JP2000180988A - 写真処理装置及び写真処理装置における補正情報入力方法 - Google Patents

写真処理装置及び写真処理装置における補正情報入力方法

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JP2000180988A
JP2000180988A JP10360419A JP36041998A JP2000180988A JP 2000180988 A JP2000180988 A JP 2000180988A JP 10360419 A JP10360419 A JP 10360419A JP 36041998 A JP36041998 A JP 36041998A JP 2000180988 A JP2000180988 A JP 2000180988A
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Shigeru Hanamura
茂 花村
Kazushige Iso
和茂 磯
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モニター画面上における画像コマの補正作業
を容易にできる写真処理装置及びこの写真処理装置にお
ける補正情報入力方法を提供すること。 【解決手段】 現像済みのネガフィルムの画像コマを印
画紙に露光する焼付露光部と、ネガフィルムの画像コマ
を読み取るスキャナーと、焼付露光部における露光に先
立ち、スキャナーにより読み取られた画像コマ30の多
数を表示するモニター21と、モニター21に表示され
た画像コマ30の補正情報を入力するキーボードとを備
えた写真処理装置において、モニター21に表示されて
いる多数の画像コマ30のうち任意の複数の画像コマ3
0を選択可能な画像コマ選択手段を備え、この選択され
た複数の画像コマ30の色、濃度などの補正情報を一括
して補正可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像済みの写真フ
ィルムの画像コマを感光材料に露光する焼付露光部と、
前記写真フィルムの前記画像コマを読み取る読取手段
と、前記焼付露光部における露光に先立ち、前記読取手
段により読み取られた前記画像コマの多数を表示するモ
ニターと、前記モニターに表示された前記画像コマの焼
付情報を補正入力する入力手段とを備えた写真処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる写真処理装置は、現像済みのネガ
フィルム( 写真フィルムの1例である。) の画像コマを
印画紙( 感光材料の1例である。) に露光し、露光され
た印画紙は現像・乾燥処理がなされ、1枚1枚のプリン
トにカットされた状態で顧客に返却される。ここで、適
正な色濃度のプリントを得るために、ネガフィルムの画
像コマを印画紙に露光するまえに、画像コマをスキャナ
ーなどの読取装置で読み取り、これをモニターに表示さ
せるようにしている。モニターには読み取った画像コマ
の多数( 例えば、4コマ、6コマ、12コマ、24コマ
…等) を表示させるようにしている。オペレータはこの
モニターの表示画面を見ながら、適正なプリントが得ら
れるかどうかを判断し、適正なプリントが得られるよう
にするために色情報や濃度情報などをキーボードなどの
入力手段を利用して補正情報を入力できるようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、モニターに表
示されている複数の画像コマについて共通の補正情報を
入力する場合には次の(1)か(2)のやり方を行って
いた。
【0004】(1)補正したい複数の画像コマについ
て、1つづつ補正情報を入力していた。
【0005】(2)補正したい複数の画像コマのうちあ
る1つの画像コマについて補正情報を入力し、この補正
情報を残りの画像コマ全てにコピーをする。
【0006】上記(1)の場合は、同じ補正情報を1コ
マ1コマ入力するのは煩雑であり手間がかかるという問
題点がある。また、(2)の場合も、補正したくない画
像コマがある場合は、当該画像コマの補正情報をクリア
しなければならず、特にモニターに表示されている画像
コマの数が多いとクリアをするための作業が煩雑であり
手間がかかるという問題点があった。
【0007】そこで本発明は上記実情に鑑みてなされた
ものであり、その目的はモニター画面上における画像コ
マの補正作業を容易にできる写真処理装置及びこの写真
処理装置における補正情報入力方法を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明にかかる写真処理装置は、現像済みの写真フィ
ルムの画像コマを感光材料に露光する焼付露光部と、前
記写真フィルムの前記画像コマを読み取る読取手段と、
前記焼付露光部における露光に先立ち、前記読取手段に
より読み取られた前記画像コマの多数を表示するモニタ
ーと、前記モニターに表示された前記画像コマの焼付情
報を補正入力する入力手段とを備えた写真処理装置にお
いて、前記モニターに表示されている前記多数の画像コ
マのうち任意の複数の前記画像コマを選択可能な画像コ
マ選択手段を備え、この選択された複数の前記画像コマ
の前記補正情報を一括して補正可能に構成したことを特
徴とするものである。
【0009】この構成による写真処理装置の作用は次の
ようになる。
【0010】(1)写真フィルムの画像コマの情報を読
取手段により読み取る。 (2)読み取られた画像コマをモニターに表示する。モ
ニターには多数( 例えば、4コマ、6コマ、24コマ、
…等である。) の画像コマが表示される。 (3)同じ補正情報を入力すべき画像コマが複数あると
オペレータが判断した場合には、当該複数の画像コマを
選択する。補正情報とは、色補正、濃度補正、プリント
枚数、プリントサイズ等である。 (4)複数の画像コマが選択された状態で、補正情報を
入力する。 (5)選択された複数の画像コマの補正情報が一括補正
される。 以上のように、複数の画像コマを選択してから、補正情
報を入力することができる。したがって、共通の補正情
報を入力する場合に、補正情報を入力するのは1回です
むから補正作業が容易になった。
【0011】複数の画像コマが選択されたことをモニタ
ー画面上で表示するには、以下に説明するような形態を
取ることが可能である。例えば、前記モニターの画面上
において、前記選択された画像コマを枠で囲む識別手段
を備えることができる。枠で囲むことにより、枠の内側
にある画像コマが選択されていることを直ちに認識する
ことができる。枠で囲む場合には、個々の画像コマを1
つ1つ枠で囲んでも良いし、選択された画像コマ全体を
1つの枠で囲むようにしても良い。また、枠は完全に囲
まれた枠でも良いし、一部が切れていても良い。枠は実
線、破線、二重線など適宜選択することができる。
【0012】複数の画像コマが選択されたことをモニタ
ー画面上で表示する別の形態は、前記モニターの画面上
において、前記選択された画像コマの付帯情報の表示部
を枠で囲む識別手段を備えることである。オペレータ
は、付帯情報の表示部が枠で囲まれているか否かにより
直ちに画像コマが選択されていることを認識することが
できる。また、枠は完全に囲まれた枠でも良いし、一部
が切れていても良い。枠は実線、破線、二重線など適宜
選択することができる。
【0013】複数の画像コマが選択されたことをモニタ
ー画面上で表示する更に別の形態は、前記モニターの画
面上において、前記選択された画像コマの付帯情報の表
示部の色を変える識別手段を備えることである。付帯情
報の表示部の色を変えることにより、オペレータは画像
コマが選択されていることを直ちに認識することができ
る。
【0014】複数の画像コマが選択されたことをモニタ
ー画面上で表示する更に別の形態は、前記モニターの画
面上において、前記選択された前記画像コマの大きさを
変える識別手段を備えることである。オペレータはモニ
ター画面上における画像コマの大きさにより、画像コマ
が選択されているか否かを直ちに認識することができ
る。
【0015】本発明の上記目的を達成するための補正情
報入力方法は、現像済みの写真フィルムの画像コマを感
光材料に露光する焼付露光部と、前記写真フィルムの前
記画像コマを読み取る読取手段と、前記焼付露光部にお
ける露光に先立ち、前記読取手段により読み取られた前
記画像コマの多数を表示するモニターと、前記モニター
に表示された前記画像コマの補正情報を補正入力する入
力手段とを備えた写真処理装置における補正情報入力方
法おいて、前記写真フィルムの前記画像コマを読み取る
ステップと、読み取った画像コマを前記モニターに表示
させるステップと、前記モニターに表示されている前記
多数の画像コマのうち任意の複数の前記画像コマを選択
するステップと、この選択された複数の前記画像コマの
前記焼付情報を一括して補正するステップとを有するこ
とを特徴とするものである。
【0016】かかる方法によれば、複数の画像コマを選
択してから、補正情報を入力することができる。したが
って、共通の補正情報を入力する場合に、補正情報を入
力するのは1回ですむから補正作業が容易になった。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明にかかる写真処理装置の好
適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は写真処理
装置の全体構成を示す模式図である。ネガフィルム1を
処理するための処理部として、ネガフィルム1の画像情
報を読み取るスキャナー部5と、ネガフィルム1の画像
を印画紙10に焼き付けるフィルム焼付処理部6と、カ
ッター8により4コマ又は6コマに切断されたネガフィ
ルム1(ピースネガ1a)をトレーコンベア9に排出す
るネガフィルム排出部7とを備えている。
【0018】印画紙10を処理する処理部として、ネガ
フィルム焼付露光部6にて画像を焼き付けられた印画紙
10の現像処理を行う印画紙現像処理部11と、現像処
理後の印画紙10の乾燥処理を行う印画紙乾燥部12
と、乾燥された印画紙10を所定長さにカットしてプリ
ント10aとして排出するプリント排出部13とを備え
ている。印画紙10はペーパーマガジン18にロール状
に収納されており、さらに、印画紙搬送用の搬送ローラ
16とその搬送ローラ16を駆動する駆動モータ17が
備えられている。1オーダー分のプリント10aは横送
りコンベア14により、トレーコンベア9に送り出さ
れ、ネガフィルム排出部7から排出された1オーダー分
のピースネガ1aとを照合組み合わせて、オペレータに
よる仕上がり品取り出し位置までトレーコンベア9によ
り搬送する。
【0019】次に、ネガフィルム1を処理する各部の構
成を説明する。スキャナー部5は、読取用光源5aと、
ミラートンネル5bと、画像読取用のスキャナー5c
(例えば、CCDラインセンサー又はエリアセンサーで
ある。)と、フィルム搬送ユニット5dとを備えてい
る。フィルム焼付処理部6は、露光用光源6aと、調光
フィルタ6bと、ミラートンネル6cと、フィルム搬送
ユニット6dと、露光用レンズ6eと、シャッター6f
とを備えている。
【0020】スキャナー部5にネガフィルム1が挿入さ
れると、その各画像コマがスキャナー5cにより読み取
られ、その画像データは写真処理装置1全体を制御する
コントローラ20に送られる。コントローラ20は、ス
キャナー5c(写真フィルムの画像コマを読み取る読取
手段に相当する。)から送られてきた画像データに基づ
いて、そのネガフィルム1の画像を印画紙10に焼付露
光するための露光条件を求めて、該当するネガフィルム
1の画像コマがフィルム搬送ユニット6dの所定の位置
に搬送されてきたときに、先だって求めた露光条件に基
づいて調光フィルタ6bやシャッター6fを制御して印
画紙10を露光する。
【0021】さらに、コントローラ20は、スキャナー
5cにより読み取ったネガフィルム1の画像データを処
理して、求めた露光条件で印画紙10を露光した場合に
得られる画像のシミュレート画像をモニター21に表示
し、オペレータは、そのシミュレート画像をモニター2
1で観察し、必要に応じてキーボード22から露光条件
を修正することができる。このキーボード22は、キー
ボード制御ユニット23を介してコントローラ20に接
続されている。
【0022】フィルム焼付処理部6で露光処理の終了し
たネガフィルム1は、フィルム搬送方向下流側に配置さ
れているネガフィルム排出部7に設けられたカッター8
により6コマ又は4コマ毎に切断され、複数枚のピース
ネガ1aとしてトレーコンベア9に送り出される。ピー
スネガ1aがネガシート挿入装置によりネガシートに挿
入される場合には、このネガシートは折りたたまれた後
にトレーコンベア9に送り出される。また、アドバンス
フォトシステムによるネガフィルム1の場合は、各処理
作業の前にカートリッジから引き出され、焼付処理後に
再びカートリッジに収納された状態でトレーコンベア9
に送り出される。
【0023】印画紙現像処理部11には、図示は省略さ
れているが複数の現像処理タンクが設けられており、フ
ィルム焼付処理部6でネガフィルム1の画像が焼き付け
られた後、印画紙10は印画紙現像処理部11の現像処
理タンクを順次通過することで現像処理される。現像処
理後の印画紙10は、印画紙乾燥部12で乾燥された
後、不図示のプリントカッターにより1枚ごとのプリン
ト10aとしてプリント排出部13に排出され、横送り
コンベア14によりトレーコンベア9に送り出される。
【0024】次にコントローラ20の機能を図2に示さ
れる制御ブロック図で説明する。コントローラ20は、
スキャナー5cが読み取った画像データを記憶する画像
データ記憶部20bと、この画像データ記憶部20bの
画像データを用いて露光条件を求める露光条件演算部2
0cと、この露光条件演算部20cが求めた露光条件に
基づいてモニター21にシミュレート画像コマを表示す
るための画像データに変換する画像データ変換部20d
と、画像データ記憶部20b、露光条件演算部20c、
画像データ変換部20d、露光制御部20eなどの各部
の動作を格納されているプログラムとキーボード22に
よる操作命令に基づいて制御する中央制御部20aとを
備えている。
【0025】また、画像データ変換部20dには、画像
データのネガポジ変換などの変換処理に関する種々のパ
ラメータが登録されており、露光条件変換部20cで求
めた露光条件でネガフィルム1の画像コマを印画紙10
に露光して印画紙10上に形成される画像と同等の画
像、すなわちシミュレート画像をモニター21に所定の
多数コマ表示パターンにより表示できるように設定され
ている。露光条件演算部20cでは、キーボード22に
よりY,M,C(イエロー、マゼンタ、シアン)の各色
の露光量の増減、又は写真の濃度変化に相当する露光量
の平均的な増減を命令されることにより露光条件の補正
を行う。
【0026】画像データ記憶部20bは、スキャナー5
cに読み取られた1オーダー分のネガフィルム1の画像
データを記憶することができ、画像データ変換部20d
が画像データ記憶部20bから複数の画像コマの画像デ
ータを読み出して変換処理し、複数のシミュレート画像
コマを所定の多数コマ表示パターンでモニター21に表
示することができる。
【0027】本実施形態にかかる写真処理装置は、オペ
レータがモニター21に表示されたシミュレート画像コ
マを見ながら露光条件などの補正の要否を判定するマニ
ュアル処理モードと、オペレータによる判定なしで露光
条件演算部20cで求められた露光条件で焼き付け処理
を行うオートモードが設けられている。マニュアル処理
モードが選択されると、モニター21にシミュレート画
像コマが所定の多数コマ表示パターンで表示される。
【0028】モニター21に多数のシミュレート画像コ
マを表示するための多数コマ表示パターンとしては、例
えば、4コマ表示パターン、6コマ表示パターン、28
コマ表示パターン、40コマ表示パターンなどがあり、
図3に6コマ表示パターンの表示例を示す。
【0029】6コマ表示パターンでは、ネガフィルム1
における画像コマの配列順にシミュレート画像コマ30
が順次表示され、各シミュレート画像コマ30の下側に
配置された各シミュレート画像コマ30に関連したデー
タ表示領域31(付帯情報の表示部に相当する。)が設
けられている。このデータ表示領域31には、図4に示
すようにスキャナー5cの測光値から求めた平均濃度値
を表示する濃度値表示欄31aと、コマ番号を表示する
コマ番号表示欄31bと、Y,M,Cの各色に対するキ
ーボードから入力された補正値を表示する補正値表示欄
31cと、写真の濃度変化に相当する露光量の平均的な
増減についてのキーボード22から入力された補正値を
表示する濃度補正値表示欄31dと、キーボード22か
ら入力されたその画像コマのプリント枚数を表示するプ
リント枚数表示欄31eとが配置されている。
【0030】データ表示領域31の周辺部には、Y,
M,C及び白色の案内用マーク32が表示されている。
さらに、モニター画面上では、そのシミュレート画像コ
マ30がキーボード22による命令の対象となっている
ことを示すカーソル33がデータ表示領域31の左上の
コーナー部に表示されるようになっているが、このカー
ソル33は、対象となるシミュレート画像コマ30の一
部又は全部を囲む形状にするなど種々の形態を採用する
ことができる。
【0031】<キーボードの構成>図5にキーボード2
2(画像コマの補正情報を入力する入力手段に相当す
る。)の各キーの配置構成例を示す。図5において、キ
ーボード22の左側中央部分には露光量補正及び色補正
及びその他の補正を行うための補正入力値がそれぞれ異
なる複数の補正キーN,H1,H2,H3,H4,L
1,L2,L3,L4が配置されている。これら補正キ
ー群の中央に位置する補正キーNの打鍵面にはノーマル
を意味する『N』が表示されている。他の補正キーの打
鍵面には, 補正量の大きさを表わす『+1』〜『+
4』、『−1』〜『−4』の数字が表示されている。
【0032】補正キーH5は、打鍵面に『+5/−4』
の数字が表示されており、+5以上又は−4以下の補正
を行う場合に使用されるものである。例えば、補正キー
H5を押して補正キーH2を押すと+7の補正が可能と
なる。オーダーキーDは、打鍵面に『ODR』と表示さ
れ、オーダーを区別するために使用され、ネガフィルム
1の処理オーダー毎に押される。
【0033】補正キー群の上側には9つのファンクショ
ンキーF1〜F9が配置されている。露光量の補正を行
う場合には、補正キーN,H1〜H5、L1〜L4を適
宜押すことにより補正値の入力を行う。色補正を行う場
合には、ファンクションキーF4,F5,F6(色を示
す『Y』『M』『C』が表示されている)のいずれかを
押して補正を行う色を指定し、次に補正キーN,H1〜
H5、L1〜L4を適宜押すことにより補正値の入力を
行う。メニューキーF1は、これを押すとモニター21
の画面にメニュー画面を表示し、例えば、所望の多数コ
マ表示パターンを選択することができる。シフトキーF
2は、モニター画面に表示されている多数のシミュレー
ト画像コマ30のうちの任意の複数コマを選択するため
等に用いられる。
【0034】キーボード22の右側には、4つのカーソ
ルキーC1,C2,C3,C4が配置されており、これ
らカーソルキーC1〜C4を適宜操作することでモニタ
ー画面上で補正情報を入力したいシミュレート画像コマ
30を選択することができる。イエスキーYEは、これ
を押すと入力された数値を確定させることができる。パ
スキーPAは、補正不要のシミュレート画像コマ30を
飛ばして、その次のシミュレート画像コマ30を選択す
るときに用いられる。スタートキーSTは、モニター2
1に表示されているシミュレート画像コマ30の更新処
理や、補正の要否のチェックの完了したネガフィルム1
に対する焼付処理への移行のためなどに用いられる。
【0035】<補正作業の手順>次に補正作業の手順を
説明する。図3において、1コマ、1コマ補正情報を入
力していく場合は、まず補正情報を入力したいシミュレ
ート画像コマ30を選択し、露光量補正、色補正等を行
う。入力がすんだら、イエスキーYEを押して入力値を
確定させ、カーソルキーC1〜C4を操作してその次の
補正情報を入力するべきシミュレート画像コマ30を選
択して同様に露光量補正、色補正などを行う。
【0036】それでは、複数のシミュレート画像コマ3
0を選択して補正情報を一括して入力する手順を説明す
る。図3において、モニター表示画面の上段の真ん中と
右、及び下段の真ん中と右の4つのシミュレート画像コ
マ30を選択し、これら4つのシミュレート画像コマ3
0についてM色の補正値を−2に、プリント枚数を3枚
に一括補正する手順の1例を説明する。図3では右上の
シミュレート画像コマ30が選択されている状態である
から、この状態でシフトキーF1を押しながらカーソル
キーC3を押すと右下のシミュレート画像コマ30が追
加して選択される(この状態で右上と右下の2つのコマ
が選択されている。)。さらに、シフトキーF1を押し
ながらカーソルキーC4を押すと真ん中下のシミュレー
ト画像コマ30が更に追加して選択される(この状態で
右上、右下、真ん中下の3コマが選択されている。)。
この状態を図6に示す。選択されている3つのシミュレ
ート画像コマ30が太い枠線35a(識別手段に相当す
る。)で囲まれている。この状態から更にシフトキーF
1を押しながらカーソルキーC2を押すと真ん中上のシ
ミュレート画像コマ30が更に追加して選択される。こ
の時のモニター表示画面は図7に示され、選択された4
つのシミュレート画像コマ30が太い枠線35bで囲ま
れている。
【0037】上記例では、シフトキーF1、カーソルキ
ーC1〜C4は画像コマ選択手段として機能する。
【0038】その次に、MキーF5を押し、補正キーL
2を押すことで、選択した4つのシミュレート画像コマ
30のM色が一括して−2に補正される。さらにリプリ
ントキーF3を押し補正キーH3を押すことで、選択し
た4つのシミュレート画像コマ30のプリント枚数が3
枚に一括補正される。このように、複数のシミュレート
画像コマ30について同一の補正情報を入力したい場合
に、一括して補正情報を入力できるから補正作業が簡素
化して作業の効率アップを図ることができる。
【0039】複数のシミュレート画像コマ30を選択す
る時のキー操作は上記の方法に限定されず、オペレータ
の操作のしやすさ、好みに応じて種々の方法を採用する
ことができる。例えば、選択するシミュレート画像コマ
30を確定するときにイエスキーYE(その他のキーで
も良い。)を押すようにし、カーソルキーC1〜C4を
移動させて任意のシミュレート画像コマを選択するたび
にイエスキーYEにより確定させていくやり方である。
その他のやり方としてコマ番号を入力して選択するやり
方、座標に相当する数値を入力することで選択するやり
方などがあげられる。
【0040】<その他のモニター画面表示例>複数のシ
ミュレート画像コマ30が選択されたことを表示するそ
の他の表示例を説明する。図8は、シミュレート画像コ
マ30とデータ表示領域31とを1つの太い枠線35c
で囲んだ例である。枠線35cは一部が切断されていて
も良い。図9は、シミュレート画像コマ30の上辺と左
右両辺とを太い枠線35dで結んだ例である。図10
は、データ表示領域31を太い枠線35eで囲んだ例で
ある。枠線35eは、一部が切断されていても良い。図
11は、選択されたシミュレート画像コマ30を選択さ
れていないシミュレート画像コマ30に比べて大きくな
るように表示した例である。
【0041】その他の表示例を説明する。図10では、
データ表示領域31の全体を太い枠線で囲んでいるが、
データ表示領域31の中に表示されている情報の一部を
枠で囲むようにしても良い。例えば、コマ番号表示欄3
1bや補正値表示欄31cを枠で囲むようにしても良
い。また、データ表示領域31の色を他と変えることに
より識別しても良い。色を変える場合にも、データ表示
領域31全体の色を変える場合や、データ表示領域31
の一部の色を変える場合など種々のやり方がある。
【0042】図12は、28コマ表示パターンにおい
て、複数のシミュレート画像コマ30が選択されている
ことを表示した例であり、選択されたシミュレート画像
コマ30が枠線35fにより囲まれている。
【0043】本実施形態では、補正情報の例として露光
量補正、色補正、プリント枚数を例に挙げたが、その他
フロントプリントのプリント場所、バックプリントの項
目、プリントサイズなどが補正情報の例としてあげるこ
とができる。フロントプリントとは、APSシステムの
ようにフィルムに磁気情報が記録されている場合に、当
該情報をプリントの表面に焼き付けることができる。磁
気情報としては、撮影場所、撮影年月日、露出情報など
種々のものがある。プリントの表面に焼き付ける場所を
キーボード22から入力して選択することができる。
【0044】バックプリントとはプリントの裏面に形成
するコレクション印字のことであり、Y,M,Cの補正
キー入力値の数値などを入力することをでき、プリント
する項目をキーボード22から適宜入力して選択するこ
とができる。プリントサイズとしては、Lサイズや2L
サイズの選択、フルサイズやパノラマサイズなどのプリ
ントサイズを補正情報としてキーボード22から入力す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真処理装置の全体構成を示す模式図
【図2】コントローラの機能を説明する機能ブロック図
【図3】モニターにおける6コマ表示パターンの表示例
【図4】データ表示領域の構成を説明する図
【図5】キーボードのキー配置構成例を示す図
【図6】複数のシミュレート画像コマが選択されている
ことを示すモニター表示例1
【図7】複数のシミュレート画像コマが選択されている
ことを示すモニター表示例2
【図8】複数のシミュレート画像コマが選択されている
ことを示すモニター表示例3
【図9】複数のシミュレート画像コマが選択されている
ことを示すモニター表示例4
【図10】複数のシミュレート画像コマが選択されてい
ることを示すモニター表示例5
【図11】複数のシミュレート画像コマが選択されてい
ることを示すモニター表示例6
【図12】モニターにおける28コマ表示パターンの表
示例
【符号の説明】
1 ネガフィルム 5c スキャナー 10 印画紙 20 コントローラ 21 モニター 22 キーボード 30 シミュレート画像コマ 31 データ表示領域 35a,35b,35c,35d,35e,35f
枠線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像済みの写真フィルムの画像コマを感
    光材料に露光する焼付露光部と、 前記写真フィルムの前記画像コマを読み取る読取手段
    と、 前記焼付露光部における露光に先立ち、前記読取手段に
    より読み取られた前記画像コマの多数を表示するモニタ
    ーと、 前記モニターに表示された前記画像コマの補正情報を入
    力する入力手段とを備えた写真処理装置において、 前記モニターに表示されている前記多数の画像コマのう
    ち任意の複数の前記画像コマを選択可能な画像コマ選択
    手段を備え、この選択された複数の前記画像コマの前記
    補正情報を一括して補正可能に構成したことを特徴とす
    る写真処理装置。
  2. 【請求項2】 前記モニターの画面上において、前記選
    択された画像コマを枠で囲む識別手段を備えたことを特
    徴とする請求項1に記載の写真処理装置。
  3. 【請求項3】 前記モニターの画面上において、前記選
    択された画像コマの付帯情報の表示部を枠で囲む識別手
    段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の写真処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記モニターの画面上において、前記選
    択された画像コマの付帯情報の表示部の色を変える識別
    手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の写真処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記モニターの画面上において、前記選
    択された前記画像コマの大きさを変える識別手段を備え
    たことを特徴とする請求項1に記載の写真処理装置。
  6. 【請求項6】現像済みの写真フィルムの画像コマを感光
    材料に露光する焼付露光部と、前記写真フィルムの前記
    画像コマを読み取る読取手段と、前記焼付露光部におけ
    る露光に先立ち、前記読取手段により読み取られた前記
    画像コマの多数を表示するモニターと、前記モニターに
    表示された前記画像コマの補正情報を入力する入力手段
    とを備えた写真処理装置における補正情報入力方法おい
    て、 前記写真フィルムの前記画像コマを読み取るステップ
    と、 読み取った画像コマを前記モニターに表示させるステッ
    プと、 前記モニターに表示されている前記多数の画像コマのう
    ち任意の複数の前記画像コマを選択するステップと、 この選択された複数の前記画像コマの前記焼付情報を一
    括して補正するステップとを有することを特徴とする補
    正情報入力方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014204391A (ja) * 2013-04-09 2014-10-27 コニカミノルタ株式会社 色調整装置、及び色調整装置の制御プログラム

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