JP2929588B2 - 道路拡張構造 - Google Patents

道路拡張構造

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JP2929588B2
JP2929588B2 JP8240599A JP24059996A JP2929588B2 JP 2929588 B2 JP2929588 B2 JP 2929588B2 JP 8240599 A JP8240599 A JP 8240599A JP 24059996 A JP24059996 A JP 24059996A JP 2929588 B2 JP2929588 B2 JP 2929588B2
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/60Planning or developing urban green infrastructure

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  • Road Paving Structures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、谷側が傾斜面をな
す道路を谷側に拡張する道路拡張構造に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、この主の道路の
拡張には、図6に示すように、道路101 の谷側に擁壁10
2 を構築し、この擁壁102 の背面と傾斜面103 との間に
盛土104 を充填して道路を拡張する構造や、図7に示す
ように、傾斜面103 にコンクリート製の下部基礎104 を
形成すると共に、この下部基礎104 上に支柱105 を立設
し、また、既設の道路101 の谷側端にコンクリート製の
上部基礎106 を構築し、前記支柱105 と上部基礎106 に
よりコンクリート床版107 を張り出して支持する構造等
が用いられている。
【0003】しかし、上記の盛土104 を充填する構造で
は、擁壁102 の下部の基礎部分102Aが大きくなり、こ
の基礎部分102 の工事が大掛かりなものになると共に、
盛土104 による土圧も大きくなるため、大型の擁壁102
が必要となる。
【0004】また、上記のコンクリート床版107 を張り
出して支持する構造では、既設の道路101 の谷側を掘削
してここに上部基礎106 を構築しなければならないた
め、幅員の狭い道路1では長期間道路を全面通行止めに
しないと工事を行うことができない。さらに、水平状態
のコンクリート床版107 を張り出して設けるものである
ため、支柱105 位置より谷側に張り出した部分に加わる
荷重に対して十分な強度を得るためには、上部基礎106
を大きく形成し、この上部基礎106 にコンクリート床版
107 を強固に連結しなければならない。
【0005】そこで、本発明は、既設の道路の通行を確
保して工事を行うことができ、安定性に優れた道路拡張
構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、谷側
が傾斜面をなす道路を谷側に拡張する道路拡張構造にお
いて、前記傾斜面に立設された支持体と、この支持体の
上部に設けられ谷側を上向きにして斜設した壁体と、こ
の壁体上に設けられた道路拡張部分の下部部材とを備え
るものであり、傾斜面に支持体を立設し、この支持体の
上部に壁体を設けるため、傾斜面での施工が主となり、
既設の道路を掘削する必要がなく、工事期間において
も、既設の道路の通行を確保することができる。また、
壁体を斜めにし、この壁体上に下部部材を設けたため、
下部部材の荷重により、支持体より谷側の壁体に加わる
荷重に対して安定した構造が得られる。
【0007】また、請求項2の発明は、谷側が傾斜面を
なす道路を谷側に拡張する道路拡張構造において、前記
傾斜面に形成された下部基礎と、この下部基礎に立設さ
れた支柱と、この支柱の上部に設けられ谷側を上向きに
して斜設した壁体と、前記傾斜面に形成され前記壁体の
道路側を支持する上部基礎と、前記壁体上に設けられ上
面を前記道路に合わせて形成された盛土とを備えるもの
であり、傾斜面の下部基礎と上部基礎を形成し、その下
部基礎に支柱を立設し、この支柱と上部基礎とにより前
記壁体を支持するため、傾斜面での施工が主となり、既
設の道路を掘削する必要がなく、工事期間においても、
既設の道路の通行を確保することができる。また、壁体
を斜めにし、この壁体上に盛土を設けたため、この盛土
の荷重により、支柱より谷側の壁体に加わる荷重に対し
て安定した構造が得られる。
【0008】さらに、請求項3の発明は、前記壁体の幅
方向中央側を前記支柱により支持し、前記壁体の傾斜角
をほぼ盛土の安息角としたものであり、壁体上の盛土に
滑り等が発生することがなく、支柱の谷側の壁体に加わ
る荷重に対して、盛土が壁体の既設道路側にウエートと
して作用する。また、盛土の量も比較的少なく済むと共
に、支柱への荷重も主として鉛直荷重となる構造が得ら
れる。
【0009】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施例を添付図面を
参照して説明する。図1乃至図3は本発明の第1実施例
を示し、同図に示すように、既設の道路1は、谷側Tの
下向きの傾斜面2と山側Yの上向きの傾斜面3との間に
挟まれている。その谷側Tの傾斜面2の下部にはコンク
リート製の下部基礎4を形成し、また、その傾斜面2の
上部にコンクリート製の上部基礎5を形成する。それら
基礎4,5は前記傾斜面2を掘削し、この掘削部分に現
場打ちコンクリートにより形成されたものであり、前記
道路1の長さ方向に連続している。また、前記上部基礎
5は道路1の谷側Tを掘削することなく前記傾斜面2に
形成されたものであり、コンクリート版6が係合する凹
溝7が道路1の長さ方向に形成されている。
【0010】前記下部基礎4に、支持体たる支柱8を鉛
直に立設し、この支柱8は、前記コンクリート版6の道
路長さ方向の長さに対応して複数等間隔で立設され、こ
の例では、前記下部基礎4の上面に支柱8が係合する凹
所9を形成し、この凹所9にプレキャストコンクリート
製の支柱8の下部を挿入して固定している。
【0011】前記コンクリート版6は、工場製作による
プレキャスト製品であって、図3に示すように、平板部
10の下部中央に道路幅方向のウェブ部11を設け、平板部
10の下部に道路長さ方向の梁部12を複数等間隔で設ける
と共に、その谷側Tの下部に道路長さ方向の大梁部12L
を設けてなる。また、前記コンクリート版6の谷側T上
面には、据付け状態でほぼ水平となる取付面13が形成さ
れ、さらに、前記梁部12及び大梁部12Lにそれぞれダク
ト14を形成している。そして、前記コンクリート版6の
中央側を前記支柱8により支持すると共に、該コンクリ
ート版6の既設道路1側を前記凹溝7に係合して支持
し、コンクリート版6をほぼ安息角θの傾斜角で据え付
ける。この場合、前記支柱8の上端とウェブ部11との間
に、コンクリート製等のスペーサ16を挿入し、コンクリ
ート版6と支柱8とを固定する。さらに、道路長さ方向
に複数並んだコンクリート版6,6…のダクト14に、P
C鋼材等の横締め鋼材16を挿通し、この横締め鋼材16に
より複数のコンクリート版6,6…を、ポストテンショ
ン方式を用いて緊張一体化して壁体17を形成する。この
ようにして形成した壁体17の上に、下部部材である盛土
18を充填し、この盛土18の上面18Aを既設の道路1に合
わせてほぼ平坦に形成し、その上面18Aと前記道路1と
に連続する舗装層19を形成し、その上面18A側に形成し
た舗装層19が道路拡張部分20となる。また、前記安息角
θは25度以上、35度以下程度としており、好ましく
は30度程度である。
【0012】そして、図4は、安息角θが30度のコン
クリート版6と支柱8と盛土18の断面説明図であって、
Hはコンクリート版6の上面に荷重として加わる盛土18
の水平方向の幅を示し、支柱8が道路側から幅Hの3分
の2の位置においてコンクリート版6を支持している例
を示している。この場合、盛土18の重心は、道路側から
幅Hの3分の1の位置となるから、この位置に盛土18の
荷重Wが加わり、支柱8の道路側に盛土18の荷重Wがウ
エートとして加わる。そして、このように本願発明で
は、盛土18の重心位置より谷側Tで支柱8が壁体17下部
を支持するように構成しており、これにより支柱8より
谷側Tの道路拡張部分20に荷重が加わっても壁体17の谷
側Tへの転倒を防止することができる。
【0013】次に前記構成につきその作用を説明する
と、工事においては、傾斜面2側にて下部基礎4及び上
部基礎5の施工を行い、下部基礎4に支柱8を立設し、
この間ほぼ道路1の交通を確保することができる。そし
て、複数のコンクリート版6を並べて横締め鋼材16によ
り緊張一体化すると共に、コンクリート版6をそれぞれ
支柱8に固定して壁体17を形成する。この場合、コンク
リート版6の既設道路1側を上部基礎5に固定してもよ
い。そして、壁体17の上部に盛土18を充填してその上面
18Aを道路1に合わせたほぼ平行な面に仕上げ、その上
面18Aと道路1とに連続した舗装を施して舗装面19を形
成する。そして、このようにして拡張した道路にあって
は、盛土18の荷重が支柱8の既設道路1側に加わるた
め、支柱8の谷側Tの道路拡張部分20に加わる荷重に対
して安定した構造となる。また、盛土18が既設道路1側
のウエートとなるため、壁体18の谷側Tに通行荷重が加
わっても、支柱8を谷側Tに傾ける水平荷重の発生が抑
制されると共に、壁体18の既設道路1側は上部基礎5に
より規制されているから、支柱9を傾ける水平荷重の発
生も抑制され、支柱8に加わる荷重が主として鉛直荷重
となるため、安定した構造が得られる。
【0014】このように本実施例では、請求項1に対応
して、谷側Tが傾斜面2をなす道路1を谷側Tに拡張す
る道路拡張構造において、傾斜面2に立設された支持体
たる支柱8と、この支柱8の上部に設けられ谷側Tを上
向きにして斜設した壁体17と、この壁体17上に設けられ
た道路拡張部分20の下部部材たる盛土18とを備えるもの
であるから、傾斜面2に支持体を立設し、この支持体の
上部に壁体17を設けるため、傾斜面2での施工が主とな
り、既設の道路1を掘削する必要がなく、工事期間にお
いても、既設の道路1の通行を確保することができ、ま
た、壁体17を斜めにし、この壁体17上に下部部材を設け
たため、下部部材の荷重により、支持体位置より谷側T
の壁体17に加わる荷重に対して安定した構造が得られ
る。そして、特に谷側Tと山側Yの傾斜面2,3に挟ま
れた比較的幅員の狭い道路の拡張工事に適したものとな
る。
【0015】また、このように本実施例では、請求項2
に対応して、谷側Tが傾斜面2をなす道路1を谷側Tに
拡張する道路拡張構造において、傾斜面2に形成された
下部基礎4と、この下部基礎4に立設された支柱8と、
この支柱8の上部に設けられ谷側Tを上向きにして斜設
した壁体17と、傾斜面2に形成され壁体17の道路1側を
支持する上部基礎5と、壁体17上に設けられ上面18Aを
道路1に合わせて形成された盛土18とを備えるものであ
るから、傾斜面2に下部基礎4と上部基礎5を形成し、
その下部基礎4に支柱8を立設し、この支柱8と上部基
礎5とにより壁体17を支持するため、傾斜面2での施工
が主となり、既設の道路1を掘削する必要がなく、工事
期間においても、既設の道路1の通行を確保することが
でき、また、壁体17を斜めにし、この壁体17上に盛土18
を設けたため、この盛土18の荷重により、支柱8位置よ
り谷側Tの壁体17に加わる荷重に対して安定した構造が
得られる。
【0016】さらに、このように本実施例では、請求項
3に対応して、壁体17の幅方向中央側を支柱8により支
持し、壁体17の傾斜角をほぼ盛土18の安息角θとしたも
のであるから、壁体17上の盛土18に滑り等が発生するこ
とがなく、支柱8の谷側Tの壁体17に加わる荷重に対し
て、盛土18が壁体17の既設道路1側にウエートとして作
用し、また、壁体17の傾斜角が安息角θより極端に大き
くなると、盛土18の土圧が大きくなり、逆に小さくなる
と盛土18が壁体17の転倒を防止するウエートとして有効
に作用しなくなるのに対して、本発明では、壁体17の傾
斜角を安息角θとしたから、盛土18の量も比較的少なく
済むと共に、支柱8への荷重も主として鉛直荷重とな
り、安定した拡張構造が得られる。
【0017】また、実施例上の効果として、プレキャス
トコンクリート製の支柱8を用いることにより、施工性
の向上が図られる。さらに、複数のコンクリート版6を
道路長さ方向の横締め鋼材16により、緊張一体化するこ
とにより、壁体17の強度を効果的に向上することができ
る。また、上部基礎5には、コンクリート版6の道路側
端が係合する凹溝7を形成したから、上部基礎5へのコ
ンクリート版6の据え付けが容易となる。さらに、壁体
17は、複数のプレキャストコンクリート版6を道路1の
長さ方向に並べてなるものであるから、壁体17の構築に
現場打ちコンクリートを用いる施工を不要とし、基礎
4,5と支柱8の施工後、複数のコンクリート版6を並
べて壁体17を簡便に構築することができる。
【0018】図5は本発明の第2実施例を示し、上記第
1実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明
を省略して詳述すると、この例では、前記取付面13にプ
レキャストコンクリート製のガードフェンス21を設け、
このガードフェンス21をアンカーや縦方向のPC鋼材等
の固定手段22によりコンクリート版6に剛結する。ま
た、下部基礎4及び上部基礎5をアースアンカーなどの
定着部材23により傾斜面2に定着する。さらに、前記コ
ンクリート版6のウェブ部11には、道路幅方向のPC鋼
材24を挿通し、プレテンション方式あるいはポストテン
ション方式により緊張力を付与する。
【0019】このように本実施例では、上記第1実施例
と同様な作用,効果を有し、また、コンクリート版6の
谷側Tに取付面13を設けているから、ガードフェンス21
の取付けが容易となる。また、仮にガードフェンス21に
車両が衝突して矢印Yで示す水平方向の荷重が加わった
としても、盛土18が壁体17の支柱8位置より道路1側に
ウエートとして作用するため、壁体17の谷側Tへの転倒
を防止することができる。さらに、定着部材22を用いた
から、下部及び上部基礎4,5を傾斜面2に一体化して
構築することができる。
【0020】尚、本発明は上記各実施例に限定されるも
のではなく、本発明の容易の範囲内において、種々の変
形実施が可能である。例えば、請求項1においては、下
部部分を現場打ちコンクリートなどにより構成してもよ
く、この場合、壁体、上部基礎及び傾斜面が型枠となる
ため、その施工を容易に行うことができる。また、盛土
の材質も適宜選定可能である。さらに、支柱の上端に予
めスペーサを一体に設け、工場製作により支柱の上端を
斜めに形成しておくようにしてもよい。また、本発明の
道路の拡張構造は、道路を部分的に拡張する場合にも用
いることができ、例えば待機所、見晴らし台、工事用道
路、歩道、駐車場等にも利用できる。さらに、実施例に
おいては、1本のコンクリート版に対して1本の支柱を
用いたが、コンクリート版の道路長さ方向の長さを大き
く形成し、道路長さ方向に設けた複数の支柱により支持
するようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明は、谷側が傾斜面をなす
道路を谷側に拡張する道路拡張構造において、前記傾斜
面に立設された支持体と、この支持体の上部に設けられ
谷側を上向きにして斜設した壁体と、この壁体上に設け
られた道路拡張部分の下部部材とを備えるものであり、
既設の道路の通行を確保して工事を行うことができ、安
定性に優れた道路拡張構造を提供することができる。
【0022】また、請求項2の発明は、谷側が傾斜面を
なす道路を谷側に拡張する道路拡張構造において、前記
傾斜面に形成された下部基礎と、この下部基礎に立設さ
れた支柱と、この支柱の上部に設けられ谷側を上向きに
して斜設した壁体と、前記傾斜面に形成され前記壁体の
道路側を支持する上部基礎と、前記壁体上に設けられ上
面を前記道路に合わせて形成された盛土とを備えるもの
であり、既設の道路の通行を確保して工事を行うことが
でき、安定性に優れた道路拡張構造を提供することがで
きる。
【0023】さらに、請求項3の発明は、前記壁体の幅
方向中央側を前記支柱により支持し、前記壁体の傾斜角
をほぼ盛土の安息角としたものであり、既設の道路の通
行を確保して工事を行うことができ、安定性に優れた道
路拡張構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す道路拡張構造の断面
図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す施工工程における断
面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示すコンクリート版の断
面図である。
【図4】本発明の第1実施例を示す断面説明図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す道路拡張構造の断面
図である。
【図6】従来例の擁壁を用いた道路拡張構造の断面図で
ある。
【図7】従来例のコンクリート床版を用いた道路拡張構
造の断面図である。
【符号の説明】
1 道路(既設道路) 2 傾斜面 4 下部基礎 5 上部基礎 8 支柱 17 壁体 18 盛土(下部部材) 18A 上面 θ 安息角 T 谷側

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 谷側が傾斜面をなす道路を谷側に拡張す
    る道路拡張構造において、前記傾斜面に立設された支持
    体と、この支持体の上部に設けられ谷側を上向きにして
    斜設した壁体と、この壁体上に設けられた道路拡張部分
    の下部部材とを備えることを特徴とする道路拡張構造。
  2. 【請求項2】 谷側が傾斜面をなす道路を谷側に拡張す
    る道路拡張構造において、前記傾斜面に形成された下部
    基礎と、この下部基礎に立設された支柱と、この支柱の
    上部に設けられ谷側を上向きにして斜設した壁体と、前
    記傾斜面に形成され前記壁体の道路側を支持する上部基
    礎と、前記壁体上に設けられ上面を前記道路に合わせて
    形成された盛土とを備えることを特徴とする道路拡張構
    造。
  3. 【請求項3】 前記壁体の幅方向中央側を前記支柱によ
    り支持し、前記壁体の傾斜角をほぼ盛土の安息角とした
    ことを特徴とする請求項2記載の道路拡張構造。
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