JP2000237666A - 粘性液体の面状塗布装置及び面状塗布方法 - Google Patents
粘性液体の面状塗布装置及び面状塗布方法Info
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Abstract
粘性液体を面状に塗布することができ、しかも、塗布面
積、塗布量などが容易に変更できる。 【解決手段】 粘性流体を線状に塗布する線状塗布部1
0と、線状塗布部10によって線状に塗布された粘性流
体を、面状化する面状化部20と、被塗布体100をX
方向に搬送する第1の搬送部20と、線状塗布部10及
び面状化部20を第1の搬送部と異なるY方向に搬送す
る第2の搬送部40とを備える。
Description
塗布する粘性液体の面状塗布装置及び面状塗布方法に関
するものである。
例を示す斜視図である。第1従来例の塗布装置50は、
液体パン51と、呼びローラ52と、版胴53等とを備
えている。液体パン51は、糊などの粘性液体51aが
入れられた容器である。呼びローラ52は、液体パン5
1に入れられた粘性液体51aを、版胴53へ受け渡た
すローラである。版胴52は、塗布パターンが凸版53
aとして形成された胴であり、その凸版53aにのみ粘
性液体51aが受け渡され、その後に、被塗布体101
へ粘性液体21aが転写され、粘性液体塗布面101a
が形成される。
を示す斜視図である。なお、前述した第1従来例と同様
な機能を果たす部分には、末尾を統一した符号を付して
重複する説明を適宜省略する。第2従来例の塗布装置6
0は、液体パン61と、呼びローラ62と、版胴63
と、ドクター64等とを備えている。第2従来例では、
版胴63は、塗布パターンが凹版63aとして形成され
ており、その凹版63a上にのみ粘性液体61aを受け
渡す。このため、他の部分の粘性液体61aを掻き落と
すドクター64が取り付けられている。その後に、被塗
布体102へ粘性液体61aが転写され、粘性液体塗布
面102aが形成される。
従来の塗布装置では、以下のような問題があった。 (1)粘性液体が常に空気に触れているので、濃度が変
化する。 (2)長期間にわたって停止したときには、粘性液体が
固化してしまうので、塗布装置の清掃が必要となる。 (3)高速で塗布を行うと、呼びローラ、版胴から粘性
液体が飛散するので、飛散防止機構が必要であった。 (4)塗布幅、塗布量の変更には、版の交換が必要とな
るので、調整に多大な時間を必要とする。
方法として、時間当たりの塗布量を制御可能なディスペ
ンサー、グルーガン等があげられるが、線状にしか塗布
できない。
要とすることなく、粘性液体を面状に塗布することがで
き、しかも、塗布面積、塗布量などが容易に変更できる
粘性液体の面状塗布装置及び面状塗布方法を提供するこ
とである。
に、請求項1の発明は、粘性流体を線状に塗布する線状
塗布手段と、前記線状塗布手段によって線状に塗布され
た粘性流体を、面状化する面状化手段と、を備えた粘性
液体の面状塗布装置である。
液体の面状塗布装置において、被塗布体を搬送する第1
の搬送手段と、前記線状塗布手段及び前記面状化手段を
前記第1の搬送手段と異なる方向に搬送する第2の搬送
手段と、を備えることを特徴とする粘性液体の面状塗布
装置である。
に記載の粘性液体の面状塗布装置において、前記面状化
手段は、前記線状塗布手段によって線状に塗布された粘
性流体に、圧縮空気を吹き付けることにより、面状化す
ること、を特徴とする粘性液体の面状塗布装置である。
液体の面状塗布装置において、前記面状化手段は、前記
圧縮空気の流量及び/又は前記粘性流体の流量若しくは
粘度に基づいて、塗布面積又は塗布量を制御すること、
を特徴とする粘性液体の面状塗布装置である。
する線状塗布工程と、前記線状塗布工程によって線状に
塗布された粘性流体を、面状化する面状化工程と、を備
える粘性液体の面状塗布方法である。
液体の面状塗布方法において、前記線状塗布工程の塗布
方向及び被塗布体の移動方向に基づいて、塗布パターン
を変化させること、を特徴とする粘性液体の面状塗布方
法である。
液体の面状塗布方法において、前記面状化工程は、前記
線状に塗布された粘性流体に、圧縮空気を吹き付けるこ
とにより、面状化すること、を特徴とする粘性液体の面
状塗布装方法である。
液体の面状塗布方法において、前記面状化工程は、前記
圧縮空気の流量及び/又は前記粘性流体の流量若しくは
粘度に基づいて、塗布面積又は塗布量を制御すること、
を特徴とする粘性液体の面状塗布方法である。
本発明の実施の形態をあげて、さらに詳細に説明する。
図1は、本発明による粘性液体の面状塗布装置の実施形
態を示す斜視図である。この実施形態の面状塗布装置
は、線状塗布部10と、面状化部20と、第1の搬送部
30と、第2の搬送部40等とを備えている。
する部分であり、粘性流体(ここでは糊)を収容したタ
ンク11と、タンク11内の糊を搬送する搬送ポンプ1
2と、搬送されてきた糊を被塗布体100に滴下するデ
ィスペンサ13等を備えいてる。この実施形態では、デ
ィスペンサ13の先端ノズル13aの径、ディスペンサ
13内部のニードルバルブの開閉度、及び、搬送ポンプ
によって糊を搬送する圧力によって、時間当たりの粘性
液体の供給量が制御可能となっている。
線状に塗布された粘性流体を、面状化する部分であり、
圧縮空気を生成するコンプレッサ21と、コンプレッサ
21圧縮空気の流量を制御する流量調整弁22と、圧縮
空気を供給する圧縮空気用ノズル23等を備えている。
1のX方向へ直線搬送する部分であり、被塗布体100
を載せて搬送するコンベア31,32,33と、作業領
域で被塗布体100の両側を案内するガイド板34,3
5等を備えている。
先端ノズル13aと、圧縮空気用ノズル23を、第1の
搬送部30と略直交する方向(図1のY方向)に搬送す
る部分であり、ディスペンサ13と圧縮空気用ノズル2
3とを支持するヘッド部41と、そのヘッド部41をコ
ンベア31〜33と直交する方向に移動可能に支持する
ガイドレール42等とを備えている。
た、面状塗布方法の動作について説明する。この面状塗
布装置は、コンベア31〜33を駆動して、不図示のセ
ンサーによって、作業領域に被塗布物100が到着した
ことを検知すると、ディスペンサ13のコントローラへ
信号を出力し、先端ノズル13aから粘性液体の供給を
開始する(線状塗布工程)。
行方向の後部にある圧縮空気用ノズル23からエア吹き
を行う(面状化工程)。ディスペンサ13によって、線
状に塗布された粘性液体は、圧縮空気用ノズル23のエ
ア吹きによって、面状に展ばされることとなる。
センサーによって検知し、先端ノズル23aからの粘性
液体の供給及び圧縮空気用ノズル23からのエア吹きを
停止する。
塗布装置のエアノズル風量と糊の広がり幅の関係を示す
図である。ディスペンサ13の先端ノズル13aからの
時間当たり粘性液体の供給量若しくは粘度又は圧縮空気
用ノズル23からエアノズルの流量等を変更すれば、塗
布量、塗布幅を、表1−1、表1−2のように、容易に
変更することができる。つまり、塗布量=接着力の制御
が容易に行え、かつ、塗布幅=接着領域の制御も容易に
行うことができる。
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。 (1)被塗布物と、ディスペンサの先端ノズル及び圧縮
空気用ノズルを両方移動させる例で説明したが、いずれ
か一方のみでもよい。 (2)ディスペンサの先端ノズルをロボットハンドに取
り付け、ロボットハンドのコントローラへ複数の動作パ
ターンをメモリすることによって、塗布パターンの変更
も容易に行うことができる。
(糊)の塗布進行方向に対して、やや後方(30〜45
°)にする方が、幅の制御が容易である。 (4)オープンタイム(乾燥時間)が必要な粘性液体
(例えば、ある程度乾燥さないとタック性がでない糊な
ど)の場合には、圧縮空気を熱風にすることによって、
作業能率を向上させることができる。
れば、粘性液体を面状に塗布する場合、粘性液体の濃度
管理及び飛散防止機構が不必要となり、また、塗布面積
や塗布量の変更が容易に可能となった。
態を示す斜視図である。
アノズル風量と糊の広がり幅の関係を示す図である。
である。
である。
Claims (8)
- 【請求項1】 粘性流体を線状に塗布する線状塗布手段
と、 前記線状塗布手段によって線状に塗布された粘性流体
を、面状化する面状化手段と、を備えた粘性液体の面状
塗布装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の粘性液体の面状塗布装
置において、 被塗布体を搬送する第1の搬送手段と、 前記線状塗布手段及び前記面状化手段を前記第1の搬送
手段と異なる方向に搬送する第2の搬送手段と、を備え
ることを特徴とする粘性液体の面状塗布装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の粘性液体
の面状塗布装置において、 前記面状化手段は、前記線状塗布手段によって線状に塗
布された粘性流体に、圧縮空気を吹き付けることによ
り、面状化すること、を特徴とする粘性液体の面状塗布
装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の粘性液体の面状塗布装
置において、 前記面状化手段は、前記圧縮空気の流量及び/又は前記
粘性流体の流量若しくは粘度に基づいて、塗布面積又は
塗布量を制御すること、を特徴とする粘性液体の面状塗
布装置。 - 【請求項5】 粘性流体を線状に塗布する線状塗布工程
と、 前記線状塗布工程によって線状に塗布された粘性流体
を、面状化する面状化工程と、を備える粘性液体の面状
塗布方法。 - 【請求項6】 請求項5に記載の粘性液体の面状塗布方
法において、 前記線状塗布工程の塗布方向及び被塗布体の移動方向に
基づいて、塗布パターンを変化させること、を特徴とす
る粘性液体の面状塗布方法。 - 【請求項7】 請求項6に記載の粘性液体の面状塗布方
法において、 前記面状化工程は、前記線状に塗布された粘性流体に、
圧縮空気を吹き付けることにより、面状化すること、を
特徴とする粘性液体の面状塗布装方法。 - 【請求項8】 請求項8に記載の粘性液体の面状塗布方
法において、 前記面状化工程は、前記圧縮空気の流量及び/又は前記
粘性流体の流量若しくは粘度に基づいて、塗布面積又は
塗布量を制御すること、を特徴とする粘性液体の面状塗
布方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11039341A JP2000237666A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 粘性液体の面状塗布装置及び面状塗布方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP11039341A JP2000237666A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 粘性液体の面状塗布装置及び面状塗布方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000237666A true JP2000237666A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12550396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP11039341A Pending JP2000237666A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 粘性液体の面状塗布装置及び面状塗布方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000237666A (ja) |
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-
1999
- 1999-02-18 JP JP11039341A patent/JP2000237666A/ja active Pending
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