JP2000230220A - 駐車場用合成樹脂製タイヤ止め - Google Patents

駐車場用合成樹脂製タイヤ止め

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JP2000230220A
JP2000230220A JP11033849A JP3384999A JP2000230220A JP 2000230220 A JP2000230220 A JP 2000230220A JP 11033849 A JP11033849 A JP 11033849A JP 3384999 A JP3384999 A JP 3384999A JP 2000230220 A JP2000230220 A JP 2000230220A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外れ,欠け,クラック等を招くコンクリート
製のタイヤ止めに代えて好適に使用できるようにした駐
車場用の合成樹脂製タイヤ止めを提供する。 【解決手段】 ポリエチレンとポリプロピレンを低発泡
して一体に射出成形して,コンクリート地表に突出する
タイヤ受止部1とその地中に埋込む埋込脚部8を備える
とともに,タイヤ受止部1をリブ,ブリッジ等で補強し
た下向き開口の厚肉横長ボックス状とし,埋込脚部8を
その両端部と中央部の3箇所にこれと一体の垂下部とし
て形成し,該埋込脚部8にコンクリートと噛み合う抜け
止め用のアンカー部9を設置することによってタイヤ止
めAとし,駐車場工事に際してコンクリート打設後に,
埋込脚部8とタイヤ受止部1の下端周縁部4をコンクリ
ートに埋込設置するものとして,設置固定強度と耐久性
を高度に確保するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は駐車場に設置して車
両のタイヤを受止めするように用いる駐車場用合成樹脂
製タイヤ止めに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】家庭,
大規模店舗,高速道路のサービスエリア等の駐車場にお
けるタイヤ止めとして,横長中実ブロック状のコンクリ
ート製のものが使用されており,この場合駐車場のコン
クリート,アスファルト等の仕上げ面に,例えばエポキ
シ系の接着剤によって接着設置するものとされるが,こ
の場合仕上げ面における凹凸の存在,アスファルトの仕
上げ面における油成分の存在等によって,必ずしも充分
な接着強度を得られないことがあり,また十分な接着強
度が得られても,車両の後退による衝撃や荷重を断続的
に受け続けることにより,例えば仕上げ面の表面剥離等
による外れを招き易く,更にはコンクリート製であるこ
とによってその耐衝撃性が低いことによるクラックや端
部の欠けの発生等を招き易く,従ってこの場合駐車場の
メンテナンスを頻繁に行なう必要が生じる。
【0003】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で,その解決課題とするところは,耐久性に優れて駐車
場のメンテナンスを可及的に必要としないようにした駐
車場用のタイヤ止めを提供するにある。
【0004】
【課題を解決する手段】上記課題に添って本発明は,タ
イヤ止めをコンクリート,アスファルト等の仕上げ地表
に突出するタイヤ受止部と仕上げ地中に埋め込む埋込脚
部を備えた地中埋込設置にしてこれらを合成樹脂の成形
品によるものとする一方,上記タイヤ受止部の内部を空
洞とし,例えばリブ,ブリッジ,ハニカム等の補強部を
備えることによって,可及的に樹脂の使用量を減少しな
がら耐衝撃性,圧縮荷重等充分な強度の確保をなし得る
ものとし,上記埋込脚部を,該内部を空洞としたタイヤ
受止部の長手方向両端とその中間位置の3箇所又はそれ
以上の下向きに突出するとともに該各埋込脚部にアンカ
ーを備えたものとすることによって,その設置固定強度
を高度に確保して,車両の後退による衝撃や水平荷重を
頻繁に受けるタイヤ止めとして,その外れを確実に防止
し,メンテナンスの可及的な不要化を図るようにし,更
に上記埋込脚部をタイヤ受止部の長手方向両端とその中
間位置にそれぞれその両端部に沿い,空洞部を横断する
ように配設することによって,コンクリート,アスファ
ルト等の仕上げ材料と合成樹脂の熱膨張係数の相違によ
るタイヤ止め側の熱収縮が,タイヤ受止部の一方の端部
から他方の端部に向けて発生するのを防止し,各端部と
中間位置或いは中間位置同士の埋込脚部間における長手
方向に区分された各長さの範囲において,その中間位置
の埋込脚部からその各端部又は隣接する中間位置に向け
て発生させるようにし,タイヤ受止部の熱収縮量を分散
吸収するようにして,熱収縮に伴う変形の発生を可及的
に防止し,その耐久性を高度に確保するようにしたもの
であって,即ち請求項1に記載の発明を,車両のタイヤ
を受止するコンクリート等仕上げ地表突出用のタイヤ受
止部と仕上げ地中埋込用の埋込脚部とを合成樹脂で一体
成形してなり,上記タイヤ受止部を内部に空洞部を形成
するように下向き開口の横長ボックス状とし,該空洞部
にリブ,ブリッジ,ハニカム等の補強部を配設するとと
もに上記埋込脚部をタイヤ受止部の長手方向両端とその
中間位置の少なくとも3箇所に上記タイヤ受止部の両端
部に沿い又は空洞部を前後に横断するように下向きに突
出して配設し且つ該埋込脚部に一体成形,後設置又は後
加工のアンカー部を配設してなることを特徴とする駐車
場用合成樹脂製タイヤ止めとし,請求項2に記載の発明
は,更に設置固定強度を向上し,熱収縮による変形を解
消するように,これを,上記タイヤ受止部の下端縁部に
仕上げ地中埋込用の埋込周縁部を備えてなることを特徴
とする請求項1に記載の駐車場用合成樹脂製タイヤ止め
とし,請求項3に記載の発明は,車両の後退による衝撃
や水平荷重を地中に逃がして,設置固定強度に対する影
響を可及的に解消するように,これを,上記タイヤ受止
部における車両タイヤ側の前面を後方に向けた傾斜面と
してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の駐車
場用合成樹脂製タイヤ止めとし,請求項4に記載の発明
は,可及的に重量の軽量化を図るとともに成形のヒケに
よる不良を可及的に解消して,生産の歩留まりを高度に
確保するように,これを,上記合成樹脂を低発泡の合成
樹脂によるものとしてなることを特徴とする請求項1,
2又は3に記載の駐車場用合成樹脂製タイヤ止めとし,
これらをそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段
としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下図面の例に従つて本発明を更
に具体的に説明すれば,Aは駐車場用の合成樹脂製タイ
ヤ止めであり,該タイヤ止めAは,車両のタイヤBを受
止するコンクリート等仕上げ地表突出用のタイヤ受止部
1と仕上げ地中埋込用の埋込脚部8とを合成樹脂で一体
成形したものとしてあり,このとき上記タイヤ受止部1
を内部に空洞部2を形成するように下向き開口の横長ボ
ックス状とし,該空洞部2に補強部3を配設するととも
に上記埋込脚部8をタイヤ受止部1の長手方向両端とそ
の中間位置の少なくとも3箇所に上記タイヤ受止部1の
両端部に沿い又は空洞部3を前後に横断するように下向
きに突出して配設し且つ該埋込脚部8に一体成形,後設
置又は後加工のアンカー部9を配設したものとしてあ
る。
【0006】即ち本例のタイヤ止めAは,リサイクル可
能な合成樹脂材料として,例えばポリエチレンとポリプ
ロピレンを使用し,例えば前者を70wt%,後者を3
0wt%とする配合比率とし,本例にあってはこれに発
泡剤を添加して射出成形によって一体成形して形成し
た,例えば10倍以下の発泡倍率による低発泡の合成樹
脂製のものとしてあり,例えば長さを70cm,高さを
上記埋込脚部8を含めて17.5cm,奥行を15c
m,肉厚を15±5mm,本例においては15mmとし
た,厚肉の合成樹脂により,タイヤ受止部1の内部に下
向き開口の空洞部2を形成した横長ボックス状のものと
するとともに,本例にあっては上記タイヤ受止部1の長
手方向両側面上方を角落し状に傾斜するとともに,上記
タイヤ受止部1における車両タイヤB側の前面を,例え
ばその上方部分を45度の角度で後方に傾斜した傾斜面
とすることによって,前面及び側面に傾斜面を備え,こ
れらの傾斜面下方,背面(後面)を垂直面,上面を幅狭
の水平面とした上記横長ボックス状としたものとしてあ
る。
【0007】本例において上記空洞部2に配設した補強
部3は,所定ピッチ,例えば4乃至5cmのピッチで2
cm幅にして,空洞部2側に1.5cm突出した多数の
リブによるものとする一方,長手方向中間の,本例にあ
ってはその中央位置の1箇所において4cm厚さのブリ
ッジを介設することによって,厚肉のリブとブリッジと
を併用したものとしてある。
【0008】同じく本例において上記埋込脚部8は,タ
イヤ止めAにおける長手方向両端部とその中央位置に,
タイヤ受止部1の両端部に沿い,また空洞部2を横断す
るように,前後方向に向けて平行中実に配設した厚肉一
体の垂下部として3箇所に設置してあり,本例の埋込脚
部8は,上記タイヤ受止部1の両端の側壁面をそのまま
下方に一体に垂下することによって上記両端部に沿い,
また上記空洞部2中央のブリッジを同じく下方に一体に
垂下することによって上記空洞部2を横断するように,
それぞれ厚さを4cm,高さを5cmとしてタイヤ受止
部1の両端部及び上記ブリッジと一体に設置した前後方
向に一連のものとしてあり,このとき本例の各埋込脚部
8の先端は,これを断面V字状とするように先細りのも
のとし,後述の埋込脚部8の押込みによる埋込設置を容
易化するようにしてある。
【0009】本例のアンカー部9は,上記埋込脚部8の
前後面にそれぞれ形成した上下方向に複数の溝によるも
のとしてあり,このとき該溝によるアンカー部9は,未
硬化のコンクリート等の駐車場仕上げ材料を受け入れ,
その硬化後にこれと噛み合って抜け止めを行なうよう
に,例えば1cm高さにして0.5cm程度の横向き,
特に前後に横向きに開口した複数の溝によるものとして
ある。
【0010】4は,本例のタイヤ止めAの上記タイヤ受
止部の下端周縁部に設置した仕上げ地中埋込用の埋込周
縁部であり,本例にあって該埋込周縁部4は,タイヤ受
止部1の,数cm以下,例えば2cm高さの下端部分と
してあり,このとき本例にあっては,作業の容易性を確
保するように,該埋込周縁部4をタイヤ受止部1の上方
部分と段差状に僅かに薄く形成して,その段差部分の上
端を,作業時の埋込ライン5として表示するようにして
ある。
【0011】6は上記傾斜面とした車両側の前面に設置
したタイヤの滑り止め,7は,同じく車両の前面の両端
に設置した夜間のタイヤ止めA位置を示す反射板乃至反
射シートである。
【0012】本例のタイヤ止めΑの駐車場における設置
について説明すれば,駐車場敷地に,例えば玉割りを敷
設した後,埋込脚部8の高さ,本例にあっては更に埋込
周縁部4の高さを加えた合計高さと同等又はこれより深
い厚さの,例えば8乃至10cm程度の厚さにコンクリ
ート等の駐車場仕上げ材料を打設し,該打設後に設置位
置に合わせてタイヤ止めAを,その埋込脚部8を下向き
にして配置し,上から加圧するように押すことによっ
て,本例において5cmの高さとした埋込脚部8,本例
にあってはこれとタイヤ受止部1の2cm高さとした上
記埋込周縁部4を仕上げ地中内に押し込むように埋込設
置し,コンクリート等仕上げ材料の硬化を待つようにす
ればよく,このときコンクリート等仕上げ材料の上記8
乃至10cmの厚さに対して埋込脚部8と埋込周縁部4
の合計高さ7cmの全埋込高さ部分が,コンクリート等
仕上げ地中に埋込設置されて,硬化することによってタ
イヤ止めAは強固に設置固定されるに至る。
【0013】タイヤ止めの設置は,その設置状態の見栄
えをよくするために,その長さに等しい間隔をおいて駐
車スペースの幅を3分割するように設置するのが一般で
あるが,本例のタイヤ止めAは,上記長さを70cmと
したことにより,常法に従って中間に70cmの間隔を
置いてその両側に設置することによって,軽自動車の
1.3mから普通乗用車の1.4m,1.6mの各タイ
ヤ間隔はもとより70cm以上2.1mまでのものを広
くカバーするものとなり,長さ60cm規格のコンクリ
ート製のタイヤ止めにあって60cmの間隔を置いて設
置する場合,1.8mを超えるタイヤ間隔の車両に対し
てその一方のタイヤの受止めができなくなるような不都
合を解消し,駐車場内の後退による車両の接触事故を防
止することができ,また本例にあっては上記長さを70
cmとしたことと相俟って,一般に上記反射板乃至反射
シート7が運転席から視認可能になり,車両の後退を的
確に誘導できるようになる。
【0014】また本例のタイヤ止めAにあっては,コン
クリート等の仕上げ地表に突出するタイヤ受止部1と仕
上げ地中に埋め込む埋込脚部8を備えた地中埋込設置に
してこれらを合成樹脂の成形品によるものとしたが,上
記タイヤ受止部の内部を空洞とした厚肉にしてリブとブ
リッジによる補強部3を備えることによって,可及的に
樹脂の使用量を減少しながら耐衝撃性,圧縮荷重等充分
な強度の確保をなし得るものとし,上記埋込脚部8を,
該内部を空洞としたタイヤ受止部1の長手方向両端とそ
の中央位置の3箇所においてタイヤ受止部1の側面及び
上記ブリッジによる補強部3に一体に設置し且つコンク
リートと噛み合うアンカー部9を備えたものとしたこと
によって,設置固定強度を高度に確保して,車両の後退
による衝撃や水平荷重を断続的に受けるタイヤ止めとし
て,その外れを確実に防止し,メンテナンスの可及的不
要化を図ることができるとともに,タイヤ受止部1の傾
斜面でタイヤBを受けることによって,車両の後退によ
る衝撃や水平荷重を地中に逃がして,設置固定強度を損
なうことなく,その影響を回避することができ,また上
記長手方向両端とその中央位置に埋込脚部8を上記一体
に設置することによって,コンクリート,アスファルト
等の仕上げ材料との熱膨張係数の相違によるタイヤ止め
A側の熱収縮が,タイヤ受止部1の一方の端部から他方
の端部に向けて発生するのを防止し,各端部と中間位置
の埋込脚部間における長手方向に区分された各長さの範
囲において,その中間位置の埋込脚部8からその各端部
に向けて発生させるようにして,タイヤ受止部1の熱収
縮量を分散吸収するようにして,熱収縮に伴う変形の発
生を可及的に防止し,その耐久性を高度に確保したもの
とすることができ,またタイヤ受止部1の埋込周縁部4
を,埋込脚部8とともに埋込み設置することにより,上
記熱収縮に起因する変形を解消したものとして,その耐
久性をより向上したものとすることができ,さらに合成
樹脂をポリエチレンとポリプロピレンの低発泡によるも
のとしたから,リサイクルが可能であるとともに可及的
な軽量化をなし得て,ヒケによる成形不良を防止して,
生産の歩留まりを高度のものとすることができる。
【0015】図示した例は以上のとおりとしたが,合成
樹脂を,例えば塩化ビニール等その他の樹脂を使用する
場合を含めて単独又は複数使用して射出成形を行なうよ
うにすること,合成樹脂の肉厚を0.4cm以上のもの
とすること,この場合空洞部の補強部を,例えば充填状
に配置したハニカムによるものとして,その肉厚との関
係で充分な強度を確保するようにすること,補強部を上
記リブとブリッジに代えて,その一方又はハニカムによ
るものとし,またこれらの組合せによるものとするこ
と,埋込脚部をタイヤ受止部の長手方向両端とその中間
位置の3箇所以上の多数配置したものとすること,埋込
脚部を,例えば上記ブリッジを補強部として用いるとき
も,これと偏位した位置又はその長手方向両側位置に配
置する等して,上記ブリッジと一体のものに代えて,独
立した形態で空洞部を横断したものとすること,アンカ
ー部を断面下向き矢尻状のものとすること,アンカー部
を,例えば射出成形の容易化のために割型とした別部材
によるものとし,或いは埋込脚部を挿通する鋼材の丸棒
とした別部材等によるものとし,これらを後設置するこ
とによって形成し,また埋込脚部に切欠きを施す等,埋
込脚部の後加工によって形成すること,上記反射板乃至
反射シートに代えて,LED等のランプを使用し,電源
を内蔵しまた配線を施してその発光を行なうことによ
り,後退の誘導を可能とすること,前面,背面等を成
形,印刷,転写等による広告表示の兼用面とし,また例
えば上下にスライドガイドを設置して広告表示パネルを
着脱自在として広告表示の交換を可能とすること等を含
めて,タイヤ受止部,空洞部,補強部,埋込脚部,アン
カー部等の各具体的形状,材質,構造,これらの関係,
これらに対する付加等は,上記発明の要旨に反しない限
り,様々の形態のものとすることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のとおりに構成したから,
請求項1に記載の発明は,車両の後退による衝撃や水平
荷重を頻繁に受けるタイヤ止めとして,タイヤを確実に
受止し,設置固定強度に優れ,熱収縮による変形を防止
することによって,耐久性に優れて駐車場のメンテナン
スを可及的に必要としない駐車場用のタイヤ止めを提供
することができ,請求項2に記載の発明は,タイヤ受止
部の下端を埋込設置することによって,更に設置固定強
度を向上し,熱収縮による変形を解消したものとし,請
求項3に記載の発明は,車両の後退による衝撃や水平荷
重を地中に逃がして,設置固定強度に対する影響を可及
的に解消したものとし,請求項4に記載の発明は,可及
的に重量の軽量化を図るとともに成形のヒケによる不良
を可及的に解消して,生産の歩留まりを高度に確保する
ものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイヤ止めの斜視図である。
【図2】タイヤ止めの正面図である。
【図3】タイヤ止めの側面図である。
【図4】タイヤ止めの底面図である。
【図5】図1のA−A線縦断面図である。
【図6】図1のB−B線縦断面図である。
【図7】タイヤ止めの使用状態を示す側面図である。
【符号の説明】
A タイヤ止め 1 タイヤ受止部 2 空洞部 3 補強部 8 埋込脚部 9 アンカー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 孝郎 東京都世田谷区桜新町1−1−1 株式会 社アイエクス内 Fターム(参考) 2D101 CA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のタイヤを受止するコンクリート等
    仕上げ地表突出用のタイヤ受止部と仕上げ地中埋込用の
    埋込脚部とを合成樹脂で一体成形してなり,上記タイヤ
    受止部を内部に空洞部を形成するように下向き開口の横
    長ボックス状とし,該空洞部にリブ,ブリッジ,ハニカ
    ム等の補強部を配設するとともに上記埋込脚部をタイヤ
    受止部の長手方向両端とその中間位置の少なくとも3箇
    所に上記タイヤ受止部の両端部に沿い又は空洞部を前後
    に横断するように下向きに突出して配設し且つ該埋込脚
    部に一体成形,後設置又は後加工のアンカー部を配設し
    てなることを特徴とする駐車場用合成樹脂製タイヤ止
    め。
  2. 【請求項2】 上記タイヤ受止部の下端周縁部に仕上げ
    地中埋込用の埋込周縁部を備えてなることを特徴とする
    請求項1に記載の駐車場用合成樹脂製タイヤ止め。
  3. 【請求項3】 上記タイヤ受止部における車両タイヤ側
    の前面を後方に向けた傾斜面としてなることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の駐車場用合成樹脂製タイヤ止
    め。
  4. 【請求項4】 上記合成樹脂を低発泡の合成樹脂による
    ものとしてなることを特徴とする請求項1,2又は3に
    記載の駐車場用合成樹脂製タイヤ止め。
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KR101775587B1 (ko) * 2016-02-05 2017-09-08 주식회사 지트리비앤티 해수용 순환 펌프
JP2020125643A (ja) * 2019-02-05 2020-08-20 株式会社カネカ 自動車用タイヤ止め

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