JP2000234635A - 電磁式トルク伝達装置 - Google Patents

電磁式トルク伝達装置

Info

Publication number
JP2000234635A
JP2000234635A JP11038630A JP3863099A JP2000234635A JP 2000234635 A JP2000234635 A JP 2000234635A JP 11038630 A JP11038630 A JP 11038630A JP 3863099 A JP3863099 A JP 3863099A JP 2000234635 A JP2000234635 A JP 2000234635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating shaft
cam
rotor
clutch
electromagnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11038630A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4070167B2 (ja
Inventor
Hirokazu Kamibayashi
弘和 上林
Takuo Kimura
拓夫 木村
Yoshiyuki Nakabayashi
義幸 中林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tochigi Fuji Sangyo KK filed Critical Tochigi Fuji Sangyo KK
Priority to JP03863099A priority Critical patent/JP4070167B2/ja
Publication of JP2000234635A publication Critical patent/JP2000234635A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4070167B2 publication Critical patent/JP4070167B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Retarders (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 組付け後であっても隙間調整を容易にできる
ようにして、レスポンスの改善が可能で、面倒な隙間計
算を要することなく低コストなトルク伝達装置を提供す
る。 【解決手段】 袋状の第1の回転軸1と該回転軸1内に
軸支された第2の回転軸2との間に、順次、前記第1の
回転軸1の開放端部側から挿入される、多板クラッチ群
からなるメインクラッチ3、該メインクラッチ3を軸方
向に押圧して接続するカム装置8、9、10、該カム装
置を作動させるための相対回転を発生させる電磁クラッ
チ5およびロータ4を組み付けるようにして構成された
電磁式差動制限装置において、前記カム装置8とロータ
4との間に隙間調整手段12を配設したことを特徴とす
るもので、組付け後であっても適正なより厚い厚さの隙
間調整手段に交換して各部における隙間を迅速に最適な
ものに調整することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、袋状の第1の回転
軸と該回転軸内に軸支された第2の回転軸との間に、多
板クラッチ群からなるメインクラッチ、カム装置および
パイロットクラッチを構成する電磁クラッチ等が収納さ
れた電磁式トルク伝達装置に関するもので、一対の回転
軸間のトルク伝達を行う形式のものや、デフケースの回
転を一対のサイドギヤ等に差動配分して伝達する差動制
限装置等に適用される。
【0002】
【従来の技術】互いに回転自在に軸支された一対の回転
軸間の相対回転を制限するトルク伝達装置として種々の
形式のものが採用されており、それらを構成する部品の
組付け方法にも多様な形式がある。例えば、図4に示す
ようなトルク伝達装置がある。このトルク伝達装置は、
入力軸30を構成する袋状の第1の回転軸31と該回転
軸31内に軸支された出力軸である第2の回転軸32と
の間に、順次、前記第1の回転軸31の開放端部側(図
面左方)から挿入されて、隙間調整用のシム42、メイ
ンクラッチ33を軸方向に押圧して接続するためのカム
装置38、39、40、該カム装置を作動させるための
相対回転を発生させるパイロットクラッチを構成する電
磁クラッチ35および多板クラッチ群からなるメインク
ラッチ33が組み付けられ、これらの部品を蓋部材34
にて閉じるとともに、スナップリング46にて係止する
ようにして構成されたもので、電磁式トルク伝達装置と
称される。
【0003】その動作を簡単に説明すると、固定側の支
持部材43に設置された電磁コイル36の励磁によりア
ーマチャ37を吸引すると、第1の回転軸31と回転を
ともにして軸方向に移動自在なアウタープレート群とカ
ムリング38と回転をともにして軸方向に移動自在なイ
ンナープレート群とからなる電磁クラッチ35が圧接し
て接続され、前記第1の回転軸31の回転がカムリング
38に伝達される。これによって、カムプレート39や
カムボール40との間に相対回転差を生じ、カムボール
40とカムリング38との間のカム作用により、カムボ
ール40を介してカムプレート39が軸方向に移動して
メインクラッチ33を押圧する。メインクラッチ33
は、第1の回転軸31と回転をともにして軸方向に移動
自在なアウタープレート群と第2の回転軸32と回転を
ともにして軸方向に移動自在なインナープレート群とか
らなり、前記カムプレート39により押圧されて接続さ
れることにより、第1の回転軸31と第2の回転軸32
との間の相対回転が抑制されてトルク伝達がなされるこ
とになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、電磁クラッチ3
5により作動されるカム装置38、39、40を介して
接続される多板クラッチ群からなるメインクラッチ33
の動作レスポンスは、前記多板クラッチ群からなるメイ
ンクラッチ33の接続が迅速になされる必要がある。そ
のためには、少なくともメインクラッチ33を構成する
アウタープレートとインナープレートからなる多板クラ
ッチ間の隙間、およびカム装置における各部品間の作動
精度が、広過ぎることなく最適に調整されねばならず、
少なくともメインクラッチにおけるアウタープレートと
インナープレートとを最適の厚さのものに組み合わせる
必要がある。しかしながら、これらのプレートを最適の
ものに組み合わせることはかなり面倒であり、さらにカ
ム装置等における各部品間での隙間計算も面倒であるこ
とから、通常、軸方向の隙間を調整するためのシム42
が別途配設されて、該シム42の厚さを適切なものに選
定することが行われている。
【0005】ところが、前記従来例の形式の電磁式トル
ク伝達装置では、多板クラッチ群からなるメインクラッ
チの組付けが容易であるその構造的な特徴から、袋状の
第1の回転軸31と該回転軸31内に軸支された第2の
回転軸32との間に挿入されて組み付けられる各部品、
すなわち多板クラッチ群からなるメインクラッチ33、
該メインクラッチ33を軸方向に押圧して接続するため
のカム装置38、39、40、該カム装置を作動させる
ための相対回転を発生させる電磁クラッチ35等は、前
記第1の回転軸31の開放端部側から順次挿入して組み
付ける形式であり、特に、メインクラッチ33の動作レ
スポンス特性に大きなウェイトを占める軸方向の隙間調
整部材であるシム42が、組付部品の最奥部に配設され
ており、一旦、装置を組み付けてしまうと、部品精度や
組付け誤差等により生じた動作レスポンスの不適を修正
するために、前記メインクラッチ33におけるアウター
プレートとインナープレートとを最適の厚さのものに組
み合わせ直す必要が生じた場合には、袋状の第1の回転
軸31内の組付部品の最奥部に配設されシム42を取り
出すのはきわめて面倒であった。
【0006】そこで本発明では、上記形式の従来トルク
伝達装置における諸課題を解決して、組付け後であって
も隙間調整を容易にできるようにして、レスポンスの改
善が可能で、面倒な隙間計算を要することなく低コスト
なトルク伝達装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、袋状の
第1の回転軸と該回転軸内に軸支された第2の回転軸と
の間に、順次、前記第1の回転軸の開放端部側から挿入
される、多板クラッチ群からなるメインクラッチ、該メ
インクラッチを軸方向に押圧して接続するカム装置、該
カム装置を作動させるための相対回転を発生させる電磁
クラッチおよびロータを組み付けるようにして構成され
た電磁式トルク伝達装置において、前記カム装置とロー
タとの間に隙間調整手段を配設したことを特徴とするも
のである。また本発明は、前記カム装置とロータとの間
にニードルベアリングとともに隙間調整手段が配設され
たことを特徴とするものである。また本発明は、前記ロ
ータは第1の回転軸にスナップリングによって拘束され
るように構成されたことを特徴とするもので、これらを
課題解決のための手段とするものである。
【0008】
【実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1および図2は本発明の電磁式トルク伝達装
置の第1実施の形態を示すもので、図1は電磁式トルク
伝達装置の全体断面図、図2は図1の要部拡大図であ
る。本発明の電磁式トルク伝達装置は、袋状の第1の回
転軸1と該回転軸1内に軸支された第2の回転軸2との
間に、順次、前記第1の回転軸1の開放端部側から挿入
される、多板クラッチ群からなるメインクラッチ3、該
メインクラッチ3を軸方向に押圧して接続するためのカ
ム装置8、9、10、該カム装置を作動させるための相
対回転を発生させるパイロットクラッチを構成する電磁
クラッチ5およびロータ4を組み付けるようにして構成
される。メインクラッチ3は好適には多板クラッチ群間
にATF等の潤滑オイルが封入される。
【0009】固定側の支持部材13(磁極を構成する)
に設置された電磁コイル6の励磁により、ロータ4内の
一部に配設された非磁性体22の周囲で、アーマチャ
7、電磁クラッチ5、ロータ4および支持部材13に渡
って形成された磁束によって、吸引されたアーマチャ7
により、第1の回転軸1と回転をともにして軸方向に移
動自在なアウタープレート群とカムリング8と回転をと
もにして軸方向に移動自在なインナープレート群とから
なる電磁クラッチ5が圧接して接続されて、前記第1の
回転軸1の回転がカムリング8に伝達されるように構成
される。そして、カムリング8の回転に伴い、カムプレ
ート9やカムボール10との間に相対回転差を生じ、カ
ムボール10とカムリング8との間のカム作用により、
カムボール10を介してカムプレート9が軸方向に移動
してメインクラッチ3を押圧するように構成される。メ
インクラッチ3は、第1の回転軸1と回転をともにして
軸方向に移動自在なアウタープレート3A群と第2の回
転軸2と回転をともにして軸方向に移動自在なインナー
プレート3B群とからなり、前記カムプレート9により
押圧されて接続されることにより、第1の回転軸1と第
2の回転軸2との間の相対回転が抑制されて差動制限作
用等のトルク伝達がなされるものである。
【0010】本発明は、前記電磁式トルク伝達装置にお
けるカム装置8、9、10とロータ4との間に隙間調整
手段12を配設したことを特徴とするものである。すな
わち、袋状の第1の回転軸1と該回転軸1内に軸支され
た第2の回転軸2との間に配設されるカム装置およびメ
インクラッチにおける、前記第1の回転軸1の袋状の壁
面1Aと、トルク伝達装置の各構成部材を蓋する形態に
て組付けの最後に装着されるロータ4の壁面4Aとの間
の軸方向の隙間間隔を適正にすべく、例えばシム等の隙
間調整手段12が配設される。好適には、隙間調整手段
12は前記カム装置におけるカムリング8とロータ4と
の間でニードルベアリング11とともに配設される。ま
た本発明では、前記ロータ4は第1の回転軸1にスナッ
プリングによって軸方向における抜止め拘束がなされる
ように構成されている。
【0011】図2に要部を拡大して示すように、ニード
ルベアリング11とロータ4の壁面4Aとの間に配設さ
れるシム等の隙間調整手段12は、装置の組付け後に、
組付け誤差あるいは製作誤差等に起因して、メインクラ
ッチや電磁クラッチ内の隙間あるいはカム装置内の諸元
が不適正で、トルク伝達作用時におけるトルク発生の高
いレスポンスが得られない場合には、蓋部材とも言うべ
きロータ4をスナップリング16のワンタッチ離脱によ
って取り外し、適正なより厚い厚さの隙間調整手段1
2”に交換して各部における隙間を最適に調整すること
ができる。また逆に、組付け後に隙間がなさ過ぎて、メ
インクラッチ等に無用なひきずりを生じる場合等には、
より厚さの薄い適正な隙間調整手段12’に交換して各
部における隙間を最適に調整することができる。適正な
厚さの隙間調整手段に交換した後には、ロータ4のみを
スナップリング16の係止により装着するだけで、全て
の組付けが完了する。
【0012】なお、図2の例では、ロータ4自体を僅か
軸方向に移動自在に構成し、その組付け位置を変更可能
にしたもので、ロータ4の外側端面を係止拘束するスナ
ップリング16は比較的軸方向に余裕を持った長さの係
止凹部17内に係止される。スナップリング16として
異なった厚さのもの16’、16”を選択的に用いるこ
とにより、ロータ4の組付け位置が変更されるので、前
記隙間調整手段12による隙間調整機能に、より微妙な
調整を付加することが可能になる。なお、図2におい
て、符号20はオイル溜め、21はOリング等のオイル
シール、22はステンレス等の非磁性体、23はカムリ
ング8の外周切欠部、24はXリング等のオイルシー
ル、25は摺動ブッシュ、26は相対回転部材間最小隙
間部分(エアギャップ)、27はセンタリング面、28
は出力車軸用スプラインをそれぞれ示す。
【0013】図3は本発明の電磁式トルク伝達装置の第
2実施の形態を示すもので、本実施の形態のものは、隙
間調整手段としてのシムを、互いに螺合されて軸方向の
厚みを変更自在に構成したものである。図3(A)は厚
みが小さい場合、図3(B)は厚みが大きい場合、図3
(C)は図3(A)のA矢視図で螺合のロック状態を示
す正面図である。本実施の形態における隙間調整手段と
してのシム12は、皿状の外シム12Aと、これの内周
に螺合する内シム12Bとから構成され、内シム12B
の端面に刻設された工具穴18に適宜の工具を挿入係止
して回転させることにより、外シム12Aに対して進退
させて、軸方向長さすなわち厚みを変更させることがで
きるものである。図3(C)に示すように、内シム12
Bの外周部と外シム12Aの内周部に半円弧状の調整凹
部19Bおよび19Aを刻設し、これら調整凹部19B
および19Aとで形成される円形凹部19に固定ピン2
0を挿入係止して、内シム12Bと外シム12Aとが妄
りに相対回転してその厚みが変更されることがないよう
に構成される。このように構成したので、本実施の形態
では、外シム12Aに対する内シム12Bの螺合進退に
て、シムとしての厚みを無段階に近い形態にて調整する
ことが可能となる。
【0014】以上本発明の実施の形態を述べてきたが、
本発明は前述した実施の形態のもののような一対の回転
軸間のトルク伝達を行う形式のものに採用される他、デ
フケースの回転を一対のサイドギヤ等に差動配分して伝
達する形式の電磁式差動制限装置等にも適用されること
は言うまでもない。また、メインクラッチの形状、電磁
クラッチ等パイロットクラッチの形式、形状、カム装置
の形式、第1の回転軸の形状および第2の回転軸の形状
ならびにそれらの間の関連形状、ロータの形状およびそ
の第1の回転軸への取付け形態、スナップリングの形状
およびその係止形態、ニードルベアリングの形状、形
式、隙間調整手段の形状、形態等については適宜採用で
きる。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
袋状の第1の回転軸と該回転軸内に軸支された第2の回
転軸との間に、順次、前記第1の回転軸の開放端部側か
ら挿入される、多板クラッチ群からなるメインクラッ
チ、該メインクラッチを軸方向に押圧して接続するカム
装置、該カム装置を作動させるための相対回転を発生さ
せる電磁クラッチおよびロータを組み付けるようにして
構成された電磁式トルク伝達装置において、前記カム装
置とロータとの間に隙間調整手段を配設したことによ
り、装置の組付け後に、組付け誤差あるいは製作誤差等
に起因して、メインクラッチや電磁クラッチ内の隙間あ
るいはカム装置内の諸元が不適正で、トルク伝達作用時
におけるトルク発生の高いレスポンスが得られない場合
には、最後に組み付けられて蓋部材とも言うべきロータ
をスナップリング等のワンタッチ離脱によって取り外
し、適正なより厚い厚さの隙間調整手段に交換して各部
における隙間を迅速に最適なものに調整することができ
る。また逆に、組付け後に隙間がなさ過ぎて、メインク
ラッチ等に無用なひきずりを生じる場合等には、より厚
さの薄い適正な隙間調整手段に交換して各部における隙
間を最適に調整することができる。
【0016】また、前記カム装置とロータとの間にニー
ドルベアリングとともに隙間調整手段が配設されたこと
により、カム装置における回転部分とは専らに軸受機能
を有するニードルベアリングが接触することになるの
で、隙間調整手段は相対回転のない部分に配設されて磨
耗することがなく、長寿命となる。さらに、前記ロータ
は第1の回転軸にスナップリングによって拘束されるよ
うに構成されたことにより、隙間調整のために取り外す
べきロータをスナップリングの離脱によりワンタッチに
て迅速におこなうことが可能となる。このように、本発
明によれば、組付け後であっても隙間調整を容易にでき
るようにして、レスポンスの改善が可能で、面倒な隙間
計算を要することなく低コストなトルク伝達装置が提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電磁式トルク伝達装置の第1実施の形
態を示すもので、全体断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】本発明の電磁式トルク伝達装置の第2実施の形
態を示す隙間調整手段の断面図およびそのA矢視図であ
る。
【図4】従来の電磁式トルク伝達装置の全体断面図であ
る。
【符号の説明】
1 第1の回転軸(デフケース) 1A 壁面 2 第2の回転軸(出力軸) 3 メインクラッチ 3A アウタープレート 3B インナープレート 4 ロータ 4A 壁面 5 電磁クラッチ(パイロットクラッチ) 6 電磁コイル 7 アーマチャ 8 カムリング(カム装置) 9 カムプレート(カム装置) 10 カムボール(カム装置) 11 ニードルベアリング 12 隙間調整手段(シム) 13 支持部材 14 ベアリング 15 ベアリング 16 スナップリング 17 係止凹溝 18 工具穴 19 調整凹部 19A 外シム用 19B 内シム用 20 固定ピン
フロントページの続き (72)発明者 中林 義幸 栃木県栃木市大宮町2388番地 栃木富士産 業株式会社内 Fターム(参考) 3D036 GA48 GB20 GC03 GD08 GH05 GH06 3J027 FA01 FA17 FA34 HB20 HC22 HC23 HD05 HF02 HF41 HG03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋状の第1の回転軸と該回転軸内に軸支
    された第2の回転軸との間に、順次、前記第1の回転軸
    の開放端部側から挿入される、多板クラッチ群からなる
    メインクラッチ、該メインクラッチを軸方向に押圧して
    接続するカム装置、該カム装置を作動させるための相対
    回転を発生させる電磁クラッチおよびロータを組み付け
    るようにして構成された電磁式トルク伝達装置におい
    て、前記カム装置とロータとの間に隙間調整手段を配設
    したことを特徴とする電磁式トルク伝達装置。
  2. 【請求項2】 前記カム装置とロータとの間にニードル
    ベアリングとともに隙間調整手段が配設されたことを特
    徴とする請求項1に記載の電磁式トルク伝達装置。
  3. 【請求項3】 前記ロータは第1の回転軸にスナップリ
    ングによって拘束されるように構成されたことを特徴と
    する請求項1または2に記載の電磁式トルク伝達装置。
JP03863099A 1999-02-17 1999-02-17 電磁式トルク伝達装置 Expired - Fee Related JP4070167B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03863099A JP4070167B2 (ja) 1999-02-17 1999-02-17 電磁式トルク伝達装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03863099A JP4070167B2 (ja) 1999-02-17 1999-02-17 電磁式トルク伝達装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007240097A Division JP2007327651A (ja) 2007-09-14 2007-09-14 電磁式トルク伝達装置及びその組み付け方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000234635A true JP2000234635A (ja) 2000-08-29
JP4070167B2 JP4070167B2 (ja) 2008-04-02

Family

ID=12530567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03863099A Expired - Fee Related JP4070167B2 (ja) 1999-02-17 1999-02-17 電磁式トルク伝達装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4070167B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002038976A1 (fr) * 2000-11-08 2002-05-16 Toyoda Koki Kabushiki Kaisha Transmission de puissance motrice
JP2002364677A (ja) * 2001-06-08 2002-12-18 Toyoda Mach Works Ltd 電磁パイロット式クラッチ装置
US6622838B2 (en) 2001-08-31 2003-09-23 Toyoda Koki Kabushiki Kaisha Electromagnetic pilot-type clutch device
US6722482B2 (en) 2000-12-25 2004-04-20 Toyoda Koki Kabushiki Kaisha Power transfer device
JP2008039101A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Toyota Motor Corp 摩擦係合装置の支持構造および自動変速機
JP2009527704A (ja) * 2006-02-22 2009-07-30 ルーク ラメレン ウント クツプルングスバウ ベタイリグングス コマンディートゲゼルシャフト 2つのクラッチセットを備えた二重作用式のクラッチ及び該クラッチの調節のための方法
WO2011001731A1 (ja) * 2009-06-30 2011-01-06 三菱重工業株式会社 トルクリミッタ装置
CN106195054A (zh) * 2015-05-26 2016-12-07 大众汽车有限公司 用于机动车的离合器组件
KR20210145452A (ko) * 2020-05-25 2021-12-02 현대트랜시스 주식회사 엔진 클러치의 엔드플레이 조정 방법

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002038976A1 (fr) * 2000-11-08 2002-05-16 Toyoda Koki Kabushiki Kaisha Transmission de puissance motrice
JP2009109020A (ja) * 2000-11-08 2009-05-21 Jtekt Corp 電磁クラッチを用いた駆動力伝達装置の組立方法
US6905007B2 (en) 2000-11-08 2005-06-14 Toyoda Koki Kabushiki Kaisha Drive power transmission comprising electromagnetic clutch
US6722482B2 (en) 2000-12-25 2004-04-20 Toyoda Koki Kabushiki Kaisha Power transfer device
JP2002364677A (ja) * 2001-06-08 2002-12-18 Toyoda Mach Works Ltd 電磁パイロット式クラッチ装置
US6622838B2 (en) 2001-08-31 2003-09-23 Toyoda Koki Kabushiki Kaisha Electromagnetic pilot-type clutch device
JP2009527704A (ja) * 2006-02-22 2009-07-30 ルーク ラメレン ウント クツプルングスバウ ベタイリグングス コマンディートゲゼルシャフト 2つのクラッチセットを備えた二重作用式のクラッチ及び該クラッチの調節のための方法
JP2008039101A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Toyota Motor Corp 摩擦係合装置の支持構造および自動変速機
WO2011001731A1 (ja) * 2009-06-30 2011-01-06 三菱重工業株式会社 トルクリミッタ装置
US8517843B2 (en) 2009-06-30 2013-08-27 Mitsubishi Nichiyu Forklift Co., Ltd. Torque limiting device
CN106195054A (zh) * 2015-05-26 2016-12-07 大众汽车有限公司 用于机动车的离合器组件
CN106195054B (zh) * 2015-05-26 2019-06-04 大众汽车有限公司 用于机动车的离合器组件
KR20210145452A (ko) * 2020-05-25 2021-12-02 현대트랜시스 주식회사 엔진 클러치의 엔드플레이 조정 방법
KR102361525B1 (ko) 2020-05-25 2022-02-09 현대트랜시스 주식회사 엔진 클러치의 엔드플레이 조정 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4070167B2 (ja) 2008-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6776586B2 (ja) 差動装置
JP6863115B2 (ja) 差動装置
JP2000234635A (ja) 電磁式トルク伝達装置
JP6711093B2 (ja) 差動装置
JP2002048157A (ja) 駆動力伝達装置
JP6753260B2 (ja) 差動装置
KR101922557B1 (ko) 통합구동장치
JP2004092741A (ja) 電磁ブレーキ
JP6798234B2 (ja) 差動装置
JP2007327651A (ja) 電磁式トルク伝達装置及びその組み付け方法
JP2007127257A (ja) 電磁駆動装置及びこれを用いたトルク伝達装置
JP4096679B2 (ja) 磁路形成部材の製造方法
JP3847359B2 (ja) 差動制限装置
JP6825370B2 (ja) 断続装置及び差動装置
JP2006342941A (ja) 駆動力伝達装置の取付構造
JP2019168011A (ja) 磁気歯車
JPH0266324A (ja) 電磁クラッチ
JP6926411B2 (ja) 断続装置及び差動装置
JP2700620B2 (ja) 電磁連結装置
JP2000257652A (ja) 電磁クラッチ
JP2001003959A (ja) 電磁クラッチ
JP2019163839A (ja) 差動装置
JP3073202B1 (ja) 電磁クラッチ
JP2011117514A (ja) 駆動力伝達装置
JPH0125791Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070313

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070717

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070906

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080111

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees