JP2000221663A - 感光性樹脂印刷版及び感光性樹脂組成物 - Google Patents

感光性樹脂印刷版及び感光性樹脂組成物

Info

Publication number
JP2000221663A
JP2000221663A JP2016999A JP2016999A JP2000221663A JP 2000221663 A JP2000221663 A JP 2000221663A JP 2016999 A JP2016999 A JP 2016999A JP 2016999 A JP2016999 A JP 2016999A JP 2000221663 A JP2000221663 A JP 2000221663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive resin
dynamic hardness
hardness
parts
dot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3441054B2 (ja
Inventor
Yuji Taguchi
祐二 田口
Kimiko Minamimura
公子 南村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP02016999A priority Critical patent/JP3441054B2/ja
Publication of JP2000221663A publication Critical patent/JP2000221663A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3441054B2 publication Critical patent/JP3441054B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ハイライト部のドットゲインが低減されたプロ
セスカラー印刷に適した水現像性感光性樹脂印刷版を得
ること。 【解決手段】超微小硬度計DUH201で測定した15
0線3%網点表面のダイナミック硬さが0.3以上4.
0以下でありかつ150線3%網点表面ダイナミック硬
さがベタ部表面のダイナミック硬さの60%以上である
ことを特徴とする水溶性感光性樹脂印刷版及び可溶性高
分子化合物、エチレン性不飽和化合物、光重合開始剤を
必須成分とする感光性樹脂組成物において、エチレン性
不飽和化合物が少なくとも2個以上のアクロイル基又は
メタアクロイル基を有し且つメタアクロイル基の含有率
が50%以上であることを特徴とする感光性樹脂組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光性樹脂印刷版、特に
凸版印刷及びそれらに用いられる感光性樹脂組成物であ
って、更に詳しくはハイライト部のドットゲインが低減
されたプロセスカラー印刷に適した感光性樹脂印刷版に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】感光性樹脂凸版印刷の分野では、ユーザ
ーよりプロセスカラー印刷に適した印刷版が要求されて
いるが、特に高線数ハイライト部の印圧太り(ドットゲ
イン)が大きく、高品質の印刷物が得られない問題があ
る。この問題は、凸版印刷特有の印圧によるレリーフ頂
部の変形が大きいことに起因すると考えられる。
【0003】そこで、ドットゲインを低減する手段とし
て、例えば特開昭55−6392号公報や特開昭62−
296142号公報等に記載されているように上層を硬
く、下層を柔らかくした2層構造のいわゆるキャップ版
が提案されている。しかし、この方法は2種類の樹脂を
用いる必要があるため、液状感光性樹脂、固形感光性樹
脂のいずれにおいても製造工程、プロセス、装置等が複
雑となるという欠点がある。
【0004】また、特開平4−251255号公報等に
記載されているようにネガに対して予めレリーフ頂部を
細らせる(ドットロスさせる)手段がある。ところが、
この方法ではスリップコート層に含有させた重合禁止剤
が界面や感光層にマイグレーションしてドットロス率を
制御することが困難になる危険性をもっている。
【0005】このような問題点に対して 複雑な工程や
構造を用いずに一層の樹脂でドットゲインを改善するも
のとして、特開平9−80743号公報では超微小硬度
計DUH201で測定した150線3%の網点表面のダ
イナミック硬さが0.05以上0.5以下とする方法を
提案している。しかし、この方法では網点ダイナミック
硬さとベタ部のダイナミック硬さの関係を考慮を考慮し
ていため、ベタ部のダイナミック硬さが高く且つ網点表
面のダイナミック硬さがベタ部に比較して小さい場合に
はベタ部のインキ乗りを良くするために印圧を高くする
とハイライトのドットゲインを解決できない問題があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
問題を解決しハイライト部のドットゲインが低減された
プロセスカラー印刷に適した感光性樹脂印刷版を提供す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明は感光性樹脂印刷版を誠意検討した結果、1
50線3%の網点表面の微小硬度とベタ部の微小硬度が
特定の範囲にある感光性樹脂印刷版において前記問題点
が解決されることを見いだし、遂に本発明を完成するに
到った。すなわち本発明は、超微小硬度計DUH201
で測定した150線3%網点表面のダイナミック硬さが
0.05以上4.0以下でありかつ150線3%網点表
面ダイナミック硬さがベタ部表面のダイナミック硬さの
60%以上であることを特徴とする感光性樹脂印刷版及
び可溶性高分子化合物、およびエチレン性不飽和化合
物、光重合開始剤を必須成分とする感光性樹脂組成物に
おいて、エチレン性不飽和化合物が少なくとも2個以上
のアクリロイル基又はメタクリロイル基を有し且つメタ
クリロイル基の含有率が50%以上であることを特徴と
する感光性樹脂組成物である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
先ず本発明におけるダイナミック硬さは島津ダイナミッ
ク微小硬度計DUH−201を用い、25〜30℃、7
0〜75%の環境下で、下記の測定条件にしたがって測
定し、下記式により算定した値である。 試験モード :軟質材料用試験(MODE3) 圧子 :三角すい圧子115° 試験荷重 :0.21gf〜2.00gfをサンプルの硬さに応じて 変更 負荷速度 :10(0.0145gf/sec) 変位フルスケール :10μm なお、ダイナミック硬さ測定に当たり印刷版(レリー
フ)の製版条件は以下のようにした。露光機は、照度が
270W/m2の超高圧水銀灯、ネガは網点階調と細
線、独立点、白抜けを含む性能検査ネガを用い、300
μスリット深度が40μ以上でしかも150線2%の網
点が再現される最小露光時間で主露光し、適性な現像工
程と乾燥工程を経て、後露光を主露光と同じ時間行い、
測定に供した。
【0009】具体的には、上記製版条件で製版したレリ
ーフの150線3%の網点とベタ部のサンプルを試料台
にセットし、付属金属顕微鏡で網点表面の中央部又はベ
タ部の中央部に圧子が降下するように調整して、1回目
の測定を行なった。測定終了後実荷重及び実押し込み深
さ算出の基準となる表面検出点がずれていないことを確
認し次の測定に進んだ。2回目以降は1回目に測定した
部分より少なくとも400μ離れた測定部をX−Yステ
ージによって探し、3個以上測定した。測定終了後、実
押し込み深さ5μのダイナミック硬さを解析データから
ピックアップして求め、そのサンプルのダイナミック硬
さとした。このダイナミック硬さは(DH)は、圧子を
押し込んでいく過程の荷重と押し込み深さから得られる
硬さで以下の式で定義される。 DH=αP/D2 α:圧子形状による定数 115°三角すい圧子の場
合 37.838 P:試験荷重(gf) D:押し込み深さ(μ)
【0010】本発明で重要な点は、前記条件下で測定し
たベタ部表面のダイナミック硬さが0.05以上4.0
以下(好ましくは0.07以上3.0以下、特に望まし
くは0.08以上2.5以下)を示しかつ150線3%
網点表面ダイナミック硬さがベタ部表面のダイナミック
硬さの60%以上(好ましくは70%以上、特に望まし
くは、80%以上)を示すことである。150線3%網
点表面のダイナミック硬さが0.05未満であると印圧
による変形が大きいことによってマージナルが大きくな
り、又4.0を越えると硬すぎるためにインキの乗りが
悪い問題を起こす。又150線3%網点表面ダイナミッ
ク硬さはベタ部表面のダイナミック硬さの60%以上、
好ましくは 70%以上を示すことが重要である。60
%未満であるとベタ部にインキを乗せるために高い印圧
をかけた場合、網点の変形が大きくなり網点部のドット
ゲインを免れない。
【0011】前記150線3%網点表面ダイナミック硬
さが0.05以上4.0以下でありかつ150線3%網
点表面ダイナミック硬さがベタ部表面のダイナミック硬
さの60%以上を得る方法としては網点部の硬度を上げ
る方法が重要であり、具体的な方法としてはエチレン性
不飽和化合物の架橋基の構造により硬度を上げる方法、
架橋密度を向上させる方法等を使うことなどが考えら
れ、それらに限定されることはないが、本発明において
は、架橋基の構造により網点硬度を上げる方法が好まし
く、エチレン性不飽和化合物が少なくとも2個以上のメ
タクリロイル基又はアクリロイル基を有し、メタクリロ
イル基を50%以上含有している感光性樹脂組成物を用
いることにより、網点硬度を上げることが可能である。
【0012】具体的なエチレン性不飽和化合物の例とし
ては、グリセリンジメタクリレート、グリセリンアクリ
レートメタクリレート、ジエチレングリコールジメタク
リレート等のメタクリレート系モノマー、ジエチレング
リコールエピクロルヒドリン変性ジメタクリレート、エ
チレングリコールエピクロルヒドリン変性シアクリレー
トメタクリート等のエピクロルヒドリン変性メタクリレ
ート系モノマー、フタル酸エチレンオキサイド付加体の
ジメタクリレート等のフタル酸系ジメタクリレート、フ
タル酸系エチレンオキサイド付加体のアクリレートメタ
クリレート等のフタル酸エチレンオキサイド付加体のジ
メタクレリート系モノマー、トリメチロールプロパンエ
ピクドリン変性ジメタクリレート、トリメチロールプロ
パンエピクドリン変性ジメタリレートアクリレート等の
トリメチロールプロパンエピクロルヒドリン変性メタク
リレト系モノマーが挙げられるが、これらに限定される
ものではない。これらの中で特にグリセリンのジメタク
リレート及エチレングリコールエピクロルヒドリン変性
ジメタクリレートが好ましい。これらのエチレン性不飽
和化合物は、単独で使用してもよいが2種類を混合しも
かまわない。又メタクリロイル基の含有率が50%未満
のエチレン性不飽和化合物を混合してもかまわない。
【0013】前記以外lの本発明で用いられる感光性樹
脂樹脂組成物としては、公知のものを使用することが可
能であり、具体的に可溶性高分子化合物としては、ポリ
ビニルアルコール、3級窒素原子含有ポリアミド(例え
ば特開昭53−36555号公報)、ポリエーテルアミ
ド(特開昭55−79437号公報)、ポリエーテルエ
ステルアミド(特開昭58−117537号公報)、ア
ミド結合を有するジアミンと有機ジイソシアネート化合
物との付加重合体(特開昭58−140737号公
報)、アミド結合を有しないジアミンと有機ジイソシア
ネート化合物との付加重合体(特開平2−212111
7号公報)、ポリビニルアルコール/エチレンオキサイ
ド付加体(特開平3−2757号公報)などが挙げられ
る。又光重合開始剤としてはベンジルジメチルケター
ル、ベンジメチルエーテル等が挙げられ、必要によって
熱重合禁止剤、可塑剤、界面活性剤、染料等を配合して
なる感光性樹脂組成物が使用可能である。
【0014】次に本発明組成物を得る方法として、ま
ず、可溶性高分子化合物、エチレン性不飽和化合物及び
光重合開始剤、必要により熱重合開始剤などを混合する
が、この方法は公知の任意の方法に従って行なうことが
できる。例えば、溶融状態で混合する方法、或いはアル
コールなどの適当な溶媒で混合したのちに溶剤を除去す
る方法などがあげられる。又本発明の組成物は、例えば
熱プレス、注型、或いは溶融押し出し、溶液キャストな
どの任意の方法により、所望の厚みの板、フィルム、又
は箔などシート状物とすることができる。またこのシー
ト状物を公知の接着剤を介して、或いは介さずに支持体
に積層することができる。
【0015】前記支持体としては、スチール、アルミニ
ウム、ガラス、ポリエステルフィルムなどのプラスチッ
クフィルム、アルミ蒸着したフィルムなど任意のものが
使用できる。
【0016】
【実施例】次に本発明を実施例を用いて具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例によってなんら制限され
るものではない。なお、部とあるのは重量部を意味す
る。またドットゲインは以下の方法で測定した。ドット
ゲイン:第日本スクリーン・製ハンディタイプ反射濃度
計DM−800を用いて150線5%の印刷物の網点面
積率を測定した。測定は、1印刷物当たり5点を行い、
合計の平均値によりドットゲインの大小を判断した。
【0017】実施例1 2−メチルペンタメチレンジアミン 4部、N,N’−
ビス(3−アミノプロピル)ピペラジン14部をメタノ
ールに溶解し、ポリエチレングリコール(平均分子量6
00)600部とヘキサメチレンジイソシアネート37
0部と反応させて末端に実質的に両末端にイソシアネー
ト基を有するウレタンオリゴマーを82部をジアミンの
溶液に攪拌下に徐々に添加した。両者の反応は10分間
で完了した。この溶液をテフロンコートしたシャーレに
取り、メタノールを蒸発除去後、減圧乾燥して得られた
重合体は、主鎖にポリエチレングリコール鎖を50%含
有し、比粘度が1.55であった。 得られた重合体5
5部をメタノール200部に溶解し、この溶液にアジピ
ン酸3.1部を加えて溶解した。この溶液にグリセリン
ジメタクリレート34部、N−エチル−P−トルエンス
ルホンアミド5部、ハイドロキノンモノメチルエーテル
0.1部、ベンジルジメチルケタール1部を加え、感光
性樹脂組成物溶液を得た。
【0018】この溶液をテフロンコートしたシャーレに
流延し、暗室にてメタノールを除去後、更に一昼夜40
℃で減圧乾燥し、厚み約800μの組成物シートを得
た。このシートを褐色顔料入り接着剤を20μコートし
た250μのペットフィルムに張り合わせ、更に組成物
の上面にポリビニルアルコールを2μコートした厚さ1
25μのペットフィルムでカバーし、110℃で熱プレ
スして感光性樹脂層の厚みが700μの感光性樹脂原版
を作成した。次いでこの原版よりカバーフィルムを剥離
し、感光性樹脂表面に検査ネガを密着させ30秒間露光
した。ネガを取り除いた後、25℃の中性水で3分間現
像し、70℃で10分間乾燥した。得られたレリーフの
150線3%の網点のダイナミック硬さは1.43、ベ
タ部のダイナミック硬さは1.41であった。この版を
用いて、輪転式印刷機(三條機械製作株式会社製P−2
0)でT&K社製UVベストキュアー No5 BF
墨のインキを用いて印刷した。得られた印刷物について
前述の評価方法でドットゲインを測定したところ、ドッ
トゲインの低減が見られた。その結果を以下の実施例と
ともに表1に示す。
【0019】比較例1 実施例1においてグリセリンジメタクリレートのかわり
にグリセリンジアクリレートを用いた以外は、全て実施
例1と同様に組成物を得、レリーフを作成した。得られ
たレリーフの150線3%の網点のダイナミック硬さは
0.36、ベタ部のダイナミック硬さは0.82であっ
た。この版を用いて、輪転式印刷機で印刷した。得られ
た印刷物について前述の評価方法でドットゲインを測定
したところ、ドットゲインの低減は見られなかった。
【0020】実施例2 実施例1においてグリセリンジメタクリレートのかわり
にエチレングリコールエピクロルヒドリン変性ジメタク
リレートを用いた以外は、全て実施例1と同様に組成物
を得、レリーフを作成した。得られたレリーフの150
線3%の網点のダイナミック硬さは0.38、ベタ部の
ダイナミック硬さは0.50であった。この版を用い
て、輪転式印刷機で印刷した。得られた印刷物について
前述の評価方法でドットゲインを測定したところ、ドッ
トゲインの低減が見られた。
【0021】実施例3 実施例1においてグリセリンジメタクリレートのかわり
にグリセリンアクリレートメタクリレートを用いた以外
は、全て実施例1と同様に組成物を得、レリーフを作成
した。得られたレリーフの150線3%の網点のダイナ
ミック硬さは0.65、ベタ部のダイナミック硬さは
1.02であった。この版を用いて、輪転式印刷機で印
刷した。得られた印刷物について前述の評価方法でドッ
トゲインを測定したところ、ドットゲインの低減が見ら
れた。
【0022】実施例4 数平均分子量600のポリオキシエチレングリコールの
両末端にアクリロニトリルを付加し、これを水素還元し
て得たα、ω−ジアミノポリオキシエチレンとアジピン
酸との当モル塩55重量部、ε−カプロラクタム25重
量部、およびヘキサメチレンジアミンとアジピン酸との
当モル塩20重量部を通常の条件で溶融重合して相対粘
度(ポリマ−1gを抱水クロラ−ル100・に溶解し、
25℃で測定した)2.1のポリアミドを得た。得られ
た重合体55部をメタノール200部に溶解し、この溶
液にグリセリンジメタクリレート39部、N−エチル−
P−トルエンスルホンアミド5部、ハイドロキノンモノ
メチルエーテル0.1部、ベンジルジメチルケタール1
部を加え、感光性樹脂組成物溶液を得た。得られた感光
性樹脂組成物溶液を実施例1と同操作して感光性樹脂原
版を作成し、現像時間を3分45秒に変更してレリーフ
を作成した。得られたレリーフの150線3%の網点の
ダイナミック硬さは0.94、ベタ部のダイナミック硬
さは1.13であった。この版を用いて、輪転式印刷機
で印刷した。得られた印刷物について前述の評価方法で
ドットゲインを測定したところ、ドットゲインの低減が
見られた。
【0023】実施例5 ε−カプロラクタム500重量部、N,N’−ビスアミ
ノプロピルピペラジンとアジピン酸とのナイロン塩45
0重量部、1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘキサ
ンとアジピン酸のナイロン塩50部とを重合せしめて、
比粘度2.40の3級窒素原子を有するポリアミドを得
た。このようにして得られたポリアミド55部をメタノ
ール200部に溶解し、この溶液にメタクリル酸3部、
グリセリンジメタクリレート36部、N−エチル−P−
トルエンスルホンアミド5部、ハイドロキノンモノメチ
ルエーテル0.1部、ベンジルジメチルケタール1部を
加え、感光性樹脂組成物溶液を得た。得られた感光性樹
脂組成物溶液を実施例1と同操作して感光性樹脂原版を
作成し、現像時間を2分45秒に変更してレリーフを作
成した。得られたレリーフの150線3%の網点のダイ
ナミック硬さは2.14、ベタ部のダイナミック硬さは
3.39であった。この版を用いて、輪転式印刷機で印
刷した。得られた印刷物について前述の評価方法でドッ
トゲインを測定したところ、ドットゲインの低減が見ら
れた。
【0024】比較例2 実施例1においてグリセリンジメタクリレートのかわり
にエチレングリコールエピクロルヒドリン変性アクリレ
ートを用いた以外は、全て実施例1と同様に組成物を
得、レリーフを作成した。得られたレリーフの150線
3%の網点のダイナミック硬さは0.65、ベタ部のダ
イナミック硬さは1.22であった。この版を用いて、
輪転式印刷機で印刷を行なった。得られた印刷物につい
て前述の評価方法でドットゲインを測定したところ、ド
ットゲインの低減は見られなかった。
【0025】比較例3 ε−カプロラクタム610重量部、N,N’−ビスアミ
ノプロピルピペラジンとアジピン酸とのナイロン塩49
0重量部、とを重合せしめて、比粘度2.20の3級窒
素原子を有するポリアミドを得た。このようにして得ら
れたポリアミド55部をメタノール200部に溶解し、
この溶液にメタクリル酸6部、ビスフェノールAのエピ
クドリン変性ジアクリレート33部、N−エチル−P−
トルエンスルホンアミド5部、ハイドロキノンモノメチ
ルエーテル0.1部、ベンジルジメチルケタール1部を
加え、感光性樹脂組成物溶液を得た。得られた感光性樹
脂組成物溶液を実施例1と同操作して感光性樹脂原版を
作成し、現像時間を3分15秒に変更してレリーフを作
成した。得られたレリーフの150線3%の網点のダイ
ナミック硬さは2.08、ベタ部のダイナミック硬さは
4.52であった。この版を用いて、輪転式印刷機で印
刷した。得られた印刷物について前述の評価方法でドッ
トゲインを測定したところ、ドットゲインの低減が見ら
れなかった。
【0026】実施例6 比較例3においてビスフェノールAのエピクルヒドリン
変性ジアクリレートのかわりにグリセリンジメタクリレ
ートを用いた以外は、全て比較例3と同様に組成物を
得、レリーフを作成した。得られたレリーフの150線
3%の網点のダイナミック硬さは3.04、ベタ部のダ
イナミック硬さは4.41であった。この版を用いて、
輪転式印刷機で印刷を行なった。得られた印刷物につい
て前述の評価方法でドットゲインを測定したところ、ド
ットゲインの低減は見られなかった。
【0027】比較例4 実施例1においてグリセリンジメタクリレートのかわり
にトリメチロールプロパンのエピクロルヒドリン変性ト
リアクリレートを用いた以外は、全て実施例1と同様に
組成物を得、レリーフを作成した。得られたレリーフの
150線3%の網点のダイナミック硬さは0.20、ベ
タ部のダイナミック硬さは0.46であった。この版を
用いて、輪転式印刷機で印刷を行なった。得られた印刷
物について前述の評価方法でドットゲインを測定したと
ころ、ドットゲインの低減は見られなかった。
【0028】実施例7 実施例1においてグリセリンジメタクリレートのかわり
にポリエチレングリコールのエピクロルヒドリン変性ジ
メタクリレートを用いた以外は、全て実施例1と同様に
組成物を得、レリーフを作成した。得られたレリーフの
150線3%の網点のダイナミック硬さは0.21、ベ
タ部のダイナミック硬さは0.34であった。この版を
用いて、輪転式印刷機で印刷した。得られた印刷物につ
いて前述の評価方法でドットゲインを測定したところ、
ドットゲインの低減が見られた。
【0029】
【表1】 表1において ドットゲイン : ◎ 網点面積率が10%以下 ○ 網点面積率が10%を超え20%以下 × 網点面積率が20%を超える
【0030】
【発明の効果】以上かかる構成よりなる本発明の感光性
樹脂版は、表1からも明らかなように網点表面のダイナ
ミック硬さとベタ部表面のダイナミック硬さが特定の範
囲に制御されており、ドットゲインの低減された良好な
プロセスカラー印刷物を得ることが出来、産業界に貢献
すること大である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超微小硬度計DUH201で測定した15
    0線3%網点表面のダイナミック硬さが0.05以上
    4.0以下であり且つ150線3%網点表面のダイナミ
    ック硬さがベタ部表面のダイナミック硬さの60%以上
    であることを特徴とする感光性樹脂印刷版。
  2. 【請求項2】可溶性高分子化合物、エチレン性不飽和化
    合物、光重合開始剤を必須成分とする感光性樹脂組成物
    において、エチレン性不飽和化合物が少なくとも2個以
    上のアクリロイル基又はメタクリロイル基を有し、メタ
    クリロイル基の含有率が50%以上であることを特徴と
    する感光性樹脂組成物。
JP02016999A 1999-01-28 1999-01-28 感光性樹脂印刷版及び感光性樹脂組成物 Expired - Fee Related JP3441054B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02016999A JP3441054B2 (ja) 1999-01-28 1999-01-28 感光性樹脂印刷版及び感光性樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02016999A JP3441054B2 (ja) 1999-01-28 1999-01-28 感光性樹脂印刷版及び感光性樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000221663A true JP2000221663A (ja) 2000-08-11
JP3441054B2 JP3441054B2 (ja) 2003-08-25

Family

ID=12019679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02016999A Expired - Fee Related JP3441054B2 (ja) 1999-01-28 1999-01-28 感光性樹脂印刷版及び感光性樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3441054B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5445137B2 (ja) * 2007-12-26 2014-03-19 東洋紡株式会社 レーザー彫刻用凸版印刷原版及びそれから得られる凸版印刷版
WO2021039106A1 (ja) 2019-08-23 2021-03-04 東洋紡株式会社 フレキソ印刷版

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5445137B2 (ja) * 2007-12-26 2014-03-19 東洋紡株式会社 レーザー彫刻用凸版印刷原版及びそれから得られる凸版印刷版
WO2021039106A1 (ja) 2019-08-23 2021-03-04 東洋紡株式会社 フレキソ印刷版

Also Published As

Publication number Publication date
JP3441054B2 (ja) 2003-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4340657A (en) Novel radiation-sensitive articles
US6127094A (en) Acrylate copolymer-containing water-developable photosensitive resins and printing plates prepared therefrom
JPS63132234A (ja) 水現像性感光性樹脂組成物、それを用いた樹脂印刷版および樹脂印刷版の製法
EP2755087B1 (en) Flexographic printing original plate and water-developable photosensitive resin laminate
US5976763A (en) Highly sensitive water-developable photoreactive resin compositions and printing plates prepared therefrom
JPH10104833A (ja) 感光性混合物、感光印刷版、およびフレキソ印刷版
EP1628158A1 (en) Photosensitive structure for flexographic printing
US4214965A (en) Polymers and process for their preparation
GB2024441A (en) Multilayer printing plates and process for making same
CA2087890A1 (en) Photosensitive resin composition for flexographic printing plate
US4269680A (en) Curable polymeric composition comprising natural or synthetic rubbers
CN108700810A (zh) 凸版轮转印刷用凸版印刷原版
JP3441054B2 (ja) 感光性樹脂印刷版及び感光性樹脂組成物
JP2008225464A (ja) 感光性樹脂凸用原版
JPH0784370A (ja) 感光性樹脂組成物および感光性樹脂印刷版材
JP2019171730A (ja) フレキソ印刷用積層体、及びフレキソ印刷方法
JP3806774B2 (ja) 水現像性感光性樹脂印刷版および感光性樹脂組成物
JP6241034B2 (ja) 凸版印刷版用感光性樹脂積層体
JP4543291B2 (ja) 感光性樹脂組成物
JP5028865B2 (ja) 感光性樹脂凸版組成物およびそれからなる感光性樹脂凸版材
JP2023049236A (ja) 感光性フレキソ印刷版原版
JP2002244302A (ja) 感光性樹脂積層体
JPH0363739B2 (ja)
WO2024070139A1 (ja) 凸版印刷原版用感光性樹脂組成物、凸版印刷原版、及び印刷版
JP3195435B2 (ja) 平版印刷用刷版

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080620

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080620

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100620

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100620

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees