JP2000234232A - ポリエステルシックアンドシンヤーンおよびその製造方法並びに該ヤーンからなる織編物 - Google Patents
ポリエステルシックアンドシンヤーンおよびその製造方法並びに該ヤーンからなる織編物Info
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Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 染色により糸の長さ方向に濃染部分と淡染部
分とが発現するだけでなく、布帛中においても、その十
分な太さ斑により無染色の状態でも視覚的特徴を有する
シックアンドシンヤーンを提供すること。 【解決手段】 糸長方向に、ヤーンとして繊度の太細を
有するポリエステルシックアンドシンヤーンであって、
該糸長方向の質量分布ヒストグラムにおいて、平均質量
(X)に対する百分率で表した最大質量と最小質量の差
(L1)が50%以上、最大ピーク頻度の1/2の頻度
における最大質量と最小質量の差(L2)が30%以上
であり、且つ該糸長方向の糸長周期分布のヒストグラム
において、複数のピーク頻度が存在することを特徴とす
るポリエステルシックアンドシンヤーン。
分とが発現するだけでなく、布帛中においても、その十
分な太さ斑により無染色の状態でも視覚的特徴を有する
シックアンドシンヤーンを提供すること。 【解決手段】 糸長方向に、ヤーンとして繊度の太細を
有するポリエステルシックアンドシンヤーンであって、
該糸長方向の質量分布ヒストグラムにおいて、平均質量
(X)に対する百分率で表した最大質量と最小質量の差
(L1)が50%以上、最大ピーク頻度の1/2の頻度
における最大質量と最小質量の差(L2)が30%以上
であり、且つ該糸長方向の糸長周期分布のヒストグラム
において、複数のピーク頻度が存在することを特徴とす
るポリエステルシックアンドシンヤーン。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、染色により糸の長
さ方向に濃染部分と淡染部分とが発現するだけでなく、
布帛上においても、その十分な太さ斑により無染色の状
態でも視覚的特徴を有する布帛をつくるのに好適な、シ
ックアンドシンヤーンとその製造方法に関するものであ
る。
さ方向に濃染部分と淡染部分とが発現するだけでなく、
布帛上においても、その十分な太さ斑により無染色の状
態でも視覚的特徴を有する布帛をつくるのに好適な、シ
ックアンドシンヤーンとその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレート(PET)
に代表されるポリエステル長繊維は、衣料用、産業資材
用等に幅広く用いられている。しかし、その製造方法の
特性により、天然繊維や紡績糸に見られるような自然で
大きな太さ斑が小さく、したがって風合いや外観変化に
乏しいという欠点を有している。
に代表されるポリエステル長繊維は、衣料用、産業資材
用等に幅広く用いられている。しかし、その製造方法の
特性により、天然繊維や紡績糸に見られるような自然で
大きな太さ斑が小さく、したがって風合いや外観変化に
乏しいという欠点を有している。
【0003】そのような特性を解消するために、ポリエ
ステル繊維に太さ斑を付与する加工方法として、特開昭
60−199941号公報、特開平7−229030号
公報には、ポリエステル高配向未延伸糸の未延伸部分の
長さをコントロールして織編物に任意のかすり状外観を
付与する方法が開示されている。
ステル繊維に太さ斑を付与する加工方法として、特開昭
60−199941号公報、特開平7−229030号
公報には、ポリエステル高配向未延伸糸の未延伸部分の
長さをコントロールして織編物に任意のかすり状外観を
付与する方法が開示されている。
【0004】しかしながら、これらの方法によって得ら
れるシックアンドシンヤーンの太い部分の太さは、加工
に供されたポリエステル高配向未延伸糸の太さと同じか
それ以下であり、細い部分の太さはその高配向未延伸糸
の自然延伸倍率で延伸した場合の太さと同じかそれ以上
であった。したがって、この加工によって付与される加
工糸の太さ斑は決して大きな物でなく、染色によって初
めてその存在が分かるほどであった。
れるシックアンドシンヤーンの太い部分の太さは、加工
に供されたポリエステル高配向未延伸糸の太さと同じか
それ以下であり、細い部分の太さはその高配向未延伸糸
の自然延伸倍率で延伸した場合の太さと同じかそれ以上
であった。したがって、この加工によって付与される加
工糸の太さ斑は決して大きな物でなく、染色によって初
めてその存在が分かるほどであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、染色
により長さ方向に濃染部分と淡染部分とが発現するだけ
でなく、その十分な太さ斑により、無染色の状態でもそ
の太さ斑による視覚的特徴を有するポリエステル長繊維
織編物を提供することにある。
により長さ方向に濃染部分と淡染部分とが発現するだけ
でなく、その十分な太さ斑により、無染色の状態でもそ
の太さ斑による視覚的特徴を有するポリエステル長繊維
織編物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目標を
達成するために鋭意研究した結果、ポリエステル高配向
未延伸糸を斑延伸するに際し、この低倍率未延伸糸に部
分的に過剰供給熱処理部分を混在させるとき、従来とは
まったく異なった繊度分布と紡績糸並みの太さ斑を有す
るシックアンドシンヤーンが得られること、および該シ
ックアンドシンヤーンからなる織編物が無染色状態にお
いても紡績糸状の外観が発現することを究明し本発明に
達した。
達成するために鋭意研究した結果、ポリエステル高配向
未延伸糸を斑延伸するに際し、この低倍率未延伸糸に部
分的に過剰供給熱処理部分を混在させるとき、従来とは
まったく異なった繊度分布と紡績糸並みの太さ斑を有す
るシックアンドシンヤーンが得られること、および該シ
ックアンドシンヤーンからなる織編物が無染色状態にお
いても紡績糸状の外観が発現することを究明し本発明に
達した。
【0007】即ち、本発明によれば、糸長方向に、ヤー
ンとして繊度の太細を有するポリエステルシックアンド
シンヤーンであって、該糸長方向の質量分布ヒストグラ
ムにおいて、平均質量(X)に対する百分率で表した最
大質量と最小質量の差(L1)が50%以上、最大ピー
ク頻度の1/2の頻度における最大質量と最小質量の差
(L2)が30%以上であり、且つ該糸長方向の糸長周
期分布のヒストグラムにおいて、複数のピーク頻度が存
在することを特徴とするポリエステルシックアンドシン
ヤーンが提供される。
ンとして繊度の太細を有するポリエステルシックアンド
シンヤーンであって、該糸長方向の質量分布ヒストグラ
ムにおいて、平均質量(X)に対する百分率で表した最
大質量と最小質量の差(L1)が50%以上、最大ピー
ク頻度の1/2の頻度における最大質量と最小質量の差
(L2)が30%以上であり、且つ該糸長方向の糸長周
期分布のヒストグラムにおいて、複数のピーク頻度が存
在することを特徴とするポリエステルシックアンドシン
ヤーンが提供される。
【0008】また、本発明によれば、完全ニップタイプ
の供給ローラー(R1)と、完全ニップタイプの延伸ロ
ーラー(R3)との間で、高配向未延伸糸を延伸してシ
ックアンドシンヤーンを製造するにあたり、(a)R1
の表面速度(V1)に対してそれ以下の表面速度(V
2)で回転する、少なくとも一方に切欠きを有する一対
の中間ローラー(R2)を、R1とR3の間に配し、更
にこのR1とR2の間において高配向未延伸糸を加熱す
る熱処理装置(以下ヒーター)を設けて、かつ、該ヒー
ターと該R2の間において該糸を任意にトラバースさせ
ることにより、(b)高配向未延伸糸がR2の切欠き部
を通過するときは、R1とR3の間で該糸を延伸して、
シック部を形成し、他方(c)高配向未延伸糸がR2部
で把持されるときは、R1とR2間において該糸をヒー
ターにて収縮せしめてシック部を形成すると同時に、該
R2とR3区間において該糸を高倍率延伸してシン部を
形成する事を特徴とするシックアンドシンヤーンの製造
方法が提供される。
の供給ローラー(R1)と、完全ニップタイプの延伸ロ
ーラー(R3)との間で、高配向未延伸糸を延伸してシ
ックアンドシンヤーンを製造するにあたり、(a)R1
の表面速度(V1)に対してそれ以下の表面速度(V
2)で回転する、少なくとも一方に切欠きを有する一対
の中間ローラー(R2)を、R1とR3の間に配し、更
にこのR1とR2の間において高配向未延伸糸を加熱す
る熱処理装置(以下ヒーター)を設けて、かつ、該ヒー
ターと該R2の間において該糸を任意にトラバースさせ
ることにより、(b)高配向未延伸糸がR2の切欠き部
を通過するときは、R1とR3の間で該糸を延伸して、
シック部を形成し、他方(c)高配向未延伸糸がR2部
で把持されるときは、R1とR2間において該糸をヒー
ターにて収縮せしめてシック部を形成すると同時に、該
R2とR3区間において該糸を高倍率延伸してシン部を
形成する事を特徴とするシックアンドシンヤーンの製造
方法が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明によるシックアンドシンヤ
ーンを更に詳しく説明する。図1は本発明のシックアン
ドシンヤーンの糸長方向の質量分布を示すヒストグラム
の一例である。質量分布のヒストグラムは、ツェルベガ
ーウースター(株)製のイーブネステスター「USTE
R TESTER 3」で糸長方向の糸の質量変動を測定
し、データ処理してグラフに表示される。
ーンを更に詳しく説明する。図1は本発明のシックアン
ドシンヤーンの糸長方向の質量分布を示すヒストグラム
の一例である。質量分布のヒストグラムは、ツェルベガ
ーウースター(株)製のイーブネステスター「USTE
R TESTER 3」で糸長方向の糸の質量変動を測定
し、データ処理してグラフに表示される。
【0010】図1および図2は、本発明のシックアンド
シンヤーンを横軸に質量を、縦軸にその頻度をとって表
わしている。横軸の尺度は質量平均値(X)を基準(0
%とする)として、該平均値からの質量の隔たりを±%
で表示しており、(P1)は(X)以上の質量でのピー
クをとる質量、(P2)は(X)以下でのピークをとる
質量をあらわす。
シンヤーンを横軸に質量を、縦軸にその頻度をとって表
わしている。横軸の尺度は質量平均値(X)を基準(0
%とする)として、該平均値からの質量の隔たりを±%
で表示しており、(P1)は(X)以上の質量でのピー
クをとる質量、(P2)は(X)以下でのピークをとる
質量をあらわす。
【0011】図3は本発明のシックアンドシンヤーンの
太細の糸長周期を表しており、「USTER TEST
ER 3」で測定し表示され、横軸に斑の長さを、縦軸
にその頻度を表している。
太細の糸長周期を表しており、「USTER TEST
ER 3」で測定し表示され、横軸に斑の長さを、縦軸
にその頻度を表している。
【0012】図1、2によりシックアンドシンの形態と
太さ斑の関係を説明すると、質量平均値(X)より重い
側(+)のシック部と、軽い側(−)のシン部に大別さ
れる。このシック部はポリエステル未延伸糸が加熱収縮
しているか、または延伸が少ないために太くなってお
り、他方シン部は、より大きく延伸されているために細
くなっている。
太さ斑の関係を説明すると、質量平均値(X)より重い
側(+)のシック部と、軽い側(−)のシン部に大別さ
れる。このシック部はポリエステル未延伸糸が加熱収縮
しているか、または延伸が少ないために太くなってお
り、他方シン部は、より大きく延伸されているために細
くなっている。
【0013】図3によりこのシックアンドシンは、30
cm、70cm,4m長に大きな分布を持っていること
を表している。
cm、70cm,4m長に大きな分布を持っていること
を表している。
【0014】これに対して、図4に示した従来のシック
アンドシンヤーンの場合、質量分布形態は質量分布幅の
狭い形態(裾野の狭い山型)や、質量分布幅は広くて
も、ある1点に集中した形態(1点の鋭角なピーク型)
であり、これらのような糸の外観的形態は、シックアン
ドシン効果の少ない不満足な物しか得られない。
アンドシンヤーンの場合、質量分布形態は質量分布幅の
狭い形態(裾野の狭い山型)や、質量分布幅は広くて
も、ある1点に集中した形態(1点の鋭角なピーク型)
であり、これらのような糸の外観的形態は、シックアン
ドシン効果の少ない不満足な物しか得られない。
【0015】無染色の状態でもその太さ斑による視覚的
特徴を有するポリエステル長繊維織編物を得るには、質
量分布が平均質量に対し少なくとも50%以上必要で、
50%未満ではシックアンドシン効果は少ない。
特徴を有するポリエステル長繊維織編物を得るには、質
量分布が平均質量に対し少なくとも50%以上必要で、
50%未満ではシックアンドシン効果は少ない。
【0016】又、質量分布が50%以上でも、ある特定
質量に集中した分布(ピーク型)では、その質量状態の
み強調され、紡績糸に見られるような自然な斑感にはな
りにくく、少なくともピーク頻度1/2における質量分
布が30%以上であることが重要である。
質量に集中した分布(ピーク型)では、その質量状態の
み強調され、紡績糸に見られるような自然な斑感にはな
りにくく、少なくともピーク頻度1/2における質量分
布が30%以上であることが重要である。
【0017】又、このような強調されたシックアンドシ
ン糸は織編物上でモアレ現象をおこしやすく、これを防
止するのに長さ方向に2つ以上の大きなピーク点を有す
ることも必要となる。
ン糸は織編物上でモアレ現象をおこしやすく、これを防
止するのに長さ方向に2つ以上の大きなピーク点を有す
ることも必要となる。
【0018】又、無染色の状態でもその太さ斑による視
覚的特徴を有するポリエステル長繊維織編物を得るもう
一つの方法としては、平均質量を挟んだ質量ピーク点を
2つ以上有することによっても、各々の質量状態が強調
され、大きな斑を有しかつモアレ現象の無い織編物が得
られる。
覚的特徴を有するポリエステル長繊維織編物を得るもう
一つの方法としては、平均質量を挟んだ質量ピーク点を
2つ以上有することによっても、各々の質量状態が強調
され、大きな斑を有しかつモアレ現象の無い織編物が得
られる。
【0019】次に本発明のポリエステルシックアンドシ
ンヤーンを製造する方法を紹介する。ポリエステルシッ
クアンドシンヤーンを製造する方法として特開昭60-
199941号公報に記載された方法がある。これは図
5に示されるような、中間ローラーを有する延伸装置を
用い、供給ローラーR1と引き取りローラーR3間の平
均延伸倍率を、自然延伸倍率より低く設定すると共に、
中間ローラーR2と引き取りローラーR3との間にヤー
ンガイドなどの抵抗体を設け、延伸点を(ネッキング
点)を固定させることによって製造する方法である。
ンヤーンを製造する方法を紹介する。ポリエステルシッ
クアンドシンヤーンを製造する方法として特開昭60-
199941号公報に記載された方法がある。これは図
5に示されるような、中間ローラーを有する延伸装置を
用い、供給ローラーR1と引き取りローラーR3間の平
均延伸倍率を、自然延伸倍率より低く設定すると共に、
中間ローラーR2と引き取りローラーR3との間にヤー
ンガイドなどの抵抗体を設け、延伸点を(ネッキング
点)を固定させることによって製造する方法である。
【0020】ここで使用している中間ローラーR2は、
機能としては供給ローラーR1および引き取りローラー
R3各々との延伸倍率をランダムに変動できることであ
り、特開昭60-199941号公報に記載された方法
では、中間ローラーR2は、一方のローラーに位置と大
きさがランダムに異なる穴が空けられており、糸をラン
ダムに把持したりしなかったりすることができ、供給ロ
ーラーR1および引き取りローラーR3各々との延伸倍
率をランダムに変動できるものである。
機能としては供給ローラーR1および引き取りローラー
R3各々との延伸倍率をランダムに変動できることであ
り、特開昭60-199941号公報に記載された方法
では、中間ローラーR2は、一方のローラーに位置と大
きさがランダムに異なる穴が空けられており、糸をラン
ダムに把持したりしなかったりすることができ、供給ロ
ーラーR1および引き取りローラーR3各々との延伸倍
率をランダムに変動できるものである。
【0021】図5の例では供給ローラーR1と引き取り
ローラーR3との間をA倍延伸、中間ローラーR2と引
き取りローラーR3との間をB倍延伸と設定し、かつB
>A>1.0倍の関係が成り立つように各ローラー回転
数を設定する。
ローラーR3との間をA倍延伸、中間ローラーR2と引
き取りローラーR3との間をB倍延伸と設定し、かつB
>A>1.0倍の関係が成り立つように各ローラー回転
数を設定する。
【0022】この場合中間ローラーR2がニップしてい
る場合には、R1とR2の間で糸はたるませられ、次に
R2のニップが弛んだ瞬間に、その弛んだ糸はR3によ
って引っ張り出されるようにしてR2〜R3間を未延伸
のままあるいは低延伸倍率の状態で通過し、シック部を
形成させる。
る場合には、R1とR2の間で糸はたるませられ、次に
R2のニップが弛んだ瞬間に、その弛んだ糸はR3によ
って引っ張り出されるようにしてR2〜R3間を未延伸
のままあるいは低延伸倍率の状態で通過し、シック部を
形成させる。
【0023】そして次の瞬間、ローラーR2がニップ状
態になったとき、糸はローラーR2とR3間で延伸され
シン部が形成される。
態になったとき、糸はローラーR2とR3間で延伸され
シン部が形成される。
【0024】以上の動作が連続かつランダムに発生する
ことで、シックアンドシンが形成されるわけであるが、
本方式ではR1とR2との間において、瞬間的に糸が極
度に弛んでしまい、ローラーに巻付いて断糸してしまう
ため、この弛みがあまりに大きくならないように、Aに
対してBを極度に大きくすることはできなかった。
ことで、シックアンドシンが形成されるわけであるが、
本方式ではR1とR2との間において、瞬間的に糸が極
度に弛んでしまい、ローラーに巻付いて断糸してしまう
ため、この弛みがあまりに大きくならないように、Aに
対してBを極度に大きくすることはできなかった。
【0025】従って、本方式で得られるシックアンドシ
ンヤーンの太さについて、シック部は原料となるポリエ
ステル高配向未延伸糸(いわゆるPOY)の太さと同じ
かそれ以下の太さしか得られず、天然繊維や紡績糸に見
られるような自然で大きな太さ斑が得られなかった。
ンヤーンの太さについて、シック部は原料となるポリエ
ステル高配向未延伸糸(いわゆるPOY)の太さと同じ
かそれ以下の太さしか得られず、天然繊維や紡績糸に見
られるような自然で大きな太さ斑が得られなかった。
【0026】本発明者達は、紡績糸並みの自然で大きな
太さ斑を有するシックアンドシンヤーンを得る方法につ
いて鋭意研究した結果、図6に示すごとく、この加工に
おいてR1とR2の間に熱処理装置を配置することで解
決した。
太さ斑を有するシックアンドシンヤーンを得る方法につ
いて鋭意研究した結果、図6に示すごとく、この加工に
おいてR1とR2の間に熱処理装置を配置することで解
決した。
【0027】即ち、R2がニップした場合、R1〜R2
において糸は過剰供給のまま加熱収縮させられて供給原
糸より太いシック部を形成すると同時に、R2〜R3間
においては延伸されとりわけ延伸ガイド部においてシン
部を形成する。つづいてR2が非ニップの状態の場合、
R1〜R3間においては低倍率の延伸が行われ、やはり
延伸ガイド点において軽度のシン部を形成する。これら
の現象がランダムに発生することで糸条中に様々な太細
さを散在させることができる。
において糸は過剰供給のまま加熱収縮させられて供給原
糸より太いシック部を形成すると同時に、R2〜R3間
においては延伸されとりわけ延伸ガイド部においてシン
部を形成する。つづいてR2が非ニップの状態の場合、
R1〜R3間においては低倍率の延伸が行われ、やはり
延伸ガイド点において軽度のシン部を形成する。これら
の現象がランダムに発生することで糸条中に様々な太細
さを散在させることができる。
【0028】本発明における熱処理装置は、R1〜R2
間において過剰供給された糸条を収縮せしめるだけの熱
量が与えられるものであれば、その種類や形式を問わな
いが、本工程における糸条の張力変動と加工速度から、
非接触形式の高温型ヒーター(600℃以下)であること
が望ましい。
間において過剰供給された糸条を収縮せしめるだけの熱
量が与えられるものであれば、その種類や形式を問わな
いが、本工程における糸条の張力変動と加工速度から、
非接触形式の高温型ヒーター(600℃以下)であること
が望ましい。
【0029】このようにして得られたシックアンドシン
ヤーンはそのまま巻き取っても良いし、引き続きさらに
仮撚加工や熱処理、他の糸との混繊加工等を行うことに
よっても、風合いが優れ外観効果の良いものが得られ
る。
ヤーンはそのまま巻き取っても良いし、引き続きさらに
仮撚加工や熱処理、他の糸との混繊加工等を行うことに
よっても、風合いが優れ外観効果の良いものが得られ
る。
【0030】
【実施例】以下実施例により本発明を更に具体的に説明
する。
する。
【0031】[実施例1]紡糸速度3300m/min
で紡糸した自然延伸倍率(NDR)1.37倍、伸度1
35%のセミダル115デニール36フィラメント未延
伸糸1を用い図5の工程で斑収縮延伸してシックアンド
シンヤーンを得た。
で紡糸した自然延伸倍率(NDR)1.37倍、伸度1
35%のセミダル115デニール36フィラメント未延
伸糸1を用い図5の工程で斑収縮延伸してシックアンド
シンヤーンを得た。
【0032】ここで用いたヒーターには、糸条を加熱す
る部分が内径9mm長さ350mmのパイプであり、こ
れを高温に加熱することのできるパイプ型ヒーターを用
いた。
る部分が内径9mm長さ350mmのパイプであり、こ
れを高温に加熱することのできるパイプ型ヒーターを用
いた。
【0033】また、ローラーR2にはローラー表面に直
径10mmの穴を10個ランダムに配置したものと、穴
を有しないローラーとからなる一対のニップローラーを
用い、ローラーR2とR3との間にはセラミック製ヤー
ンガイドの抵抗体を設けた。
径10mmの穴を10個ランダムに配置したものと、穴
を有しないローラーとからなる一対のニップローラーを
用い、ローラーR2とR3との間にはセラミック製ヤー
ンガイドの抵抗体を設けた。
【0034】R3の速度は350m/minにし、ま
た、R1〜R3間の延伸倍率は1.1倍、またR2〜R
3間の延伸倍率を2.5倍とした。このときパイプ型ヒ
ーターの温度は420℃とした。
た、R1〜R3間の延伸倍率は1.1倍、またR2〜R
3間の延伸倍率を2.5倍とした。このときパイプ型ヒ
ーターの温度は420℃とした。
【0035】以上の条件によってシックアンドシン加工
された糸を、続く工程において接触式ヒーターを用い
て、本区間での供給率0%,ヒーター温度200℃とし
てシックアンドシン形態を固定し、インターレース加工
を行なって巻き取った。得られた糸の質量分布は図7の
如く、質量分布幅(L1)が平均質量に対し66.3
%、ピーク頻度1/2における質量分布幅(L2)が3
4.4%、、質量分布ピーク数1ケ、また糸長周期ピー
ク数は図8の如く3ケとなった。この糸を用い天竺組織
で丸編地を作成したところ、表1の如く太さ斑の効果が
大きく、外観効果の大きい優れた物であった。
された糸を、続く工程において接触式ヒーターを用い
て、本区間での供給率0%,ヒーター温度200℃とし
てシックアンドシン形態を固定し、インターレース加工
を行なって巻き取った。得られた糸の質量分布は図7の
如く、質量分布幅(L1)が平均質量に対し66.3
%、ピーク頻度1/2における質量分布幅(L2)が3
4.4%、、質量分布ピーク数1ケ、また糸長周期ピー
ク数は図8の如く3ケとなった。この糸を用い天竺組織
で丸編地を作成したところ、表1の如く太さ斑の効果が
大きく、外観効果の大きい優れた物であった。
【0036】[実施例2]上述の実施例1の過程および
条件で、ローラーR2とR3との間のセラミック製ヤー
ンガイド抵抗体による糸への抵抗度をきつくした所、得
られた糸の質量分布は図9の如く、質量分布幅(L1)
が平均質量に対し59.1%、ピーク頻度1/2におけ
る質量分布幅(L2)が38.2%、、質量分布ピーク
数2ケ、また糸長周期ピーク数は図10の如く2ケとな
った。この糸を用い天竺組織で丸編地を作成したとこ
ろ、表1に示す如く太さ斑の効果が大きく、外観効果の
大きい優れた物であった。
条件で、ローラーR2とR3との間のセラミック製ヤー
ンガイド抵抗体による糸への抵抗度をきつくした所、得
られた糸の質量分布は図9の如く、質量分布幅(L1)
が平均質量に対し59.1%、ピーク頻度1/2におけ
る質量分布幅(L2)が38.2%、、質量分布ピーク
数2ケ、また糸長周期ピーク数は図10の如く2ケとな
った。この糸を用い天竺組織で丸編地を作成したとこ
ろ、表1に示す如く太さ斑の効果が大きく、外観効果の
大きい優れた物であった。
【0037】[比較例1]実施例2において、R2〜R
3間の延伸倍率を1.5倍とした以外は実施例2と同様
に実施した。
3間の延伸倍率を1.5倍とした以外は実施例2と同様
に実施した。
【0038】得られた糸の質量分布は図11の如く、質
量分布幅(L1)が平均質量に対し32.7%、ピーク
頻度1/2における質量分布幅(L2)が11.1
%、、質量分布ピーク数1ケ、また糸長周期ピーク数は
図12の如く4ケとなった。この糸を用い天竺組織で丸
編地を作成したところ、表1の如く太さ斑の効果が少な
く、外観効果も乏しい物であった。
量分布幅(L1)が平均質量に対し32.7%、ピーク
頻度1/2における質量分布幅(L2)が11.1
%、、質量分布ピーク数1ケ、また糸長周期ピーク数は
図12の如く4ケとなった。この糸を用い天竺組織で丸
編地を作成したところ、表1の如く太さ斑の効果が少な
く、外観効果も乏しい物であった。
【0039】[比較例2]上述の実施例1および2にお
いて、パイプ型ヒーターを取り外し、熱処理を行わずに
加工したが、直ちに断糸が起こり、糸加工が出来なかっ
た。
いて、パイプ型ヒーターを取り外し、熱処理を行わずに
加工したが、直ちに断糸が起こり、糸加工が出来なかっ
た。
【0040】
【表1】
【図1】本発明のシックアンドシンヤーンの質量分布ヒ
ストグラム。
ストグラム。
【図2】本発明のシックアンドシンヤーンの質量分布ヒ
ストグラム。
ストグラム。
【図3】本発明のシックアンドシンヤーンの糸長周期分
布のヒストグラム。
布のヒストグラム。
【図4】従来のシックアンドシンヤーンの質量分布ヒス
トグラム。
トグラム。
【図5】従来のシックアンドシンヤーンの製造装置の1
例を示す側面図。
例を示す側面図。
【図6】本発明のシックアンドシンヤーンの製造装置の
1例を示す側面図。
1例を示す側面図。
【図7】本発明のシックアンドシンヤーンの質量分布ヒ
ストグラム。
ストグラム。
【図8】本発明のシックアンドシンヤーンの糸長周期分
布のヒストグラム。
布のヒストグラム。
【図9】本発明のシックアンドシンヤーンの質量分布ヒ
ストグラム。
ストグラム。
【図10】本発明のシックアンドシンヤーンの糸長周期
分布のヒストグラム。
分布のヒストグラム。
【図11】シン部形成に際し、高倍率延伸しなかったシ
ックアンドシンヤーンの質量分布ヒストグラム。
ックアンドシンヤーンの質量分布ヒストグラム。
【図12】シン部形成に際し、高倍率延伸しなかったシ
ックアンドシンヤーンの糸長周期分布のヒストグラム。
ックアンドシンヤーンの糸長周期分布のヒストグラム。
X 平均質量 P1、P2 質量分布ヒストグラムにおけるピーク頻度 H 質量分布ヒストグラムにおける最大ピーク頻度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 豊 石川県小松市今江町6丁目349番地 帝人 加工糸株式会社内 Fターム(参考) 4L035 BB33 BB78 BB79 BB88 BB92 CC03 CC11 DD12 EE20 FF10 4L036 MA05 MA26 MA33 PA03 PA17 RA13 UA30 4L048 AA20 AA36
Claims (4)
- 【請求項1】 糸長方向に、ヤーンとして繊度の太細を
有するポリエステルシックアンドシンヤーンであって、
該糸長方向の質量分布ヒストグラムにおいて、平均質量
(X)に対する百分率で表した最大質量と最小質量の差
(L1)が50%以上、最大ピーク頻度の1/2の頻度
における最大質量と最小質量の差(L2)が30%以上
であり、且つ該糸長方向の糸長周期分布のヒストグラム
において、複数のピーク頻度が存在することを特徴とす
るポリエステルシックアンドシンヤーン。 - 【請求項2】 糸長方向の質量分布ヒストグラムにおい
て、平均質量(X)を挟む複数のピーク頻度が存在する
請求項1記載のポリエステルシックアンドシンヤーン。 - 【請求項3】 ポリエステルシックアンドシンヤーンを
含む織編物であって、該ポリエステルシックアンドシン
ヤーンが請求項1または2記載のポリエステルシックア
ンドシンヤーンであることを特徴とするポリエステルシ
ックアンドシンヤーンを含む織編物。 - 【請求項4】 完全ニップタイプの供給ローラー(R
1)と、完全ニップタイプの延伸ローラー(R3)との
間で、高配向未延伸糸を延伸してシックアンドシンヤー
ンを製造するにあたり、(a)R1の表面速度(V1)
に対してそれ以下の表面速度(V2)で回転する、少な
くとも一方に切欠きを有する一対の中間ローラー(R
2)を、R1とR3の間に配し、更にこのR1とR2の
間において高配向未延伸糸を加熱する熱処理装置(以下
ヒーター)を設けて、かつ、該ヒーターと該R2の間に
おいて該糸を任意にトラバースさせることにより、
(b)高配向未延伸糸がR2の切欠き部を通過するとき
は、R1とR3の間で該糸を延伸して、シック部を形成
し、他方 (c)高配向未延伸糸がR2部で把持されるときは、R
1とR2間において該糸をヒーターにて収縮せしめてシ
ック部を形成すると同時に、該R2とR3区間において
該糸を高倍率延伸してシン部を形成する事を特徴とする
シックアンドシンヤーンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11031607A JP2000234232A (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | ポリエステルシックアンドシンヤーンおよびその製造方法並びに該ヤーンからなる織編物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11031607A JP2000234232A (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | ポリエステルシックアンドシンヤーンおよびその製造方法並びに該ヤーンからなる織編物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000234232A true JP2000234232A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12335899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11031607A Pending JP2000234232A (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | ポリエステルシックアンドシンヤーンおよびその製造方法並びに該ヤーンからなる織編物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000234232A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010070878A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Teijin Modern Yarn Co Ltd | 太さ斑を有するポリエステルモノフィラメントおよびその製造方法および布帛および繊維製品 |
WO2020241353A1 (ja) | 2019-05-31 | 2020-12-03 | 帝人フロンティア株式会社 | 複合糸および布帛および繊維製品 |
-
1999
- 1999-02-09 JP JP11031607A patent/JP2000234232A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010070878A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Teijin Modern Yarn Co Ltd | 太さ斑を有するポリエステルモノフィラメントおよびその製造方法および布帛および繊維製品 |
WO2020241353A1 (ja) | 2019-05-31 | 2020-12-03 | 帝人フロンティア株式会社 | 複合糸および布帛および繊維製品 |
US20220316102A1 (en) * | 2019-05-31 | 2022-10-06 | Teijin Frontier Co., Ltd. | Composite yarn, fabric, and fiber product |
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