JP2000228964A - 海水より食塩の製造法 - Google Patents
海水より食塩の製造法Info
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Abstract
ム等が含まれた自然塩を、海水から容易にかつ生産性良
く経済的にしかも品質の安定した、まろやかな味の食塩
として製塩できる方法を提供する。 【解決手段】 バーナー10からの火炎を第1の回転ド
ラム型乾燥機1のドラム本体3内に吹き込んで第1及び
第2の両回転ドラム型乾燥機1・2のドラム本体3を内
部から加熱し、第1の回転ドラム型乾燥機1の回転する
ドラム本体3の外表面にノズル13にて海水を吹き付
け、水分を蒸発させて濃縮する。濃縮した塩水を、第2
の回転ドラム型乾燥機2の回転するドラム本体3の外表
面に、温度センサ22にて検出した内部温度に応じて流
量調整しつつノズル14にて吹き付けて水分を蒸発さ
せ、ドラム本体3の外表面に付着して焼き塩となった塩
分を剥離器15で剥離する。
Description
を利用して海水から品質の良い食塩を生産性良く製造す
る方法に関する。
府の専売となり、製造・輸入・販売の全てが大蔵省の管
理下にあった。その当時からの塩は、天日製塩を主とし
た自然塩であり、「にがり」(カルシウム、マグネシウ
ム、その他約60種類の微量ミネラルからなる成分)を
十分含んだものであった。
塩は食用だけではなく工業用に多く使われるようにな
り、国内生産では需要に到底応じられないので、海外よ
りコストの安い塩の大量輸入が始まった。
脂膜を使い電気的方法にて製塩する方法(例えば、特公
昭63−27290号公報参照)も一部では採用され
た。
塩と異なり、「にがり」の含有量が極めて少なく、中で
も人体の栄養上最も大切なカルシウムやマグネシウム等
が特に少なく、食用としては自然塩に比べはるかに劣
る。
従前の背景に鑑み、また平成9年4月1日よりの塩専売
法の廃止に伴い、民間中小企業においても安易に製塩で
きる路がひらけたことを踏まえ、人体の栄養上大切なカ
ルシウムやマグネシウム等が含まれた自然塩を、海水か
ら容易にかつ生産性良く経済的にしかも品質の安定し
た、まろやかな味の食塩として製塩できる方法を提供し
ようとするものである。
は、バーナーからの火炎を回転ドラム型乾燥機のドラム
本体内に吹き込み、該乾燥機の温度を検出しながらその
回転するドラム本体の外表面に、海水を、検出した温度
に応じて流量調整しつつ噴霧状に吹き付けて水分を蒸発
させ、ドラム本体の外表面に付着した塩分を剥離して採
取する。
表面に海水を噴霧状に吹き付けると、ドラム本体の外表
面にいわゆる「焼き塩」が生成される。その焼き塩は、
粗製食塩のような潮解性が無く、しかも「にが味」の少
ない「まろやかな味」となる。
内筒との間に火炎を吹き込むと、トラム本体の外表面へ
の内部からの加熱を熱効率良く行える。
上げるために、第1の回転ドラム型乾燥機と第2の回転
ドラム型乾燥機とを連結し、バーナーからの火炎を第1
の回転ドラム型乾燥機のドラム本体内に吹き込んで第1
及び第2の両回転ドラム型乾燥機のドラム本体を内部か
ら加熱し、第1の回転ドラム型乾燥機の回転するドラム
本体の外表面に海水を吹き付け、水分を蒸発させて濃縮
した後、濃縮した塩水を第2の回転ドラム型乾燥機の回
転するドラム本体の外表面に、第2の回転ドラム型乾燥
機の温度を検出しながらその検出温度に応じて流量調整
しつつ噴霧状に吹き付けて水分を蒸発させ、その外表面
に付着した塩分を剥離して採取する。
外表面に海水を吹き付ける場合にも、第1の回転ドラム
型乾燥機の温度を検出しながらその検出温度に応じて流
量調整しつつドラム本体の外表面に噴霧状に吹き付ける
のが良い。
型乾燥機についても、ドラム本体を二重円筒構造とし
て、外筒と内筒との間に火炎を吹き込むのが、熱効率が
良い。
くは海水が汚れていたり水深が一定しないところが多
く、清澄な海水が安定して得られない。そこで、海底を
掘削して構築した海底濾過施設に集水器を埋設し、この
集水器にて集水した海水を取水管を通じて地上の回転ド
ラム型乾燥機へ取水する。
に基づいて詳述する。
態の概要構成を示す。図1において、第1の回転ドラム
型乾燥機1と第2の回転ドラム型乾燥機2とが直列に並
べて設置されている。
ラム本体3をその両端部の軸受4により回転自在に支承
しており、各ドラム本体3の一端部外周に設けられたス
プロケットホイール5とモータ6側のスプロケットホイ
ール7との間にチェーン8を掛け回すことにより、モー
タ6によりドラム本体3が矢印方向に回転駆動されるよ
うになっている。
うに外筒3aと内筒3bとによる二重円筒構造で、内筒
3bの両端は閉じているが、外筒3aの両端は開放して
いる。第1の乾燥機1の一端はホーン9にてバーナー1
0に接続され、第1の乾燥機1のドラム本体3は、バー
ナー10からの火炎を外筒3aと内筒3bとの間の空間
部に直接吹き込まれるようになっている。
は、外筒3aと内筒3bとの中間部を連結ホーン11に
て互いに連結され、また第2の乾燥機2の反対側には排
気のための煙突12が接続されている。
に対向する位置には、海水を噴霧状に吹き付けるための
横長のノズル13がドラム本体3の軸線と平行に設置さ
れ、また第2の乾燥機2のドラム本体3の外周上部に対
向する位置には、第1の乾燥機1による海水濃縮後の塩
水を同様に噴霧状に吹き付けるための横長のノズル14
がドラム本体3の軸線と平行に設置されている。ノズル
13・14は、多数の噴射孔を水平に配列している。
ラム本体3の外表面に付着した塩分を剥離するため横長
の剥離器15が配置されている。この剥離器15は、水
分ができるだけ蒸発した状態で塩分を剥離するため、ド
ラム本体3の回転方向に向かって、ノズル14による塩
水吹き付け位置よりもできるだけ離れたところに配置す
るのが好ましい。
るように海から取水した海水が、海水タンク16に一時
貯溜し、濾過タンク17で濾過してから送水ポンプ18
にて給水される。このノズル13による海水吹き付け量
を、第1の乾燥機1のドラム本体3の表面温度に応じて
自動調整するため、その火炎吹き込み側に温度センサ1
9が配置され、この温度センサ19の信号により送水ポ
ンプ18(或いは電磁弁)が自動制御される。第1の乾
燥機1の下方には塩水回収トレイ20が配置されてい
る。
らドラム本体3の外表面に噴霧状に吹き付けられた海水
は、ドラム本体3により急激に加熱されて水分が蒸発
し、濃縮された塩水となってホッパ20aを通じて塩水
回収トレイ20へ流れ落ちる。
収トレイ20に回収された塩水が送水ポンプ21にて給
水される。このノズル14による塩水吹き付け量を、第
2の乾燥機2のドラム本体3の表面温度に応じて自動調
整するため、その火炎吹き込み側に温度センサ22が配
置され、この温度センサ22の信号により送水ポンプ2
1(或いは電磁弁)が自動制御される。第2の乾燥機2
の下方にはスクリューコンベア23が配置されている。
らドラム本体3の外表面に噴霧状に吹き付けられた塩水
は、ドラム本体3の金属表面により急激に加熱されて水
分が蒸発し、焼き塩となってドラム本体3の外表面に付
着する。そして、ドラム本体3上で乾燥されてから剥離
器15で剥離され、ホッパ23aを通じてスクリューコ
ンベア23中に落下し、図示しない精製処理部において
食塩として精製される。
には、海水の蒸発による排蒸気を回収する蒸気回収器2
4・25が配置されている。
て海水タンク16に貯溜された海水は、濾過タンク17
で濾過されてから、第1の乾燥機1の温度に応じて流量
を自動調整しながら(温度が低くなれば流量を少なく
し、温度が高くなれば流量を多くする)、第1の乾燥機
1の回転するドラム本体3の外表面にノズル13から噴
霧される。このドラム本体3上で大量の水分が蒸発して
蒸気回収器24により回収されることにより、海水は濃
縮されて塩水回収トレイ20に流れ落ちる。
た塩水は、第2の乾燥機2の温度に応じて流量を自動調
整しながら、第2の乾燥機1の回転するドラム本体3の
外表面にノズル14から噴霧される。その噴霧された塩
水は、ドラム本体3の金属表面上で100℃以上の温度
で急激に加熱されることにより、水分が一気に蒸発して
塩分が焼き塩となって金属表面に付着する。その付着し
た塩分は金属表面上で乾燥されてから、剥離器15で剥
離され、スクリューコンベア23内に落ちて精製処理部
へ搬送される。蒸気回収器24・25にて回収された排
蒸気は、冷却されて淡水として回収される。
ラム型乾燥機1・2を用いて、海水を一旦濃縮してから
焼き塩を生成したが、濃縮工程は省いてもよい。図4に
示す本発明の第2実施形態はその一例で、図1における
第1の乾燥機1を省略した形態となっている。
に貯溜された海水を、濾過タンク17で濾過してから、
乾燥機2の温度に応じて流量を自動調整しながら(温度
が低くなれば流量を少なくし、温度が高くなれば流量を
多くする)、その回転するドラム本体3の金属表面にノ
ズル14から噴霧して焼き塩を生成し、これを金属表面
上で乾燥して剥離器15にて剥離し、スクリューコンベ
ア23にて精製処理部へ搬送する。
海底濾過施設について説明する。図5において、海底濾
過施設26は、海底面BLから掘削した穴27内に、下
から、石や砂利等による基層28、石や砂利等による粗
い第三次濾過層29、濾材による密な第二次濾過層3
0、濾材による密な第一次濾過層(表層)31を形成
し、第三次濾過層29に集水器32を埋設したものであ
る。
ィルタ33を配設して円筒形とし、その両端を側板34
で閉じ、側板34の外面に取水口(接続口)35を設け
たもので、この取水口35に図5に示すように取水管3
6を接続し、地上のポンプにて吸引することにより、海
底付近の海水を濾過しながら取水できるようになってい
る。
よれば、人体の栄養上大切なカルシウムやマグネシウム
等が含まれた自然塩を、海水から容易にかつ生産性良く
経済的にしかも「にが味」の少ない「まろやかな味」の
焼き塩である食塩として製塩できる。乾燥機の温度を検
出しながら、その検出した温度に応じて海水を流量調整
しつつドラム本体の外表面に噴霧状に吹き付けるので、
温度変化に影響されることなく、品質の安定した食塩を
得ることができる。
ば、ドラム本体を二重円筒構造として、外筒と内筒との
間に火炎を吹き込むので、ドラム本体の外表面をバーナ
ーからの熱で効率良く加熱できる。
を第1の乾燥機で一旦濃縮してから、同じ構造の第2の
乾燥機で焼き塩にするので、生産性が向上する。
近くから取水する場合、海岸近くは海水が汚れていたり
水深が一定しないところが多いが、そのような場合でも
清澄な海水を取水して品質の安定が図れる。
る。
る。
る。
27)
を利用して海水から品質の良い食塩を生産性良く製造す
る方法に関する。
府の専売となり、製造・輸入・販売の全てが大蔵省の管
理下にあった。その当時からの塩は、天日製塩を主とし
た自然塩であり、「にがり」(カルシウム、マグネシウ
ム、その他約60種類の微量ミネラルからなる成分)を
十分含んだものであった。
塩は食用だけではなく工業用に多く使われるようにな
り、国内生産では需要に到底応じられないので、海外よ
りコストの安い塩の大量輸入が始まった。
脂膜を使い電気的方法にて製塩する方法(例えば、特公
昭63?27290号公報参照)も一部では採用され
た。
塩と異なり、「にがり」の含有量が極めて少なく、中で
も人体の栄養上最も大切なカルシウムやマグネシウム等
が特に少なく、食用としては自然塩に比べはるかに劣
る。
従前の背景に鑑み、また平成9年4月1日よりの塩専売
法の廃止に伴い、民間中小企業においても安易に製塩で
きる路がひらけたことを踏まえ、人体の栄養上大切なカ
ルシウムやマグネシウム等が含まれた自然塩を、海水か
ら容易にかつ生産性良く経済的にしかも品質の安定し
た、まろやかな味の食塩として製塩できる方法を提供し
ようとするものである。
るために、ドラム本体を外筒と内筒とによる二重円筒構
造として外筒と内筒との間に空間部を形成した第1の回
転ドラム型乾燥機と、同様にドラム本体を二重円筒構造
として外筒と内筒との間に空間部を形成した第2の回転
ドラム型乾燥機とを用いる。これら第1及び第2の回転
ドラム型乾燥機は、熱効率の向上の目的のために、連結
されてそれらの空間部は連通している。そして、バーナ
ーからの火炎を第1の回転ドラム型乾燥機の外筒と内筒
との間の空間部に吹き込んで、第1の回転ドラム型乾燥
機の外筒を内部から加熱するとともに、更に第2の回転
ドラム型乾燥機の外筒も内部から加熱しながら、第1の
回転ドラム型乾燥機の回転するドラム本体の外表面に海
水を吹き付けて水分を蒸発させて濃縮し、その濃縮した
塩水を回収して第2の回転ドラム型乾燥機の回転するド
ラム本体の外表面に、第2の回転ドラム型乾燥機の温度
を検出しながらその検出温度に応じて流量調整しつつ噴
霧状に吹き付けて水分を蒸発させ、そのドラム本体の外
表面に付着した塩分を剥離して採取する。
火炎により内部から加熱されている第1の回転ドラム型
乾燥機のドラム本体の外表面に吹き付けられることによ
り、急激に加熱されて水分が蒸発し、濃縮された塩水と
なって回収される。その塩水は、第1の回転ドラム型乾
燥機に引き続いて内部から加熱されている第2の回転ド
ラム型乾燥機のドラム本体の外表面に噴霧状に吹き付け
られることにより、水分が一気に蒸発して該ドラム本体
の外表面に塩分が付着する。ここで、100℃以上に加
熱されたドラム本体の外表面に塩水を噴霧状に吹き付け
ると、ドラム本体の外表面にいわゆる「焼き塩」が生成
される。その焼き塩は、粗製食塩のような潮解性が無
く、しかも「にが味」の少ない「まろやかな味」とな
る。
れについても、ドラム本体を二重円筒構造として、外筒
と内筒との間の空間部に火炎を吹き込むと、トラム本体
の外表面への内部からの加熱を熱効率良く行える。
外表面に海水を吹き付ける場合にも、第1の回転ドラム
型乾燥機の温度を検出しながらその検出温度に応じて流
量調整しつつドラム本体の外表面に噴霧状に吹き付ける
のが良い。
くは海水が汚れていたり水深が一定しないところが多
く、清澄な海水が安定して得られない。そこで、海底を
掘削して構築した海底濾過施設に集水器を埋設し、海水
を海底で濾過しながら集水器にて集水し、取水管を通じ
て地上の第1の回転ドラム型乾燥機へ向けて取水する。
に基づいて詳述する。
の概要構成を示す。図1において、第1の回転ドラム型
乾燥機1と第2の回転ドラム型乾燥機2とが直列に並べ
て設置されている。
ラム本体3をその両端部の軸受4により回転自在に支承
しており、各ドラム本体3の一端部外周に設けられたス
プロケットホイール5とモータ6側のスプロケットホイ
ール7との間にチェーン8を掛け回すことにより、モー
タ6によりドラム本体3が矢印方向に回転駆動されるよ
うになっている。
うに外筒3aと内筒3bとによる二重円筒構造で、内筒
3bの両端は閉じているが、外筒3aの両端は開放して
いる。第1の乾燥機1の一端はホーン9にてバーナー1
0に接続され、第1の乾燥機1のドラム本体3は、バー
ナー10からの火炎を外筒3aと内筒3bとの間の空間
部に直接吹き込まれるようになっている。
は、外筒3aと内筒3bとの中間部を連結ホーン11に
て互いに連結され、また第2の乾燥機2の反対側には排
気のための煙突12が接続されている。
に対向する位置には、海水を噴霧状に吹き付けるための
横長のノズル13がドラム本体3の軸線と平行に設置さ
れ、また第2の乾燥機2のドラム本体3の外周上部に対
向する位置には、第1の乾燥機1による海水濃縮後の塩
水を同様に噴霧状に吹き付けるための横長のノズル14
がドラム本体3の軸線と平行に設置されている。ノズル
13・14は、多数の噴射孔を水平に配列している。
ラム本体3の外表面に付着した塩分を剥離するため横長
の剥離器15が配置されている。この剥離器15は、水
分ができるだけ蒸発した状態で塩分を剥離するため、ド
ラム本体3の回転方向に向かって、ノズル14による塩
水吹き付け位置よりもできるだけ離れたところに配置す
るのが好ましい。
るように海から取水した海水が、海水タンク16に一時
貯溜し、濾過タンク17で濾過してから送水ポンプ18
にて給水される。このノズル13による海水吹き付け量
を、第1の乾燥機1のドラム本体3の表面温度に応じて
自動調整するため、その火炎吹き込み側に温度センサ1
9が配置され、この温度センサ19の信号により送水ポ
ンプ18(或いは電磁弁)が自動制御される。第1の乾
燥機1の下方には塩水回収トレイ20が配置されてい
る。
らドラム本体3の外表面に噴霧状に吹き付けられた海水
は、ドラム本体3により急激に加熱されて水分が蒸発
し、濃縮された塩水となってホッパ20aを通じて塩水
回収トレイ20へ流れ落ちる。
収トレイ20に回収された塩水が送水ポンプ21にて給
水される。このノズル14による塩水吹き付け量を、第
2の乾燥機2のドラム本体3の表面温度に応じて自動調
整するため、その火炎吹き込み側に温度センサ22が配
置され、この温度センサ22の信号により送水ポンプ2
1(或いは電磁弁)が自動制御される。第2の乾燥機2
の下方にはスクリューコンベア23が配置されている。
らドラム本体3の外表面に噴霧状に吹き付けられた塩水
は、ドラム本体3の金属表面により急激に加熱されて水
分が蒸発し、焼き塩となってドラム本体3の外表面に付
着する。そして、ドラム本体3上で乾燥されてから剥離
器15で剥離され、ホッパ23aを通じてスクリューコ
ンベア23中に落下し、図示しない精製処理部において
食塩として精製される。
には、海水の蒸発による排蒸気を回収する蒸気回収器2
4・25が配置されている。
て海水タンク16に貯溜された海水は、濾過タンク17
で濾過されてから、第1の乾燥機1の温度に応じて流量
を自動調整しながら(温度が低くなれば流量を少なく
し、温度が高くなれば流量を多くする)、第1の乾燥機
1の回転するドラム本体3の外表面にノズル13から噴
霧される。このドラム本体3上で大量の水分が蒸発して
蒸気回収器24により回収されることにより、海水は濃
縮されて塩水回収トレイ20に流れ落ちる。
た塩水は、第2の乾燥機2の温度に応じて流量を自動調
整しながら、第2の乾燥機1の回転するドラム本体3の
外表面にノズル14から噴霧される。その噴霧された塩
水は、ドラム本体3の金属表面上で100℃以上の温度
で急激に加熱されることにより、水分が一気に蒸発して
塩分が焼き塩となって金属表面に付着する。その付着し
た塩分は金属表面上で乾燥されてから、剥離器15で剥
離され、スクリューコンベア23内に落ちて精製処理部
へ搬送される。蒸気回収器24・25にて回収された排
蒸気は、冷却されて淡水として回収される。
海底濾過施設について説明する。図4において、海底濾
過施設26は、海底面BLから掘削した穴27内に、下
から、石や砂利等による基層28、石や砂利等による粗
い第三次濾過層29、濾材による密な第二次濾過層3
0、濾材による密な第一次濾過層(表層)31を形成
し、第三次濾過層29に集水器32を埋設したものであ
る。
ィルタ33を配設して円筒形とし、その両端を側板34
で閉じ、側板34の外面に取水口(接続口)35を設け
たもので、この取水口35に図4に示すように取水管3
6を接続し、地上のポンプにて吸引することにより、海
底付近の海水を濾過しながら取水できるようになってい
る。
の栄養上大切なカルシウムやマグネシウム等が含まれた
自然塩を、海水から容易にかつ生産性良く経済的にしか
も「にが味」の少ない「まろやかな味」の焼き塩である
食塩として製塩できる。回転ドラム型乾燥機の温度を検
出しながら、その検出した温度に応じて海水を流量調整
しつつドラム本体の外表面に噴霧状に吹き付けるので、
温度変化に影響されることなく、品質の安定した食塩を
得ることができる。
一旦濃縮してから、同じ構造の第2の回転ドラム型乾燥
機で焼き塩にするので、生産性が向上する。第1及び第
2の回転ドラム型乾燥機のいずれについても、ドラム本
体を二重円筒構造として、外筒と内筒との間に、第1の
回転ドラム型乾燥機から第2の回転ドラム型乾燥機へと
連続して火炎を吹き込むので、ドラム本体の外表面をバ
ーナーからの熱で効率良く加熱できる。
近くから取水する場合、海岸近くは海水が汚れていたり
水深が一定しないところが多いが、そのような場合でも
清澄な海水を取水して品質の安定が図れる。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】バーナーからの火炎を回転ドラム型乾燥機
のドラム本体内に吹き込み、該乾燥機の温度を検出しな
がらその回転するドラム本体の外表面に、海水を、検出
した温度に応じて流量調整しつつ噴霧状に吹き付けて水
分を蒸発させ、ドラム本体の外表面に付着した塩分を剥
離して採取することを特徴とする、海水より食塩の製造
法。 - 【請求項2】ドラム本体を二重円筒構造として、外筒と
内筒との間に火炎を吹き込むことを特徴とする請求項1
に記載の、海水より食塩の製造法。 - 【請求項3】第1の回転ドラム型乾燥機と第2の回転ド
ラム型乾燥機とを連結し、バーナーからの火炎を第1の
回転ドラム型乾燥機のドラム本体内に吹き込んで第1及
び第2の両回転ドラム型乾燥機のドラム本体を内部から
加熱し、第1の回転ドラム型乾燥機の回転するドラム本
体の外表面に海水を吹き付け、水分を蒸発させて濃縮し
た後、濃縮した塩水を第2の回転ドラム型乾燥機の回転
するドラム本体の外表面に、第2の回転ドラム型乾燥機
の温度を検出しながらその検出温度に応じて流量調整し
つつ噴霧状に吹き付けて水分を蒸発させ、その外表面に
付着した塩分を剥離して採取することを特徴とする、海
水より食塩の製造法。 - 【請求項4】海水を、第1の回転ドラム型乾燥機の温度
を検出しながらその検出温度に応じて流量調整しつつド
ラム本体の外表面に噴霧状に吹き付けることを特徴とす
る請求項3記載の、海水より食塩の製造法。 - 【請求項5】第1及び第2の回転ドラム型乾燥機のドラ
ム本体を二重円筒構造として、外筒と内筒との間に火炎
を吹き込むことを特徴とする請求項3又は4に記載の、
海水より食塩の製造法。 - 【請求項6】海底を掘削して構築した海底濾過施設に集
水器を埋設し、この集水器にて集水した海水を取水管を
通じて地上の回転ドラム型乾燥機へ取水することを特徴
とする請求項1、2、3、4又は5に記載の、海水より
食塩の製造法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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