JP2000240424A - 車両用エンジン - Google Patents

車両用エンジン

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JP2000240424A
JP2000240424A JP11043327A JP4332799A JP2000240424A JP 2000240424 A JP2000240424 A JP 2000240424A JP 11043327 A JP11043327 A JP 11043327A JP 4332799 A JP4332799 A JP 4332799A JP 2000240424 A JP2000240424 A JP 2000240424A
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breather
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悟一 岡澤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ブローバイガスの取り出しとエンジンの回転の
取り出し装置を改善し、部品点数を軽減し、エンジン自
体の小型、軽量化を図る。 【解決手段】気筒の側部に設けた側部カバー30により
形成したカムチェーン室32内にカム軸16に設けた従
動スプロケット33を配置し、この従動スプロケットに
カムチェーン37を掛け渡してクランク軸の動力により
カム軸16を回転する車両用エンジンにおいて、カム軸
16と同軸上で連動して回転する回転軸60と、この回
転軸60と連動して回転して外部に取り出す回転取出軸
61とを側部カバー30に軸支し、回転軸上方にあっ
て、その上部にはカムチェーン室32との連通路を、下
部には回転軸60へのオイル供給路を有するギヤ室43
と、このギヤ室下方にあってギヤ室43とは区画され、
ギヤ室43とは独立した別のカムチェーン室32との連
通路を有するブリーザ室44とを側部カバー30内に形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用エンジン
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動二輪車に搭載される車両用
エンジンには、ブローバイガスを取り出しが、ヘッドカ
バーから、あるいはクランクケースから行なわれ、この
ブローバイガスをエアクリーナに導いて再び燃焼させる
ものがある。
【0003】また、エンジンの回転がカム軸を介してヘ
ッドカバー、またはシリンダヘッドから取り出し、ある
いはクランク軸を介してクランクケースから取り出し、
さらにミッションを介して取り出し、ケーブルの回転に
よりタコメータに取り出すものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような車両用エン
ジンでは、ブローバイガスの取り出しと、エンジンの回
転の取り出しが、エンジンの別々の箇所から行なわれて
おり、その分部品点数が増加し、コストが嵩み、または
エンジン自体が大型化する原因となっていた。
【0005】この発明は、このような実情に鑑みなされ
たもので、ブローバイガスの取り出しとエンジンの回転
の取り出しを気筒の側部に設けた側部カバーにより行な
うことで、部品点数を軽減し、低コストであり、エンジ
ン自体の小型、軽量化を図ることが可能な車両用エンジ
ンを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、その
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0007】請求項1記載の発明は、『気筒に吸気弁及
び排気弁をカム軸の回転により駆動する動弁機構を備
え、さらに前記気筒の側部に設けた側部カバーによりカ
ムチェーン室を形成し、このカムチェーン室内に前記カ
ム軸に設けた従動スプロケットを配置し、この従動スプ
ロケットとクランク軸の駆動スプロケットにカムチェー
ンを掛け渡し、前記クランク軸からの動力により前記カ
ム軸を回転する車両用エンジンにおいて、前記カム軸と
同軸上で連動して回転する回転軸と、この回転軸と連動
して回転して外部に取り出す回転取出軸とを前記側部カ
バーに軸支し、回転軸上方にあって、その上部にはカム
チェーン室との連通路を、下部には回転軸へのオイル供
給路を有するギヤ室と、このギヤ室下方にあってギヤ室
とは区画され、ギヤ室とは独立した別のカムチェーン室
との連通路を有するブリーザ室とを前記側部カバー内に
形成したことを特徴とする車両用エンジン。』である。
【0008】この請求項1記載の発明によれば、カム軸
と同軸上で連動して回転する回転軸と、この回転軸と連
動して回転して外部に取り出す回転取出軸とを側部カバ
ーに軸支し、回転軸上方にあって、その上部にはカムチ
ェーン室との連通路を、下部には回転軸へのオイル供給
路を有するギヤ室と、このギヤ室下方にあってギヤ室と
は区画され、ギヤ室とは独立した別のカムチェーン室と
の連通路を有するブリーザ室とを側部カバー内に形成し
たから、回転取出軸への潤滑をするためのギヤ室と、オ
イルとブローバイガスの分離のためのブリーザ室とを側
部カバー内に共存させることができ、部品点数を軽減
し、低コストであり、エンジン自体の小型、軽量化を図
ることができる。
【0009】請求項2記載の発明は、『気筒に吸気弁及
び排気弁をカム軸の回転により駆動する動弁機構を備
え、さらに前記気筒の側部に設けた側部カバーによりカ
ムチェーン室を形成し、このカムチェーン室内に前記カ
ム軸に設けた従動スプロケットを配置し、この従動スプ
ロケットとクランク軸の駆動スプロケットにカムチェー
ンを掛け渡し、前記クランク軸からの動力により前記カ
ム軸を回転する車両用エンジンにおいて、前記側部カバ
ー側に設けた固定ブリーザプレートにより前記カムチェ
ーン室からギヤ室とブリーザ室とを区画し、前記固定ブ
リーザプレートにカムチェーン室とギヤ室とを連通する
連通路と、これとは独立してカムチェーン室とブリーザ
室とを連通する連通路を形成したことを特徴とする請求
項1に記載の車両用エンジン。』である。
【0010】この請求項2記載の発明によれば、側部カ
バー側に設けた固定ブリーザプレートによりカムチェー
ン室からギヤ室とブリーザ室とを区画し、固定ブリーザ
プレートにカムチェーン室とギヤ室とを連通する連通路
と、これとは独立してカムチェーン室とブリーザ室とを
連通する連通路を形成したから、側部カバー内にギヤ室
及びブリーザ室を簡単に形成することができ、部品点数
を軽減し、低コストであり、エンジン自体の小型、軽量
化を図ることができる。
【0011】請求項3記載の発明は、『前記固定ブリー
ザプレートに対向してカム軸側に回転ブリーザプレート
を設け、この回転ブリーザプレートと固定ブリーザプレ
ートによりブローバイガスを前記ブローバイガス入口に
導くブローバイガス通路を形成したことを特徴とする請
求項1または請求項2に記載の車両用エンジン。』であ
る。
【0012】この請求項3記載の発明によれば、回転ブ
リーザプレートと固定ブリーザプレートによりブローバ
イガスをブローバイガス入口に導くブローバイガス通路
を形成したから、ミスト状のブローバイガスからオイル
分を分離しながらブリーザ室に導いて取り出すことがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の車両用エンジン
の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明するが、
この発明は、この実施の形態に限定されない。図1は車
両用エンジンのヘッドカバーを取り外しシリンダヘッド
を破断した状態の平面図、図2は車両用エンジンの側面
図、図3は図1のIII-III線に沿う断面図、図4は図2
のIV-IV線に沿う断面図、図5は車両用エンジンの分解
した断面図、図6は側部カバーに固定ブリーザプレート
を取り付けた状態を示す図、図7は側部カバーから固定
ブリーザプレートを取り外した状態を示す図、図8は図
7のVIII-VIII線に沿う断面図、図9は図7のIX-IX線に
沿う断面図、図10はプレートを示す図、図11は固定
ブリーザプレートを示す図、図12はガスケットを示す
図、図13は側部カバーのブリーザホース取付部を示す
図、図14は図2のXIV-XIV線に沿う断面図である。
【0014】この車両用エンジン1は、空冷式の4サイ
クルエンジンであり、気筒2を構成するシリンダブロッ
ク3上にシリンダヘッド4が取り付けられ、さらにシリ
ンダヘッド4はヘッドカバー5により覆われている。シ
リンダブロック3に形成されたシリンダボア6内には、
ピストン7が往復動可能に設けられ、シリンダボア6
と、ピストン7の頭部と、シリンダヘッド4の凹部4a
との間に燃焼室8が設けられている。ピストン7の往復
動により図示しないクランク軸が回転する。
【0015】シリンダヘッド4には、燃焼室8に開口す
る吸気通路10と排気通路11が形成され、それぞれの
開口部10a,11aは、動弁機構12により駆動され
る吸気バルブ13と排気バルブ14によって所定のタイ
ミングで開閉し、燃焼室8内のガス交換が行なわれる。
燃焼室8に臨むように、点火プラグ15はシリンダヘッ
ド4に取り付けられている。
【0016】シリンダブロック3には、カム軸16が軸
受17,18を介して回動可能に設けられ、カム軸16
には吸気側カム16aと排気側カム16bが形成されて
いる。カム軸16の回転により吸気側カム16aがロッ
カアーム19を介して吸気バルブ13を押動し、排気側
カム16bがロッカアーム20を介して排気バルブ14
を押動する。ロッカアーム19及びロッカアーム20
は、それぞれロッカ軸21,22を介してシリンダブロ
ック3に軸支され、ロッカ軸21,22は、プレート2
3により抜け止めされている。
【0017】プレート23は、図10に示すように形成
される。図10(a)は平面図、図10(b)は図10
(a)のb−b線に沿う断面図、図10(c)は図10
(a)のc−c線に沿う断面図、図10(d)は図10
(a)のd−d線に沿う断面図である。プレート23
は、カム軸挿通孔23a、軸受押え部23b、一対の取
付孔23c及びロッカ軸押え部23d,23eが形成さ
れている。このプレート23は図1及び図5に示すよう
にカム軸挿通孔23aをカム軸16に挿通して組付け、
一対の取付孔23cから締付ボルト24をシリンダヘッ
ド4に螺着して固定する。この取付状態で軸受押え部2
3bが軸受18を押させて抜け止めを行ない、ロッカ軸
押え部23d,23eがロッカ軸21,22に当接して
抜け止めを行なう。
【0018】シリンダヘッド4の側部には、側部カバー
30が一対の締付ボルト31により締付固定され、この
側部カバー30によりカムチェーン室32が形成されて
いる。シリンダヘッド4の側部と側部カバー30との間
は、リング38によりシールされている。カム軸16の
先端部16cがカムチェーン室32内に突出しており、
この先端部16cには従動スプロケット33、回転ブリ
ーザプレート34がワッシャ35を介して締付ボルト3
6により締付固定され、これらはカム軸16と一体に回
転する。
【0019】カムチェーン室32内にカム軸16に設け
た従動スプロケット33が配置され、この従動スプロケ
ット33とクランク軸90の駆動スプロケット91にカ
ムチェーン37を掛け渡し、クランク軸90からの動力
によりカム軸16が回転する。
【0020】側部カバー30の内側には、ガスケット4
0を介して固定ブリーザプレート41がボルト42によ
り取り付けられ、この固定ブリーザプレート41により
カムチェーン室32からギヤ室43とブリーザ室44と
が区画される。ガスケット40は、図12に示すよう
に、側部カバー30の内壁30aに取り付ける形状に形
成され、回転軸挿通孔40a及びボルト挿通孔40bを
有している。
【0021】また、固定ブリーザプレート41は、図1
1に示すように形成され、回転軸挿通孔41a、ボルト
挿通孔41b及びオイル戻し孔41cを有し、カムチェ
ーン室32とブリーザ室44とを連通するブローバイガ
ス入口45が形成されている。このブローバイガス入口
45は、固定ブリーザプレート41の下側の位置にシリ
ンダヘッド4側に突出して設けたフランジを有するパイ
プ46によって形成され、さらにブローバイガス入口4
5より下側の位置にオイル戻し孔41cが形成され、ブ
リーザ室44に溜るオイルをカムチェーン室32の下方
に戻すようになっている。また、固定ブリーザプレート
41の上部には切欠き部41dが形成され、この切欠き
部41dによりギヤ室43とカムチェーン室32がミス
ト状のオイル通路Bにより連通している。
【0022】固定ブリーザプレート41に対向してカム
軸側に回転ブリーザプレート34が設けられ、この回転
ブリーザプレート34の外周部34aが固定ブリーザプ
レート41側に曲げられ、この回転ブリーザプレート3
4と固定ブリーザプレート41によりブローバイガスを
ブローバイガス入口45に導くブローバイガス通路Aが
形成されている。
【0023】ギヤ室43からのブローバイガスの一部
は、回転ブリーザプレート34の外周部34aと固定ブ
リーザプレート41の間からブローバイガスがブローバ
イガス通路Aを流れてブローバイガス入口45に導か
れ、ブローバイガス入口45からブリーザ室44に入
る。このように回転ブリーザプレート34と固定ブリー
ザプレート41によりブローバイガスをブローバイガス
入口45に導くブローバイガス通路Aを形成したから、
オイルミスト状のブローバイガスからオイル分を分離し
ながらブリーザ室44に導いて取り出すことができる。
【0024】また、カムチェーン室32からのオイルミ
スト状のブローバイガスの一部は、回転ブリーザプレー
ト34の外周側に位置する固定ブリーザプレート41の
切欠き部41dからギヤ室43に入る。
【0025】固定ブリーザプレート41の側部カバー3
0側には、邪魔板48が設けられ、この邪魔板48は側
部カバー30の内壁30aに形成されたリブ30b,3
0cの間に位置し、ブリーザ室44内にリブ30b,3
0cと邪魔板48によってブローバイガスの流れの迷路
が形成され、ブローバイガス入口45から導かれたブロ
ーバイガスが迷路を流れることでオイルの分離を容易に
している。
【0026】側部カバー30には、ブリーザ室44と連
通するブローバイガス出口30dが設けられ、このブロ
ーバイガス出口30dから排出されるブローバイガス
は、ブリーザホース50を介して図示しないエアクリー
ナに導いて再び燃焼させる。
【0027】また、側部カバー30には、カム軸16と
同軸上で連動して回転する回転軸60と、この回転軸6
0と連動して回転して外部に取り出す回転取出軸61が
軸支されている。回転軸60は、側部カバー30の軸受
部30eに形成した軸穴30e1に回動可能に設けら
れ、先端に形成された係合凸部60aが締付ボルト36
の頭部に形成された係合凹部36と凹凸係合し、回転軸
60がカム軸16と一体に回転する。回転軸60はギヤ
部60bを有し、このギヤ部60bには軸受部30eに
形成されたオイル通路30fからギヤ室43の底部に溜
ったオイルが供給されて潤滑可能になっている。
【0028】また、ギヤ室43内に所定量以上に溜った
オイルは、通路30gを通って固定ブリーザプレート4
1に設けられた切欠き41eからカムチェーン室32に
戻される。
【0029】回転取出軸61は、軸受部30eに回転軸
60と直交方向に形成された軸穴30e2に回転可能に
設けられている。回転取出軸61のギヤ部61aは回転
軸60のギヤ部60bと噛み合っており、回転取出軸6
1は回転軸60に連動して回転する。回転取出軸61は
側部カバー30に設けられたストッパ62により抜け止
めされ、この回転取出軸61にはケーブル63が接続さ
れ、ケーブル63の回転により図示しないタコメータに
取り出す。
【0030】このように側部カバー30側に設けた固定
ブリーザプレート41によりカムチェーン室32からギ
ヤ室43とブリーザ室44とを画成し、固定ブリーザプ
レート41にカムチェーン室32とブリーザ室44とを
連通するブローバイガス入口45を形成し、側部カバー
30にブリーザ室44と連通するブローバイガス出口3
0dを設け、さらにカム軸16と同軸上で連動して回転
する回転軸60と、この回転軸60と連動して回転して
外部に取り出す回転取出軸61とを側部カバー30に軸
支し、ブローバイガスの取り出しとエンジンの回転の取
り出しを側部カバー30により行なうことで、部品点数
を軽減し、低コストであり、エンジン自体の小型、軽量
化を図ることができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、カム軸と同軸上で連動して回転する回転軸と、
この回転軸と連動して回転して外部に取り出す回転取出
軸とを側部カバーに軸支し、回転軸上方にあって、その
上部にはカムチェーン室との連通路を、下部には回転軸
へのオイル供給路を有するギヤ室と、このギヤ室下方に
あってギヤ室とは区画され、ギヤ室とは独立した別のカ
ムチェーン室との連通路を有するブリーザ室とを側部カ
バー内に形成したから、回転取出軸への潤滑をするため
のギヤ室と、オイルとブローバイガスの分離のためのブ
リーザ室とを側部カバー内に共存させることができ、部
品点数を軽減し、低コストであり、エンジン自体の小
型、軽量化を図ることができる。
【0032】請求項2記載の発明では、側部カバー側に
設けた固定ブリーザプレートによりカムチェーン室から
ギヤ室とブリーザ室とを区画し、固定ブリーザプレート
にカムチェーン室とギヤ室とを連通する連通路と、これ
とは独立してカムチェーン室とブリーザ室とを連通する
連通路を形成したから、側部カバー内にギヤ室及びブリ
ーザ室を簡単に形成することができ、部品点数を軽減
し、低コストであり、エンジン自体の小型、軽量化を図
ることができる。
【0033】請求項3記載の発明では、回転ブリーザプ
レートと固定ブリーザプレートによりブローバイガスを
ブローバイガス入口に導くブローバイガス通路を形成し
たから、ミスト状のブローバイガスからオイル分を分離
しながらブリーザ室に導いて取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用エンジンのヘッドカバーを取り外しシリ
ンダヘッドを破断した状態の平面図である。
【図2】車両用エンジンの側面図である。
【図3】図1のIII-III線に沿う断面図である。
【図4】図2のIV-IV線に沿う断面図である。
【図5】車両用エンジンの分解した断面図である。
【図6】側部カバーに固定ブリーザプレートを取り付け
た状態を示す図である。
【図7】側部カバーから固定ブリーザプレートを取り外
した状態を示す図である。
【図8】図7のVIII-VIII線に沿う断面図である。
【図9】図7のIX-IX線に沿う断面図である。
【図10】プレートを示す図である。
【図11】固定ブリーザプレートを示す図である。
【図12】ガスケットを示す図である。
【図13】側部カバーのブリーザホース取付部を示す図
である。
【図14】図2のXIV-XIV線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 車両用エンジン 2 気筒 12 動弁機構 13 吸気弁 14 排気弁 16 カム軸 30 側部カバー 30d ブローバイガス出口 32 カムチェーン室 33 従動スプロケット 37 カムチェーン 41 固定ブリーザプレート 43 ギヤ室 44 ブリーザ室 45 ブローバイガス入口 60 回転軸 61 回転取出軸 90 クランク軸 91 駆動スプロケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02F 7/00 F02F 7/00 P G01P 1/04 G01P 1/04 Z C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気筒に吸気弁及び排気弁をカム軸の回転に
    より駆動する動弁機構を備え、さらに前記気筒の側部に
    設けた側部カバーによりカムチェーン室を形成し、この
    カムチェーン室内に前記カム軸に設けた従動スプロケッ
    トを配置し、この従動スプロケットとクランク軸の駆動
    スプロケットにカムチェーンを掛け渡し、前記クランク
    軸からの動力により前記カム軸を回転する車両用エンジ
    ンにおいて、前記カム軸と同軸上で連動して回転する回
    転軸と、この回転軸と連動して回転して外部に取り出す
    回転取出軸とを前記側部カバーに軸支し、回転軸上方に
    あって、その上部にはカムチェーン室との連通路を、下
    部には回転軸へのオイル供給路を有するギヤ室と、この
    ギヤ室下方にあってギヤ室とは区画され、ギヤ室とは独
    立した別のカムチェーン室との連通路を有するブリーザ
    室とを前記側部カバー内に形成したことを特徴とする車
    両用エンジン。
  2. 【請求項2】気筒に吸気弁及び排気弁をカム軸の回転に
    より駆動する動弁機構を備え、さらに前記気筒の側部に
    設けた側部カバーによりカムチェーン室を形成し、この
    カムチェーン室内に前記カム軸に設けた従動スプロケッ
    トを配置し、この従動スプロケットとクランク軸の駆動
    スプロケットにカムチェーンを掛け渡し、前記クランク
    軸からの動力により前記カム軸を回転する車両用エンジ
    ンにおいて、前記側部カバー側に設けた固定ブリーザプ
    レートにより前記カムチェーン室からギヤ室とブリーザ
    室とを区画し、前記固定ブリーザプレートにカムチェー
    ン室とギヤ室とを連通する連通路と、これとは独立して
    カムチェーン室とブリーザ室とを連通する連通路を形成
    したことを特徴とする請求項1に記載の車両用エンジ
    ン。
  3. 【請求項3】前記固定ブリーザプレートに対向してカム
    軸側に回転ブリーザプレートを設け、この回転ブリーザ
    プレートと固定ブリーザプレートによりブローバイガス
    を前記ブローバイガス入口に導くブローバイガス通路を
    形成したことを特徴とする請求項2に記載の車両用エン
    ジン。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009191784A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Fuji Heavy Ind Ltd エンジンのブリーザ装置
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