JP2000237827A - エンボス加工用金型 - Google Patents

エンボス加工用金型

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JP2000237827A
JP2000237827A JP11038852A JP3885299A JP2000237827A JP 2000237827 A JP2000237827 A JP 2000237827A JP 11038852 A JP11038852 A JP 11038852A JP 3885299 A JP3885299 A JP 3885299A JP 2000237827 A JP2000237827 A JP 2000237827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
die
embossing
punch
stopper
Prior art date
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Pending
Application number
JP11038852A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Suzumura
敬 鈴村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エンボス加工後のワークについて、だれの発生
を抑制し、優れた寸法精度とすることのできるエンボス
加工用金型を提供する。 【解決手段】ダイ1の凹部1aの底面にパンチ2側に突
出する凸部1bが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンボス加工用金型
に関する。このエンボス加工用金型により得られたワー
クはエンボス部分に穴明け加工を施す場合に用いて特に
好適である。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークにエンボス加工を施したい
場合、一般的には、図7及び図8に示すエンボス加工用
金型が使用されていた。このエンボス加工用金型は、ワ
ークWを上面に載置し、その上面に凹設されてワークW
の下面にエンボス部分を付与可能な凹部11aが形成さ
れたダイ11と、ワークWの上面を押圧し、凹部11a
にワークWを押し込むパンチ12と、スプリング14に
付勢されてワークWの上面と当接する当接面13aを有
し、ワークWの下面をダイ11に当接させるストッパ1
3とを有している。
【0003】かかるエンボス加工用金型により、ワーク
Wにエンボス加工を施す場合、まず図7に示すように、
ダイ11の上面にそのワークWを載置し、スプリング1
4の付勢力によりストッパ13の当接面13aをワーク
Wの上面に当接させる。しかる後、図8に示すように、
パンチ12をワークWの上面から下降させる。これによ
り、ワークWの下面がダイ11の凹部11aに押し込ま
れてエンボス部分W11が形成されることとなる。
【0004】なお、こうして得られたエンボス加工後の
ワークWは、図9に示すように、所望によりエンボス部
分W11に穴W12を施す穴明け加工が施され得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のエ
ンボス加工用金型では、ワークWにエンボス加工を施す
ことのみに基づいてダイ11の凹部11aが形成され、
かつストッパ13の当接面13aもワークWと平坦に当
接するように形成されていた。このため、ワークWは、
エンボス加工中、エンボス部分W11とは逆側の材料ま
で凹部11a側に移動し、その部分にだれW13を生じ
やすかった。このようなだれW13を有するエンボス加
工後のワークWは寸法精度に劣ることとなる。
【0006】本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされ
たものであって、エンボス加工後のワークについて、だ
れの発生を抑制し、優れた寸法精度とすることのできる
エンボス加工用金型を提供することを解決すべき課題と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明のエンボス加工
用金型は、ワークの一面にエンボス部分を付与可能な凹
部を有するダイと、該ワークの他面を押圧し、該凹部に
該ワークを押し込むパンチと、該ワークの他面と当接す
る当接面を有し、該ワークの一面を該ダイに当接させる
ストッパとを有するエンボス加工用金型において、前記
凹部の底面には前記パンチ側に突出する凸部が設けられ
ていることを特徴とする。
【0008】第1発明のエンボス加工用金型では、ダイ
の凹部の底面にパンチ側に突出する凸部が設けられてい
るため、エンボス加工中、ワークはこの凸部により抵抗
力を受ける。このため、ワークにおけるエンボス部分と
は逆側の材料は、この抵抗力によって凹部側への移動が
抑制され、エンボス部分とは逆側の部分にだれを生じに
くくなる。
【0009】第2発明のエンボス加工用金型は、ワーク
の一面にエンボス部分を付与可能な凹部を有するダイ
と、該ワークの他面を押圧し、該凹部に該ワークを押し
込むパンチと、該ワークの他面と当接する当接面を有
し、該ワークの一面を該ダイに当接させるストッパとを
有するエンボス加工用金型において、前記ストッパの前
記当接面には前記ダイ側に突出する凸部が設けられてい
ることを特徴とする。
【0010】第2発明のエンボス加工用金型では、スト
ッパの当接面にダイ側に突出する凸部が設けられている
ため、エンボス加工中、ワークはこの凸部により抵抗力
を受ける。このため、ワークにおけるエンボス部分とは
逆側の材料は、この抵抗力によっても凹部側への移動が
抑制され、エンボス部分とは逆側の部分にだれを生じに
くくなる。
【0011】したがって、第1、2発明のエンボス加工
用金型によれば、エンボス加工後のワークについて、だ
れの発生を抑制し、優れた寸法精度とすることができ
る。特に、第1発明後のワークについて、エンボス部分
に穴明け加工を施す場合には、ダイの凸部によって形成
されたワークの凹部はその穴明け加工によって不要な部
分となるため、その凹部によって最終製品が悪影響を受
けることはない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、第1、2発明を具体化した
実施形態1、2を図面を参照しつつ説明する。 (実施形態1)実施形態1のエンボス加工用金型は、図
1及び図2に示すように、ワークWを上面に載置し、そ
の上面に凹設されてワークWの下面にエンボス部分を付
与可能な凹部1aが形成されたダイ1と、ワークWの上
面を押圧し、凹部1aにワークWを押し込むパンチ2
と、スプリング4に付勢されてワークWの上面と当接す
る当接面3aを有し、ワークWの下面をダイ1に当接さ
せるストッパ3とを有している。そして、ダイ1の凹部
1aの底面にはパンチ2側に突出する凸部1bが設けら
れている。
【0013】かかるエンボス加工用金型により、ワーク
Wにエンボス加工を施す場合、まず図1に示すように、
ダイ1の上面にワークWを載置し、スプリング4の付勢
力によりストッパ3の当接面3aをワークWの上面に当
接させる。しかる後、図2に示すように、パンチ2をワ
ークWの上面から下降させる。このとき、ワークWはダ
イ1の凸部1bにより抵抗力を受ける。このため、ワー
クWにおけるエンボス部分W1とは逆側の材料は、この
抵抗力によって凹部1a側への移動が抑制され、エンボ
ス部分W1とは逆側の部分にだれを生じにくくなる。
【0014】したがって、実施形態1のエンボス加工用
金型によれば、エンボス加工後のワークWについて、だ
れの発生を抑制し、優れた寸法精度とすることができ
る。なお、こうして得られたエンボス加工後のワークW
は、図3に示すように、所望によりエンボス部分W1に
穴W2を施す穴明け加工が施され得る。この場合、ダイ
1の凸部1bによって形成されたワークWの凹部W3は
その穴明け加工によって不要な部分となるため、その凹
部W3によって最終製品が悪影響を受けることはない。 (実施形態2)実施形態2のエンボス加工用金型では、
図4及び図5に示すように、ストッパ3の当接面3aに
ダイ1側に突出する凸部3bが設けられている。他の構
成は実施形態1と同一であるため、同一の構成について
は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0015】かかるエンボス加工用金型により、ワーク
Wにエンボス加工を施す場合、まず図4に示すように、
ダイ1の上面にワークWを載置し、スプリング4の付勢
力によりワークWの上面にストッパ3の凸部3bを当接
させ、さらにストッパ3の当接面3aも当接させる。し
かる後、図5に示すように、パンチ2をワークWの上面
から下降させる。このとき、ワークWはダイ1の凸部1
b及びストッパ3の凸部3bにより抵抗力を受ける。こ
のため、ワークWにおけるエンボス部分W1とは逆側の
材料は、これらの抵抗力によって凹部1a側への移動が
抑制され、エンボス部分W1とは逆側の部分にだれを生
じにくくなる。
【0016】したがって、実施形態2のエンボス加工用
金型によっても、実施形態1と同様の効果を奏すること
ができる。なお、こうして得られたエンボス加工後のワ
ークWには、図6に示すように、ストッパ3の凸部3b
により形成された凹部W4が残留する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係り、エンボス加工前の状態を示
すエンボス加工用金型等の断面図である。
【図2】実施形態1に係り、エンボス加工後の状態を示
すエンボス加工用金型等の断面図である。
【図3】実施形態1に係り、エンボス加工及び穴明け加
工後のワークの断面図である。
【図4】実施形態2に係り、エンボス加工前の状態を示
すエンボス加工用金型等の断面図である。
【図5】実施形態2に係り、エンボス加工後の状態を示
すエンボス加工用金型等の断面図である。
【図6】実施形態2に係り、エンボス加工及び穴明け加
工後のワークの断面図である。
【図7】従来形態に係り、エンボス加工前の状態を示す
エンボス加工用金型等の断面図である。
【図8】従来形態に係り、エンボス加工後の状態を示す
エンボス加工用金型等の断面図である。
【図9】従来形態に係り、エンボス加工及び穴明け加工
後のワークの断面図である。
【符号の説明】
W…ワーク W1…エンボス部分 1…ダイ 1a…ダイの凹部 1b…ダイの凹部に設けられた凸部 2…パンチ 3…ストッパ 3a…ストッパの当接面 3b…ストッパの当接面に設けられた凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークの一面にエンボス部分を付与可能な
    凹部を有するダイと、該ワークの他面を押圧し、該凹部
    に該ワークを押し込むパンチと、該ワークの他面と当接
    する当接面を有し、該ワークの一面を該ダイに当接させ
    るストッパとを有するエンボス加工用金型において、 前記凹部の底面には前記パンチ側に突出する凸部が設け
    られていることを特徴とするエンボス加工用金型。
  2. 【請求項2】ワークの一面にエンボス部分を付与可能な
    凹部を有するダイと、該ワークの他面を押圧し、該凹部
    に該ワークを押し込むパンチと、該ワークの他面と当接
    する当接面を有し、該ワークの一面を該ダイに当接させ
    るストッパとを有するエンボス加工用金型において、 前記ストッパの前記当接面には前記ダイ側に突出する凸
    部が設けられていることを特徴とするエンボス加工用金
    型。
JP11038852A 1999-02-17 1999-02-17 エンボス加工用金型 Pending JP2000237827A (ja)

Priority Applications (1)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003001333A (ja) * 2001-06-18 2003-01-07 Aisin Aw Industries Co Ltd 突起部のプレス成形方法及び成形金型
WO2015057249A1 (en) * 2013-10-16 2015-04-23 Silgan Containers Llc System and method for forming metal container with embossing

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003001333A (ja) * 2001-06-18 2003-01-07 Aisin Aw Industries Co Ltd 突起部のプレス成形方法及び成形金型
WO2015057249A1 (en) * 2013-10-16 2015-04-23 Silgan Containers Llc System and method for forming metal container with embossing
US10029295B2 (en) 2013-10-16 2018-07-24 Silgan Containers Llc System and method for forming metal container with embossing

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