JP2000220315A - 警笛付きガレージクッション - Google Patents

警笛付きガレージクッション

Info

Publication number
JP2000220315A
JP2000220315A JP11057523A JP5752399A JP2000220315A JP 2000220315 A JP2000220315 A JP 2000220315A JP 11057523 A JP11057523 A JP 11057523A JP 5752399 A JP5752399 A JP 5752399A JP 2000220315 A JP2000220315 A JP 2000220315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damper member
garage
horn
cushion
mounting surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11057523A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Kaneshiro
寿雄 金城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11057523A priority Critical patent/JP2000220315A/ja
Publication of JP2000220315A publication Critical patent/JP2000220315A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ガレージ等でのバンパーの障害物との接触によ
る損傷防止や損傷軽減。 【解決手段】合成ゴム等により、長手方向に平坦面や湾
曲面を有するとともに該内部に中空部11と弾力性を備
えて中空成型された第1ダンパー部材10と空気の吹き
付けで警笛音を発する警笛(管笛)6とにより、電気的
手段を用いることなく、構成した簡単構造で低コストの
警笛付きガレージクッションである。弾力性を備えて
成型したチューブやスポンジを充填した形態を第2ダン
パー部材として、第1ダンパー部材10の中空部11に
収納保持して多層構造とすることもできる。しかして、
ガレージの障害物となるコーナ部等に装着することでバ
ンパーが該部と接触された際に、第1ダンパー部材10
の中空部11からの圧迫空気で警笛音を発し、運転者に
ブレーキ操作など迅速早めの操作対応を促し、バンパー
の障害物との接触による損傷防止や損傷の軽減を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車庫等か
らの出入り時に障害物となる車庫(以下ガレージとす
る)のコーナや壁面部等に取付られ、バンパーとそれら
障害物との接触による損傷の防止や損傷の軽減を目的と
した警笛付きガレージクッションに係わる。なお、本願
書では発明の目的からガレージクッションの取付部を
障害物と称して説明する。
【0002】
【従来の技術】従来、周知のように製品化されて広く用
いられているガレージクッションに、合成ゴムや天然ゴ
ム等の素材で弾力性を備えて無垢成型された製品があ
る。一方、実開平5−32167号公報には自動車バン
パーの衝撃吸収部材(バンパーガード)に接触検知部を
設け、障害物との接触時に該接触検知手段を表示装置や
警報装置へ接続することで、運転者に警告を発するよう
にした電気的な検知手段と電気的な警告装置の構成方法
が開示されている。又、特公平7−46545には、上
記の接触検知部に適用可能な接触検知装置が示されてい
る。それらは、バンパーへの装備と該保護を目的とした
ものであるが、該公知技術の応用により電気的警報装置
を備えたガレージクッションは容易に構成可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ガレージ等のコーナや
壁面部に取付られた従来のガレージクッションは、バン
パーとそれら障害物との接触時の衝撃吸収を目的とした
ものである。従って、バンパーが接触された際、運転者
は該接触衝撃の体感後にブレーキ操作をすることになる
ので、ブレーキやハンドル操作等の一瞬の対応遅れから
接触損傷の程度も大きくなることが避けられなかった。
バンパー接触衝撃の体感後に、ブレーキ操作を行う対応
遅れの欠点に鑑み、本発明の警笛付きガレージクッショ
ン(以下単にガレージクッションとする)を障害物に装
着することで、バンパーと障害物の接触と同時にガレー
ジクッションから警笛音を発するように構成したこと
で、ブレーキ操作等運転操作への迅速早めの対応を可能
とし、接触時の損傷防止や損傷軽減を図る。一方、上記
機能のガレージクッションを低コスト且つ、高信頼性に
より実現するために、本発明では電気系を一切用いるこ
となく課題解決を図る。
【0004】
【課題を解決するための手段】合成ゴム等で弾力性を備
えて成型されたガレージクッションには、中空成型した
緩衝部材を第1ダンパー部材として用いるとともに、第
1ダンパー部材の該中空部に警笛を取付、しかして、該
第1ダンパー部材が接触圧迫された際に該中空部からの
圧迫空気により警笛音を発するように構成する。即ち、
本発明のガレージクッションが取付けられた障害物にバ
ンパー等が接触された際は、該第1ダンパー部材に加わ
る圧迫力により該ダンパー内部からの圧迫空気や該内部
に吸い込まれる空気流で警笛音を発し、少なくとも接触
と同時に、運転者に警報として聴覚に訴えるようにした
課題解決の構成手段である。又、本ガレージクッション
は接触圧迫時に警笛音を発するとともに、バンパー接触
時の衝撃吸収の効果も従来製品同様に果たす。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的構造や構成
内容の特徴について添付図面を参照に、同様な作用をす
る部分には同一符号を付して順次説明する。図1はガレ
ージの上面図、図2は同正面図を図示し、本発明のガレ
ージクッションをガレージ壁面やコーナへ装着した状
態を示す。即ち、自動車1とともに、第1ダンパー部材
10、中空部11,警笛5等を具備して構成されたガレ
ージクッションをそれぞれ障害物の形態に応じて取付
た状態を図示したものである。それらは壁面等への平坦
面取付形3、ガレージ入口のコーナやコーナ支柱用とし
てのコーナ取付形4、更に角材支柱等へのコーナ取付部
材20を用いたコーナ取付形4に関し、以下に細述する
各実施例の概略を示したものである。
【0006】初めに合成ゴムや天然ゴム、更にはプラス
チック製の例えば車輪用タイヤや該チューブ及びプラス
チック容器のように、金型を用いて一体的に中空成型す
る射出成型やブロー成型の加工技術が一般に知られ広く
実施されている。従って、それらの中空成型法を適用す
れば本発明のダンパー部材の成型加工は容易であること
が理解できるものと思われるので、本願明細書では各ダ
ンパー部材の成型法に関する詳細説明は省略する。
【0007】次に本発明に適用可能な警笛(管笛)の構
造概要を図3とともに説明する。管笛を用いた代表例に
クラリネット楽器があるが、玩具類で用いられいる一枚
リード形の管笛も同様な原理のものである。本発明では
作用目的から、管笛のことを警笛と称して説明する。図
示の警笛5は部品全体がポリエチレン等で成型できる。
即ち、該構造は警笛口6を備えたパイプ部8の内径が数
mm、長さが数cmのパイプ内部にリード9と称する肉
厚さ0.1mm程度の薄い振動板を埋設取付して構成さ
れ、パイプ部8への空気の吹き付けで該リード9を数1
00Hzの高い周波数で振動させて振動音を発するよう
にした仕組みのものである。警笛5としては、該警笛口
6からの空気の吹き出し時は勿論、空気の吸い込み時に
も音を発生するようにした構造のものを用いてもよい。
又、該警笛口6には図示のように先端部に複数の穴を設
けた拡大形状のキャップ7を装着することで、警笛の音
響効果を一層高めることができる。
【0008】図4、図5にそれぞれガレージクッション
の第1、第2実施例の外観斜視図、図8以下にA−A
断面図を示す。図4以下の各実施例に示すように本発明
に適用する第1ダンパー部材10の外形は、障害物への
取付に適するように該取付面を3種類位の代表的形態で
成型し、製品化すると発明の目的が一層効果的に果たせ
る。斜視図を図4に、A−A断面を図8に示すガレージ
クッションは前記図1で平坦面取付形3として示した
のが第1実施例構成である。図示のように平坦取付面1
2を備える一方,図8の断面形状のように該内部が空洞
状に成型された破線の中空部11と該部に取付られた警
笛5とで具備構成され、外形がかまぼこ形の外観になっ
ている。
【0009】第1実施例について、図4及び警笛口のキ
ャップ7を省略して示したA−A断面の図8とともに更
に説明する。第1ダンパー部材10は外形と中空部11
とを一体成型後に蓋部13を開口口としてコア金型から
取出すように成型する。該中空部11に貫通するととも
に平坦取付面12に略平行して図示内壁の高さ方向配置
に警笛取付穴を3個加工し、開口口を蓋部13で密閉溶
着する。又第1ダンパー部材10の一方の端部13’は
密閉成型して中空部11には弾力性15を備えてなり、
平坦取付面12に両面粘着テープを装着し、3個の警笛
5を該取付穴に挿入取付するとともに、各々にキャップ
7を装着して第1実施例のガレージクッションが完成
する。図1のように警笛5を下向きにしてガレージ障害
物等へ装着することで、洗車時等に警笛口から中空部1
1へ水の流入の恐れがある場合にそれを防止することが
できる。
【0010】本発明は、第1ダンパー部材10の接触圧
迫により中空部11からの圧迫空気や該部に吸い込まれ
る空気流で警笛音を発するようにした構成のため、警笛
音量は中空部11からの圧迫空気圧に比例する。従っ
て、機能的には中空部11の容積を極力大きく、即ち、
図4や図5の中空部11は各々の取付面12,14と垂
直方向に奥深くした構造が接触感知の空間距離も拡大で
きるので好ましい。又実施例のように第1ダンパー部材
10に複数個の警笛5を取付たり、警笛口6に前記した
キャップ7を装着することで接触時の警笛音量を高めた
ガレージクッションを構成することができる。
【0011】次に第1ダンパー部材の斜視図を図5
に、A−A断面を図8に示す第2実施例について説明す
る。本実施例は障害物が円弧状の支柱やコーナ部に適す
るように成型されコーナ取付形4として図1に示した実
施例形態のものである。図示のように障害物への取付面
が湾曲取付面及び両面粘着テープ14を備え、外形が湾
曲したかまぼこ形の外観になっている以外は、第1ダン
パー部材10の成型加工や図8の断面図に示す中空部1
1及び警笛2個の取付配置等は前記第1実施例と同様構
成である。
【0012】図10は、第2ダンパー部材18を多層構
造とした後述の実施例を関連的に示した断面図である。
今、本発明のガレージクッションが障害物に装着され
た状態でバンパーと接触され、図10の取付面12,1
4と垂直の矢印方向から圧迫力16が加わって第1ダン
パー部材10が接触圧迫された状況を示す。図示の状況
過程では警笛口6から警笛を発することは勿論である
が、この際、第1ダンパー部材10は内外部とも大きな
変形歪みを伴うことになる。圧迫力16を除去すると弾
力性15により警笛口6から中空部11に空気が吸い込
まれるとともに再度警笛が発せられ、該第1ダンパー部
材10は元の状態に復元される。
【0013】今、上記実施例において図3で前記説明し
た構造の警笛5を第1ダンパー部材10に対し、例えば
取付面12,14と垂直方向即ち、圧迫力16の矢印方
向に配置取付した態様で第1ダンパー部材10が障害物
と接触圧迫された場合は、前記図10の第1ダンパー部
材10の圧迫状況からも明らかなように、この場合、警
笛5の警笛口6も同時に圧迫されてしまうので警笛音を
発することなく、警笛5全体が一挙に潰され破損されて
しまう恐れがある。
【0014】図10で示した第1ダンパー部材10の接
触圧迫状況に鑑み、本発明では図4,図5、図8で図示
説明したように、警笛5の第1ダンパー部材10への取
付を接触圧迫力16が加わる方向と略垂直配置の関係即
ち、図3に示す警笛5のパイプ部8の延長方向が第1ダ
ンパー部材10の取付面12,14と略平行するような
取付配置としたことで、第1ダンパー部材10の接触圧
迫に伴う上記警笛5の破損課題を解消したものである。
【0015】次に図4,図5の実施例は警笛5を中空部
11の取付面12,14に略平行して該内壁の幅(図
4,図5の高さ)方向に取付配置する場合の実施例であ
った。図6は第3実施例の第1ダンパー部材10の斜視
図を示し、前記図5で第2実施例として説明した第1ダ
ンパー部材10を用いて警笛5の取付を別配置として実
施した場合の例である。即ち、図6は第1ダンパー部材
10に対し、警笛5の取付穴を湾曲取付面14の長手方
向に略平行配置として第1ダンパー部材10の両端部の
蓋部13と端部13’に設け、図示のように2個の警笛
を挿入取付した構成が第3実施例である。従って、本第
3実施例の構成の場合も第1、第2実施例について図1
0とともに上記説明した状況同様に、湾曲取付面14と
垂直矢印方向から圧迫力16が加わった際、警笛5を圧
迫力16と垂直配置に取付したことで第1ダンパー部材
10の接触圧迫に伴う警笛5の損傷の恐れなしに、ガレ
ージクッションの発明目的が良好に果たし得ることは
以上の説明から明らかである。
【0016】図7は第4実施例のガレージクッション
を示す。本実施例は図1でコーナ取付形4としてコーナ
取付部材20とともに示した構成形態のものである。即
ち、第4実施例は上記各実施例で説明した構成内容によ
り図示のように各々独立構成されたダンパー部材10
に、警笛5を平坦取付面の長手方向と略平行配置で蓋部
13に取付た形態を2組用い、コーナ取付部材20に固
着する。取付面に両面粘着テープ21を装着し、角形障
害物へのコーナ取付形4として構成する。本実施例で
は、第1ダンパー部材10とともにコーナ取付部材20
を軟質素材で成型することで円弧状の障害物への取付も
可能であり、又角部22は折り畳み式に加工してもよ
い。更に前記図1の第1実施例と同様に平坦面取付形3
として、勿論単品で用いることもできる。なお、本実施
例は図1の上面図に示すように第1ダンパー部材10の
外形を角部22側に偏った楕円形状とすることで、該角
部22の垂直方向からバンパーが接触した際にも充分効
果を発揮する構成となし得る。
【0017】以上の各実施例では、第1ダンパー部材1
0が単体で該中空部11に弾力性15を備えた一層構造
の例について説明した。図9,図10は前記4つの実施
例で説明した第1ダンパー部材10を用いたことと関連
して該中空部11を多層構造とした実施例のA−A断面
の図面である。即ち、第1ダンパー部材10の中空部1
1は空洞の空気室に限らず、それ自体で弾力性を有する
ように中空成型したチューブやスポンジ又は、スポンジ
入り該チューブからなる内部ダンパー部材を第2ダンパ
ー部材とし、上記第1ダンパー部材10の該中空部11
に収納した形態で多層構造とする場合にも好適なガレー
ジクッションが構成できるのである。
【0018】図9のA−A断面図は、第1ダンパー部材
10の内部を二層の多層構造とした実施例である。即
ち、図9の第2ダンパー部材17としてはポリエチレン
等、熱可塑性のプラスチックにより図4以下に中空部1
0を破線で示した形状で弾力性15を有し、警笛が上記
実施例で説明した配置関係になるように取付穴を設け、
中空成型(チューブ)した形態の第2ダンパー部材17
である。該第2ダンパー部材17を図4以下に破線で示
した内部に挿入し、該中空部11に収納保持するように
した形態に関し、第1ダンパー部材10の内部を二層の
多層構造で構成したガレージクッションである。
【0019】前記した一層構造の各実施例では、警笛口
6以外の部分から空気が漏れないように密閉構造とする
必要があるが、上記二層構造では、警笛5が既に第2ダ
ンパー部材17に密閉取付されているので第1ダンパー
部材10の中空部11へ挿入後、該挿入口を密閉固着す
る必要はない。又、上記各実施例のガレージクッション
を図1のように障害物へ装着する場合は、警笛口6を
下向きにして両面粘着テープ12,14で装着すればよ
く、上記二層構造を用いた場合も警笛口6とともに該挿
入口を下向きにして取付ることで洗車時等に該部から第
1ダンパー部材10の中空部11に水が流入する心配は
ない。
【0020】次に、図10はガレージクッションの内
部を三層の多層構造とした実施例に関し、既に説明した
ように本断面図は第1ダンパー部材10が接触圧迫され
た場合の状況を関連的に示したものである。即ち、本実
施例は上記二層構造と同様に図4以下に破線で示した中
空部11の形状によりウレタンや合成ゴム等で、チュー
ブ状に成型した該中空部11にスポンジ19(発泡スポ
ンジ)を充填するとともに警笛5を取付て、第2ダンパ
ー部材18自体を二層構造形態にする。スポンジやウレ
タンフォームの充填により優れた弾力性やクッション効
果が発揮される結果、好適な二層構造の第2ダンパー部
材18が形成され、それが第1ダンパー部材10の中空
部に収納保持された形態で三層の多層構造バンパーガー
を構成することができる。
【0021】図11は第3実施例として図6とともに説
明した第1ダンパー部材10を用いて、更に変形したガ
レージクッションを構成する場合の第2ダンパー部材
18の実施例である。図10で3層構造として説明した
構成同様、図6中空部11の破線形状に合わせた中空成
型品を第2ダンパー部材18として、該開口部からスポ
ンジ19を充填後、該開口部に警笛6を挿入取付して閉
塞する。本実施例では図6の第1ダンパー部材10両端
の蓋部13、端部13’の各々を開口状に成型するとと
もに、図11形態で加工した第2ダンパー部材18を2
組用意し、図6の第1ダンパー部材10の両開口部から
各々の警笛口6を外向きに挿入し、第1ダンパー部材1
0内部に保持することで多層構造のバンパーガード
構成するようにしてもよい。
【0022】又図4以下で一層構造として説明した各実
施例において、該第1ダンパー部材10の中空部11に
直接スポンジを充填して密閉閉塞する構造形態としても
よく、この場合、第1ダンパー部材10に余り弾力性の
ない柔軟な成型品であっても、スポンジの優れた弾力性
やクッション効果により好適な弾力性を備えた多層構造
のバンパーガードが構成できることは以上の説明から
も明らかである。又取付面に凹凸がある障害物やコンク
リート壁面等に対しては粘着テープの代わりに、ビス等
を用いると確実な取付固定ができる。
【0023】
【発明の効果】以上に詳細説明したところから明らかな
ように、本発明には以下に列記する多くの効果、特長が
ある。即ち、従来のガレージクッションは障害物に装着
することで、バンパーが該部に接触した時の衝撃吸収を
目的としたものである。従って、バンパーが該部に接触
された際、運転者は該接触衝撃の体感後にブレーキ操作
をする結果、一瞬の対応遅れから接触損傷の程度も大き
くなることが避けられなかった。しかるに、死角となる
ガレージ障害物等に本発明品を装着した場合は、バンパ
ーと障害物の接触と同時的に警笛音を発するので、該警
告音により運転者はブレーキ操作等、運転操作への迅速
早めの対応を可能とし、従って、バンパーの損傷防止や
損傷軽減に大変役立ち、接触時の衝撃吸収の効果も従来
製品同様に果たす。
【0024】本出願人の関連別件の先願「警笛付きバン
パーガード」(平成10年12月22日出願)の警笛付
きバンパーガード100を図1で自動車1のバンパーに
装着した状態で参考的に示すが、本発明と併用するとバ
ンパーの保護は一層万全である。又以上の説明では、本
発明のガレージクッションをガレージの障害物に装着
する場合を前提に説明したが、ガレージクッション
他の用途としては例えば、自動車がよく接触する建物等
の角部や遊園地等で遊技用バッテリー駆動車が頻繁に接
触するコーナ部等へ装着した場合にも同様に目的を果た
し得るものである。
【0025】本発明におけるガレージクッションの警
笛機能は、実開平5−32167号公報に開示されてい
るような、電気的な接触検知手段や該表示装置を用いる
ことなく課題解決が可能であり、電気系を一切仲介とし
ない点から信頼性に優れ、且つ、低コストで初期目的が
達成できる。又以上に説明したように本発明に用いるダ
ンパー部材は金型成型により量産可能であり、警笛には
玩具向け等に量産されている一枚リード形の管笛を用い
ればよく、特殊部品を必要せず多層構造のダンパーガー
ド2を含めて低コスト生産ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の警笛付きガレージクッションのガレー
ジ障害物への装着状態を示す上面図である。
【図2】本発明の警笛付きガレージクッションのガレー
ジ障害物への装着状態を示す正面図である。
【図3】警笛(管笛)の実施例構造である。
【図4】第1実施例のガレージクッションの外観斜視図
である。
【図5】第2実施例のガレージクッションの外観斜視図
である。
【図6】第3実施例のガレージクッションの外観斜視図
である。
【図7】第4実施例のガレージクッションの外観斜視図
である。
【図8】一層構造ガレージクッションの断面図である。
【図9】二層構造ガレージクッションの断面図である。
【図10】三層構造ガレージクッションの断面図及び該
圧迫状況を示す図である。
【図11】スポンジ入り第2ダンパー部材の実施例であ
る。
【符号の説明】
1…自動車、…警笛付きガレージクッション、3…平
坦面取付形、4…コーナ取付形、5…警笛(管笛)、6
…警笛口、7…キャップ、8…パイプ部、9…リード、
10…第1ダンパー部材、11…中空部、12…平坦取
付面及び両面粘着テープ、13…蓋部、13’…端部、
14…湾曲取付面及び両面粘着テープ、15…弾力性、
16…圧迫力、17…第2ダンパー部材、18…第2ダ
ンパー部材、19…スポンジ、20…コーナ取付部材、
21…両面粘着テープ、22…角部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部が中空状で弾力を有するように成型加
    工され、外部からの圧迫力で内部の空気を吹き出し、圧
    迫力の除去で該内部に空気を吸い込むようにしたダンパ
    ー部材と、空気の吹き付けにより警笛音を発するように
    した警笛とから構成したことを特徴とした警笛付きガレ
    ージクッション。
  2. 【請求項2】内部が中空状で弾力を有する第1ダンパー
    部材が、少なくとも平坦な取付面を備えて成型加工され
    るとともに、警笛が第1ダンパー部材の該中空部に、該
    平坦取付面に略平行配置されて取付られ、しかして、該
    第1ダンパー部材が該平坦取付面と垂直方向から圧迫さ
    れた際に警笛音を発するように構成したことを特徴とし
    た警笛付きガレージクッション。
  3. 【請求項3】内部が中空状で弾力を有するようにした第
    1ダンパー部材が、少なくとも湾曲した取付面を備えて
    成型加工されるとともに、警笛が第1ダンパー部材の該
    中空部に、該湾曲取付面に略平行配置されて取付られ、
    しかして、第1ダンパー部材が該湾曲取付面と垂直方向
    から圧迫された際に警笛音を発するように構成したこと
    を特徴とした警笛付きガレージクッション。
  4. 【請求項4】内部が中空状に成型加工された第1ダンパ
    ー部材に、弾力性を有するスポンジや中空成型されたチ
    ューブ又は、スポンジ入りのチューブからなる第2ダン
    パー部材が上記第1ダンパー部材の該中空部に収納され
    た形態により、第1ダンパー部材と第2ダンパー部材の
    多層構造からなり、しかして、警笛が第2ダンパー部材
    の中空部に、第1ダンパー部材の該取付面に略平行配置
    されて取付られ、該第1ダンパー部材が該取付面と垂直
    方向から圧迫された際に警笛音を発する構成により、第
    1ダンパー部材の該取付面に設けられた両面粘着テープ
    で装着することを特徴とした請求項1乃至請求項3のい
    ずれかの警笛付きガレージクッション。
JP11057523A 1999-01-28 1999-01-28 警笛付きガレージクッション Pending JP2000220315A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11057523A JP2000220315A (ja) 1999-01-28 1999-01-28 警笛付きガレージクッション

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11057523A JP2000220315A (ja) 1999-01-28 1999-01-28 警笛付きガレージクッション

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000220315A true JP2000220315A (ja) 2000-08-08

Family

ID=13058113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11057523A Pending JP2000220315A (ja) 1999-01-28 1999-01-28 警笛付きガレージクッション

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000220315A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6945191B2 (en) * 2002-09-27 2005-09-20 Collopy Charles T Garage and vehicle protector
KR100610311B1 (ko) 2006-05-17 2006-08-09 (주)동남종합감리공단건축사사무소 공동주택 단지내의 주차장에 설치되는 주차확인장치
CN104831976A (zh) * 2015-05-27 2015-08-12 天津市中环富士智能设备有限公司 一种立体车库中载车板上的车辆保护装置
CN111016710A (zh) * 2019-10-28 2020-04-17 哈尔滨普华电力设计有限公司 一种新能源汽车充电桩
CN111472595A (zh) * 2020-04-20 2020-07-31 耿辉 一种发声型地下车库用限位器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6945191B2 (en) * 2002-09-27 2005-09-20 Collopy Charles T Garage and vehicle protector
KR100610311B1 (ko) 2006-05-17 2006-08-09 (주)동남종합감리공단건축사사무소 공동주택 단지내의 주차장에 설치되는 주차확인장치
CN104831976A (zh) * 2015-05-27 2015-08-12 天津市中环富士智能设备有限公司 一种立体车库中载车板上的车辆保护装置
CN111016710A (zh) * 2019-10-28 2020-04-17 哈尔滨普华电力设计有限公司 一种新能源汽车充电桩
CN111472595A (zh) * 2020-04-20 2020-07-31 耿辉 一种发声型地下车库用限位器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110115201A1 (en) Inflatable bolster
JP4598468B2 (ja) 車両用衝撃吸収体
WO2002006089A1 (fr) Pare-chocs d'automobile
JP2005263207A (ja) 衝撃エネルギー吸収体
WO2019234792A1 (ja) 車両用発音装置
JP2000220315A (ja) 警笛付きガレージクッション
JPH08316661A (ja) 電子装置の一体型シャーシおよびその製造方法
JP2006345271A (ja) 超音波送受波器
JP4584444B2 (ja) 自動車の衝撃吸収部材
JP2000238592A (ja) 警笛付きバンパーガード
JP4274679B2 (ja) 車両クリアランスソナー用超音波センサ
JP4561292B2 (ja) 空気入りタイヤ
JPS6088687A (ja) 車両用エアスポイラ
JP4464539B2 (ja) 自動車の衝撃吸収部材
JPH045141A (ja) 自動車用スピーカ装置
JP2002029340A (ja) 自動車のバンパー
KR200412702Y1 (ko) 자동차 도어 음향 보강수단
JPH0920192A (ja) 安全装置付き自動車
JP2005153675A (ja) 車両用接触検知装置
KR200398587Y1 (ko) 차량 경음기의 컴프레서 구조
JP2003155835A (ja) 駐車場における車体保護材
JP2002029339A (ja) 自動車のバンパー
JPH072824Y2 (ja) 振動装置の取付けパネル構造
JP3052386B2 (ja) 自動車用外装樹脂製品及びその製造方法
JP2002029338A (ja) 自動車のバンパー