JPH09120662A - デイスクカートリツジ - Google Patents

デイスクカートリツジ

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JPH09120662A
JPH09120662A JP30217495A JP30217495A JPH09120662A JP H09120662 A JPH09120662 A JP H09120662A JP 30217495 A JP30217495 A JP 30217495A JP 30217495 A JP30217495 A JP 30217495A JP H09120662 A JPH09120662 A JP H09120662A
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JP
Japan
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disk
capacity
case
load
recording medium
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JP30217495A
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English (en)
Inventor
Masayuki Noda
雅幸 野田
Satoru Goto
哲 後藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、デイスクカートリツジについて、デ
イスク状記録媒体をデイスク装着位置に確実に位置決め
して装着させ得るようにする。 【解決手段】本発明は、回転駆動されるデイスク状記録
媒体を所定のデイスク装着位置に位置決めして装着させ
るために必要な負荷を、デイスク状記録媒体に与える負
荷生成手段を設けるようにしたことにより、デイスク装
着位置に位置決めして装着するために必要な負荷をデイ
スク状記録媒体に与えることができ、かくしてデイスク
状記録媒体をデイスク装着位置に確実に位置決めして装
着させ得るデイスクカートリツジを実現することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術(図3及び図4) 発明が解決しようとする課題(図5) 課題を解決するための手段(図1及び図2) 発明の実施の形態(図1及び図2) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明はデイスクカートリツ
ジに関し、特に大容量フロツピイデイスク用のデイスク
カートリツジに適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、円盤状記録媒体として、3.5 イン
チフロツピイデイスク(以下、これを3.5 インチFDと
呼ぶ)や、5.25インチ又は8インチのフレキシブルデイ
スク等があり、近年ではこのうち3.5 インチFDが強度
及び防塵性の点から多く用いられている。
【0004】実際上、図3(A)及び(B)に示すよう
に、3.5 インチFD1は、第1及び第2のケース半体2
及び3からなるケースの内部に直径85.8〔mm〕の磁気デ
イスク(以下、これを単にデイスクと呼ぶ)4が回転自
在に収納されることにより形成されている。
【0005】この場合デイスク4の中心部には金属製の
センタハブ5が当該デイスク4と同軸に固着されてお
り、当該センタハブ5には正方形状でなる中心穴(以
下、これをチヤツキングホールと呼ぶ)5Aと、長方形
状でなる偏心穴(以下、これを位置決めホールと呼ぶ)
5Bとが穿設されている。また、第2のケース半体3の
中心部にはこのセンタハブ5に対応させて円形状でなる
開口3Aが穿設されている。これにより3.5 インチFD
1においては、第2のケース半体3の開口3Aを介して
ケースの背面側(すなわち、第2のケース半体3側)に
センタハブ5を露出するようになされ、かくしてこのセ
ンタハブ5を手掛かりとしてケースの内部のデイスク4
を自在に回転駆動させ得るようになされている。
【0006】また、ケースの上部には、第1及び第2の
ケース半体2及び3の各上端中央部にそれぞれ設けられ
た開口(以下、これらをデイスク露出用開口と呼ぶ)2
A及び3Bを一体に覆うようにコ字状のシヤツタ6が開
閉自在に取り付けられている。この場合シヤツタ6は、
通常時、ケースの内部に配設されたばね(図示せず)に
より矢印aで示す閉方向に付勢されており、かくして第
1及び第2のケース半体2及び3の各デイスク露出用開
口2A及び3Bをそれぞれ対応する第1又は第2の脚部
6A及び6Bによつて覆うようになされている。
【0007】またシヤツタ6の第1及び第2の脚部6A
及び6Bにはそれぞれ対向する所定位置に開口6C及び
6Dが設けられており、シヤツタ6を矢印aと逆の開方
向に移動させることによつて、当該シヤツタ6の第1及
び第2の脚部6A及び6Bの各開口6B及び6Dと、対
応する第1又は第2のケース半体2及び3のデイスク露
出用開口2A及び3Bとを順次介してケース内部のデイ
スク4の一部を露出させ得るようになされている。
【0008】これにより、3.5 インチFD1において
は、通常時にはシヤツタ6を閉じて第1及び第2のケー
ス半体2及び3の各デイスク露出用開口2A及び3Bを
覆うことによつてケース内部に塵や埃等が入り込んでデ
イスク4に付着することを防止するようになされてい
る。一方、この3.5 インチFD1においては、使用時に
はシヤツタ6を開いてケース内部のデイスク4の一部を
露出させることによつて磁気ヘツド(図示せず)をデイ
スク4にアクセスさせることができ、かくしてデイスク
4に対して情報を記録し、又は当該デイスクから情報を
再生し得るようになされている。
【0009】また、この3.5 インチFD1において、第
2のケース半体3の内面の所定位置にはデイスク4の幅
とほぼ同じ幅でなる板バネ7が設けられている。さら
に、第1及び第2のケース半体2及び3の内面にはそれ
ぞれフエルト等で形成されたほぼ馬蹄形状でなる第1及
び第2のクリーニングシート8及び9が当該第1及び第
2のケース半体2及び3の各デイスク露出用開口2A及
び3Bに掛からないように設けられている。
【0010】この場合、板バネ7は第2のケース半体3
から第1のケース半体2側に付勢されており、これによ
りデイスク4の一面及び他面にはそれぞれ第1及び第2
のクリーニングシート8及び9が弾性的に接触した状態
となる。また、第1及び第2のクリーニングシート8及
び9は、デイスク4が回転駆動された場合、当該デイス
ク4の一面及び他面と摩擦される。しかしながら、これ
ら第1及び第2のクリーニングシート8及び9は、デイ
スク4の一面及び他面に傷を付けたり摩擦によつて粉塵
を発生させたりすることなく、当該デイスク4の一面及
び他面をクリーニングし得るようになされている。
【0011】ここで、この3.5 インチFD1のデイスク
4に情報を記録し、又は当該デイスク4から情報を再生
するフロツピイデイスク装置(以下、これをドライブと
呼ぶ)は、内部にデイスクテーブルが設けられている。
このデイスクテーブルには、スピンドルモータのスピン
ドル軸と、3.5 インチFD1のデイスク4を回転駆動さ
せる回転駆動ピンとが設けられている。
【0012】実際上、このドライブにおいては、図4
(A)及び(B)に示すように、3.5インチFD1が挿
入されると、デイスク4のセンタハブ5に穿設されたチ
ヤツキングホール5Aにスピンドル軸SPを挿入すると
共に、当該センタハブ5の所定位置に回転駆動ピンKP
を突き当てた状態にする(図4(A))。この後、この
ドライブにおいては、センタハブ5に対してデイスクテ
ーブル(図示せず)を回転駆動し、当該センタハブ5の
位置決めホール5Bに回転駆動ピンKPを挿入すると共
に、当該回転駆動ピンKP及びスピンドル軸SPをそれ
ぞれ位置決めホール5B内及びチヤツキングホール5A
内の所定の位置に位置決めする(図4(B))。かくし
てこのドライブにおいては、デイスクテーブルに対して
デイスク4のセンタハブ5を位置決めした状態で、当該
センタハブ5をデイスクテーブルに装着(以下、これを
チヤツキングと呼ぶ)する。
【0013】ここで、このドライブにおいては、3.5 イ
ンチFD1が挿入されると当該3.5インチFD1のシヤ
ツタ6を開いた状態にして、デイスク4の露出された所
定領域に磁気ヘツドを接触させている。従つて、3.5 イ
ンチFD1のデイスク4には、センタハブ5にデイスク
テーブルの回転駆動に基づくトルクが生じた場合、デイ
スク4と磁気ヘツドとの間に摩擦が生じて当該磁気ヘツ
ドがデイスク4に負荷(以下、これをヘツド負荷と呼
ぶ)が与えられる。また、このとき、3.5 インチFD1
においては、第2のケース半体3に設けられた板バネ7
の付勢によつてデイスク4と板バネ7との間に摩擦が生
じて当該板バネ7がデイスク4に負荷(以下、これをバ
ネ負荷と呼ぶ)を与える。なお、この場合、デイスク4
に与えられたヘツド負荷とバネ負荷とでなる負荷(以
下、これをフロツピイデイスク(FD)負荷と呼ぶ)
は、デイスク4のセンタハブ5のチヤツキングに必要な
値となるように選定されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年では、社
会の高度情報化に伴い、記録媒体の記憶容量の増大化が
望まれている。このような状況のもと、最近になつて8
5.8〔mm〕径のデイスクよりも大きな(直径94〔mm〕)
デイスク(以下、これを大容量デイスクと呼ぶ)を上述
の3.5 インチFD1のように第1及び第2のケース半体
からなるケースの内部に収容することにより、強度及び
防塵性に優れかつ3.5 インチFD1よりも記録容量が大
きな記録媒体(以下、これを大容量フロツピイデイスク
(FD))と呼ぶ)を実現化することが考えられてい
る。
【0015】この場合、このような大容量FDを製品化
するに際して、例えば図5(A)及び(B)に示すよう
に、大容量FD10のケースの外寸を、前端部以外の横
幅及び前端から後端までの長さを除いて3.5 インチFD
1のケースと同様に選定することが提案されている。こ
れは大容量FD10のケースの外寸をこのように選定す
ることによつて、3.5 インチFD1及び大容量FD10
のいずれにも対応し得るドライブを容易に構築すること
ができるためであり、実際上大容量FD10のケースの
外寸としては、前端部以外の横幅を90〔mm〕〜 101.6
〔mm〕程度の所定の値に選定し、縦幅を93〔mm〕以上の
所定の値に選定することが考えられている。
【0016】ここで、この大容量FD10は、大容量デ
イスク11の中心部に金属製のセンタハブ12が当該大
容量デイスク11と同軸に固着されており、当該センタ
ハブ12には正方形状でなるチヤツキングホール12A
と、長方形状でなる位置決めホール12Bとが穿設され
ている。また、第2のケース半体13の中心部にはこの
センタハブ12に対応させて円形状でなる開口13Aが
穿設されている。これにより大容量FD10において
は、第2のケース半体13の開口13Aを介してケース
の背面側(すなわち、第2のケース半体13側)にセン
タハブ12を露出させるようになされいる。
【0017】また、ケースの上部には、第1及び第2の
ケース半体14及び13の各上端中央部にそれぞれ設け
られたデイスク露出用開口14A及び13Bを一体に覆
うようにコ字状のシヤツタ15が開閉自在に取り付けら
れている。この場合シヤツタ15は、通常時、ケースの
内部に配設されたばね(図示せず)により矢印bで示す
閉方向に付勢されており、かくして第1及び第2のケー
ス半体14及び13の各デイスク露出用開口14A及び
13Bをそれぞれ対応する第1又は第2の脚部15A及
び15Bによつて覆うようになされている。
【0018】さらに、シヤツタ15の第1及び第2の脚
部15A及び15Bにはそれぞれ対向する所定位置に開
口15C及び15Dが設けられており、シヤツタ15を
矢印bと逆の開方向に移動させることによつて、当該シ
ヤツタ15の第1及び第2の脚部15A及び15Bの各
開口15C及び15Dと、対応する第1又は第2のケー
ス半体14及び13のデイスク露出用開口14A及び1
3Bとを順次介してケース内部の大容量デイスク11の
一部を露出させ得るようになされている。
【0019】これにより、この大容量FD10において
は、通常時にはシヤツタ15を閉じて第1及び第2のケ
ース半体14及び13の各デイスク露出用開口14A及
び13Bを覆うことによつて、ケース内部に塵や埃等が
入り込んで大容量デイスク11に付着することを防止す
るようになされている。一方、この大容量FD10にお
いては、使用時にはシヤツタ15を開いてケース内部の
大容量デイスク11の一部を露出させることによつて、
磁気ヘツド(図示せず)を当該大容量デイスク11にア
クセスさせることができ、かくして大容量デイスク11
に対して情報を記録し、又は当該大容量デイスク11か
ら情報を再生し得るようになされている。
【0020】また、この大容量FD10において、第2
のケース半体13の内面の所定位置には3.5 インチFD
1に設けられた板バネ7と同じ板バネ16が設けられて
いる。さらに、第1及び第2のケース半体14及び13
の内面にはそれぞれフエルト等で形成されたほぼ馬蹄形
状でなる第1及び第2のクリーニングシート17及び1
8が当該第1及び第2のケース半体14及び13の各デ
イスク露出用開口14A及び13Bに掛からないように
設けられている。
【0021】この場合、板バネ16は第2のケース半体
13から第1のケース半体14側に付勢されており、こ
れにより大容量デイスク11の一面及び他面にはそれぞ
れ第1及び第2のクリーニングシート17及び18が弾
性的に接触した状態となる。また、第1及び第2のクリ
ーニングシート17及び18は、大容量デイスク11が
回転駆動された場合、当該大容量デイスク11の一面及
び他面と摩擦される。しかしながら、これら第1及び第
2のクリーニングシート17及び18は、大容量デイス
ク11の一面及び他面に傷を付けたり摩擦によつて粉塵
を発生させたりすることなく、当該大容量デイスク11
の一面及び他面をクリーニングし得るようになされてい
る。
【0022】ここで、このような大容量FD10の大容
量デイスク11に対して情報を記録し、又は当該大容量
デイスク11から情報を再生し得るドライブとしては、
大容量デイスク11を高速回転させることにより、単位
時間当たりの記録情報量及び再生情報量を多くすること
が提案されている。
【0023】このため、このようなドライブにおいて
は、大容量デイスク11の高速回転に対応し得る磁気ヘ
ツド方式として、ドライブに大容量FD10が挿入され
たとき又は情報の記録及び情報の再生を停止させたと
き、磁気ヘツドを保持するアームに設けられた板バネの
弾性付勢力によつて、第1のケース半体14のデイスク
露出用開口14Aから露出された大容量デイスク11の
所定位置に磁気ヘツドを接触させ、情報を記録及び情報
を再生するとき、大容量デイスク11の高速回転に伴い
発生する空気流の圧力で、磁気ヘツドを板バネの弾性付
勢力に抗して大容量デイスク11上に所定の高さまで浮
上させる方式、すなわち、フライグヘツド方式を採用す
ることが考えられている。
【0024】ところで、このフライングヘツド方式が適
用されたドライブ(以下、これを大容量FD対応型ドラ
イブと呼ぶ)においては、フライングヘツドが比較的大
きい場合、当該フライングヘツドが浮上することによつ
て乱気流が発生して安定した浮上状態を維持し難くなる
おそれがある。このため、大容量FD対応型ドライブに
おいては、3.5 インチFD1用のドライブに用いられて
いる磁気ヘツドに比べて比較的小さく形成されたフライ
ングヘツドを用いることにより、フライングヘツドの浮
上による乱気流の発生を防止し得るようになされてい
る。
【0025】ところが、この大容量FD対応型ドライブ
においては、当該大容量FD対応型ドライブに挿入され
た大容量FD10の大容量デイスク11をチヤツキング
するとき、フライングヘツドが比較的小さいため、3.5
インチFD1用のドライブにおいて3.5 インチFDのデ
イスクに与えられたヘツド負荷に比べて大容量デイスク
11に与えられるヘツド負荷が小さくなる。従つて、こ
の大容量FD10の大容量デイスク11においては、当
該大容量デイスク11に与えられるFD負荷がチヤツキ
ングに必要な負荷よりも小さくなる。
【0026】この結果、この大容量FD対応型ドライブ
においては、大容量FD10が挿入されて大容量デイス
ク11のセンタハブ12をチヤツキングするとき、セン
タハブ12のチヤツキングホール12Aにスピンドル軸
SPを挿入する共に、当該センタハブ12の所定位置に
回転駆動ピンKPを突き当てた後、センタハブ12に対
してデイスクテーブルを回転駆動させると、これらセン
タハブ12とデイスクテーブルが釣り合つた状態とな
り、デイスクテーブルの回転に応じてセンタハブ12も
同様に回転することになる。従つて、この大容量FD対
応型ドライブにおいては、大容量デイスク11が位置決
めされずに回転駆動されることになり、大容量デイスク
11に精度良く情報を記録し、又は大容量デイスク11
から精度良く情報を再生することが困難となると考えら
れる。
【0027】またこのような問題を解決する方法とし
て、大容量FD対応型ドライブに大容量FD10を挿入
して大容量デイスク11のセンタハブ12をチヤツキン
グするとき、大容量デイスク11の所定位置にフライン
グヘツドを強く押し付けることにより、ヘツド負荷を増
大させて当該ヘツド負荷とバネ負荷とでなるFD負荷を
チヤツキングに必要な値でなる負荷にする方法が考えら
れる。ところが、この場合大容量デイスク11は、フラ
イングヘツドが押し付けられた所定領域に傷をつける等
して損傷するおそれがあつた。
【0028】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、デイスク状記録媒体をデイスク装着位置に確実に位
置決めして装着させ得るデイスクカートリツジを提案し
ようとするものである。
【0029】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、回転駆動されるデイスク状記録媒
体を所定のデイスク装着位置に位置決めして装着させる
ために必要な負荷を、デイスク状記録媒体に与える負荷
生成手段を設けるようにした。
【0030】回転駆動されるデイスク状記録媒体を所定
のデイスク装着位置に位置決めして装着させるために必
要な負荷を、デイスク状記録媒体に与える負荷生成手段
を設けるようにしたことにより、デイスク装着位置に位
置決めして装着させるために必要な負荷をデイスク状記
録媒体に与えることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0032】図5(A)及び(B)の対応部分に同一符
号を付して示す図1(A)及び(B)は、実施例による
大容量FD20を示し、3.5 インチFD1のデイスク4
に対する大容量デイスク11の増大された領域の最外周
(以下、単に最外周と呼ぶ)に対応させて第2のケース
半体13の内面に板バネ21が設けられていることを除
いて図5(A)及び(B)に示した大容量FD10と同
様に構成されている。
【0033】この場合、この板バネ21は、図2に示す
ように、第2のケース半体13の内面13Cと第2のク
リーニングシート18との間に位置するように設けられ
ている。また、この板バネ21は、第2のケース半体1
3から第1のケース半体14側に付勢されている。これ
により、この板バネ21は、第2のケース半体13の内
面13Cに設けられた第2のクリーニングシート18を
介して、第1のケース半体14の内面14Cに設けられ
た第1のクリーニングシート17に大容量デイスク11
を押さえ付けるようになされている。
【0034】ここで、実際上大容量FD20において
は、当該大容量FD20が大容量FD対応型ドライブに
挿入され、大容量デイスク11のセンタハブ12が大容
量対応型ドライブ(図示せず)のデイスクテーブルにチ
ヤツキングされる場合、まず、センタハブ12のチヤツ
キングホール12Aにスピンドル軸SPが挿入されると
共に、当該センタハブ12の所定位置に回転駆動ピンK
Pが突き当てられる。この後、この大容量FD20にお
いては、センタハブ12に対してデイスクテーブルが回
転駆動することにより、大容量デイスク11のセンタハ
ブ12にはデイスクテーブルの回転駆動に基づくトルク
が生じる。
【0035】この場合、板バネ21は、大容量FD対応
型ドライブのデイスクテーブルが回転駆動されてもセン
タハブ12が回転駆動されないように、当該板バネ21
と大容量デイスク11との間に生じる摩擦によつて、セ
ンタハブ12のチヤツキングに必要なバネ負荷を大容量
デイスク11に与えることができるようになされてい
る。
【0036】これにより、この大容量FD20において
は、大容量FD対応型ドライブにおけるセンタハブ12
のチヤツキングまでの間、デイスクテーブルが回転駆動
されても、板バネ21によつて大容量デイスク11に与
えられたバネ負荷に基づき当該大容量デイスク11のセ
ンタハブ12を回転させずにおくことができる。かくし
て、この大容量FD20においては、板バネ21のみで
大容量デイスク11にセンタハブ12のチヤツキングに
必要な負荷を与えることができるようになされている。
【0037】以上の構成において、この大容量FD20
は、大容量デイスク11の最外周に対応した第2のケー
ス半体13の内面13Cに板バネ21を設けるようにし
た。これにより、この大容量FD20においては、大容
量デイスク11にセンタハブ12がチヤツキングされる
ときに必要な負荷を与えることができる。また、この大
容量FD20においては、板バネ21を第2のクリーニ
ングシート18を介して大容量デイスク11に押し当て
るようにしたことにより、当該板バネ21が大容量デイ
スク11に傷等を付けることを防止することができる。
【0038】さらに、この大容量FD20においては、
板バネ21のみで大容量デイスク11に、センタハブ1
2のチヤツキングに必要な負荷を与えることができるの
で、ドライブにおける磁気ヘツドの方式に係わらずに大
容量デイスク11のセンタハブ12をチヤツキングさせ
ることができる。
【0039】以上の構成によれば、大容量デイスク11
の最外周に対応した第2のケース半体13の内面13C
に板バネ21を設けるようにしたことにより、板バネ2
1によつてセンタハブ12のチヤツキングに必要な負荷
を大容量デイスク11に与えることができ。かくして大
容量デイスク11を確実にチヤツキングさせ得るデイス
クカートリツジを実現することができる。
【0040】なお上述の実施例においては、デイスク状
記録媒体に、当該デイスク状記録媒体が回転駆動すると
きの位置決め保持に必要な負荷を与える負荷生成手段と
して、大容量デイスク11の最外周に対応した第2のケ
ース半体13の内面13Cに板バネ21を設けるように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例
えば第1のケース半体14の内面14C及び又は第2の
ケース半体13の内面13Cの種々の位置にそれぞれ単
数又は複数の板バネを設けるようにしても良い。
【0041】また上述の実施例においては、大容量デイ
スク11の最外周に対応した第2のケース半体13の内
面13Cに板バネ21を設けるようにした場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、例えば3.5 インチF
D1に設けられた板バネ7を、当該板バネ7がセンタハ
ブ12のチヤツキングに必要な負荷を大容量デイスク1
1に与えることができるように強化して、第1のケース
半体14の内面14C又は第2のケース半体13の内面
13Cに設けるようにしても良い。
【0042】さらに上述の実施例においては、大容量デ
イスク11の最外周に対応した第2のケース半体13の
内面13Cに板バネ21を設けるようにした場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、例えばセンタハブ
12の口金部に対向する第1のケース半体14の内面1
4Cに粉塵がでない摩擦部材を設けるようにして、当該
摩擦部材とセンタハブ12の口金部との間の摩擦によつ
てチヤツキングに必要な負荷を生じさせて、当該負荷を
大容量デイスク11に与えるようにしても良い。
【0043】さらに上述の実施例においては、デイスク
状記録媒体の一面及び又は他面を粉塵を発生させずに払
拭する払拭部材として、フエルト等で形成された第1及
び第2のクリーニングシート17及び18を用いるよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
大容量デイスク11と接触して摩擦されても粉塵を発生
させず、かつ大容量デイスク11に傷等の損傷を与えな
ければ、この他種々の払拭部材を用いるようにしても良
い。
【0044】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、回転駆動
されるデイスク状記録媒体を所定のデイスク装着位置に
位置決めして装着させるために必要な負荷を、デイスク
状記録媒体に与える負荷生成手段を設けるようにしたこ
とにより、デイスク装着位置に位置決めして装着させる
ために必要な負荷をデイスク状記録媒体に与えることが
でき、かくしてデイスク状記録媒体をデイスク装着位置
に確実に位置決めして装着させ得るデイスクカートリツ
ジを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による大容量FDの全体構成を
示す平面図である。
【図2】本発明の実施例による大容量FDに設けられた
板バネの説明に供する断面図である。
【図3】従来の3.5 インチFDの全体構成を示す平面図
である。
【図4】ドライブにおけるセンタハブの位置決めの説明
に供する平面図である。
【図5】大容量FDの全体構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1…… 3.5インチFD、2、14……第1のケース半
体、3、13……第2のケース半体、4……デイスク、
5、12……センタハブ、5A、12A……チヤツキン
グホール、5B、12B……位置決めホール、6、15
……シヤツタ、7、16、21……板バネ、8、17…
…第1のクリーニングシート、9、18……第2のクリ
ーニングシート、10、20……大容量FD、11……
大容量デイスク。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部にデイスク状記録媒体が回転自在に収
    納されたデイスクカートリツジにおいて、 回転駆動される上記デイスク状記録媒体を所定のデイス
    ク装着位置に位置決めして装着させるために必要な負荷
    を、上記デイスク状記録媒体に与える負荷生成手段を具
    えることを特徴とするデイスクカートリツジ。
  2. 【請求項2】上記負荷生成手段は、 3.5 インチ径でなる3.5 インチデイスク状記録媒体より
    も大きい径でなる上記デイスク状記録媒体の、上記3.5
    インチデイスク状記録媒体に対して増大された領域に対
    応する位置に設けられることを特徴とする請求項1に記
    載のデイスクカートリツジ。
JP30217495A 1995-10-25 1995-10-25 デイスクカートリツジ Pending JPH09120662A (ja)

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