JP2000241118A - 眼位置測定装置 - Google Patents

眼位置測定装置

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JP2000241118A
JP2000241118A JP11043965A JP4396599A JP2000241118A JP 2000241118 A JP2000241118 A JP 2000241118A JP 11043965 A JP11043965 A JP 11043965A JP 4396599 A JP4396599 A JP 4396599A JP 2000241118 A JP2000241118 A JP 2000241118A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切な眼鏡調整ができるように、被検者の使
用環境に応じた状態で被検者の眼の位置を正確に測定で
きる眼位置測定装置を提供する。 【解決手段】 被検者眼を注視させるための注視目標を
持ち該注視目標の呈示距離を光学的に変化させる注視目
標呈示光学系と、被検者の両眼を含む前眼部を撮像する
ための撮像手段を持ち該撮像手段による撮影距離を光学
的に変化させて前記注視目標と略同一位置から撮像する
撮像光学系と、前記撮像手段により撮像された画像に基
づいて被検者の眼位置を測定する測定手段とを備える

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検者の眼の瞳孔
中心間距離、被検者が装用した眼鏡フレームに対する眼
の位置(アイポジション)等の眼位置を測定する眼位置
測定装置に関する。
【0002】
【従来技術】眼鏡調整においては、眼鏡フレームに枠入
れされるレンズの光学中心と被検者の眼の位置を合せる
ことが重要である。このための測定としては、両眼の瞳
孔中心間距離(以下、PDという)を得るために、特開
平1−158933号公報等にあるような瞳孔間距離計
を用いていた。あるいは、自動的に眼の屈折力を測定す
る眼屈折力測定装置によってもPDを測定することも行
われている。
【0003】また、眼鏡フレームを装用した状態の被検
者の顔を個定位置に置かれたテレビカメラで撮影し、そ
の撮影画像から眼鏡フレームに対する眼の位置(アイポ
ジション)を求めるようにしたものも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
瞳孔間距離計や眼屈折力測定装置で得られるPDは、眼
鏡フレームとの位置を調べることなく眼鏡調整に利用さ
れることになるので、眼鏡作成後に瞳孔中心とレンズの
光学中心とのずれが発生しやすい。また、瞳孔間距離計
は鼻当て部材で被検者の顔に装置を固定するが、被検者
によって鼻の形状は様々であり、当て方による誤差が生
じやすい。
【0005】一方、テレビカメラで撮影した画像を利用
する方法は、眼鏡フレームに対する眼の位置情報を知り
得る。しかし、従来は固定位置に置かれたテレビカメラ
で撮影していたので、被検者が注視する使用目的距離の
違いによって測定される眼の位置は不正確になる。
【0006】また、最近では高齢化の進行に伴い、累進
多焦点レンズを購入する被検者が増加する傾向にあるの
で、累進多焦点レンズは単焦点レンズに比べて眼との位
置合わせが特に重要となる。すなわち、累進多焦点レン
ズでは遠用及び近用のアイポジションを装用者の使用環
境に応じてより正確に測定することが必要とされてい
る。
【0007】本発明は、上記従来技術に鑑み、適切な眼
鏡調整ができるように、被検者の使用環境に応じた状態
で被検者の眼の位置を正確に測定できる眼位置測定装置
を提供することを技術課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
【0009】(1) 被検者眼を注視させるための注視
目標を持ち該注視目標の呈示距離を光学的に変化させる
注視目標呈示光学系と、被検者の両眼を含む前眼部を撮
像するための撮像手段を持ち該撮像手段による撮影距離
を光学的に変化させて前記注視目標と略同一位置から撮
像する撮像光学系と、前記撮像手段により撮像された画
像に基づいて被検者の眼位置を測定する測定手段と、を
備えることを特徴とする。
【0010】(2) (1)の眼位置測定装置におい
て、前記撮像光学系は前記注視目標呈示光学系と共通に
する光路を持ち、該共通光路に注視目標の呈示距離及び
撮影距離を光学的に変化させるための光学部材を配置し
たことを特徴とする。
【0011】(3) (1)の眼位置測定装置におい
て、前記撮像手段は前記撮像光学系から分離可能であ
り、被検者の要望する近用距離で注視する注視位置に前
記撮像手段を配置して被検者の前眼部を撮像することを
特徴とする。
【0012】(4) (1)の眼位置測定装置におい
て、被検者と前記注視目標との距離を検出する距離検出
手段を備え、該距離情報に基づいて前記注視目標呈示光
学系による注視目標の呈示距離を被検者の要望する眼鏡
使用目的の距離に変化させることを特徴とする。
【0013】(5) (1)の眼位置測定装置におい
て、前記測定手段は両眼の瞳孔中心間距離又は被検者が
装用した眼鏡フレームに対する眼位置の少なくとも一方
を求める手段であることを特徴とする。
【0014】(6) (1)の眼位置測定装置におい
て、さらに水平方向に対する前記撮像手段の撮影方向の
傾斜角度を検出する傾斜角度検出手段を備えることを特
徴とする。
【0015】(7) (1)の眼位置測定装置におい
て、前記注視目標呈示光学系及び撮像光学系を収納する
筐体を有することを特徴とする。
【0016】(8) (7)の筐体は手持ち型であるこ
とを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本形態の装置の外観を示した図で
ある。図2は装置内部に配置される光学系の概略構成を
示す図である。
【0018】1は装置本体であり、被検者に対向する側
には測定窓2が配置されている。3は画像表示部であ
り、テレビカメラ10で撮影される画像や測定情報をデ
ィスプレイ3aに表示する。ディスプレイ3aにはLC
D等の一般的なものが使用される。また、ディスプレイ
3aは矢印A方向に倒すことが可能であり、携帯し易い
ようになっている。画像表示部3は図1(b)に示すよ
うに取り外して使用することができる。画像表示部3と
本体1とは接続ケーブル3bによって接続されている。
4はポインティングデバイスとして使用されるマウスで
あり、画像表示部3に接続して使用する。
【0019】5は撮影部であり、図2に示すテレビカメ
ラ10、距離センサ16、傾斜センサ15をその筐体内
部に持つ。撮影部5は装置本体1の両側面に配置された
回転ノブ5aの操作により、回転させることができる。
近用距離での測定時には、図1(b)に示すように、こ
の回転操作によりカメラ10を後述する撮影光学系から
分離させて、装置本体1の上面側にカメラ10の撮影口
10aが向くようにしておく。これにより装置本体1内
の撮影光学系を使用せず、カメラ10単独で撮影できる
ようにすることが可能になる。
【0020】また、装置本体1の底面側に撮影口10a
が向くように撮影部5を回転させておくこともできる。
底面側に撮影口10aが向くように回転させた場合、デ
ィスプレイ3aを倒すことにより、装置本体1を垂直に
立てた状態にて撮影が可能となる。さらに、回転操作で
分離するのではなく、撮影部5を装置本体1の筐体から
切り離す構成としてもよい。撮影口10aの両側にはミ
ラー6が設けられており、このミラー6は被検者が視線
とカメラ10の撮影光軸とを合せるときに使用される。
9は距離センサ16の入射窓である。7は撮影スイッチ
である。
【0021】図2において、11は視標照明用ランプ、
12はスポット開口を持つ視標板であり、ランプ11は
注視目標となる視標板12を背後から照明する。13は
ハーフミラーである。14は凸レンズであり、被検者が
両眼で視標板12を注視できる大きさを持つ。また、凸
レンズ14はノブ8によりその光軸方向(B方向)に移
動可能であり、測定窓2と視標板12との光学距離を3
00mmから無限遠に変化させることができる。このラ
ンプ11〜凸レンズ14により、被検者眼を注視させる
ための注視目標を呈示する注視目標呈示光学系が構成さ
れる。
【0022】ハーフミラー13の後方には、撮像手段と
してのテレビカメラ10を持つ撮影部5が設けられてい
る。カメラ10は凸レンズ14の光軸上に配置されると
ともに、視標板12と光学的に略同一位置に置かれ、凸
レンズ14とカメラ10とにより被検者の顔を撮像する
撮像光学系が構成される。被検者には両眼により測定窓
2を介して視標板12を注視させる。凸レンズ14を移
動することにより、その注視距離を被検者の所望する距
離に光学的に変化させるが、このとき同時にテレビカメ
ラ10の位置も視標板12と光学的に同一位置となる。
すなわち、この構成によりテレビカメラ10は注視距離
と同じ距離で被検眼の視線方向から被検眼前眼部を撮像
することができる。
【0023】また、撮影部5内のカメラ10の両側には
2つの距離センサ16が設けられており、被検者眼(被
検者が装用する眼鏡フレーム)からのカメラ10の距
離、すなわち注視距離が検出される。測定時には、図3
に示すスケール補助具20(詳細は後述する)を眼鏡フ
レームに取り付ける。スケール補助具20は赤外光を発
するLED23を持ち、LED23からの光は測定窓
2、凸レンズ14を介して距離センサ16に入射する。
距離センサ16は集光レンズ、位置検出素子を持ち、カ
メラ10の距離変化(凸レンズ14の移動により光学的
に変化する距離)に応じて位置検出素子への光の入射位
置も変化する。この位置変化からカメラ10が位置する
距離(注視距離)が検出される。撮影部5を回転して使
用するときは、LED23からの光が距離センサ16に
直接入射してカメラ10が位置する距離が検出される。
【0024】なお、カメラ10はその内部に配置される
レンズによって、被写体像に自動的に焦点を合わせるオ
ートフォーカス機構、被写体像がディスプレイ3aに一
定の大きさで映し出されるように自動的にズームする機
構を持っている。この自動ズーム機構は、距離センサ1
6の距離情報に基づいて、後述する演算制御部30がズ
ーム機構を制御する。また、光学的ズームの限界を超え
た場合は画像処理によるデジタルズームを行なう。
【0025】15はカメラ10の撮影光軸の傾斜角度を
検出する傾斜センサである。傾斜センサにて得られた角
度情報はディスプレイ3aに表示される。この角度情報
は装置本体1の角度調節や、近用アイポジション時にお
ける眼球の下方回旋角度や顔の傾斜角度の算出等に使用
される。
【0026】図3はアイポジションの位置や距離の検出
に使用するスケール補助具20を示した図であり、
(a)は正面、(b)は側面からの外観概略図である。
【0027】スケール補助具20は、被検者が選択した
眼鏡フレームFのブリッジ上部に、取付け金具21を介
して取り付けることができるようになっている。22は
コの字形状のスケール板であり、正面側及び両側面に延
びる板上に目視にて実長さが判るように目盛りが付して
ある。24は測定距離の基準とするための基準点であ
り、スケール板22上の正面と左右の側面にそれぞれ2
点ずつの計6点が付されている。正面側の2点の距離5
0、側面側の2点間の距離51は、例えば100mm、
20mmというように予め既知の距離に決定されてい
る。基準点24間の距離50、51は、画像データに取
り込んだ眼鏡フレーム等の大きさを検出するための基準
距離として使用される。23は赤外光を発するLEDで
あり、前述したように注視点と被検眼Eとの間の距離を
求めるのに使用する。
【0028】以上のような構成を備える装置において、
その測定動作を図4の制御系のブロック図を参照して以
下に説明する。ここでは、累進多焦点レンズを調整する
ときの測定について、被検眼が遠点(又は中点)を見て
いる時のアイポジションを測定するための遠用測定と、
眼鏡フレームの前傾角等を測定するための側面測定と、
近業距離でのアイポジションを測定する場合の近用測定
との3つにわけて説明をする。
【0029】先ず、被検者に眼鏡フレームFを装用さ
せ、被検者の顔にフィットするように眼鏡フレームFの
掛け具合を調整しておいた上で、図3に示すように、被
検者が選択した眼鏡フレームFにスケール補助具20を
取り付けておく。スケール補助具20の取付は、眼鏡フ
レームFと平行とするためにスケール補助具20の下端
を眼鏡フレームFの眼鏡枠上端に当接させる。
【0030】〈側面測定〉この測定は装用した眼鏡フレ
ームの前傾角、眼鏡フレームと角膜頂点との頂点間距離
を知るために行う。
【0031】ディスプレイ3aにて測定モードを側面測
定モードにしておく。図5に示すように、モードの設定
はマウス4を使用してカーソルマーク40を測定モード
項目42上まで移動させておき、ボタン4aを押してモ
ードを設定する。マウス4を使用せずタッチパネル形式
やタッチペンでも項目等の選択ができるようにすること
も可能である。
【0032】側面測定モードに選択後、検者は装置本体
1を手に取り、測定窓2を被検者顔の側面に向け、(又
は、撮影部5を装置本体1の底面側に90度回転して直
接カメラ10で撮像する)ディスプレイ3aに被検者の
眼鏡フレームを掛けた顔側面が映るようにその位置を決
定させる。装置本体1の位置が決定したらスイッチ7を
押す。スイッチ7が押されると演算制御部30は被検者
の顔側面映像を画像データとしてメモリ31に記憶す
る。
【0033】図5はメモリ31に記憶された画像例を示
す図である。側面測定モードでは次のようにして、眼鏡
フレームFの前傾角θ、頂点間距離62の測定結果を得
る。まず、画面上の基準測定用項目43をマウス4にて
選択した後、カーソルマーク40を移動させてスケール
板像22′上の2つの基準点像24′をそれぞれ指定す
る(カーソルマーク40を基準点像24′に合せてボタ
ン4aを押す)。カーソルマーク40により指定される
と、演算制御部30は基準点像24′の2点間を結ぶ直
線と、ディスプレイ3a上の水平線とがなす角度(以
後、基準角度とする)を算出し、これをメモリ32に記
憶する。さらにスケール板22に付された基準点24の
2点間の距離51は予め決定されているため、演算制御
部30は距離51と距離51′とを比較して補正比率を
算出する。
【0034】次に、角度検出項目44を選択して、水平
視線に対する鉛直面とレンズ面とのなす角度(前傾角)
θを求める。検者は眼鏡フレーム像F′の前枠上にカー
ソルマーク40を合わせ、任意の2点60a、60bを
それぞれ指定する。演算制御部30はこの2点を結ぶ直
線と、先に指定したスケール板22′上の基準点が結ぶ
直線とがなす角度を算出する。この算出された角度より
眼鏡枠の前傾角θを算出し、その値をメモリ32に記憶
すると共にディスプレイ3aにその角度を表示する。
【0035】また、角膜頂点から眼鏡フレームFの枠の
内側までの距離(頂間距離)を求める場合は、距離測定
項目41を選択した後、角膜頂点像とその水平方向に位
置する眼鏡枠の内側とをカーソルマーク40にてそれぞ
れ指定し、距離62を求める。得られた距離62と先程
求めておいた補正比率より、その実距離が算出される。
得られた頂間距離を利用して、例えば一般的な頂間距離
(12mm)になっていなかった場合には、頂間距離を
12mmになるように眼鏡を再調整することができる。
また、わざと頂間距離を変えて矯正効果を上げたい場合
に、得られた頂間距離によりどれだけ矯正効果が変化す
るかの算出手段等にも使用できる。
【0036】〈遠用測定〉検者は予め被検者が所望する
遠用での使用距離を確認しておく。検者はディスプレイ
3aの測定モード項目42を遠用測定モードにした後、
装置本体1を手に取り、測定窓2を被検者の眼前10c
m程度の所に位置させる。被検者には測定窓2を介して
注視目標である視標板12の光を見るように指示する。
被検者の前眼部は撮像光学系のカメラ10により撮像さ
れてディスプレイ3aに表示される。検者はディスプレ
イ3aを見ながら被検者の前眼部像がディスプレイ3a
の中央付近に映るように装置本体1を微調整する。ディ
スプレイ3aには距離センサ16により検出された距離
が表示されるので、この表示が被検者に予め確認した注
視点距離となるようにノブ8を操作して凸レンズ14を
移動調整する。また、ディスプレイ3aには傾斜センサ
15により検出された傾斜角度が表示されるので、この
傾斜角度を見ながら装置本体1を水平にさせる。
【0037】ディスプレイ3aの観察により撮影位置の
調整ができたら、撮影スイッチ7を使用して眼鏡フレー
ムFを掛けている被検者の前眼部像を画像データとして
メモリ31に記憶させる。
【0038】このように本発明の装置は注視目標位置と
光学的に略同位置となる位置にカメラ10を配置して被
検眼像を撮像するので、アイポジションを正確に求める
ことができる。この理由を図6に基づき説明する。被検
眼Eが所望の距離に置かれた注視目標P0を注視すると
き、眼鏡フレームFを通る視線方向は実線L0で示す方
向となる。アイポジションは眼鏡フレームFを通過する
視線の位置であるので、図上の点Q0が正確な位置とな
る。ここで、注視目標P0とは異なる距離の位置P 1に置
いたテレビカメラKで眼鏡フレームを含む被検眼像を撮
像すると、瞳孔中心位置は点線L1で示す方向にあるも
のとして撮影される。したがって、眼鏡フレームFに対
する瞳孔中心位置は、図に示した眼鏡フレームF上で点
1となってしまい、点Q0に対してずれた結果を測定す
ることになる。これに対して、注視目標P0の位置にテ
レビカメラKを配置すれば、視線方向を示す実線L0
に瞳孔中心があるものとして撮像でき、眼鏡フレームF
上での点Q0を正確に測定できる。
【0039】図7(a)はディスプレイ3aに表示され
た画像データから遠用時のアイポジション、PDを求め
る方法を説明する図である。検者はディスプレイ3a上
に表示されている基準測定用項目43を選択した後、2
つの基準点像24′にカーソルマーク40を移動してそ
れぞれ指定する。スケール板22の正面に付された基準
点24の2点間の距離50は予め決定されているため、
これと2つの基準点像24′間の距離50′とにより、
アイポジション及びPDの実距離を求めるための撮影倍
率の補正比率が算出される。また、2つの基準点像2
4′の指定により撮影画像の左右方向に対する傾斜角度
の補正が可能になる(この傾斜角度情報を基にディスプ
レイ3aの画像が水平になるようにすれば、後述する測
定が行いやすくなる)。
【0040】次に、距離測定項目41を選択して遠用P
Dを求める。マウス4を使用してカーソルマーク40を
移動させ、ディスプレイ3a上に表示されている前眼部
像の瞳孔中心点CRとCLとをそれぞれ指定する。これに
より瞳孔中心点CRを中心とする水平基準線XR、垂直基
準線YRが表示され、また、瞳孔中心点CLを中心とする
水平基準線XL、垂直基準線YLが表示される。遠用PD
の実距離は基準線Y Rと基準線YL間の距離51を補正比
率により補正することにより算出される。算出された遠
用PDの実距離はメモリ32に記憶されると共にディス
プレイ3a上に表示される(図示は略す)。
【0041】また、片眼PDは以下のようにして求める
ことができる。
【0042】前述と同様に初めに2点の基準点像2
4′、瞳孔中心点CR、を予め指定しておく。次に、瞳
孔中心点CRを指定することにより得られる水平基準線
Rが左右の内枠と交差する交点72、76を指定す
る。これにより交点72と交点76との中点が求まり、
この中点がフレームを2分する点(顔の中心)となる。
したがって、瞳孔中心点CRから中点までの距離を求め
ることにより右眼側の片眼PDが得られることとなる。
左眼側の片眼PDはPDから右眼側の片眼PDを差し引
くことにより、求めることが可能である。
【0043】なお、瞳孔中心は画像処理によって自動的
に検出することも可能である。視標板12を注視する被
検者眼には視標板12からの光が投光され、その角膜輝
点が角膜頂点に形成される。角膜頂点がほぼ瞳孔中心と
見なすことができるので、前眼部の画像からこの輝点を
検出処理すれば瞳孔中心の位置データが得られる。
【0044】アイポジションの測定を行うには測定項目
45を選択する。各基準線と眼鏡フレームF像の左右の
内枠との交点70〜75の位置にカーソルマーク40を
移動させ、それぞれ指定する。カーソルマーク40によ
って指定された交点70〜75の位置データは、撮影倍
率の補正比率の他、側面測定から得られた前傾角を考慮
した寸法補正を行うことによって、実際の眼鏡フレーム
Fに対する被検眼の遠用アイポジションの位置(実距
離)を求めることができる(図示は略す)。
【0045】図10は上下方向の寸法補正を説明する図
である。図10(b)のように遠用測定にて得られた距
離Yは、前傾角θだけ傾いている眼鏡フレームFを正面
から見ているため実距離Y′とは異なる。このため、三
角関数を使用してY′=Y/(cosθ)にて実距離を求
めることができる。
【0046】なお、アイポジションの測定は、図11に
示すように(図は右枠のみ示している)眼鏡枠形状の左
端、右端、上端、下端に対する瞳孔中心の位置データと
して求める方法でも良い。この場合には、水平及び垂直
の各基準線XR、YRをマウスによりドラッグして眼鏡枠
内の内側に対する左端80、右端81、上端82、下端
83をそれぞれ指定する。これと、先に指定した瞳孔中
心CRにより眼鏡枠に対する瞳孔中心位置が算出され
る。
【0047】また、遠用測定において、注視点目標距離
を無限遠ではなく中距離(例えば、10m等)に設定す
る場合には、装置本体1を水平にするのではなく、目線
が若干下向きになるような角度がつくように装置本体1
を傾けて測定を行なえば、さらに精度よく測定を行なう
ことが可能である。傾斜させる角度は、被検者の眼の高
さと注視点の位置、注視点までの距離より求めることが
できるため、傾斜センサ15によって得られる装置本体
1の傾斜角度が、所望する角度になるまで装置本体1を
傾ければよい。
【0048】〈近用測定〉測定モード項目42を近用測
定モードに設定する。近用測定の場合、図8に示すよう
に表示部3は装置本体1から取り外しておき、テーブル
等に置いておく。装置本体1を被検者に持たせるととも
に、撮影部5を90度回転させて撮影口10aを被検者
側に向けておく。撮影部5を装置本体1の上側(画像表
示部3を搭載する側)に向ける場合には、遠用測定と上
下逆さまに撮影されることとなるあため、演算制御部3
0により補正されてディスプレイ3aに表示されが、撮
影部5を装置本体1の底面側に向けて使用すれば、その
補正は不要となる。
【0049】被検者には自己の近用作業状態の姿勢で、
かつ所望する近用距離に撮影口10aが位置するよう
に、被検者自身にその距離を調節させる。この場合、撮
影口10aの前に文字が描かれた紙面を配置しておく
と、より一層被検者が所望する近用距離に位置させやす
い。位置決めができたらその紙面を取り除き、被検者に
は撮影口10aを注視させる。これにより、カメラ10
は被検者の注視距離に置かれる。また、撮影口10aの
中央に注視目標とする印を付しておいても良い。
【0050】このようにして近用位置が定まったら、検
者は撮影部5を回転させて視線方向から撮影ができるよ
うに調節をする。この調節はディスプレイ3aに映る左
右の被検眼像が中央に位置するように撮影部5を駆動さ
せればよい。また、被検者から見てミラー6に自分自身
の眼が入るように、被検者自身が撮影部5を駆動させる
ことによっても撮影方向を視線方向と同じにすることが
できる。なお、被検者が合せた近用距離は、距離センサ
16によって検出されてディスプレイ3aに表示される
ので、これにより被検者の所望した近用距離を知ること
ができる。
【0051】撮影部5の位置合わせができたら、スイッ
チ7を押して(若しくは測定用項目46を選択して)被
検眼像を撮影し、これをメモリ31に記憶させる。ま
た、同時に角度検出センサ15により水平方向に対する
視線角度が検出され、メモリ32に記憶されるとともに
ディスプレイ3aに視線角度が表示される。
【0052】図7(b)は近用アイポジション、PDの
求め方を示した図である。スケール板像22′上の2点
の基準点像24′をそれぞれ指定する。演算制御部30
は遠用測定時と同様に撮影倍率の補正比率、左右方向の
傾斜角を求める。
【0053】なお、視線方向から被検眼像を撮影する近
用測定では、被検眼の下方回旋により眼鏡フレーム像
F′の上下幅は遠用測定時のフレーム像に対して偏平と
なった形状として撮影される。従って上下方向のアイポ
ジションを測定するために、次のようにその偏平分を補
正する。演算制御部30は、近用画面で指定された基準
点像24′の位置と、遠用測定にて求めた2点の基準点
像24′の位置とを対応させる。次に対応させた位置デ
ータを基に、画像処理によって図7(a)の交点70、
71を結ぶ直線、交点73、74を結ぶ直線が図7
(b)の眼鏡フレーム像F′上で位置するように垂直線
80R,80Lを表示する。検者は、垂直線80 R,80L
と眼鏡フレームの内枠との交点70′、71′、7
3′、74′をカーソルにより指定する(何れか一方の
垂直線のみでも良い)。演算制御部30は、交点7
0′、71′間の距離と、遠用測定で得た交点70、7
1の距離とにより、上下幅の偏平を補正する比率を算出
する。
【0054】近用PDは遠用測定時と同様にカーソルマ
ーク40を移動させて左右の瞳孔中心NRNLをそれ
ぞれ指定することにより算出される。また、近用アイポ
ジションの位置データは次のようにして求めることがで
きる。
【0055】上記のように交点70′、71′、7
3′、74を指定することにより、これらの点に対する
瞳孔中心NRNLの位置関係が求まる。すなわち、垂
直線80 Rに対する右眼瞳孔中心NRの左右方向の位置
関係(方向と距離)、交点70′及び71′に対する上
下方向の位置関係(方向と距離)が求まる。左眼瞳孔中
NLの位置関係も同様に求まる。上下方向の位置関係
については、上記のように上下幅の偏平の補正と、前傾
角の補正を行うことにより実距離が求まる(図12参
照)。したがって、これらにより遠用の瞳孔中心CR
Lからの近用アイポジションの位置データが算出され
る。この位置データにより遠用アイポジションからの内
よせ量が判るため、遠用の片眼PDから内よせ量を差し
引けば、近用の片眼PDも求めることができる。
【0056】また、被検眼の下方回旋角度(図12にお
ける角度ψ)は眼鏡フレームの上下幅の偏平率により求
まる。さらに、この下方回旋角度ψと角度検出センサ1
5によって求められた視線角度(図13における角度
ω)とにより、近用注視時の被検者顔の傾斜角度(図1
3における角度τ)が分かる。これら下方回旋角度ψ、
被検者顔の傾斜角度τは、例えば、レンズメーカが製作
する累進多焦点レンズの設計に役立てることができる。
【0057】以上のように近用のアイポジションの測定
も、注視目標位置にカメラを配置して視線方向から撮影
するので、固定されたカメラで撮影する場合に比べて、
特に正確な測定結果が得られる。また、被検者の使用環
境に応じた遠用アイポジション及び近用アイポジション
を正確に測定できるので、最適な累進多焦点レンズを選
択できるようになる。
【0058】最適な累進多焦点レンズの選択は、予めメ
モリ32に各メーカのレンズのデータ(レンズに対する
遠用ポジション、近用ポジションの位置関係、レンズ径
等)を記憶させておき、遠用、近用測定にてPD、アイ
ポジションが決定された後、ディスプレイ3a上にメモ
リ31に記憶させたレンズ像を順次表示させればよい。
このときのレンズ像は、図7(b)に示す近用測定時の
眼鏡フレーム像F′と同じ偏平率となるように画像処理
し、眼鏡フレーム像F′上の遠用の瞳孔中心C R(CL
にレンズ像の遠用ポイントをそれぞれ重ねた状態で表示
する(レンズをフレームに配置したときに観察される状
態にする)。この状態で、近用の瞳孔中心NRNL
とレンズ像の近用ポイントとの位置関係を観察すること
により、最も適合するレンズを選択する。又、レンズ径
をフレーム像F′と比較することにより、レンズ径不足
も確認できる。もちろんレンズデータと測定データとか
ら演算制御部30が自動的に最適なレンズを選択した
後、これを上記のようにディスプレイ3a上に表示して
確認してもよい。
【0059】また、レンズ像を画像処理するのではな
く、眼鏡フレーム像F′を画像処理によって角度補正す
ることにより、偏平がない状態の像としてディスプレイ
3aに表示させ、レンズ像と比較、観察することも考え
られる。
【0060】得られた測定データは図示なき通信ケーブ
ルを使用し、フレームセレクタ、レンズエッジャー等に
送信してフレームの選択、レンズの加工データに当然利
用できる。
【0061】以上の実施形態では眼鏡フレームを装用し
た状態で眼位置を測定したが、眼鏡フレームを装用しな
い状態でのPD測定のみでも良いことは言うまでもな
い。この場合にはスケール補助具20を被検者の頭部に
装着すればよい。
【0062】また、アイポジションの求めかたは上記の
ような方法の他に、撮影された眼鏡フレーム像や前眼部
像の輝度情報から画像処理により自動的に求める方法も
可能である。
【0063】さらに、できあがった眼鏡をもう一度被検
者に掛けてもらい、本実施の形態の装置を用いて眼鏡の
仕上がり具合を確認することもできる。すなわち、装置
の注視目標距離を測定時と同じにし、被検眼には測定窓
2を介してランプ11の照明による注視目標を注視させ
る。被検眼と眼鏡フレームのレンズには注視目標から発
せられた光束によりそれぞれ反射輝点が形成されるの
で、カメラ10に撮像されてディスプレイ3a映し出さ
れる両者の輝点が同心になっているか否かにより、視線
に対して眼鏡レンズの光心が適切に位置しているかを確
認することができる。
【0064】さらにまた、注視目標の呈示距離及び撮影
距離を光学的に可変にする光学系としては、図9に示す
ように、装置本体100の筐体内にハーフミラー10
1、移動可能な凹面ミラー102を配置し、凹面ミラー
102の移動により各距離を可変にする構成とすること
もできる。被検者は観察窓103を介して距離可変にさ
れる視標を注視する。なお、図9において、図2の構成
と共通要素には同一の符号を付してあるので、その説明
は省略する。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
眼鏡装用の使用環境に応じた近用〜遠用の被検者眼の位
置を正確に測定できる。したがって、適切な眼鏡調整が
可能になる。また、近用〜遠用を注視する被検者眼を撮
影し、眼位置を測定する装置を極めてコンパクトな構成
でハンディタイプとしたので、設置のためのスペースが
節約できると共に、使い勝手が優れた装置を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の外観を示す図である。
【図2】装置内部に配置される光学系の概略構成を示す
図である。
【図3】スケール補助具20を示した図である。
【図4】制御系を示すブロック図である。
【図5】メモリ31に記憶された画像例を示す図であ
る。
【図6】撮像位置によりアイポジションが変化する理由
を示した図である。
【図7】ディスプレイ3aに表示された画像データから
アイポジション、PDを求める方法を説明する図であ
る。
【図8】近用測定時の装置本体1の使用例を示した図で
ある。
【図9】注視目標の呈示距離及び撮影距離を光学的に可
変にする光学系の1例を示す図である。
【図10】寸法補正を説明する図である。
【図11】ボクシングシステムを説明する図である。
【図12】下方回旋角度の求め方を示す図である。
【図13】被検者の顔の傾斜角度の求め方を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 装置本体 2 測定窓 3 画像表示部 3a ディスプレイ 3b 接続ケーブル 4 マウス 5 撮像部 5a 回転ノブ 6 ミラー 7 撮影スイッチ 8 ノブ 9 入射窓 10 カメラ 10a 撮影口

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検者眼を注視させるための注視目標を
    持ち該注視目標の呈示距離を光学的に変化させる注視目
    標呈示光学系と、被検者の両眼を含む前眼部を撮像する
    ための撮像手段を持ち該撮像手段による撮影距離を光学
    的に変化させて前記注視目標と略同一位置から撮像する
    撮像光学系と、前記撮像手段により撮像された画像に基
    づいて被検者の眼位置を測定する測定手段と、を備える
    ことを特徴とする眼位置測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の眼位置測定装置において、前
    記撮像光学系は前記注視目標呈示光学系と共通にする光
    路を持ち、該共通光路に注視目標の呈示距離及び撮影距
    離を光学的に変化させるための光学部材を配置したこと
    を特徴とする眼位置測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の眼位置測定装置において、前
    記撮像手段は前記撮像光学系から分離可能であり、被検
    者の要望する近用距離で注視する注視位置に前記撮像手
    段を配置して被検者の前眼部を撮像することを特徴とす
    る眼位置測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の眼位置測定装置において、被
    検者と前記注視目標との距離を検出する距離検出手段を
    備え、該距離情報に基づいて前記注視目標呈示光学系に
    よる注視目標の呈示距離を被検者の要望する眼鏡使用目
    的の距離に変化させることを特徴とする眼位置測定装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1の眼位置測定装置において、前
    記測定手段は両眼の瞳孔中心間距離又は被検者が装用し
    た眼鏡フレームに対する眼位置の少なくとも一方を求め
    る手段であることを特徴とする眼位置測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項1の眼位置測定装置において、さ
    らに水平方向に対する前記撮像手段の撮影方向の傾斜角
    度を検出する傾斜角度検出手段を備えることを特徴とす
    る眼位置測定装置。
  7. 【請求項7】 請求項1の眼位置測定装置において、前
    記注視目標呈示光学系及び撮像光学系を収納する筐体を
    有することを特徴とする眼位置測定装置。
  8. 【請求項8】 請求項7の筐体は手持ち型であることを
    特徴とする眼位置測定装置。
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