JP2000223594A - 不揮発性半導体メモリ - Google Patents

不揮発性半導体メモリ

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JP2000223594A
JP2000223594A JP11022163A JP2216399A JP2000223594A JP 2000223594 A JP2000223594 A JP 2000223594A JP 11022163 A JP11022163 A JP 11022163A JP 2216399 A JP2216399 A JP 2216399A JP 2000223594 A JP2000223594 A JP 2000223594A
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JP
Japan
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gate electrode
insulating film
memory cell
source
floating gate
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JP11022163A
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Koichi Yamada
光一 山田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第2ゲート電極による第1ゲート電極の選択
制御性能を向上させることにより、信頼性の高い不揮発
性半導体メモリを提供すること。 【解決手段】 キャリアを蓄積する浮遊ゲート電極20
と、この浮遊ゲート電極20を選択するための制御ゲー
ト電極21と、浮遊ゲート電極20からキャリアを引き
抜くための消去ゲート電極22とを備え、浮遊ゲート電
極20と制御ゲート電極21とを同一層内に形成すると
共に、基板2の表面に形成された一対のソース・ドレイ
ン領域3,4の間にゲート絶縁膜6を介して形成する。
これにより、浮遊ゲート電極20の側方から上方にかけ
て形成されていないので、浮遊ゲート電極20から電子
が飛び出す方向(浮遊ゲート電極20の角部20aが指
向する方向)には制御ゲート電極21は存在しない。従
って、制御ゲート電極21の下のゲート絶縁膜6を薄く
することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体メ
モリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、強誘電性メモリ(Ferro-electric
Random Access Memory)、EPROM(Erasable and
Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Ele
ctrically Erasable and Programmable Read Only Memo
ry)などの不揮発性半導体メモリが注目されている。E
PROMやEEPROMでは、浮遊ゲート電極に電荷を
蓄積し、電荷の有無による閾値電圧の変化を制御ゲート
電極によって検出することで、データの記憶を行わせる
ようになっている。また、EEPROMには、メモリセ
ルアレイ全体でデータの消去を行うか、あるいは、メモ
リセルアレイを任意のブロックに分けてその各ブロック
単位でデータの消去を行うフラッシュEEPROMがあ
る。
【0003】フラッシュEEPROMを構成するメモリ
セルは、スタックトゲート型とスプリットゲート型に大
きく分類される。
【0004】スタックトゲート型メモリセルを用いたフ
ラッシュEEPROMは、データ消去時に浮遊ゲート電
極から電荷を引き抜く際、電荷を過剰に抜き過ぎると、
メモリセルを非導通状態にするための所定の電圧(例え
ば、0V)を制御ゲート電極に印加したときでも、チャ
ネル領域が導通状態になる。その結果、そのメモリセル
が常に導通状態になり、一対のソース・ドレイン領域間
にセル電流が常時流れて、記憶されたデータの読み出し
が不能になるという問題、いわゆる過剰消去の問題が起
こる。過剰消去を防止するには、消去手順に工夫が必要
で、メモリデバイスの周辺回路で消去手順を制御する
か、またはメモリデバイスの外部回路で消去手順を制御
する必要がある。
【0005】このようなスタックトゲート型メモリセル
における過剰消去の問題を回避するために開発されたの
が、スプリットゲート型メモリセルである。
【0006】スプリットゲート型メモリセルを用いたフ
ラッシュEEPROMは、WO92/18980に開示
されている。
【0007】図12は、従来のスプリットゲート型メモ
リセル1の断面図である。
【0008】スプリットゲート型メモリセル1は、ソー
ス・ドレイン領域3,4、チャネル領域5、浮遊ゲート
電極7、制御ゲート電極9から構成されている。
【0009】p型単結晶シリコン基板2上にn型のソー
ス・ドレイン領域3,4が形成されている。ソース・ド
レイン領域3,4に挟まれたチャネル領域5上に、ゲー
ト絶縁膜6を介して浮遊ゲート電極7が形成されてい
る。浮遊ゲート電極7上にLOCOS(Local Oxidatio
n on Silicon)法によって形成された絶縁膜19および
トンネル絶縁膜8を介して制御ゲート電極9が形成され
ている。絶縁膜19により、浮遊ゲート電極7の上部の
周辺部分には突起部が形成されている。
【0010】ここで、制御ゲート電極9の一部は、各絶
縁膜6,8を介してチャネル領域5上に配置され、選択
ゲート10を構成している。その選択ゲート10とソー
ス・ドレイン領域3,4とにより、選択トランジスタ1
1が構成される。すなわち、スプリットゲート型メモリ
セル1は、各ゲート電極7,9と各領域3,4から構成
されるトランジスタと、選択トランジスタ11とが直列
に接続された構成となっている。
【0011】メモリセルアレイ152は、P型単結晶シ
リコン基板2上に形成された複数のメモリセル1によっ
て構成されている。
【0012】基板2上の占有面積を小さく抑えることを
目的に、2つのメモリセル1(以下、2つを区別するた
め「1a」「1b」と表記する)は、ソース・ドレイン
領域3を共通にし、その共通のソース・ドレイン領域3
に対して浮遊ゲート電極7および制御ゲート電極9が反
転した形で配置されている。
【0013】基板2上にはフィールド絶縁膜13が形成
され、そのフィールド絶縁膜13によって各メモリセル
1間の素子分離が行われている。図12(b)の縦方向
に配置された各メモリセル1のソース・ドレイン領域3
は共通になっている。また、図12(b)の縦方向に配
置された各メモリセル1の制御ゲート電極9は共通にな
っており、その制御ゲート電極9によってワード線が形
成されている。また、図12(b)の横方向に配置され
ている各ドレイン領域4は、ビット線コンタクト14を
介してビット線(図示略)に接続されている。
【0014】図13に、スプリットゲート型メモリセル
1を用いたフラッシュEEPROM151の全体構成を
示す。
【0015】メモリセルアレイ152は、複数のメモリ
セル1がマトリックス状に配置されて構成されている。
行(ロウ)方向に配列された各メモリセル1の制御ゲー
ト電極9により、共通のワード線WLa〜WLzが形成
されている。列(カラム)方向に配列された各メモリセ
ル1のソース・ドレイン領域4は、共通のビット線BL
a〜BLzに接続されている。
【0016】奇数番のワード線(WLa…WLm…WL
y)に接続された各メモリセル1bと、偶数番のワード
線(WLb…WLn…WLz)に接続された各メモリセ
ル1aとはソース・ドレイン領域3を共通にし、その共
通のソース・ドレイン領域3によって各ソース線RSL
a〜RSLmが形成されている。例えば、ワード線WL
aに接続された各メモリセル1bと、ワード線WLbに
接続された各メモリセル1aとはソース・ドレイン領域
3を共通にし、その共通のソース・ドレイン領域3によ
ってソース線RSLaが形成されている。各ソース線R
SLa〜RSLmは共通ソース線SLに接続されてい
る。
【0017】各ワード線WLa〜WLzはロウデコーダ
153に接続され、各ビット線BLa〜BLzはカラム
デコーダ154に接続されている。
【0018】外部から指定されたロウアドレスおよびカ
ラムアドレスは、アドレスピン155に入力される。そ
のロウアドレスおよびカラムアドレスは、アドレスピン
155からアドレスラッチ157へ転送される。アドレ
スラッチ157でラッチされた各アドレスのうち、ロウ
アドレスはアドレスバッファ156を介してロウデコー
ダ153へ転送され、カラムアドレスはアドレスバッフ
ァ156を介してカラムデコーダ154へ転送される。
【0019】ロウデコーダ153は、アドレスラッチ1
57でラッチされたロウアドレスに対応した1本のワー
ド線WLa〜WLz(例えば、WLm)を選択し、その
選択したワード線WLmの電位を、図14に示す各動作
モードに対応して制御する。
【0020】カラムデコーダ154は、アドレスラッチ
157でラッチされたカラムアドレスに対応したビット
線BLa〜BLz(例えば、BLm)を選択し、その選
択したビット線BLmの電位を、図14に示す各動作モ
ードに対応して制御する。
【0021】共通ソース線SLはソース線バイアス回路
162に接続されている。ソース線バイアス回路162
は、共通ソース線SLを介して各ソース線RSLa〜R
SLmの電位を、図14に示す各動作モードに対応して
制御する。
【0022】外部から指定されたデータは、データピン
158に入力される。そのデータは、データピン158
から入力バッファ159を介してカラムデコーダ154
へ転送される。カラムデコーダ154は、前記のように
選択したビット線BLa〜BLzの電位を、そのデータ
に対応して後記するように制御する。
【0023】任意のメモリセル1から読み出されたデー
タは、ビット線BLa〜BLzからカラムデコーダ15
4を介してセンスアンプ群160へ転送される。センス
アンプ群160は、数個のセンスアンプ(図示略)から
構成されている。カラムデコーダ154は、選択したビ
ット線BLmと各センスアンプとを接続する。後記する
ように、センスアンプ群160で判別されたデータは、
出力バッファ161からデータピン158を介して外部
へ出力される。
【0024】尚、上記した各回路(153〜162)の
動作は制御コア回路163によって制御される。
【0025】次に、フラッシュEEPROM151の各
動作モード(消去モード、書き込みモード、読み出しモ
ード、スタンバイモード)について、図14を参照して
説明する。
【0026】(a)消去モード 消去モードにおいて、全てのソース線RSLa〜RSL
mおよび全てのビット線BLa〜BLzの電位はグラン
ドレベル(=0V)に保持される。選択されたワード線
WLmには14〜15Vが供給され、それ以外のワード
線(非選択のワード線)WLa〜WLl,WLn〜WL
zの電位はグランドレベルにされる。そのため、選択さ
れたワード線WLmに接続されている各メモリセル1の
制御ゲート電極9は14〜15Vに持ち上げられる。
【0027】ところで、ソース・ドレイン領域3および
基板2と浮遊ゲート電極7との間の静電容量と、制御ゲ
ート電極9と浮遊ゲート電極7の間の静電容量とを比べ
ると、前者の方が圧倒的に大きい。そのため、制御ゲー
ト電極9が14〜15V、ソース及びドレインが0Vの
場合、制御ゲート電極9と浮遊ゲート電極7の間には高
電界が生じる。その結果、ファウラー−ノルドハイム・
トンネル電流(Fowler-Nordheim Tunnel Current、以
下、FNトンネル電流という)が流れ、浮遊ゲート電極
7中の電子が制御ゲート電極9側へ引き抜かれて、メモ
リセル1に記憶されたデータの消去が行われる。
【0028】このとき、浮遊ゲート電極7には突起が形
成されているため、浮遊ゲート電極7中の電子は突起か
ら飛び出して制御ゲート電極9側へ移動する。従って、
電子の移動が容易になり、浮遊ゲート電極7中の電子を
効率的に引き抜くことができる。
【0029】この消去動作は、選択されたワード線WL
mに接続されている全てのメモリセル1に対して行われ
る。
【0030】尚、複数のワード線WLa〜WLzを同時
に選択することにより、その各ワード線に接続されてい
る全てのメモリセル1に対して消去動作を行うこともで
きる。このように、メモリセルアレイ152を複数組の
ワード線WLa〜WLz毎の任意のブロックに分けてそ
の各ブロック単位でデータの消去を行う消去動作は、ブ
ロック消去と呼ばれる。
【0031】(b)書き込みモード 書き込みモードにおいて、選択されたメモリセル1のド
レイン領域4に接続されているビット線BLmの電位は
グランドレベルにされ、それ以外のビット線(非選択の
ビット線)BLa〜BLl,BLn〜BLzには4Vが
供給される。選択されたメモリセル1の制御ゲート電極
9に接続されているワード線WLmには2Vが供給さ
れ、それ以外のワード線(非選択のワード線)WLa〜
WLl,WLn〜WLzの電位はグランドレベルにされ
る。全てのソース線RSLa〜RSLmには12Vが供
給される。
【0032】ところで、メモリセル1において、選択ト
ランジスタ11の閾値電圧Vthは0.5Vである。従
って、選択されたメモリセル1では、ドレイン領域4中
の電子は反転状態のチャネル領域5中へ移動する。その
ため、ソース・ドレイン領域3からソース・ドレイン領
域4に向かってセル電流が流れる。一方、ソース・ドレ
イン領域3に12Vが印加されるため、ソース・ドレイ
ン領域3と浮遊ゲート電極7との間の容量を介したカッ
プリングにより、浮遊ゲート電極7の電位が持ち上げら
れる。そのため、チャネル領域5と浮遊ゲート電極7の
間には高電界が生じる。
【0033】従って、チャネル領域5中の電子は加速さ
れてホットエレクトロンとなり、浮遊ゲート電極7へ注
入される。その結果、選択されたメモリセル1の浮遊ゲ
ート電極7には電荷が蓄積され、1ビットのデータが書
き込まれて記憶される。
【0034】この書き込み動作は、消去動作と異なり、
選択されたメモリセル1毎に行うことができる。
【0035】(c)読み出しモード 読み出しモードにおいて、選択されたメモリセル1の制
御ゲート電極9に接続されているワード線WLmには4
Vが供給され、それ以外のワード線(非選択のワード
線)WLa〜WLl,WLn〜WLzの電位はグランド
レベルにされる。選択されたメモリセル1のドレイン領
域4に接続されているビット線BLmには2Vが供給さ
れ、それ以外のビット線(非選択のビット線)BLa〜
BLl,BLn〜BLzの電位はグランドレベルにされ
る。
【0036】前記したように、消去状態にあるメモリセ
ル1の浮遊ゲート電極7中からは電子が引き抜かれてい
る。また、書き込み状態にあるメモリセル1の浮遊ゲー
ト電極7中には電子が注入されている。
【0037】従って、消去状態にあるメモリセル1の浮
遊ゲート電極7直下のチャネル領域5はオンになり得る
状態であり、書き込み状態にあるメモリセル1の浮遊ゲ
ート電極7直下のチャネル領域5はオンになり得ない状
態である。そのため、制御ゲート電極9に4Vが印加さ
れたとき、ソース・ドレイン領域4からソース・ドレイ
ン領域3に向かって流れるセル電流は、消去状態のメモ
リセル1の方が書き込み状態のメモリセル1よりも大き
くなる。
【0038】この各メモリセル1間のセル電流の大小を
センスアンプ群160内の各センスアンプで判別するこ
とにより、メモリセル1に記憶されたデータの値を読み
出すことができる。例えば、消去状態のメモリセル1の
データの値を「1」、書き込み状態のメモリセル1のデ
ータの値を「0」として読み出しを行う。つまり、各メ
モリセル1に、消去状態のデータ値「1」と、書き込み
状態のデータ値「0」の2値を記憶させることができ
る。
【0039】(d)スタンバイモード スタンバイモードにおいて、共通ソース線SL、全ての
ワード線WLa〜WLz、全てのビット線BLa〜BL
zの電位はグランドレベルに保持されている。このスタ
ンバイモードでは、全てのメモリセル1に対していかな
る動作(消去動作、書き込み動作、読み出し動作)も行
われない。
【0040】このように構成されたスプリットゲート型
メモリセル1を用いたフラッシュEEPROM151
は、選択トランジスタ11が設けられているため、個々
のメモリセル1にそれ自身を選択する機能がある。つま
り、データ消去時にフローティングゲート電極7から電
荷を引き抜く際に電荷を過剰に抜き過ぎても、選択ゲー
ト10によってチャネル領域5を非導通状態にすること
ができる。
【0041】従って、過剰消去が発生したとしても、選
択トランジスタ11によってメモリセル1の導通・非導
通を制御することができ、過剰消去が問題にならない。
すなわち、メモリセル1の内部に設けられた選択トラン
ジスタ11によって、そのメモリセル自身の導通・非導
通を選択することができる。
【0042】
【発明が解決しようとする課題】選択トランジスタ11
によってメモリセル1の導通・非導通を確実に制御する
ためには、選択ゲート10の電圧により、直下のチャネ
ル領域5を確実に反転させる必要があり、それには選択
ゲート10とチャネル領域5との間のゲート絶縁膜6及
びトンネル絶縁膜8は極力薄くすることが望ましい。
【0043】しかしながら、従来例にあっては、ゲート
絶縁膜6及びトンネル絶縁膜8を薄くすればそのぶんだ
け制御ゲート電極9と浮遊ゲート電極7の角部(突起)
との間の距離が必要以上に狭くなる。この浮遊ゲート電
極7の角部(突起)は、上述した通り、消去時において
浮遊ゲート電極7から電子が飛び出す道筋に当たり、こ
の部分のトンネル絶縁膜8が必要以上に薄くなると、読
み出しモードにおいてワード線WL(制御ゲート電極
9)に電圧を印加した際に、消去モードに比べて低い電
圧にもかかわらず、浮遊ゲート電極7から制御ゲート電
極9に電子が飛び出してしまい、その結果、データの保
持特性が悪化するという問題が生じる。
【0044】本発明は、不揮発性半導体メモリに関し、
斯かる問題を解消することをその目的とする。
【0045】
【課題を解決するための手段】請求項1の不揮発性半導
体メモリは、キャリアを保持するための第1ゲート電極
と、この第1ゲート電極を選択するための第2ゲート電
極と、前記第1ゲート電極からキャリアを引き抜くため
の第3ゲート電極とを備え、前記第1ゲート電極と第2
ゲート電極とを同一層内に形成すると共に、基板の表面
に形成された一対のソース・ドレイン領域の間に第1絶
縁膜を介して形成したことをその要旨とする。
【0046】すなわち、第2ゲート電極は、第1ゲート
電極と同一層内に形成されているので(第1ゲート電極
の側方から上方にかけて形成されていないので)、第1
ゲート電極から電子が飛び出す方向(第1ゲート電極の
角部が指向する方向)には第2ゲート電極は存在しな
い。従って、第2ゲート電極の下の第1絶縁膜を薄くす
ることが可能となる。
【0047】この場合、前記第1ゲート電極、第2ゲー
ト電極及び第3ゲート電極は、それぞれ独立して形成さ
れていることが望ましい。
【0048】また、前記第1ゲート電極と一方のソース
・ドレイン領域とが容量的に強く結合することが望まし
い。
【0049】また、前記第1ゲート電極は、第2のゲー
ト電極からその一部を分離させることにより形成される
ことが望ましい。こうすることにより、1回の工程で第
1ゲート電極と第2ゲート電極とを同時に形成すること
ができ、製造工程の簡略化を実現できる。
【0050】また、前記第1ゲート電極と第2ゲート電
極との相対向する端面同士の距離が、下部ほど小さくな
るよう前記各端面が傾斜していることが望ましい。こう
することにより、第1ゲート電極を、第2のゲート電極
からその一部を分離させることにより形成するためのリ
ソグラフィ工程において、第1ゲート電極と第2ゲート
電極との間の最小間隔、すなわち、第1ゲート電極と第
2ゲート電極との相対向する端面の最下端部同士の距離
を、例えば、リソグラフィの限界以下にまで容易に設定
することが可能となる。
【0051】また、前記第3ゲート電極が第1ゲート電
極に対し第2絶縁膜を介して形成されていると共に、前
記第2絶縁膜において、前記第1ゲート電極の角部と第
3ゲート電極とが対峙する個所の膜厚がもっとも薄いこ
とが望ましい。こうすることで、第1ゲート電極から第
3ゲート電極へキャリアを移動させ易くなる。但し、こ
の場合、上記した従来例と同様の問題を発生させないた
めにも、膜厚が必要以上に薄くならないように絶縁膜の
形成条件を調整する必要がある。
【0052】また、前記基板における前記第1ゲート電
極と第2ゲート電極との間に、前記一対のソース・ドレ
イン領域間のチャネル領域よりも不純物濃度が高い不純
物領域を形成することが望ましい。こうすることで、書
き込み時に一対のソース・ドレイン領域間に電位差を与
えたときに、不純物領域と浮遊ゲート電極との間で高電
界が発生し、ホットキャリアが浮遊ゲート電極に更に注
入され易くなる。
【0053】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本発明を具体化
した第1実施形態を図面に従って説明する。尚、本第1
実施形態において、従来の形態と同じ構成部材について
は符号を等しくしてその詳細な説明を省略する。
【0054】図1は、本第1実施形態のスプリットゲー
ト構造のメモリセル101の一部断面図である。
【0055】スプリットゲート型メモリセル101は、
ソース・ドレイン領域3,4、チャネル領域5、ゲート
絶縁膜6、浮遊ゲート電極20、制御ゲート電極21、
消去ゲート電極22から構成されている。尚、ゲート絶
縁膜6が本発明における「第1絶縁膜」に相当し、浮遊
ゲート電極20が本発明における「第1ゲート電極」に
相当し、制御ゲート電極21が本発明における「第2ゲ
ート電極」に相当し、消去ゲート電極22が本発明にお
ける「第3ゲート電極」に相当する。
【0056】p型単結晶シリコン基板2上にn型のソー
ス・ドレイン領域3,4が形成されている。浮遊ゲート
電極20は、ソース・ドレイン領域3,4に挟まれたチ
ャネル領域5上に、膜厚8〜9nmのゲート絶縁膜6を
介して形成されている。
【0057】制御ゲート電極21は、浮遊ゲート電極2
0と幅30nmの間隙23をおいて、同一層内に同一材
料により形成され、また、ゲート絶縁膜6を介してチャ
ネル領域5上にも位置し、選択ゲートとしても機能す
る。従って、制御ゲート電極21(選択ゲート)とソー
ス・ドレイン領域3,4とにより、選択トランジスタ2
4が構成される。すなわち、スプリットゲート型メモリ
セル101は、浮遊ゲート電極20と各領域3,4から
構成されるトランジスタと、選択トランジスタ24とが
直列に接続された構成となっている。
【0058】消去ゲート電極23は、浮遊ゲート電極2
0の上部から側方部にかけてトンネル絶縁膜25を介し
て形成されている。すなわち、消去ゲート電極22は、
従来例における制御ゲート電極9と同様、浮遊ゲート電
極20の角部20aと対峙する構成をとる。尚、トンネ
ル絶縁膜25が本発明における「第2絶縁膜」に相当す
る。
【0059】図2はメモリセルアレイ102の平面図を
示し、図1は図2におけるX−X断面図である。メモリ
セルアレイ102は、P型単結晶シリコン基板2上に形
成された複数のメモリセル101によって構成されてい
る。
【0060】図2において、基板2上の占有面積を小さ
く抑えることを目的に、2つのメモリセル101a,1
01bは、ソース・ドレイン領域3を共通にし、その共
通のソース・ドレイン領域3に対して浮遊ゲート電極2
0および制御ゲート電極21が反転した形で配置されて
いる。
【0061】基板2上にはフィールド絶縁膜13が形成
され、そのフィールド絶縁膜13によって各メモリセル
101間の素子分離が行われている。図2の横方向に配
置された各メモリセル101のソース・ドレイン領域3
は共通になっている。また、図2の横方向に配置された
各メモリセル101の制御ゲート電極21は共通になっ
ており、その制御ゲート電極21によってワード線WL
が形成されている。
【0062】また、図2の横方向に配置された各メモリ
セル101の消去ゲート電極22は共通になっており、
その消去ゲート電極22によって消去線ELが形成され
ている。
【0063】また、図2の縦方向に配置されている各ソ
ース・ドレイン領域4は、ビット線コンタクト14を介
してビット線BLに接続されている。
【0064】次に、本第1実施形態の製造方法を図3〜
図7に従い順を追って説明する。
【0065】工程1(図3参照):LOCOS法を用
い、基板2上にフィールド絶縁膜13(図示略)を形成
する。次に、基板2上におけるフィールド絶縁膜13の
形成されていない部分(素子領域)に、熱酸化法を用い
てシリコン酸化物から成るゲート絶縁膜6を形成する。
【0066】更にその上に、ドープドポリシリコン膜2
6をパターン形成する。図4は本工程1終了後のメモリ
セルアレイの平面図を示しており、ドープドポリシリコ
ン膜26のパターンは、図示した通り櫛形状にパターニ
ングされている。
【0067】工程2(図5参照):フィールド絶縁膜1
3、ドープドポリシリコン膜26及び図示しないフォト
レジストをマスクとして、p型基板2に対しn型不純物
を注入することによりソース・ドレイン領域3,4をそ
れぞれ形成する。
【0068】工程3(図6参照):LPCVD法を用い
て、ドープドポリシリコン膜26上を含む基板2の表面
にシリコン酸化膜27を形成する。次に、シリコン酸化
膜27の全面にレジストを塗布した後、通常のフォトリ
ソグラフィー技術を用いて、ドープドポリシリコン膜2
6を浮遊ゲート電極20と制御ゲート電極21とに分離
するためのエッチング用マスク28を形成し、このエッ
チング用マスク28を用いた異方性エッチングにより、
シリコン酸化膜27をエッチングし、シリコン酸化膜2
7に開口部29を形成する。
【0069】工程4(図7参照):再び基板2の全面
に、LPCVD法を用いてシリコン酸化膜を形成した
後、これを異方性全面エッチバックすることにより、開
口部28の内壁にサイドウォールスペーサ30を形成す
る。
【0070】工程5(図8参照):シリコン酸化膜27
及びサイドウォールスペーサ30をマスクとした異方性
エッチングにより、ドープドポリシリコン膜26をエッ
チングし、ドープドポリシリコン膜26を、個々に島状
に独立した浮遊ゲート電極20とライン状の制御ゲート
電極21とに分離する。これにより、浮遊ゲート電極2
0と制御ゲート電極21との間に、幅30nmの間隙2
3が形成される。
【0071】このように、サイドウォールスペーサ30
を形成してそれをマスクとすることにより、リソグラフ
ィの限界以下の幅を有する間隙23を形成することが可
能となる。
【0072】工程6(図9参照):一旦、シリコン酸化
膜27とサイドウォールスペーサ30とを除去した後、
高密度プラズマCVD法を用いて、上記の工程で形成さ
れたデバイスの全面に、シリコン酸化膜からなる膜厚1
50nmのトンネル絶縁膜25を形成する。
【0073】このように、高密度プラズマCVD法を用
いて形成したトンネル絶縁膜25は、浮遊ゲート電極2
0の角部20aに対峙する面25aが、比較的直線的に
傾斜している。
【0074】工程7(図1参照):トンネル絶縁膜25
の上にドープドポリシリコン膜を形成し、通常のフォト
リソグラフィー技術を用いて、浮遊ゲート電極20にお
ける制御ゲート電極21とは反対側に位置する部分だけ
を残すように、このドープドポリシリコン膜を加工し、
消去ゲート電極22を形成する。この消去ゲート電極2
2は、浮遊ゲート電極20の上部から側方部にかけて位
置する。このとき、上述した通り、トンネル絶縁膜25
の面25aが、比較的直線的に傾斜し、浮遊ゲート電極
20の角部20aと消去ゲート電極22との間の膜厚
が、その他の個所の膜厚に比べてもっとも薄くなってい
るので、消去ゲート電極22は、浮遊ゲート電極20の
角部20aと近接して対峙する構成となる。
【0075】以上の構成に基づいて、その消去動作を以
下に説明する。尚、本第1実施形態のスプリットゲート
型メモリセル101を用いたフラッシュEEPROMの
全体構成は、従来の制御ゲート電極9の機能が制御ゲー
ト電極21と消去ゲート電極22とに分離されているこ
と以外は、図13に示した従来の形態と同じである。
【0076】従って、本第1実施形態のフラッシュEE
PROMの書き込み、読み出し、スタンバイの各動作モ
ードにおける各部の電位は、図14に示した従来の形態
と同じである。但し、この間、消去線EL(消去ゲート
電極22)はグランドレベルに保持されている。
【0077】(消去モード)消去モードにおいて、全て
のソース線SL、ビット線BL及びワード線WLの電位
はグランドレベルに保持される。選択された消去線EL
mには14〜15Vが供給され、それ以外の消去線(非
選択の消去線)の電位はグランドレベルにされる。その
ため、選択された消去線ELmに接続されている各メモ
リセル1の消去ゲート電極22は14〜15Vに持ち上
げられる。
【0078】ところで、上述した通り、ゲート絶縁膜6
の膜厚が8〜9nmであるのに対し、トンネル絶縁膜2
5の膜厚が150nmであるから、ソース・ドレイン領
域3および基板2と浮遊ゲート電極20との間の静電容
量と、消去ゲート電極22と浮遊ゲート電極20の間の
静電容量とを比べると、前者の方が圧倒的に大きい。
【0079】そのため、消去ゲート電極22が14〜1
5Vの場合、消去ゲート電極22と浮遊ゲート電極20
の間には高電界が生じる。その結果、FNトンネル電流
が流れ、浮遊ゲート電極20中の電子が、消去ゲート電
極22側へ引き抜かれて、メモリセル101に記憶され
たデータの消去が行われる。
【0080】このとき、浮遊ゲート電極20の角部20
aと消去ゲート電極22とが近接して対峙しているた
め、浮遊ゲート電極20中の電子はその角部20aから
飛び出して消去ゲート電極22側へ移動する。従って、
電子の移動が容易になり、浮遊ゲート電極20中の電子
を効率的に引き抜くことができる。
【0081】しかも、上述した通り、浮遊ゲート電極2
0の角部20aと消去ゲート電極22との間の膜厚が、
その他の個所の膜厚に比べてもっとも薄くなっているた
め、消去時に浮遊ゲート電極20中の電子をより効率的
に引き抜くことができる。その結果、消去時に消去線E
Lに与える電圧を低く設定することができ、消費電力の
低減を実現することができる。
【0082】この消去動作は、選択された消去線ELm
に接続されている全てのメモリセル101に対して行わ
れる。
【0083】以上の通り、本第1実施形態にあっては、
制御ゲート電極21直下のゲート絶縁膜6の膜厚を、浮
遊ゲート電極20直下のゲート絶縁膜6と同等又はそれ
以下にまで極力薄くすることができ、しかも、このよう
に薄くしても消去動作に悪影響を与えることはない。
【0084】従って、読み出しモードにおいて、制御ゲ
ート電極21に印加する電圧を低く設定しても、所望の
セル電流を確保することができ、更には、書き込みモー
ドにおいて、制御ゲート電極21に印加する電圧を制御
して、間隙23下のチャネル領域5と浮遊ゲート電極2
0との間に、より高い電界を発生させることができるの
で、制御ゲート電極21(選択トランジスタ24)によ
るメモリセル101の選択制御性能を向上させることが
できる。 (第2実施形態)本発明を具体化した第2実施形態を図
10に従って説明する。本第2実施形態が第1実施形態
と異なるのは、間隙23の形状のみであり、それ以外の
構成については第1実施形態と同様であるので、その詳
細な説明は省略する。
【0085】本第2実施形態における間隙23は、上部
から下部にかけてその幅が次第に狭くなるよう各端面が
傾斜しており、最上部の幅が例えば60nmであるのに
対し、最下部の幅は30nmである。
【0086】これは、上記工程5におけるエッチング時
にテーパーエッチングを行うことで実現することができ
る。
【0087】こうすることで、上記工程5において、サ
イドウォールスペーサ30によるマスクの間隔にリソグ
ラフィの限界以上に余裕を持たせても、間隙23の最小
幅をリソグラフィの限界以下に設定することができる。
その結果、間隙23の形成工程が容易となる。 (第3実施形態)本発明を具体化した第3実施形態を図
11に従って説明する。本第3実施形態が第1実施形態
と異なるのは、基板2における浮遊ゲート電極20と制
御ゲート電極21との間(間隙23の直下)にチャネル
領域5よりも不純物濃度が高いp型不純物領域31を形
成していることのみであり、それ以外の構成については
第1実施形態と同様であるので、その詳細な説明は省略
する。
【0088】p型不純物領域31は、上記工程5の終了
後、引き続きシリコン酸化膜27及びサイドウォールス
ペーサ30をマスクとして、イオン注入法により、基板
2に対し、間隙23を通してp型不純物(例えば、ホウ
素(B))を注入することにより形成される。
【0089】こうすることで、上記各実施形態におい
て、書き込み動作時に、チャネル領域5と浮遊ゲート電
極20との間に発生する高電界よりも更に高い電界が、
p型不純物領域31と浮遊ゲート電極20との間で生じ
る。その結果、チャネル領域5中の電子はより一層加速
されたホットエレクトロンとなり、浮遊ゲート電極20
へ注入され易くなる。
【0090】尚、上記各実施形態は以下のように変更し
てもよく、その場合でも同様の作用および効果を得るこ
とができる。
【0091】(1)各ゲート電極20,21,22の材
質をそれぞれ、ドープドポリシリコン以外の導電性材料
(アモルファスシリコン、単結晶シリコン、高融点金属
を含む各種金属、シリサイドなど)に置き代える。
【0092】(2)第1実施形態において、工程4を省
略する。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、第2ゲート電極による
第1ゲート電極の選択制御性能を向上させることによ
り、信頼性の高い不揮発性半導体メモリを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1実施形態のメモリセル
の概略断面図である。
【図2】本発明を具体化した第1実施形態のメモリセル
アレイの概略平面図である。
【図3】第1実施形態の製造工程を説明するための概略
断面図である。
【図4】第1実施形態の製造工程を説明するための概略
平面図である。
【図5】第1実施形態の製造工程を説明するための概略
断面図である。
【図6】第1実施形態の製造工程を説明するための概略
断面図である。
【図7】第1実施形態の製造工程を説明するための概略
断面図である。
【図8】第1実施形態の製造工程を説明するための概略
断面図である。
【図9】第1実施形態の製造工程を説明するための概略
断面図である。
【図10】本発明を具体化した第2実施形態のメモリセ
ルの概略断面図である。
【図11】本発明を具体化した第3実施形態のメモリセ
ルの概略断面図である。
【図12】図12(b)は従来の実施形態の一部平面
図、図12(a)は図12(b)のA−A線断面図であ
る。
【図13】従来の形態のブロック回路図である。
【図14】従来の形態の説明図である。
【符号の説明】
2 p型単結晶シリコン基板 3,4 ソース・ドレイン領域 5 チャネル領域 6 ゲート絶縁膜 20 浮遊ゲート電極 21 制御ゲート電極 22 消去ゲート電極 23 間隙 24 選択トランジスタ 25 トンネル絶縁膜 30 p型不純物領域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリアを保持するための第1ゲート電
    極と、この第1ゲート電極を選択するための第2ゲート
    電極と、前記第1ゲート電極からキャリアを引き抜くた
    めの第3ゲート電極とを備え、前記第1ゲート電極と第
    2ゲート電極とを同一層内に形成すると共に、基板の表
    面に形成された一対のソース・ドレイン領域の間に第1
    絶縁膜を介して形成したことを特徴とする不揮発性半導
    体メモリ。
  2. 【請求項2】 前記第1ゲート電極、第2ゲート電極及
    び第3ゲート電極は、それぞれ独立して形成されている
    ことを特徴とした請求項1に記載の不揮発性半導体メモ
    リ。
  3. 【請求項3】 前記第1ゲート電極と一方のソース・ド
    レイン領域とが容量的に強く結合することを特徴とした
    請求項1に記載の不揮発性半導体メモリ。
  4. 【請求項4】 前記第1ゲート電極は、第2のゲート電
    極からその一部を分離させることにより形成されること
    を特徴とした請求項1に記載の不揮発性半導体メモリ。
  5. 【請求項5】 前記第1ゲート電極と第2ゲート電極と
    の相対向する端面同士の距離が、下部ほど小さくなるよ
    う前記端面が傾斜していることを特徴とした請求項1乃
    至4のいずれか1項に記載の不揮発性半導体メモリ。
  6. 【請求項6】 前記第3ゲート電極が第1ゲート電極に
    対し第2絶縁膜を介して形成されていると共に、前記第
    2絶縁膜において、前記第1ゲート電極の角部と第3ゲ
    ート電極とが対峙する個所の膜厚がもっとも薄いことを
    特徴とした請求項1乃至5のいずれか1項に記載の不揮
    発性半導体メモリ。
  7. 【請求項7】 前記基板における前記第1ゲート電極と
    第2ゲート電極との間に、前記一対のソース・ドレイン
    領域間のチャネル領域よりも不純物濃度が高い不純物領
    域を形成したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
    か1項に記載の不揮発性半導体メモリ。
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