JP2000222854A - 磁気ディスク - Google Patents
磁気ディスクInfo
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- JP2000222854A JP2000222854A JP11022954A JP2295499A JP2000222854A JP 2000222854 A JP2000222854 A JP 2000222854A JP 11022954 A JP11022954 A JP 11022954A JP 2295499 A JP2295499 A JP 2295499A JP 2000222854 A JP2000222854 A JP 2000222854A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/03—Containers for flat record carriers
- G11B23/033—Containers for flat record carriers for flexible discs
- G11B23/0332—Containers for flat record carriers for flexible discs for single discs, e.g. envelopes
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気ディスクにおいて、塵埃を吸着し磁気デ
ータ記録媒体の磁気データ記録面の清浄を維持する。 【解決手段】 データの読み書きを許容するディスク状
の磁気データ記録媒体４と、該磁気データ記録媒体４を
回転自在に内蔵するディスクケース２とを有する磁気デ
ィスク２０において、前記ケース２の前記磁気データ記
録媒体４の磁気データ記録面５との対峙面に、静電荷材
より成り前記磁気データ記録面５を表裏から支持しなが
ら静電吸着力により塵埃を吸着するライナー９，９を貼
り付ける。
ータ記録媒体の磁気データ記録面の清浄を維持する。 【解決手段】 データの読み書きを許容するディスク状
の磁気データ記録媒体４と、該磁気データ記録媒体４を
回転自在に内蔵するディスクケース２とを有する磁気デ
ィスク２０において、前記ケース２の前記磁気データ記
録媒体４の磁気データ記録面５との対峙面に、静電荷材
より成り前記磁気データ記録面５を表裏から支持しなが
ら静電吸着力により塵埃を吸着するライナー９，９を貼
り付ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気データの読み書
きを許容して磁気データの保存、再生をするため磁気デ
ィスクに関するものであり、特に、ディスク状の磁気デ
ータ記録媒体の記録面の清浄を保持して正常なデータの
読み書きを許容するように構成された磁気ディスクに関
するものである。
きを許容して磁気データの保存、再生をするため磁気デ
ィスクに関するものであり、特に、ディスク状の磁気デ
ータ記録媒体の記録面の清浄を保持して正常なデータの
読み書きを許容するように構成された磁気ディスクに関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は、所謂、フレキシブルディスク或
いはフロッピーディスクと称される従来の磁気ディスク
の構造を示している。
いはフロッピーディスクと称される従来の磁気ディスク
の構造を示している。
【０００３】同図に示すように、該磁気ディスク１は、
ディスクケース２を上下一対のシェル（又はジャケッ
ト）３，３の貼り合わせによって構成され、ディスクケ
ース２内に、磁気データの読み書きを許容するディスク
状の磁気データ記録媒体４を回転自在に内蔵している。
そして、磁気データ記録媒体４の磁気データ記録面５
に、データ読み書き装置としてのフロッピーディスク装
置（図示せず）の読み書きヘッドを外側から接触させて
データを読み書きするために、前記シェル３，３には径
方向に沿った切除によって矩形状の窓６，６が形成され
ている。また、前記ケース２の前記磁気記録媒体４の磁
気データ記録面５との対応面には、該磁気データ記録面
５と対峙させてレーヨン、ポリエステルより成る円板状
のライナー７，７が貼り付けられている。
ディスクケース２を上下一対のシェル（又はジャケッ
ト）３，３の貼り合わせによって構成され、ディスクケ
ース２内に、磁気データの読み書きを許容するディスク
状の磁気データ記録媒体４を回転自在に内蔵している。
そして、磁気データ記録媒体４の磁気データ記録面５
に、データ読み書き装置としてのフロッピーディスク装
置（図示せず）の読み書きヘッドを外側から接触させて
データを読み書きするために、前記シェル３，３には径
方向に沿った切除によって矩形状の窓６，６が形成され
ている。また、前記ケース２の前記磁気記録媒体４の磁
気データ記録面５との対応面には、該磁気データ記録面
５と対峙させてレーヨン、ポリエステルより成る円板状
のライナー７，７が貼り付けられている。
【０００４】図６（Ａ），（Ｂ）に示すように、該ライ
ナー７，７は表面全体に無数の凹凸を有しており、回転
する磁気データ記録媒体４を表裏から支持して前記ケー
ス２の内面８，８との直接的な接触を防止しながら、前
記フロッピーディスク装置の読み書きヘッドの回転方向
上流側と下流側とで磁気データ記録面５に付着した塵埃
を拭き取って清掃する。
ナー７，７は表面全体に無数の凹凸を有しており、回転
する磁気データ記録媒体４を表裏から支持して前記ケー
ス２の内面８，８との直接的な接触を防止しながら、前
記フロッピーディスク装置の読み書きヘッドの回転方向
上流側と下流側とで磁気データ記録面５に付着した塵埃
を拭き取って清掃する。
【０００５】なお、図５に示す如く前記ケース２には、
前記窓６，６を開閉すべくスライド自在にシャッタ１０
が取り付けられており、該シャッタ１０は前記フロッピ
ーディスク装置の磁気ディスク挿入口（図示せず）に前
記磁気ディスク１を挿入したとき、該挿入口付近に内蔵
されている開閉装置（図示せず）と係合して開作動し、
前記読み書きヘッドはこのときに磁気ディスク１の読み
書き面と所定ロード圧で接触するように構成される。
前記窓６，６を開閉すべくスライド自在にシャッタ１０
が取り付けられており、該シャッタ１０は前記フロッピ
ーディスク装置の磁気ディスク挿入口（図示せず）に前
記磁気ディスク１を挿入したとき、該挿入口付近に内蔵
されている開閉装置（図示せず）と係合して開作動し、
前記読み書きヘッドはこのときに磁気ディスク１の読み
書き面と所定ロード圧で接触するように構成される。
【０００６】
【発明が解決しょうとする課題】このように前記磁気デ
ィスク１においては、前記ライナー７，７の磁気データ
記録面５との接触によって磁気データ記録面５の塵埃を
拭き取るが、該ライナー７，７は、塵埃を吸着して保持
する能力が低く、また、停止中には磁気データ記録面５
への塵埃の付着を防止することができない。
ィスク１においては、前記ライナー７，７の磁気データ
記録面５との接触によって磁気データ記録面５の塵埃を
拭き取るが、該ライナー７，７は、塵埃を吸着して保持
する能力が低く、また、停止中には磁気データ記録面５
への塵埃の付着を防止することができない。
【０００７】そこで、磁気データ記録媒体の磁気データ
記録面に付着する塵埃を効率良く吸着して保持するため
に解決せられる技術的課題が生じてくるのであり、本発
明は該課題を解決することを目的とする。
記録面に付着する塵埃を効率良く吸着して保持するため
に解決せられる技術的課題が生じてくるのであり、本発
明は該課題を解決することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、データの読み書きを
許容するディスク状の磁気データ記録媒体と、静電荷材
より成り前記磁気データ記録媒体の磁気データ記録面と
対峙して静電吸着力により塵埃を吸着する静電吸着手段
とを備えた磁気ディスクを提供し、また、データの読み
書きを許容するディスク状の磁気データ記録媒体と、該
ディスク状磁気データ記録媒体を回転自在に内蔵するデ
ィスクケースとを具備し、前記静電吸着手段を、静電荷
材より成り前記ケース内面と前記磁気データ記録媒体の
磁気データ記録面との間に介設されて該磁気データ記録
媒体を表裏から支持すると共に静電吸着力により塵埃を
吸着するライナーから構成した磁気ディスクを提供し、
更に、データの読み書きを許容するディスク状の磁気デ
ータ記録媒体と、該ディスク状磁気データ記録媒体を回
転自在に内蔵するディスクケースと、前記ケース内面と
磁気データ記録媒体の磁気データ記録面との間に介設さ
れて該磁気データ記録媒体を表裏から支持するライナー
とを具備し、前記静電吸着手段を、静電荷材より成り前
記ライナーと前記磁気データ記録媒体の磁気データ記録
面間に介設されて静電吸着力により塵埃を吸着するサブ
ライナーから構成した磁気ディスクを提供するものであ
る。
するために提案されたものであり、データの読み書きを
許容するディスク状の磁気データ記録媒体と、静電荷材
より成り前記磁気データ記録媒体の磁気データ記録面と
対峙して静電吸着力により塵埃を吸着する静電吸着手段
とを備えた磁気ディスクを提供し、また、データの読み
書きを許容するディスク状の磁気データ記録媒体と、該
ディスク状磁気データ記録媒体を回転自在に内蔵するデ
ィスクケースとを具備し、前記静電吸着手段を、静電荷
材より成り前記ケース内面と前記磁気データ記録媒体の
磁気データ記録面との間に介設されて該磁気データ記録
媒体を表裏から支持すると共に静電吸着力により塵埃を
吸着するライナーから構成した磁気ディスクを提供し、
更に、データの読み書きを許容するディスク状の磁気デ
ータ記録媒体と、該ディスク状磁気データ記録媒体を回
転自在に内蔵するディスクケースと、前記ケース内面と
磁気データ記録媒体の磁気データ記録面との間に介設さ
れて該磁気データ記録媒体を表裏から支持するライナー
とを具備し、前記静電吸着手段を、静電荷材より成り前
記ライナーと前記磁気データ記録媒体の磁気データ記録
面間に介設されて静電吸着力により塵埃を吸着するサブ
ライナーから構成した磁気ディスクを提供するものであ
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
１乃至図４を参照して詳述する。なお、従来技術と同一
構成部については同一符号を付すものとする。
１乃至図４を参照して詳述する。なお、従来技術と同一
構成部については同一符号を付すものとする。
【００１０】図１は磁気ディスク（リムーバブル磁気デ
ィスク）の断面図を示している。同図に示すように、磁
気ディスク２０は、互いに重ね合わせて接合する上下一
対のシェル３，３によりディスクケース２を構成し、該
ケース２内にディスク状の磁気データ記録媒体４を回転
自在に内蔵している。前記一対のシェル３，３に、前記
磁気データ記録媒体４の磁気データ記録面５に対して読
み書きヘッドを接触させるための窓６，６が形成されて
いる。
ィスク）の断面図を示している。同図に示すように、磁
気ディスク２０は、互いに重ね合わせて接合する上下一
対のシェル３，３によりディスクケース２を構成し、該
ケース２内にディスク状の磁気データ記録媒体４を回転
自在に内蔵している。前記一対のシェル３，３に、前記
磁気データ記録媒体４の磁気データ記録面５に対して読
み書きヘッドを接触させるための窓６，６が形成されて
いる。
【００１１】一方、前記フロッピーディスク装置（図示
せず）は、前述したように、磁気データ記録媒体４の磁
気データ記録面５に読み書きヘッドが備えられ、また、
前記磁気データ記録媒体４の中心部と係合して回転する
ことにより該磁気データ記録媒体４を回転するスピンド
ルモータ（図示せず）が備えられており、シェル３，３
の窓６，６を通じて磁気データ記録面５に読み書きヘッ
ドを接触させた状態でデータの読み書きを実行する。
せず）は、前述したように、磁気データ記録媒体４の磁
気データ記録面５に読み書きヘッドが備えられ、また、
前記磁気データ記録媒体４の中心部と係合して回転する
ことにより該磁気データ記録媒体４を回転するスピンド
ルモータ（図示せず）が備えられており、シェル３，３
の窓６，６を通じて磁気データ記録面５に読み書きヘッ
ドを接触させた状態でデータの読み書きを実行する。
【００１２】そして、前記磁気ディスク２０には、前記
シェル３，３の磁気データ記録面５との対応面に、ライ
ナー９，９（静電吸着手段）が貼り付けられ、該ライナ
ー９，９により磁気データ記録媒体を表裏から支持して
いる。
シェル３，３の磁気データ記録面５との対応面に、ライ
ナー９，９（静電吸着手段）が貼り付けられ、該ライナ
ー９，９により磁気データ記録媒体を表裏から支持して
いる。
【００１３】本実施の形態において、これらライナー
９，９は、磁気データ記録面５の塵埃の付着によるエラ
ー防止のために、周囲に対して電界を形成する磁石（エ
レクトレット）等の静電荷材、好ましくは、高い表面電
荷機能をも合わせ持つ繊維状の静電荷材より成り、これ
らの静電荷材を不織布状にして静電荷吸着素材を形成
し、該静電荷吸着素材を前記ライナー状に構成すること
により、磁気データ記録面５に付着した塵埃の吸着効果
を高め、データの読み書きエラーの防止を一層高める。
更に、前記ライナー９，９は、磁気データ記録媒体４が
前記スピンドモータにより回転されたとき、磁気データ
記録媒体４の磁気データ記録面５を両側から支持してシ
ェル３，３内面との直接接触を防止しながら、前記読み
書きヘッドの回転方向上流側と下流側で磁気データ記録
面に付着した塵埃を拭き取るよう構成される。
９，９は、磁気データ記録面５の塵埃の付着によるエラ
ー防止のために、周囲に対して電界を形成する磁石（エ
レクトレット）等の静電荷材、好ましくは、高い表面電
荷機能をも合わせ持つ繊維状の静電荷材より成り、これ
らの静電荷材を不織布状にして静電荷吸着素材を形成
し、該静電荷吸着素材を前記ライナー状に構成すること
により、磁気データ記録面５に付着した塵埃の吸着効果
を高め、データの読み書きエラーの防止を一層高める。
更に、前記ライナー９，９は、磁気データ記録媒体４が
前記スピンドモータにより回転されたとき、磁気データ
記録媒体４の磁気データ記録面５を両側から支持してシ
ェル３，３内面との直接接触を防止しながら、前記読み
書きヘッドの回転方向上流側と下流側で磁気データ記録
面に付着した塵埃を拭き取るよう構成される。
【００１４】このように本発明に係る磁気ディスク１
は、磁気データ記録媒体４の磁気データ記録面５に付着
しようとする塵埃を静電力により吸着して保持し、従来
と比較してより清浄に保つように構成され、これによ
り、塵埃の付着によるデータの読み書きエラーを可及的
に防止して磁気データ記録面の高密度化にも対応するこ
とができるようにしている。
は、磁気データ記録媒体４の磁気データ記録面５に付着
しようとする塵埃を静電力により吸着して保持し、従来
と比較してより清浄に保つように構成され、これによ
り、塵埃の付着によるデータの読み書きエラーを可及的
に防止して磁気データ記録面の高密度化にも対応するこ
とができるようにしている。
【００１５】図２は請求項２記載の発明に係る磁気ディ
スク（リムーバブル磁気ディスク）の一実施の形態を示
している。この実施の形態において、磁気データ記録媒
体４を表裏から支持して前記ケース２の内面８，８との
直接的な接触を防止するライナーは、レーヨン、ポリエ
ステルより成る従来のライナー７，７であり、該ライナ
ー７，７に前記静電荷材より成るサブライナー２１（静
電吸着手段）を貼り付けている。この場合、サブライナ
ー２１の吸着表面積は前記ライナー９，９と比較して小
さく設定され、逆に、静電容量は前記ライナー９，９と
同等に設定されている。すなわち、この実施の形態に係
る磁気ディスク２０は、サブライナー２１の静電吸着力
を増して材料の節減に寄与し、併せて、従来のライナー
７，７を使用することにより、大幅なコストダウンを達
成する。
スク（リムーバブル磁気ディスク）の一実施の形態を示
している。この実施の形態において、磁気データ記録媒
体４を表裏から支持して前記ケース２の内面８，８との
直接的な接触を防止するライナーは、レーヨン、ポリエ
ステルより成る従来のライナー７，７であり、該ライナ
ー７，７に前記静電荷材より成るサブライナー２１（静
電吸着手段）を貼り付けている。この場合、サブライナ
ー２１の吸着表面積は前記ライナー９，９と比較して小
さく設定され、逆に、静電容量は前記ライナー９，９と
同等に設定されている。すなわち、この実施の形態に係
る磁気ディスク２０は、サブライナー２１の静電吸着力
を増して材料の節減に寄与し、併せて、従来のライナー
７，７を使用することにより、大幅なコストダウンを達
成する。
【００１６】なお、図３に示すように、ライナー７，７
の磁気データ記録面５との対峙面に磁気データ記録面５
側に臨んで開放された凹部２２を少なくとも１以上形成
し、該凹部２２に所定の静電吸着力を有するサブライナ
ー２１を張り付ける構成として、磁気データ記録媒体４
に対する支持性能を向上しても良い。
の磁気データ記録面５との対峙面に磁気データ記録面５
側に臨んで開放された凹部２２を少なくとも１以上形成
し、該凹部２２に所定の静電吸着力を有するサブライナ
ー２１を張り付ける構成として、磁気データ記録媒体４
に対する支持性能を向上しても良い。
【００１７】図４は磁気ディスク（リムーバブル磁気デ
ィスク）の他の実施の形態を示し、図４（Ａ）は、所
謂、ＺＩＰドライブと称せられる磁気ディスク装置に用
いる磁気ディスク２３を示し、図４（Ｂ）は図４（Ａ）
のＢ−Ｂ線断面を示している。
ィスク）の他の実施の形態を示し、図４（Ａ）は、所
謂、ＺＩＰドライブと称せられる磁気ディスク装置に用
いる磁気ディスク２３を示し、図４（Ｂ）は図４（Ａ）
のＢ−Ｂ線断面を示している。
【００１８】図４（Ａ），（Ｂ）に示すように、磁気デ
ィスク２３は、ディスクケース２４が、上記磁気ディス
ク１と同様、上下一対のシェル（又はジャケット）２
５，２５の貼り合わせにより形成されており、該ディス
クケース２４に、磁気データを読み書きする磁気データ
記録媒体２６を回転自在に内蔵し、両シェル２５，２５
の前端部中央部をコ字形に切除して読み書きのための窓
２７を形成している。また、上下のシェル２５，２５に
はその上下面及び前端面に沿わせてシャッタ２８をスラ
イド自在に設けて、該シャッタ２８のスライドによって
前記窓２７を開閉する構造となっており、該シャッタ２
８は、磁気ディスク２３を磁気ディスク装置（図示せ
ず）の挿入口（図示せず）に挿入したときに、該磁気デ
ィク装置の挿入口付近に内蔵されている開閉装置（図示
せず）と係合して開作動されるよう構成され、更に、前
記開閉装置によってシャッタ２８が全開に保持される位
置では、前記磁気ディスク装置の読み書きヘッド２９が
前記窓２７を通じて磁気データ記録媒体２６の磁気デー
タ記録面３０とシェル２５内面との間に相対的に挿入さ
れるよう構成されている。そして読み書きヘッド２９は
磁気データ記録媒体２６の磁気データ記録面３０より所
定高さ上空に位置し、該位置で磁気データ記録面３０に
対してデータの読み書きを実行する。
ィスク２３は、ディスクケース２４が、上記磁気ディス
ク１と同様、上下一対のシェル（又はジャケット）２
５，２５の貼り合わせにより形成されており、該ディス
クケース２４に、磁気データを読み書きする磁気データ
記録媒体２６を回転自在に内蔵し、両シェル２５，２５
の前端部中央部をコ字形に切除して読み書きのための窓
２７を形成している。また、上下のシェル２５，２５に
はその上下面及び前端面に沿わせてシャッタ２８をスラ
イド自在に設けて、該シャッタ２８のスライドによって
前記窓２７を開閉する構造となっており、該シャッタ２
８は、磁気ディスク２３を磁気ディスク装置（図示せ
ず）の挿入口（図示せず）に挿入したときに、該磁気デ
ィク装置の挿入口付近に内蔵されている開閉装置（図示
せず）と係合して開作動されるよう構成され、更に、前
記開閉装置によってシャッタ２８が全開に保持される位
置では、前記磁気ディスク装置の読み書きヘッド２９が
前記窓２７を通じて磁気データ記録媒体２６の磁気デー
タ記録面３０とシェル２５内面との間に相対的に挿入さ
れるよう構成されている。そして読み書きヘッド２９は
磁気データ記録媒体２６の磁気データ記録面３０より所
定高さ上空に位置し、該位置で磁気データ記録面３０に
対してデータの読み書きを実行する。
【００１９】更に、前記シェル２５，２５の内面と磁気
データ記録媒体２６の磁気データ記録面３０との間に、
前記静電荷材より成る円板状のライナー３１，３１が介
設され、このライナー３１，３１の静電吸着力により磁
気ディスクケース２４の塵埃が各ライナー３１，３１に
吸着されるよう構成されている。
データ記録媒体２６の磁気データ記録面３０との間に、
前記静電荷材より成る円板状のライナー３１，３１が介
設され、このライナー３１，３１の静電吸着力により磁
気ディスクケース２４の塵埃が各ライナー３１，３１に
吸着されるよう構成されている。
【００２０】このため、この実施の形態においても磁気
データ記録面３０の塵埃の付着が抑制され、塵埃を要因
とするデータの読み書きエラーが防止される。
データ記録面３０の塵埃の付着が抑制され、塵埃を要因
とするデータの読み書きエラーが防止される。
【００２１】もちろん、前記ライナー３１，３１は、塵
埃の吸着にする静電吸着力が充分高ければ、上記サブラ
イナー２１と同様に、磁気データ記録媒体２６の径方向
に沿って延びる形状であっても良い。また、このように
非接触式の磁気ディスク２３においては、シャッタ２８
の少なくとも磁気データ記録媒体２６との対峙面に夫々
上記静電荷材より成るシート３２，３２を貼り付けるこ
とを可とし、然るときは、読み書きヘッド２９を中心と
してその周辺を清浄に維持できるため、特に、読み書き
開始時の読み書きエラーを可及的に防止することができ
る。
埃の吸着にする静電吸着力が充分高ければ、上記サブラ
イナー２１と同様に、磁気データ記録媒体２６の径方向
に沿って延びる形状であっても良い。また、このように
非接触式の磁気ディスク２３においては、シャッタ２８
の少なくとも磁気データ記録媒体２６との対峙面に夫々
上記静電荷材より成るシート３２，３２を貼り付けるこ
とを可とし、然るときは、読み書きヘッド２９を中心と
してその周辺を清浄に維持できるため、特に、読み書き
開始時の読み書きエラーを可及的に防止することができ
る。
【００２２】なお、本発明の実施の形態では、データ記
録ディスクとして磁気ディスクを例示したが光ディス
ク、又は光ディスク装置に転用し、データ記録面を清浄
に保つようにしても良い。
録ディスクとして磁気ディスクを例示したが光ディス
ク、又は光ディスク装置に転用し、データ記録面を清浄
に保つようにしても良い。
【００２３】このように、本発明は、本発明の精神を逸
脱しない限り種々の改変を成すことができ、そして、本
発明が該改変された発明に及ぶことは当然である。
脱しない限り種々の改変を成すことができ、そして、本
発明が該改変された発明に及ぶことは当然である。
【００２４】
【発明の効果】本発明は上記一実施の形態に詳述したよ
うに、静電吸着力により塵埃を吸着して磁気データ記録
媒体の磁気データ記録面を清浄に保つように構成したの
で、読み書きエラーを可及的に防止できる。また、磁気
データ記録媒体の磁気データ記録面を清浄に保持するこ
とができるので、磁気データ記録媒体の高密度化を可能
とすることができる等、正に、著大なる効果を発揮す
る。
うに、静電吸着力により塵埃を吸着して磁気データ記録
媒体の磁気データ記録面を清浄に保つように構成したの
で、読み書きエラーを可及的に防止できる。また、磁気
データ記録媒体の磁気データ記録面を清浄に保持するこ
とができるので、磁気データ記録媒体の高密度化を可能
とすることができる等、正に、著大なる効果を発揮す
る。
【図１】本発明に係る磁気ディスクの一実施の形態を示
す一部切欠断面図である。
す一部切欠断面図である。
【図２】本発明に係る磁気ディスクの他の実施の形態を
示す解説斜視図である。
示す解説斜視図である。
【図３】本発明に係る磁気ディスクの他の実施の形態を
示す一部切欠断面図である。
示す一部切欠断面図である。
【図４】本発明に係る磁気ディスクの他の実施形態を示
し、図４（Ａ）は解説斜視図、図４（Ｂ）は図４（Ａ）
のＢ−Ｂ線矢視断面図である。
し、図４（Ａ）は解説斜視図、図４（Ｂ）は図４（Ａ）
のＢ−Ｂ線矢視断面図である。
【図５】従来の磁気ディスクの構造を示す解説斜視図で
ある。
ある。
【図６】従来の磁気ディスクの構造を示す一部切欠断面
図である。
図である。
２ ディスクケース ３ シェル ４ 磁気データ記録媒体 ９ ライナー（静電吸着手段） ２１ サブライナー（静電吸着手段） ２７ 静電吸着部材（静電吸着手段）
フロントページの続き (72)発明者 米山 栄一 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内 (72)発明者 丹木 芳則 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内
Claims (3)
- 【請求項１】 データの読み書きを許容するディスク状
の磁気データ記録媒体と、 静電荷材より成り前記磁気データ記録媒体の磁気データ
記録面と対峙して静電吸着力により塵埃を吸着する静電
吸着手段とを備えたことを特徴とする磁気ディスク。 - 【請求項２】 データの読み書きを許容するディスク状
の磁気データ記録媒体と、 該ディスク状磁気データ記録媒体を回転自在に内蔵する
ディスクケースとを具備し、 前記静電吸着手段を、静電荷材より成り前記ケース内面
と前記磁気データ記録媒体の磁気データ記録面との間に
介設されて該磁気データ記録媒体を表裏から支持すると
共に静電吸着力により塵埃を吸着するライナーから構成
したことを特徴とする請求項１記載の磁気ディスク。 - 【請求項３】 データの読み書きを許容するディスク状
の磁気データ記録媒体と、 該ディスク状磁気データ記録媒体を回転自在に内蔵する
ディスクケースと、 前記ケース内面と磁気データ記録媒体の磁気データ記録
面との間に介設されて該磁気データ記録媒体を表裏から
支持するライナーとを具備し、 前記静電吸着手段を、静電荷材より成り前記ライナーと
前記磁気データ記録媒体の磁気データ記録面間に介設さ
れて静電吸着力により塵埃を吸着するサブライナーから
構成したことを特徴とする請求項１記載の磁気ディス
ク。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11022954A JP2000222854A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 磁気ディスク |
| US09/492,073 US6538848B1 (en) | 1999-01-29 | 2000-01-27 | Magnetic disk |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11022954A JP2000222854A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 磁気ディスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000222854A true JP2000222854A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=12097018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11022954A Pending JP2000222854A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 磁気ディスク |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6538848B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000222854A (ja) |
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| JPH0831136A (ja) * | 1994-07-15 | 1996-02-02 | Sony Corp | ディスクカートリッジ |
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| US5793584A (en) * | 1996-12-13 | 1998-08-11 | Terastor Corporation | Device and method for electrostatically cleaning a disk mounted in a removable cartridge |
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1999
- 1999-01-29 JP JP11022954A patent/JP2000222854A/ja active Pending
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2000
- 2000-01-27 US US09/492,073 patent/US6538848B1/en not_active Expired - Fee Related
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