JP2880922B2 - 地下構造物用柱部材 - Google Patents

地下構造物用柱部材

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JP2880922B2
JP2880922B2 JP6310521A JP31052194A JP2880922B2 JP 2880922 B2 JP2880922 B2 JP 2880922B2 JP 6310521 A JP6310521 A JP 6310521A JP 31052194 A JP31052194 A JP 31052194A JP 2880922 B2 JP2880922 B2 JP 2880922B2
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則行 梶谷
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は駐車場等に利用される
地下構造物を構成する柱部材に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】駐車場や
倉庫等に利用される地下空間は従来、現場打ちコンクリ
ート造によって、またはボックスカルバートの敷設のい
ずれかによって構築されるが、前者では工期が長引くこ
とと、コスト高であることから、地下空間のみが構築の
目的になることはない。
【0003】後者ではボックスカルバート自身が自立性
を持つためその敷設によって地下構造物として完成する
簡便さがあるが、ボックスカルバートは幅方向に側壁が
互いに突き合わせられて設置されることから、壁が一定
の間隔をおき、1方向に連続した空間を構成するため地
下空間としての用途が限られ、また敷地面積当たりの有
効面積が縮小される等の不利益もある。側壁に開口を形
成することにより壁の存在による制約はある程度軽減さ
れるが、側壁全体を削除することはできないため制約は
残る。
【0004】この発明はボックスカルバートを用いた地
下空間の問題に着目してなされたもので、上記制約を解
消する地下構造物に使用される柱部材を提案するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では目標とする地
下空間の周囲に連続して設置される壁部材、あるいは現
場で構築される壁で包囲された空間内に柱部材を間隔を
隔てて設置し、柱部材に、壁部材や壁と共に地下構造物
を構成する桁部材とその上に敷設されるスラブ部材を支
持させることにより地下空間内から壁を不在にし、床の
有効面積を拡大し、空間の用途を拡張する。
【0006】柱部材は地中に打ち込まれる杭が挿入可能
な中空断面形状をし、または単に中空断面形状をする。
前者の場合、頭部の周囲の、少なくとも1方向の桁部材
の方向には桁部材が載る受け部が形成される。1方向の
桁部材は頭部の受け部上に、これに直交する桁部材は頭
部上に載る。柱部材の脚部の周囲からは地下構造物の床
スラブとの一体化のためのスラブ筋が突出する。
【0007】後者の場合、軸方向の中間部には、周囲か
ら地下構造物の床スラブとの一体化のためのスラブ筋が
突出した底版が一体化し、柱部材は底版の下方が地中に
打ち込まれ、杭を兼ねる。
【0008】地下構造物は隣接する柱部材間、及び柱部
材と壁部材(壁)間に桁部材を架設し、桁部材上及び壁
部材(壁)上にスラブ部材を敷設して構築され、柱部材
が桁部材とスラブ部材を壁部材(壁)と共に支持するこ
とにより地下空間の内部から壁を不在にし、敷地面積に
対する床の有効面積を拡大する。
【0009】
【実施例】この発明は図1,図4に示すように目標とす
る地下空間の周囲に連続して設置される壁部材2、ある
いは現場打ちコンクリート造で構築される壁で包囲され
た空間内に間隔を隔てて設置され、壁部材2や壁と共に
地下構造物を構成する桁部材3とその上に敷設されるス
ラブ部材4を支持する、プレキャストコンクリート製の
柱部材1である。
【0010】請求項1記載の柱部材1は地中に打ち込ま
れる杭5が挿入可能な中空断面形状をし、図2,図3に
示すように頭部11の周囲の、少なくとも1方向の桁部材
3の方向には桁部材3が載る受け部12が形成される。図
2は円筒状のコンクリート部材の上部と下部にそれぞれ
頭部11と脚部13を突設した場合、図3は柱部材1にヒュ
ーム管を用い、上部の一部を切り欠くことにより受け部
12を形成した場合である。
【0011】柱部材1の脚部13の周囲からは後述の捨て
コンクリート8上に打設されるコンクリート9中に配筋
されるスラブ筋14が突出し、床スラブ6の構築と同時に
各柱部材1と壁部材2が一体化する。
【0012】地下構造物の周囲に位置する壁部材2と対
向する柱部材1は壁部材2と共に桁部材3を支持するこ
とから、柱部材1の受け部12は頭部11の周囲の、後述す
る壁部材2の受け部24と同一の高さに突設される。直交
する2方向の桁部材3,3が同一の高さで架設される場
合には受け部12は2方向に突設されるが、実施例では直
交する桁部材3,3間に段差を付けているため、受け部
12に載る桁部材3に直交する桁部材3を頭部11上に載せ
ている。脚部13は柱部材1の周囲から張り出し、壁部材
2の底版22と共に床スラブ6を形成する。
【0013】柱部材1の中空部内には、壁部材2と柱部
材1が載る捨てコンクリート8を貫通して地中に打ち込
まれ、地下構造物を支持地盤に支持させる杭5が挿入さ
れる。柱部材1は杭頭を包囲する形で捨てコンクリート
8上に設置され、中空部内にコンクリート7が充填され
ることにより杭5と一体化する。
【0014】実施例では壁部材2がプレキャストコンク
リート製の場合を示しているが、前記の通り、現場打ち
コンクリート造で壁を構築する場合もある。
【0015】プレキャストコンクリート製の場合、壁部
材2は壁版21と底版22からL形の断面形状をし、頭部の
底版22側にスラブ部材4が載る受け部23が突設される。
桁部材3が載る壁部材2には受け部23の下に桁部材3が
載る受け部24が部分的に突設される。図4に示す実施例
では平面上の長辺方向に架設される桁部材3が柱部材1
の頭部11上に載るため短辺方向に位置する壁部材2の受
け部24は長辺方向の壁部材2のそれより高い位置に突設
される。また短辺方向の壁部材2側ではスラブ部材4は
長辺方向の桁部材3に支持されるため受け部23は突設さ
れない。
【0016】壁部材2の底版22からはその設置後に打設
され、床スラブ6を構成するコンクリート9との一体化
のためスラブ筋25が突出する。
【0017】壁部材2は目標とする地下構造物の周囲を
包囲し、幅方向に連続して設置される。各壁部材2,2
は図1に示すように底版22と柱部材1の脚部13に連続し
て打設されるコンクリート9によって互いに一体化し、
同時に柱部材1とも一体化する。
【0018】桁部材3は図4に示すように隣接する柱部
材1,1間と、対向する柱部材1と壁部材2間に架設さ
れる。実施例では地下構造物の平面上の短辺方向の桁部
材3と長辺方向の桁部材3間に段差を付け、短辺方向の
桁部材3を、長辺方向に位置する壁部材2の受け部24と
柱部材1の受け部12に支持させ、長辺方向の桁部材3
を、短辺方向に位置する壁部材2の受け部24と柱部材1
の頭部11に支持させている。この場合、上側に位置する
長辺方向の桁部材3と壁部材2の受け部23上にスラブ部
材4が載る。下側に位置する短辺方向の桁部材3は柱部
材1の受け部12と壁部材2の受け部24上に載り、壁部材
2と柱部材1を連結し、両者間で水平力を伝達する役目
を果たす。
【0019】スラブ部材4は上記の通り、長辺方向の桁
部材3上と壁部材2の受け部23上に敷設される。
【0020】施工は根切り底上に打設された捨てコンク
リート8上に壁部材2と柱部材1を設置した後、図1に
示すように壁部材2の底版22と柱部材1の脚部13間にス
ラブ筋10を配筋し、コンクリート9を打設し、両者を一
体化しながら床スラブ6を構築した後、図4に示すよう
に隣接する柱部材1と壁部材2間、及び隣接する柱部材
1,1間に桁部材3を2方向に架設し、桁部材3上及び
壁部材2上にスラブ部材4を敷設する、という要領で行
われる。
【0021】請求項2記載の柱部材1は図5に示すよう
に中空断面形状をし、軸方向の中間部に、周囲から地下
構造物の床スラブ6との一体化のためのスラブ筋14が突
出した底版15が一体化したもので、図6に示すように底
版15の下方が地中に打ち込まれて使用される。この柱部
材1は上記発明で使用される杭を兼ねる。
【0022】なお、請求項1,請求項2記載の発明共、
スラブ筋14は予め脚部13,または底版15に一体化してお
く場合と、脚部13や底版15に予めインサートを埋設して
おき、後からスラブ筋14をインサートに接続する場合が
ある。
【0023】
【発明の効果】この発明は以上の通りであり、目標とす
る地下空間の周囲に連続して設置される壁部材、あるい
は現場で構築される壁で包囲された空間内に間隔を隔て
て設置される柱部材に、壁部材や壁と共に地下構造物を
構成する桁部材とその上に敷設されるスラブ部材を支持
させるものであるため、地下空間の内部から壁が不在に
なり、床の有効面積を拡大し、空間の用途を拡張するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】地下構造物と請求項1記載発明の柱部材の関係
を示した縦断面図である。
【図2】請求項1記載発明の柱部材の製作例を示した斜
視図である。
【図3】柱部材の他の製作例を示した斜視図である。
【図4】桁部材の架設が完了した状況とスラブ部材の敷
設が完了した状況を示した平面図である。
【図5】請求項2記載発明の柱部材を示した斜視図であ
る。
【図6】図5の柱部材の使用状態を示した縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1……柱部材、11……頭部、12……受け部、13……脚
部、14……スラブ筋、15……底版、2……壁部材、21…
…壁版、22……底版、23……受け部、24……受け部、25
……鉄筋、3……桁部材、4……スラブ部材、5……
杭、6……床スラブ、7……コンクリート、8……捨て
コンクリート、9……コンクリート、10……スラブ筋。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−228979(JP,A) 特開 昭61−261543(JP,A) 特開 平5−331836(JP,A) 特開 平3−247865(JP,A) 特開 平6−257292(JP,A) 実開 平4−87973(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 29/045 E04C 3/34 E21D 13/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標とする地下空間の周囲に連続して設
    置される壁部材、あるいは現場で構築される壁で包囲さ
    れた空間内に間隔を隔てて設置され、壁部材,または壁
    と共に地下構造物を構成する桁部材とその上に敷設され
    るスラブ部材を支持する柱部材であり、地中に打ち込ま
    れる杭が挿入可能な中空断面形状をし、頭部の周囲の、
    少なくとも1方向の桁部材の方向には桁部材が載る受け
    部が形成され、脚部の周囲からは地下構造物の床スラブ
    との一体化のためのスラブ筋が突出していることを特徴
    とする地下構造物用柱部材。
  2. 【請求項2】 目標とする地下空間の周囲に連続して設
    置される壁部材、あるいは現場で構築される壁で包囲さ
    れた空間内に間隔を隔てて設置され、壁部材,または壁
    と共に地下構造物を構成する桁部材とその上に敷設され
    るスラブ部材を支持する柱部材であり、中空断面形状を
    し、軸方向の中間部には、周囲から地下構造物の床スラ
    ブとの一体化のためのスラブ筋が突出した底版が一体化
    し、底版の下方が地中に打ち込まれるものであることを
    特徴とする地下構造物用柱部材。
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