JP2000227014A - 内燃機関の潤滑装置 - Google Patents

内燃機関の潤滑装置

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JP2000227014A
JP2000227014A JP2838299A JP2838299A JP2000227014A JP 2000227014 A JP2000227014 A JP 2000227014A JP 2838299 A JP2838299 A JP 2838299A JP 2838299 A JP2838299 A JP 2838299A JP 2000227014 A JP2000227014 A JP 2000227014A
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lubricating
valve timing
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Kazuyuki Fukuhara
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/34Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
    • F01L1/344Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
    • F01L1/3442Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
    • F01L2001/34423Details relating to the hydraulic feeding circuit
    • F01L2001/34426Oil control valves
    • F01L2001/34433Location oil control valves

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  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】油通路構造の複雑化や潤滑油の使用量の増大を
伴わずにタイミングチェーンのより効率的な潤滑を可能
とする。 【解決手段】可変バルブタイミング機構20は、油圧制
御弁43の油圧制御に基づき作動し、カムスプロケット
12に対するカムシャフト12aの相対回転位相を可変
とする。可変バルブタイミング機構20から油圧制御弁
43のドレインポート45,46を通じて排出される作
動油は、油口53,54からタイミングチェーン13へ
と滴下される。タイミングチェーン13は、こうして滴
下された作動油によって潤滑される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の各部に
潤滑油を供給する内燃機関の潤滑装置に関し、特に機関
出力軸であるクランクシャフトの回転力をカムシャフト
へと伝達するためにクランクスプロケットとカムスプロ
ケットとの間に巻き掛けられるタイミングチェーンにつ
いてこれを潤滑する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、内燃機関では、クランク
シャフトの回転力をカムシャフトへと伝達するのにタイ
ミングチェーンが多く用いられている。このタイミング
チェーンは、同じくクランクシャフトの回転力をカムシ
ャフトへと伝達するために用いられるタイミングベルト
に比べて耐久性が高いものの、これを円滑に走行させる
には潤滑油の供給が不可欠である。そこで従来、こうし
たタイミングチェーンを潤滑するための装置として、例
えば実開昭56−170350号公報や特開平7−16
7264号公報等に記載された装置が知られている。こ
れらの装置ではいずれも、カムシャフトの軸受け部など
から漏洩し、自然落下した潤滑油をチェーンガイドにて
受け止めてタイミングチェーンに供給するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうした潤滑装置を採
用することで、タイミングチェーンに対しても確かにあ
る程度の潤滑油を供給することはできる。しかしなが
ら、上記漏洩し、自然落下した潤滑油を集めただけで
は、同タイミングチェーンの円滑な走行を保証するに足
りる十分な油量を確保できないことがある。したがって
この場合には、専用の給油通路を設けてタイミングチェ
ーンにより多くの潤滑油を供給するなど、不足した潤滑
油を補う必要がある。ただし、こうして専用の給油通路
を設けた場合、内燃機関の油通路構造が複雑化したり、
機関全体の潤滑油の使用量が増大してオイルポンプが大
型化したりすることも避けがたいものとなる。
【0004】本発明は、こうした実情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、油通路構造の複雑化や潤滑油
の使用量の増大を伴わずにタイミングチェーンのより効
率的な潤滑を可能とする内燃機関の潤滑装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、機関出力軸の回転力をカ
ムシャフトへと伝達する手段としてタイミングチェーン
が用いられる内燃機関にあってこのタイミングチェーン
に潤滑油を供給する装置であって、油圧制御に基づき前
記機関出力軸に対する前記カムシャフトの相対回転位相
を可変とする可変バルブタイミング機構を備え、該可変
バルブタイミング機構から排出される油を前記タイミン
グチェーンに供給することをその要旨とする。
【0006】上記構成によれば、可変バルブタイミング
機構の作動油として使用された油がタイミングチェーン
の潤滑のために2次利用されるため、機関全体としての
油の使用量を増大することなく、効率的にタイミングチ
ェーンの潤滑を行うことができるようになる。また、タ
イミングチェーンに油を供給するための専用の油通路
や、可変バルブタイミング機構から排出させる油をオイ
ルパンへと還流させるための油通路を別途に設ける必要
がないため、機関の油通路構造の複雑化を招くこともな
い。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の内燃機関の潤滑装置において、前記可変バルブ
タイミング機構は、前記カムシャフトに相対回動可能に
装着されたカムスプロケットと同カムシャフトとの相対
回転位相を可変とするものであり、前記タイミングチェ
ーンは、前記カムスプロケットと前記機関出力軸との間
に巻き掛けられてなることをその要旨とする。
【0008】上記構成によれば、可変バルブタイミング
機構と潤滑対象となるタイミングチェーンとの距離が近
いため、可変動弁機構から排出された油をより容易にタ
イミングチェーンに供給できるようになる。すなわち、
上記潤滑構造の実現がより容易となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の内燃機関の潤滑装
置を具体化した一実施の形態について、図1〜図4に基
づき詳細に説明する。
【0010】図1は、本実施の形態の潤滑装置が適用さ
れる内燃機関について、その機関出力軸とカムシャフト
との間の駆動伝達構造を主に示したものである。同図1
に示すように、機関出力軸であるクランクシャフト10
aにはクランクスプロケット10が、排気カムシャフト
11aには排気カムスプロケット11が、それぞれ一体
回転可能に締結されている。また、吸気カムシャフト1
2aには、可変バルブタイミング機構20を介して吸気
カムスプロケット12が連結されている。これら吸気カ
ムシャフト12aと吸気カムスプロケット12とは、可
変バルブタイミング機構20によってその相対回動が可
能となっている。
【0011】また、同図1に示すように、これらのスプ
ロケット10〜12には、タイミングチェーン13が巻
き掛けられている。そして、このタイミングチェーン1
3によって、クランクスプロケット10の回転が吸気及
び排気スプロケット11,12に伝達される。このタイ
ミングチェーン13は、テンショナ14によって適度な
テンションが与えられるとともに、その走行軌道上に設
けられたチェーンガイド15によって、同走行軌道が規
制され、スプロケット10〜12からの外れが防止され
る。
【0012】この内燃機関では、以上の構成によって、
クランクスプロケット10の回転が吸気及び排気カムス
プロケット11,12へと伝達されるようになる。な
お、上記吸気カムスプロケット12と吸気カムシャフト
12aとの間に介装された可変バルブタイミング機構2
0は、油圧制御に基づき吸気カムスプロケット12と吸
気カムシャフト12aとを相対回動させて、クランクシ
ャフト10aに対する吸気カムシャフト12aの相対回
転位相を可変とするものである。そして、本実施の形態
では、この可変バルブタイミング機構20から排出され
る潤滑油をタイミングチェーン13に供給することで、
同チェーン13の潤滑の効率化を図るようにしている。
【0013】以下、この可変バルブタイミング機構20
について、図2及び図3に基づき詳細に説明する。図2
は、上記可変バルブタイミング機構20及びその周辺部
の側部断面構造を、また図3は、同可変バルブタイミン
グ機構20の正面断面構造をそれぞれ示している。
【0014】図2に示すように、吸気カムシャフト12
aは、当該機関のシリンダヘッド17の上部に回転可能
に支持されている。この吸気カムシャフト12aの先端
には、内部ロータ21がセンタボルト30によって同吸
気カムシャフト12aと一体回転可能に固定されてい
る。この内部ロータ21の外周には、図3に示すように
複数の(この例では4枚の)ベーン22が放射状に形成
されている。
【0015】また、この内部ロータ21の外周を覆うよ
うにハウジング23が、さらにその前面を覆うように前
面カバー24が設けられている。これらハウジング23
及び前面カバー24は、複数の取り付けボルト25によ
り吸気カムスプロケット12と固定されることで該吸気
カムスプロケット12と一体回転可能とされる。なおハ
ウジング23の内周には、図3に示す態様で前記内部ロ
ータ21のベーン22と同数の突部26が形成されてお
り、隣り合った突部26の間に形成された凹部27内に
ベーン22がそれぞれ収容されている。
【0016】前記各ベーン22の先端は凹部27の内周
と摺接し、前記突部26の先端は前記内部ロータ21の
外周と摺接している。その結果、内部ロータ21及び吸
気カムシャフト12aと、吸気カムスプロケット12及
びハウジング23及び前面カバー24とは、互いに同一
の軸心を中心として相対回動可能となる。
【0017】また、前記凹部27には、ベーン22によ
って区画されることで2つの空間28,29が形成され
ている。以後、これら2つの空間28,29の内、ベー
ン22に対して吸気カムシャフト12aの回転方向側の
空間28を遅角側油圧室、その反対側の空間29を進角
側油圧室という。
【0018】可変バルブタイミング機構20は、これら
各油圧室28,29内に充填される作動油の油圧制御に
基づき作動する。すなわち、上記各油圧室28,29内
の油圧に差が生じると、上記ベーン22の両側面に作用
する力にも格差が生じ、内部ロータ21をハウジング2
3に対して相対回動させる駆動力が発生する。こうして
内部ロータ21をハウジング23に対して相対回動させ
ることで、これらに連結された吸気カムシャフト12a
と吸気カムスプロケット12との回転位相が変更され
る。そしてその結果、クランクシャフト10a(図1)
に対する吸気カムシャフト12aの回転位相が変更さ
れ、同シャフト16の回転に伴い開閉駆動される吸気バ
ルブ(図示略)の開閉弁時期が可変とされる。
【0019】次に上記各油圧室28,29内に供給され
る作動油の圧力を制御するとともに、当該機関各部の潤
滑を併せ行う油圧回路構成について図2及び図4に基づ
き説明する。
【0020】図4は、本実施の形態にあって、上記可変
バルブタイミング機構20の作動油制御を行うととも
に、上記各部の潤滑を行う油圧回路構成を示すブロック
図である。
【0021】この装置において、クランクシャフト10
a(図1)の回転に基づき動作されるオイルポンプ40
は、オイルパン41内に貯留された潤滑油を吸引し、上
記クランクシャフト10aやカムシャフト11a,12
aの軸受け部などの各潤滑部42に対して供給する。こ
うしてオイルポンプ40から供給される潤滑油の一部
は、上記可変バルブタイミング機構20の作動油として
油圧制御弁43に供給される。
【0022】この油圧制御弁43は、図示しない制御装
置による印加電圧のデューティ制御に基づき作動される
5ポート式の電磁制御弁であり、上記オイルポンプ40
から送られる作動油が導入される給油ポート44と、作
動油を排出する2つのドレインポート45,46と、上
記可変バルブタイミング機構20の遅角側油圧室28に
連結される遅角ポート47と、同じく進角側油圧室29
に連結される進角ポート48とが設けられている。
【0023】なお、先の図2に示すように、この油圧制
御弁43は、当該機関のシリンダヘッド17に装着され
ている。また、同図2及び図4に示すように、上記遅角
ポート47及び進角ポート48は、遅角油通路49及び
進角油通路50にそれぞれ接続されている。そして、上
記遅角側油圧室28及び進角側油圧室29は、これら遅
角油通路49及び進角油通路50を介して上記遅角ポー
ト47及び進角ポート48に接続されている。
【0024】一方、同図4に模式的に示した給油ポート
44は、実際には図2に例示する態様で上記オイルポン
プ40と接続された給油通路51と接続されている。ま
た、上記ドレインポート45も、実際には図2に例示す
る態様でシリンダヘッド17に形成された油口53に接
続されており、ドレインポート46は、同じく図2ニ例
示する態様でシリンダヘッド17内に形成されたドレイ
ン通路52を介して油口54と接続されている。
【0025】そして、本実施の形態において、これら油
口53,54は、上記各スプロケット10〜12やタイ
ミングチェーン13などが収容されたギア室18内に開
口し、上記油圧制御弁43から排出された作動油が、こ
れら油口53,54を通じてギア室18内に放出され、
タイミングチェーン13に滴下されるようになってい
る。
【0026】なお、油圧制御弁43は、上記遅角ポート
47及び進角ポート48を給油ポート44及びドレイン
ポート45,46のいずれかと選択的に連結させること
で、進角側及び遅角側油圧室28,29に対する作動油
の供給と排出とを選択的に切り換え、可変バルブタイミ
ング機構20を作動制御している。
【0027】このように、本実施の形態では、可変バル
ブタイミング機構20の作動に用いられ、油圧制御弁4
3から排出された作動油は、上記油口53,54を通じ
てタイミングチェーン13へと滴下され、この滴下され
た作動油によってタイミングチェーン13が潤滑される
構成となっている。したがって、可変バルブタイミング
機構20が作動する毎にタイミングチェーン13に対し
て大量の潤滑油(作動油)が供給されるようになる。し
かも、可変バルブタイミング機構20は、内燃機関の運
転中、高い頻度で作動されるため、こうしてタイミング
チェーン13に供給される油量もその円滑な走行を保証
するに足りる十分な量となる。
【0028】またこうした潤滑に、可変バルブタイミン
グ機構20(油圧制御弁43)から排出される潤滑油
(作動油)を2次利用するようにしたことで、機関全体
の潤滑油の使用量が増大することもなくなる。また更
に、タイミングチェーン13専用の潤滑油通路を設ける
必要もないため、内燃機関の油通路構造の複雑化を招く
こともない。
【0029】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、以下に記載する効果を得ることができるようにな
る。 (1)可変バルブタイミング機構20(油圧制御弁4
3)から排出された潤滑油をタイミングチェーン13に
供給することで、同チェーン13の効率的な潤滑を行う
ことができる。
【0030】(2)また、タイミングチェーン13を潤
滑する油は、可変バルブタイミング機構20から排出さ
れる油の2次利用であるため、機関全体の油使用量が増
大されることもない。
【0031】(3)また、タイミングチェーン13に潤
滑油を供給する専用の油通路が不要であるため、内燃機
関の油通路構造の複雑化を招くこともない。 (4)また、潤滑対象となるタイミングチェーン13
は、可変動弁機構20が装着された吸気カムスプロケッ
ト12に対して巻き掛けられるものであるため、こうし
た潤滑構造の実現が容易でもある。
【0032】なお、以上説明した本実施の形態は、以下
のように変更することもできる。 ・上記実施の形態では、吸気カムシャフト12a側に可
変バルブタイミング機構20が設けられた場合について
示したが、同機構20が排気カムシャフト側あるいは吸
気カムシャフト及び排気カムシャフトの両方に設けられ
たものについて、上記潤滑構造を適用してもよい。
【0033】・また、上記実施の形態では、可変バルブ
タイミング機構としていわゆるベーン式のものを対象に
上記潤滑構造を適用した場合について示したが、この可
変バルブタイミング機構は、油圧制御に基づき作動する
ものであればよく、他に例えばヘリカルギア式などの可
変バルブタイミング機構を対象に同潤滑構造を適用して
もよい。
【0034】・また、可変バルブタイミング機構から排
出される油をタイミングチェーンに供給する潤滑構造
は、必ずしも、可変バルブタイミング機構がカムシャフ
トに相対回動可能に装着されたカムスプロケットと同カ
ムシャフトとの相対回転位相を可変するものであり、且
つタイミングチェーンがこのカムスプロケットと機関出
力軸との間に巻き掛けられる構造でなくとも適用するこ
とができ、可変バルブタイミング機構を備える内燃機関
であれば、その排出される油を2次利用して、比較的簡
単に上記潤滑構造を実現することができる。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、可変バ
ルブタイミング機構の作動油として使用された油がタイ
ミングチェーンの潤滑のために2次利用されるため、機
関全体としての油の使用量を増大することなく、効率的
にタイミングチェーンの潤滑を行うことができるように
なる。また、タイミングチェーンに油を供給するための
専用の油通路や、可変バルブタイミング機構から排出さ
せる油をオイルパンへと還流させるための油通路を別途
に設ける必要がないため、機関の油通路構造の複雑化を
招くこともない。
【0036】また、請求項2に記載の発明によれば、可
変バルブタイミング機構と潤滑対象となるタイミングチ
ェーンとの距離が近いため、可変動弁機構から排出され
た油をより容易にタイミングチェーンに供給できるよう
になる。すなわち、上記潤滑構造の実現がより容易とな
る。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる潤滑装置の一実施の形態が適用
対象となる内燃機関の駆動伝達構造を示す図。
【図2】同実施形態の潤滑装置の潤滑構造並びに可変バ
ルブタイミング機構の側部断面構造を示す断面図。
【図3】上記可変バルブタイミング機構の正面断面構造
を示す断面図。
【図4】同実施の形態の潤滑装置の潤滑構造を示す油圧
回路図。
【符号の説明】
10…クランクスプロケット、10a…クランクシャフ
ト、11…排気カムスプロケット、11a…排気カムシ
ャフト、12…吸気カムスプロケット、12a吸気カム
シャフト、13…タイミングチェーン、17…シリンダ
ヘッド、18…ギア室、20…可変バルブタイミング機
構、28…遅角側油圧室、29…進角側油圧室、40…
オイルポンプ、41…オイルパン、42…潤滑部、43
…油圧制御弁、44…給油ポート、45,46…ドレイ
ンポート、47…遅角ポート、48…進角ポート、49
…遅角油通路、50…進角油通路、51…給油通路、5
2…ドレイン通路、53,54…油口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G013 AA06 BA03 BB02 BC08 BD14 BD38 3G016 AA02 AA08 AA19 BA45 BA50 CA57 DA06 GA00 3J063 AB25 BA11 BB42 CA10 CB32 CB33 CB41 XD03 XD72 XE15 XE50

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機関出力軸の回転力をカムシャフトへと伝
    達する手段としてタイミングチェーンが用いられる内燃
    機関にあってこのタイミングチェーンに潤滑油を供給す
    る装置であって、 油圧制御に基づき前記機関出力軸に対する前記カムシャ
    フトの相対回転位相を可変とする可変バルブタイミング
    機構を備え、該可変バルブタイミング機構から排出され
    る油を前記タイミングチェーンに供給することを特徴と
    する内燃機関の潤滑装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の内燃機関の潤滑装置にお
    いて、 前記可変バルブタイミング機構は、前記カムシャフトに
    相対回動可能に装着されたカムスプロケットと同カムシ
    ャフトとの相対回転位相を可変とするものであり、前記
    タイミングチェーンは、前記カムスプロケットと前記機
    関出力軸との間に巻き掛けられてなることを特徴とする
    内燃機関の潤滑装置。
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