JP2000240159A - ユニット建物の玄関構造及び該玄関構造を有するユニット建物 - Google Patents

ユニット建物の玄関構造及び該玄関構造を有するユニット建物

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JP2000240159A
JP2000240159A JP11046676A JP4667699A JP2000240159A JP 2000240159 A JP2000240159 A JP 2000240159A JP 11046676 A JP11046676 A JP 11046676A JP 4667699 A JP4667699 A JP 4667699A JP 2000240159 A JP2000240159 A JP 2000240159A
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Hiroshi Shimoyama
洋 下山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】施工期間の短縮を図ることが出来、製造コスト
の増大を抑制出来るユニット建物の玄関構造及び該玄関
構造を有するユニット建物を提供する。 【解決手段】所定のモジュール寸法の箱型建物ユニット
100等が組み合わせられて上部構造体15が形成され
ていて、玄関部6aを設けたユニット建物14の玄関構
造である。玄関部6aを有する上部構造体15の下方に
は、上部構造体15を構成する各箱型建物ユニット10
0又は2階玄関ユニット6と略同一モジュール寸法の箱
型鋼製地下ユニット17,18を埋設することにより、
地下室16を有する地下構造体19が形成されている。
そして、箱型鋼製地下ユニット18の上面部18aで、
前記玄関部6aの土間6b等が構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、施工作業が容易で、
堅牢な地下構造体を設けたユニット建物の玄関構造及び
該玄関構造を有するユニット建物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図8乃至図10に示すような箱型
建物ユニットを複数組み合わせて構成されるユニット建
物1が知られている。
【0003】このようなものでは、上部構造体1aが、
妻方向長さを桁方向長さに比して長く設定される複数の
箱型建物ユニット2〜7等によって主に構成されてい
る。これらの所定のモジュール寸法に規格化された箱型
建物ユニット2〜7等は工場で生産されて、これらの箱
型建物ユニット2〜7を施工現場で組み合わせることに
より、ユニット建物1の上部構造体1aが短期間で構築
されるものである。
【0004】このうち、1階の玄関部6aを設けてなる
箱型建物ユニット6は、図9に示すように、基礎8,9
構築時に、床部10の土間11が、コンクリート打ちに
よって予め形成されている。
【0005】そして、図10に示すように、箱型建物ユ
ニット6では、下面部12を上面視略凹字状を呈するよ
うにフレーム枠体12aを配設することにより、下面部
12の前辺部13aの一部を切り欠いて開放させた形状
に構成されている。
【0006】また、2階の玄関部3aを設けてなる2階
箱型建物ユニット3は、1階の箱型建物ユニット4等の
上部に載置されて、外階段部3bが装着される。
【0007】このように構成された従来のユニット建物
1の玄関構造では、施工現場において、基礎8,9の構
築と共に、土間11の支持柱11a及び支持平面部11
bがコンクリート打ちにより形成される。また、玄関部
6a前の階段部11cも、この際にコンクリート打ちに
より形成される。
【0008】そして、所定時間養生させた後、前記箱型
建物ユニット6の上面視略凹字状を呈するように、下面
部の前辺部13aの一部を切り欠いて開放させた部分
を、前記支持平面部11bに適合させて、この箱型建物
ユニット6が前記基礎8,9上に載置されて固定され
る。 他の1階部分の箱型建物ユニット4,5,7等を
前記基礎8,9等上に載置して固定した後、前記2階の
玄関部3aを設けてなる2階箱型建物ユニット3が、1
階の箱型建物ユニット4等の上部に載置されて固定され
る。
【0009】そして、この2階箱型建物ユニット3の玄
関部3aに前記外階段部3bが装着されて、1階,2階
玄関部6a,3aから各々前記ユニット建物1内に出入
りできるように構成されている。
【0010】なお、地下ユニットと上部の建物との連結
構造については、特開平6−287966号公報等に記
載されているようなものが知られている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のユニット建物の玄関構造では、基礎8,9構
築時に、前記土間11に対応する部分を予め堀り下げ
て、前記支持柱11a,支持平面部11b,階段部11
c等をコンクリート打ちにて構築しなければならない。
【0012】このため、養生等の時間がかかり、施工期
間の短縮が困難であるといった問題があった。
【0013】そこで、この発明は、施工期間の短縮を図
ることが出来、製造コストの増大を抑制出来るユニット
建物の玄関構造及び該玄関構造を有するユニット建物を
提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、所定のモジュール寸法の
箱型建物ユニットを組み合わせて上部構造体を形成し、
該箱型建物ユニットに玄関部を設けたユニット建物の玄
関構造において、前記玄関部を有する上部構造体の下方
には、前記上部構造体を構成する箱型建物ユニットと略
同一モジュール寸法の箱型鋼製地下ユニットを埋設する
ことにより、地下室を有する地下構造体を形成し、該箱
型鋼製地下ユニットの上面部で、前記玄関部の床部を構
成するユニット建物の玄関構造を特徴としている。
【0015】このように構成された請求項1記載のもの
では、前記箱型建物ユニットと略同一モジュール寸法の
箱型鋼製地下ユニットが埋設されているので、前記箱型
建物ユニットは、該箱型鋼製地下ユニットの上面部に設
置されるだけで、容易に該箱型鋼製地下ユニットの上面
部に接続される。
【0016】しかも、前記箱型建物ユニットを前記箱型
鋼製地下ユニットの上面部に設置することにより、該箱
型鋼製地下ユニットの上面部によって、前記玄関部の床
部が構成される。
【0017】従って、従来のように予め掘り下げて、支
持柱及び支持平面部等を施工現場で構築、養生する必要
が無くなり、施工期間が短縮される。
【0018】また、請求項2に記載されたものでは、前
記玄関部を有する箱型建物ユニットは、既存のユニット
建物の上階部分に配置される上階用玄関ユニットである
請求項1記載のユニット建物の玄関構造を特徴としてい
る。
【0019】このように構成された請求項2記載のもの
では、既存の上階用玄関ユニットを用いて、前記埋設さ
れた箱型鋼製地下ユニットの上部に載置される前記上部
構造体が構成されているので、該上階用玄関ユニットを
共用化して、製造コストの増大を抑制することが出来
る。
【0020】更に、請求項3に記載されたものでは、所
定のモジュール寸法の箱型建物ユニットを組み合わせて
上部構造体を形成し、該箱型建物ユニットに玄関部を設
けた玄関構造を有するユニット建物において、前記玄関
部を有する上階用玄関ユニットを1階部分に配置し、該
上階用玄関ユニットの下方には、前記上部構造体を構成
する箱型建物ユニットと略同一モジュール寸法の箱型鋼
製地下ユニットを埋設することにより、該箱型鋼製地下
ユニットの上面部で、前記玄関部の床部を構成する地下
構造体が形成されている玄関構造を有するユニット建物
を特徴としている。
【0021】このように構成された請求項3記載のもの
では、前記玄関部を有する上階用玄関ユニットが1階部
分に配置されているので、玄関ユニットの共用化を図る
ことが出来る。
【0022】また、該上階用玄関ユニットの下方には、
前記上部構造体を構成する箱型建物ユニットと略同一モ
ジュール寸法の箱型鋼製地下ユニットを埋設することに
より、前記箱型建物ユニットが、該箱型鋼製地下ユニッ
トの上面部に設置されるだけで、容易に該箱型鋼製地下
ユニットの上面部に接続出来、前記玄関部の床部が構成
される。
【0023】従って、施工期間の短縮を図ることが出
来、製造コストの増大を抑制出来る玄関構造を有するユ
ニット建物が提供できる。
【0024】
【発明の実施の形態1】以下、この発明の実施の形態1
を図面に基づいて説明する。
【0025】図1乃至図7は、この発明の実施の形態1
のユニット建物の玄関構造及び該玄関構造を有するユニ
ット建物14を示している。なお、従来例と同一乃至均
等な部分については、同一符号を説明する。
【0026】このユニット建物14は、妻方向長さを桁
方向長さに比して長く設定される複数の箱型建物ユニッ
ト100…及び上階用玄関ユニットとしての2階玄関ユ
ニット6によって主に構成されている。そして、これら
の所定のモジュール寸法に規格化された箱型建物ユニッ
ト100…は工場で生産されて、これらの建物ユニット
100…を施工現場で組み合わせることにより、ユニッ
ト建物の上部構造体15及び地下室16が短期間で構築
されるものである。
【0027】このうち、箱型建物ユニット100では、
図1に示すように、フレーム枠体としての金属製の一対
の天井梁10a,10a及び妻梁10b,10bで構成
された略矩形形状の上面部10cと、フレーム枠体とし
ての一対の床梁10d,10d及び妻梁10e,10e
で構成された略矩形形状の床面部10fとが、ジョイン
トピース10g…を介して、各々四本の中空の柱材10
h…の上,下端部に接合されて、略箱型形状のラーメン
構造体を呈するように構成されている。そして、このラ
ーメン構造体の周囲に内,外壁面部材10i等が貼設さ
れている。
【0028】また、この上部構造体15の下方には、上
部構造体15を構成する前記箱型建物ユニット100と
略同一モジュール寸法の箱型鋼製地下ユニットとしての
端部用箱型鋼製地下ユニット17,18が埋設されるこ
とにより、地下室16を有する地下構造体19が形成さ
れている。
【0029】このうち、端部用箱型鋼製地下ユニット1
7,18は、図2に示すように、主に、防水性能を有す
る鋼板製外板部材20と、内壁部材21と、これらの鋼
板製外板部材20及び内壁部材21との間に介在される
複数のH字型鋼材22…、及び開口部23の周縁に設け
られるCチャネル型鋼材24、及び断熱材25等とから
主に構成されている。
【0030】このうち、H字型鋼材22とCチャネル型
鋼材24とは、各々床、両側壁、天井に周状となるよう
に配設されることにより、側面視ロ字状を呈するように
接続されている。
【0031】また、前記端部用箱型鋼製地下ユニット1
7,18の上面部17a,18aのコーナ四隅部には、
前記箱型建物ユニット100を連結する四本の固定ボル
ト26…が立設されている。
【0032】この端部用箱型鋼製地下ユニット17,1
8のコーナ部近傍の妻側側面12cには、前記鋼板製外
板部材14に溶接される補助柱部材27…が設けられて
いる。この補助柱部材27は、前記端部用箱型鋼製地下
ユニット17,18の高さと略同じ高さ方向長さを有す
る長尺形状を呈して、下端部をこの地下構造体19の基
礎に固定されると共に、上端部270aに立設された固
定ボルト20bを前記箱型建物ユニット100又は2階
玄関ユニット6の底面部10f,6bに設けられた前記
ジョイントピース10g,10g部分に連結されるよう
に構成されている。
【0033】更に、この端部用箱型鋼製地下ユニット1
7のコーナ部近傍の桁側側面には、前記鋼板製外板部材
20にボルトによって着脱自在となるように補助柱部材
27,27が設けられている。この補助柱部材27は、
前記端部用箱型鋼製地下ユニット17の高さと略同じ高
さ方向長さを有する長尺形状を呈して、下端部が地下構
造体19の基礎28に固定されると共に、上端部27a
に立設された固定ボルト27bを前記箱型建物ユニット
100の下縁部に連結するように構成されている。
【0034】また、前記端部用箱型鋼製地下ユニット1
7の上面部17aの所定位置には、階段29の上部開口
30が形成されている。
【0035】次に、この実施の形態1のユニット建物の
玄関構造及び該玄関構造を有するユニット建物の作用に
ついて説明する。
【0036】この地下室16を設けたユニット建物14
では、施工現場において、地盤調査、及び整地か行われ
た後、土留め、根切り、山留めが行われる。掘削幅は、
桁端面より400mm、妻端面より200mmである。
【0037】掘削された底面部には、砕石が敷き詰めら
れて、充分転圧作業が行われ、捨てコンクリートが打た
れる。捨てコンクリートは、厚さ50mm以上とし、F
c135kg/平方cm以上としている。
【0038】この上に、配筋及びアンカーセットが行わ
れて、固定ボルト26…の突設位置が決定される。そし
て、厚さ300〜500mm、Fc180kg/平方c
m以上となるように生コンクリートが打たれた後、空練
りモルタルが、厚さ25mmでレベル調整を行いながら
敷き込まれる 。
【0039】次に、前記箱型鋼製地下ユニット17,1
8が、前記基礎28上に載置される。これらの箱型鋼製
地下ユニット17,18の上部には、前記2階玄関ユニ
ット6及び1階部分の箱型建物ユニット100,100
が配置される。この際、上面視で、前記上部構造体15
の前記2階玄関ユニット6及び箱型建物ユニット10
0,100の投影面積内に前記箱型鋼製地下ユニット1
7,18が、入るように構成されている。
【0040】図3に示す図1中A−A方向矢視図では、
コーナ部の上面から立設された固定ボルト26,26
が、各々前記妻梁10e及びジョイントピース部10g
のボルト挿通孔33,33に挿通されて、更に、レベル
調整用亜鉛メッキ鋼板31を介在させて、ナット部材3
2によって締結されている。このため、図4に示すよう
に、妻側側面18cのCチャネル鋼材24は、前記妻梁
10fと上面視方向で略一致している。
【0041】また、図5に示すように、桁側側面18d
のCチャネル鋼材24は、前記桁梁10dと上面視方向
で略一致している。
【0042】更に、図6に示すように、前記端部用箱型
地下ユニット17と、端部用箱型地下ユニット18とが
対向する図1中矢視B−B線部分では、前記端部用箱型
地下ユニット12と、端部用箱型地下ユニット22との
境界部分が、前記2階玄関ユニット6と箱型建物ユニッ
ト100との境界に上面視方向で略一致している。
【0043】そして、図7に示すE−E方向矢視図で
は、前記端部用箱型鋼製地下ユニット18の桁側側面1
8d延設方向に沿って、前記2階玄関ユニット6の玄関
部6aのドア6cが立設される。これらの2階玄関ユニ
ット6及び箱型建物ユニット100の上部には、適宜、
2階部分の箱型建物ユニット100…が、載置される。
【0044】このように、前記箱型建物ユニット100
と略同一モジュール寸法の端部用箱型鋼製地下ユニット
17,18が埋設されているので、前記1階部分の箱型
建物ユニット100及び2階玄関ユニット6は、これら
の端部用箱型鋼製地下ユニット17,18の上面部17
a,18aに設置されるだけで、容易に端部用箱型鋼製
地下ユニット17,18の上面部17a,18aから突
設される固定ボルト26,26を、底面部10fに穿設
形成されたボルト挿通孔33,33に挿通して、前記ナ
ット部材32,32を各々螺合することにより固定接続
される。
【0045】しかも、図2に示すように、前記2階玄関
ユニット6を前記端部用箱型鋼製地下ユニット18の上
面部18aに設置することにより、この端部用箱型鋼製
地下ユニット18の上面部18aによって、前記玄関部
6aの床部である土間6d及び上りかまち6eに連設さ
れる床板部6fが下方から支持されて構成される。
【0046】従って、従来のように予め地面を掘り下げ
て、前記支持柱及び支持平面部等を施工現場で構築、養
生する必要が無くなり、施工期間が短縮される。
【0047】また、既存の2階玄関ユニット6を用い
て、前記埋設された端部用箱型鋼製地下ユニット17,
18の上部に載置される1階部分の上部構造体15が構
成されているので、この2階玄関ユニット6を、2階部
分に使用する玄関ユニットと共用化して、製造コストの
増大を抑制することが出来る。
【0048】従って、施工期間の短縮を図ることが出
来、製造コストの増大を抑制出来る玄関構造を有するユ
ニット建物が提供できる。
【0049】以上、本発明の実施の形態1を説明してき
たが、本発明は、前記実施の形態1に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等が
あっても本発明に含まれる。
【0050】例えば、前記発明の実施の形態1のユニッ
ト建物では、複数の地下ユニットを用いて地下構造体1
9を構成するものを示して説明してきたが、特にこれに
限らず、例えば単数等、地下ユニットの材質、数量、形
状が特に限定されるものではなく、前記玄関ユニットの
下方に、上部構造体15を構成する箱型建物ユニット1
00と略同一モジュール寸法を有して埋設されるもので
あるならばよいことは当然である。
【0051】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1記載
の発明では、前記箱型建物ユニットと略同一モジュール
寸法の箱型鋼製地下ユニットが埋設されているので、前
記箱型建物ユニットは、該箱型鋼製地下ユニットの上面
部に設置されるだけで、容易に該箱型鋼製地下ユニット
の上面部に接続される。
【0052】しかも、前記箱型建物ユニットを前記箱型
鋼製地下ユニットの上面部に設置することにより、該箱
型鋼製地下ユニットの上面部によって、前記玄関部の床
部が構成される。
【0053】従って、従来のように予め掘り下げて、支
持柱及び支持平面部等を施工現場で構築、養生する必要
が無くなり、施工期間が短縮される。
【0054】また、請求項2に記載されたものでは、既
存の上階用玄関ユニットを用いて、前記埋設された箱型
鋼製地下ユニットの上部に載置される前記上部構造体が
構成されているので、該上階用玄関ユニットを共用化し
て、製造コストの増大を抑制することが出来る。
【0055】更に、請求項3に記載されたものでは、前
記玄関部を有する上階用玄関ユニットが1階部分に配置
されているので、玄関ユニットの共用化を図ることが出
来る。
【0056】また、該上階用玄関ユニットの下方には、
前記上部構造体を構成する箱型建物ユニットと略同一モ
ジュール寸法の箱型鋼製地下ユニットを埋設することに
より、前記箱型建物ユニットが、該箱型鋼製地下ユニッ
トの上面部に設置されるだけで、容易に該箱型鋼製地下
ユニットの上面部に接続出来、前記玄関部の床部が構成
される。
【0057】従って、施工期間の短縮を図ることが出
来、製造コストの増大を抑制出来る玄関構造を有するユ
ニット建物が提供できる、という実用上有益な効果を発
揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のユニット建物の玄関構
造及び該玄関構造を有するユニット建物で全体の構成を
説明する分解斜視図である。
【図2】この発明の実施の形態1のユニット建物の玄関
構造を示し、図8中F−F線に沿った位置に対応する要
部の断面図である。
【図3】実施の形態1のユニット建物の玄関構造で、図
1中A−A線に沿った位置での矢視図である。
【図4】実施の形態1のユニット建物の玄関構造で、図
3中C−C線に沿った位置での断面図である。
【図5】実施の形態1のユニット建物の玄関構造で、図
3中D−D線に沿った位置での断面図である。
【図6】実施の形態1のユニット建物の玄関構造で、図
1中B−B線に沿った位置での断面図である。
【図7】実施の形態1のユニット建物の玄関構造で、図
1中E−E線に沿った位置での断面図である。
【図8】従来例のユニット建物構造で、ユニット建物の
斜視図である。
【図9】従来例のユニット建物の玄関構造で、図8中F
−F線に沿った位置での断面図である。
【図10】従来例の玄関ユニットの斜視図である。
【符号の説明】
6 2階玄関ユニット(上階用玄関ユニット) 6a 玄関部 6b 土間(床部) 14 ユニット建物 15 上部構造体 16 地下室 17,18 端部用箱型鋼製地下ユニット 17a,18a 上面部 19 地下構造体 26 固定ボルト 100 箱型建物ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のモジュール寸法の箱型建物ユニット
    を組み合わせて上部構造体を形成し、該箱型建物ユニッ
    トに玄関部を設けたユニット建物の玄関構造において、 前記玄関部を有する上部構造体の下方には、前記上部構
    造体を構成する箱型建物ユニットと略同一モジュール寸
    法の箱型鋼製地下ユニットを埋設することにより、地下
    室を有する地下構造体を形成し、該箱型鋼製地下ユニッ
    トの上面部で、前記玄関部の床部を構成することを特徴
    とするユニット建物の玄関構造。
  2. 【請求項2】前記玄関部を有する箱型建物ユニットは、
    既存のユニット建物の上階部分に配置される上階用玄関
    ユニットであることを特徴とする請求項1記載のユニッ
    ト建物の玄関構造。
  3. 【請求項3】所定のモジュール寸法の箱型建物ユニット
    を組み合わせて上部構造体を形成し、該箱型建物ユニッ
    トに玄関部を設けた玄関構造を有するユニット建物にお
    いて、 前記玄関部を有する上階用玄関ユニットを1階部分に配
    置し、該上階用玄関ユニットの下方には、前記上部構造
    体を構成する箱型建物ユニットと略同一モジュール寸法
    の箱型鋼製地下ユニットを埋設することにより、該箱型
    鋼製地下ユニットの上面部で、前記玄関部の床部を構成
    する地下構造体が形成されていることを特徴とする玄関
    構造を有するユニット建物。
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