JP2000219955A - マルエージング鋼のガス窒化処理方法 - Google Patents

マルエージング鋼のガス窒化処理方法

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JP2000219955A JP11023572A JP2357299A JP2000219955A JP 2000219955 A JP2000219955 A JP 2000219955A JP 11023572 A JP11023572 A JP 11023572A JP 2357299 A JP2357299 A JP 2357299A JP 2000219955 A JP2000219955 A JP 2000219955A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄くて表面硬度の高い窒化層を時効処理と同
時に、均一でしかも化合物層を生成させることなく短時
間で形成することができるマルエージング鋼のガス窒化
処理方法を提供する。 【解決手段】 マルエージング鋼からなる被処理物に固
溶化処理を施した後、H2SガスおよびNH3ガスを含む
雰囲気中で480℃の処理温度への加熱を開始し、処理
温度に昇温してから、40分経過した時点でH2Sガス
をCO2ガスに切り替え、NH3ガスと共にCO2ガスを
60分供給して、時効処理と同時に、H2Sにより活性
化させた被処理物の表面に薄い窒化層を均一に生成させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルエージング鋼
の熱処理技術に係わり、例えばマルエージング鋼の薄板
からなるワークに時効処理を施すと同時に、その表面層
のごく浅い部分に高い表面硬さを備えた窒化層を安定か
つ均一に形成させることのできるガス窒化処理方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】マルエージング鋼は、薄板であっても極
めて高い引張り強度を有しているが、そのわりには耐摩
耗性および疲労強度が低く、このため高い曲げ応力が加
わる場所で用いる部材には、窒化処理を施して表面部の
硬さを向上させたうえで使用する必要がある。
【0003】例えば、自動車用無段変速機における動力
伝達用のスチールベルトには、マルエージング鋼の薄板
からなるスチールリングが使用されているが、上記のよ
うに耐摩耗性および疲労強度が低いために、高強度のス
チールベルトとして使用するには、450℃〜520℃
程度の温度範囲において時効処理を兼ねた窒化処理を行
い、曲げ疲労強度を高めるようにしている。この場合、
スチールベルトには高靭性が求められるために、薄板の
内部に未窒化部分が十分に確保されるように、薄くて
(例えば30μm以内)、表面硬度の高い(例えばHv
850以上)窒化層を均一に、しかも表面に化合物層を
生成させることなく形成することが必要とされる。
【0004】一般に、このような窒化処理を行うにあた
っては、従来より、NH3(アンモニア)ガスの雰囲気
中で加熱するガス窒化方法が採用されている。また、特
開平10−306364号公報には、窒素ガスをベース
としたガス軟窒化法の雰囲気中に微量の硫化水素(H2
S)ガスを添加して処理するガス浸硫窒化処理法が提案
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マルエ
ージング鋼はNiの含有量が高いためにガス窒化されに
くく、したがって前記ガス窒化処理方法をマルエージン
グ鋼の窒化に適用した場合には、処理時間が長くなると
いう不具合があり、例えば450℃処理の場合には24
時間にも及ぶという問題点がある。
【0006】なお、ガス窒化に代えて、タフトライド処
理方法で行うことも提案されているが、この方法では処
理温度が550℃以上と高温なるため、特に上記した無
段変速機用スチールベルトの熱処理に適用した場合に
は、過時効や変形を引起す可能性があって好ましくな
い。また、低温でのガス窒化を行うために、アンモニア
ガス中にRxガスを混入して用いるガス軟窒化方法も提
案されているが、この方法では被処理材の炭素含有量が
増加する傾向があるので好ましくない。
【0007】さらに、ガス浸硫窒化処理方法は、本来、
窒化層の上に固体潤滑性のある浸硫層を生成させること
により、鋼部品の耐摩耗性や耐焼付性を改善するために
用いられるものであって、十分な表面硬度を得ることが
できないという問題点がある。また、被処理物表面の酸
化を防止する目的で、窒素ガスに替えてRxガスを用い
る方法も考えられるが、表面に化合物層(白層)が生成
されて十分に硬化されるものの、脆くなって割れが発生
しやすくなる傾向がある。
【0008】すなわち、上記した従来の窒化処理方法に
おいては、過時効や変形、化合物層を生じることなく、
短時間のうちに、例えば無段変速機用スチールベルトに
要求されるような薄くて、表面硬さの高い窒化層を均一
に、安定して生成させることができないという問題点が
あり、このような問題点の解消がマルエージング鋼の窒
化処理における課題となっていた。
【0009】
【発明の目的】本発明は、マルエージング鋼の従来の窒
化処理における上記課題に着目してなされたものであっ
て、時効処理と同時に、薄くて表面硬度の高い窒化層を
均一に、しかも化合物層を生成させることなく短時間で
形成することができるマルエージング鋼のガス窒化処理
方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
るマルエージング鋼のガス窒化処理方法は、マルエージ
ング鋼にガス窒化処理を行うに際し、窒化処理前にH2
Sガスによる表面活性化工程を備え、その後窒化処理と
時効処理を同時に行う構成としたことを特徴としてお
り、本発明によるマルエージング鋼のガス窒化処理方法
の実施態様として請求項2に係わるガス窒化処理方法に
おいては、H2SガスおよびNH3ガスを含む雰囲気中で
固溶化処理後の被処理物の加熱を開始すると共に、被処
理物の温度が処理温度に到達したのち所定時間を経過し
た時点で前記H2Sガスに替えてCO2 ガスを供給する
構成としたことを特徴としており、同じく実施態様とし
て請求項3に係わるガス窒化処理方法においては、処理
温度が470〜490℃、昇温後のH2Sガスの供給時
間が20〜50分、H2Sガス停止後のCO2 ガスおよ
びNH3ガスの供給時間が50〜80分である構成とし
たことを特徴としており、マルエージング鋼のガス窒化
処理方法におけるこのような構成を前述した従来の課題
を解決するための手段としている。
【0011】
【発明の作用】本発明に係わるマルエージング鋼のガス
窒化処理方法においては、窒化処理前にH2Sガスによ
る表面活性化工程を備え、その後窒化処理と時効処理を
同時に行うようにしているので、H2Sガスの表面活性
化作用によりマルエージング鋼のような難窒化材料の不
動態化した表面が活性化され、その後のガス窒化が円滑
に進行することになり、短時間で表面硬度が高く、薄い
窒化層が均一に形成されることになる。
【0012】本発明によるマルエージング鋼のガス窒化
処理方法方法の実施態様として請求項2に係わる窒化処
理方法においては、被処理物に固溶化処理(例えば、8
00〜850℃)を施したのち、H2SガスおよびNH3
ガスを含む雰囲気中で、所定の処理温度に加熱する。そ
して、処理温度に保持しながら被処理物の温度が処理温
度に達してから所定時間を経過した時点でH2Sガスの
送給を停止して代わりにCO2ガスの供給を開始し、さ
らに所定時間保持することによって、窒化処理と同時に
時効処理を行うようにしている。
【0013】すなわち、H2Sは、被処理物である鋼の
表面に付着しやすいので、処理温度(窒化温度)に到達
するまでの昇温過程から鋼との反応を開始し、マルエー
ジング鋼のような難窒化材料の不動態化した表面をも活
性化するので、その後のガス窒化が円滑に進行すること
になり、短時間で均一な薄い窒化層が形成される。そし
て、所定時間経過後、H2Sガスの送給を停止してCO2
ガスに切替えるようにしているので、従来のガス浸硫窒
化処理のような表面硬さの低下はなく、十分な表面硬さ
を備えた窒化層が形成されることになる。このとき、窒
化層表面には、EPMA分析の結果、CO2ガスによる
炭素富化がわずかに認められ、これが表面硬さ向上の一
因と考えられる。
【0014】なお、CO2ガスが当該ガス窒化処理過程
の初期段階から存在すると、その酸化作用により鋼を酸
化し、鋼の表面がわずかでも酸化されると、表面硬さや
窒化層深さが不均一となり、薄くて硬さの高い窒化層を
均一に生成させることができなくなる。
【0015】さらに、本発明の実施態様として請求項3
に係わる窒化処理方法においては、処理温度が470〜
490℃の範囲であると共に、昇温後のH2Sガスの供
給時間が20〜50分、H2Sガス停止後のCO2ガスお
よびNH3ガスの供給時間が50〜80分の範囲となる
条件で行うようにしているので、マルエージング鋼から
なる被処理物に時効処理が施されると同時にガス窒化処
理が施され、当該被処理物に適した所期の厚さおよび表
面硬さを備えた窒化層が確実に生成されることになる。
【0016】すなわち、処理温度が470℃未満の場合
には、窒化層の表面硬さが不足気味となり、490℃を
超えると、窒化層が深くなり 、被処理物の板厚によっ
てはその靭性が低下する傾向がある。また、昇温後のH
2Sガスの供給時間が20に満たない場合には、H2Sに
よる表面活性化作用が不十分となって、窒化層の均一性
が損なわれやすく、逆に50分を超えたときには窒化層
の表面硬さが低くなる可能性がある。さらに、H2Sガ
ス停止後のCO2ガスの供給時間が50分を下回った場
合には、窒化・拡散および若干の浸炭による硬度の向上
効果が十分に得られないのに対し、CO2ガスの供給時
間が80分を超えた場合には、処理時間が長くなるばか
りでなく、窒化層の深さが目的の深さよりも過大となる
傾向がある。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいてさらに具体
的に説明する。
【0018】実施例 まず、マルエージング鋼の薄板(板厚:0.3mm,成
分組成(重量%):0.01%C,18%Ni,5%M
o,9%Co,0.7%Ti,0.1%Al)からなる
被処理物に固溶化処理を施した。固溶化処理に際して
は、表面の酸化を防止するため真空炉中を使用し、82
0℃に2時間保持した後、N2ガス冷却した。
【0019】次に、固溶化処理後の被処理物をレトルト
炉に装入し、常温(50℃以下)において0.1Tor
r以下まで炉内を減圧したのち、N2ガスで大気圧に復
圧した。
【0020】そして、図1に示すように、NH3(アンモ
ニア)ガスをベースにH2S(硫化水素)ガスを炉内に
供給しながら、480℃の処理温度への昇温を開始し
た。このときの各ガスの流量は、炉内容積と被処理物の
量に応じて設定することができる。
【0021】炉内の被処理物の温度が処理温度である4
80℃に達してから40分経過した時点で、H2Sガス
の供給のみを停止して、代わりにCO2ガスの供給を開
始し、NH3ガスおよびCO2ガスの供給を60分続けた
後、通電と共にNH3ガスおよびCO2ガスの供給を停止
し、N2ガスのみを炉内に流しながら150℃まで冷却
し、炉内の窒化性ガスをパージしてからN2ガスを停止
させ、被処理物を取出した。
【0022】比較例 上記実施例と同じ被処理物に、同様の固溶化処理を施し
たのち、レトルト炉に装入し、常温(50℃以下)にお
いて0.1Torr以下まで炉内を減圧したうえで、N
2ガスで大気圧に復圧したのち、図2に示すように、N
3ガスおよびH 2Sガスを炉内に供給しながら、480
℃の処理温度への昇温を開始した。
【0023】そして、炉内の被処理物の温度が処理温度
に達してから300分(5時間)経過したのち、NH3
ガスおよびH2Sガスの供給を停止して、N2ガスのみを
炉内に流しながら150℃まで冷却し、炉内の窒化性ガ
スをパージしてからN2ガスを停止させて被処理物を取
出し。
【0024】評価試験 上記実施例および比較例に係わるそれぞれの処理条件の
もとに時効処理およびガス窒化処理を施された両被処理
物から硬さおよびミクロ試験片を切り出し、マイクロビ
ッカース硬度計を用いて硬さ分布を測定すると共に、6
25倍での顕微鏡組織観察をそれぞれ実施した。
【0025】図3および図4は、両被処理物の硬度分布
および顕微鏡組織を示すものであって、処理温度に昇温
した後の窒化段階において、H2SガスをC02ガスに切
り替えて処理した本発明実施例の場合には、図3(a)
および図4(a)に示すように、Hv850程度の表面
硬さを備えた約30μmの窒化層が均一に形成されてお
り、化合物層も生成していないことが確認された。また
内部硬さについては、Hv590程度であって、時効処
理による析出硬化が認められた。
【0026】これに対し、C02ガスに切り替えること
なくH2Sガスを流し続けた比較例の場合には、図3
(b)および図4(b)に示すように、50μm程度の
窒化域が形成され、5時間という長時間の処理にも拘ら
ず、Hv750程度の表面硬さしか得られないことが判
明した。また処理表面には化合物層の生成が認められ
た。
【0027】
【発明の効果】本発明の請求項1に係わるマルエージン
グ鋼のガス窒化処理方法においては、窒化処理に先立っ
てH2Sガスによる表面活性化を行い、その後窒化処理
と時効処理を同時に行うようにしているので、マルエー
ジング鋼のような難窒化材料の不動態化した表面をも活
性化することができ、その後のガス窒化を円滑に進行さ
せることができ、短時間で表面硬度が高くて薄い窒化層
を均一に形成することが可能になるという極めて優れた
効果がもたらされる。
【0028】また、本発明によるマルエージング鋼のガ
ス窒化処理方法方法の実施態様として請求項2に係わる
窒化処理方法においては、マルエージング鋼からなる被
処理物に固溶化処理を施したのち、H2SガスおよびN
3ガスを含む雰囲気中で被処理物の加熱を開始するよ
うにしているので、被処理物が窒化温度に昇温する前
に、H2Sの表面活性化作用によってマルエージング鋼
の不動態化した表面を活性化して、薄くて均一な窒化層
を安定に形成することができる。そして、被処理物の温
度が処理温度に到達したのち所定時間を経過した時点で
2SガスをCO2ガスに切り替えるようにしているの
で、窒化層の表面硬さをさらに向上させることができる
という極めて優れた効果がもたらされる。さらに、実施
態様として請求項3に係わる窒化処理方法においては、
処理温度を470〜490℃の範囲、昇温後のH2Sガ
スの供給時間を20〜50分の範囲、そして、H2Sガ
ス停止後のCO2ガスおよびNH3ガスの供給時間を50
〜80分の範囲としているので、被処理物の表面に、十
分に薄い所望の厚さおよび表面硬さを備えた均一な窒化
層を確実に生成させることができ、同時に時効処理を施
すことができるという優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるマルエージング鋼のガス窒化処
理方法における処理サイクルの一例を示す説明図であ
る。
【図2】従来の浸硫窒化処理方法における処理サイクル
の一例を示す説明図である。
【図3】(a) 本発明に係わるガス窒化処理を施した
マルエージング鋼表面近傍部の硬度分布を示すグラフで
ある。 (b) 従来の浸硫窒化処理を施したマルエージング鋼
表面近傍部の硬度分布を示すグラフである。
【図4】(a) 本発明に係わるガス窒化処理を施した
マルエージング鋼表面近傍部の顕微鏡組織を示す図であ
る。 (b) 従来の浸硫窒化処理を施したマルエージング鋼
表面近傍部の顕微鏡組織を示す図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月1日(1999.2.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】(a) 本発明に係わるガス窒化処理を施した
マルエージング鋼表面近傍部の顕微鏡組織を示す顕微鏡
写真である。 (b) 従来の浸硫窒化処理を施したマルエージング鋼
表面近傍部の顕微鏡組織を示す顕微鏡写真である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C21D 6/00 C21D 6/00 M

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルエージング鋼にガス窒化処理を行う
    に際し、窒化処理前にH2Sガスによる表面活性化工程
    を備え、その後窒化処理と時効処理を同時に行うことを
    特徴とするマルエージング鋼のガス窒化処理方法。
  2. 【請求項2】 H2SガスおよびNH3ガスを含む雰囲気
    中で固溶化処理後の被処理物の加熱を開始すると共に、
    被処理物の温度が処理温度に到達したのち所定時間を経
    過した時点で前記H2Sガスに替えてCO2ガスを供給す
    ることを特徴とする請求項1記載のマルエージング鋼の
    ガス窒化処理方法。
  3. 【請求項3】 処理温度が470〜490℃、昇温後の
    2Sガスの供給時間が20〜50分、H2Sガス停止後
    のCO2ガスおよびNH3ガスの供給時間が50〜80分
    であることを特徴とする請求項2記載のマルエージング
    鋼のガス窒化処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1094121A2 (en) * 1999-10-22 2001-04-25 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Method and manufacturing a laminated ring
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