JP2007002706A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】 バルブタイミング機構から流出された排油を有効利用してタイミングチェーンの潤滑を行うことのできる内燃機関を提供する。
【解決手段】 クランクスプロケット9とカムスプロケット11,11に巻回されクランクスプロケット9の回転をカムシャフト10,10に伝達するチェーン7と、カムスプロケット11とカムシャフト10との相対角度位相を運転状況に応じて変化させる油圧式バルブタイミング機構13と、油圧式バルブタイミング機構13からの排油を用いてチェーン7を潤滑する潤滑手段としてのチェーンガイド12を設けて構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関に関するものである。
従来、この種の内燃機関としては、例えば特許文献1に開示されているように、カムシャフト用駆動輪とカムシャフトとの相対角度位相を運転状況に応じて変化させるものが提案されている。
この内燃機関では、液圧媒体を流入あるいは流出させることで、カムシャフト用駆動輪とカムシャフトとの相対角度位相を運転状況に応じて変化させることができるものとしている。
特開昭59−120707号公報
しかしながら、こうした内燃機関では、バルブタイミング機構から流出された液圧媒体は、単にシリンダヘッド内に排出されるだけであり、何ら用いられることはないものであった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、オイルの有効利用を目的の1つとし、また簡易な構成でチェーンの潤滑を行うことを目的の1つとする内燃機関を提供するものであり、その請求項1は、クランクスプロケットとカムスプロケットに巻回されクランクスプロケットの回転をカムシャフトに伝達するチェーンと、前記カムスプロケットと前記カムシャフトとの相対角度位相を運転状況に応じて変化させる油圧式バルブタイミング機構と、該油圧式バルブタイミング機構からの排油を用いて前記チェーンを潤滑する潤滑手段とを備えることである。
また請求項2は、前記チェーンをガイドするチェーンガイドを有し、前記潤滑手段は、前記油圧式バルブタイミング機構から前記排油を受け付ける前記チェーンガイドに形成された排油受付部と、該排油受付部に接続された前記排油の流路としての排油流路と、該排油流路に形成された前記排油の供給口としての貫通孔とを有する手段であることである。
また請求項3は、前記チェーンガイドは、シリンダヘッドおよび/またはシリンダブロックとの併せ面を有し、前記排油流路は、前記併せ面の前記チェーンガイド側に形成された溝であることである。
また請求項4は、前記油圧式バルブタイミング機構は、進角側排油口と遅角側排油口とを備え、前記排油受付部は、前記進角側排油口および前記遅角側排油口からの前記排油を受け付けるように形成されてなることである。
また請求項5は、前記油圧式バルブタイミング機構への供給油圧を調圧する油圧調圧手段を備え、該油圧調圧手段は、オイルのリーク量を調整することで前記供給油圧を調圧する手段であり、前記排油受付部は、該油圧調圧手段からリークする前記オイルを受け付けるよう形成されてなることである。
本発明の内燃機関は、カムスプロケットとカムシャフトとの相対角度位相を運転状況に応じて変化させる油圧式バルブタイミング機構と、油圧式バルブタイミング機構からの排油を用いてチェーンを潤滑する潤滑手段とを備えることにより、油圧式バルブタイミング機構からの排油を用いてチェーンを潤滑することができる。即ち、従来排油として何ら使用されることなしにオイルパンに戻されていたオイルの有効利用が図れることとなる。
また、チェーンをガイドするチェーンガイドを有し、潤滑手段は、油圧式バルブタイミング機構から排油を受け付けるチェーンガイドに形成された排油受付部と、排油受付部に接続された排油の流路としての排油流路と、排油流路に形成された排油の供給口としての貫通孔とを有する手段であることにより、チェーンガイドを用いて排油の受け渡しを行うとともに、チェーンガイドを用いてチェーンの潤滑を行うことができ、簡易な構成でチェーンの潤滑を良好に行うことができるものとなる。
また、チェーンガイドは、シリンダヘッドおよび/またはシリンダブロックとの併せ面を有し、排油流路は、併せ面のチェーンガイド側に形成された溝であることにより、より簡易な構成でチェーンの潤滑を行うことができるものとなる。
また、油圧式バルブタイミング機構は、進角側排油口と遅角側排油口とを備え、排油受付部は、進角側排油口および遅角側排油口からの排油を受け付けるように形成されてなることにより、油圧式バルブタイミング機構が進角側から遅角側に作動する場合と、遅角側から進角側に作動する場合の両方において、チェーンの潤滑を行うことができるものとなる。
また、油圧式バルブタイミング機構への供給油圧を調圧する油圧調圧手段を備え、油圧調圧手段は、オイルのリーク量を調整することで供給油圧を調圧する手段であり、排油受付部は、油圧調圧手段からリークするオイルを受け付けるよう形成されていることにより、常にチェーンの潤滑を良好に行うことができるものとなる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、内燃機関のチェーンケースを外した状態の正面概略構成図であり、図2は、図1の側面要部構成図である。
図において、内燃機関1は、シリンダブロック2の上面にシリンダヘッド3が設けられ、シリンダブロック2の下面側にはオイルを溜めるオイルパン4が設けられており、排気バルブと吸気バルブとをそれぞれ直接開閉する排気側カムシャフト10,吸気側カムシャフト10’がシリンダヘッド3の上部に配置された、所謂ダブルオーバヘッドカム(DOHC)式の内燃機関として構成されている。また、内燃機関1のシリンダ列方向の一端側の端面には、シリンダブロック2とシリンダヘッド3とに跨ってチェーンケース5で覆蓋されたチェーン室6が形成されている。
シリンダブロック2は、上側シリンダブロック2’と下側シリンダブロック2’’の上下2分割構造となっており、その併せ面においてクランク軸8が回転可能に支承されるものとなっている。
上側シリンダブロック2’には、内燃機関1の各部の潤滑や油圧を発生させる為のオイルの流路としての主オイル通路15がシリンダ列方向に形成されており、主オイル通路15からは、上方側へ延びる上昇オイル通路16と下方側へ延びるクランク軸オイル通路17とが分岐形成されている。上昇オイル通路16は、後述するソレノイドバルブ14にオイルを供給するためにシリンダヘッド3側に開口して形成されており、クランク軸オイル通路17は、クランク軸8の軸受を潤滑できるようにクランク軸8の軸受に連通して形成されている。
下側シリンダブロック2’’には、オイルパン4内に溜められたオイルを主オイル通路15に供給するためのオイルポンプ19が取り付けられている。
シリンダヘッド3には、排気バルブを直接開閉するカムが形成された排気側カムシャフト10と、吸気バルブを直接開閉するカムが形成されるとともに吸気バルブの開閉時期をエンジンの運転状況に応じて変化させることができる油圧式バルブタイミング機構13を備えた吸気側カムシャフト10’と、油圧式バルブタイミング機構13への供給油圧を調圧するためのソレノイドバルブ14とが配設されている。また、シリンダヘッド3には、ソレノイドバルブ14にオイルを供給するためのオイル供給通路16’が上昇オイル通路16に連通して設けられているとともに、油圧式バルブタイミング機構13からソレノイドバルブ14のオイルリーク孔14aを介してドレンされるオイルを排出するためのオイル排出路16’’が形成されている。
油圧式バルブタイミング機構13は、外周に吸気側カムスプロケット11’が一体的に形成され、内部に進角側油圧室と遅角側油圧室とが形成されており、ソレノイドバルブ14により調圧された供給油圧を進角側油圧室や遅角側油圧室に導入することで、吸気側カムスプロケット11’と吸気側カムシャフト10’との相対角度移動を運転状況に応じて変化させることができるものとして構成されている。
ソレノイドバルブ14は、電気巻線(コイル)に電流を流すことにより、電磁石の磁力で弁体を開閉して作動油の流れる方向を制御する周知の電磁弁として構成されており、油圧式バルブタイミング機構13と油圧のやり取りを行なう。油圧式バルブタイミング機構13への供給油圧の調圧は、リークさせるオイル量を調整することにより行なうものとなっており、リークさせたオイルは、オイル排出路16’’に導入されるよう構成されている。
チェーン室6には、吸気側カムスプロケット11’と、排気側カムシャフト10の先端に設けられた排気側カムスプロケット11と、クランク軸8の先端に設けられたクランクスプロケット9と、吸気側カムスプロケット11’と排気側カムスプロケット11とクランクスプロケット9とに巻回されたタイミングチェーン7と、タイミングチェーン7をガイドするチェーンガイドと、オイルポンプ19の駆動軸の先端に設けられたオイルポンプスプロケットと、オイルスプロケットとクランクスプロケット9とに巻回された駆動チェーンとが配設されており、クランク軸8の回転力が吸・排気側カムシャフト10’,10およびオイルポンプ19の駆動軸に伝達されるように構成されている。
チェーンガイド12は、タイミングチェーン7の下り側の大半、即ち、吸気側カムスプロケット11’からクランクスプロケット9にかけてタイミングチェーン7をガイドするようにシリンダブロック2とシリンダヘッド3とに跨って設けられており、シリンダヘッド3側の上端側において、オイル排出路16’’から排出されるオイルを受ける排油受付部18aが形成されている。また、チェーンガイド12には、排油受付部18aで受け取ったオイルを下方側へ流下させることのできる排油流路18と、タイミングチェーン7側へオイルを供給するための貫通孔12bが排油流路18に沿って上下に間隔をおいて複数貫通形成されている。
排油流路18は、チェーンガイド12に溝を形成してチェーンガイド12をシリンダヘッド3およびシリンダブロック2に当接状に設置した状態でチェーンガイド12とシリンダヘッド3およびシリンダブロック2との併せ面12a,12aで流路が形成されるように構成されている。
次に、こうして構成された実施例の内燃機関1の動作、特に、タイミングチェーン7の潤滑のためにオイルが供給される際の動作について説明する。いま、内燃機関1がアイドリング状態から発進状態に運転状況が変化した場合を考える。
アイドリング状態においては、吸気側への燃焼ガスの吹き返しをなくすために吸気側を遅らせて開かせるべく、油圧式バルブタイミング機構13は遅角側に制御されている。一方、発進状態においては、吸気側に排気ガスを流入させて燃焼温度を下げてNOxを低減させる目的や炭化水素を再吸入して排出HCの低減を図る目的、吸入時のポンピングロスを低減して、燃費向上と排ガス清浄を図る目的等の理由で吸気弁を早く開けるべく油圧式バルブタイミング機構13は進角側に制御されている。
従って、内燃機関1においてアイドリング状態から発進状態に運転状況が変化すると、油圧式バルブタイミング機構13は、遅角側から進角側へと制御が移行される。
油圧式バルブタイミング機構13の制御が、遅角側から進角側へと移行されると、ソレノイドバルブ14はオイル供給通路16’と進角側油圧室とを連通して供給油圧を進角側油圧室へ供給するよう作動するとともに、遅角側油圧室とオイル排出路16’’とを連通して遅角側油圧室のオイルをドレンするよう作動する。遅角側油圧室からのオイルは、オイルリーク孔14aを介してオイル排出路16’’に導出され、チェーンガイド12に形成された排油受付部18aで受け取られて排油流路18を通って、貫通孔12b,12b,12bからタイミングチェーン7に潤滑油として供給される。このように、油圧式バルブタイミング機構13から排出されるオイルを用いて、タイミングチェーン7の潤滑を行なえるのでオイルの有効利用が図れるものとなる。
また、オイル排出路16’’には、進角側油圧室への供給圧の調圧のためにリークさせたオイルが導入されており、このリークさせたオイルも遅角側油圧室からドレンされたオイル同様、チェーンガイド12に形成された排油受付部18aで受け取られて排油流路18を通って、貫通孔12b,12b,12bからタイミングチェーン7に潤滑油として供給される。このように、油圧式バルブタイミング機構13における進角側と遅角側との切換えの際だけでなく、常にオイルをタイミングチェーン7に供給することができるので、タイミングチェーン7を安定して良好に潤滑することができる。
次に、内燃機関1が発進状態から定速走行状態に運転状況が変化すると、油圧式バルブタイミング機構13は進角側から遅角側へと制御が移行される。この場合も、上述した油圧式バルブタイミング機構13が遅角側から進角側へと制御が移行される場合と同様に、油圧式バルブタイミング機構13からドレンされるオイルを用いてタイミングチェーン7の潤滑を行なうことができる。即ち、ソレノイドバルブ14はオイル供給通路16’と遅角側油圧室とを連通して供給油圧を遅角側油圧室へ供給するよう作動するとともに、進角側油圧室とオイル排出路16’’とを連通して進角側油圧室のオイルをドレンするよう作動して、進角側油圧室からのオイルをオイルリーク孔14aを介してオイル排出路16’’に導出する。そして、オイル排出路16’’に導出されたオイルが排油受付部18aで受け取られて排油流路18を通って、貫通孔12b,12b,12bからタイミングチェーン7に潤滑油として供給される。
もとより、オイル排出路16’’には、遅角側油圧室への供給圧の調圧のためにリークさせたオイルが導入されており、このリークさせたオイルも進角側油圧室からドレンされたオイル同様、チェーンガイド12に形成された排油受付部18aで受け取られて排油流路18を通って、貫通孔12b,12b,12bからタイミングチェーン7に潤滑油として供給される。
このように、油圧式バルブタイミング機構13が進角側から遅角側へと制御が移行される場合でも、油圧式バルブタイミング機構13から排出されるオイルを用いて、タイミングチェーン7の潤滑を行なえるのでオイルの有効利用が図れるとともに、油圧式バルブタイミング機構13における進角側と遅角側との切換えの際だけでなく、常にオイルをタイミングチェーン7に供給できてタイミングチェーン7を安定して良好に潤滑することができる。
以上説明した実施例の内燃機関1によれば、油圧式バルブタイミング機構13からドレンされるオイルを用いてタイミングチェーン7の潤滑を行なうことにより、オイルの有効利用を図ることができる。しかも、ドレンされたオイルの受け渡し、および、タイミングチェーン7へのオイルの供給をチェーンガイド12を用いて行なうものとしたから、簡易な構成でタイミングチェーン7の潤滑を行なうことができる。また、油圧式バルブタイミング機構13への供給油圧の調圧は、リークさせるオイル量を調整することにより行ない、リークさせたオイルを用いてタイミングチェーン7の潤滑を行なうものとしたから、油圧式バルブタイミング機構13の進角・遅角の切換時だけでなく常時タイミングチェーン7の潤滑を行なうことができる。
実施例の内燃機関1では、チェーンガイド12に排油受付部18aと排油流路18と貫通孔12bとを形成して、油圧式バルブタイミング機構13からの排油をチェーンガイド12を用いてタイミングチェーン7に供給するものとしたが、例えば、油圧式バルブタイミング機構13からの排油を直接タイミングチェーン7に供給するもの等、油圧式バルブタイミング機構13からの排油を用いるものであれば如何なる形態であっても構わない。
実施例の内燃機関1では、チェーンガイド12に溝を形成してチェーンガイド12をシリンダヘッド3およびシリンダブロック2に当接状に設置した状態でチェーンガイド12とシリンダヘッド3およびシリンダブロック2との併せ面12a,12aで流路が形成されるように構成されているものとしたが、これとは逆にシリンダヘッド3およびシリンダブロック2に溝を形成するものとしても良いし、チェーンガイド12とシリンダヘッド3およびシリンダブロック2の両方に溝を形成するものとしても良い。また、図2に対応させた要部側面構成図である図3に示すように、溝ではなく、チェーンガイド12の内部に排油流路18を形成するものであっても構わない。
実施例の内燃機関1では、油圧式バルブタイミング機構13を吸気側カムシャフト10’側にのみ備えるものとしたが、排気側カムシャフト10側のみに備えるものであっても差し支えないし、吸排気両方のカムシャフト10,10’に備えるものであっても良い。両方に備えるものとした場合、ソレノイドバルブ14を1つ追加して、それぞれのオイルリーク孔14aをオイル排出路16’’に連通させるとともに、調圧のために各ソレノイドバルブ14からリークさせるオイルをオイル排出路16’’に連通させるものとすれば良い。
実施例の内燃機関1では、ソレノイドバルブ14からリークさせるオイル量を調整することで油圧式バルブタイミング機構13への供給油圧の調圧を行ない、リークさせたオイルをオイル排出路16’’に導入されるよう構成されるものとしたが、油圧式バルブタイミング機構13の進角・遅角の切換時によるドレン油だけでタイミングチェーン7を良好に潤滑することができれば、リークさせたオイルをオイル排出路16’’に導入しなくても差し支えないし、ソレノイドバルブ14の調圧方式としてリーク方式でない方式を用いても構わない。
実施例の内燃機関1では、DOHC式内燃機関として説明したが、カムを有するカムシャフトによりバルブの開閉を行なうものであって、油圧式バルブタイミング機構を備えるものであれば、シングルオーバーヘッドカム(SOHC)式の内燃機関やオーバーヘッドバルブ(OHV)式の内燃機関に適用するものとしても良い。
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
第1実施例の内燃機関のチェーンケースを取り外した状態の正面概略構成図である。 図1の要部側面構成図である。 第2実施例の図2に対応させた要部側面構成図である。
符号の説明
1 内燃機関
2 シリンダブロック
2’ 上側シリンダブロック
2’’ 下側シリンダブロック
3 シリンダヘッド
4 オイルパン
5 チェーンケース
6 チェーン室
7 タイミングチェーン
8 クランク軸
9 クランクスプロケット
10 排気側カムシャフト
10’ 吸気側カムシャフト
11 排気側カムスプロケット
11’ 吸気側カムスプロケット
12 チェーンガイド
12a 併せ面
12b 貫通孔
12c 併せ背壁
13 油圧式バルブタイミング機構
14 ソレノイドバルブ
14a オイルリーク孔
15 主オイル通路
16 上昇オイル通路
16’ オイル供給通路
16’’ オイル排出路
17 クランク軸オイル通路
18 排油流路
18a 排油受付部
19 オイルポンプ

Claims (5)

  1. クランクスプロケットとカムスプロケットに巻回されクランクスプロケットの回転をカムシャフトに伝達するチェーンと、
    前記カムスプロケットと前記カムシャフトとの相対角度位相を運転状況に応じて変化させる油圧式バルブタイミング機構と、
    該油圧式バルブタイミング機構からの排油を用いて前記チェーンを潤滑する潤滑手段と、
    を備える内燃機関。
  2. 前記チェーンをガイドするチェーンガイドを有し、
    前記潤滑手段は、前記油圧式バルブタイミング機構から前記排油を受け付ける前記チェーンガイドに形成された排油受付部と、該排油受付部に接続された前記排油の流路としての排油流路と、該排油流路に形成された前記排油の供給口としての貫通孔と、を有する手段である請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記チェーンガイドは、シリンダヘッドおよび/またはシリンダブロックとの併せ面を有し、
    前記排油流路は、前記併せ面の前記チェーンガイド側に形成された溝である請求項2に記載の内燃機関。
  4. 前記油圧式バルブタイミング機構は、進角側排油口と遅角側排油口とを備え、
    前記排油受付部は、前記進角側排油口および前記遅角側排油口からの前記排油を受け付けるように形成されてなる請求項2または請求項3に記載の内燃機関。
  5. 前記油圧式バルブタイミング機構への供給油圧を調圧する油圧調圧手段を備え、
    該油圧調圧手段は、オイルのリーク量を調整することで前記供給油圧を調圧する手段であり、
    前記排油受付部は、該油圧調圧手段からリークする前記オイルを受け付けるよう形成されてなる請求項2ないし4いずれか記載の内燃機関。
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