JP2000228846A - 回転体駆動装置 - Google Patents

回転体駆動装置

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JP2000228846A
JP2000228846A JP11026863A JP2686399A JP2000228846A JP 2000228846 A JP2000228846 A JP 2000228846A JP 11026863 A JP11026863 A JP 11026863A JP 2686399 A JP2686399 A JP 2686399A JP 2000228846 A JP2000228846 A JP 2000228846A
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JP
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inertial
rotating body
inertia
rotor
driving device
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Masaaki Yamada
山田  正明
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/16Mechanical energy storage, e.g. flywheels or pressurised fluids

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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 回転体を一定の速度で回転させる効果を損な
うことなく、回転体の起動時や停止時等に駆動源にかか
る慣性負荷を軽減する慣性回転体を有する回転体駆動装
置を提供する。また、慣性回転体が回転体を一定の速度
で回転させる効果を損なうことなく、小型化できる慣性
回転体を備えた省スペースで、作業性のよい回転体駆動
装置を提供する。 【解決手段】 感光体ドラム1を一定の速度で回転させ
るために感光体ドラム軸上に慣性回転体16を設けた感
光体ドラム駆動装置において、慣性回転体16は感光体
ドラムと一体に回転する回転中心部2と、外周慣性部2
5と、これらを結合し、外周慣性部を回転駆動する駆動
モータ部とから成り、慣性回転体の外周慣性部の回転速
度を変化させることにより慣性回転体の回転運動エネル
ギーE=1/2(Iω)(ここで、慣性回転体の回転
角速度をω、慣性モーメントをI)を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転体の駆動装置
に関するものであり、詳しくは回転体を一定の速度で回
転させるために回転体と同軸上に慣性回転体を設けた回
転体駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転体を一定速度で回転させるために、
回転体と同軸上に慣性回転体(フライホイール)を設け
た回転体駆動装置が知られている。このような回転体駆
動装置は、複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像
形成装置の感光体ドラム駆動装置として広く用いられて
いる(例えば、特開平5−100508号公報参照)。
上記画像形成装置は、回転体である感光体ドラムに対し
て、光走査部で画像データの書き込みを行い、該感光体
ドラム上にトナー像を形成し、該トナー像を記録媒体に
転写した後、該記録媒体上のトナー像を定着して画像を
得るものである。このような画像形成装置においては、
感光体ドラムに対して光走査部で画像データを書き込む
際、または、記録媒体にトナー像を転写する際、感光体
ドラムの速度を一定に維持する必要がある。感光体ドラ
ムの速度にムラがあると、トナー像の画質が劣化した
り、用紙に転写する際に画像が乱れたりする等の問題が
発生するためである。
【0003】また、慣性回転体がその充分な効果を得る
ためには、慣性モーメントI=GD /4g(ここで、
Gは慣性回転体の重量、Dは直径)を大きくすることが
有利である。このため、慣性回転体として直径が大き
く、重量が重いものが用いられている。しかし、直径が
大きい慣性回転体は、大きな設置スペースを必要とす
る。また、慣性回転体の奥に配置してある部品のメンテ
ナンスをする際、直径が大きい慣性回転体が邪魔にな
り、作業効率が悪くなってしまうという不具合があっ
た。作業効率の問題を解決するために、慣性回転体を簡
単に取り外せるよう構成したものも提案されている(例
えば、特開平8−328331号公報参照)。しかし、
慣性回転体を取り外す手間がかかり、また、直径が大き
く、重量が重い慣性回転体を取り外すとき、慣性回転体
が落下する等の危険があった。
【0004】また、回転体駆動装置を用いる装置の仕様
上、駆動モータ出力幅の大きな構成、すなわち、回転体
の速度幅が大きく、それに伴って駆動モータ軸の回転速
度も変化されるものや、長期運転のため、駆動モータ自
身の昇温あるいは駆動系周辺部での昇温によって、駆動
モータの出力特性が変化する構成のものにおいて、駆動
モータの出力の変化に対して、予め設定された一定の慣
性モーメントでは、慣性回転体が充分機能できないとい
う問題がある。この問題を解決するために、特開平8−
154357号公報では、「フライホイールの慣性モー
メントを変化させる手段を具備したことを特徴とするフ
ライホイール」を提案している。また、同公報では、慣
性モーメントを変化させる手段として、「フライホイー
ルが回転中心部と外周慣性部と、それらを結合している
アームとからなり、少なくとアーム部は弾性体で構成さ
れるフライホイール」が提案されている。このフライホ
イールでは、外周慣性部の径を変化させて慣性モーメン
トを変化させるものである。
【0005】また、慣性回転体を設けた回転体駆動装置
では、回転体の起動時、または、停止時に、慣性回転体
による慣性負荷が駆動モータにかかり、駆動トルクが大
きくなってしまうという問題がある。この問題を、上記
特開平8−154357号公報で提案された慣性モーメ
ントを変化させる慣性回転体を用いて解決しようとして
も、有効な効果は得難い。これは、慣性モーメントの大
きさの変化は、上述の式で示すように、慣性回転体の質
量、または、直径のいずれか、または両方を変化させる
ことで可能である。しかし、慣性回転体の質量を自在変
化させることは現実的には難しい。一方、同公報に提案
されたように、外周慣性部の直径Dを変化させる場合で
も、直径の変化量は限られており、慣性モーメントの変
化量も限られてしまう。このように、慣性モーメントを
大きく変化させることは難しく、限られた量の慣性モー
メントの変化では、回転体の起動時、停止時等の慣性負
荷を良好に軽減することは難しい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みなされたものであり、その第一の目的とするとこ
ろは、回転体を一定の速度で回転させる効果を損なうこ
となく、回転体の起動時や停止時等に駆動源にかかる慣
性負荷を軽減する慣性回転体を有する回転体駆動装置を
提供することである。また、第二の目的とするところ
は、慣性回転体が回転体を一定の速度で回転させる効果
を損なうことなく、小型化できる慣性回転体を備えた省
スペースで、作業性のよい回転体駆動装置を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成す
るために、請求項1の発明は、回転体を一定の速度で回
転させるために該回転体と同軸上に慣性回転体を設けた
回転体駆動装置において、該慣性回転体の回転運動エネ
ルギーを変化させることを特徴とするものである。
【0008】請求項1の回転体駆動装置においては、回
転体を一定速度で回転させることが必要な時と、回転体
の起動時や停止時とで、慣性回転体の回転運動エネルギ
ーを変化させることが可能である。そこで、回転体を一
定速度で回転させることが必要な時には、回転体の回転
が一定速度となるのに適した慣性回転体の回転運動エネ
ルギーとし、回転体の起動時や停止時には駆動源にかか
る慣性負荷を軽減するような慣性回転体の回転運動エネ
ルギーとする。
【0009】また、上記第一の目的を達成するために、
請求項2の発明は、請求項1の回転体駆動装置におい
て、慣性回転体は回転体と一体に回転する回転中心部
と、外周慣性部と、これらを結合し、外周慣性部を回転
駆動する駆動モータ部とから成り、慣性回転体の外周慣
性部の回転速度を変化させることにより慣性回転体の回
転運動エネルギーを変化させることを特徴とするもので
ある。
【0010】請求項2の回転体駆動装置においては、慣
性回転体の駆動モータ部により、外周慣性部の回転速度
を変化させることができる。ここで、慣性回転体の回転
運動エネルギーは、慣性回転体の回転角速度をω、慣性
モーメントをIとすると、E=1/2(Iω)であら
わされる。すなわち、外周慣性部の回転角速度ωを変化
させることで、慣性回転体の回転運動エネルギーEを変
化させることができる。そこで、回転体を一定速度で回
転させることが必要な時には、回転体の回転が一定速度
となるのに適した回転運動エネルギーとなるような外周
慣性部の回転角速度を選択する。また、回転体の起動時
には、駆動源にかかる慣性負荷を軽減するよう、外周慣
性部の回転角速度ωを増加し、慣性回転体の回転運動エ
ネルギーを増加する。また、回転体の停止時には、駆動
源にかかる慣性負荷を軽減するよう、外周慣性部の回転
角速度ωをゼロ(すなわち、回転停止)、または、マイ
ナスの回転速度(すなわち、反対方向へ回転)とし、慣
性回転体の回転運動エネルギーを減少させる。このよう
に、外周慣性部の回転速度を変化させて、回転運動エネ
ルギーの大きさを自在に変化させ、回転体の起動時や停
止時に駆動モータにかかる慣性負荷を軽減させることが
できる。このように、回転体を一定の速度で回転させる
手段として、または、回転体の起動時や停止時等に駆動
源にかかる慣性負荷を軽減する手段として、慣性モーメ
ントIを慣性回転体の質量、または、直径により変化さ
せるものに較べ、回転運動エネルギーEを外周慣性部の
回転速度により変化させるものは容易であり、かつ良好
にその効果を達成できる。
【0011】また、上記第二の目的を達成するために、
請求項3の発明は、請求項1の回転体駆動装置におい
て、慣性回転体は回転体と一体に回転する回転中心部
と、外周慣性部と、これらを結合し、外周慣性部を回転
駆動する駆動モータ部とから成り、回転体と一体に回転
する回転中心部の回転速度と異なる速度で外周慣性部を
回転させることを特徴とするものである。
【0012】請求項3の画像形成装置においては、、慣
性回転体の駆動モータ部により、回転中心部の回転速度
と異なる速度で外周慣性部を回転させることができる。
ここで、慣性回転体の回転運動エネルギーは、慣性回転
体の回転角速度をω、慣性モーメントをIとすると、E
=1/2(Iω)であらわされる。また、慣性モーメ
ントIは重量をG、直径をDとすると、I=GD/4
gで表わされる。すなわち、外周慣性部の直径Dを小さ
くしても、外周慣性部の回転角速度ωを大きくすれば慣
性回転体の回転運動エネルギーEは変わらないようにす
ることができ、回転体を一定の速度で回転させる効果は
変わらない。このように、本発明の慣性回転体では、回
転体の回転を一定速度とするような効果を損なうことな
く、慣性回転体を小型化でき、省スペースな回転体駆動
装置を得ることができる。また、慣性回転体の奥に配置
してある部品のメンテナンスをするとき、慣性回転体が
邪魔になっていたが、小さくすることで作業性をよくす
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の回転体駆動装置を
画像形成装置に用いられる感光体ドラム駆動装置に適用
した実施形態について説明する。図1は、本発明に係る
回転体駆動装置としての感光体ドラム駆動装置の断面図
である。感光体ドラム駆動装置は、後側板5に固定され
ている軸受ハウジング14に形成されている軸受8と、
前側板6に固定されている面板7に形成されている軸受
9とにより支持されている感光体駆動軸2を備えてい
る。この感光体駆動軸2上には、感光体ドラム1後端部
のフランジ3と嵌合するジョイント19と、感光体ドラ
ム1先端部のフランジ4に隣接するスプリング18とを
備えている。そして、感光体駆動軸2の先端には止めネ
ジ21を備えており、該止めネジ21を締める事により
感光体駆動軸2に備えられたスプリング18が押され、
ジョイント19がフランジ3に押し付けられ、感光体駆
動軸2と感光体1が締結する。また、後側板5より後部
の感光体駆動軸2上には、プーリ締結部材20によって
固定される感光体プーリ12を備えており、該感光体プ
ーリ12と、駆動モータ10軸上の駆動プーリ11と
に、タイミングベルト18が掛け渡されている。また、
感光体プーリ12より後部の感光体駆動軸2上には、軸
受け30に支持され、慣性回転体保持部材17により感
光体駆動軸2に固定される慣性回転体(フライホイー
ル)16を有している。
【0014】このような構成の感光体ドラム駆動装置に
おいて、駆動モータ10から出力されてきた駆動力は、
駆動モータ10軸上の駆動プーリ11よりタイミングベ
ルト18を介して感光体駆動軸2上の感光体プーリ11
に伝達される。そして、感光体プーリ11に伝達された
駆動力により感光体駆動軸2が回転することで、感光体
駆動軸2に締結された感光体ドラム1を回転駆動する。
このようにして、画像形成装置本体の駆動モータ10の
出力は、感光体ドラム1に伝達される。
【0015】つぎに、本発明の感光体ドラム駆動装置に
用いられる慣性回転体について説明する。図2は、本実
施形態の感光体ドラム駆動装置に用いられる慣性回転体
の断面図である。慣性回転体16は、慣性回転体締結部
材17の回りに配置されたコイル29と、該コイル29
の外側に配置され、軸受30を回転中心として回転可能
な円筒状の回転子ヨーク28と、回転子ヨーク28に内
側に固定された永久磁石27と、回転子ヨーク28の外
側に固定された外周慣性部25と、これらの部材を内包
し保護するケース26とを備えている。
【0016】この慣性回転体16においては、コイル2
9、永久磁石27、および回転子ヨーク28でモータが
構成される。このモータは、回転子ヨーク28の外側に
固定された外周慣性部25を回転させる駆動モータとし
ての機能を果たす。そして、感光体駆動軸2後端に設け
られた回転端子31を介して、制御回路32により制御
された電流が供給される。この供給される電流の大きさ
により、駆動モータの回転数が変化し、外周慣性部25
の回転速度が変化する。一方、慣性回転体16の回転中
心部としての感光体駆動軸2は、駆動モータ10から感
光体ドラム駆動装置を介して伝達された駆動力により回
転する。つまり、感光体駆動軸2と、外周慣性部25と
を異なる速度で回転させることができる。
【0017】ここで、慣性回転体16の回転運動エネル
ギーEについて説明する。この慣性回転体16におい
て、回転運動エネルギーEは外周慣性部25の回転によ
り与えられ、外周慣性部25の回転角速度をω、慣性モ
ーメントをIとすると、E=1/2(Iω)である。
また、この慣性モーメントIは外周慣性部25の重量を
G、直径をDとすると、I=GD/4gで表わされ
る。すなわち、外周慣性部25の直径Dを小さくし、慣
性モーメントIが減少しても、外周慣性部25回転角速
度ωを大きくすれば慣性回転体16の回転運動エネルギ
ーEは変わらないようにすることができ、感光体ドラム
の回転を一定速度とする効果は変わらない。このよう
に、慣性回転体16では、感光体ドラム1の回転を一定
速度とするような効果を損なうことなく、外周慣性部2
5の直径Dを小さくして慣性回転体16を小型化でき、
省スペースな感光体ドラム駆動装置を得ることができ
る。また、慣性回転体16の奥に配置してある部品のメ
ンテナンスをするとき、慣性回転体16が邪魔になって
いたが、小さくすることで作業性をよくすることができ
る。
【0018】また、回転運動エネルギーEはE=1/2
(Iω)であらわせることより、外周慣性部25の回
転角速度ωを変化させることで、慣性回転体16の回転
運動エネルギーEを変化させることができる。そこで、
感光体ドラム1を一定速度で回転させることが必要な画
像形成動作時には、感光体ドラム1の回転が一定速度と
なるのに適した回転運動エネルギーEとなるように、コ
イル29、回転子ヨーク28、永久磁石27よりなる外
周慣性部25の駆動モータに供給する電流を制御回路3
2により制御し、外周慣性部25の回転角速度ωを制御
する。また、感光体ドラム1の起動時には、駆動モータ
10にかかる慣性負荷を軽減するよう、コイル29、回
転子ヨーク28、永久磁石27よりなる外周慣性部25
の駆動モータに供給する電流を制御回路32により制御
し、外周慣性部25の回転角速度ωを増加し、慣性回転
体16の回転運動エネルギーEを増加する。また、感光
体ドラム1の停止時には、駆動モータ10にかかる慣性
負荷を軽減するよう、コイル29、回転子ヨーク28、
永久磁石27よりなる外周慣性部25の駆動モータに供
給する電流を制御回路32により制御し、外周慣性部2
5の回転角速度ωをゼロ(すなわち、回転停止)、また
は、マイナスの回転速度(すなわち、反対方向へ回転)
とし、慣性回転体16の回転運動エネルギーEを減少さ
せる。このように、外周慣性部25の回転速度を変化さ
せて、回転運動エネルギーEの大きさを自在に変化さ
せ、感光体ドラム1の起動時や停止時に駆動モータ10
にかかる慣性負荷を軽減させることができる。このよう
に、感光体ドラム1を一定の速度で回転させる手段とし
て、または、感光体ドラム1の起動時や停止時等に駆動
モータ10にかかる慣性負荷を軽減する手段として、慣
性モーメントIを慣性回転体の質量G、または、直径D
により変化させるものに較べ、回転運動エネルギーEを
外周慣性部25の回転速度により変化させるものは容易
であり、かつ良好にその効果を達成できる。
【0019】以上、本発明を画像形成装置の感光体ドラ
ム駆動装置に適用した実施形態について説明したが、こ
れ以外でも回転体を一定の速度で回転させるために回転
体と同軸上に慣性回転体を設けた回転体駆動装置には適
用可能であり、同様の効果が得られる。
【0020】
【発明の効果】請求項1または請求項2の発明によれ
ば、回転体を一定の速度で回転させる効果を損なうこと
なく、回転体の起動時や停止時等に駆動源にかかる慣性
負荷を軽減する慣性回転体を有する回転体駆動装置を得
ることができるという優れた効果がある。
【0021】また、請求項3の発明によれば、慣性回転
体の回転体を一定の速度で回転させる効果を損なうこと
なく、小型化できる慣性回転体を備えた省スペースで、
作業性のよい回転体駆動装置を得ることができるという
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る感光体ドラムと感光体
ドラム駆動装置の概略構成図。
【図2】本発明の実施形態に係る慣性回転体の概略構成
図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 駆動軸 3、4 フランジ 5 後側板 6 前側板 7 面板 8、9 軸受 10 駆動モータ 11 駆動プーリ 12 感光体プーリ 14 軸受ハウジング 16 慣性回転体 17 慣性回転体締結部材 18 スプリング 19 ジョイント 20 感光体プーリ締結部材 21 止めネジ 25 外周慣性部 26 ケース 27 永久磁石 28 回転子ヨーク 29 コイル 30 軸受 31 回転端子 32 制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体を一定の速度で回転させるために該
    回転体と同軸上に慣性回転体を設けた回転体駆動装置に
    おいて、 該慣性回転体の回転運動エネルギーを変化させることを
    特徴とする回転体駆動装置。
  2. 【請求項2】請求項1の回転体駆動装置において、 慣性回転体は回転中心部と、外周慣性部と、これらを結
    合し、外周慣性部を回転駆動する駆動モータ部とから成
    り、慣性回転体の外周慣性部の回転速度を変化させるこ
    とにより慣性回転体の回転運動エネルギーを変化させる
    ことを特徴とする回転体駆動装置。
  3. 【請求項3】請求項1の回転体駆動装置において、 慣性回転体は回転中心部と、外周慣性部と、これらを結
    合し、外周慣性部を回転駆動する駆動モータ部とから成
    り、回転体と一体に回転する回転中心部の回転速度と異
    なる速度で外周慣性部を回転させることを特徴とする回
    転体駆動装置。
JP11026863A 1999-02-04 1999-02-04 回転体駆動装置 Withdrawn JP2000228846A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006042483A (ja) * 2004-07-26 2006-02-09 Ricoh Co Ltd 駆動制御装置、及び該駆動制御装置を有する画像形成装置
US7751746B2 (en) 2007-04-17 2010-07-06 Ricoh Company, Limited Device for driving rotary body with mechanism for dampening fluctuation in rotation velocity

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Effective date: 20060404