JP2000228964A - 海水より食塩の製造法 - Google Patents

海水より食塩の製造法

Info

Publication number
JP2000228964A
JP2000228964A JP11031828A JP3182899A JP2000228964A JP 2000228964 A JP2000228964 A JP 2000228964A JP 11031828 A JP11031828 A JP 11031828A JP 3182899 A JP3182899 A JP 3182899A JP 2000228964 A JP2000228964 A JP 2000228964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
salt
seawater
water
rotary drum
dryer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11031828A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3077062B1 (ja
Inventor
Shunzo Tagami
俊三 田上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAGAMI SHOKUHIN KOGYO KK
Original Assignee
TAGAMI SHOKUHIN KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAGAMI SHOKUHIN KOGYO KK filed Critical TAGAMI SHOKUHIN KOGYO KK
Priority to JP11031828A priority Critical patent/JP3077062B1/ja
Priority to TW088116573A priority patent/TW490438B/zh
Priority to KR1019990042019A priority patent/KR100338837B1/ko
Priority to FR9912484A priority patent/FR2789381B1/fr
Application granted granted Critical
Publication of JP3077062B1 publication Critical patent/JP3077062B1/ja
Publication of JP2000228964A publication Critical patent/JP2000228964A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L27/00Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L27/40Table salts; Dietetic salt substitutes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01DCOMPOUNDS OF ALKALI METALS, i.e. LITHIUM, SODIUM, POTASSIUM, RUBIDIUM, CAESIUM, OR FRANCIUM
    • C01D3/00Halides of sodium, potassium or alkali metals in general
    • C01D3/04Chlorides
    • C01D3/06Preparation by working up brines; seawater or spent lyes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D1/00Evaporating
    • B01D1/22Evaporating by bringing a thin layer of the liquid into contact with a heated surface
    • B01D1/222In rotating vessels; vessels with movable parts
    • B01D1/228In rotating vessels; vessels with movable parts horizontally placed cylindrical container or drum
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D1/00Evaporating
    • B01D1/22Evaporating by bringing a thin layer of the liquid into contact with a heated surface
    • B01D1/24Evaporating by bringing a thin layer of the liquid into contact with a heated surface to obtain dry solids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/02Treatment of water, waste water, or sewage by heating
    • C02F1/04Treatment of water, waste water, or sewage by heating by distillation or evaporation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Seasonings (AREA)
  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 人体の栄養上大切なカルシウムやマグネシウ
ム等が含まれた自然塩を、海水から容易にかつ生産性良
く経済的にしかも品質の安定した、まろやかな味の食塩
として製塩できる方法を提供する。 【解決手段】 バーナー10からの火炎を第1の回転ド
ラム型乾燥機1のドラム本体3内に吹き込んで第1及び
第2の両回転ドラム型乾燥機1・2のドラム本体3を内
部から加熱し、第1の回転ドラム型乾燥機1の回転する
ドラム本体3の外表面にノズル13にて海水を吹き付
け、水分を蒸発させて濃縮する。濃縮した塩水を、第2
の回転ドラム型乾燥機2の回転するドラム本体3の外表
面に、温度センサ22にて検出した内部温度に応じて流
量調整しつつノズル14にて吹き付けて水分を蒸発さ
せ、ドラム本体3の外表面に付着して焼き塩となった塩
分を剥離器15で剥離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーナーからの熱
を利用して海水から品質の良い食塩を生産性良く製造す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】食塩は、我が国では明治38年頃より政
府の専売となり、製造・輸入・販売の全てが大蔵省の管
理下にあった。その当時からの塩は、天日製塩を主とし
た自然塩であり、「にがり」(カルシウム、マグネシウ
ム、その他約60種類の微量ミネラルからなる成分)を
十分含んだものであった。
【0003】昭和47年頃より近代工業の発達に伴い、
塩は食用だけではなく工業用に多く使われるようにな
り、国内生産では需要に到底応じられないので、海外よ
りコストの安い塩の大量輸入が始まった。
【0004】また、工場に海水を導入してイオン交換樹
脂膜を使い電気的方法にて製塩する方法(例えば、特公
昭63−27290号公報参照)も一部では採用され
た。
【0005】しかし、このような製法による塩は、自然
塩と異なり、「にがり」の含有量が極めて少なく、中で
も人体の栄養上最も大切なカルシウムやマグネシウム等
が特に少なく、食用としては自然塩に比べはるかに劣
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従前の背景に鑑み、また平成9年4月1日よりの塩専売
法の廃止に伴い、民間中小企業においても安易に製塩で
きる路がひらけたことを踏まえ、人体の栄養上大切なカ
ルシウムやマグネシウム等が含まれた自然塩を、海水か
ら容易にかつ生産性良く経済的にしかも品質の安定し
た、まろやかな味の食塩として製塩できる方法を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の形態で
は、バーナーからの火炎を回転ドラム型乾燥機のドラム
本体内に吹き込み、該乾燥機の温度を検出しながらその
回転するドラム本体の外表面に、海水を、検出した温度
に応じて流量調整しつつ噴霧状に吹き付けて水分を蒸発
させ、ドラム本体の外表面に付着した塩分を剥離して採
取する。
【0008】100℃以上に加熱されたドラム本体の外
表面に海水を噴霧状に吹き付けると、ドラム本体の外表
面にいわゆる「焼き塩」が生成される。その焼き塩は、
粗製食塩のような潮解性が無く、しかも「にが味」の少
ない「まろやかな味」となる。
【0009】ドラム本体を二重円筒構造として、外筒と
内筒との間に火炎を吹き込むと、トラム本体の外表面へ
の内部からの加熱を熱効率良く行える。
【0010】また、本発明の第2の形態では、生産性を
上げるために、第1の回転ドラム型乾燥機と第2の回転
ドラム型乾燥機とを連結し、バーナーからの火炎を第1
の回転ドラム型乾燥機のドラム本体内に吹き込んで第1
及び第2の両回転ドラム型乾燥機のドラム本体を内部か
ら加熱し、第1の回転ドラム型乾燥機の回転するドラム
本体の外表面に海水を吹き付け、水分を蒸発させて濃縮
した後、濃縮した塩水を第2の回転ドラム型乾燥機の回
転するドラム本体の外表面に、第2の回転ドラム型乾燥
機の温度を検出しながらその検出温度に応じて流量調整
しつつ噴霧状に吹き付けて水分を蒸発させ、その外表面
に付着した塩分を剥離して採取する。
【0011】第1の回転ドラム型乾燥機のドラム本体の
外表面に海水を吹き付ける場合にも、第1の回転ドラム
型乾燥機の温度を検出しながらその検出温度に応じて流
量調整しつつドラム本体の外表面に噴霧状に吹き付ける
のが良い。
【0012】また、第1及び第2のいずれの回転ドラム
型乾燥機についても、ドラム本体を二重円筒構造とし
て、外筒と内筒との間に火炎を吹き込むのが、熱効率が
良い。
【0013】海水を海岸近くから取水する場合、海岸近
くは海水が汚れていたり水深が一定しないところが多
く、清澄な海水が安定して得られない。そこで、海底を
掘削して構築した海底濾過施設に集水器を埋設し、この
集水器にて集水した海水を取水管を通じて地上の回転ド
ラム型乾燥機へ取水する。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。
【0015】図1、図2及び図3は本発明の第1実施形
態の概要構成を示す。図1において、第1の回転ドラム
型乾燥機1と第2の回転ドラム型乾燥機2とが直列に並
べて設置されている。
【0016】各乾燥機1・2は、横長円筒形の金属製ド
ラム本体3をその両端部の軸受4により回転自在に支承
しており、各ドラム本体3の一端部外周に設けられたス
プロケットホイール5とモータ6側のスプロケットホイ
ール7との間にチェーン8を掛け回すことにより、モー
タ6によりドラム本体3が矢印方向に回転駆動されるよ
うになっている。
【0017】各ドラム本体3は、図2及び図3に示すよ
うに外筒3aと内筒3bとによる二重円筒構造で、内筒
3bの両端は閉じているが、外筒3aの両端は開放して
いる。第1の乾燥機1の一端はホーン9にてバーナー1
0に接続され、第1の乾燥機1のドラム本体3は、バー
ナー10からの火炎を外筒3aと内筒3bとの間の空間
部に直接吹き込まれるようになっている。
【0018】また、第1の乾燥機1と第2の乾燥機2と
は、外筒3aと内筒3bとの中間部を連結ホーン11に
て互いに連結され、また第2の乾燥機2の反対側には排
気のための煙突12が接続されている。
【0019】第1の乾燥機1のドラム本体3の外周上部
に対向する位置には、海水を噴霧状に吹き付けるための
横長のノズル13がドラム本体3の軸線と平行に設置さ
れ、また第2の乾燥機2のドラム本体3の外周上部に対
向する位置には、第1の乾燥機1による海水濃縮後の塩
水を同様に噴霧状に吹き付けるための横長のノズル14
がドラム本体3の軸線と平行に設置されている。ノズル
13・14は、多数の噴射孔を水平に配列している。
【0020】更に、第2の乾燥機2については、そのド
ラム本体3の外表面に付着した塩分を剥離するため横長
の剥離器15が配置されている。この剥離器15は、水
分ができるだけ蒸発した状態で塩分を剥離するため、ド
ラム本体3の回転方向に向かって、ノズル14による塩
水吹き付け位置よりもできるだけ離れたところに配置す
るのが好ましい。
【0021】第1の乾燥機1のノズル13には、後述す
るように海から取水した海水が、海水タンク16に一時
貯溜し、濾過タンク17で濾過してから送水ポンプ18
にて給水される。このノズル13による海水吹き付け量
を、第1の乾燥機1のドラム本体3の表面温度に応じて
自動調整するため、その火炎吹き込み側に温度センサ1
9が配置され、この温度センサ19の信号により送水ポ
ンプ18(或いは電磁弁)が自動制御される。第1の乾
燥機1の下方には塩水回収トレイ20が配置されてい
る。
【0022】第1の乾燥機1においては、ノズル13か
らドラム本体3の外表面に噴霧状に吹き付けられた海水
は、ドラム本体3により急激に加熱されて水分が蒸発
し、濃縮された塩水となってホッパ20aを通じて塩水
回収トレイ20へ流れ落ちる。
【0023】第2の乾燥機2のノズル14には、塩水回
収トレイ20に回収された塩水が送水ポンプ21にて給
水される。このノズル14による塩水吹き付け量を、第
2の乾燥機2のドラム本体3の表面温度に応じて自動調
整するため、その火炎吹き込み側に温度センサ22が配
置され、この温度センサ22の信号により送水ポンプ2
1(或いは電磁弁)が自動制御される。第2の乾燥機2
の下方にはスクリューコンベア23が配置されている。
【0024】第2の乾燥機2においては、ノズル14か
らドラム本体3の外表面に噴霧状に吹き付けられた塩水
は、ドラム本体3の金属表面により急激に加熱されて水
分が蒸発し、焼き塩となってドラム本体3の外表面に付
着する。そして、ドラム本体3上で乾燥されてから剥離
器15で剥離され、ホッパ23aを通じてスクリューコ
ンベア23中に落下し、図示しない精製処理部において
食塩として精製される。
【0025】第1の乾燥機1及び第2の乾燥機2の上方
には、海水の蒸発による排蒸気を回収する蒸気回収器2
4・25が配置されている。
【0026】以上のような設備において、海から取水し
て海水タンク16に貯溜された海水は、濾過タンク17
で濾過されてから、第1の乾燥機1の温度に応じて流量
を自動調整しながら(温度が低くなれば流量を少なく
し、温度が高くなれば流量を多くする)、第1の乾燥機
1の回転するドラム本体3の外表面にノズル13から噴
霧される。このドラム本体3上で大量の水分が蒸発して
蒸気回収器24により回収されることにより、海水は濃
縮されて塩水回収トレイ20に流れ落ちる。
【0027】濃縮されて塩水回収トレイ20に回収され
た塩水は、第2の乾燥機2の温度に応じて流量を自動調
整しながら、第2の乾燥機1の回転するドラム本体3の
外表面にノズル14から噴霧される。その噴霧された塩
水は、ドラム本体3の金属表面上で100℃以上の温度
で急激に加熱されることにより、水分が一気に蒸発して
塩分が焼き塩となって金属表面に付着する。その付着し
た塩分は金属表面上で乾燥されてから、剥離器15で剥
離され、スクリューコンベア23内に落ちて精製処理部
へ搬送される。蒸気回収器24・25にて回収された排
蒸気は、冷却されて淡水として回収される。
【0028】上述した第1実施形態では、2台の回転ド
ラム型乾燥機1・2を用いて、海水を一旦濃縮してから
焼き塩を生成したが、濃縮工程は省いてもよい。図4に
示す本発明の第2実施形態はその一例で、図1における
第1の乾燥機1を省略した形態となっている。
【0029】すなわち、海から取水して海水タンク16
に貯溜された海水を、濾過タンク17で濾過してから、
乾燥機2の温度に応じて流量を自動調整しながら(温度
が低くなれば流量を少なくし、温度が高くなれば流量を
多くする)、その回転するドラム本体3の金属表面にノ
ズル14から噴霧して焼き塩を生成し、これを金属表面
上で乾燥して剥離器15にて剥離し、スクリューコンベ
ア23にて精製処理部へ搬送する。
【0030】次に、海から清澄な海水を取水するための
海底濾過施設について説明する。図5において、海底濾
過施設26は、海底面BLから掘削した穴27内に、下
から、石や砂利等による基層28、石や砂利等による粗
い第三次濾過層29、濾材による密な第二次濾過層3
0、濾材による密な第一次濾過層(表層)31を形成
し、第三次濾過層29に集水器32を埋設したものであ
る。
【0031】集水器32は、図6に示すように周囲にフ
ィルタ33を配設して円筒形とし、その両端を側板34
で閉じ、側板34の外面に取水口(接続口)35を設け
たもので、この取水口35に図5に示すように取水管3
6を接続し、地上のポンプにて吸引することにより、海
底付近の海水を濾過しながら取水できるようになってい
る。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に係る発明に
よれば、人体の栄養上大切なカルシウムやマグネシウム
等が含まれた自然塩を、海水から容易にかつ生産性良く
経済的にしかも「にが味」の少ない「まろやかな味」の
焼き塩である食塩として製塩できる。乾燥機の温度を検
出しながら、その検出した温度に応じて海水を流量調整
しつつドラム本体の外表面に噴霧状に吹き付けるので、
温度変化に影響されることなく、品質の安定した食塩を
得ることができる。
【0033】また、請求項2及び5に係る発明によれ
ば、ドラム本体を二重円筒構造として、外筒と内筒との
間に火炎を吹き込むので、ドラム本体の外表面をバーナ
ーからの熱で効率良く加熱できる。
【0034】請求項3及び4に係る発明によれば、海水
を第1の乾燥機で一旦濃縮してから、同じ構造の第2の
乾燥機で焼き塩にするので、生産性が向上する。
【0035】請求項6に係る発明によれば、海水を海岸
近くから取水する場合、海岸近くは海水が汚れていたり
水深が一定しないところが多いが、そのような場合でも
清澄な海水を取水して品質の安定が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のシステム構成図であ
る。
【図2】同上における第1の乾燥機の概要断面図であ
る。
【図3】第2の乾燥機の概要断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態のシステム構成図であ
る。
【図5】海底濾過施設の一例の断面図である。
【図6】同上における集水器の斜視図である。
【符号の説明】
1 第1の回転ドラム型乾燥機 2 第2の回転ドラム型乾燥機 3 ドラム本体 3a 外筒 3b 内筒 4 軸受 5 スプロケットホイール 6 モータ 7 スプロケットホイール 8 チェーン 9 ホーン 10 バーナー 11 連結ホーン 12 煙突 13・14 ノズル 15 剥離器 16 海水タンク 17 濾過タンク 18 送水ポンプ 19 温度センサ 20 塩水回収トレイ 21 送水ポンプ 22 温度センサ 23 スクリューコンベア 24・25 蒸気回収器 26 海底濾過施設 27 穴 28 基層 29 第三次濾過層 30 第二次濾過層 31 第一次濾過層 32 集水器 33 フィルタ 34 側板 35 取水口 36 取水管
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月27日(1999.12.
27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 海水より食塩の製造法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーナーからの熱
を利用して海水から品質の良い食塩を生産性良く製造す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】食塩は、我が国では明治38年頃より政
府の専売となり、製造・輸入・販売の全てが大蔵省の管
理下にあった。その当時からの塩は、天日製塩を主とし
た自然塩であり、「にがり」(カルシウム、マグネシウ
ム、その他約60種類の微量ミネラルからなる成分)を
十分含んだものであった。
【0003】昭和47年頃より近代工業の発達に伴い、
塩は食用だけではなく工業用に多く使われるようにな
り、国内生産では需要に到底応じられないので、海外よ
りコストの安い塩の大量輸入が始まった。
【0004】また、工場に海水を導入してイオン交換樹
脂膜を使い電気的方法にて製塩する方法(例えば、特公
昭63?27290号公報参照)も一部では採用され
た。
【0005】しかし、このような製法による塩は、自然
塩と異なり、「にがり」の含有量が極めて少なく、中で
も人体の栄養上最も大切なカルシウムやマグネシウム等
が特に少なく、食用としては自然塩に比べはるかに劣
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従前の背景に鑑み、また平成9年4月1日よりの塩専売
法の廃止に伴い、民間中小企業においても安易に製塩で
きる路がひらけたことを踏まえ、人体の栄養上大切なカ
ルシウムやマグネシウム等が含まれた自然塩を、海水か
ら容易にかつ生産性良く経済的にしかも品質の安定し
た、まろやかな味の食塩として製塩できる方法を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、生産性を上げ
るために、ドラム本体を外筒と内筒とによる二重円筒構
造として外筒と内筒との間に空間部を形成した第1の回
転ドラム型乾燥機と、同様にドラム本体を二重円筒構造
として外筒と内筒との間に空間部を形成した第2の回転
ドラム型乾燥機とを用いる。これら第1及び第2の回転
ドラム型乾燥機は、熱効率の向上の目的のために、連結
されてそれらの空間部は連通している。そして、バーナ
ーからの火炎を第1の回転ドラム型乾燥機の外筒と内筒
との間の空間部に吹き込んで、第1の回転ドラム型乾燥
機の外筒を内部から加熱するとともに、更に第2の回転
ドラム型乾燥機の外筒も内部から加熱しながら、第1の
回転ドラム型乾燥機の回転するドラム本体の外表面に海
水を吹き付けて水分を蒸発させて濃縮し、その濃縮した
塩水を回収して第2の回転ドラム型乾燥機の回転するド
ラム本体の外表面に、第2の回転ドラム型乾燥機の温度
を検出しながらその検出温度に応じて流量調整しつつ噴
霧状に吹き付けて水分を蒸発させ、そのドラム本体の外
表面に付着した塩分を剥離して採取する。
【0008】本発明において、海水は、バーナーからの
火炎により内部から加熱されている第1の回転ドラム型
乾燥機のドラム本体の外表面に吹き付けられることによ
り、急激に加熱されて水分が蒸発し、濃縮された塩水と
なって回収される。その塩水は、第1の回転ドラム型乾
燥機に引き続いて内部から加熱されている第2の回転ド
ラム型乾燥機のドラム本体の外表面に噴霧状に吹き付け
られることにより、水分が一気に蒸発して該ドラム本体
の外表面に塩分が付着する。ここで、100℃以上に加
熱されたドラム本体の外表面に塩水を噴霧状に吹き付け
ると、ドラム本体の外表面にいわゆる「焼き塩」が生成
される。その焼き塩は、粗製食塩のような潮解性が無
く、しかも「にが味」の少ない「まろやかな味」とな
る。
【0009】第1及び第2の回転ドラム型乾燥機のいず
れについても、ドラム本体を二重円筒構造として、外筒
と内筒との間の空間部に火炎を吹き込むと、トラム本体
の外表面への内部からの加熱を熱効率良く行える。
【0010】第1の回転ドラム型乾燥機のドラム本体の
外表面に海水を吹き付ける場合にも、第1の回転ドラム
型乾燥機の温度を検出しながらその検出温度に応じて流
量調整しつつドラム本体の外表面に噴霧状に吹き付ける
のが良い。
【0011】海水を海岸近くから取水する場合、海岸近
くは海水が汚れていたり水深が一定しないところが多
く、清澄な海水が安定して得られない。そこで、海底を
掘削して構築した海底濾過施設に集水器を埋設し、海水
を海底で濾過しながら集水器にて集水し、取水管を通じ
て地上の第1の回転ドラム型乾燥機へ向けて取水する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。
【0013】図1、図2及び図3は本発明の一実施形態
の概要構成を示す。図1において、第1の回転ドラム型
乾燥機1と第2の回転ドラム型乾燥機2とが直列に並べ
て設置されている。
【0014】各乾燥機1・2は、横長円筒形の金属製ド
ラム本体3をその両端部の軸受4により回転自在に支承
しており、各ドラム本体3の一端部外周に設けられたス
プロケットホイール5とモータ6側のスプロケットホイ
ール7との間にチェーン8を掛け回すことにより、モー
タ6によりドラム本体3が矢印方向に回転駆動されるよ
うになっている。
【0015】各ドラム本体3は、図2及び図3に示すよ
うに外筒3aと内筒3bとによる二重円筒構造で、内筒
3bの両端は閉じているが、外筒3aの両端は開放して
いる。第1の乾燥機1の一端はホーン9にてバーナー1
0に接続され、第1の乾燥機1のドラム本体3は、バー
ナー10からの火炎を外筒3aと内筒3bとの間の空間
部に直接吹き込まれるようになっている。
【0016】また、第1の乾燥機1と第2の乾燥機2と
は、外筒3aと内筒3bとの中間部を連結ホーン11に
て互いに連結され、また第2の乾燥機2の反対側には排
気のための煙突12が接続されている。
【0017】第1の乾燥機1のドラム本体3の外周上部
に対向する位置には、海水を噴霧状に吹き付けるための
横長のノズル13がドラム本体3の軸線と平行に設置さ
れ、また第2の乾燥機2のドラム本体3の外周上部に対
向する位置には、第1の乾燥機1による海水濃縮後の塩
水を同様に噴霧状に吹き付けるための横長のノズル14
がドラム本体3の軸線と平行に設置されている。ノズル
13・14は、多数の噴射孔を水平に配列している。
【0018】更に、第2の乾燥機2については、そのド
ラム本体3の外表面に付着した塩分を剥離するため横長
の剥離器15が配置されている。この剥離器15は、水
分ができるだけ蒸発した状態で塩分を剥離するため、ド
ラム本体3の回転方向に向かって、ノズル14による塩
水吹き付け位置よりもできるだけ離れたところに配置す
るのが好ましい。
【0019】第1の乾燥機1のノズル13には、後述す
るように海から取水した海水が、海水タンク16に一時
貯溜し、濾過タンク17で濾過してから送水ポンプ18
にて給水される。このノズル13による海水吹き付け量
を、第1の乾燥機1のドラム本体3の表面温度に応じて
自動調整するため、その火炎吹き込み側に温度センサ1
9が配置され、この温度センサ19の信号により送水ポ
ンプ18(或いは電磁弁)が自動制御される。第1の乾
燥機1の下方には塩水回収トレイ20が配置されてい
る。
【0020】第1の乾燥機1においては、ノズル13か
らドラム本体3の外表面に噴霧状に吹き付けられた海水
は、ドラム本体3により急激に加熱されて水分が蒸発
し、濃縮された塩水となってホッパ20aを通じて塩水
回収トレイ20へ流れ落ちる。
【0021】第2の乾燥機2のノズル14には、塩水回
収トレイ20に回収された塩水が送水ポンプ21にて給
水される。このノズル14による塩水吹き付け量を、第
2の乾燥機2のドラム本体3の表面温度に応じて自動調
整するため、その火炎吹き込み側に温度センサ22が配
置され、この温度センサ22の信号により送水ポンプ2
1(或いは電磁弁)が自動制御される。第2の乾燥機2
の下方にはスクリューコンベア23が配置されている。
【0022】第2の乾燥機2においては、ノズル14か
らドラム本体3の外表面に噴霧状に吹き付けられた塩水
は、ドラム本体3の金属表面により急激に加熱されて水
分が蒸発し、焼き塩となってドラム本体3の外表面に付
着する。そして、ドラム本体3上で乾燥されてから剥離
器15で剥離され、ホッパ23aを通じてスクリューコ
ンベア23中に落下し、図示しない精製処理部において
食塩として精製される。
【0023】第1の乾燥機1及び第2の乾燥機2の上方
には、海水の蒸発による排蒸気を回収する蒸気回収器2
4・25が配置されている。
【0024】以上のような設備において、海から取水し
て海水タンク16に貯溜された海水は、濾過タンク17
で濾過されてから、第1の乾燥機1の温度に応じて流量
を自動調整しながら(温度が低くなれば流量を少なく
し、温度が高くなれば流量を多くする)、第1の乾燥機
1の回転するドラム本体3の外表面にノズル13から噴
霧される。このドラム本体3上で大量の水分が蒸発して
蒸気回収器24により回収されることにより、海水は濃
縮されて塩水回収トレイ20に流れ落ちる。
【0025】濃縮されて塩水回収トレイ20に回収され
た塩水は、第2の乾燥機2の温度に応じて流量を自動調
整しながら、第2の乾燥機1の回転するドラム本体3の
外表面にノズル14から噴霧される。その噴霧された塩
水は、ドラム本体3の金属表面上で100℃以上の温度
で急激に加熱されることにより、水分が一気に蒸発して
塩分が焼き塩となって金属表面に付着する。その付着し
た塩分は金属表面上で乾燥されてから、剥離器15で剥
離され、スクリューコンベア23内に落ちて精製処理部
へ搬送される。蒸気回収器24・25にて回収された排
蒸気は、冷却されて淡水として回収される。
【0026】次に、海から清澄な海水を取水するための
海底濾過施設について説明する。図4において、海底濾
過施設26は、海底面BLから掘削した穴27内に、下
から、石や砂利等による基層28、石や砂利等による粗
い第三次濾過層29、濾材による密な第二次濾過層3
0、濾材による密な第一次濾過層(表層)31を形成
し、第三次濾過層29に集水器32を埋設したものであ
る。
【0027】集水器32は、図5に示すように周囲にフ
ィルタ33を配設して円筒形とし、その両端を側板34
で閉じ、側板34の外面に取水口(接続口)35を設け
たもので、この取水口35に図4に示すように取水管3
6を接続し、地上のポンプにて吸引することにより、海
底付近の海水を濾過しながら取水できるようになってい
る。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、人体
の栄養上大切なカルシウムやマグネシウム等が含まれた
自然塩を、海水から容易にかつ生産性良く経済的にしか
も「にが味」の少ない「まろやかな味」の焼き塩である
食塩として製塩できる。回転ドラム型乾燥機の温度を検
出しながら、その検出した温度に応じて海水を流量調整
しつつドラム本体の外表面に噴霧状に吹き付けるので、
温度変化に影響されることなく、品質の安定した食塩を
得ることができる。
【0029】また、海水を第1の回転ドラム型乾燥機で
一旦濃縮してから、同じ構造の第2の回転ドラム型乾燥
機で焼き塩にするので、生産性が向上する。第1及び第
2の回転ドラム型乾燥機のいずれについても、ドラム本
体を二重円筒構造として、外筒と内筒との間に、第1の
回転ドラム型乾燥機から第2の回転ドラム型乾燥機へと
連続して火炎を吹き込むので、ドラム本体の外表面をバ
ーナーからの熱で効率良く加熱できる。
【0030】請求項3に係る発明によれば、海水を海岸
近くから取水する場合、海岸近くは海水が汚れていたり
水深が一定しないところが多いが、そのような場合でも
清澄な海水を取水して品質の安定が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のシステム構成図である。
【図2】同上における第1の乾燥機の概要断面図であ
る。
【図3】第2の乾燥機の概要断面図である。
【図4】海底濾過施設の一例の断面図である。
【図5】同上における集水器の斜視図である。
【符号の説明】 1 第1の回転ドラム型乾燥機 2 第2の回転ドラム型乾燥機 3 ドラム本体 3a 外筒 3b 内筒 4 軸受 5 スプロケットホイール 6 モータ 7 スプロケットホイール 8 チェーン 9 ホーン 10 バーナー 11 連結ホーン 12 煙突 13・14 ノズル 15 剥離器 16 海水タンク 17 濾過タンク 18 送水ポンプ 19 温度センサ 20 塩水回収トレイ 21 送水ポンプ 22 温度センサ 23 スクリューコンベア 24・25 蒸気回収器 26 海底濾過施設 27 穴 28 基層 29 第三次濾過層 30 第二次濾過層 31 第一次濾過層 32 集水器 33 フィルタ 34 側板 35 取水口 36 取水管
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】削除

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーナーからの火炎を回転ドラム型乾燥機
    のドラム本体内に吹き込み、該乾燥機の温度を検出しな
    がらその回転するドラム本体の外表面に、海水を、検出
    した温度に応じて流量調整しつつ噴霧状に吹き付けて水
    分を蒸発させ、ドラム本体の外表面に付着した塩分を剥
    離して採取することを特徴とする、海水より食塩の製造
    法。
  2. 【請求項2】ドラム本体を二重円筒構造として、外筒と
    内筒との間に火炎を吹き込むことを特徴とする請求項1
    に記載の、海水より食塩の製造法。
  3. 【請求項3】第1の回転ドラム型乾燥機と第2の回転ド
    ラム型乾燥機とを連結し、バーナーからの火炎を第1の
    回転ドラム型乾燥機のドラム本体内に吹き込んで第1及
    び第2の両回転ドラム型乾燥機のドラム本体を内部から
    加熱し、第1の回転ドラム型乾燥機の回転するドラム本
    体の外表面に海水を吹き付け、水分を蒸発させて濃縮し
    た後、濃縮した塩水を第2の回転ドラム型乾燥機の回転
    するドラム本体の外表面に、第2の回転ドラム型乾燥機
    の温度を検出しながらその検出温度に応じて流量調整し
    つつ噴霧状に吹き付けて水分を蒸発させ、その外表面に
    付着した塩分を剥離して採取することを特徴とする、海
    水より食塩の製造法。
  4. 【請求項4】海水を、第1の回転ドラム型乾燥機の温度
    を検出しながらその検出温度に応じて流量調整しつつド
    ラム本体の外表面に噴霧状に吹き付けることを特徴とす
    る請求項3記載の、海水より食塩の製造法。
  5. 【請求項5】第1及び第2の回転ドラム型乾燥機のドラ
    ム本体を二重円筒構造として、外筒と内筒との間に火炎
    を吹き込むことを特徴とする請求項3又は4に記載の、
    海水より食塩の製造法。
  6. 【請求項6】海底を掘削して構築した海底濾過施設に集
    水器を埋設し、この集水器にて集水した海水を取水管を
    通じて地上の回転ドラム型乾燥機へ取水することを特徴
    とする請求項1、2、3、4又は5に記載の、海水より
    食塩の製造法。
JP11031828A 1999-02-09 1999-02-09 海水より食塩の製造法 Expired - Lifetime JP3077062B1 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11031828A JP3077062B1 (ja) 1999-02-09 1999-02-09 海水より食塩の製造法
TW088116573A TW490438B (en) 1999-02-09 1999-09-28 Production of table salt from sea water
KR1019990042019A KR100338837B1 (ko) 1999-02-09 1999-09-30 해수로부터 식염을 제조하는 방법
FR9912484A FR2789381B1 (fr) 1999-02-09 1999-10-07 Procede de production de sel ordinaire a partir d'eau de mer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11031828A JP3077062B1 (ja) 1999-02-09 1999-02-09 海水より食塩の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3077062B1 JP3077062B1 (ja) 2000-08-14
JP2000228964A true JP2000228964A (ja) 2000-08-22

Family

ID=12341947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11031828A Expired - Lifetime JP3077062B1 (ja) 1999-02-09 1999-02-09 海水より食塩の製造法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP3077062B1 (ja)
KR (1) KR100338837B1 (ja)
FR (1) FR2789381B1 (ja)
TW (1) TW490438B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020087598A (ko) * 2001-05-15 2002-11-23 황택성 질산성 질소 오염 염수 염분 회수 장치
KR100415556B1 (ko) * 2001-05-15 2004-01-24 재단법인 충남대학교 산학연교육연구재단 마이크로파를 이용한 질산성 질소 오염 염수 염분 회수 장치
CN105944397A (zh) * 2016-07-20 2016-09-21 湖南省湘衡盐化有限责任公司 一种预防蒸发罐大块盐生成的装置及方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010096679A (ko) * 2001-07-12 2001-11-08 김선회 해수를 이용한 소금 제조장치
KR20030012055A (ko) * 2001-07-30 2003-02-12 이영남 소금 제조 방법 및 그를 위한 장치
KR20040012386A (ko) * 2002-08-03 2004-02-11 김백민 대나무를 이용한 천연소금 제조방법 및 그 제조용 가열기
JP3855238B2 (ja) * 2003-06-05 2006-12-06 田上食品工業株式会社 食塩製造装置
CA2505565C (en) * 2005-04-28 2008-09-16 Camco Inc. Apparatus and method for controlling a clothes dryer
SE534629C2 (sv) 2010-05-11 2011-11-01 Rolf Ingeson Avsaltningsanordning innefattande en inre och en omslutande behållare
KR101257319B1 (ko) 2012-08-17 2013-04-23 (주)비엘씨 가정용 소금 제조장치
CN108503109A (zh) * 2017-02-28 2018-09-07 吴世阳 利用海水的天然盐制备方法
CN109319863A (zh) * 2018-08-30 2019-02-12 安庆船用电器有限责任公司 一种低能耗的防爆海水加热器

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1475314A (en) * 1918-04-12 1923-11-27 Sherwin Williams Co Method of and apparatus for evaporating liquids
DE472789C (de) * 1925-11-20 1930-01-02 Carl Knoch Dr Einrichtung zur Herstellung wasserloeslicher Trockenpraeparate aus fett- und eiweisshaltigen Fluessigkeiten
DE2740031A1 (de) * 1977-09-06 1979-03-15 Bosch Gmbh Robert Verfahren und vorrichtung zur entsorgung von abwaessern
JP2903466B2 (ja) * 1997-05-15 1999-06-07 田上食品工業株式会社 海水より食塩の製造法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020087598A (ko) * 2001-05-15 2002-11-23 황택성 질산성 질소 오염 염수 염분 회수 장치
KR100415556B1 (ko) * 2001-05-15 2004-01-24 재단법인 충남대학교 산학연교육연구재단 마이크로파를 이용한 질산성 질소 오염 염수 염분 회수 장치
CN105944397A (zh) * 2016-07-20 2016-09-21 湖南省湘衡盐化有限责任公司 一种预防蒸发罐大块盐生成的装置及方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR100338837B1 (ko) 2002-05-30
FR2789381A1 (fr) 2000-08-11
TW490438B (en) 2002-06-11
JP3077062B1 (ja) 2000-08-14
FR2789381B1 (fr) 2005-04-08
KR20000056984A (ko) 2000-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3077062B1 (ja) 海水より食塩の製造法
JP2903466B2 (ja) 海水より食塩の製造法
JP4913943B2 (ja) 海塩製造装置
FR2499963A1 (fr) Procede et installation pour le traitement en plusieurs etages des eaux douces, des eaux saumatres, des eaux de mer et des eaux usees, avec recuperation d'energie, de moyens de traitement et de produits
SE426544B (sv) Forfarande for utvinning av fiskmjol med hog proteinkvalitet och fiskolja
KR100436222B1 (ko) 자염(煮鹽) 및 간수의 제조방법
JP3548963B2 (ja) 海水より食塩の製造法
CN101381172A (zh) 一种腌渍废盐水的循环再利用方法及其装置
CN107176762A (zh) 一种高盐、高浓度有机废液低温结晶和干化净化装置与方法
KR20030012055A (ko) 소금 제조 방법 및 그를 위한 장치
CN104828888B (zh) 海水或超咸水淡化处理方法及系统
KR101440442B1 (ko) 소금을 생산하는 진공가마 및 이를 이용한 시스템
KR102325865B1 (ko) 고농도 미네랄 영양 소금의 제조 방법
JP3855238B2 (ja) 食塩製造装置
JP4346079B2 (ja) 天然塩製造装置、およびそれを使用した天然塩の製造方法
CN106430771A (zh) 一种分盐系统及分盐方法
CN206137181U (zh) 烟草原料浓缩液的制备装置
JP2004000887A5 (ja)
JPH08318136A (ja) 海水の淡水化及び製塩法
CN215712713U (zh) 一种左旋肉碱脱盐与纯化加工处理系统
CN215327053U (zh) 一种草甘膦含盐废水处理装置
CN213060536U (zh) 一种采油用污水脱盐多效蒸发器
JP3032388U (ja) 連続蒸米機の排蒸気利用装置
JP2002068738A (ja) 塩の製造システムとその製造方法
KR200284837Y1 (ko) 식염 제조 기기

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080616

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120616

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120616

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130616

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130616

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140616

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term