次読み取られ、その画像データが画像情報記憶部71に格納される。各コマ画像の向きはモニター9の表示からチェックされ、縦向きのコマ画像があれば、操作卓8を用いて、画像の向き情報として入力しておく。同時に、操作卓8を通じて入力された、マルチプリントのサイズ、コマ画像の焼付サイズ、コマ数に基づいて適切なテンプレートが選択され、このテンプレートのコマ画像エリアにコマ画像のID、通常はフィルムコマ番号が割り付けられる。例えば、12枚撮りフィルムから、アルバムサイズの一枚のマルチプリントに6つのコマを配置するケースでは、図4のような仕上がりとなるテンプレートを選ぶことができる。コマ画像はフィルムコマ番号の順で割り付けられ、画像の向き情報が縦向きの場合、その情報は該当コマ画像の属性データとしてセットされる。つまり、レイアウト決定手段80は、DTP(デスクトップパブリッシング)の分野でよく用いられているページレイアウトソフトのような働きをしている。全てのコマ画像が割り付けられたテンプレートデータに基づいて、画像処理部76は、画像回転や背景との合成さらにYMC変換などの画像処理を行うことで、プリントのためのページデータを生成し、プリント格納データ部77に転送する。このデータに基づいて蛍光プリンター20Aによって露光された印画紙3は印画紙搬送機構6によって現像処理部5に搬送され、現像処理されることで図4に示すようなマルチプリントが作成される。
【0029】
上述した実施形態では、マルチプリントの露光はデジタル露光装置20Aによって行われたが、光学露光装置を使うことも可能である。この場合光学露光装置20Aには、その露光光軸を印画紙面に対して2次元的に移動させることができるように、ミラーシステムや焼付レンズ移動機構が備えられ、そのような光学露光装置20Aの各動作部材を、光学露光制御手段70Bが、レイアウト決定手段によって決定されたレイアウトデータに基づいて制御することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による写真焼付装置を採用した写真焼付処理装置のブロック図
【図2】蛍光プリンターの斜視図
【図3】図1による写真焼付処理装置のマルチプリントに関する機能ブロック図
【図4】マルチプリントの説明図
【符号の説明】
3 印画紙
7 コントローラ
10 スキャナ
20A 蛍光プリンター(デジタル露光装置)
20B 光学露光装置
70A デジタル露光制御手段
70B 光学露光制御手段
80 レイアウト決定手段
81 外形サイズ入力部
82 コマ数入力部
83 画像サイズ入力部
84 サイズチェック部
85 画像属性データ付与部
86 テンプレート格納部
87 テンプレート設定部
88 モード設定部

Claims (4)

  1. 単一のプリントに複数のフィルムコマ画像が焼き付けられているマルチプリントを作成する写真焼付装置において、
    前記マルチプリントの外形サイズを入力する外形サイズ入力部と、
    前記マルチプリントに含まれるコマ画像のコマ数を入力するコマ数入力部と、
    前記マルチプリントに含まれるコマ画像の焼付サイズを入力する画像サイズ入力部と、
    前記入力されたマルチプリントの外形サイズとコマ数と画像サイズからマルチプリントにおけるレイアウトを決定するマルチプリントレイアウト決定手段と、
    供給されてきた印画紙に画像を焼き付ける露光装置と、
    前記決定されたレイアウトに基づいて前記露光装置による焼付処理を制御する露光制御手段と、を備え、
    前記マルチプリントレイアウト決定手段がコマ画像の焼付サイズを優先する画像サイズ優先モードとコマ数を優先するコマ数優先モードとを二者択一可能に備えていることを特徴とする写真焼付装置。
  2. 前記マルチプリントレイアウト決定手段が前記露光装置に供給される印画紙の幅をチェックして作成すべきマルチプリントのサイズに適合するかどうかをチェックするサイズチェック機能を有することを特徴とする請求項1に記載の写真焼付装置。
  3. 前記マルチプリントレイアウト決定手段が配置されるコマ画像の属性データとして画像の向きを付与することを特徴とする請求項1又は2に記載の写真焼付装置。
  4. 前記マルチプリントレイアウト決定手段が前もって用意されたレイアウトテンプレートを用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の写真焼付装置。
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