JP2000240608A - ベースと駆動装置の連結構造及びリニアアクチュエータ - Google Patents

ベースと駆動装置の連結構造及びリニアアクチュエータ

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JP2000240608A
JP2000240608A JP11044462A JP4446299A JP2000240608A JP 2000240608 A JP2000240608 A JP 2000240608A JP 11044462 A JP11044462 A JP 11044462A JP 4446299 A JP4446299 A JP 4446299A JP 2000240608 A JP2000240608 A JP 2000240608A
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    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動装置をベースに確実に連結でき、ベース
の加工を容易とすることである。 【解決手段】 ベース2の底壁11に一体成形した貫通
孔2Aの突起20、及び、底壁11の上壁11bを、ベ
ース2端部においてベース2長手方向から所定長さ切削
加工し、ベース2の両端部分にベース2長手方向外側に
開口する挿入溝19と挿入孔18とを形成し、また、突
起20の端部を規制部20Aとする。ベース2上に配置
した駆動装置3に挿通した取り付けボルト41の締結力
を挿入孔18に挿入した鋼製のシリンダナット17によ
り担持することで緩みを防止でき、駆動装置3をベース
2に確実に連結できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ベース長手方向
に沿って案内されたスライド体を往復移動する駆動装置
をベース上に固着するベースと駆動装置の連結構造及び
その連結構造を有するリニアアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば意匠登録第798741号公報
に開示のものでは、駆動装置であるロッドレスシリンダ
両端のエンドキャップにL字ブラケットを設け、このL
字ブラケットに挿通した取り付けボルトをベースのネジ
孔に直接螺合してロッドレスシリンダを長手方向と直交
する直交方向(上下方向)からベースに連結した直線作
動機(リニアアクチュエータ)が示されている。また、
特開平8−210311号公報に開示のものでは、フ
レーム(ベース)の収容部の内底部に形成された長手方
向に延びる部材取付用溝(T溝)が一体に押出成形され
ており、この部材取付用溝を使用してボルト及びナット
によりシリンダ(駆動装置)をフレームに直交方向から
取り付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記では、ベースに
駆動装置をベースに直接螺合した取り付けボルトによっ
て連結しているので、ベースがアルミニウム合金等の比
較的軟らかい材料から構成されたものであると、取り付
けボルトを螺合するベースに設けたネジ孔の強度が弱
く、ネジ孔のネジ部が取り付けボルトの締結力により変
形、破損し易く、ネジ孔と取り付けボルトとの締結が緩
み、駆動装置をベースに堅固に連結できない問題があっ
た。また、ベースに長手方向との直交方向からネジ孔の
加工が必要である為に、ベースの長さ毎に各ベースの長
さに対応したベース長手方向ピッチでネジ孔の加工をす
るため、例えばベース端面に、ベース長手方向外側から
エンドプレートを取付けるために取付ネジ用のタップ加
工を必要とする場合には、加工方向がベース長手方向
と、これと直交する方向との2方向となり、段取り替え
を必要として製造上手間がかかり好ましくなかった。ま
た、では、ベースにベース長手方向全長に渡る2条の
T溝を形成し、このT溝を利用してボルト及びナットに
よってベース上に駆動装置を取り付けているが、ベース
全長に渡ってT溝が設けてあって、T溝の駆動装置に向
く開口がベース全長にわたっているので、ベースの強度
が弱くなり、好ましくない。本願発明の課題は、ベース
の強度を向上し、かつ、駆動装置をベースに堅固に連結
することにある。また、本願の別の課題はベースの加工
を容易とすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本願発明では、ベース上に、そのベース上で長手に
沿って案内されているスライド体を往復移動させる駆動
装置を固定するベースと駆動装置の連結構造において、
ベース底壁の長手両端に、長手外向きに開口した取り付
けナットの挿入孔を設けると共に取り付けナットと当接
して長手内側への移動を規制する規制部を形成し、挿入
孔に対して駆動装置の取り付け側となる底壁部分に、挿
入孔と対応する位置にのみ取り付けボルトの通過部を形
成し、駆動装置に対してベース直交方向から挿通した取
り付けボルトを前記通過部を通して前記挿入孔内に挿入
した取り付けナットに螺合して、駆動装置を直接ベース
に固定したことを特徴とする(請求項1)。この構成で
は、ベースの駆動装置の取り付け側となる底壁部分に
は、両端部分を除いて、ボルト通過部がなく、従来のT
溝のようにベース全長に渡って駆動装置側が開放してい
るものと比べて、ベース強度が増す。また、ベースに直
接取り付けボルトをねじ込まず、取り付けナットに取り
付けボルトを螺合することにより、大きな締め付け力で
両者を結合できる。
【0005】取り付けボルトの通過部は、ベース長手方
向両端外側が開放した挿入溝である(請求項2)。前記
挿入溝は回転軸をベース長手方向と平行とした切削工具
によってベース長手方向から加工される(請求項3)。
これによれば、加工工具による加工方向が、ベース長手
方向のみにでき、ベースに対して直交する方向から加工
する必要のあった従来のものに比べて、加工が容易であ
る。
【0006】一層具体的には、ベースは押し出し、ある
いは引き抜きによる型材から成形され、その底壁には、
全長に渡って突起を内側に突出形成した貫通孔が一体成
形され、ベース両端部において前記突起を所定長さ切除
して挿入孔を形成すると共に、突起の切除端面を規制部
とするとよい(請求項4)。請求項4では、突起部を削
除すると、貫通孔の孔空間と合わせてベース底壁両端の
挿入孔が形成されることから、加工が容易である。
【0007】また、駆動装置はロッドレスシリンダであ
って、ロッドレスシリンダの長手方向両端のエンドキャ
ップに夫々連通路を設け、そのロッドレスシリンダを請
求項1から4の何れか1項に記載のベースと駆動装置の
連結構造によって長手方向両端にエンドプレートを設け
たベース上に配設し、ベース一端側のエンドプレートに
設けた2つの給排ポートを夫々長手方向両端のエンドキ
ャップの連通路に連通して片側配管とした(請求項
5)。
【0008】また、ベース一端側のエンドプレートの一
方の給排ポートをロッドレスシリンダの一端側のエンド
キャップの連通路に連通し、他方の給排ポートをベース
の他端側のエンドプレートのエア通路に連通し、そのエ
ア通路にエンドパイプをベース長手方向に摺動可能に設
けてベース長手方向からロッドレスシリンダ他端側のエ
ンドキャップに圧接して他端側のエンドキャップの連通
路に連通した(請求項6)。
【0009】
【発明の実施の形態】本願発明の実施の形態について図
1から図8に基づいて説明する。図1から図5に示すリ
ニアアクチュエータ1はベース2と駆動装置としてのロ
ッドレスシリンダ3とリニアガイド4とスライド体5と
を備えている。ベース2は例えばアルミニウム合金の押
出、若しくは引き抜き型材で構成されており、図6に示
すように断面がコの字形状をしており、窪み部分6内に
ロッドレスシリンダ3が嵌まり込むようになっている。
図6、図7に示すようにベース2の上壁面7aにはアタ
ッチメントホルダ8取り付け用のT溝9と幅方向両側に
2条のリニアガイド4のガイドレール4a取り付け用の
T溝10が、底面11a及び側壁面12aの幅方向両側
にはリニアアクチュエータ1取り付け用のT溝13が夫
々ベース2長手方向全長に渡って設けてある。ベース2
の長手両端にエンドプレート25,26が取付けられる
とT溝13の端部が塞がれることから、各T溝13に
は、リニアアクチュエータ1を機械装置等に固着するた
めのナット47が、ベース2両端にエンドプレート2
5、26が取り付けられる前に、所定数予め挿入され
る。
【0010】また幅方向両側の側壁面12aには、T字
形状をしたレール取り付け係合部14が左右対称にベー
ス2長手方向に渡って一体形成されていると共に、図7
に示すように長手方向両端部分が切除されている。この
長手方向両端の切除部分の長さは、後述のセンサ取り付
けレール15の取り付け用の固定ネジ16をセンサ取り
付けレール15に軸方向からねじ込んだときに、固定ネ
ジ16の軸方向内端とレール取り付け係合部14の端面
14aとが干渉しない長さに設定してある。
【0011】また、ベース2には、その底壁11に全長
にわたって貫通孔2Aが予め成形されている。貫通孔2
Aの上内面2Aaには、貫通孔2Aの全長にわたって突
起20が貫通孔2Aの空間内側に向けて一体成形されて
いる。突起20の下端と貫通孔2Aの下内面2Abとの
間隔は、シリンダナット17の厚みより小さくしてあ
る。突起20は、その長手両端部が所定長さ切除され、
これによって、その切除された部分と貫通孔2Aの形成
空間とにより、矩形断面のシリンダナット(取り付けナ
ット)17を挿入するための挿入孔18が形成される。
突起20の前記切除端面は、挿入孔18に挿入されたシ
リンダナット17のシリンダ軸方向内側端と当接してシ
リンダナット17の軸方向位置を定める規制部20Aと
なっている。規制部20Aに当接した状態において、シ
リンダナット17のネジ孔は、両エンドプレート25,
26に挟まれた状態で窪み部分6に配設されたロッドレ
スシリンダ3のエンドキャップ34のボルト孔34a
と、上下方向で略同軸となるようになっている。この挿
入孔18に対して、底壁11の上壁11b(ロッドレス
シリンダ3を取付ける側となる底壁部分)には、挿入孔
18と対応する位置にのみ、ベース2の長手方向両端部
から、長手方向外側を開放する形で所定長さ切削された
ボルト挿入溝(切欠部)19が、ボルト通過部として形
成されている。ベース2長手方向両端面2Bには、エン
ドプレート25、26を固着するボルト45が螺合する
雌ネジ46がベース2長手方向からタップ加工されてい
る。
【0012】この雌ネジ46の加工方向に合わせて、回
転軸がベース長手方向と平行な切削工具により、上記ボ
ルト挿入溝19及び突起20の切除がベース長手方向か
ら行われる。このようにすることで、ベース2に対する
エンドプレート取付用のタップ加工を行う場合には、そ
の加工と本願のボルト挿入溝、挿入孔の加工方向がベー
ス2の長手方向の1方向となり、加工時の段取り替の手
間が軽減される。また、ベース2には、取り付けボルト
41を挿通可能な挿入溝19がベース2両端部分に設け
られるのみであり、従来のように、ベース2全長にわた
るT溝が設けられる場合に比べ、ベースの強度を向上で
きる。21は長手方向全長に渡って一体に成形されたエ
ア通路である。
【0013】図8に示すようにセンサ取り付けレール1
5は、ベース2と同様に例えばアルミニウム合金を押
出、あるいは引き抜き成形した形材であり、ベース2の
全長と略同様の長さを有している。センサ取り付けレー
ル15は、センサ取り付け溝22と被係合部23とが長
手方向全長に渡って形成されている。被係合部23は、
レール取り付け係合部14と係合可能な相補形状に形成
されており、一部分が長手方向全長に渡るねじ込み下孔
24となっている。また、センサ取り付け溝22はセン
サを取り付けるセンサ取り付け部22aとリード線を保
持可能なリード線保持部22bとから構成されている。
【0014】このセンサ取り付けレール15は、被係合
部23をベース2のレール取り付け係合部14に長手方
向から嵌め込まれるが、その取付態様としては、ユーザ
ーの要求により、組み付け時にベース2の両側、または
何れか一方と選択的に取付け可能で、嵌め込まれたセン
サ取り付けレール15は、ベース2の長手方向端に固着
したエンドプレート25、26間に挟み込みまれた状態
で、ベース2長手方向外側からねじ込み下孔24にねじ
込まれた固定ネジ16によりエンドプレート25、26
に固着されて、ベース2に一体的に組み付けられる。
【0015】ベース2長手方向端に固着される一方のエ
ンドプレート25には給排ポート27,28が設けられ
ており、他方のエンドプレート26にはエア通路29が
設けられ、エア通路29の、給排ポート27と同軸上で
対向するシリンダ長手方向部分には、段付き形状のエン
ドパイプ30が摺動可能に挿入され、給排ポート28は
ベース2のエア通路21を介してエア通路29と連通し
ている。また、エンドプレート26には、ベース2にロ
ッドレスシリンダ3が配設された際に、ロッドレスシリ
ンダ3に向けてエンドパイプ30の大径部を押圧する押
圧ネジ44がエンドパイプ30の左右に螺合されてい
る。
【0016】このエンドプレート25、26が固着され
たベース2の窪み部分6には図1から図3に示すように
ロッドレスシリンダ3が配設される。ロッドレスシリン
ダ3は例えば特開平10−299714号公報等に開示
の公知のものであり、それ単体でも使用できるものであ
る。シリンダ孔31が設けられたシリンダチューブ32
に長手方向全長に亘るスリット33が設けられ、シリン
ダチューブ32の両端はシリンダ孔31に嵌合してこれ
を塞ぐエンドキャップ34が固着されている。このエン
ドキャップ34にスリット33の内外を塞ぐ内側、外側
シールバンド35、36の両端が止着されている。ま
た、両端のエンドキャップ34にはシリンダ長手方向の
エア通路37が設けられている。また、シリンダ孔31
内には長手方向に摺動可能なピストン38が嵌合され、
ピストン38の一部はスリット33から外側に突出して
マウント39が一体に形成され、マウント39にマウン
トカバー40が嵌装されて外部移動体を構成している。
各エンドキャップ34には、ロッドレスシリンダ3がも
ともと有していたエア通路37に連通するように、軸方
向に連通路37aが穿設されている。これらの連通路3
7aは同軸上にあって、ロッドレスシリンダ3をエンド
プレート25,26の間に挟んでベース2の窪み部分6
に配置したとき、給排ポート27、及びエンドパイプ3
0と同軸上で夫々対向するように設けてある。
【0017】ベース2の窪み部分6へロッドレスシリン
ダ3を配置すると、図1、図2において左側のエンドキ
ャップ34の連通路37aと左側のエンドプレート25
の給排ポート27、右側のエンドキャップ34の連通路
37aと右側のエンドプレート26内のエンドパイプ3
0とがほぼ同一軸線上で対向する。後述のように、押圧
ネジ44の締め付けを行った後、図5に示すように両端
のエンドキャップ34にベース2に直交する方向から挿
通した取り付けボルト41を挿入溝19を介して挿入孔
18内のシリンダナット17と螺合する。シリンダナッ
ト17は、挿入孔18内に押し込むことで軸方向内端が
規制部20Aに当接して軸方向内側への移動が阻止され
ているので、取り付けボルト41をねじ込むときに、単
に上からねじ込めば、位置決めされたシリンダナット1
7に簡単に捻じ込むことができる。
【0018】シリンダナット17はベース2より強度の
大きな例えば鋼製のものであり、取り付けボルト41の
締結力をシリンダナット17で担持するので、シリンダ
ナット17と取り付けボルト41とが緩み難く、ベース
2とロッドレスシリンダ3の連結が堅固、確実となる。
また、ベース2とロッドレスシリンダ3の連結の際に、
取り付けボルト41を挿入溝19を介してシリンダナッ
ト17に螺合するので、ベース2の加工の際に、従来の
ように取り付けボルトを螺合するネジ孔の加工ピッチを
考慮する必要がなくなり、ベースの加工が簡単になる。
【0019】ベース2にロッドレスシリンダ3を配置し
た際に、ロッドレスシリンダ3の全長はエンドプレート
25、26間の長さより僅かに短いために、ベース2上
のロッドレスシリンダ3のエンドプレート26側のエン
ドキャップ34には、ベース2長手方向からエンドパイ
プ30が押圧ネジ44の締め付けにより押圧され、これ
により、ロッドレスシリンダ3の全体が図1において左
側に押し付けられ、両端のエンドキャップ34の連通路
37aに夫々給排ポート27とエンドパイプ30が密着
して連通し、圧流体を損失なくシリンダ孔内に供給でき
る。また、一端側のエンドプレート25に設けた給排ポ
ート27、28に連通路37a、37aが連通するの
で、ロッドレスシリンダへの圧流体の供給のための配管
がコンパクトな片側配管となる。
【0020】ロッドレスシリンダ3の外部移動体には、
外部移動体の長手方向移動でスライド体5が同じ方向に
連行されるように連結してある。ベース2のT溝10に
はリニアガイド4のガイドレール4aが固着されてお
り、このガイドレール4a上を摺動案内されるリニアガ
イド4の案内子4bがスライド体5の下部に設けられて
いる。スライド体5の下面にはセンサマグネット42が
設けられている。ベース2のT溝9の長手方向両端位置
にはショックアブソーバ43を備えたアタッチメントホ
ルダ8が対向して固着される。
【0021】
【発明の効果】以上のように本願発明では、ベース両端
の挿入孔に規制部によって長手方向への移動が規制され
たシリンダナットを挿入して取り付けボルトによりベー
スに駆動装置を直接連結したので、取り付けボルトの締
結力をシリンダナットで担持できて、シリンダナットと
取り付けボルトとが緩み難く、ベースとロッドレスシリ
ンダの連結が堅固となる。また、ベースの長手方向両端
の取り付けナットが挿入される位置と対応する、駆動手
段の取り付け側となる底壁部分のみに、取り付けボルト
が挿通するボルト挿通部が形成されているので、従来の
ようにベース長手方向全長に渡ってT溝を設けたものに
比べて、強度が向上する。また、回転軸をベース長手方
向と平行とした工具によって、挿入溝及び規制部の加工
を行うことで、ベースに対してベース長手から加工され
る別の加工を必要とする場合には、ベース長手方向1方
向からのみの加工となり、加工が容易となる。また、本
願では、型材から成るベースの底壁に形成された、貫通
孔の突起を所定長さ切除して挿入孔を形成するので、突
起部を削除すると、貫通孔の孔空間と合わせてベース底
壁両端の挿入孔が形成されることから、切除部分が少な
くて済み、加工が容易である。さらに本願のリニアアク
チュエータでは、エンドパイプを駆動装置に設けた連通
路に密着し、一端側のエンドプレートに設けた給排ポー
トに駆動装置両端の連通路を連通したので、コンパクト
な片側配管となると共に駆動装置に給排される圧流体の
漏れが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】リニアアクチュエータの正面図である。
【図2】図1のII視図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】図1のIV視図である。
【図5】図2のV−V線断面図である。
【図6】ベースの側面図である。
【図7】図6のVII視図である。
【図8】センサ取り付けレールの側面図である。
【符号の説明】
1 リニアアクチュエータ 2 ベース 3 駆動装置 5 スライド体 17 取り付けナット 18 挿入孔 19 挿入溝(通過部) 20A 規制部 25、26 エンドプレート 27、28 給排ポート 29 エア通路 30 エンドパイプ 34 エンドキャップ 37 エア通路 37a 連通路 41 取り付けボルト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース上に、そのベース上で長手に沿っ
    て案内されているスライド体を往復移動させる駆動装置
    を固定するベースと駆動装置の連結構造において、ベー
    ス底壁の長手両端に、長手外向きに開口した取り付けナ
    ットの挿入孔を設けると共に取り付けナットと当接して
    長手内側への移動を規制する規制部を形成し、挿入孔に
    対して駆動装置の取り付け側となる底壁部分に、挿入孔
    と対応する位置にのみ取り付けボルトの通過部を形成
    し、駆動装置に対してベース直交方向から挿通した取り
    付けボルトを前記通過部を通して前記挿入孔内に挿入し
    た取り付けナットに螺合して、駆動装置を直接ベースに
    固定したことを特徴とするベースと駆動装置の連結構
    造。
  2. 【請求項2】 取り付けボルトの通過部は、ベース長手
    方向両端外側が開放した挿入溝である請求項1記載のベ
    ースと駆動装置の連結構造。
  3. 【請求項3】 挿入溝は回転軸をベース長手方向と平行
    とした切削工具によってベース長手方向から加工される
    請求項2記載のベースと駆動装置の連結構造。
  4. 【請求項4】 ベースは押し出し、あるいは引き抜きに
    よる型材から成形され、その底壁には、全長に渡って突
    起を内側に突出形成した貫通孔が一体成形され、ベース
    両端部において前記突起を所定長さ切除してベース両端
    部に挿入孔を形成すると共に、突起の切除端面を規制部
    としたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に
    記載のベースと駆動装置の連結構造。
  5. 【請求項5】 駆動装置はロッドレスシリンダであっ
    て、ロッドレスシリンダの長手方向両端のエンドキャッ
    プに夫々連通路を設け、そのロッドレスシリンダを請求
    項1から4の何れか1項に記載のベースと駆動装置の連
    結構造によって長手方向両端にエンドプレートを設けた
    ベース上に配設し、ベース一端側のエンドプレートに設
    けた2つの給排ポートを夫々長手方向両端のエンドキャ
    ップの連通路に連通して片側配管としたリニアアクチュ
    エータ。
  6. 【請求項6】 ベース一端側のエンドプレートの一方の
    給排ポートをロッドレスシリンダの一端側のエンドキャ
    ップの連通路に連通し、他方の給排ポートをベースの他
    端側のエンドプレートのエア通路に連通し、そのエア通
    路にエンドパイプをベース長手方向に摺動可能に設けて
    ベース長手方向からロッドレスシリンダ他端側のエンド
    キャップに圧接して他端側のエンドキャップの連通路に
    連通した請求項5記載のリニアアクチュエータ。
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