JP2000228285A - 多色発光分散型elランプ - Google Patents

多色発光分散型elランプ

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JP2000228285A
JP2000228285A JP11028232A JP2823299A JP2000228285A JP 2000228285 A JP2000228285 A JP 2000228285A JP 11028232 A JP11028232 A JP 11028232A JP 2823299 A JP2823299 A JP 2823299A JP 2000228285 A JP2000228285 A JP 2000228285A
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多色発光分散型ELランプに関し、構成材料
からの反射光による色干渉を受け難く、複数の明瞭な発
光色を得られるものを提供することを目的とする。 【解決手段】 透明樹脂フィルム5の一方の面に高い輝
度を得ることができる寒色系の色調の第一、第二発光体
層7,11およびそれらの間に暖色系の色調の発光色変
換層9を設け、透明樹脂フィルム5の他方の面に第一発
光体層7の発光色と近似のカラーコート層14を設けた
ものであり、第一発光体層7を発光させた時に発光色変
換層9からの暖色系の反射光の放出を抑制して色干渉を
受け難くし、複数の明瞭な発光色を得られるものを実現
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種小形電子機器
等の液晶表示装置やスイッチキーのバックライトとして
用いられる多色発光分散型ELランプに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の多色発光分散型ELランプについ
て、二色発光分散型ELランプを例として図5〜図7を
用いて説明する。
【0003】なお、構成を判り易くするために、各図面
は厚さ方向の寸法を拡大して表わしている。
【0004】図5は従来の二色発光分散型ELランプの
外観斜視図、図6および図7はそれぞれ図5のX−X線
およびY−Y線における断面図で上下および左右を逆に
して示しており、同図において、1は二色発光分散型E
Lランプの発光面、2および3は内部に構成された複数
の光透過性電極層の外部取出し電極、4は背面電極層の
外部取出し電極で、これらの外部取出し電極2,3,4
は発光面1の側方に設けられている。
【0005】そして、5は一方の面が発光面1である透
明樹脂フィルム、6は酸化インジュウムスズ粉末を分散
させた透明樹脂により透明樹脂フィルム5の他方の面上
に印刷形成された第一光透過性電極層、7は銅をドープ
した硫化亜鉛等の粒子状の蛍光体を分散させた高誘電性
のシアノ系樹脂やフッソゴム系樹脂により第一光透過性
電極層上に印刷形成された第一発光体層、8は酸化イン
ジュウムスズ粉末を分散させた透明樹脂により第一発光
体層7上に印刷形成された第二光透過性電極層、9は第
一発光体層の発光色よりも長波長の発光色の蛍光顔料ま
たは蛍光染料を分散させた透明樹脂により第二光透過性
電極層8上に印刷形成された発光色変換層、10は酸化
インジュウムスズ粉末を分散させた透明樹脂により発光
色変換層9上に印刷形成された第三光透過性電極層、1
1は銅をドープした硫化亜鉛等の粒子状の蛍光体を分散
させた高誘電性のシアノ系樹脂やフッソゴム系樹脂によ
り第三光透過性電極層上に印刷形成された第二発光体
層、12は銀レジン系やカーボンレジン系ペーストによ
り第二発光体層11上に印刷形成された背面電極層、1
3は上記各層を覆う絶縁保護層であり、外部取出し電極
2は第一光透過性電極層6と、外部取出し電極3は第二
および第三光透過性電極層8および10と、外部取出し
電極4は背面電極層12とそれぞれ接続されており、透
明樹脂フィルム5の上記各層が形成された面の反対側が
発光面1となるものであった。
【0006】また、上記各図面において、各構成層の厚
さは実際よりも拡大して表わしているが実際には透明樹
脂フィルムを除く各層はそれぞれ数μm〜数十μmの厚
さである。
【0007】そして、上記のように構成された二色発光
分散型ELランプにおいて、実用的な発光輝度や輝度寿
命が得られる蛍光体はブルーやグリーンの寒色系のもの
であり、したがって、第一発光体層7はブルーまたはグ
リーン系の発光色の蛍光体を合成樹脂に分散したいわゆ
る寒色系の発光色とし、第二発光体層11も同様にブル
ーまたはグリーン系の発光色にして、その発光色をそれ
より長波長のオレンジ、レッド、ピンク、イエロー等に
着色した発光色変換層9でいわゆる暖色系の発光色に色
変換することにより、第一および第二発光体層7および
11をそれぞれ発光させた際に異なる発光色を得るよう
にして二色発光分散型ELランプを構成するものであ
り、第一発光体層7を発光させる時には外部取出し電極
2および3の間に所定の電圧を印加し、第二発光体層1
1を発光させる時には外部取出し電極3および4の間に
所定の電圧を印加するものであった。
【0008】また、第一および第二発光体層7および1
1は発光輝度を高くするために実際的にはそれぞれ二層
から構成され、一層目は透明高誘電性樹脂に蛍光体粉末
を分散させ、二層目は高誘電性樹脂にチタン酸バリュー
ム等高誘電性微粉末を分散させたものとすることも知ら
れていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の多色発光分散型ELランプにおいて、第一発光体層
7を発光させたとき発光色変換層9からの反射光によっ
て色干渉されて第一発光体層本来の色調を発色し難いと
いう課題があった。
【0010】例えば第一発光体層7をブルーの発光色の
蛍光体を合成樹脂に分散させたブルーの発光色とし、発
光色変換層9をレッドの蛍光顔料を合成樹脂に分散させ
たものとして、第一発光体層7を発光させると発光面1
から放出される光はブルーの発光色が発光色変換層9か
らのレッドの反射光に色干渉されてホワイトに近い色調
になり、本来のブルーの発光色が得られ難いものであっ
た。
【0011】特に、上記従来の多色発光分散型ELラン
プを半透過型液晶表示装置のバックライトとして使用し
たときには、半透過型液晶表示装置の半透過膜が多色発
光分散型ELランプから放出された光の70%〜90%
を反射するため、その反射光がさらに多色発光分散型E
Lランプの発光色変換層に反射されて液晶に放出される
ことが繰り返されて色干渉が更に進み、上記の課題がよ
り顕著になるものであった。
【0012】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、着色された構成材料からの反射光による
色干渉を抑え、透明樹脂フィルム面から複数の明瞭な発
光色を得ることができる多色発光分散型ELランプを提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の多色発光分散型ELランプは、透明樹脂フィ
ルムの一方の面上に高い輝度を得ることができる寒色系
の色調の第一および第二発光体層と、それらの発光体層
の間に暖色系の色調の発光色変換層を設け、透明樹脂フ
ィルムの他方の面上に第一発光体層の発光色と近似のカ
ラーコート層を設けたものであり、第一発光体層を発光
させた時に発光色変換層からの暖色系の反射光の放出を
カラーコート層が抑制して発光面から放出される第一発
光体層の発光色が色干渉を受け難く、第二発光体層を発
光させたときの発光色は発光色変換層で変換されて第一
発光体層の発光色よりも長波長になるため、第二発光体
層の光で第一発光体層の蛍光体やカラーコート層の蛍光
顔料などが発色されることがなく、放出される光の強さ
がカラーコート層で若干抑制されるものの色干渉が起こ
らず、発光面から複数の明瞭な発光色を得ることができ
る多色発光分散型ELランプを実現することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、透明樹脂フィルムの一方の面上に順次重ねて形成さ
れた第一光透過性電極層と、所定発光色の粒子状の蛍光
体を合成樹脂に分散した第一発光体層と、第二光透過性
電極層と、第一発光体層の発光色より長波長の発光色に
色変換する蛍光顔料または蛍光染料を合成樹脂に分散し
た発光色変換層と、第三光透過性電極層と、所定発光色
の粒子状の蛍光体を合成樹脂に分散した第二発光体層
と、背面電極層と、絶縁保護層と、前記透明樹脂フィル
ムの他方の面上に第一発光体層の発光色と同系色の蛍光
顔料または蛍光染料を分散した合成樹脂により形成され
たカラーコート層からなる多色発光分散型ELランプと
したものであり、第一発光体層を発光させたとき発光色
変換層からの反射光の放出をカラーコート層で抑制する
ことができて発光面から放出される第一発光体層の発光
色が色干渉を受け難く、第二発光体層を発光させたとき
の第二発光体層の発光色は発光色変換層で変換されて第
一発光体層の発光色よりも長波長になるため、第二発光
体層の光で第一発光体層の蛍光体やカラーコート層の蛍
光顔料などが発色されることがなく色干渉されないの
で、発光面から複数の明瞭な発光色を得ることができる
多色発光分散型ELランプを実現することができるとい
う作用を有する。
【0015】請求項2に記載の発明は、透明樹脂フィル
ムの一方の面上に順次重ねて形成された第一光透過性電
極層と、所定発光色の粒子状の蛍光体およびこの蛍光体
の発光色と同系色の蛍光顔料または蛍光染料を合成樹脂
に分散した第一発光体層と、第二光透過性電極層と、第
一発光体層の発光色より長波長の発光色に色変換する蛍
光顔料または蛍光染料を合成樹脂に分散した発光色変換
層と、第三光透過性電極層と、所定発光色の粒子状の蛍
光体を合成樹脂に分散した第二発光体層と、背面電極層
と、絶縁保護層からなる多色発光分散型ELランプとし
たものであり、第一発光体層を発光させたとき、発光色
変換層からの反射光の放出を第一発光体層に分散された
蛍光体の発光色と同系色の蛍光顔料または蛍光染料で抑
制することができて発光面から放出される第一発光体層
の発光色が色干渉を受け難く、第二発光体層を発光させ
たときの第二発光体層の発光色は発光色変換層で変換さ
れて第一発光体層の発光色よりも長波長になるため、第
二発光体層で発光された光で第一発光体層の蛍光体や蛍
光顔料などが発色されることがなく色干渉されないの
で、発光面から複数の明瞭な発光色を得ることができる
多色発光分散型ELランプを実現することができるとい
う作用を有する。
【0016】請求項3に記載の発明は、透明樹脂フィル
ムの一方の面上に順次重ねて形成された第一光透過性電
極層と、所定発光色の粒子状の蛍光体を合成樹脂に分散
した第一発光体層と、第二光透過性電極層と、所定発光
色の粒子状の蛍光体および第一発光体層の発光色より長
波長の発光色に色変換する蛍光顔料または蛍光染料を合
成樹脂に分散した第二発光体層と、背面電極層と、絶縁
保護層と、前記透明樹脂フィルムの他方の面上に第一発
光体層の発光色と同系色の蛍光顔料または蛍光染料を分
散した合成樹脂により形成されたカラーコート層からな
る多色発光分散型ELランプとしたものであり、第一発
光体層を発光させたとき第二発光体層からの反射光の放
出をカラーコート層で抑制することができて発光面から
放出される第一発光体層の発光色が色干渉を受け難く、
第二発光体層を発光させたときの発光色は第二発光体層
内の蛍光顔料または蛍光染料によって変換されて第一発
光体層の発光色よりも長波長になるため、第二発光体層
の光で第一発光体層の蛍光体やカラーコート層の蛍光顔
料などが発色されることがなく色干渉されずに放出され
るので、発光面から複数の明瞭な発光色を得ることがで
きる多色発光分散型ELランプを実現することができる
という作用を有する。
【0017】請求項4に記載の発明は、透明樹脂フィル
ムの一方の面上に順次重ねて形成された第一光透過性電
極層と、所定発光色の粒子状の蛍光体およびこの蛍光体
の発光色と同系色の蛍光顔料または蛍光染料を合成樹脂
に分散した第一発光体層と、第二光透過性電極層と、所
定発光色の粒子状の蛍光体および第一発光体層の発光色
より長波長の発光色に色変換する蛍光顔料または蛍光染
料を合成樹脂に分散した第二発光体層と、背面電極層
と、絶縁保護層からなる多色発光分散型ELランプとし
たものであり、第一発光体層を発光させたとき、第二発
光体層からの反射光の放出を第一発光体層に分散された
蛍光体の発光色と同系色の蛍光顔料または蛍光染料で抑
制することができて発光面から放出される第一発光体層
の発光色が色干渉を受け難く、第二発光体層を発光させ
たときの発光色は第二発光体層内の蛍光顔料または蛍光
染料によって変換されて第一発光体層の発光色よりも長
波長になるため、第二発光体層の光で第一発光体層の蛍
光体や蛍光顔料などが発色されることがなく色干渉され
ずに放出されるので、発光面から複数の明瞭な発光色を
得ることができる多色発光分散型ELランプを実現する
ことができるという作用を有する。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか一つに記載の発明において、第一および第二発
光体層の少なくとも一つが二層から形成され、一層目が
所定発光色の粒子状の蛍光体を合成樹脂に分散させた層
または所定発光色の粒子状の蛍光体と蛍光顔料または蛍
光染料を合成樹脂に分散させた層で形成され、二層目が
一層目より高誘電率を有する白色系絶縁層あるいは蛍光
顔料や蛍光染料を含有させた絶縁層で形成されたもので
あり、高電圧が印加される光透過性電極層間の絶縁性確
保のために、発光体層は所定の厚みが必要であり、発光
体層中の蛍光体が集中的に存在する部分は比較的低い誘
電率に、それ以外の部分は高誘電率にすることによって
蛍光体に有効に電圧を印加し、発光時の輝度を高めるこ
とができるという作用を有する。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか一つに記載の発明において、第二および第三光
透過性電極層の少なくとも一つが、導電性酸化インジュ
ウムスズ粉末を透明合成樹脂に分散させたシート抵抗値
が50kΩ以下の光透過性導電ペーストを印刷、乾燥し
て形成されたものであり、第二または第三光透過性電極
層を形成するとき光透過性導電ペーストを所望のパター
ンでスクリーン印刷等により容易に厚膜印刷できて、多
色発光分散型ELランプを安価に製造できると共に、電
圧を発光体層に均一に印加できて発光輝度のムラを抑え
ることができるという作用を有する。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項6記載の
発明において、第二および第三光透過性電極層の少なく
とも一つに用いる光透過性導電ペーストが、第一発光体
層の発光色より長波長に色変換する蛍光顔料または蛍光
染料によって着色されたものであり、第二発光体層の発
光色を一層効果的に色変換することができるという作用
を有する。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図4を用いて説明する。
【0022】なお、構成を判り易くするために、各図面
は厚さ方向の寸法を拡大して表わすと共に、従来の技術
の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付
して詳細な説明を省略する。
【0023】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態による多色発光分散型ELランプの断面図であ
り、同図において5は透明樹脂フィルム、6は第一光透
過性電極層、7は第一発光体層、8は第二光透過性電極
層、9は発光色変換層、10は第三光透過性電極層、1
1は第二発光体層、12は背面電極層、13は絶縁保護
層であり上記各層は透明絶縁フィルム5の一方の面上に
順次重ねて形成されており、14は透明絶縁フィルム5
の他方の面上に形成されたカラーコート層、3は第二お
よび第三光透過性電極層8および10に接続された外部
取出し電極、4は背面電極層12に接続された外部取出
し電極を示す。
【0024】そして、上記構成において、第一、第二お
よび第三光透過性電極層6,8,10は光透過性導電ペ
ーストとして針状粉末状の酸化インジュウムスズをポリ
エステル樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、フェノキ
シ樹脂、フッソゴム樹脂等に分散させた光透過性導電ペ
ーストを用いスクリーン印刷等により所望形状にパター
ン印刷、乾燥して形成するが、第一光透過性電極層6は
スパッタまたは蒸着等の真空法で形成した薄膜を適用し
ても良く、第二および第三光透過性電極層8および10
はシート抵抗値50kΩ以下の光透過性導電ペーストを
用いて印刷形成すると第一および第二発光体層7および
11に均一に電圧を印加できて発光輝度のムラを抑える
ことができる。
【0025】また、第一および第二発光体層7,11は
ブルーやグリーンの発光色のEL用蛍光体粉末を高誘電
率のシアノエチルセルロース樹脂、シアノエチルプルラ
ン樹脂やフッ化ビニリデンを含むフッソゴム樹脂に分散
させたペーストで印刷形成された層とチタン酸バリュウ
ム等の高誘電性粉末を上記同系の樹脂に分散させたペー
ストで印刷形成された層を重ねて用い、発光色変換層9
はレッド系、オレンジ系やイエロー系の蛍光顔料または
蛍光染料をアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ
樹脂等の透明樹脂に分散させたペーストを用い、背面電
極層12および外部取出し電極3,4は通常メンブレン
スイッチ用に使用される銀ペーストあるいはカーボンペ
ーストを用い、絶縁保護層13はポリエステル系、ウレ
タン系やエポキシ系の電気絶縁性能を有する絶縁ペース
トを用い、また、カラーコート層14は第一発光体層7
の発光色と近似のブルーないしグリーン系の蛍光顔料を
発光色変換層9と同様の透明樹脂に分散させたペースト
を用いそれぞれスクリーン印刷等により所望形状にパタ
ーン印刷、乾燥して形成する。
【0026】このようにして形成された多色発光分散型
ELランプにおいて、第一発光体層7を発光させると第
一発光体層7の蛍光体がクリアなブルーやグリーンに発
光すると共に発光色変換層9からの反射光の放出をカラ
ーコート層14によって抑制できるので色干渉を受け難
く、発光面からクリアなブルーやグリーンの発光色を放
出させることができ、第二発光体層11を発光させると
その発光色は発光色変換層9のレッド系、オレンジ系や
イエロー系の蛍光顔料または蛍光染料によって第一発光
体層7やカラーコート層14の蛍光体などの色調よりも
長波長の発光色に変換され、第一発光体層7やカラーコ
ート層14の蛍光体などを発色させることがなく色干渉
されないのでクリアなレッド、オレンジやイエローで発
光するものである。
【0027】次に、本実施の形態のものの第一発光体層
7の蛍光体の発光色およびカラーコート層14の色調を
ブルーとし、発光色変換層9の色調をレッドとし、第二
発光体層11の蛍光体の発光色をブルーとしてそれぞれ
の発光体層7,11を発光させたときに、カラーコート
層14の有無での色座標をトプコン製色彩輝度計で測定
した結果およびELランプ上に半透過型液晶表示装置を
配置して同様に測定した結果を(表1)に示す。
【0028】
【表1】
【0029】(表1)において、数値は色座標のx値を
示すものであり、この数値が小さいものが寒色系の色調
を表わし、大きいものが暖色系の色調を表わすものであ
り、カラーコート層がない場合に比較して有る場合が、
第一発光体層の発光色の色座標によるx値が相当小さく
より寒色系の強い色調であり、第二発光体層の暖色系の
発光色のx値の変化は少ないことが判り、また、ELラ
ンプ上に半透過型液晶表示装置を配置した場合もカラー
コート層が有るものでは第一および第二発光体層の発光
色のx値の差が大きく保たれることが判る。
【0030】このように本実施の形態によれば、着色さ
れた構成材料からの反射光による色干渉を抑え、透明樹
脂フィルム面から複数の明瞭な発光色を得ることができ
る多色発光分散型ELランプを得ることができるもので
ある。
【0031】(実施の形態2)図2は本発明の第2の実
施の形態による多色発光分散型ELランプの断面図であ
り、同図において5は透明樹脂フィルム、6は第一光透
過性電極層、15は第一発光体層、8は第二光透過性電
極層、9は発光色変換層、10は第三光透過性電極層、
11は第二発光体層、12は背面電極層、13は絶縁保
護層であり上記各層は透明絶縁フィルム5の一方の面上
に順次重ねて形成されており、3は第二および第三光透
過性電極層8,10の外部取出し電極、4は背面電極層
12の外部取出し電極であり、実施の形態1によるもの
と比較してカラーコート層が省かれているが、第一発光
体層15以外の各層は実施の形態1のものと同様の材料
で構成されている。
【0032】そして、第一発光体層15はブルーやグリ
ーンの発光色のEL用蛍光体粉末および発光色と近似色
の蛍光顔料や蛍光染料を高誘電率のシアノエチルセルロ
ース樹脂、シアノエチルプルラン樹脂やフッ化ビニリデ
ンを含むフッソゴム樹脂に分散させたペーストで印刷形
成された層とチタン酸バリュウム等の高誘電性粉末を上
記同系の樹脂に分散させたペーストで印刷形成された層
を重ねて形成する。
【0033】このようにして形成された多色発光分散型
ELランプにおいて、第一発光体層15を発光させると
クリアなブルーやグリーンに発光すると共に発光色変換
層9からの反射光の放出を第一発光体層15に分散され
た蛍光顔料などで抑制できるので色干渉を受け難く、発
光面からクリアなブルーやグリーンの発光色を放出させ
ることができ、第二発光体層11を発光させるとその発
光色は発光色変換層9のレッド系、オレンジ系やイエロ
ー系の蛍光顔料または蛍光染料によつて第一発光体層1
5の蛍光体などの色調よりも長波長の発光色に変換さ
れ、第一発光体層15の蛍光体などを発色させることが
なく色干渉されないのでクリアなレッド、オレンジやイ
エローで発光するものである。
【0034】本実施の形態のものの第一発光体層15の
蛍光体の発光色をブルーとすると共にブルーの蛍光顔料
を分散し、発光色変換層9の色調をレッドとし、第二発
光体層11の蛍光体の発光色をブルーとして、第一およ
び第二発光体層をそれぞれ発光させたときの色座標をト
プコン製色彩輝度計で測定した結果、およびELランプ
上に半透過型液晶表示装置を配置して同様に測定した結
果は実施の形態1のものの場合と同様に寒色系および暖
色系の色調の差を大きくすることができるものであっ
た。
【0035】このように本実施の形態によれば、実施の
形態1のものに用いたカラーコート層を用いずに製作コ
ストを削減できると共に、着色された構成材料からの反
射光による色干渉を抑え、透明樹脂フィルム面から複数
の明瞭な発光色を得ることができる多色発光分散型EL
ランプを得ることができるものである。
【0036】(実施の形態3)図3は本発明の第3の実
施の形態による多色発光分散型ELランプの断面図であ
り、5は透明樹脂フィルム、6は第一の光透過性電極
層、7は第一発光体層、8は第二光透過性電極層、16
は第二発光体層、12は背面電極層、13は絶縁保護層
であり上記各層は透明絶縁フィルム5の一方の面上に順
次重ねて形成されており、14は透明絶縁フィルム5の
他方の面上に形成されたカラーコート層、3は第二光透
過性電極層8の外部取出し電極、4は背面電極層12の
外部取出し電極であり、実施の形態1によるものと比較
して発光色変換層および第三光透過性電極層が省かれて
いるが、第二発光体層16以外の各層は実施の形態1の
ものと同様の材料で構成されている。
【0037】そして、第二発光体層16はブルーやグリ
ーンの発光色のEL用蛍光体粉末および蛍光体の発光色
より長波長のレッド、オレンジやイエロー等の蛍光顔料
や蛍光染料を高誘電率のシアノエチルセルロース樹脂、
シアノエチルプルラン樹脂やフッ化ビニリデンを含むフ
ッソゴム樹脂に分散させたペーストで印刷形成された層
とチタン酸バリュウム等の高誘電性粉末を上記同系の樹
脂に分散させたペーストで印刷形成された層を重ねて形
成する。
【0038】このようにして形成された多色発光分散型
ELランプにおいて、第一発光体層7を発光させるとク
リアなブルーやグリーンに発光すると共に第二発光体層
16からの反射光の放出をカラーコート層14に分散さ
れた蛍光顔料などで抑制できるので色干渉を受け難く、
発光面からクリアなブルーやグリーンの発光色を放出さ
せることができ、第二発光体層16を発光させるとその
発光色は第二発光体層16内に分散されたレッド系、オ
レンジ系やイエロー系の蛍光顔料または蛍光染料によっ
て第一発光体層7の蛍光体やカラーコート層14に分散
された蛍光顔料の色調よりも長波長の発光色に変換さ
れ、第一発光体層7の蛍光体やカラーコート層14に分
散された蛍光顔料などを発色させることがなく色干渉さ
れないのでクリアなレッド、オレンジやイエローで発光
するものである。
【0039】そして、第一発光体層7の蛍光体の発光色
およびカラーコート層14の色調をブルーとし、第二発
光体層16の蛍光体の発光色をブルー、蛍光顔料をレッ
ドとしたときに、第一および第二発光体層7,16をそ
れぞれ発光させて色座標をトプコン製色彩輝度計で測定
した結果、およびELランプ上に半透過型液晶表示装置
を配置して同様に測定した結果は実施の形態1のものの
場合と同様に寒色系および暖色系の色調の差を大きくす
ることができるものであった。
【0040】このように本実施の形態によれば、実施の
形態1のものと同様に着色された構成材料からの反射光
による色干渉を抑え、透明樹脂フィルム面から複数の明
瞭な発光色を得ることができる多色発光分散型ELラン
プを得ることができると共に、発光色変換層および第三
光透過性電極層を用いず製作コストを更に削減できるも
のである。
【0041】(実施の形態4)図4は本発明の第4の実
施の形態による多色発光分散型ELランプの断面図であ
り、同図において5は透明樹脂フィルム、6は第一光透
過性電極層、15は第一発光体層、8は第二光透過性電
極層、16は第二発光体層、12は背面電極層、13は
絶縁保護層であり上記各層は透明絶縁フィルム5の一方
の面上に順次重ねて形成されており、3は第二光透過性
電極層8の外部取出し電極、4は背面電極層12の外部
取出し電極であり、実施の形態1によるものと比較して
発光色変換層、第三光透過性電極層およびカラーコート
層が省かれているが、第一発光体層15および第二発光
体層16以外の各層は実施の形態1のものと同様の材料
で構成されている。
【0042】そして、第一発光体層15はブルーやグリ
ーンの発光色のEL用蛍光体粉末および発光色と近似色
の蛍光顔料や蛍光染料を高誘電率のシアノエチルセルロ
ース樹脂、シアノエチルプルラン樹脂やフッ化ビニリデ
ンを含むフッソゴム樹脂に分散させたペーストで印刷形
成された層とチタン酸バリュウム等の高誘電性粉末を上
記同系の樹脂に分散させたペーストで印刷形成された層
を重ねて形成し、第二発光体層16はブルーやグリーン
の発光色のEL用蛍光体粉末および蛍光体の発光色より
長波長のレッド、オレンジやイエロー等の蛍光顔料や蛍
光染料を第一発光体層15と同系の樹脂に分散させたペ
ーストで印刷形成された層とチタン酸バリュウム等の高
誘電性粉末を上記同系の樹脂に分散させたペーストで印
刷形成された層を重ねて形成する。
【0043】このようにして形成された多色発光分散型
ELランプにおいて、第一発光体層15を発光させると
クリアなブルーやグリーンに発光すると共に第二発光体
層16からの反射光の放出を第一発光体層15に分散さ
れた蛍光顔料などで抑制できるので色干渉を受け難く、
発光面からクリアなブルーやグリーンの発光色を放出さ
せることができ、第二発光体層16を発光させるとその
発光色は第二発光体層16内に分散されたレッド系、オ
レンジ系やイエロー系の蛍光顔料または蛍光染料によっ
て第一発光体層15の蛍光体や蛍光顔料の色調よりも長
波長の発光色に変換され、第一発光体層15の蛍光体や
蛍光顔料などを発色させることがなく色干渉されないの
でクリアなレッド、オレンジやイエローで発光するもの
である。
【0044】そして、第一発光体層15の蛍光体および
蛍光顔料の発光色をブルーとし、第二発光体層16の蛍
光体の発光色をブルー、蛍光顔料をレッドとしたとき
に、第一および第二発光体層15,16をそれぞれ発光
させて色座標をトプコン製色彩輝度計で測定した結果、
およびELランプ上に半透過型液晶表示装置を配置して
同様に測定した結果は実施の形態1のものの場合と同様
に寒色系および暖色系の色調の差を大きくすることがで
きるものであった。
【0045】このように本実施の形態によれば、実施の
形態1のものと同様に着色された構成材料からの反射光
による色干渉を抑え、透明樹脂フィルム面から複数の明
瞭な発光色を得ることができる多色発光分散型ELラン
プを得ることができると共に、発光色変換層、第三光透
過性電極層、およびカラーコート層を用いず製作コスト
を一層削減できるものである。
【0046】なお、第二光透過性電極層に用いる光透過
性導電ペーストを、第一発光体層15の発光色より長波
長に色変換する蛍光顔料または蛍光染料によって着色す
ることにより、第二発光体層16の発光色を一層効果的
に色変換し、第一および第二発光体層15,16をそれ
ぞれ別に発光させた時の寒色系および暖色系の色調の差
をより大きくすることもできるものである。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、異なる発
光色の複数の発光体層や発光色変換層を有する多色発光
分散型ELランプにおいて、発光体層をそれぞれ別に発
光させた時に色干渉が起こらず、発光面から複数の明瞭
な発光色を得ることができるものを安価に製作すること
ができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による多色発光分散
型ELランプの断面図
【図2】本発明の第2の実施の形態による多色発光分散
型ELランプの断面図
【図3】本発明の第3の実施の形態による多色発光分散
型ELランプの断面図
【図4】本発明の第4の実施の形態による多色発光分散
型ELランプの断面図
【図5】従来の多色発光分散型ELランプの外観斜視図
【図6】図5のX−X線における断面図
【図7】図5のY−Y線における断面図
【符号の説明】
3,4 外部取出し電極 5 透明樹脂フィルム 6 第一光透過性電極層 7,15 第一発光体層 8 第二光透過性電極層 9 発光色変換層 10 第三光透過性電極層 11,16 第二発光体層 12 背面電極層 13 絶縁保護層 14 カラーコート層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明樹脂フィルムの一方の面上に順次重
    ねて形成された第一光透過性電極層と、所定発光色の粒
    子状の蛍光体を合成樹脂に分散した第一発光体層と、第
    二光透過性電極層と、第一発光体層の発光色より長波長
    の発光色に色変換する蛍光顔料または蛍光染料を合成樹
    脂に分散した発光色変換層と、第三光透過性電極層と、
    所定発光色の粒子状の蛍光体を合成樹脂に分散した第二
    発光体層と、背面電極層と、絶縁保護層と、前記透明樹
    脂フィルムの他方の面上に第一発光体層の発光色と同系
    色の蛍光顔料または蛍光染料を分散した合成樹脂により
    形成されたカラーコート層からなる多色発光分散型EL
    ランプ。
  2. 【請求項2】 透明樹脂フィルムの一方の面上に順次重
    ねて形成された第一光透過性電極層と、所定発光色の粒
    子状の蛍光体およびこの蛍光体の発光色と同系色の蛍光
    顔料または蛍光染料を合成樹脂に分散した第一発光体層
    と、第二光透過性電極層と、第一発光体層の発光色より
    長波長の発光色に色変換する蛍光顔料または蛍光染料を
    合成樹脂に分散した発光色変換層と、第三光透過性電極
    層と、所定発光色の粒子状の蛍光体を合成樹脂に分散し
    た第二発光体層と、背面電極層と、絶縁保護層からなる
    多色発光分散型ELランプ。
  3. 【請求項3】 透明樹脂フィルムの一方の面上に順次重
    ねて形成された第一光透過性電極層と、所定発光色の粒
    子状の蛍光体を合成樹脂に分散した第一発光体層と、第
    二光透過性電極層と、所定発光色の粒子状の蛍光体およ
    び第一発光体層の発光色より長波長の発光色に色変換す
    る蛍光顔料または蛍光染料を合成樹脂に分散した第二発
    光体層と、背面電極層と、絶縁保護層と、前記透明樹脂
    フィルムの他方の面上に第一発光体層の発光色と同系色
    の蛍光顔料または蛍光染料を分散した合成樹脂により形
    成されたカラーコート層からなる多色発光分散型ELラ
    ンプ。
  4. 【請求項4】 透明樹脂フィルムの一方の面上に順次重
    ねて形成された第一光透過性電極層と、所定発光色の粒
    子状の蛍光体およびこの蛍光体の発光色と同系色の蛍光
    顔料または蛍光染料を合成樹脂に分散した第一発光体層
    と、第二光透過性電極層と、所定発光色の粒子状の蛍光
    体および第一発光体層の発光色より長波長の発光色に色
    変換する蛍光顔料または蛍光染料を合成樹脂に分散した
    第二発光体層と、背面電極層と、絶縁保護層からなる多
    色発光分散型ELランプ。
  5. 【請求項5】 第一および第二発光体層の少なくとも一
    つが二層から形成され、一層目が所定発光色の粒子状の
    蛍光体を合成樹脂に分散させた層または所定発光色の粒
    子状の蛍光体と蛍光顔料または蛍光染料を合成樹脂に分
    散させた層で形成され、二層目が一層目より高誘電率を
    有する白色系絶縁層あるいは蛍光顔料や蛍光染料を含有
    させた絶縁層で形成された請求項1〜4のいずれか一つ
    に記載の多色発光分散型ELランプ。
  6. 【請求項6】 第二および第三光透過性電極層の少なく
    とも一つが、導電性酸化インジュウムスズ粉末を透明合
    成樹脂に分散させたシート抵抗値が50kΩ以下の光透
    過性導電ペーストを印刷、乾燥して形成された請求項1
    〜5のいずれか一つに記載の多色発光分散型ELラン
    プ。
  7. 【請求項7】 第二および第三光透過性電極層の少なく
    とも一つに用いる光透過性導電ペーストが、第一発光体
    層の発光色より長波長に色変換する蛍光顔料または蛍光
    染料によって着色された請求項6に記載の多色発光分散
    型ELランプ。
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