JP2000230324A - 住宅建物 - Google Patents

住宅建物

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JP2000230324A
JP2000230324A JP11031449A JP3144999A JP2000230324A JP 2000230324 A JP2000230324 A JP 2000230324A JP 11031449 A JP11031449 A JP 11031449A JP 3144999 A JP3144999 A JP 3144999A JP 2000230324 A JP2000230324 A JP 2000230324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
residential building
entrance
approach
frontage
side wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP11031449A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahide Ono
貴英 小野
Kohei Ueki
宏平 上木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】充分な居住空間を確保できるとともに、安価に
仕上げることができる狭小間口の敷地に好適な住宅建物
を提供する。 【解決手段】狭小間口21の敷地2に立設するように間
口が狭く奥行きが長く形成されてなる住宅建物1であっ
て、奥行き方向に沿った何れか一方の側壁面12の略中
央部に玄関口13が設けられてなり、敷地2の間口21
の一側部から奥行き方向に沿って細長く形成された露地
庭アプローチ22を介して玄関口13に到るようになさ
れたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、狭小間口の敷地に
立設するのに好適な住宅建物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、狭小間口の敷地に立設される住
宅建物は、敷地形状に合わせて間口が狭く奥行きが長く
形成されている。
【0003】従来より、この種の住宅建物は、前面道路
に面する間口の正面に玄関口が設けられ、この玄関口か
ら住宅建物の内部に入るように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のよ
うに正面に玄関口が設けられている住宅建物の場合、奥
行きが長く形成されているので、各部屋間を移動するた
めの廊下を、住宅建物内に長くとらなければならず、部
屋空間を充分に確保することができなくなってしまう。
【0005】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、充分な居住空間を確保できるとともに、安価
に仕上げることができる狭小間口の敷地に好適な住宅建
物を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の住宅建物は、狭小間口の敷地に立設するよう
に間口が狭く奥行きが長く形成されてなる住宅建物であ
って、奥行き方向に沿った何れか一方の側壁面の略中央
部に玄関口が設けられてなり、敷地の間口の一側部から
奥行き方向に沿って細長く形成されたアプローチを介し
て玄関口に到るようになされたものである。
【0007】また、上記住宅建物において、玄関口が設
けられた側の側壁面のうちの一階部分に凹設部が形成さ
れて、アプローチの通路幅が確保できるようになされた
ものである。
【0008】さらに、上記住宅建物において、玄関口が
設けられた側の側壁面のうちの二階部分が突設されて、
アプローチ上の空間が有効利用できるようになされたも
のである。
【0009】さらに、上記住宅建物において、玄関口が
設けられた側の側壁面に庇が設けられて、アプローチの
雨避けができるようになされたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】図1は住宅建物1の全体構成を示し、図2
は同住宅建物1のプランを示している。
【0012】すなわち、この住宅建物1は、狭小間口2
1の敷地2に立設するように正面11の間口が狭く、奥
行き方向に沿った側壁面12が長く形成されてなり、一
方の側壁面12の略中央部に玄関口13が設けられてな
り、敷地2の間口21の一側部から奥行き方向に沿って
細長く形成された露地庭アプローチ22を介して玄関口
13に到るようになされたものである。
【0013】住宅建物1は、二階建てに構成されてお
り、一方の側壁面12の一階中央部に玄関口13が形成
されている。
【0014】一階は、玄関口13を入った玄関ホール1
aから、間口面11側へ向かって、厨房1b、食堂1
c、リビング1dが設けられている。また、玄関ホール
1aから住宅建物1の裏面14へ向かって、廊下1e、
階段1fが設けられ、廊下1eに沿って、トイレ1g、
洗面所1h、浴室1i、物入1jが設けられ、一番奥に
主寝室1kが設けられている。
【0015】二階は、階段1fを登ってすぐの住宅建物
1の裏面14側に面した位置にアトリエ1mが設けら
れ、二階廊下1nに沿ってトイレ1o、納戸1pが設け
られ、二階廊下1nの正面11側に突き当たった位置に
は、和室1qが設けられている。和室1qの正面11側
には縁側1rが設けられ、縁側1rの外にバルコニー1
sが設けられている。また、縁側1rの横には、水の場
カウンター1tが設けられ、和室1qでお茶を入れた
り、バルコニー1sの草木に水をやったりすることがで
きるようになされている。
【0016】この住宅建物1は、側壁面12の中央部に
玄関口13を設けているので、住宅建物1内の廊下1e
および二階廊下1nをできるだけ短くすることができ、
廊下1eおよび二階廊下1nの少ない効率的な間取りに
して充分な部屋空間を確保することができる。また、無
駄な廊下1eおよび二階廊下1nを作らなくてよくなる
ぶん、住宅建物1の施工コストの低下を図ることができ
る。
【0017】敷地2は、間口21の一側部から奥行き方
向に沿って、細長く連続する露地庭アプローチ22およ
び敷石アプローチ23が形成されている。この露地庭ア
プローチ22の突き当たりに住宅建物1の玄関口13が
位置するようにして、この敷地2上に住宅建物1が立設
される。露地庭アプローチ22からさらに奥には、裏庭
24へと通ずる敷石アプローチ24が設けられている。
この敷石アプローチ23と玄関口13との間は、勝手口
ドア15によって仕切られている。また、玄関口13の
正面には、目隠し壁16が設けられている。
【0018】この住宅建物1は、この敷地2に立設され
た状態で、玄関口13が設けられた側壁面12のうち、
露地庭アプローチ22に隣接する一階部分に凹設部12
aが形成されており、これによって、露地庭アプローチ
22は、充分な通路幅が確保されている。
【0019】この住宅建物1によると、住宅建物1の正
面11から玄関口13に到るまでの間に、京の町屋内を
彷彿させる趣のある露地庭風の細長い露地庭アプローチ
22を形成することができる。
【0020】なお、本実施の形態では、住宅建物1は、
露地庭アプローチ22に隣接する側壁面12の一階部分
に凹設部12aが形成されているが、図3(a)に示す
ように、一階部分だけでなく、二階部分にも凹設部12
aが形成されていても良い。また、図3(b)に示すよ
うに、敷石アプローチ23に隣接する一階部分および二
階部分の側壁面12に凹設部12aが形成されていても
良い。さらに、図3(c)に示すように、住宅建物1の
正面11から裏面14にかけて、奥行き方向に沿って側
壁面12の一階部分全体に凹設部12aが形成されてい
ても良い。さらに、図3(d)に示すように、露地庭ア
プローチ22に隣接する側壁面12の一階部分に凹設部
12aが形成されていても良いし、図3(e)に示すよ
うに、敷石アプローチ23に隣接する側壁面12の一階
部分に凹設部12aが形成されていても良い。また、充
分な露地庭アプローチ22の通路幅を確保することがで
きるのであれば、図3(f)に示すように、露地庭アプ
ローチ22に隣接する側壁面12に凹設部12aが形成
されてなくても良い。
【0021】また、上記とは逆に、図4(a)に示すよ
うに、露地庭アプローチ22に隣接する側壁面12の二
階部分に、露地庭アプローチ22上に張り出す凸設部1
2bが形成されていても良いし、図4(b)に示すよう
に、敷石アプローチ23に隣接する側壁面12の二階部
分に、この凸設部12bが形成されていても良い。ま
た、図4(c)に示すように、住宅建物1の正面11か
ら裏面14にかけて、奥行き方向に沿って側壁面12の
二階部分全体に凸設部12bが形成されていても良い。
この場合、敷地2に細長い露地庭アプローチ22および
敷石アプローチ23を形成することによって住宅建物1
の建ぺい率が低下しても、容積率を高くすることができ
る。
【0022】さらに、住宅建物1の正面11から裏面1
4にかけて、奥行き方向に沿った側壁面12の全部もし
くは一部分に、露地庭アプローチ22およびまたは敷石
アプローチ23を覆うようになされた庇(図示省略)が
設けられても良い。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、間
口が狭く奥行きが長く形成されてなる住宅建物におい
て、奥行き方向に沿った何れか一方の側壁面の略中央部
に玄関口を設けているので、住宅建物内に、長い廊下を
作る必要が無くなる。したがって、廊下の少ない効率的
な間取りにして充分な部屋空間を確保することができ
る。また、無駄な廊下を作らなくてよくなるぶん、住宅
建物の施工コストの低下を図ることができる。さらに、
敷地の間口の一側部から奥行き方向に沿って細長く形成
されたアプローチを介して玄関口に到るようにすること
ができるので、京の町屋内を彷彿させる趣のある露地庭
風のアプローチを形成することができる。
【0024】また、請求項2記載の本発明によると、玄
関口が設けられた側の側壁面のうちの一階部分に凹設部
を形成することで、アプローチの通路幅を確保すること
ができるようにしているので、狭小間口の中で特に間口
が狭い敷地であっても、上記した露地庭風の細長いアプ
ローチを形成することができる。
【0025】さらに、請求項3記載の本発明によると、
玄関口が設けられた側の側壁面のうちの二階部分を突設
させることで、アプローチ上の空間を有効利用できるよ
うにしているので、細長いアプローチを形成することに
よって建ぺい率が低下しても、容積率を高くすることが
できる。
【0026】さらに、請求項4記載の本発明によると、
玄関口が設けられた側の側壁面に庇を設けることで、ア
プローチの雨避けを図ることができるので、アプローチ
を半屋内的な快適な空間にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】住宅建物の全体構成の概略を示す斜視図であ
る。
【図2】(a)および(b)は、住宅建物の一階および
二階のプラン図である。
【図3】(a)ないし(f)は、住宅建物の他の実施の
形態を示す斜視図である。
【図4】(a)ないし(c)は、住宅建物のさらに他の
実施の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 住宅建物 12 側壁面 12a 凹設部 12b 凸設部 13 玄関口 2 敷地 21 間口 22 アプローチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 狭小間口の敷地に立設するように間口が
    狭く奥行きが長く形成されてなる住宅建物であって、 奥行き方向に沿った何れか一方の側壁面の略中央部に玄
    関口が設けられてなり、敷地の間口の一側部から奥行き
    方向に沿って細長く形成されたアプローチを介して玄関
    口に到るようになされたことを特徴とする住宅建物。
  2. 【請求項2】 玄関口が設けられた側の側壁面のうちの
    一階部分に凹設部が形成されて、アプローチの通路幅が
    確保できるようになされた請求項1記載の住宅建物。
  3. 【請求項3】 玄関口が設けられた側の側壁面のうちの
    二階部分が突設されて、アプローチ上の空間が有効利用
    できるようになされた請求項1または2記載の住宅建
    物。
  4. 【請求項4】 玄関口が設けられた側の側壁面に庇が設
    けられて、アプローチの雨避けができるようになされた
    請求項1ないし3の何れか一記載の住宅建物。
JP11031449A 1999-02-09 1999-02-09 住宅建物 Pending JP2000230324A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020070597A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 積水ハウス株式会社 一対の戸建て住宅
JP2020070600A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 積水ハウス株式会社 住宅

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020070597A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 積水ハウス株式会社 一対の戸建て住宅
JP2020070600A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 積水ハウス株式会社 住宅
JP7161671B2 (ja) 2018-10-30 2022-10-27 積水ハウス株式会社 住宅
JP7185822B2 (ja) 2018-10-30 2022-12-08 積水ハウス株式会社 一対の戸建て住宅

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