JP2002368140A - 不揮発性半導体メモリ装置 - Google Patents
不揮発性半導体メモリ装置Info
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Abstract
不揮発性メモリトランジスタのスケーリング性および特
性の向上の余地を狭めることなく、そのビット当たりの
セル面積を大幅に低減する。 【解決手段】半導体基板SUB上に導電層と層間絶縁層
を複数積層させた積層構造を有し、この積層構造内にメ
モリセルアレイが配置されている。このメモリセルアレ
イが、層間絶縁層INT1上に形成された半導体薄膜S
TFに形成された複数のメモリトランジスタを有してい
る。各メモリトランジスタが、半導体薄膜STF上に積
層された複数の誘電体層からなり、その内部に、半導体
薄膜STFと対向する平面内で離散化された電荷蓄積手
段(たとえば電荷トラップ等)を含むゲート誘電体膜G
D2と、ゲート誘電体膜GD2上に形成され、半導体薄
膜STFに対しチャネルの誘起を制御するゲート電極W
Lとを有している。
Description
れる半導体と、その制御を行うゲート電極との間に複数
の誘電体層を有し、その内部に平面的に離散化された電
荷蓄積手段(たとえば、MONOS型やMNOS型にお
ける電荷トラップ、あるいは小粒径導電体)を含む不揮
発性半導体メモリ装置に関する。
る電荷蓄積手段が単一の導電層からなるFG(Floating
Gate) 型のほかに、電荷トラップを多く含む窒化珪素な
どからなる電荷蓄積層に電荷を保持させる、たとえばM
ONOS(Metal-Oxide-Nitride-Oxide-Silicon) 型など
がある。
ランジスタを直列に接続させてセルごとのコンタクト数
を低減してNAND動作をさせるNAND型のセル接続
方式が知られている。このセル接続方式ではセルの微細
化が図りやすく、たとえばセル面積の理論値が4F2 で
あるため大容量メモリに適している。
注入方式によって電荷を離散的なトラップの一部に注入
できることに着目して、電荷蓄積層のソース側とドレイ
ン側に独立に2値情報を書き込むことにより1メモリセ
ルあたり2ビットを記録可能な技術が報告された。たと
えば“Extended Abstract of the 1999 International
Conference on Solid State Devices and Materials, T
okyo, 1999, pp.522-523”では、ソースとドレイン間の
電圧印加方向を入れ換えて2ビット情報をCHE注入に
より書き込み、書き込み時と逆方向に所定電圧をソース
とドレイン間に印加する、いわゆる“リバースリード”
方法によって読み出す。これにより、書き込み時間が短
く蓄積電荷量が少ない場合でも2ビット情報を確実に読
み出すことを可能としている。また、消去はホットホー
ル注入によって行っている。この技術によって、書き込
み時間の高速化とビットコストの大幅な低減が可能とな
った。この場合のセル面積を6F2 とすると、1ビット
当たりのセル面積は3F2 となる。
モリは、メモリセルアレイがシリコン基板に形成され、
その周囲に、メモリセルアレイを選択し動作させるため
の周辺回路が配置されている。したがって、周辺回路を
含むメモリ部の専有面積が大きく、このことがビットコ
ストを低減する上で妨げとなっていた。
5号公報に記載したように、低コスト化を一つの目的と
して廉価なガラスあるいはプラスチックからなる絶縁性
基板を採用し、その上に、いわゆるTFT(Thin Film T
ransistor)構造のメモリトランジスタを形成した不揮発
性メモリ装置に係る発明を以前に出願した。この発明に
より、低コスト化に加え、メモリトランジスタの各種寄
生容量が低減し、不揮発性メモリの低電圧化を実現する
ことが可能となった。
材料の変更により材料コストが幾分か削減されたもの
の、TFT型トランジスタを有した周辺回路がメモリセ
ルアレイの周辺に形成され、ビット当たりのチップ面積
が余り変化していないため、ビットコストの低減が不十
分であった。
読み出し専用メモリにおいてであるが、たとえば多結晶
シリコンからなる半導体薄膜が層間絶縁層を間に挟んで
複数積層されたメモリセルアレイ構造が開示されてい
る。これにより、ビット面積の大幅な低減が可能とな
る。
な不揮発性メモリ(EEPROM)に適用しようとした
ときに、多結晶シリコンなどの半導体薄膜上に形成した
絶縁膜の絶縁特性が悪いことが要因で、EEPROMへ
の適用が容易でないという課題がある。以下、この課題
について説明する。
んでいるFG型においては、チャネルが形成される半導
体上に、酸化シリコンなどの第1の電位障壁膜(一般
に、トンネリング膜という)を介在させて電荷蓄積手段
としてのフローティングゲートを積層させ、さらに、そ
の上に第2の電位障壁膜(たとえば、ONO膜)を介在
させてコントロールゲートを積層させている。そして、
書き込みまたは消去時には、最も下層のトンネリング膜
を通して電荷のフローティングゲートへの入出力を行
う。この書き込み動作、消去動作の高速化あるいは低電
圧化のためには、トンネリング膜を薄膜化することが重
要で、現在、理論的限界値8nmに近い10nm前後の
膜厚となっているものが多い。この薄いトンネリング膜
を、たとえば多結晶シリコンからなる半導体薄膜上に形
成した場合、これを単結晶シリコン上に形成した場合に
比べ、リーク特性が格段に低下する。FG型において、
このリーク電流の増大は致命的である。なぜなら、フロ
ーティングゲートが単一の導電層からなるため、その下
のトンネリング膜にリーク箇所が存在すると、時間の経
過とともに全ての蓄積電荷が基板側に消失してしまう。
つまり、FG型のメモリトランジスタを半導体薄膜に形
成した場合に、トンネリング膜厚を含めた素子寸法のス
ケーリングを行うと、低電圧で高速動作させることと電
荷保持特性とを実用化レベルでバランスさせることが難
しいといった課題にぶつかっていた。
子が読み出し専用の場合、記憶データが、たとえばトラ
ンジスタをエンハンスメントとするかディプレッション
とするかによって予めメモリ素子内にインクリメントさ
れている。このため、EEPROMのようにゲート絶縁
膜を通した電荷のやり取りを行う動作ステップ(電気的
な書き込み、消去ステップ)が存在しない。したがっ
て、たとえば上記公開公報で25nm程度のゲート絶縁
膜厚が例示されているように、半導体薄膜とゲート電極
との間の絶縁膜を余り薄くする必要性がない。以上の理
由により、従来は、読み出し専用メモリなど、ゲート絶
縁膜が単層のMOSトランジスタを有する不揮発性メモ
リにおいてのみ、セル内トランジスタをTFTにより実
現することが容易であった。
導体とゲート電極との間に複数の誘電体層が積層され、
その内部に電荷蓄積機能を持たせた不揮発性メモリトラ
ンジスタのスケーリング性および特性の向上の余地を狭
めることなく、そのメモリトランジスタをTFT型とし
て半導体基板の上方に積層させ、ビット当たりのセル面
積を大幅に低減した不揮発性メモリ装置を提供すること
にある。
モリ装置は、半導体基板上に導電層と層間絶縁層を複数
積層させた積層構造を有し、半導体基板上方の積層構造
内にメモリセルアレイが配置され、上記メモリセルアレ
イが、層間絶縁層上に形成された半導体薄膜に形成され
た複数のメモリトランジスタを有し、各メモリトランジ
スタが、半導体薄膜上に積層された複数の誘電体層から
なり、当該複数の誘電体層内部に、半導体薄膜と対向す
る平面内で離散化された電荷蓄積手段を含むゲート誘電
体膜と、ゲート誘電体膜上に形成され、半導体薄膜に対
しチャネルの誘起を制御するゲート電極とを有してい
る。本発明では、上記メモリセルアレイの下方の上記半
導体基板部分に、メモリセルを選択し動作させるための
周辺回路が形成されている。
体層を積層させたゲート誘電体膜内で電荷蓄積手段が平
面的に離散化されている。このため、電荷蓄積手段と半
導体薄膜との間の電位障壁層を薄くし、その電位障壁層
にリークパスが生じても、その発生頻度がある程度小さ
いのであれば、電荷保持特性の急激な低下にならない。
電荷蓄積手段(電荷トラップまたは小粒径導電体)が離
散化されているため、リークパス周囲の局所的な蓄積電
荷が半導体薄膜内に消失するに過ぎないからである。
リセルアレイをTFTで構成し、周辺回路の上方に積層
させた不揮発性メモリに関する。図1は、この不揮発性
メモリの行方向断面図である。
ルWには、メモリセルを選択し動作させるための周辺回
路が形成されている。ウエルW上に、たとえば10数n
m〜数10nmのゲート絶縁膜GD0を介在させて各種
MOSトランジスタQ1,Q2,Q3のゲート電極G
E,ゲート間配線層GCが配置されている。ゲート電極
GE間のウエル表面に適宜、ウエルと逆導電型の不純物
が添加され、これによりソース・ドレイン領域S/Dが
形成されている。これにより、たとえば各種デコーダ、
各種バッファ、制御回路または電源供給回路などの周辺
回路用のバルク形トランジスタが形成されている。な
お、各種MOSトランジスタQ1,Q2,Q3は、p型
ウエルとn型ウエルに分けて形成されたCMOS型とし
てもよい。ゲート電極GEは、p型および/またはn型
の不純物が添加された多結晶シリコンなどからなる。ゲ
ート絶縁膜GD0は、たとえば電源供給回路では厚くし
て高耐圧化し、その他のロジック回路では薄くして動作
性能を高めるようにしてもよい。
層INT1が形成されている。この第1層間絶縁層IN
T1内に、各種コンタクトCTおよび配線メタル層CM
が埋め込まれている。各種コンタクトCTは、たとえば
タングステン(W)プラグなどから形成され、ゲート電
極GEまたはゲート間配線層GC上、あるいはソース・
ドレイン領域S/D上に接している。各配線メタル層C
Mは、適宜、コンタクトの上面に接し、コンタクト同士
を電気的に接続している。
メモリトランジスタを行列状に配置しVG形に接続した
メモリセルアレイが形成されている。図2(A)に、こ
のメモリセルアレイの概略平面図を示す。また、図2
(B)に図2(A)のA−A線に沿った列方向の断面
図、図2(C)に図2(A)のB−B線に沿った行方向
の断面図を示す。
純物が添加された多結晶珪素からなる半導体薄膜STF
に形成されている。図1、図2(C)に示すように、こ
の半導体薄膜STF内に、n型不純物が添加されたソー
ス・ドレイン領域S/Dが互いに離間して形成されてい
る。ソース・ドレイン領域S/Dは、図2(A)に示す
ように、ビット線BL1,BL2,BL3,BL4,…
を構成する。ビット線は、列方向に長くセルアレイ全体
では並行ストライプ状に配置されている。なお、図1に
示すように、必要に応じてソース・ドレイン領域S/D
上となる部分に、たとえばフィルドアイソレーション法
により誘電体分離層ISOを予め形成してもよい。
半導体薄膜領域は、チャネル形成領域と称される。この
チャネル形成領域は、必然的に、列方向に長い並行スト
ライプ状となる。このチャネル形成領域およびソース・
ドレイン領域S/Dと直交する行方向に、ワード線WL
1,WL2,WL3,WL4,WL5,…が配置されて
いる。
同じスペースで一括形成してもよいが、ここでは2回の
パターンニングによりスペース幅を極限まで小さくした
ワード線配置を採用している。このため、図2(B)に
示すように、偶数番目のワード線WL2,WL4,…
(以下、第1ワード線という)と奇数番目のワード線W
L1,WL3,WL5,…(以下、第2ワード線とい
う)の断面形状が若干異なる。第1ワード線WL2,W
L4,…が、ゲート誘電体膜GD1を介在させた状態で
半導体薄膜STF上に形成されている。
第1ワード線間に表出した半導体薄膜部の表面を覆っ
て、ゲート誘電体膜GD2が形成されている。そして、
このゲート誘電体膜GD2を介在させて状態で、奇数番
目のワード線WL1,WL3,WL5,…が第1ワード
線間に形成されている。全ワード線は、第1ワード線と
第2ワード線とを交互に配置させて構成されている。第
1,第2ワード線の関係をさらに詳しく説明すると、第
2ワード線の底面が、ゲート誘電体膜GD2を介在させ
た状態で、第1ワード線間の半導体領域に対面してい
る。第2ワード線の主側面が、ゲート誘電体膜GD2を
介在させた状態で、第1ワード線間の側面に対面してい
る。また、第2ワード線の幅方向の両端部が、隣接する
2つの第1ワード線の幅方向の端部それぞれに、ゲート
誘電体膜GD2を介在させた状態で乗り上げている。こ
のように、図示例のワード線は、隣接する2つのワード
線間が、その離間方向の寸法が膜厚となるように介在す
るゲート誘電体膜GD2によって絶縁分離されている。
なお、ワード線は、ドープド多結晶珪素またはドープド
非晶質珪素からなる。
ジスタを例示するので、ゲート誘電体膜GD1,GD2
それぞれが、いわゆるONO型の3層からなる。具体的
に、ゲート誘電体膜GD1,GD2は、それぞれ最下層
のボトム誘電体層BTM、中間の電荷蓄積層CHS、お
よび最上層のトップ誘電体層TOPからなる。ボトム誘
電体層BTMは、たとえば、基板表面を熱酸化して形成
された熱酸化珪素、熱酸化珪素を窒化処理してできた酸
化窒化珪素からなる。電荷蓄積層CHSは、たとえば窒
化珪素または酸化窒化珪素からなり、内部に離散的な電
荷蓄積手段として電荷トラップを多数含む。トップ誘電
体層TOPは、たとえば酸化珪素からなる。なお、いわ
ゆるMNOS型の場合は、トップ誘電体層TOPが省略
され、電荷蓄積層CHS(窒化膜)が比較的に厚く形成
される。また、MNOS型の窒化膜に代えて、たとえば
Ta2 O3 などの高誘電体膜を半導体薄膜上に直接形成
してもよい。また、いわゆるナノ結晶型の場合は、ボト
ム誘電体膜と酸化膜との間に、たとえば多結晶珪素から
なる無数の微細粒子が離散化して埋め込まれている。
ータルの厚さが二酸化珪素換算で十数nm程度である。
また、このゲート誘電体膜GD1とGD2は、少なくと
も多結晶珪素(半導体薄膜STF)に接する部分におい
て、各層の厚さを含めた構造および組成がほぼ等しいこ
とが望ましい。
に電荷注入を行う場合は、ビット線BL3に正のドレイ
ン電圧、ビット線BL4に基準電圧を印加し、ワード線
WL2に所定の正電圧を印加する。このとき、ビット線
BL4を構成する右側のソース・ドレイン領域S/Dか
ら供給された電子がチャネル内を加速され、ビット線B
L3を構成する左側のソース・ドレイン領域S/D側で
高いエネルギーを得て、ボトム誘電体層BTMの電位障
壁を越えて記憶部1に注入され、蓄積される。記憶部2
に電荷を注入する場合は、周辺回路が、ビット線BL
3,BL4間の電圧を切り替える。これにより、電子の
供給側と電子がエネルギー的にホットになる側が上記の
場合と反対となり、電子が記憶部2に注入される。
書き込まれた記憶部側がソースとなるようにビット線B
L3,BL4間に所定の読み出しドレイン電圧を印加す
る。また、両端の記憶部にはさまれたチャネル部をオン
させ得るが記憶部のしきい値電圧を変化させない程度に
低く、かつ、最適化された正の電圧をワード線WL2に
印加する。このとき、読み出し対象の記憶部の蓄積電荷
量、あるいは電荷の有無の違いによってチャネルの導電
率が有効に変化し、その結果、記憶情報がドレイン側の
電流量あるいは電位差に変換されて読み出される。もう
一方の記憶部を読み出す場合は、周辺回路が、その記憶
部側がソースとなるように、ビット線電圧を切り替える
ことにより、上記と同様に読み出しを行う。
ドレイン領域S/のD側が高く、ワード線WL2側が低
くなるように、上記書き込み時とは逆方向の消去電圧を
印加する。これにより、記憶部の一方または双方から蓄
積電荷が基板SUB側に引き抜かれ、メモリトランジス
タが消去状態に戻る。なお、他の消去方法としては、ソ
ース・ドレイン領域S/D側または基板内部の図示しな
いPN接合付近で発生し蓄積電荷とは逆極性を有しバン
ド−バンド間トンネリングに起因して発生した高エネル
ギー電荷を、制御ゲートの電界により引き寄せることに
よって記憶部に注入する方法も採用可能である。
成手順を図面を参照しながら説明する。図3(A)〜図
6は、ワード線形成の各ステップにおける断面図(およ
び平面図)である。図3において(A)に平面図を示
し、(B)に(A)のA−A線に沿った断面図を示す。
その他の図4〜図6は全てA−A線に沿った断面図を表
している。
Bに周辺回路を形成する。具体的には、ウエルWを形成
し、素子分離を行い、しきい値電圧調整用のイオン注入
などを行う。これらは必要に応じて行う。ウエルW上に
ゲート誘電体膜GD0を形成し、さらにその上にドープ
ド多結晶珪素を堆積する。これらドープド多結晶珪素お
よびゲート誘電体膜GD0をパターンニングして、ゲー
ト電極GEおよびゲート間配線層GCを得る。これらの
パターンおよび別々に設けたレジストをマスクにして、
n型不純物とp型不純物を選択的にイオン注入し、活性
化してソース・ドレイン領域S/Dを形成する。このよ
うに形成された周辺回路用のトランジスタを覆って、第
1層間絶縁層INT1の下層となる絶縁膜を形成する。
これを開口してタングステンW等で埋め込み、エッチバ
ックしてプラグ(コンタクトCT)を形成する。その絶
縁膜上に導電膜を形成し、これをパターンニングして配
線メタル層CMを得る。さらに、第1層間絶縁層INT
1の上層となる絶縁膜を堆積し、CMP等で平坦化す
る。その後、特に図示しないが、周辺回路に適宜接続し
たタングステン(W)プラグを、たとえばブランケット
・タングステン法により形成する。
素の膜(半導体薄膜STF)を堆積する。この堆積方法
としては、CVD法やスタッパタリング法により非晶質
珪素を堆積し、その後、550℃で数10時間のアニー
ルまたはレーザーアニールによりグレインを成長させて
多結晶珪素に改質する。なお、このVG型メモリセルア
レイでは必要ないが、たとえばソース線分離(SSL)
型の場合、チャネル形成領域の周囲の半導体薄膜部をリ
ソグラフィとエッチングにより除去し、素子分離する。
層を形成して、選択的イオン注入によりチャネル濃度を
決めるドーズでp型不純物をドープする。マスク層を除
去後、別のマスク層を形成して選択的にn型不純物をイ
オン注入し、図3(A)に示すように、ソース・ドレイ
ン領域S/Dを(ビット線BL1,BL2,BL3,B
L4,…)を形成する。とくに図示しないが、同様に、
別のマスク層を形成して選択的にp型不純物をイオン注
入し、半導体薄膜の電位を与えるp+ コンタクト領域を
形成する。RTA法によりアニールして、導入不純物を
活性化する。
ゲート誘電体膜GD1を形成する。たとえば、半導体薄
膜STF表面を熱酸化してボトム誘電体層BTMを形成
し、必要に応じてボトム誘電体層BTMを窒化処理し、
ボトム誘電体層BTM上に窒化珪素または酸化窒化珪素
からなる電荷蓄積膜CHSを形成し、電荷蓄積膜CHS
表面を熱酸化するなどの方法によりトップ誘電層TOP
を形成する。ゲート誘電体膜GD1上に、たとえばCV
D法によりドープド多結晶珪素またはドープド非晶質珪
素からなる導電膜を堆積する。この導電膜上にレジスト
パターンを形成して、RIEなどの異方性エッチングを
行い導電膜をパターンニングする。続いて、導電膜パタ
ーン間で露出したゲート誘電体膜GD1を、たとえばC
F4 /CHF3 /Arを用いたドライエッチング装置を
用いてパターンニングする。その後、レジストパターン
を除去する。これにより、ゲート誘電体膜GD1と第1
ワード線WL2またはWL4からなる積層パターンが、
図2(A)に示すように、ソース・ドレイン領域S/D
に対し直交する並行ストライプ状のパターンにて形成さ
れる。
TF表面層をエッチングする。このエッチングは、通常
のドライエッチングでもよいが犠牲酸化を用いる方法が
望ましい。すなわち、半導体薄膜表面を熱酸化して薄い
犠牲酸化膜を形成し、これをウエットエッチング等で除
去する。これにより、犠牲酸化時に消費されたシリコン
表面層が均一に、しかもダメージを残すことなくエッチ
ングされたこととなる。この犠牲酸化条件は、ゲート誘
電体膜GD1の形成時に半導体薄膜STF表面層に導入
された窒素原子が十分除去されるように予め決められ
る。
膜GD1と同じ条件で、2回目のゲート誘電体膜GD2
の形成を行う。
4,…間を完全に埋め込む導電膜WLF、たとえばドー
プド多結晶珪素またはドープド非晶質珪素の膜を堆積す
る。この導電膜WLF上に、ワード線WL2,WL4,
…上方で開口するレジストRを形成する。
RIEなどの異方性エッチングを行う。これにより、導
電膜WLFが分離され、図2(B)に示すワード線WL
1,WL3,WL5,…が形成される。
た不揮発性メモリに関する。図7は、NAND型のメモ
リセルアレイをTFTで構成し、周辺回路の上方に積層
させた不揮発性メモリの断面図である。半導体基板SU
Bのp型またはn型のウエルWには、メモリセルを選択
し動作させるための周辺回路が形成されている。周辺回
路の詳細は、第1実施形態と同様であり、ここでの説明
は省略する。
上に、TFT形メモリトランジスタを行列状に配置しN
AND形に接続したメモリセルアレイが形成されてい
る。図8は、NAND型メモリセルアレイの平面図であ
る。また、図9(A)は図8のA−A線に沿った断面
図、図9(B)は図9(A)の一部を拡大した断面図で
ある。
純物が添加された多結晶珪素からなる半導体薄膜STF
に形成されている。半導体薄膜STF上に、第1実施形
態とほぼ同じ断面構造のワード線WL1,WL2,…W
Lnが形成されている。すなわち、奇数番目のワード線
WL1,WL3,…,WLn(第1ワード線)が、ゲー
ト誘電体膜GD1を介在させた状態で半導体薄膜STF
上に形成されている。第1ワード線WL1,WL3,
…,WLnの表面、第1ワード線間に表出した半導体薄
膜部の表面を覆って、ゲート誘電体膜GD2が形成され
ている。そして、このゲート誘電体膜GD2を介在させ
て状態で、偶数番目のワード線WL2,WL4,…(第
2ワード線)が第1ワード線間に形成されている。この
ように、隣接する2つのワード線間が、その離間方向の
寸法が膜厚となるように介在するゲート誘電体膜GD2
によって絶縁分離されている。なお、ワード線は、ドー
プド多結晶珪素またはドープド非晶質珪素からなる。
ばMONOS型メモリトランジスタにおいては、第1実
施形態と同様に、最下層のボトム誘電体層BTM、中間
の電荷蓄積層CHS、および最上層のトップ誘電層TO
Pからなる。
誘電体膜GD2により分離された選択ゲート線SG1が
並行に配置されている。同様に、ワード線WLnの外側
に、たとえばゲート誘電体膜GD2により分離された選
択ゲート線SG2が並行に配置されている。これらの選
択ゲート線SG1,SG2は、セレクトトランジスタの
ゲート電極を兼用し、ゲート誘電体膜GD3を介して半
導体薄膜STFに接している。ゲート誘電体膜GD3
は、たとえば単層の二酸化珪素膜から構成される。この
場合、製造工程が若干複雑になるが、この部分のみ単層
のゲート誘電体膜を形成して、セレクトトランジスタが
通常のMOS型となる。あるいは、ゲート誘電体膜GD
2とGD3を同じ膜として、印加バイアス条件により、
このゲート誘電体膜GD3の部分には電荷の注入がなさ
れないようにしてもよい。
物領域からなるドレイン領域DRが形成されている。こ
のドレイン領域DRは、図示しない他のNANDストリ
ングと共有されている。また、選択ゲート線SG2の外
側には、n型不純物領域からなる共通ソース線CSLが
形成されている。共通ソース線CSLは、ワード方向に
並ぶ1行分のNANDストリング、および、ビット方向
に隣接する図示しない他の1行分のNANDストリング
で共有されている。
ンジスタ上に、層間絶縁層INT2が形成されている。
層間絶縁層INT2上に並行ストライプ状のビット線を
配置してもよいが、ここでは、ドレイン領域DRがビッ
トコンタクトBC、ドレイン配線メタル層CMD,ビッ
トコンタクトBCを介して、下層の周辺回路に接続され
ている。また、断面図には表れていない箇所で、共通ソ
ース線CSLが、同様に、ソースコンタクト,ソース配
線メタル層,ソースコンタクトを介して、下層の周辺回
路に接続されている。
に電荷注入を行う場合は、ドレイン領域DRに正のドレ
イン電圧、共通ソース線CSLに基準電圧を印加し、2
つのセレクトトランジスタをオンさせる電圧を選択ゲー
ト線SG1,SG2に印加する。また、書き込み対象の
セルが接続されたワード線WL3以外の他のワード線W
L1,WL2,WL4,…WLnには、上記ドレイン電
圧または上記基準電圧を書き込み対象のセルに伝達可能
なパス電圧を印加する。これにより、書き込み対象のセ
ルを構成するメモリトランジスタのソースとドレイン間
に、所定の書き込みドレイン電圧が印加される。その状
態で、ワード線WL3に所定のプログラム電圧を印加す
る。このとき、図9(B)の右側からチャネルに供給さ
れた電子がチャネル内を加速され、チャネル左端部で高
いエネルギーを得て、ボトム誘電体層BTMの電位障壁
を越えて記憶部1に注入され、蓄積される。記憶部2に
電荷を注入する場合は、周辺回路が、ドレイン領域DR
と共通ソース線CSLとの間の電圧を切り替える。これ
により、電子の供給側と電子がエネルギー的にホットに
なる側が上記の場合と反対となり、電子が記憶部2に注
入される。
ソースサイド注入法が採用できる。この場合、記憶部1
への書き込み時には、ドレイン領域DRから基準電圧を
供給し、共通ソース線CSLからドレイン電圧を供給す
る。また、書き込み対象のセルが接続されたワード線W
L3の一つソース寄りのワード線WL2の印加電圧は、
単なるパス電圧ではなく、ソースサイド注入が可能に最
適化された電圧である。これにより、ワード線WL2と
ワード線WL3との境界付近で横方向電界が強まり、メ
モリトランジスタのソース端(記憶部1)に電子を、さ
らに効率よく注入できる。記憶部2に電荷を注入する場
合は、周辺回路が、ドレイン領域DRと共通ソース線C
SLとの間の電圧を切り替え、かつ、ワード線4の電圧
値をソースサイド注入が可能な値に最適化する。これに
より、電子の供給側と電子がエネルギー的にホットにな
る側が上記の場合と反対となり、電子が記憶部2に注入
される。
書き込まれた記憶部側がソースとなるようにドレイン領
域DRと共通ソース線CSL間に所定の読み出しドレイ
ン電圧を印加し、読み出し対象のセルが接続されたワー
ド線以外のワード線にパス電圧を印加する。また、両端
の記憶部にはさまれたチャネル部をオンさせ得るが記憶
部のしきい値電圧を変化させない程度に低く、かつ、最
適化された正の電圧をワード線WL3に印加する。この
とき、読み出し対象の記憶部の蓄積電荷量、あるいは電
荷の有無の違いによってチャネルの導電率が有効に変化
し、その結果、記憶情報がドレイン側の電流量あるいは
電位差に変換されて読み出される。もう一方のビットを
読み出す場合は、そのビットが書き込まれた記憶部側が
ソースとなるように、周辺回路が、ドレイン領域DRと
共通ソース線CSLとの電圧を切り替えることにより、
上記と同様に読み出しを行う。
グを用いて基板側に電荷を引き抜くか、ワード線側に電
荷を引き抜くことで一括消去する。
の形成手順を図面を参照しながら説明する。図10
(A)〜図13は、ワード線形成の各ステップにおける
断面図(および平面図)である。図10において(A)
に平面図を示し、(B)に(A)のA−A線に沿った断
面図を示す。その他の図11〜図13は全てA−A線に
沿った断面図を表している。
体基板SUBに周辺回路を形成し、周辺回路上に第1層
間絶縁層INT1を堆積し、平坦化する。また、周辺回
路に適宜接続したタングステン(W)プラグを、たとえ
ばブランケット・タングステン法により形成する。
態と同様な方法により、半導体薄膜STFを形成する。
チャネル形成領域の周囲の半導体薄膜部をリソグラフィ
とエッチングにより除去し、素子分離する。半導体薄膜
STF上にレジスト等のマスク層を形成して、選択的イ
オン注入によりチャネル濃度を決めるドーズでp型不純
物をドープする。マスク層を除去後、別のマスク層を形
成して選択的にn型不純物をイオン注入し、図3(A)
に示すように、ソース・ドレイン領域S/Dを(ビット
線BL1,BL2,BL3,BL4,…)を形成する。
とくに図示しないが、同様に、別のマスク層を形成して
選択的にp型不純物をイオン注入し、半導体薄膜の電位
を与えるp+ コンタクト領域を形成する。RTA法によ
りアニールして、導入不純物を活性化する。
ゲート誘電体膜GD1を形成する。たとえば、半導体薄
膜STF表面を熱酸化してボトム誘電体層BTMを形成
し、必要に応じてボトム誘電体層BTMを窒化処理し、
ボトム誘電体層BTM上に窒化珪素または酸化窒化珪素
からなる電荷蓄積膜CHSを形成し、電荷蓄積膜CHS
表面を熱酸化するなどの方法によりトップ誘電層TOP
を形成する。ゲート誘電体膜GD1上に、たとえばCV
D法によりドープド多結晶珪素またはドープド非晶質珪
素からなる導電膜を堆積する。
て、RIEなどの異方性エッチングを行い導電膜をパタ
ーンニングする。続いて、導電膜パターン間で露出した
第1電荷蓄積膜GD1を、たとえばCF4 /CHF3 /
Arを用いたドライエッチング装置を用いてパターンニ
ングする。その後、レジストパターンを除去する。これ
により、ゲート誘電体膜GD1と第1ワード線WL1,
WL3,…WLnからなる積層パターンが、図10
(A)に示すように並行ストライプ状のパターンにて形
成される。
STF表面層をエッチングする。このエッチングは、通
常のドライエッチングでもよいが犠牲酸化を用いる方法
が望ましい。すなわち、半導体薄膜表面を熱酸化して薄
い犠牲酸化膜を形成し、これをウエットエッチング等で
除去する。これにより、犠牲酸化時に消費されたシリコ
ン表面層が均一に、しかもダメージを残すことなくエッ
チングされたこととなる。この犠牲酸化条件は、ゲート
誘電体膜GD1の形成時に半導体薄膜STF表面層に導
入された窒素原子が十分除去されるように予め決められ
る。
体膜GD1と同じ条件で、2回目のゲート誘電体膜GD
2の形成を行う。また、必要に応じて、ワード線WL1
外側領域とワード線WLn外側領域のゲート誘電体膜G
D2を選択的に除去し、この部分に単層の誘電体膜GD
3を選択的に形成する。
1,WL3,…,WLn間を完全に埋め込む導電膜WL
F、たとえばドープド多結晶珪素またはドープド非晶質
珪素の膜を堆積する。この導電膜WLF上に、第1ワー
ド線WL1,WL3,…,WLn上方で開口するレジス
トRを形成する。
RIEなどの異方性エッチングを行う。これにより、導
電膜WLFが分離され、図9(A)に示す第2ワード線
WL2,WL4,…および選択ゲート線SG1,SG2
が形成される。
体基板領域に、n型不純物をイオン注入する。このと
き、ワード線の配置領域ではイオンが透過しないためソ
ース・ドレイン領域は形成されない。その後は、層間絶
縁層INT2の堆積、ビットコンタクトBCの形成、上
層配線層の形成を経て、当該NAND型不揮発性メモリ
装置を完成させる。
に係る半導体メモリでは、半導体基板SUBに周辺回路
が形成され、メモリセルアレイは、その上方に積層され
ている。したがって、周辺回路を含めたビット当たりの
専有面積が従来より小さい。また、この不揮発性メモリ
では、複数の誘電体層を積層させたゲート誘電体膜GD
1,GD2内で電荷蓄積手段が平面的に離散化されてい
る。このため、電荷蓄積手段と半導体薄膜STFとの間
の電位障壁層BTMを薄くし、その電位障壁層BTMに
リークパスが生じても、その発生頻度がある程度小さい
のであれば、電荷保持特性の急激な低下にならない。電
荷蓄積手段(電荷トラップまたは小粒径導電体)が離散
化されているため、リークパス周囲の局所的な蓄積電荷
が半導体薄膜STF内に消失するに過ぎないからであ
る。さらに、第1実施形態および第2実施形態では、ワ
ード線間の距離が誘電体膜(ゲート誘電体膜GD2)の
膜厚によって決まるため、ワード線幅に比べワード線間
距離が大幅に小さい。したがって、2F2 (F:リソグ
ラフィの解像限界またはデザインルール)と2ビットを
記憶するセルとしては極めて小さい面積のメモリセルが
実現できる。
TFT層数に応じたコストを比較した表である。また、
図15(A)はTFT1層を形成するのに必要なマスク
の一覧表、図15(B)は高耐圧トランジスタ(VPPT
R)を形成するのに必要なマスクの一覧表である。な
お、図14に示すセルサイズは、ワード線を1回のフォ
トリスグラフィと1回のエッチングで形成し、線幅とス
ペース幅を共に最小線幅Fとした場合のセルサイズに統
一している。
アレイを1層形成するのに、第1〜第6の6枚のマスク
が必要である。ここで、第1のマスクは、全面に形成さ
れるポリシリコンから、トランジスタのチャネル形成領
域のみを残し、分離領域のポリシリコンをドライエッチ
ングする領域を確定するマスクである。第2のマスク
は、TFTのゲートをパターンニングするときのマスク
である。第3のマスクは、TFTのソース・ドレイン領
域を形成する際のN+ イオン注入領域を確定するマスク
である。第4のマスクは、TFTのチャネル形成領域に
ボディ電圧を印加するためのコンタクトをとるP+ イオ
ン注入を確定するマスクである。第5のマスクは、TF
Tのソース・ドレイン領域S/D,ゲート,チャネル形
成領域と、基板SUB上に形成された周辺回路の対応箇
所とをコンタクトする領域を確定するマスクである。第
6のマスクは、TFT上のゲート間等を配線するための
導電層をパターンニングするときのマスクである。
耐圧トランジスタVPPTRの形成に、第1〜第5の5枚
のマスクが必要である。ここで、第1のマスクは、高耐
圧用のゲート酸化膜と、それ以外の低耐圧トランジスタ
(電源電圧VCCを扱うトランジスタ、入出力I/O用ト
ランジスタ等)のゲート酸化膜とを作り分ける際に用い
るマスクである。第2のマスクは、高耐圧用トランジス
タのNchトランジスタを形成するPウエルを形成する
領域を確定するマスクである。第3のマスクは、高耐圧
用トランジスタのPchトランジスタを形成するNウエ
ルを形成する領域を確定するマスクである。第4のマス
クは、高耐圧用トランジスタのPchトランジスタのL
DDを形成する際のP- イオン注入の領域を確定するマ
スクである。第5のマスクは、高耐圧用トランジスタの
NchトランジスタのLDDを形成する際のN- イオン
注入の領域を確定するマスクである。
型を用いている。FG−NAND型のビット当たりのセ
ルサイズは4F2 、マスク枚数は上記した高耐圧トラン
ジスタVPPTRの形成に必要な5枚のマスクを含み合計
28枚となっている。以下、基準セルサイズA=4,基
準マスク枚数B=28と定義する。また、このときのコ
スト比を1.0とする。なお、この図14におけるセル
では、比較基準を統一するための、前述したようにワー
ド線ピッチを狭めることによるセルサイズの縮小は考慮
していない。また、TFTの下方領域に周辺回路を配置
したことによるビットコスト低減は考慮していない。
のコスト比を見積もる。ONO型としたことにより2ビ
ット/セル記憶が可能であり、ビット当たりのセルサイ
ズは単純にA/2=2F2 である。両者は同じNAND
型であり、FG型かONO型かによるマスク枚数の増減
はないので、ONO−MANDのマスク枚数は、FG型
と同じB=28となる。したがって、ONO−MAND
のTFT1層の場合のコスト比は、2×28/(A×
B)=0.5となる。TFT2層の場合は、セルサイズ
が2/2=1.0となり、マスク枚数は28+6=34
となる。したがって、コスト比は、1×34/(A×
B)≒0.3となる。TFT3層の場合は、セルサイズ
が2/3≒0.7となり、マスク枚数は34+6=40
となる。したがって、コスト比は、0.7×40/(A
×B)≒0.25となる。TFT4層の場合は、セルサ
イズが2/4≒0.5となり、マスク枚数は40+6=
46となる。したがって、コスト比は、0.5×46/
(A×B)≒0.2となる。
比を見積もる。このONO−SSL型のセル面積は8F
2 と大きいが、ONO型としたことにより2ビット/セ
ル記憶が可能であり、ビット当たりのセルサイズは単純
に8/2=4F2 である。また、マスク枚数は、ONO
−NAND型と同じ28である。したがって、上記計算
方法より明らかなように、ONO−SSL型のコスト比
はONO−NAND型の2倍となる。すなわち、TFT
1層,2層,3層,4層のコスト比は、それぞれ1.
0,0.6,0.5,0.4となる。
接列間で共有したVG(Vertual Ground)型の採用も可能
である。この場合のセル面積は6F2 となり、2ビット
/セル記憶ではビット当たりのセルサイズは6/2=3
F2 である。また、VGでは素子分離が不要などの理由
によりTFT1層の場合のマスク枚数が23と最も少な
い。したがって、ONO−MANDのTFT1層の場合
のコスト比は、3×23/(A×B)≒0.6となる。
TFT2層の場合は、セルサイズが3/2=1.5とな
り、マスク枚数は23+6=29となる。したがって、
コスト比は、1×34/(A×B)≒0.4となる。T
FT3層の場合は、セルサイズが3/3=1.0とな
り、マスク枚数は29+6=35となる。したがって、
コスト比は、1×35/(A×B)≒0.3となる。T
FT4層の場合は、セルサイズが3/4≒0.8とな
り、マスク枚数は35+6=41となる。したがって、
コスト比は、0.5×46/(A×B)≒0.3とな
る。
たがってコストが低減する。また、メモリセルアレイの
種類では、ONO−NAND,VG,SSLの順にコス
トが低い。ここで、図14に示す計算結果で最もコスト
が高いONO−NANDにおいて、TFT1層の場合で
コスト比は1である。しかし、実際には周辺回路がTF
Tの下層に配置され、その分のコスト低減効果は、この
計算結果に反映されていないので、本発明の適用により
従来に比べ十分にビットコストが低減される。
によれば、半導体基板の上方に導電層を層間絶縁層を間
に挟んで複数積層した積層構造内にメモリセルアレイを
配置することが可能となった。これにより、不揮発性半
導体メモリ装置のビットコストを大幅に低減することが
できた。
成を示す断面図である。
アレイの平面図、(B)は(A)のA−A線に沿った断
面図、(C)は(A)のB−B線に沿った断面図であ
る。
ルアレイの製造において、第1ワード線の形成後の平面
図である。(B)は、その時のA−A線に沿った断面図
である。
おいて、基板エッチング時の断面図である。
おいて、2回目のゲート誘電体膜を形成後の断面図であ
る。
おいて、第2ワード線の加工マスク用のレジストパター
ンの形成後の断面図である。
成を示す断面図である。
イの構成を示す平面図である。
(B)は(A)の一部を拡大した断面図である。
装置の製造において、第1ワード線の形成後の平面図、
(B)は、その時のA−A線に沿った断面図である。
において、基板エッチング時の断面図である。
において、2回目のゲート誘電体膜を形成後の断面図で
ある。
において、第2ワード線の加工マスク用のレジストパタ
ーンの形成後の断面図である。
のTFT層数に応じたコストを、半導体基板形成したメ
モリセルアレイのコストを基準に比較した表である。
T1層を形成するのに必要なマスクの一覧表、(B)
は、第1,第2実施形態において高耐圧トランジスタ
(VPPTR)を形成するのに必要なマスクの一覧表であ
る。
縁層、STF…半導体薄膜、GD1,GD2…ゲート誘
電体膜、BTM…ボトム誘電体層、CHS…電荷蓄積
層、TOP…トップ誘電体層、SG1,SG2…選択ゲ
ート線、DR…ドレイン領域、CSL…共通ソース線、
BC…ビットコンタクト、WL1等…ワード線、WLF
…ワード線となる導電膜、BL1等…ビット線、S/D
…ソース・ドレイン領域。
Claims (7)
- 【請求項1】半導体基板上に導電層と層間絶縁層を複数
積層させた積層構造を有し、 半導体基板上方の積層構造内にメモリセルアレイが配置
され、 上記メモリセルアレイが、層間絶縁層上に形成された半
導体薄膜に形成された複数のメモリトランジスタを有
し、 各メモリトランジスタが、 半導体薄膜上に積層された複数の誘電体層からなり、当
該複数の誘電体層内部に、半導体薄膜と対向する平面内
で離散化された電荷蓄積手段を含むゲート誘電体膜と、 ゲート誘電体膜上に形成され、半導体薄膜に対しチャネ
ルの誘起を制御するゲート電極とを有した不揮発性半導
体メモリ装置。 - 【請求項2】上記メモリセルアレイが、上記積層構造内
で層間絶縁層を間に挟んで複数積層された請求項1記載
の不揮発性半導体メモリ装置。 - 【請求項3】上記メモリセルアレイの下方の上記半導体
基板部分に、メモリセルを選択し動作させるための周辺
回路が形成された請求項1記載の不揮発性半導体メモリ
装置。 - 【請求項4】上記周辺回路は、電荷注入箇所を変更し2
ビットを記憶させるために、各メモリトランジスタのソ
ースとドレインの印加電圧を切り換える機能を有した請
求項3記載の不揮発性半導体メモリ装置。 - 【請求項5】上記ゲート誘電体膜が、 上記半導体薄膜上に形成された電位障壁層と、 電荷蓄積手段としての電荷トラップを含む電荷蓄積層
と、 電荷蓄積層上の酸化層とを含む請求項1記載の不揮発性
半導体メモリ装置。 - 【請求項6】上記ゲート誘電体膜が、 上記半導体薄膜上に形成され、電荷蓄積手段としての電
荷トラップを含む電荷蓄積層と、 電荷蓄積層上の酸化層とを含む請求項1記載の不揮発性
半導体メモリ装置。 - 【請求項7】上記ゲート誘電体膜が、 上記半導体薄膜上に形成された電位障壁層と、 電位障壁層上に電荷蓄積手段として互いに離散して形成
された複数の小粒径導電体と、 小粒径導電体を覆う絶縁層とを含む請求項1記載の不揮
発性半導体メモリ装置。
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