JP2000238592A - 警笛付きバンパーガード - Google Patents

警笛付きバンパーガード

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JP2000238592A
JP2000238592A JP11051313A JP5131399A JP2000238592A JP 2000238592 A JP2000238592 A JP 2000238592A JP 11051313 A JP11051313 A JP 11051313A JP 5131399 A JP5131399 A JP 5131399A JP 2000238592 A JP2000238592 A JP 2000238592A
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寿雄 金城
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車バンパーの障害物との接触による損傷防
止や損傷軽減。 【解決手段】合成ゴム等により、長手方向に湾曲面を有
するとともに該内部に中空部10と弾力性を備えて中空
成型された第1ダンパー部材3と空気の吹き付けで警笛
音を発するようにした警笛(管笛)4とで(電気的手段
を用いることなく)構成した簡単構造で低コストの警笛
付きバンパーガードである。弾力性を備えて成型した
チューブやスポンジを充填した形態を第2ダンパー部材
として、第1ダンパー部材3の中空部10に収納保持し
て多層構造とすることもできる。しかして、バンパー1
のコーナーに装着することで該部が障害物と接触された
際に、第1ダンパー部材3の中空部10からの圧迫空気
で警笛音を発し、運転者にブレーキ操作などの迅速早め
の操作対応を促し、バンパーの障害物との接触による損
傷防止や損傷の軽減を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のバンパー
部に取付られ車庫入れ時等、バンパーと障害物の接触に
よるバンパー部の損傷の防止や損傷の軽減を目的とした
警笛付きバンパーガードに係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、周知のように製品化されて広く用
いられている自動車用バンパーガード(プロテクター)
に、合成ゴムや天然ゴム等の素材で弾力性を備えて無垢
成型された製品がある。一方、実開平5−32167号
公報にはバンパーガードの衝撃吸収部に接触検知部を設
け、障害物との接触時に該接触検知手段を表示装置や警
報装置へ接続することで、運転者に警告を発するように
した電気的な検知手段と電気的な警告装置の構成方法が
開示されている。又、特公平7−46545には、上記
の接触検知部に適用可能な接触検知装置が示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来製品化され
ているバンパーガードは、バンパー部に装着することで
障害物との接触時の衝撃吸収を目的としたものである。
従って、バンパーが接触された際、運転者は該接触衝撃
の体感後にブレーキ操作をすることになるので、ブレー
キやハンドル操作等の一瞬の対応遅れから接触損傷の程
度も大きくなることが避けられなかった。バンパーの接
触衝撃の体感後に、ブレーキ操作を行う対応遅れの欠点
に鑑み、障害物とバンパーの接触と同時的に警笛音を発
するように構成することで、ブレーキ操作等運転操作へ
の迅速早めの対応を可能とし、損傷防止や損傷軽減を図
る。一方、上記機能の警笛付きバンパーガードを低コス
ト且つ、高信頼性により実現するために、本発明では電
気系を一切用いることなく課題解決を図る。
【0004】
【課題を解決するための手段】従来、合成ゴム等で弾力
性を備えて無垢成型していたダンパー部材に対し、内部
を中空状に成型した緩衝部材を第1ダンパー部材として
用いる。弾力性を備えて成型加工した第1ダンパー部材
の該中空部に警笛を取付、しかして、該第1ダンパー部
材が接触圧迫されることと関連して警笛音を発するよう
に構成する。即ち、バンパー部に取付けられた上記ダン
パー部材が障害物と接触された際に、該ダンパー部材に
加わる圧迫力によりダンパー内部からの圧迫空気や該内
部に吸い込まれる空気流で警笛音を発し、少なくとも接
触と同時に、運転者に警報として聴覚に訴えるようにし
た課題解決の構成手段である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の内容について説明する。図1は、自動車のフロントバ
ンパー1のコーナーに本発明の第1ダンパー部材3で構
成された警笛付きバンパーガード(以下の説明では、
単にバンパーガードとする)を、両面粘着テープ等で装
着した状態を示す。バンパーガードをバンパー1に装
着した状態で該部が障害物と接触された場合は、警笛4
により警笛音を発するとともに、従来製品と同様にバン
パー接触時の衝撃吸収の役割も兼ねたものである。
【0006】従来、合成ゴムや天然ゴム、更には、プラ
スチック製の例えば車輪用タイヤや該チューブ及びプラ
スチック容器のように、金型を用いて一体的に中空成型
する射出成型やブロー成型の加工技術が一般に知られ広
く実施されている。従って、それらの中空成型法を適用
すれば本発明のダンパー部材の成型加工は容易であるこ
とが理解できるものと思われるので、本願明細書では各
ダンパー部材の成型法に関する詳細説明は省略する。
【0007】初めに、本発明に適用可能な警笛(管笛)
の構造概要について図6とともに説明する。管笛を用い
た代表例にクラリネット楽器があるが、玩具類で用いら
れいる一枚リード形の管笛も同様な原理のものである。
本発明では作用目的から、管笛のことを警笛と称して説
明する。図示の警笛(管笛)4は部品全体がポリエチレ
ン等で成型可能である。即ち、該構造はパイプ部11の
内径が数mm、長さが数cmのパイプ部11の内部にリ
ード12と称する肉厚さ0.1mm程度の薄い振動板を
埋設取付して構成され、パイプ部11への空気の吹き付
けで該リード12を数100Hzの高い周波数で振動さ
せて振動音を発するようにした仕組みのものである。警
笛4としては、該警笛口5からの空気の吹き出し時は勿
論、空気の吸い込み時にも音を発生するようにした構造
のものを用いてもよい。又、該警笛口5には図示するよ
うに先端部に複数の穴を設けた拡大形状のキャップ8を
装着することで、警笛音の音響効果を一層高め大きくす
ることができる。
【0008】以下、本発明の具体的構造や該構成内容の
特徴について添付図面を参照に、同様な作用をする部分
には同一符号を付して順次説明する。図2、図3、図4
の各々はバンパーガードの第1、第2、第3実施例の
外観斜視図で図7以下にその断面図を示す。図2以下に
図示すように本発明に適用する第1ダンパー部材3の外
形は、円弧形状のバンパーコーナー部への装着に好適な
ように長手方向に湾曲面7を備えて成型された湾曲面及
び両面粘着テープ7を有しているとともに、図7以下で
説明する断面形状のように該内部が空洞状に中空成型さ
れた破線の中空部10を設けた構造になっている。
【0009】本発明の第1ダンパー部材3の第1実施例
について、図2の斜視図及び該A−A断面の図7ととも
に説明する。実施例1の第1ダンパー部材3は、該外形
と中空部とが一体成型後にコア金型から製品を取出すよ
うにしたもので、該金型から取出すためにできたのが溝
部6である。即ち、第1ダンパー部材3の中空部10に
は図2,図7のように警笛4が湾曲面7に略平行して該
内壁の高さ方向配置になるように取付穴を設けるととも
に溝部6を密閉溶着する。更に、湾曲面7に両面粘着テ
ープを装着して警笛4を該取付穴に挿入取付すれば製品
が完成する。即ち、内部に中空部10と弾力性13を備
えて中空成型された第1ダンパー部材3により一層構造
の形態として構成されたのが第1実施例のバンパーガー
である。又、図1に示すようにバンパー1への装着
時は警笛口5を下向きに取付ることで、中空部への水の
流入を防止することができる。
【0010】本発明は、第1ダンパー部材3の接触圧迫
により中空部10からの圧迫空気や該部に吸い込まれる
空気流で警笛音を発するようにした構成のため、警笛音
量は中空部10からの圧迫空気圧に比例する。又、機能
的には第1ダンパー部材3の接触感知の空間距離は大き
くした方がよく、従って、図2,図3、図4における中
空部10は湾曲面7の垂直方向に極力深くした構造が好
ましい。又、第1ダンパー部材3に警笛4を複数個取付
たり、警笛口5に前記したキャップ8を装着することで
接触時の警笛音量を高めたバンパーガードを構成する
ことができる。
【0011】次に第2実施例について説明する。第2実
施例のバンパーガードの斜視図を図3に、又警笛口の
キャップ8を省略した時のA−A断面を図7に示す。湾
曲面及び両面粘着テープ7を備えている点や警笛の取付
配置等は第1実施例同様の構成である。本第2実施例で
は第1ダンパー部材3の長手方向の端部9’を閉塞成型
する一方、コア金型が抜き取られた開口の他端部を蓋部
9で密閉固着して中空部10の容積を極力大きくした形
態とされ、図示のように外形が湾曲したかまぼこ形の外
観になっている。図3の斜視図と図7のA−A断面に示
すように本実施例では、前記第1実施例で説明した関係
配置により第1ダンパー部材3の両端部に2個の警笛4
を取付け、更に該警笛口には図6で説明したキャップ8
を装着して警笛音の音響効果を高めるようにした構成が
第2実施例バンパーガードである。
【0012】図9は、第2ダンパー部材15を多層構造
とした後述の実施例を関連的に示した断面図である。
今、本発明のバンパーガードをバンパーに装着した状
態で該部が障害物と接触され、第1ダンパー部材3に湾
曲面7と垂直の矢印方向から圧迫力14が加わってバン
パーガードが接触圧迫された状況を示したものであ
る。図示の状況過程で警笛口5から警笛を発することは
勿論であるが、第1ダンパー部材3は内外部とも大きな
変形歪みを伴うことになる。圧迫力14を除去すると弾
力性13により警笛口5から中空部10に空気が吸い込
まれるとともに再度警笛が発せられ、該第1ダンパー部
材3は元の状態に復元される。
【0013】今、上記実施例において図6で前記説明し
た構造の警笛4を第1ダンパー部材3に対し、例えば該
湾曲面7と垂直方向の即ち、圧迫力14の矢印方向に配
置取付した態様で第1ダンパー部材3が障害物と接触圧
迫された場合は、前記図9の第1ダンパー部材3の圧迫
状況からも明らかなように、この場合、警笛4の警笛口
5も同時に圧迫されてしまうので警笛音を発することな
く、警笛4全体が一挙に破損されてしまう恐れがある。
【0014】図9で示した第1ダンパー部材3の接触圧
迫状況に鑑み、本発明では図2,図3、図7で図示説明
したように、警笛4の第1ダンパー部材への取付を接触
圧迫力14が加わる方向と略垂直配置の関係即ち、図6
に示す警笛4のパイプ部11の延長方向が第1ダンパー
部材3の湾曲面7と略平行するような取付配置としたこ
とで、第1ダンパー部材3の接触圧迫に伴う上記警笛4
の破損課題を解消したものである。
【0015】次に図2,図3の実施例は警笛4を第1ダ
ンパー部材3の中空部10の湾曲面7に略平行して該内
壁の幅(図2,図3の高さ)方向に取付配置する場合の
実施例であった。図4は第3実施例の第1ダンパー部材
3の斜視図を示し、前記図3で第2実施例として説明し
た第1ダンパー部材3を用いて警笛4の取付を別配置と
して実施した場合の例である。即ち、図4は第1ダンパ
ー部材3に対し、警笛4の取付穴を該湾曲面7の長手方
向に略平行配置として第1ダンパー部材3の両端部の蓋
部9と端部9’に設け、図示のように2個の警笛を挿入
取付した構成が第3実施例である。従って、本第3実施
例の構成についても第1、第2実施例について図9とと
もに上記説明した状況同様に、湾曲面7と垂直矢印方向
から圧迫力14が加わった場合に、警笛4を圧迫力14
と垂直配置にして取付したことにより、第1ダンパー部
材3の接触圧迫に伴う警笛4の損傷の恐れなしにバンパ
ーガードの発明目的が良好に果たし得るものであるこ
とは以上の説明から明らかである。
【0016】以上の各実施例では、第1ダンパー部材3
が中空部10と弾力性13を備えた一層構造の第1ダン
パー部材3の構造例について説明した。図8,図9は前
記第1、第2実施例で説明した第1ダンパー部材3を用
いたことと関連して該中空部10を多層構造とした実施
例のA−A断面を示した図面である。即ち、第1ダンパ
ー部材3の中空部10は空洞の空気室でとすることに限
らず、それ自体で弾力性を備えるように中空成型された
チューブやスポンジ又は、スポンジ入り該チューブから
なる内部ダンパー部材を第2ダンパー部材として上記第
1ダンパー部材3の該中空部10に収納した形態で多層
構造として実施する場合にも好適なバンパーガード
構成できるのである。
【0017】図8のA−A断面図は、第1ダンパー部材
3の内部を二層の多層構造とした実施例である。即ち、
図8の第2ダンパー部材2としてはボリエチレン等、熱
可塑性のプラスチックにより図2や図3に破線で示した
中空部10の形状により弾力性13を備え、警笛が上記
実施例で説明した配置関係になるように該取付穴を設
け、中空成型(チューブ)した形態の第2ダンパー部材
15である。該第2ダンパー部材15を図2で説明した
溝部6から第1ダンパー部材3の内部に挿入し、該中空
部10に収納保持するようにしたバンパーガードに関
し、第1ダンパー部材3の内部を二層の多層構造に構成
したバンパガードである。
【0018】前記した一層構造の各実施例では、警笛口
5以外の部分から空気が漏れないように密閉構造とする
必要があるが、上記二層構造では警笛4が既に第2ダン
パー部材15に密閉取付されているので第1ダンパー部
材3の中空部10に溝部6から挿入後、該部を密閉固着
する必要はない。又、上記各実施例のバンパーガード
を図1のようにバンパー1へ装着する場合は、警笛口5
を下向きにして両面粘着テープ7で装着すればよく、上
記二層構造を用いた場合も警笛口5とともに溝部6を下
向きにして取付ることで該部から第1ダンパー部材3の
中空部10に水が流入する心配はない。
【0019】次に、図9はバンパガードの内部を三層
の多層構造とした実施例に関し、既に説明したように本
断面図は第1ダンパー部材3が接触圧迫された場合の状
況を関連的に示したものである。即ち、本実施例は上記
二層構造と同様に図2,図3の中空部10の形状により
ウレタンや合成ゴム等で、チューブ状に成型した中空部
10にスポンジ17(発泡スポンジ)を充填するととも
に警笛4を取付て、第2ダンパー部材16自体を二層構
造形態としたものである。スポンジやウレタンフォーム
の充填により優れた弾力性やクッション効果が発揮され
た第2ダンパー部材16構造とされ、更に第1ダンパー
部材3の中空部に収納保持された形態として、三層構造
の多層構造によるバンパーガードを構成することがで
きる。
【0020】図5は前記第3実施例として図4とともに
説明した第1ダンパー部材3を併用し、更に変形したバ
ンパーガードを構成した場合の実施例である。図9で
3層構造として説明した構成同様に、図4の中空部10
の形状に合わせて図5のような中空成型品を第2ダンパ
ー部材16として、該開口部からスポンジ17を充填し
た後、該開口部に警笛4を挿入取付して閉塞する。本実
施例では図4の第1ダンパー部材3の両端の蓋部9、端
部9’の各々を開口状に成型するとともに、図5のよう
に加工した第2ダンパー部材16を2組用意し、図4の
第1ダンパー部材3の両開口部から該各々の警笛口5を
外向きにして挿入し、第1ダンパー部材3の内部に保持
されるようにして多層構造のバンパーガードを構成し
てもよく、図4、図5に図示するように警笛口5を若干
下向きに傾斜取付することで該中空部への水の流入を防
止することができる。
【0021】又図2,図3,図4の各実施例において該
第1ダンパー部材3の中空部10に直接スポンジを充填
して密閉閉塞する構造形態としてもよく、この場合第1
ダンパー部材3に余り弾力性のない柔軟な成型品であっ
ても、スポンジの優れた弾力性やクッション効果により
好適な弾力効果を発揮した多層構造のバンパーガード
が構成できることは以上の説明からも明らかである。
【0022】図10は、バンパーガードの他の変形構
造の実施例に関し、バンパー1への装着状態を示したも
のである。本実施例のバンパーガードにおける第1ダ
ンパー部材3は、以上の各実施例と同様構成の第1ダン
パー部材3が適用できる。本バンパーガードの構造で
は、図示のように第1ダンパー部材3の中空部に貫通す
るようにパイプ状ポール18を取付るとともに、降雨や
洗車時に警笛口5からダンパー部材の中空部に水の流入
を防止するため図示の如く例えば、鋭角のコーナパイプ
兼マーカ19に警笛を取付けて構成したものである。図
示のように本実施例では、警笛を取付たコーナパイプ兼
マーカ19の頭部が運転時に、車体コーナ部の確認用マ
ーカとしても役立ち1石2鳥的効果がある。
【0023】
【発明の効果】以上に詳細説明したところから明らかな
ように、本発明には以下に列記する多くの効果、特長が
ある。即ち、従来のバンパーガード製品はバンパー1に
装着することで障害物と接触時の衝撃吸収を目的とした
ものである。従って、バンパーが接触された場合、運転
者は該接触衝撃の体感後にブレーキ操作をする結果、ブ
レーキ操作等の一瞬の対応遅れから接触損傷の程度も大
きくなることが避けられなかった。しかるに、死角とな
るバンパーコーナ部に本発明品を装着した場合は、障害
物とバンパーの接触と同時的に警笛音を発するので、該
警告音により運転者はブレーキ操作等、運転操作への迅
速早めの対応を可能ならしめ、従って、バンパーの損傷
防止や損傷軽減に効果がある。又、混雑した狭い駐車場
での自動車の出入り時等に、他車によってバンパーコー
ナ部が接触されてしまう擦り傷の被害に対しても、上記
と同様な効果を発揮し得るのであり、該被害防止の上か
らも両得である。
【0024】以上の説明では、本発明のバンパーガード
をいわゆるマイカー等のバンパーに装着する場合を前
提に説明したが、バンパーガードの他の用途としては
例えば、遊園地等にある遊技を目的としたバッテリー駆
動車やゴルフ場のカート、更には子供用ミニカーのバン
パー部に装着した場合も同様に目的を果たし得るもので
あることは明らかである。
【0025】本発明におけるバンパーガードの警笛機
能は、実開平5−32167号公報に開示されているよ
うな、電気的な接触検知手段や該表示装置を一切用いる
ことなしに課題解決が可能であり、電気系を一切仲介と
しない点から信頼性に優れ、且つ、低コストで初期目的
が達成できる。
【0026】以上に説明したように本発明に用いるダン
パー部材は金型成型により量産可能であり、又、警笛に
は玩具向け等に量産されている一枚リード形の管笛を用
いればよく、特殊部品を必要せず多層構造のダンパーガ
ード2を含めて低コスト生産ができる。更に、警笛口5
を下向きにしてバンパーに装着する場合は、降雨や洗車
時に警笛口5から中空部10への水の流入を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の警笛付きバンパガードのバンパーへの
装着状態を示す図である。
【図2】第1実施例のバンパーガードの外観斜視図であ
る。
【図3】第2実施例のバンパーガードの外観斜視図であ
る。
【図4】第3実施例のバンパーガードの外観斜視図であ
る。
【図5】スポンジ入り第2ダンパー部材の実施例であ
る。
【図6】警笛(管笛)の実施例構造である。
【図7】一層構造バンパーガードの断面図である。
【図8】二層構造バンパーガードの断面図である。
【図9】三層構造バンパーガードの断面図及び該圧迫状
況を示す図である。
【図10】変形構造バンパガードのバンパーへの装着状
態を示す図である。
【符号の説明】
1…バンパー、…警笛付きバンパーガード、3…第1
ダンパー部材、4…警笛(管笛)、5…警笛口、6…溝
部、7…湾曲面及び両面粘着テープ、8…キャップ、9
…蓋部、9’…端部、10…中空部、11…パイプ部、
12…リード(振動板)、13…弾力性、14…圧迫
力、15…第2ダンパー部材、16…第2ダンパー部
材、17…スボンジ、18…パイプポール、19…コー
ナパイプ兼マーカ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部が中空状で弾力を有するように成型加
    工され、外部からの圧迫力で内部の空気を吹き出し、圧
    迫力の除去で該内部に空気を吸い込むようにしたダンパ
    ー部材と、空気の吹き付けにより警笛音を発するように
    した警笛とから構成したことを特徴とした警笛付きバン
    パーガード。
  2. 【請求項2】内部が中空状で弾力を有するようにした第
    1ダンパー部材の少なくともバンパーへの取付面が長手
    方向に対して湾曲面を備えて成型加工されるとともに、
    警笛が第1ダンパー部材の該中空部に、湾曲面に略平行
    配置に取付られ、しかして、該第1ダンパー部材が圧迫
    された際に警笛音を発するように構成したことを特徴と
    した警笛付きバンパーガード。
  3. 【請求項3】内部を中空状とした第1ダンパー部材の少
    なくともバンパーへの取付面が長手方向に対して湾曲面
    を備えて成型加工されているとともに、弾力性を有する
    スポンジや中空成型されたチューブ又は、スポンジ入り
    該チューブからなる第2ダンパー部材が上記第1ダンパ
    ー部材の該中空部に収納された形態により、第1ダンパ
    ー部材と第2ダンパー部材による多層構造からなる。し
    かして、警笛が第2ダンパー部材の該中空部に第1ダン
    パー部材の湾曲面に略平行配置に取付られ、該第1ダン
    パー部材が圧迫された際に警笛音を発するように構成し
    たことを特徴とした警笛付きバンパーガード。
  4. 【請求項4】内部を中空状とした第1ダンパー部材の少
    なくともバンパーへの取付面が長手方向に対して湾曲面
    を備えて成型加工されているとともに、第1ダンパー部
    材の該中空部に設けられた警笛の警笛口から、第1ダン
    パー部材の該中空部への水の流入を防止するような態様
    により、第1ダンパー部材の該湾曲面に設けられた両面
    粘着テープでバンパー部に装着した請求項1乃至請求項
    3のいずれかの警笛付きバンパーガード。
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